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トレンド 2010年11月22日 12時30分
『蒼天の拳』朋友への熱い思いで大団円
原哲夫作・武論尊監修の『蒼天の拳』が、11月9日発売の第22巻で完結した。『蒼天の拳』は往年の人気マンガ『北斗の拳』の世界観を継承したマンガで、今年8月に刊行を休止した『週刊コミックバンチ』に連載していた。 舞台は1930年代の中国で、北斗神拳第62代伝承者・霞拳志郎(かすみ・けんしろう)が主人公である。『北斗の拳』の主人公・ケンシロウの2代前の伝承者で、北斗二千年の歴史上、最も奔放苛烈と呼ばれた男とされる。そのキャラクターはケンシロウの強さに、前田慶次(『花の慶次−雲のかなたに』)の明るさと、中坊林太郎(『公権力横領捜査官 中坊林太郎』)の言動が加わったものである。タイトルにある蒼天とは、主人公の清々しい生き方を象徴する。 この巻では、北斗神拳と最後に残った強敵ヤサカが継承した西斗月拳の歴史が明らかになる。ヤサカは極十字聖拳の流飛燕を殺し、北斗劉家拳の劉宗武を負傷させるほどの使い手である。宗武は当初、ナチス・ドイツの将校で、ひたすら争乱を求める奸雄的なキャラクターであった。それが拳志郎と出会うことで大きく化けた。北斗神拳の真の伝承者を決める闘いである天授の儀の前に、桜の花を見事と感じるような心の余裕も生まれている。拳志郎の好敵手として相応しい人物に成長した。 それに反比例するようにヤサカは小物化していった。天授の儀で、ヤサカは激闘で弱り果てた拳士を倒すことを狙い、そのセコさを北斗曹家拳の張太炎に嘲笑された。そして太炎に言われるままに天授の儀を見届けることになるが、拳志郎と宗武の動きが速くて目が追いつかない。太炎に「やつらはどこに?」と質問し、場所を教えてもらっていた。 確かにヤサカは飛燕や宗武を圧倒していたが、正々堂々と戦って勝利したわけではない。飛燕との闘いでは少年を囮(おとり)とし、少年を庇った飛燕を攻撃した。宗武との闘いでは、馬糞の中に潜み、杜天風を倒すことに夢中な宗武を不意打ちにした。闘い方までも踏まえるならば、それほど実力があるようには感じられない。実際、この巻で拳志郎と対峙したヤサカは「西斗月拳は戦場の拳で、一対一の闘いには向いていない」と述べている。 結局、拳志郎とヤサカの闘いは宗武との闘いほど盛り上がることも長引くこともなかった。印象的だった点は飛燕との友情が再確認されたことである。物語はトントン拍子に進み、大団円を迎える。ここには掲載誌の刊行停止という大人の事情も影響していたかもしれない。朋友(ポンヨウ)への熱い思いと蒼天のような清々しさが印象に残った作品であった。林田力(『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者)
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トレンド 2010年11月22日 12時00分
ファーストフードのバイト採用基準
ネットでは、ナメられないような感じの人じゃなきゃ落ちる、なんて議論もあるが、どうなのだろう。 確かに、いろんな客層の人が来るファーストフード。大都会の図書館の休憩コーナー並みに、若いのによくわからない集団がじっとたむろしていたりすることもあって、あれは怖い。実際のところ、採用基準は、堂々としている人、なのか? 「これは店によって基準が違うのでなんとも言えません…。ただやはり、接客ですし、いろいろな方に対処できる素直な性格と、なるべくてきぱきと仕事が出来ること。この2つがあれば、逆にまあ適正試験とは関係なく合格ですね」(街道沿いのマ○○某店舗・店長) この店舗は、カウンターの脇にある一番クルーに近い席に、いつもホームレスの方が陣取っている。店長の基準も、無理は無かろう。そして、彼の存在にまったく嫌なそぶりも見せない店員さんの真摯なまなざしと笑顔で接客する魅力が、外から見て際立って目を引くことになっている…。 「え? 同じ歌手でも、Y・Mが落ちて、N・Mが受かったんですか? ああ、なるほどね…」 真面目そうな店長が何を思ったかはわからないが、これ以上は迷惑なので退散する。 とある大企業の人事のプロの人にも聞いてみると、 「マ○○にたくさんの方が応募して来たら誰を落とすか? うーん、経験者優遇です。あと身だしなみ。これらは基本的なことですが。それとYさんは、生意気な感じがするからじゃないですか? やはり誰にでも優しい人は受かると思う」 ファーストフードで働きたいのに何度も面接に落ちる人は、優しい人のイメージづくりをしてみたらどうだろう。 そう言われてみれば、居酒屋など“忙しい接客業”のバイトでも、ツンデレ系と真面目系の女の子がうまく合わさって採用されてる気がするのが面白い。
