プロ野球
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スポーツ 2022年06月09日 18時10分
DeNA・今永、ノーノー達成に横浜熱狂! “やるものではなくやられるもの”嫌なイメージをとうとう払拭か
7日、敵地・札幌ドームで行われたファイターズ戦。ベイスターズのマウンドに立った今永昇太は、圧巻投球でノーヒットノーランを達成。チームとしては前身の大洋時代、鬼頭洋氏が川崎球場でのヤクルト戦で記録して以来、半世紀超えの52年ぶりの快挙となった。 多くのベイスターズファンにとって、今回のノーヒットノーランの喜びが特に大きい理由として、“やるものではなく、やられるもの”と嫌なイメージが脳裏にこびり付いているためだ。 97年には37年ぶりの優勝を争っていた真っただ中のスワローズ戦で、石井一久(現楽天イーグルス監督)に達成された。翌日にはビハインドで雨で中断した際、ファンがメガホンをグラウンドに投げ込み、選手たちが拾うという事件の発端にもなり、一気に優勝から遠ざかるインパクトの大きい敗戦だった。2000年にも開幕直後の4月7日にドラゴンズのバンチに決められ、いきなり出鼻をくじかれた。 DeNAに親会社が変更された初年度の4月6日、カープのエース・前田健太に煮え湯を飲まされると、当時の監督・中畑清氏は自ら掲げた「熱いぜ」のスローガンをもじり「このままでは“寒いぜ”になってしまう」との自虐コメントを残した。しかし翌年の6月28日にもドラゴンズ・山井大介に達成された。毎年大記録を献上する悲しい現実にファンは涙した。直近ではラミレス政権下の2020年8月15日、スワローズの“ライアン”小川泰弘に達成を許した。上記5ゲームともヒッターズパークと言われる本拠地・横浜スタジアムでやられているだけに、ファンの落胆も大きかった。 ベイスターズでは現監督の三浦大輔が、12年5月12日横浜スタジアムでのデーゲームで8回までノーヒットノーランに抑えていたが、9回に夢が断たれたことが脳裏に残っているファンも多かった。それだけに今回の今永の快投に手に汗を握って見守り、達成時には横浜を歓喜の渦に巻き込んだ。次の快挙は、ぜひとも本拠地で達成してほしいと思うのはファンの総意だろう。 写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年06月09日 15時30分
日本ハム・堀、降板後の映像に「その顔は何?」驚きの声 同僚に拍手送る表情が話題、苦手の交流戦で心折れたか
8日に行われ、日本ハムが「5-3」で勝利したDeNA戦。リリーフ登板した日本ハムのプロ6年目・24歳の堀瑞輝の表情がネット上で話題となっている。 堀はこの日「5-2」と日本ハム3点リードの7回表に2番手として登板したが、先頭・大和の右安から1死一、二塁のピンチを招くと、佐野恵太に右翼前へ落ちるタイムリーを打たれ失点し降板。ただ、1死一、三塁で後を受けた3番手・玉井大翔が桑原将志から併殺を奪ったことでこれ以上の失点は免れた。 7回表終了後、中継では玉井が併殺を奪った瞬間のベンチ内の堀の様子を捉えたリプレー映像が流れる。堀は玉井の投球に拍手を送りながらも憮然とした表情を浮かべており、この直後に近づいてきた同僚・今川優馬から「どんまい」と言わんばかりに背中を軽くポンポンとたたかれても表情は変えないままだった。 >>日本ハム・新庄監督の指示を「気持ち悪い」とバッサリ? チーム改革続く中、問題となった選手たちの態度<< この堀の表情を受け、ネット上には「今テレビに映った堀、表情が完全に死んでて悲壮感が凄い…」、「せっかく味方が火消ししてくれたのにその顔は何?」、「笑顔で励ましにやってきた今川との温度差がヤバいな」と驚きの声が挙がった。 同時に、「ここ最近打たれすぎてメンタルおかしくなってないか?」、「前カードの阪神戦でボコボコに打たれたのを引きずってる可能性もありそう」と背景を推測するコメントも多数見られた。 