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TCK女王盃 ヤマトマリオンが重賞4勝目

 「第12回TCK女王盃」は21日、大井競馬場で行われ、幸騎手が騎乗した2番人気のヤマトマリオン(牝6歳、JRA栗東・安達厩舎)が優勝。発馬で後手を踏みながらも、向正面から積極的に前へ進出。粘るユキチャンを直線半ばで抜き去り、重賞4勝目を挙げた。

 「出遅れてヒヤッとしたが、4角で前の馬を射程に入れられたし、牝馬では力が違う」と幸騎手。アイドルホースとの再戦で2番人気に甘んじたが、女王の座は譲らなかった。

 マリオン、ユキチャンは、ともに「第55回エンプレス杯」(JpnII、川崎2100メートル、2月25日)を次走に予定。3度目の対戦で女の戦いは、さらにヒートアップすること間違いない。

○ユキチャン効果 入場人員大幅増
 昨夏のJDDをジンマシンで取り消しているユキチャンはTCK初登場とあって、当日の大井競馬場は多くのファンでにぎわった。TCK女王盃の売得金額は前年比115.4%、入場人員は同125.6%と、ともに大幅アップだった。

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