プロ野球
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スポーツ 2022年06月15日 15時30分
巨人、直江の投球に「さすがにおかしい」の声 1死も取れず6失点と大炎上、古傷が悪影響?
14日に行われた二軍・巨人対ヤクルト戦。「4-12」で巨人が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが巨人のプロ4年目・21歳の直江大輔の大炎上だった。 「2-5」と巨人3点ビハインドの5回裏。直江はこの回から3番手としてマウンドに上がったが、先頭・キブレハンの二塁打から無死満塁の大ピンチを招くと、古賀優大に左翼へのタイムリーを打たれ1点を失った。 さらに、直江はその後も並木秀尊(タイムリー左安)、奥村展征(押し出し四球)、太田賢吾(2点タイムリー右安)、宮本丈(右安)、内川聖一(タイムリー左安)と全くヤクルト打線を抑えられず。内川のタイムリー後は併殺、三ゴロで3アウトを奪ったが、1死も取れずに6失点を喫する大炎上で試合の流れを完全にヤクルトに渡してしまった。 >>巨人・廣岡に死球のヤクルト・高橋が激怒?「謝るどころかにらみつけてる」 主審にも猛抗議、不自然なひじの動きを問題視か<< 直江の大炎上を受け、ネット上には「先頭にいきなり長打打たれた時点で不安だったが、まさかアウト奪えないまま6失点もするとは」といった驚きの声と共に、「さすがにおかしい、腰の怪我が再発してるんじゃないか」、「直江は先月末頃から急に調子が落ちてるけど、もしかして古傷を庇ってるからだったりして…」と故障を疑うコメントも多数見られた。 「直江はプロ2年目・20歳だった2020年10月、下半身にしびれが生じるなど悪化した持病の腰椎間板ヘルニアの手術を受けました。復帰時期が翌2021年シーズン前半になる見込みであったことなどから、2020年オフに一時支配下から育成に降格し、2021年6月28日に再び支配下に戻った過去があります。支配下復帰後は特に故障したとは伝えられていないのですが、ヤクルト打線につるべ打ちを食らった今回の投球を受け、腰の古傷が痛んでいるせいではないかと心配しているファンも少なからずいるようです。今季の直江は二軍7登板のうち、最初の3登板(5月4、11、19日)は計『15回2失点・被安打12・四球2』と安定していたものの、その後の4登板(5月26、6月2、9、14日)は『11回18失点・被安打22・四死球8』とガクッと調子を落としているため、5月末頃に患部にアクシデントが発生したという可能性もゼロではないでしょう」(野球ライター) 14日の試合では続投した6回裏も1失点を喫し、「2回7失点・被安打8・四球3」と散々な投球成績となった直江。制球は大きく乱れ、最速150キロを誇る直球もこの日はMAX145キロにとどまっていたが、大炎上の原因は果たしてどこにあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月15日 11時00分
日本ハム・新庄監督、吉田輝星への「ラストチャンス」発言は本気? 凱旋登板演出の裏にある深刻な問題とは
BIGBOSS新庄剛志監督が放った「ラストチャンス」のセリフは、「チーム事情」という意味では? 6月21日、秋田県・秋田こまちスタジアムで行われる東北楽天との一戦に吉田輝星投手が先発登板することが発表された。 >>日本ハム・吉田に「ちょっと生意気」苦言も 藤川氏が明かしたキャンプ指導の裏話が物議、苦労した分効果も絶大?<< 吉田は地元秋田県の出身、武田勝投手コーチは「(先発したいという)プレゼンがすごいんですよ」と笑っていたが、新庄監督から出たコメントは“辛口”だった。 「先発のラストチャンス! あの感じではダメでしょう。で、秋田で5回投げてくれたら、また次あるし。ラストという気持ちでどれだけ本人が投げられるか、っていう気持ちのテストをしたい」 新庄監督の言う「あの感じ」とは、去る6月5日、阪神戦で甲子園球場に先発登板した時のこと。吉田と言えば、2018年夏の甲子園大会の主役となった。しかし、“甲子園凱旋のチャンス”をものにできず、3回4失点と炎上してまった。 投手出身のプロ野球解説者が同日のピッチングをこう評していた。 「左バッターに苦戦している印象も受けました。真っ直ぐとフォーク、このパターンしかできないのなら、先発でやっていくのは厳しいと思う」 左バッターに投げにくそうにしていた。今はそうでも、そこは吉田の伸びしろと捉えたい。また、こんな指摘も聞かれた。 「吉田が秋田で結果を出したら、リリーフ陣が手薄になってしまいます」(球界関係者) 昨季の最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した堀瑞輝、経験豊富な宮西尚生の両左腕の登録を抹消している。二軍降格の理由はともに不振であり、北山亘基、石川直也、玉井大翔だけでは夏場の連戦は乗り切れないだろう。 新庄監督の「ラストチャンス」発言だが、 「先発で結果を出せなかった。ローテーション入りは来季以降の課題とし、今季はリリーフで」という立ち位置を自覚させるための“凱旋先発”なのかもしれない。 しかし、「18年夏」、「秋田こまちスタジアム」と聞いて、こんなことも思い出した。 同年7月24日、秋田県大会の決勝戦が行われた。金足農高時代の吉田は完封で「夏の甲子園行き」を勝ち取っている。自信がなければ、「先発させてくれ!」とは言わないはずだ。 もっと言えば、同年夏の金足農フィーバーは、同球場で始まったようなものなのだ。「吉田という好投手がいる」との情報は東京圏のメディアにも伝わっていたが、「地方大会の投手成績だから…」と、疑心暗鬼だった。 「決勝戦の相手校が明桜(現・ノースアジア大明桜)と決まり、甲子園出場経験もある同校の強力打線を抑えればホンモノという流れになったんです。吉田は知らないと思いますが、明桜打線を完封したことで、『金足農は要注意』となったんです」(アマチュア野球担当記者) 吉田にとっては“縁起の良い球場”とも言えそうだ。 その吉田を郷里で先発させるのは粋な計らいだが、新庄監督は中継ぎ投手陣の再編に頭を悩ませることになるかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年06月14日 21時30分
ロッテ・井口監督、新助っ人の起用方針に「ケラーみたいになる」と批判 “見切り発車”示唆に不満相次ぐも、大成功あるか
9日にロッテが獲得した元MLBセーブ王の新助っ人・オスナ。14日に伝えられた井口資仁監督の起用方針がネット上で物議を醸している。 報道によると、オスナは14日に本拠地・ZOZOマリンスタジアムで行われた一軍練習に初参加し、キャッチボールやランニングなどを精力的にこなした。その様子を見守っていた井口監督は、練習後に応じた取材の中で「もう1回(二軍で)投げて、来週のマリンあたりぐらいからを考えたいと思います」と、本拠地で行われる21~22日の西武戦からの一軍昇格を示唆したという。 今季はロッテ入り前までメキシカンリーグで「12登板・2勝0敗6セーブ・防御率1.35」といった数字を残していたオスナは、獲得から3日後の12日・二軍DeNA戦で早くも来日初登板。「1回2失点・被安打3」と精彩を欠いたが、井口監督はあと1試合調整登板させれば状態は十分仕上がると考えているようだ。 >>ロッテVS阪神戦、 ゲストのトミーズ雅「点取らんでええのに」発言でファン激怒 「マジで黙れ」の声も<< 井口監督の起用方針を受け、ネット上には「二軍戦2登板だけで一軍に上げるのは早すぎるのでは」、「調整不足で炎上しまくったケラーみたいになるんじゃないか」と不安視する声が挙がったが、「ケラーが見切り発車失敗したからといってオスナもそうなるとは限らんだろ」、「かつてのマーティンみたいに逆に大成功する可能性もある」といった異論も少なくなかった。 「今季の球界では新型コロナの影響で来日が3月にずれ込んだ阪神の新助っ人・ケラーを首脳陣がオープン戦で2登板しただけで開幕守護神に据えたところ、3月25日・ヤクルト戦(1回3失点)、同月29日・広島戦(0.1回2失点)と2登板連続で炎上したため、ろくに調整させずに使うからだと多くの阪神ファンに批判されています。このケースの印象が強く残っているのか、オスナも調整登板が乏しいまま見切り発車で一軍に上げればケラーと同じ末路をたどるのではと不安視する意見は見受けられます。ただ、ロッテに関しては2019年7月26日に入団会見後にすぐ一軍デビューしたマーティンが、翌日の試合でいきなり決勝の1号2ランを放つと、シーズン全体でも14本塁打をマークしまたたく間に中心戦力となるなど見切り発車が大成功したケースがありますので、オスナもマーティン級の活躍を見せてくれるだろうと逆に大きな期待を寄せるファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 12日終了時点で救援防御率がリーグ5位(3.77)とブルペンが振るわないロッテ。その救世主として実績十分のオスナを獲得した形だが、井口監督が構想するスピード昇格は果たしてどのような結果となるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月14日 19時30分
中日・根尾に「活躍投手は体脂肪多い」球団OBが“太れ”とアドバイス! 投手転向成功へのカギを指摘も、ハードル高い?
野球解説者・吉見一起氏(元中日)が14日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。中日のプロ4年目・22歳の根尾昂にまつわる発言がネット上で話題となっている。 今回の動画で吉見氏は、13日夜~14日早朝にかけ複数メディアが伝えた根尾の投手本格転向をテーマにトーク。率直な感想や、今後投手としてプレーしていく上での根尾の課題などを話した。 >>中日・立浪監督、根尾の投手転向方針に球界OBが「甘くねえぞ!」と苦言 致命的な問題点も指摘<< その中で、吉見氏は「一番気になるのはやっぱり、投手の体格にならなくちゃいけないということ」と根尾の体格面を問題視。球団公式サイトによると根尾は身長177センチ、体重82キロと野球選手としては小柄な体格だが、吉見氏は「多分根尾選手はすごい筋肉質じゃないかなと思います」と余分な脂肪はほとんどついていないのではと推測した。 ただ、吉見氏は「僕が見てきた投手、活躍してきた投手は多少ボテっとしています。体脂肪がちょっと多いというか。多いといっても14~15%ぐらいなんですけど、多分今、根尾選手の体脂肪は10%あるかないかくらいだと思います」と、第一線で活躍してきた投手の多くはわずかながら余分な脂肪をつけていたと指摘した。 「体脂肪がないとスタミナ、1年間投げ抜く体力がないんですね」と、投手にとって体脂肪はスタミナや馬力を支える重要な要素だという吉見氏。「ですから(根尾も)多少投手の体格にしていかなくちゃいけない。もっといえばお尻周りがガチっとごつくなるというか、分厚くなる体格に変えていかなきゃいけないんじゃないかなと僕は思う」と、下半身に肉をつける方向で増量を図るべきだと根尾にアドバイスした。 この吉見氏の助言を受け、ネット上には「変化球磨けとかはよく聞くけど太れは初めて聞いた」、「言われてみたら菅野(智之/巨人)とかマー君(田中将大/楽天)はちょっとぽっちゃりした体型だけど、逆に大谷(翔平/ロサンゼルス・エンゼルス)とかはめちゃくちゃマッチョだよなあ…」など驚きの声が寄せられたが、「立浪の起用方針だと体作りの時間が確保できなさそう」、「一軍帯同じゃなければじっくり時間かけて増量することも可能なんだろうが…」と実践は難しいのではと予想するコメントも多数見られた。 「球界では筋肉も脂肪もつけたぽっちゃり体型で結果を残す投手もいれば、余分な脂肪はつけず筋肉質な体型をキープして活躍を続ける投手もおり、ベスト体型は選手によって大きく異なっています。根尾に合っているのはぽっちゃり系統なのか、それともマッチョ系統なのかは分かりませんが、いずれにせよ現状では投手としてはあまりにも体重が軽すぎるため増量して体作りをするべきだと吉見氏は考えているようです。ただ、報道によるとチームを率いる立浪和義監督は今後の根尾の起用方針について『投げる日、投げない日はあるが、基本は投手が主。ベンチに5回くらいまで入っているので、代打で出ることもある』、『中継ぎでも投げない日は野手待機』と一軍に帯同させたまま基本は投手、たまに野手で使うとコメント。また、普段の練習では投手練習・野手練習のどちらにも参加させるという旨も語ったそうです。そのため、ファンの中には現状の起用方針だと、根尾は投手用に体を作る時間がほとんど確保できないのでは不安視する声も少なからず見受けられます」(野球ライター) 根尾を二軍で一から育成ではなく、一軍で使いながら育てるという方針の立浪監督。一軍の舞台での経験に勝るものはないと考えているものと思われるが、果たして吉凶どちらに転ぶのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について吉見一起氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCiVUihx8LTS7YyTA2Tsas_A中日ドラゴンズの公式サイトよりhttps://dragons.jp/
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スポーツ 2022年06月14日 17時30分
オリックス交流戦9位も中嶋監督、公式戦再開まで「立て直す期間として有効に使わなきゃいけない」
オリックスが交流戦を6連勝からの5連敗で終えた。一時は連覇も見えた交流戦も、終わってみれば8勝10敗の9位。パ・リーグの順位も4位に落ち、首位とは7.5ゲームも離されてしまった。【オリックス・バファローズ戦績 6.7-6.12】対 東京ヤクルトスワローズ大阪・京セラドーム大阪6月7日○オリックス(山岡)6-1(サイスニード)東京ヤクルト●6月8日●オリックス(ワゲスパック)3-6(原)東京ヤクルト○6月9日●オリックス(増井)1-2(石川)東京ヤクルト○対 阪神タイガース大阪・京セラドーム大阪6月10日●オリックス(山崎福)1-6(青柳)阪神○6月11日●オリックス(山本)2-3(伊藤将)阪神○6月12日●オリックス(宮城)1-9(ガンケル)阪神○※カッコ内は先発投手。※64試合、30勝34敗0分の4位。首位の東北楽天ゴールデンイーグルスとは7.5ゲーム差。 今年の交流戦最終週は、本拠地である京セラドーム大阪6連戦。圧倒的にオリックスが優位なはずだった。結果は1勝5敗に終わったが、少なくとも3試合は勝ってもおかしくなかった。しかし、守備のミスが好投を続ける投手陣の足を引っ張った形だ。 中嶋聡監督は拙守について「ミスが全て点に絡んだというか…ですかね。まあいろんな状況を整理してたら、そこを後ろにやるのももちろんダメでしょうしね。ワンヒットで止めてるべきなのか…とかそういうのがいろいろ重なったら打点になるんですよね。それが野球だと思うし。何とか捕ろう押さえようとしたんでしょうけど、そこは練習して押さえられるようにしなきゃいけない」と語った。 打線に関しても「作戦上のことなんで、あまり言いたくないですけど、それはやったら…というところがいろいろ出るんですかね。それも全て、ね。こっちの責任なんで。じゃあ一球一球、説明するのかといったら、なかなか難しいですけど。このベースではこうとか、一球一球ね。このケースではこういうのとか、一球一球、あそこに行って指示するわけにはいかないんで。どうしようかなと思うんですけどね。またこっちでやっていきます。言っていって、なんとかうまくいくようにやらなきゃいけない」と苦悩を明かしている。 17日の埼玉西武ライオンズ戦(埼玉・ベルーナドーム)から公式戦が再開するまで、チームは休日と練習を繰り返す。「交流戦、貯金できなかったし、その分ね、悔しいですけども、全然終わったわけじゃないですし、立て直す期間ちょっとありますんで。ピッチャー陣も、もっともっと攻めていけるようにならなきゃいけないですし、そういう立て直す期間として有効に使わなきゃいけないですよね」と言い聞かせていた。 交流戦の最後は代打出場にとどまっていた主砲の吉田正尚が、公式戦再開からスタメン復帰するのかにも注目したい。(どら増田 / 写真・Rinco)
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スポーツ 2022年06月14日 15時30分
巨人・原監督、ブルペン陣への嘆きが「トレード補強あるか?」憶測呼ぶ 実現の可否は現有戦力次第か
12日終了時点で「36勝31敗・勝率.537」でセ・リーグ2位につける巨人。14日に伝えられた原辰徳監督のコメントがネット上で話題となっている。 報道によると、原監督は13日に応じた取材の中で「左のセットアップがもう1人欲しいよな。彼ら(高梨雄平、今村信貴)しかいないわけだよな」、「リリーフは(一軍全体で)7、8人いるわけでしょ? (左が)入ってこなきゃね」とコメント。首位ヤクルトを7ゲーム差で追う現状について話す中でリリーフ左腕の不足を嘆いたという。 巨人は現在高梨、今村と2名のリリーフ左腕が一軍に同行し、高梨は「24登板・1勝0敗9ホールド・防御率2.76」、今村も「25登板・0勝1敗17ホールド・防御率4.81」といった数字を残しブルペンを支えている。ただ、他にリリーフ左腕がいないこともあり、今村は登板数リーグ5位タイ、高梨も同9位タイと登板数がかさんでいる。 >>巨人・原監督、吉川に激怒「いつまでそんなバッティングしてんだ!」 開幕前の裏話に、“再指導”求める声も<< この原監督のコメントに、ネット上では「今いる2人が登板過多で調子落とす前にもう1枚加えたい」といった同調の声と共に、「原のことだから、誰も使えなければトレード補強もあるんじゃないか?」、「今枠が埋まってる外野手を弾に左のリリーフ引っ張ってくるのもあり得なくはない」と外部補強を予想する声も多数みられた。 「巨人は現在高木京介(防御率2.03)、戸根千明(同3.45)など二軍である程度数字を残しているリリーフ左腕が複数名いますので、原監督は今後まずこうした左腕たちが一軍で使えるかを探るものと思われます。