「今季の堀は交流戦前までは『15登板・0勝1敗7ホールド・防御率2.51』と勝ちパターンとしてまずまず安定していましたが、交流戦では8日の試合も含め『8登板・0勝1敗2ホールド・防御率14.21』と絶不調。特に2試合に登板した前カードの阪神戦は3日の第1戦で『0.1回4失点・被安打4・四死球2』、5日の第3戦では『0.2回3失点・被安打0・四死球3』とどちらも散々な投球内容でした。このこともあり、堀は精彩を欠く日々が続き心に余裕がなくなっているのではないかと心配しているファンも少なくありません。堀が交流戦で急激に調子を落とした詳しい理由は不明ですが、昨年の交流戦も『8登板・0勝0敗4ホールド・防御率6.00』と不振だったことを考えると、交流戦自体に深刻な苦手意識を持っている可能性は考えられます」(野球ライター) 堀はもともと“豆腐メンタル”と同僚にやゆされるほど精神面が課題とされていたが、先輩・宮西尚生のアドバイスもあり克服したと伝えられていた。一部からは「今宮西が一軍にいない(1日から二軍降格中)ことも影響してるのでは」という見方もされている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月09日 11時00分
巨人、“準完全試合”で敗戦は低迷の予兆? 主将・坂本の故障復帰でベテラン頼りの窮状に拍車か
チーム低迷、苦しい時に頼りになるのは、やはり「ベテラン」だ。 6月8日の埼玉西武戦を落とし、原巨人は3連敗。3投手相手に1安打、打者27人の零封負けを喫した。先発・與座海人から6回まで走者を一人も出せず、 「2日続けての快挙達成か?」 の声も球場で囁かれていた。 >>巨人・原監督、吉川に激怒「いつまでそんなバッティングしてんだ!」 開幕前の裏話に、“再指導”求める声も<< 前日、DeNA・今永がノーヒットノーランを達成しているのは既報通り。7回に吉川尚輝のバットから快音が聞かれたが、吉川の後の2番・増田陸がセンターフライ、3番・丸佳浩がセカンドゴロで併殺。後続の平田海馬、増田達至にも3者凡退に仕留められ、“27人でジ・エンド”の屈辱となってしまった。 「明日(9日)の同カードが今季の分岐点になるのでは。エースが先発し、キャプテンが帰ってきます。ここで連敗を止められなかったら、一大事ですよ」(プロ野球解説者) 9日の予告先発は、菅野智之だ。 注目は、坂本勇人の帰還である。試合前、坂本が同日の二軍戦で「3打数2安打1四球」と、結果を出したことは伝えられていた。ショートの守備も無難にこなしており、「即スタメン・ショートで使う」との情報も聞かれた。 「一塁走者で出塁した時、後続打者の長打で一気にホームまで帰ってきました。故障した右ヒザへの影響は全く見られませんでした」(スポーツ紙記者) その長打が出る前、坂本は“咄嗟の一塁帰還”を強いられた。次打者が芯で捉えた打球が二塁手正面に飛び、セカンド方向に向かおうとしていた坂本は、慌てて一塁ベースに滑り込んだのだ。故障した右足に体重が乗った状態からのヘッドスライディングであり、本塁までのロングランはその直後のことだった。瞬時の動きをしても痛くないということは、「完全に癒えた」と見て間違いないだろう。 坂本帰還に際して、前出のプロ野球解説者がこう続ける。 「8日の零封負けですが、巨人打線に工夫が見られませんでした。與座の調子も良かったのですが、同じパターンで打ち取られていました。與座はアンダースロー投手ですが、クイックモーションが得意で、時折、投球テンポを早くし、巨人打線のタイミングを外していました。だったら、打ち方を変えるとか、そういう工夫ができるのが坂本なんですよね」 俗に言う、駆け引きというヤツだ。経験豊富なベテランならではの高等技術でもある。 そう言えば、先発・シューメーカーの後を任され、西武打線の追撃を許さなかったのは、井納翔一、鍵谷陽平のベテラン投手たちだ。連敗脱出のキーワードは、「経験値」となりそうだ。 「坂本の不在中、ショートのポジションを守り抜いた中山礼都です。中山も使っていかないと、坂本に頼りきったチーム状況は変わりません」(球界関係者) 試合後、桑田真澄投手チーフコーチが、昨季の守護神・ビエイラの一軍昇格を明言した。戦力は整いつつあるが、若手の底上げがなければ、長丁場のペナントレースは乗り切れない。まずは坂本の経験値に期待したいが、その後の選手起用法が難しくなってきた。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年06月08日 19時30分
中日・立浪監督の「代打福留」がトレンド入り 采配ミスではないと擁護も? 同点機を潰した起用法に賛否
7日に行われた中日対ロッテ戦。「2-6」で中日が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが中日・立浪和義監督の代打策だった。 「2-3」と中日1点ビハインドの7回表。中日は先頭・岡林勇希が右翼への二塁打を放つと、続く大島洋平が投犠打を決め1死三塁と絶好の同点機を演出。ここで立浪監督は打席の高松渡に代打を送ったが、白羽の矢を立てたのはここまで残していた控え野手の中で2番目に代打打率(.071)が低い福留孝介だった。 打席に入った福留はマウンド上のロッテ2番手・東條大樹に3球でカウント「1-2」と追い込まれると、4球目の148キロストレートにも全くタイミングが合わず空振り三振。これで2死三塁となった中日は、後続のビシエドも空振り三振を喫し同点機を逃す結果となった。 >>中日、立浪監督が試合後に謝罪も「謝るのはそっちじゃない」の声 完封負け以上の問題点は<< 立浪監督の代打福留起用を受け、ネット上には「わざと負けにいってんのかと思うぐらい酷い采配」、「打率0割台の福留を好機で代打起用したのは本当に理解できない」、「根尾(昂/代打打率.333)、溝脇(隼人/同.294)が残ってたのに代打福留はトチ狂ってる」と批判が殺到。Twitterでは一時「代打福留」というワードがトレンド入りした。 ただ、ファンの中には「1点をもぎ取りにいく策としてはそこまで間違いではないと思うんだが」、「この場面は犠飛でも同点にできたから、犠飛の確率高い福留を出したのは一応理には適ってる」、「福留は見た目の数字は悪いけど、三塁走者を置いた打席はそこそこ働いてるからなあ」と、明らかな采配ミスではないと擁護するコメントも散見された。 「今季の福留は7日試合前時点で代打打率『.071』(14打数1安打)、安打を記録したのは5月26日・西武戦のみと絶不調。ただ、三塁に走者がいる状況の代打成績は5打席で『凡退1回、犠飛2回、四球2回』と走者をかえす、もしくは後続につなぐ打撃を見せていました。このこともあり、絶好の得点機を福留に託した立浪監督の判断はあながち間違いではなかったとみているファンも一部いるようです」(野球ライター) 結果的には裏目という形になった立浪監督の代打福留起用。ただ、ファンの反応が批判一色というわけでもないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月08日 15時30分
ソフトB、大山勝負で石川バッシング「叩く相手が違う」の声も 拙攻続きの野手陣にも批判相次ぐ
7日に行われ、ソフトバンクが「0-2」で敗れた阪神戦。同戦に先発したソフトバンクの9年目・30歳の石川柊太の投球がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、両チーム無得点で迎えた6回表。この回石川は2死二、三塁のピンチを招いたところで、試合前時点で6月は「.563・5本・10打点」と絶好調の大山悠輔を打席に迎える。一塁が空いていたため、四球はOKとしてボール球を中心に投げ打ち損じを狙う投球がセオリーの状況だった。 ただ、石川は初球真ん中外寄りにストレートを投げると、続く2球目もほぼ同じコースにカーブを投じる。しかし、このカーブを大山に強振され2点タイムリー二塁打とされてしまい、この2点が決勝点となりチームは敗戦する結果となった。 >>ソフトB・リチャードの退場劇に批判、憶測の声も「まだ引きずってる?」 藤本監督も呆れた不満爆発の背景は<< この石川の投球を受け、ネット上には「今月絶好調の大山とわざわざ勝負したせいで負けた」、「一塁空いてたのに馬鹿正直にストライク2球は相手を舐めすぎだろ」、「ベンチが勝負させたのか?と思ったけど、四球OKの指示出してたって報じられてるから完全に石川が悪いわ」と批判の声が相次いだ。 ただ、ファンの反応は批判一色というわけではなく、中には「叩く相手が違う、この2点を致命傷にした打線の方が悪いよ」、「今日は野手陣に全責任があるだろ、石川は勝っててもおかしくない投球だったのに」、「阪神より打っておきながら、1点も取れずに石川を見殺しにした打線の方が戦犯では?」と、野手陣の方が悪いとする意見も少なからず見られた。 「この日の石川は大山に痛恨の一打を浴びたものの、結果としては『7回2失点・被安打7・四球3』と粘りの投球で試合を作っています。一方、打線は阪神を上回る8安打(阪神は7安打)を放ちながら、4度の得点圏を全てモノにできず無得点に終了。このことから、今回の敗戦の戦犯として批判されるべきなのは石川ではなく、拙攻を重ねた野手陣の方ではないかと考えているファンもいるようです」(野球ライター) 7日の試合に敗れ連敗が3に伸びたソフトバンク。敗戦の責任が石川にあるのか、それでも打線にあるのかはファンの間でも見方が割れているようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月08日 11時00分
DeNA・今永のノーノー、三浦監督抜きではあり得なかった? 6年前にターニングポイント、快挙達成は“金言”が影響か
セ・パ交流戦でもノーヒットノーランが達成された。DeNA・今永昇太投手が日本ハム戦で“準完全”の快投を演じた(6月7日)。「セ・パ交流戦でも」と言ったのは、3か月連続での記録達成となったからだ。 4月10日に千葉ロッテの佐々木朗希が完全試合を、5月11日にはソフトバンクの東浜巨がノーヒットノーランを記録した。3か月連続での記録達成は1995年以来2度目だ。また、球団としては1970年の当時大洋の鬼頭洋以来52年ぶりのノーヒットノーランだという。 >>DeNA・今永、舞台挨拶で“投げる哲学者”らしいセリフ連発! ファンの前で来季のリベンジを決意<< 「この日、DeNAが負けたら、単独最下位転落もあり得る状況でした。今永はエースとして、それを阻止したい一心でした」(スポーツ紙記者) 興味深かったのは、記録達成の今永をベンチが迎え入れた時。三浦大輔監督と対面すると、今永は涙をこらえ、そのまま指揮官の胸に顔を埋めた。 今永と三浦監督。2016年クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第4戦を思い出した。 ペナントレース優勝の広島とのここまでの対戦成績は1勝2敗。広島は「アドバンテージ1」を持っており、DeNAは後がなかった。その大事な一戦の先発マウンドを任されたのが今永だったが、広島打線の猛攻を食らってしまった。1回6失点である。 「降板後、今永は控え室に座り込み、しばらく動けないでいました」(関係者) その時、今永に歩み寄ったのが、三浦監督だった。 三浦監督は同年9月29日に「引退試合」を行っていた。試合出場の登録はされていなかったが、チームに帯同していた。“投手・三浦”は長年、先発ローテーションを支えてきた先輩として、「エースの心得」を説いたという。 「この悔しさを忘れるな」 CSのような大舞台での悔しさは、大舞台でしか晴らせない。再び大舞台に立つにはどうすれば良いのか…。 「三浦監督は打たれた後、下を向いてベンチに帰ってくるのを嫌います。エースの一挙手一投足がチーム全体に与える影響の大きさを知っているからです」(球界関係者) 記録達成後、今永は“勝敗のポイント”として、2回2アウト後、6番・清宮幸太郎に与えた「四球」を挙げていた。 