その名は『甲州戦記サクライザー』2010年8月7日より、YBS、山梨放送で放送するこ
とが決定した。
全国にご当地ヒーローが乱立跋扈しているが、テレビ進出するケースは非常に稀で、テレビ局がメインに制作したヒーローがドラマになることはあっても、テレビ業界とは関係が無いところから誕生したヒーローがドラマ化されることは画期的な事件だ。
『甲州戦記サクライザー』は、2007年に放映されたNHKの大河ドラマ『風林火山』からインスピレーションを得たことに始まる。
主宰者・石川氏は「演劇好きの仲間が殺陣を勉強して山梨版の日光江戸村的な忍者ショーができたら…」という理由で殺陣グループ『甲斐座』を立ち上げ、地元山梨を中心に、忍者ショーをおこなっていた。 武田信玄が忍者を配下にして情報を得ていたというのは有名な話だが、一般的にはあまり浸透してないこともあり、山梨への忍者ショー定着は困難だという結論に至った。苦心の末、辿り着いたアイディアは、山梨を象徴する花「フジザクラ」からネーミングのヒントを得て、本格的なヒーローを山梨から…というコンセプトで『甲州戦記サクライザー』が生まれた。
地元の有名人よりは、地理的に近い東京の有名人を呼んだほうが集客に繋がるという、山梨特有のハンデを乗り越え、主題歌を歌うバンド、『Pro.ZACK!』による大いなるバックアップを得たこともあり、デビューした2009年からわずか2年足らずでドラマ化に繋がったのである。 山梨県北杜市を中心に活動している『Pro.ZACK!』のリーダー、相吉氏はサクライザーの映像制作の全面的なサポートをおこなっている。
ストーリー:「武田家の財宝タケダクリスタルを狙う謎の集団「魔玄一族」が来襲し、絶体絶命の北山梨市役所「超常現象対策課」を救うべく男が現れた…その名は…」
サクライザーのコメント:「俺の名はサクライザー。 信玄公が愛した甲斐の国、山梨県を守るのが俺の使命ずら! 甲斐の国がピンチん時は全力で守るじゃんね! ほんじゃ、また何処かで会うじゃんけ! サクライザーいくさよ〜ッ!」
※サクライザー・オフィシャルサイト http://sakuraizar.web.fc2.com/
※記事企画:文科系忍者記者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)
参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou