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上戸彩が10年ぶり映画主演

 女優・上戸彩が23日東京・六本木ヒルズアリーナで東京国際映画祭特別招待作品「武士の献立」(12月14日公開)のジャパンプレミアムに高良健吾、朝原雄三監督と共に出席した。

 「武士の献立」は料理上手の春(上戸)が、包丁侍の夫・安信(高良)とぶつかり合い、時にすれ違い、次第に心を通わせながら夫婦愛と家族の絆を深めてゆくユーモア溢れるヒューマンドラマ。

 上戸は冷たい北風が吹く中ノースリーブのワンピース姿で登場し「寒い中ありがとうございます。私はとても寒いです。みなさん風を引かない様にして下さい」と笑顔であいさつ。

 10年ぶりの映画主演となる上戸は「映画という大きな仕事を怖く感じてなかなか足を踏み出せず、気がついたら10年たってしまいましたが食べる事が好きなのでこの作品にのめり込みました。この時代は男性に逆らったり、男性を引っ張る女性を描く映画があまりないのでそこに惹かれました」とコメント。

 最後に上戸らが「繁栄と豊穣」の意味が込められた紅白米を客席に投げ入れた。

(アミーゴ・タケ)

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