「今日負けるパターンは、(キーマンは)野村(佑希)選手、清宮選手、今川(優馬)選手。この誰かのホームランが怖いので」 あえて、勝負を避けたような口ぶりだった。 清宮の第一打席で、何か感じるものがあったのだろう。日本ハム打線の出塁はその四球だけ。結果論だが、清宮との勝負を避けていなければ、「完全試合」が達成されていたかもしれない。 「52年ぶりの快挙ですから、横浜の歴史に名を残したと思いますし、これからもっと積み重ねていってくれるピッチャー。頼りにしています」 三浦監督は賛辞を惜しまなかった。 今永はマウンドを下りるとき、足元をならしてベンチに向かう。記録達成後もその所作は変わらなかった。窮地になっても、絶対に表情を変えない。エースの立ち振る舞い、心構えは継承されている。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年06月07日 20時30分
日本ハム・宮西、負傷降板以外にも深刻な問題アリ?「早期昇格は無理そう」厳しい声が相次ぐ背景は
7日に行われた二軍・日本ハム対DeNA戦。「4-3」で日本ハムが勝利したが、試合結果以上に話題となったのが日本ハムのプロ15年目・37歳の宮西尚生の負傷降板だった。 「2-2」と両チーム同点の5回表2死二、三塁。この回から2番手としてマウンドに上がっていた宮西は、打席の知野直人にカウント「1-1」からスライダーを投じる。すると、この球を捉えた知野の打球が宮西に向かってライナーで飛び、宮西はグラブを出そうとするも間に合わず胸付近に打球を受けた(記録はタイムリー投安)。 打球が直撃した宮西は左手で胸を押さえながらマウンド後方まで後退すると、そこからマウンドに戻ろうとする際も苦悶の表情を浮かべる。すぐに駆けつけてきたトレーナーらに直撃箇所を指し示すなど少しやりとりした後、ベンチ裏へ下がりそのまま降板となった。 >>日本ハム・宮西、新庄監督に激怒?「思いっきり睨みつけてる」敬遠指示直後の表情が物議、でたらめな策ではないと指摘も<< 宮西の負傷降板を受け、ネット上には「自力でベンチに下がりはしたけど大丈夫なのか」、「打撲とかで済んだらいいけど、骨に何かあったら厳しいな」、「映像見た感じ左腕にも当たってるように見えるからそっちも不安」と心配の声が寄せられた。 一方、「仮に怪我が軽くても早期昇格は無理そうだな…」、「スライダーがまるで使えないレベルなのはヤバい、ある意味アクシデントよりも深刻では」、「スライダーが良くないって理由で二軍に落ちて、そのスライダーを打ち返されて負傷降板は先が思いやられるな」と、負傷が軽傷でも今後の見通しは厳しいと指摘するコメントも多数見られた。 「一軍を率いる新庄剛志監督は1日、それまで『20登板・0勝2敗5ホールド1セーブ・防御率5.00』と精彩を欠いていた宮西を『スライダーの曲がりが早い。もっと彼がやってきた打者寄りで曲がる変化球を、もう一回やってもらいたい』として登録抹消。得意球・スライダーの制球が乱れていることを問題視され二軍降格となった形ですが、降格後初登板となった6日の試合はスライダーを計12球投げストライクが5球(空振り、ファール含む)、ボールが7球とボールが先行。また、ストライクも5球中3球が真ん中付近のコースにいっており、知野にピッチャー返しされたスライダーも真ん中やや低めの甘いコースでした。このことから、新庄監督が問題視した宮西の課題は深刻で、今回の負傷の程度がどうであれ一軍復帰までは相当な時間がかかるのではとみているファンも少なくないようです」(野球ライター) 試合後の報道では、木田優夫二軍監督が「明日になってみないと分からない」と負傷の程度は不明とコメントしたことが伝えられている宮西。ただ、仮に軽傷にとどまったとしても先行きは厳しそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月07日 18時30分
巨人・原監督、吉川に激怒「いつまでそんなバッティングしてんだ!」 開幕前の裏話に、“再指導”求める声も
とんねるず・石橋貴明が6日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、巨人のプロ6年目・27歳の吉川尚輝が登場。巨人・原辰徳監督にまつわる裏話を明かしネット上で話題となっている。 今回の動画では巨人本拠地・東京ドームを訪れた石橋が吉川、丸佳浩、大勢の巨人3選手とそれぞれ1名ずつ対談形式でトーク。その中で、吉川はオープン戦期間中に原監督から激怒されたエピソードを明かした。 >>巨人、中田の二軍降格で原監督に批判「雑に扱ったせいだ」 再昇格直後は好調も、その後の処遇に問題アリと指摘の声<< 吉川は今年2月1日~27日の春季キャンプは一軍メンバーとして完走。しかし、キャンプ後半からスタートしたOP戦(2月23日~3月21日)では「17試合・.200・0本・0打点」と深刻な打撃不振に苦しんだ。 そのOP戦期間中のある日、原監督から声をかけられたという吉川。そこで原監督は「いつまでそんなバッティングしてんだ! もっと思い切っていけよ!」と、縮こまったスイングをしていた吉川にカミナリを落としたという。 OP戦中、吉川は「結果を求めてやってたんですけど、なかなか結果が出なくて…」と苦悩していたという。ただ、原監督に一喝されたことで「だったらとことん、思い切ってやってやろう」と目先の結果にとらわれないスイングをしようと吹っ切れることができたといい、話を聞いていた石橋を「それが守備でも打撃でも走塁でも、やっぱり大切なところなんでしょうね」とうなずかせていた。 これを受け、ネット上には「原監督がオープン戦の不振にキレてたのは初耳」、「監督から直々に結果を恐れるなって言ってもらえたのは吉川としても相当心強かったんじゃないか」、「結果的に調子がV字回復してるのも含めて原監督は凄いわ」と驚きの声が寄せられた。 同時に、「原さんはそろそろもう1回吉川に檄飛ばした方がいいんじゃないか?」、「最近かなりバット湿ってるし、復調狙いでまた喝入れてほしいんだが」、「不運な離脱があったとはいえ、低調のままだと埒が明かないから原監督には動いてほしい」と、原監督に“再指導”を求めるコメントも多数見られた。 「吉川は原監督に一喝された効果もあってか、開幕から4月までは『.342・1本・9打点』と絶好調。しかし、5~6月は『.238・1本・3打点』と1割以上打率を落としています。吉川は5月4日・広島戦で死球を受け肩甲骨骨挫傷のけがをしたことを理由に一時戦線を離脱(同月6〜16日)。けがは回復しているものの実戦から遠ざかった影響で打撃が狂っている可能性も考えられますが、本来のスイングを取り戻させる意味で原監督に再度カミナリを落としてほしいと考えているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 6月5日・ロッテ戦をもってシーズン打率が3割を切った(.299)吉川。開幕前のように原監督が直接喝を食らわすことは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について石橋貴明の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCbXUEjBdbrn4BEbLSKJuSpw
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スポーツ 2022年06月07日 17時30分
“ラオウ”杉本裕太郎復調でオリックスが借金返済! 交流戦終盤戦で首位ソフトバンク猛追へ