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芸能 2010年11月22日 11時30分
それでも芸能界をたくましく生き抜く眞鍋かをり
所属事務所との訴訟問題が泥沼化と報じられて、契約解除をめぐり係争中タレントの真鍋かをり。一時は、「ヌードか?」「AV出演か?」とも騒がれ、タレント生命の危機とも言われた。そして、芸能人ブログの火付け役ともなった「眞鍋かをりのココだけの話」は10月31日で終了している。 しかし、今回の騒動、真鍋の仕事にどれだけ影響しているのかといえば、さほどの影響を与えていないとも言える。これまで事務所ともめはじめれば、まずテレビ等に出演することは不可能であったが、眞鍋に限っては事情が違うようだ。「彼女のたくましい姿勢が逆境をはねのけているともいえるでしょう」と語るのは芸能ライター。 「来年からテレビ大阪でやしきたかじんが司会ではじまる番組『たかじんNOマネー』にも出演します。会見ではお笑い芸人から“移籍問題も話してもらおう”と言われ、“いろいろ巻き込まれてますけど、気にせずやってます”と発言。常識的に考えたら、“その話は触れないで”と根回ししておくもの。ただ、それだとしらけるでしょう。そこが彼女の強さでしょうね。さらに“運命の歯車で、お金や法律をどうしても勉強しなくちゃいけなくなり、強靭な精神力が身に付いた”とも宣言している」(芸能ライター) 以前、爆笑問題の太田は番組内で眞鍋のバラエティでの実力を高く評価、「司会の自分の地位が危ない…」と発言したこともある。「実力だけが芸能界を生き抜くもの」であるならば、今回の騒動も彼女にとってはさほどのものでもないのかもしれない。
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その他 2010年11月22日 11時15分
avex「SUPER☆GiRLS」熱唱ライブ
avex初のアイドルグループ「SUPER☆GiRLS」が、原宿アストロホールでライブを行った。 今年、avexが全国縦断の大規模オーデイション実施し、7,000名の中から選ばれた12名でアイドルグループを結成。今夏から活動を開始し、現在全国のイトーヨーカドー・アリオでイベントを開催中。 そして、来月待望のデビューアルバム「超絶少女」が12月22日にリリース! avex初のアイドル専門レーベルとして「iDOL Street」を設立し、「SUPER☆GiRLS」が第一弾のアーティストとなる。 来月のアルバム発売に向けたライブイベントの会場で、インタビュー取材を敢行した。 リーダーの八坂沙織(さおりーぬ) 「12月21日SHIBUYA-AXでのライブは、アルバムに収録した全曲を歌いますのでCDとの違いを感じて欲しいです! それに新しい衣裳も楽しみにして下さい!」 最年少の前島亜美(あみた) 「デビューアルバムは感動的なバラード曲もあり、バラエティーにとんでます。『夢の引力』がお気に入り、歌詞が等身大でレコーディングで気持ちを込めて歌えました、来月のSHIBUYA-AXは全力全開でパフォーマンスします!」 いよいよライブ開演、1曲目から、われんばかりの声援で盛り上がりを見せ、若さ溢れる歌声とメンバー全員の笑顔はキラキラしていて希望に満ちていた。 ライブ中盤には、リーダー八坂の「メイドに学ぼうメルヘン講座」や、前島の「空手講座」など、メンバーの個性的な所も見せてファンを楽しませていた。 来月、デビューアルバムとSHIBUYA-AXのライブを控えている「SUPER☆GiRLS」、今後のアイドル業界で注目度は「SUPER級」だ! 12月21日 SHIBUYA-AX 開演18:30〜12月22日 デビューアルバム「超絶少女」発売
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スポーツ 2010年11月22日 11時00分
「毎週火曜日はTruthの日」。シングル王座挑戦を前にダイスケ、「超がつくX」の前にフォール負け!
11月2日のTruth#13で行われた5WAYマッチに勝利し、12月4日ガッツワールドvol.44のメインでガッツ石島の保持するGWCシングル王座への挑戦が決定したダイスケ。だが王者石島は「棚からぼた餅」のように挑戦権を獲得したダイスケの実力をまだ評価しておらず、タイトルマッチまでにダイスケを潰すと宣言。翌週のTruth#14ではパートナーのチェ・餃子マン=gosakuと決裂してしまった事により、新たなパートナーである「超がつくX」を連れてくると告げる。ダイスケは新たにガッツワールド正規軍となったgosakuとのタッグでデビルワールドとの対戦をする事となった。 メインイベント、ダイスケ&gosaku組の入場の後デビルワールドが入場する。石島の後に入ってきたそのレスラーの正体は円華であった。「元SUPER-X」という経緯がある円華、なるほど「超がつくX=SUPER-X」とはこの事だったのかと観客も納得する。ここ最近の円華は新日本プロレス「NEVER」に出場し、内藤哲也&高橋裕次郎のNO LIMITと対戦している(11月18日にも忍とのタッグで対戦している)。ガッツワールド本戦やTruthのリングにも登場しており、9月5日に行われたTruth#5ではメインでダイスケとシングルマッチを行い敗れてはいるが、次第にその存在は大きいものへと変わっている。 デビルワールドのTシャツを纏った円華はヒールとしても開眼したのであろうか。石島に負けじ劣らずのラフ攻撃をダイスケに繰り出していく。円華の膝十字固めを皮切りにダイスケの左足を中心に攻めていく石島&円華。ダイスケのピンチを救ったのは「兄貴」と慕うgosakuであった。タッチを受けるとツープラトンの攻撃をかわして、ダウンする石島の上に円華をフェースバスターで叩き付け、二人の上からまとめて覆いかぶさりフォールを狙う。これを返されると、憎き石島に対して串刺しラリアットからブルドッキング・ヘッドロック。更に監獄固めと繋ぎ優位に試合を進めていく。ところが位置が悪い。コーナーに控えている円華がgosakuの顔面を掻き毟ってカット。ここから試合は急展開を迎える事になる。 交代したダイスケが石島にミサイルキック、串刺し式のジャンピング・エルボーパッド。ブレーンバスターの掛け合いを制したダイスケはファルコンアローで石島を叩きつけ、コーナーに登ってフロッグ・スプラッシュ。しかし石島に余裕をもってかわされてしまうと円華が入ってくる。円華はダイスケの蹴り足を掴むとドラゴンスクリューからシャイニング式の喧嘩キック。そして石島とのサンドイッチ式ジャンピング・ハイキックを叩き込む。続けて石島のフィッシャーマンズ・バスター。再びピンチに陥ったダイスケだが、変則のロープワークからジャンピング・エルボーパッドを円華に叩き込んで逆転。替わったgosakuが円華に串刺しラリアットからドクターボム。コーナーに駆け上がっていたダイスケのフロッグ・スプラッシュを呼び込む。とどめのスライディングDを放ったダイスケだが、円華はこれをかわす。キックからランヒェイを狙うがダイスケのローリング・エルボーに阻まれる。変形の顎砕き狙いで円華を持ち上げたダイスケだが、空中で体勢を変えられてダイスケの背後に回る円華。バックの取り合いから一瞬の隙を突いた円華が急所攻撃。すかさずランヒェイでダイスケを叩きつけてピンフォール勝ちを奪った。 勝利後のウィナーコールも涼しげな表情で受けていた円華。新たなる味方である円華を加えたデビルワールド、石島は試合後「大事な前哨戦に負けて、本当に挑戦できるのか? 12月4日までにギッタンギッタンに潰して新木場のリングに立てなくしてやるよ! せーの、『じゃあなっ』!」と言い放ち上機嫌。一方敗れてしまったダイスケにgosakuが声をかける。「今日負けちまったら明日勝てばいい。最後に勝った者の勝ちなんだからよ!」とダイスケを称えるが、12月4日のメインイベントで最後にベルトを腰に巻くのは現王者石島か、それともダイスケか。 苦戦が続くエースへの道100番勝負を戦い続ける吉野達彦。前回は同胞であるマスクドミステリーから勝利を奪ったが、今回は山本SANの意地の前にフォール負けを喫する結果となった。山本は「ここ一番の大技」である山本SANドライバーを繰り出しての勝利となった。この技で勝利したのはGWCシングル王座トーナメント1回戦での角刈海坊主戦以来。好敵手田村和宏との連戦をきっかけに浮上するか。敗れた吉野はこれで4勝9敗と苦しい星勘定となってしまう。 山本の好敵手であるSTYLE-E・田村和宏は梁和平とのシングルマッチ。試合に介入してくるガッツ石島と梁のコンビネーションの前に苦戦を強いられるが、逆に介入を逆手に取り最後は「タ・マヒストラル」で丸め込んで勝利。 STYLE-Eの「脅威の新人」那須晃太郎はマスクドミステリーとのシングルに挑んだが、わずか4分弱でフォール負けを喫してしまう。復帰以来負けが込んでいたミステリー、この完勝で再浮上となるのだろうか。 12月4日の本興行を前に、対デビルワールド戦において黒星が先行してしまったガッツワールド正規軍。このまま主役の座をデビルワールドに奪われたまま6周年を迎えてしまうのだろうか。最後となる11月30日のTruth#16では巻き返しを期待したい所であるが…。 開催されてから4か月、平日の毎週火曜日を走り続けているTruth。前回からイサミレッスル武闘館にTruthのロゴマークが飾られていた。「ガッツワールドの真実を見せる」が定着し始めたのか、当日の観客数は寒空の中増えていた。まだまだ満足するには足りない観客動員数ではあるものの、「継続は力なり」の言葉を胸に、ガッツワールドは走り続けている。(Office S.A.D. 征木大智(まさき・だいち))◆『Truth#15』2010年11月16日会場:埼玉・蕨『イサミレッスル武闘館』(観客61人)<メインイベント タッグマッチ 30分1本勝負>ガッツ石島&○円華(9分06秒 ランヒェイ)●ダイスケ&gosaku<セミファイナル 吉野達彦エースへの道100番勝負第13戦 20分1本勝負>○山本SAN(9分15秒 片エビ固め)●吉野達彦 ※山本SANドライバー 吉野通算4勝9敗<第2試合 シングルマッチ 20分1本勝負>○田村和宏【STYLE-E】(7分16秒 タ・マヒストラル)●梁和平<第1試合 シングルマッチ 20分1本勝負>○マスクドミステリー(3分50秒 片エビ固め)●那須晃太郎【STYLE-E】 ※チョークスラム◆『Truth#16』2010年11月30日(火)開場:19:00/開始:19:30会場:埼玉・蕨『イサミレッスル武闘館』<メインイベント 6人タッグマッチ 30分1本勝負>ダイスケ&吉野達彦&山本SAN vs. ガッツ石島&梁和平&円華<セミファイナル タッグマッチ 30分1本勝負>田村和宏&那須晃太郎【STYLE-E】 vs. 清水基嗣&小川内潤【SECRET BASE】<第1試合 シングルマッチ 20分1本勝負>gosaku vs. 山田太郎【666】【チケット料金】前売り2000円、当日2500円12月のTruth4大会を通して観戦できる月間パスポートも当日より発売。自由席パスポート6000円/指定席パスポート7000円(指定席は購入者が決める事が可能)※来週11月23日は祝日のため、Truthはお休みです。次回Truth#16は11月30日(火)開催です。次回カード詳細はガッツワールド&Truthオフィシャルサイト http://guts-world.com/前売りチケット、その他お問い合わせはガッツワールドプロレスリング事務局 info@guts-world.com まで。◇Truthを含めたガッツワールドのDVDはhttp://ring.shop-pro.jp/にて絶賛発売中!!◇
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トレンド 2010年11月22日 10時30分
ニューヨークレポート ニューヨーカーの受けるストレスとは
NYのTV局がニューヨーカーがどんな時にストレスを受けるかという調査結果を発表していた。それによると80%が健康や安全に関してストレスを感じているという。安全というところがいかにもニューヨークらしい。 そして75%がお金に関してストレスを感じている。景気はまだ回復しておらず、物価は高く、見たいイベントも見られず、買いたい物も買えず、という状況ではストレスが溜まるのは当然。その割にはアメリカ人の消費者行動として名高いボイコットも起らないから不思議。買わない事が一種のボイコット運動になっているのかもしれない。 対抗策として15%から20%の間と言われているチップをケチって物価高を乗り切る人もいる。私などは過去にNYでウェイトレスをしていた経験もあり、よほどサービスが悪いとかいうのでなければなかなかチップはケチれないが、堂々と10%程度しか置かないアメリカ人もいる。 そんなものでいいのかと思い始めていたら、SOHOグランドホテルという高級ブティックホテルでランチをした時、28ドルの請求に対して50ドル札を出したらモデル並みの細さの美人ウェイトレスに「お釣りは必要ですか?」と聞かれて一瞬何の事かと思った。つまり、チップを出しやすくする為にわざわざ1ドル札をたくさんくれる事があるのだが、小額紙幣が必要ですか、と聞いたのかと思ったのだが、そうではなく、お釣りの22ドルは要りますか、という事だったのだ。「28ドルの支払いに対して100%に近いチップを暗に要求するなんてひどい話!」と後で知人に聞いたら「NYではそんな人もいるからね、聞く分にはいいと思ったんだろうね」という事だった。 チップは実に面倒で、アメリカ人でさえヨーロッパのように込みならいいのに、と言うけれどチップをケチる事によって物価高に対抗できると考える人に取っては大変便利なシステムだろう。 ストレスは頭痛やパニック障害、抵抗力の低下などを引き起こすのでNYではストレスマネジメントはNY生活には不可欠のようだ。ちなみに私がNYで受けるストレスのワーストスリーは、汚くて本数が少なく、特に週末の運行が滅茶苦茶なひどい地下鉄、(ニューヨーカーで地下鉄に怒っている人もいた)物価のバカ高さ、そして冷たいニューヨーカーである。(セリー真坂)
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トレンド 2010年11月22日 09時00分
山口敏太郎の青梅妖怪ツアー PART-1 青梅の将門伝説
怪談作家の呪淋陀です。 秋も終わりに近づいて参りました。 でも妖怪・怪談の世界は年中盛り上がっておりますよ。 この秋最後の妖怪企画 「山口敏太郎の青梅妖怪ツアー」に参加して参りました! 山口敏太郎先生の解説付きで大好きな妖怪・怪談スポット巡りと青梅観光もできる。 しかも参加費用1000円ですからね。 妖怪や怪談好きなら参加するしかない! 全4回の連載でお送り致します。 では、一緒にツアーに出発致しましょう! 青梅とは「昭和の街」をテーマに街づくりを進めています。 青梅駅に降りたった時からレトロな駅舎が出迎えてくれます。 街を歩けば映画の手描き看板、赤塚不二夫の漫画のキャラクター等が出迎えてくれます。 昔懐かしい香りがする街並み、豊かな自然の中をそぞろ歩きながら妖怪・怪奇スポットへと向かいます。★天下の怪盗 裏宿七兵衛 青梅中央図書館裏に“七兵衛地蔵”が祭られている。 中里介山の小説『大菩薩峠』の登場人物の一人に、裏宿の七兵衛という盗賊がいる。 青梅の百姓でありながら早足で、一晩に何十里も走った。 七兵衛にあやかって、ランナーの参詣が多いといわれる。 江戸の豪商から奪った財宝を飢饉に苦しむ貧しい人々に分け与えた。悪を挫き、弱きを助ける義賊。 しかし、裏宿七兵衛は遂に捕らえられ処刑され、さらし首になってしまった。 だが、ある暴風雨の夜、その首が沢を流れて宗建寺近くに着いた。それを哀れんだ住職に手厚く葬られた。 その墓も市内の宗建寺にある。★将門伝説の青梅 “将門伝説の青梅”とは、金剛寺にある「将門誓いの梅がいつまでも青い実をつけている」ことに由来する。 境内には現在でも将門の梅の木があり、実が付いても青いままで決して赤くなる事はない。 平将門は、馬の鞭として持っていた梅の枝を逆さにして金剛寺の庭に挿し 「わが祈願叶うなら根付くべし、その暁には必ず一寺を以て建立奉るべし」と、武運長久を祈願したという。 やがて梅の枝は大きく成長し、美しい花を咲かせるようになった。 だが、どういうわけか梅の実はいつまでも青いままで、決して熟すことはなかった。 将門の願いは叶わなかったのである…。 このことから、この地方を青梅と呼ぶようになったといわれている。★嗤い地蔵伝説 金剛寺の山門の道沿いに昔、地蔵があったらしい。 夜になるとゲラゲラと嗤っていたので“嗤い地蔵”とよばれていた。 その地蔵は今はない。しかし、本堂の近くに地蔵が何体かあるので、もしかすると嗤い地蔵はそこに移動されたのかもしれない。 ツアーはまだまだ続きます。 次回、PART-2は、妖怪・ムジナばばぁ、妖怪・子抱き雪女郎等々の妖怪づくしです。 お楽しみに!(怪談作家 呪淋陀(じゅりんだ)山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年11月22日 09時00分
とっとり妖怪観光大使・ゲゲゲの鬼太郎&ねずみ男 IN 金山駅
名古屋市の金山駅に妖怪がうろついていると情報を聞き、潜入してみた。なんと! 鬼太郎&ねずみ男の2ショットが揃っているではないか。「とっとり妖怪観光大使」のタスキを肩にかけ、駅を行き交う人々に鳥取県の素晴らしさをPRしている。即席撮影会が開かれるほどの人気ぶりである。 ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋の担当者によると、金山駅周辺の商店街と鳥取県がコラボレーションをして、それぞれに盛り上げたいと話す。イベントには人気キャラのネコ娘も登場! 撮影時のまねき猫ポーズもバッチリ決まっていた。 さらには鳥取県のユニット「イナバーズ」 のメンバーであるナシータもキャンペーンに参戦! 手をバタつかせる仕草が特徴的だ。特産物の椎茸をモチーフとしたボディで、耳の形は梨をイメージしている。取材時には見かけなかったが、ユニットの相棒には、カニをモチーフにしたボディで、耳にはラッキョウをイメージしたカニータも存在する。 ブースには、水木しげる作の漫画、『ゲゲゲの鬼太郎』のキャラを前面に出した個性的な鳥取県の特産物が並んでいる。☆らっきょうマニアのハートを打ち抜くであろう、「鬼太郎砂浜らっきょう」☆占いができる不思議なクッキーである「目玉おやじの めだまプリントクッキー」☆目玉のおやじのシルエットがプリントが特徴的なシフォンケーキを味わえる「目玉おやじさがし」☆こだわりの鳥取和牛を使用した「鬼太郎の好きなビーフカリー」 どれもがインパクトのあるネーミングと魅力的なイラストが目をひき、ゲゲゲの鬼太郎マニアにはたまらない特産物ばかりである。鳥取県が今、熱い。※(C)水木プロ※文科系忍者記者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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芸能 2010年11月20日 20時00分
ケイト・ミドルトンさん、電気もない山小屋でのプロポーズ
ケイト・ミドルトンさんは、ウィリアム王子がプロポーズをした電気も通じていないケニアの山小屋で素晴らしい24時間を過ごしたと語った。 2人は、10月にケニア山国立公園内の湖畔にあるラトゥドゥ・ログ・キャビンズで、ロマンチックな一夜を過ごした。「キャサリン・ミドルトン」としてゲストブックにサインしたケイトさんは、「このようなすばらしい24時間をありがとう! 魚を1匹も見つけることが出来なかったことは悲しかったですが、頑張ったことはすごく楽しかったです。暖かな火と、ろうそくの灯りが素晴らしかったです。とてもロマンチックでした! またすぐに戻ってこられることを願っています」とメッセージを残している。 以前にこの山小屋には滞在済みウィリアム王子は、「また戻ってこられて、こんなにも嬉しく思います。今回は以前より多く着るものを持ってきました。たくさんの気配り、あなた方に感謝します! 次回をまた楽しみにしています、きっと直ぐに」と書いた。 ザ・サン紙によると、ウィリアム王子は、非常に目に付き難いことからこの人里離れた場所をプロポーズの場に選び、滞在していた山小屋のベランダでプロポーズをしたとの噂だ。 またケイトさんは、王子が北ウェールズにあるRAFの基地から戻った後に、王家の住居であるクラレンス・ハウスに12人の親しい女友達を招いて、婚約したことを祝うディナーパーティーを開いた。 パーティーが18日早朝まで突入した後、ケイトさんは3月初め頃にロンドンのウエストミンスター大聖堂で開かれると予想されている結婚式についてを、終日にかけて話し合いしたと言う。 ケイトさんは、来年王子と結婚した後、王族として働くことになり、王子の公務には同行すると言われている。 デイリー・ミラー紙に、宮殿関係者は、「ケイトさんは、王族として働いて公務を行なうことになります。常にウィリアムをサポートしたいようです。ケイトさん専用のオフィスは与えられないことに決定しましたが、ウィリアム王子のオフィスを拡大する予定です」と話している。
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芸能 2010年11月20日 20時00分
エマ・ワトソン、ハーマイオニーを卒業するために髪を切った!
エマ・ワトソンが『ハリー・ポッター』で演じたキャラクターが、おしゃれのセンスを磨いてくれたと断言する。 2001年に“ハーマイオニー・グレンジャー”を始めて演じたエマ、映画の中では学校の制服しかほとんど着ることが無かったため、映画のイベントに登場する際は自己主張をするよう心がけたとWWDに語る。 「“ハーマイオニー”にはある意味感謝するわ。私のおしゃれのセンスを磨くきっかけになったから。この役を演じる中で、制服を離れたところでのファッションこそが、自分を表現する手段だったの。自分自身を着飾るチャンスがある時は、エマになれるし、違う自分を見せることができるからとっても楽しみだったわ。こんなにも長くこの役を演じていなかったら、たぶんファッションに興味なんて持たなかったと思うし、“ハーマイオニー”として見られることで、時々自分がすごく抑制されていると感じていたの」「とにかく何もすることが許されなかったの。髪の毛切っちゃダメ、マニキュア塗っちゃダメ、日焼けダメ、胸が大きく見えるブラをするのもダメ。“ハーマイオニー”を演じる時は、若々しさが必要で、化粧もダメだったの。いつも髪を後ろに流さないといけなかったわ。『可愛すぎる、チークかマスカラを落とせ』ってね。だからファッションは私なりの反抗だったの」 先日エマは、シリーズ最新作を祝うことでロングへアーをバッサリと切ったが、ショートになってよりセクシーに感じると語っている。 「いつもショートヘアの女性に囲まれていたの。首を髪で覆わずに肌を見せるのは本当にセクシーだと思うわ。まだ慣れていないけど、自分だけのものだって感じているの。だって今までの髪の毛は半分自分で、半分“ハーマイオニー”のものみたいに感じていたから。だからこの髪のおかげで、完全に“ハーマイオニー”とは決裂できたわ」