ただ、巨人は原監督が指揮した2019~2021年にかけ計9件(12球団トップ)のトレードを成立させるなど外部補強に積極的な球団であるため、現有戦力では賄えないと原監督が判断すればトレードもあり得ると考えているファンも少なからずいるようです」 「トレードは一般的に作戦サインの流出を防ぐため別リーグ同士で行われやすいこと、現在は出場機会に恵まれていないものの過去にある程度実績がある選手が対象になりやすいことを踏まえると、ロッテ・中村稔弥(今季7登板、防御率9.82/昨季まで通算40登板、同4.18)、西武・佐野泰雄(今季2登板、防御率0.00/昨季まで通算103登板、防御率4.43)といった左腕は狙い目とみられます。また、ロッテはチーム打率『.220(リーグ最下位)』、西武は『.227(同5位)』と両球団共に打線が湿っていることを考えると、巨人としてはレギュラーが固まっているため余剰戦力となっている外野手(ウィーラー、重信慎之介、石川慎吾など)を交換要員として持ちかけやすい状況ともいえます」(野球ライター) 昨季は東京五輪開催に伴う特例で8月31日までだったが、今季は例年通り7月31日までとなっているトレード期限。残り1か月半の間に巨人がリリーフ左腕のトレード補強に乗り出すことは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月14日 11時10分
阪神・矢野監督、守護神の二軍降格は予定通りだった? リスクをはらむ処遇は最後の賭けか
矢野燿大監督は計算したつもりでいるだろうが、「賭け」に近い。 6月13日午後、「阪神が岩崎優を抹消した」との情報が飛び込んできた。岩崎は「トラの守護神」である。13日抹消となれば、再昇格は23日以降。ペナントレースが再開される17日はもちろん、DeNA、広島を相手に“守護神不在”で戦わなければならないわけだ。 「6月6日に湯浅京己を抹消(16日以降再昇格)、7日にはケラーを登録しています。再開後の6試合はこの2人で何とか凌いでと考えているのでしょう」(在阪メディア) 昨年の取材メモを読み直してみると、岩崎は6月4日に一度、登録を抹消されていた。「体力的な理由。リフレッシュ」とされ、今回の抹消についても、関係者の話を総合すると、休養が目的のようだ。 >>阪神・岩崎、開幕戦の乱調は矢野監督のせい? 球界OBの問題点指摘に賛否「あんなの予想できんだろ」<< 矢野監督にとっては「予定事項」のようたが、タイミングは悪すぎる。 阪神は交流戦を12勝6敗(2位)と大きく勝ち越し、最下位脱出だけではなく、4位にまで浮上した。再開するペナントレースの最初の相手は5位DeNAで、次は3位広島。DeNAとのゲーム差は「ゼロ」で、広島とは「2・5」。両カードを勝ち越せば、首位ヤクルト、2位巨人の背中も見えてくる。 「岩崎は疲れていたと思います。3者凡退で試合を締めくくることができず、最近は走者を背負って、なんとか凌いでいる感じでした」 関西で活動しているプロ野球解説者の心象だ。 しかし、大事な6試合を守護神不在で迎えるのは「賭け」に近い。 「打線が上向きなので、6試合なら凌げると思ったのでは」(前出・プロ野球解説者) また、岩崎とともに二軍降格となったのは、藤浪晋太郎。交流戦5試合にリリーフ登板し、失点ゼロ。四球も出したが、150キロ台後半のストレートで相手打者をねじ伏せていた。岩崎不在の間のクローザーを託すべきは、藤浪の方だと思うが? 「先発のウィルカーソンが2試合続けて炎上しています。ウィルカーソンもDeNA、広島との6試合のどこかで投げてくると思う。その結果次第では、藤浪かアルカンタラと入れ替えるのでは」(前出・同) 不安定なウィルカーソンの先発も含め、重要な6試合は投手陣の不安要素が多すぎる。 話は昨季終了後に遡るが、矢野監督は藤原崇起オーナーにシーズン成績を報告した後、こう語っていた。 「優勝したヤクルトの高津(臣吾)監督を見ていると、1年間どう戦うのかを考え、やり切った結果なのかなって」 ヤクルトは主力選手にも休養期間を与え、選手のベストコンディションを保ってきた。「守護神・岩崎」の抹消は予定事項だったようだが、チーム状況が異なる。 「阪神は打順、守備位置が固定されていません。大山悠輔、佐藤輝明は外野と内野の両方を守らされています。先発で調整させてきた藤浪を救援で使い、また、先発の調整をさせるのはかわいそう」(球界関係者) 他選手にしわ寄せが行くリフレッシュ休暇は宜しくない。交流戦明けの6試合でペナントレースの分岐点になりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年06月13日 20時30分
阪神、藤浪の二軍降格は先発復帰への布石か 入れ替え相手はウィルカーソン? 不可解な処遇に憶測の声
今季「8登板・0勝1敗・防御率4.29」といった数字を残している阪神のプロ10年目・28歳の藤浪晋太郎。13日、一軍登録を抹消されたことがNPBから公示された。 NPB公式サイトはこの日、阪神が藤浪の登録を抹消し二軍降格としたことを公示。ただ、抹消の理由や意図について、矢野燿大監督ら一軍首脳陣が何らかのコメントを残したとは特に伝えられていない。 今季、開幕当初は先発だった藤浪は「3登板・0勝1敗・防御率6.00」と振るっていなかった4月13日、新型コロナ感染を理由に登録抹消。その後チーム事情からリリーフに配置転換され5月31日に一軍再昇格したが、昇格後は6月12日までに登板した5試合で全て無失点と好投していた。 >>阪神・藤浪の不振に「イップスがあるもんね」元横浜・高木氏の発言に反論相次ぐ 過去に本人が強く否定<< 藤浪の二軍降格を受け、ネット上のファンは「1点も取られてないし、制球も安定してる(5試合で四球1)のに何で落としたんだ?」といった疑問の声と共に、「成績は上々で特に怪我もしてない、ってことは先発調整させるための抹消か?」、「不調のウィルカーソンとの入れ替えでローテに入れる説はありそう」と先発再転向のためではないかと推測するコメントも多数見られた。 「阪神は現在青柳晃洋(防御率0.89)、西勇輝(同1.50)、ガンケル(同2.31)、伊藤将司(同2.81)、西純矢(同2.97)、ウィルカーソン(同3.06)の6名が先発ローテを回していますが、唯一防御率3点台のウィルカーソンが6月3日・日本ハム戦(3回7失点)、同月9日・ソフトバンク戦(3.2回3失点)と直近2登板連続でKOされるなど今ひとつ。このことから、一軍首脳陣は不調のウィルカーソンと入れ替えで藤浪を先発ローテに入れるため、二軍で先発調整させようと登録を抹消したのではとみているファンも少なくありません」(野球ライター) 12日・オリックス戦に勝利し今季初の4位に浮上したが、12.5ゲーム差の首位ヤクルトに追いすがるためには大型連勝が求められる状況の阪神。連勝を伸ばす上では先発ローテの安定は必要不可欠だが、そのローテのテコ入れ要員として藤浪に白羽の矢を立てたということなのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月13日 19時30分
阪神ドラ4・前川、フェンス激突後交代に「背中の故障再発?」心配の声 またも長期離脱か、平田監督も沈痛
12日に行われた二軍・阪神対ソフトバンク戦。「2-15」で阪神が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが阪神のドラ4・19歳、前川右京の負傷交代だった。 「0-3」と阪神3点ビハインドの1回表無死満塁。乱調の阪神先発・小野泰己に代わりこの場面からマウンドに上がった2番手・牧丈一郎は、打席のソフトバンク・リチャードに4球目のスプリットを左翼後方へ運ばれる。左翼手の前川はすぐに背走し、フェンスに背中からぶつかりながら捕球を試みるも及ばなかった。 フェンス激突後は特に変わった様子は見せずにプレーを続行し、直後の1回表1死二、三塁の場面ではアウトは取れなかったものの本塁への好返球も見せていた前川。ところが、2回裏1死一塁で回ってきた第1打席で片山雄哉を代打に送られ途中交代となった。 >>阪神二軍選手に「絶対に1番着けさせえ!」 川藤氏が平田監督に無茶振り、「球団方針知らんのか」と指摘も<< 突然の交代を受け、ネット上には「問題ないと思ってたら急にベンチ下がったけど大丈夫なのか」といった心配の声に加え、「これまさか上半身コンディション不良が再発したのでは」、「背中、腰に故障再発なら、また2か月ぐらいグラウンドから遠ざかるってことになるんじゃないか?」と長期離脱を危惧するようなコメントも多数みられた。 「前川は高卒ルーキーながら矢野燿大一軍監督、平田勝男二軍監督からスイングの鋭さなど打撃面を高く評価されている期待の若手ですが、3月末に上半身コンディション不良を発症し戦線を離脱。当時の報道では背中・腰の張りがきっかけとされており、その後約2カ月の調整を経て、6月7日の二軍・オリックス戦で実戦復帰したばかりでした。