交流戦を2カード連続で負け越しスタートしたオリックスだが、先週は5勝1敗と大きく勝ち越し、一気に借金を完済。首位の福岡ソフトバンクとのゲーム差も「5」まで縮めた。【オリックス・バファローズ戦績 5.31-6.5】対 横浜DeNAベイスターズ神奈川・横浜スタジアム5月31日●オリックス(山岡)1-4(今永)横浜DeNA○6月1日○オリックス(ワゲスパック)5-1(ロメロ)横浜DeNA●6月2日○オリックス(山崎福)3-1(濱口)横浜DeNA●対 広島東洋カープ広島・マツダZOOM-ZOOMスタジアム6月3日○オリックス(田嶋)4-1(大瀬良)広島東洋●6月4日○オリックス(山本)3-2(森下)広島東洋●6月5日○オリックス(宮城)5-2(アンダーソン)広島東洋●※カッコ内は先発投手。※58試合、29勝29敗0分けの3位。首位の福岡ソフトバンクホークスとは5ゲーム差。 先週はビジター6連戦だったオリックス。横浜スタジアムは昨年に続いて2年連続だ。初戦は好調の山岡泰輔が先発。6回を投げ被安打6、奪三振3、失点2だった。 「試合への入りは悪くなかったと思いますが、チームが先制していただけに、中盤以降もなんとか粘り強く投げたかったのですが、勝負所で粘り切れなかったです」と反省点を挙げていたが、DH制であればもっと投げていただろう。 試合はマッカーシーが先制タイムリーを放つも、8回に登板した富山凌雅が2失点で突き離され、打線は援護できず。監督が課題に挙げていた初戦を落としてしまう。 しかし、2戦目は新外国人ワゲスパックが5回7奪三振1失点。ラオウこと杉本裕太郎のバックスクリーン弾などもあり、5-1で快勝した。うれしい来日初勝利のワゲスパックは「頓宮(裕真)がすごくいいリードをしてくれたよ。試合前からコーチたちやみんなでいいプランを立てることができて、その通りに投げることができたし、チームにとっていい1勝になったと思う」と頓宮に感謝。 「とてもうれしいよ!これからもっと勝っていきたいね!とてもいいチームだし、とてもいいチームメイトに囲まれて、とてもいい環境でプレーさせてもらっているので、できるだけ長く投げたいと思っているよ!ドウモアリガトウゴザイマシタ!thank you!」とファンの前で笑顔を見せた。 3戦目は、交流戦限定の“二刀流”としてバッティングも期待ができる山崎福也が先発。7回を投げ、被安打4、奪三振9、失点1の好投。7回にはセンター前へヒットを放ちガッツポーズを見せた。 「序盤に先制点を許してしまって、ピンチの場面もありましたが、回を重ねるごとに感覚もよくなっていったと思います。しっかりと7回まで投げ切れましたし、ゲームを作ることができたところはよかったです」と自身の投球を振り返った。 最後は平野佳寿が無失点で抑えてNPB通算200セーブをマーク。平野は「ここまでこれると思っていなかったですし、僕一人の力では絶対に達成できない記録だと思っているので、これまで関わってくれた方々に感謝したいですし、応援してくれるファンの皆さんのおかげだと思います!」と感謝の意を口にしている。 横浜で勝ち越したチームは移動日なしで広島へ。離脱中だった吉田正尚が3番レフトでいきなりスタメン復帰。投げては田嶋大樹が5回を被安打9、奪三振4、失点1の粘投。「初回に先制点を許してしまいましたが、すぐに逆転してもらっていたので、なんとか粘り強くリードを守ろうと思って投げていました」と振り返った。 「調子や内容としては良くはありませんでしたし、本当に最低限ではありますが、なんとかリードを守れたというところはよかったと思います」と控え目だったが、平野、本田仁海をベンチから外した中継ぎ陣もフル回転。伏見寅威のホームランなどもあり、オリックスが連勝。カード頭を取っている。 第2戦は山本由伸と、広島・森下暢仁のエース対決。2人は東京オリンピックのチームメイトでもある。1対0で迎えた7回裏に山本は2点を喫し逆転を許してしまう。しかし8回、吉田正のファーストゴロの間に三塁ランナーが生還し同点に追いつくと、杉本の四球から、T-岡田が勝ち越しタイムリーを放ち、山本に勝ちをプレゼントした。 岡田は「それまで全然アカンかったので。とにかく開き直って、どんな形でもいいので、ランナーをかえしたいと思って打席に入りました。本当に素晴らしい球を投げていたので、なかなか打てないなとは思っていましたけど、最後の最後に甘いところにきて、それをしっかりと打ち返せてよかったと思います。由伸が暑い中で頑張って投げていたので、勝ちが付いてくれて本当によかったです」と語った。