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元横綱・朝青龍氏、学生時代から続く因縁を豊ノ島が暴露 「勘弁してください!」入門後に平謝りする羽目になったワケは

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画像はイメージです

 元大相撲力士・臥牙丸氏(元小結)が8日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、1月場所前に相撲協会を退職しタレントに転向した39歳の豊ノ島(元関脇/前井筒親方)が登場。元横綱・朝青龍氏にまつわる裏話を明かし話題となっている。

 今回の動画で豊ノ島は現役時代(2002年1月場所~2020年3月場所)に印象に残った力士について、複数名を挙げて思い出などを話した。その中で、豊ノ島は3歳年上の朝青龍氏を呼び捨てにしたところ、数年後に仕返しを受けたという話を明かした。

 ​>>元横綱・朝青龍氏が甥・豊昇龍に激怒!「バカやろ」「若いのに恥ずかしい」 千秋楽で勝ち越しも、逃げ腰の相撲にファンも失望<<​​​

 朝青龍氏は現役時代(1999年1月場所~2010年1月場所)に優勝25回(歴代4位)、年6場所完全制覇(2005年/史上唯一)など数々の記録を残した名力士だが、入門前は高知・明徳義塾高校に相撲留学していた。高知出身の豊ノ島は中学時代から、当時高校生の朝青龍氏と大会などで顔を合わせる機会が多かったという。

 当時の朝青龍氏は周囲から本名「ドルゴルスレン・ダグワドルジ」の一部を取り“ドルジ”という呼び方をされていたというが、豊ノ島も「僕も感覚的にドルジって呼んじゃってたんですよ。悪気なく」と、年下ながら朝青龍氏のことを呼び捨てに。朝青龍氏は呼び捨てにされる度に「この野郎梶原(豊ノ島の本名)!ドルジじゃないだろ、ドルジさんだろ!」と冗談交じりに注意してきたというが、豊ノ島はあまり聞き入れなかったという。

 豊ノ島はそこから数年がたった2001年11月場所後に角界入りしたが、入門直後のある日に同期入門の琴奨菊(元大関・現秀ノ山親方)と一緒にいたところ、当時小結だった朝青龍氏と遭遇。朝青龍氏は2人に「頑張れよお前ら」と激励の言葉をかけたが、その去り際に豊ノ島に「おい梶原、ドルジって言ってみろよ」、「三役になったぞ。ドルジって今言ってみろ」と要求してきたという。

 角界は「番付が一枚違えば家来同然、一段違えば虫けら同然」という言葉があるほど、番付による上下関係が厳しい世界。入門したての力士が関取を呼び捨てにするのはまずあり得ない行為で、豊ノ島は「いやいや、すみませんでした」と平謝りして何とかその場を逃れたという。

 「マジか…まだ根に持ってたんだ…」と内心驚いたという豊ノ島だったが、朝青龍氏は新横綱昇進(2003年1月場所後)直後の巡業でも、風呂場で出くわした豊ノ島に「梶原、横綱になったぞ。ドルジって言ってみろ」と要求。豊ノ島は「いやいや勘弁してください!すみませんでした!」と再び平謝りしたという。

 豊ノ島の発言を受け、ネット上には「入門前の無礼を入門後に仕返しって根に持ち過ぎだろ」、「数年越しに同じことやり返すのは執念深すぎる」、「少年時代のやり取りが遺恨みたいになるのはさすがに予想できない」、「2度目の要求の方がキツイな、横綱なんか絶対呼び捨てにできんだろ」といった驚きの声が寄せられた。

 「朝青龍氏はやんちゃでふてぶてしい性格の持ち主で、現役時代には複数の力士と遺恨があったことでも知られています。特に有名なのは旭鷲山(元小結)との因縁で、朝青龍氏は2003年5月場所で敗れた際、旭鷲山の立ち合い手つきが遅いとしてわざと肩をぶつけにいくなどして物議を醸しました。翌7月場所の対戦ではまげつかみの反則で負けた取組後に帰りの車に乗り込む際、たまたま近くにあった旭鷲山の車のサイドミラーを肘打ちで破壊。師匠・高砂親方(元大関・朝潮)が弁償を余儀なくされるという騒ぎも起こしています」(相撲ライター)

 動画内では「若いってよくないな。将来のことまでちゃんと見据えとかないと」と苦笑交じりに語ってもいた豊ノ島。朝青龍氏に対する過去の行いを今でも後悔しているようだ。

文 / 柴田雅人
記事内の引用について
臥牙丸氏の公式YouTubeチャンネルより
https://www.youtube.com/@gagachannel2207

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