今回の途中交代は1回表のフェンス激突で何らかのアクシデントが生じたことが理由と思われますが、もし上半身コンディション不良が再発したとなると、また2カ月程度の長期離脱を強いられる可能性も決して低くはないでしょう」(野球ライター) 試合後の報道では、平田二軍監督が前川は13日に病院に行く予定と明かすと同時に、「(痛めた箇所は)同じところだと思うよ。せっかく(故障が)終わったところなのにな…。参った。一番、コレが痛いや」と再発を覚悟していることが伝えられている。長期離脱からようやく復帰した直後に、またその悪夢が前川に再来してしまうことになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月13日 18時30分
DeNA、交流戦は5割フィニッシュ! 若武者・外国人・“89年組”が融合しブルペンで奮闘
18試合9勝9敗。昨年は9勝6敗3分、3位の成績よりは見劣りするが、リーグ戦からけが人やコロナの影響で戦力の整わない中、勝率5割でなんとか切り抜けた印象だ。 昨年はリーグ戦で.237、ホームラン37だった打線が、タイラー・オースティンを中心とした豪打が火を吹き、交流戦では打率.297、ホームランは24本と共に12球団トップの数字を残し、パ・リーグを粉砕した。 今年は打撃内容はほぼリーグ戦と変わりないものの、防御率はリーグ戦4.23に対し交流戦は2.60と劇的良化。先発では完全復活を果たし、7日のファイターズ戦ではノーヒットノーランを達成した今永昇太と、コロナからの調整が明けた“パ・リーグキラー”濱口遥大の両左腕を中心にローテーションを回すことに成功した。 その中でもチームを救い続けたのは強力とは言えない打線の援護を待ちながら、ゲームを粘り強く作り続けたリリーフ陣の踏ん張りだろう。リーグ戦では開幕から失点のなかった伊勢大夢は、交流戦の初っぱなのソフトバンク戦で記録は途絶えたものの安定感は抜群。入江大生もストレートとフォークのコンビネーションで、回途中からの登板や回またぎと様々な役割をこなした。9日には通算17勝を挙げ、球団歴代外国人の記録に並んだ鉄腕、エドウィン・エスコバーと、今シーズンから加入した右腕のブルックス・クリスキーの両外国人もしっかりと機能。また見逃せないのが"89年組”の3人。三上朋也はどの場面でもひょうひょうと仕事を果たし、TJ手術前よりもグレードアップした田中健二朗と、12日に通算200奪三振を達成した平田真吾は、コンビで大事な1イニングを任されるケースも散見され、勝ちパターンでの起用で腕を振り続けた。抑えの山崎康晃も近年の不安定さは影を潜め、弾むような躍動感が戻ってきた。結果リリーフ陣の防御率は1.66と堂々の数字を残し、三嶋一輝の穴を埋めることにも成功した。 金曜から始まるリーグ戦。長年自慢のリリーフ陣を武器に、三浦ベイスターズは反撃のリスタートを切る。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ
ソフトB・工藤監督に「馬鹿じゃないのか」ファン激怒 低迷を招く危険性も? 勝ちパターン・泉の酷使に反発相次ぐ
2021年05月21日 15時30分
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スポーツ
広島・鈴木らのコロナ感染、12球団全体の問題に? 試合開催可否をNPBが遅らせているワケは
2021年05月21日 11時55分
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スポーツ
巨人・井納の大炎上で原監督に批判「使う方が悪い」 誤算続きのリリーフ起用に反発相次ぐ
2021年05月20日 19時00分
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スポーツ
ロッテ・鈴木の決勝ソロ献上で井口監督に批判「案の定負けた」 裏目に出た配置転換に反発相次ぐ
2021年05月19日 19時30分
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スポーツ
日本ハム・栗山監督に「愚策のせいで負けた」ファン激怒 敗戦を招いた2度の継投策、本人は他の選択肢も考えていた?
2021年05月19日 15時30分
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スポーツ
