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議員に怒られ公開中止の危機、斎藤工主演映画の内容は? 前例にならってヒットなるか

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斎藤工

 俳優の斎藤工が、12日に開催された『ベスト フンドシスト アワード2018授賞式』に出席し、4月5日(金)に公開される予定の主演映画『麻雀放浪記2020』について、「公開中止になるかも」と危惧する一幕があった。

 本作でふんどし姿を披露していることもあり、「期待の新人賞」に選出された斎藤。同映画については「試写会を行っていないというトリッキーな宣伝方法を取っている」と告白。理由として、「試写をすると、(世間やマスコミからの)ご指摘を受けて、公開中止になる可能性もあるので、出演者としては強行したい」と本音を吐露したという。

 果たして映画『麻雀放浪記2020』とは、どんな内容なのだろうか?

 「そもそもは、1984年にも映画化された阿佐田哲也さんのベストセラー小説が原作です。一部オマージュはあるものの、ほとんどがオリジナルとのこと。世界大戦によって、東京オリンピックが中止になった2020年の東京が舞台で、人口減少と共に、AIが発達して失業者と老人が街にあふれているところに、太平洋戦争終戦後の時代から主人公がタイムスリップしてくるというお話です」(映画ライター)

 1月31日に“国会議員試写会”という珍しい試写会が行われたのだが、そこで物議を醸したそう。斎藤は「設定自体にお叱りを受けた」と明かした。

 「東京オリンピック中止や戦争などが物語に介入してくるため、“公開中止か?”なんて声もありますが、斎藤のリップサービスだと思いますよ。裏を返せば、試写をしないというのも新しい宣伝方法のひとつですし、公の場で包み隠さず話せているので大丈夫なはず。いい宣伝になったのではないでしょうか? 過去に、石井紘基衆議院議員(当時)が、深作欣二監督の『バトル・ロワイアル』を“中止にすべき”と騒ぎ立てたことがありましたが、結局R-15指定でとどまったこともありましたしね」(同上)

 斎藤のほかにも、竹中直人やベッキーらが出演するという作品だけに、“観たい”というファンも多いはず。滞りなく公開されることを願いたい。

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