これで2カード連続の勝ち越しが決定した。 3戦目は雨天でコンディションが悪い中、宮城大弥が6回を投げ、2失点の好投。「立ち上がりは悪くなかったと思いますが、ランナーを出してしまった後の切り替えという部分や、投手の打席の際に2ストライクと追い込んでから、簡単に犠打を許してしまったり、もっとワンバウンドのボール球でもいい場面で少し浮いてしまったりと反省点が多いピッチングだったと思います」と振り返っていた。打線は7回に4点のビッグイニングを作り、最後は勝ちパターンで逃げ切った。安達了一の逆転タイムリー、福田周平のスクイズが光った。 T-岡田、安達、吉田、そして調整中だった紅林弘太郎も戻り、不調だった杉本はこの6試合23打数で10安打、2本塁打、5打点の大暴れ。昨年チームをリーグ優勝に導いたメンバーが帰ってきた。交流戦終盤からオリックスのさらなる巻き返しに期待したい。(どら増田 / 写真・Rinco)
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スポーツ 2022年06月07日 15時30分
阪神、梅野の故障復帰に「マルテの二の舞になる」不満の声 二軍調整は順調も悲劇再来に心配相次ぐ
右脇腹筋挫傷のため5月18日から登録を抹消されている阪神のプロ9年目・30歳の梅野隆太郎。7日のソフトバンク戦から一軍復帰することを同日、複数メディアが報じた。 報道によると、チームを率いる矢野燿大監督は6日に応じた取材の中で「明日上げるよ」と梅野の一軍復帰を明言。また、梅野本人が「けがの状態も良くなっているし、あとは結果として状態を上げながら」と復帰後の活躍に意気込みを見せたことも伝えられている。 梅野は「31試合・.165・1本・4打点」と打撃不振に陥っていた5月18日、右脇腹筋挫傷を理由に登録を抹消。その後調整を経て同月28日の二軍・中日戦で実戦復帰し、同日から6月4日までに出場した4試合で打率「.273」と結果を残していた。 >>阪神・矢野監督に掛布氏が苦言、ファンから疑問の声「無策なら負けてた」 主砲・大山へのバント指示に賛否<< 梅野の一軍復帰を受け、ネット上には「抹消から約3週間、やっと正捕手が戻ってくる」、「地元の福岡遠征に間に合って何より」、「二軍の数字を見るに、打撃面も離脱前よりよっぽど期待できそう」と喜びの声が相次いだ。 一方、「良くなっているって言い方が引っ掛かるな、もし回復傾向だけど完治はしてないってことなら再発が怖い」、「短時間で実戦復帰してるし大丈夫とは思いたいが、マルテの二の舞になる可能性もゼロとはいえない」、「個人的には上げるの早すぎではと思う、マルテ級の誤算を避けるためにももう少し時間かけるべき」と、同僚・マルテを引き合いに出し故障再発を懸念するコメントも多数見られた。 「マルテは右足コンディション不良を理由に戦線離脱した4月3日から、5月6日の二軍・中日戦で実戦復帰するまで試合には出ずに調整していましたが、首脳陣は一軍の打線が低調なことを理由に同月10日に一軍に再招集。しかし、マルテは早期昇格の影響からか、25日・楽天戦で右足を痛め翌26日に二軍再降格となりました。今回の梅野はマルテとは違い抹消から10日で実戦復帰していることから恐らくは軽症で、首脳陣も二軍成績から回復を確信して一軍再昇格を決めたものとも思われますが、それでもマルテと同じ末路をたどるのではと不安が尽きないファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 梅野が離脱した5月18日~6月5日にかけての17試合、捕手として坂本誠志郎(9試合先発)、長坂拳弥(8試合先発)が奮闘し「11勝6敗」と大きく勝ち越している阪神。ことのこともあり、一部からは「そもそも代役が上手いことやってる中梅野を上げる意味はあるのか」という指摘も寄せられている。文 / 柴田雅人
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