首位快走の阪神にいよいよ失速の兆候? 矢野監督のネガティブ発言、佐藤4番起用も完全に裏目か
2021年05月19日 11時00分
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スポーツ
「飛沫はダメ!」審判から猛注意、恒例パフォーマンスも封印!『ドリームマッチ』元阪神・掛布氏がMVPに 石原さとみの今年の投法は?
2021年05月18日 21時45分
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スポーツ
二軍降格の日本ハム・中田、まさかのトレード説が浮上? 不自然な抹消に「広島か中日が有力候補」憶測飛び交う
2021年05月18日 18時30分
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スポーツ
オリックス借金返済&上位が見えてきた! ほっと神戸で涌井秀章・田中将大から2連勝
2021年05月18日 17時30分
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スポーツ
阪神・矢野監督に金村氏が苦言「2人とも潰してまいよるな」 糸井を差し置いてのロハス起用を問題視、本人も自身の非を認めた?
2021年05月18日 15時30分
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スポーツ
コロナ感染の広島・菊池、東京五輪出場が絶望的に? 同時に離脱の小園も二軍暮らしに逆戻りか
2021年05月18日 11時00分
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スポーツ
ロッテ・佐々木、一軍初登板で致命的な弱点を露呈? 中畑元監督らが指摘「強気に投げさせるべきだった」捕手への苦言も
2021年05月17日 17時58分
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スポーツ
現状打破へのカギは“ホームランは正義”? DeNAの長距離砲・ソトにかかる期待
2021年05月17日 17時30分
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スポーツ
西武・十亀の珍ハプニングに「心中お察しします」阪神・岩貞が同情?「当事者が交流してて笑った」経験者のやり取りにホッコリ
2021年05月17日 15時30分
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芸能ニュース
とんねるず石橋の始球式「若林選手に失礼」と怒りの声も 前代未聞の人気バッター指名が物議?
2021年05月17日 12時00分
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スポーツ
「サンモニ」関口宏、ゲストへの呼びかけに視聴者呆れ?「怒っても良かった」井川氏に同情の声
2021年05月17日 11時55分
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スポーツ
ロッテ・佐々木の一軍初登板にMLBスカウトが集結? プロ入り前から続く熱視線、球団側は二軍降格で流出に対抗か
2021年05月17日 11時40分
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スポーツ
DeNA・ラミレス前監督がまさかの阪神入り? 藤川氏に助っ人発掘サポートを約束、「実現したら大補強だ」待望論高まる
2021年05月16日 11時00分
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スポーツ
故障者続出の巨人、今後の浮沈は“4割男”ウィーラー次第? 交流戦での恩返しにも期待高まる
2021年05月15日 11時00分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分
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2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分