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AR共和国杯追い切り ジャガーメイル好気配

 これで負けたら仕方ない。悲願となりつつある初重賞Vへ向け、ジャガーメイル陣営は打てる手をすべて打ったといっていい。

 この秋、最も勝てる条件がそろっているのがこのAR共和国杯だ。昨年は2着。そして、同じ東京2500メートルの春の目黒記念も2着だった。東京はそれらを含めて<3200>。パーフェクト連対の絶好舞台だ。
 前走の京都大賞典はあくまで叩き台。休み明けで馬体は緩さが目立ち、集中力も欠いていた。
 それでいて、早めスパートから見せ場たっぷりの4着。「一応、力は示してくれました。追い出してからの反応を考えてみると、休み明けと右回りが影響したんでしょう」と騎乗した石橋脩騎手は振り返った。

 予定通りのじんわり離陸。ここでさらに陣営は足りなかったあと一歩を補うため、鞍上の強化を図った。石橋脩から名手スミヨンへのバトンタッチ。来日したばかりで、先週のスワンSをキンシャサノキセキですぐさまゲットするなど、その判断力と腕力は健在だ。
 肝心の状態も期待通りの上昇カーブを描いている。降ろされたにもかかわらず、この中間、石橋脩騎手が調教を買って出た。誰よりもその背中を知る男の寡黙な後方支援は、何より頼もしい。
 「1度使って息遣いが良くなってきましたね。確実に上積みが見込めますよ」といえば、トレーナーも「思った通り上向いてきた。手前の関係で左回りの方がスムーズだしね」と静かにうなずいた。
 昨年、敗れたスクリーンヒーローは現役最強馬を狙える位置まで成長。今年はジャガーがそのステップを駆け上がる。

 【最終追いVTR】ポリトラックで半マイルから追われ、54秒1→38秒7→12秒4を馬なりでマークした。ピサノドラクロワ(2歳新馬)との併せ馬で自身が2馬身先行。4角で合流するとバネの利いた動きでそのまま併入した。休み明けを叩かれ、気配は上向きだ。

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