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【雅道のサブカル見聞録】お釈迦様も萌えの時代へ

 フィギュアメーカーの回天堂が仏像と萌えをテーマとした、驚くべきプロジェクトを今年スタートさせた。『もえぶつ』だ。

 このプロジェクトは回天堂のフィギュア販売と連動して、映像企画も進めていくというメディアミックス企画。フィギュアの方は既に去年のトレジャーフェスタで『魅力菩薩』『涙如来』の原型が彩色済みで公開されている。発売は3月末を予定しているとのこと。公式サイトも今月11日に回天堂ホームページ内に開設、新たな商品情報の更新が待たれる。

 今回の回天堂フィギュアのモチーフは菩薩と如来。菩薩は悟りを開く前のブッダを指して言うこともあり、如来は悟りを開いたブッダのこと。いよいよお釈迦様にまで萌え化の手が伸びた。まさかお釈迦様も2千数百年も経った後に自分が萌え化されるとは思っていなかっただろう。古来から多種多様な願いに応じて仏像は建立されてきたが、もはやその極限にまで達しているといっていい。

ただ、フィギュアの方はいいとして、映像企画の方が全くの謎である。回天堂のスタッフの方にも聞いてみたが、まだ簡単なストーリ設定が出来ているのみで詳細は決まっていないという。ストーリー原案に安斎レオ氏の名前があるところを見ると単館系の実写作品となるのだろうか? それとも低予算のフラッシュアニメか? 謎は深まるばかりだ。しかも脚本はリアルライブでも記事を書いている歩く雑誌こと中沢健氏が担当するらしい。一体どんな作品になるのだろうか。公式から許可を得てあらすじを抜粋してみた。

−ある日、古都大学付属高校に通う仲良し三人組、車折明美、鹿王院如来、鳴海菩薩は、校長から小型の仏像をプレゼントされる。仏像大好きの三人は、自分たちの手に渡った仏像を大事にするが、その仏像こそ、四十年前に京都で開発された物質転送装置だった。三人は物質転送装置の力で仏像と融合。不動明美、涙如来、魅力菩薩となって、京都に現れた怪物“未怪決”と京都と京都に暮らす人々を守るために戦うことになる。

 なるほど、全くわからん! とりあえず新しい情報を待つとしよう。(斎藤雅道)

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