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レジャー 2007年09月13日 15時00分
阪神新馬
【阪神】3日目のダ1800m戦ではアマゾンノハナ(牝、父ジャングルポケット、母ロッコーブルー=栗東・柴田光厩舎)が、武豊騎手を鞍上に迎えて初戦勝ちを狙う。 7月中旬から坂路入りを開始して約2カ月近く入念に乗り込まれてきた。8月1日には早々と坂路で800m51秒9をマークするなど仕上がりの良さに加えて、水準以上の動きを披露してきた。 「母はウチの厩舎にいたんだけど、ダートの中距離で結構活躍した。この馬も力強い走りをするのでダートは合うはず。いい根性をしているので初戦向きだよ」と柴田光師は手応え十分だ。 同じく武豊騎乗で3日目の芝1600m戦に登場するのがミッドセンチュリー(牡、父Mineshaft、母ウェルカムミレニアム=栗東・池江郎厩舎)だ。鞍上自らがまたがってケイコをつける熱の入りようで、昨12日の芝の追い切り(6F80秒5)ではスピード感満点の走りを見せた。 「素直で乗り味もすごくいい。成長次第では大きなところも狙えそう」と片山助手は将来性も高く評価している。
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レジャー 2007年09月13日 15時00分
ロックドゥカンブがV4に絶好の仕上がり
無傷の3連勝でラジオNIKEEI賞を制した大物外国産馬ロックドゥカンブが、いよいよここから始動する。 勝って菊花賞という路線が王道だが、規定路線にこだわっていないのは外国産馬ゆえ。そして、堀師のポリシーでもある。指揮官は秋の天皇賞もしっかり見据えている。 南半球産のロックは正確にいえばまだ2歳(誕生日は9月29日)。そうした年齢的なハンデを背負いながら、3戦3勝は大物の証しだ。堀師は「まだ体が緩いところがある」と認めた上で、「精神的に大人びているし、(素質に)体が追いつけばもっと良くなる」とプラスアルファを強調する。 セントライト記念は、ひと夏(約2か月半休養)越してどれだけ成長したか、その成果をお披露目するレースでもある。今夏は記録的な猛暑が続いたが、師は「放牧でリフレッシュできたし、帰厩後はクーラーのある厩舎で順調に夏を過ごせた」と、文字通り涼しい顔。臨戦過程は寸部の狂いがない。 相撲の世界では、格下とやるケイコは“体慣らし”というそうだ。その点、中間、格上のキンシャサノキセキ(古馬オープン)に胸を借りてきたケイコの中身は濃い。先々週、先週と続けて0秒4の遅れをとったが、これは想定内。「久々の分、反応が鈍かったが、今週やれば良くなる」と堀師は余裕しゃくしゃくだ。 ここはサクセスストーリーの序章にすぎない。 【最終追いVTR】芝コースでライモン(500万)と5Fから併せ馬。いつも通り終い重点だったが、直線、軽く仕掛けられると大きなストライドで鋭伸。楽な手応えで併走馬に1馬身先着した。ひと夏を越してさらに成長した感がある。
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レジャー 2007年09月13日 15時00分
美浦黄門 ゴールデンダリアの佐々木助手を直撃
−−ダービー(6着)以来、約4カ月ぶりの実戦になりますが、仕上がり状態は? 佐々木助手「ダービーの後は秋に備えて放牧。早めに帰厩して、ここまで順調に乗り込めた。先週ある程度やっているので、今朝は微調整程度でよかったが、予定より速いタイムが出たのはそれだけ具合がいい証拠でしょう」 −−ひと夏を越して変わったところは。 佐々木助手「外見からは分からないが、つくべきところに筋肉が付いて体つきがたくましくなり、動きも力強さを増している。ソエも完治した」 −−ダービーを振り返ってください。 佐々木助手「春はソエが痛かったし、ダービーを目標にかなり無理して使ってきた(4カ月間で6戦)。そういう状況を考えれば、よく頑張っていると思う」 −−この馬のセールスポイントは。 佐々木助手「乗り役の指示通りに動けるし、中団より後ろで落ち着いて走れば終いは確実にいい脚を使える。乗り役(柴田善騎手)も手の内に入れているし、持ち味を最大限引き出してくれるでしょう」 −−マークする馬は? 佐々木助手「3連勝の馬(ロックドゥカンブ)がいるけど、相手うんぬんより自分の競馬をすれば自ずと結果はついてくるはず」 −−課題はありますか。 佐々木助手「ウチの厩舎(二ノ宮厩舎)はセントライト記念と相性が悪いからね(笑)。(1997年ダイワオーシュウ、98年ダイワスペリアー、04年ホオキパウェーブはいずれも2着)」 −−最後に意気込みをお願いします。 佐々木助手「(菊出走は)賞金的にはセーフだが、悪い流れを断ち切って(勝って)挑戦したい。実戦タイプで久々でも力は出せるし、楽しみにしている」
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レジャー 2007年09月12日 15時00分
ローズS 2強に挑戦状! ベッラレイアが万全の仕上がり
最後に残った冠は譲れない。桜花賞には間に合わず、オークスは無念の2着。春は悔しい思い出ばかりだったベッラレイアが、最後の1冠秋華賞へ向け「第25回ローズS」(GII 芝1800m 9月16日)で復帰する。強敵の桜花賞馬ダイワスカーレットをここで撃破すれば、最強ウォッカ打倒へ弾みがつくはず。最高の助っ人・武豊を鞍上に迎え、必勝態勢で挑む。 猛暑、インフルエンザ騒動と慌しく過ぎた2007年の夏。だがベッラレイアは最高の夏休みを過ごしたようだ。その成果は褐色のシルエットにはっきり表れている。 「春の体重に戻したかったんだ」と平田師はうなずいた。デビューが今年1月と遅く、そこからクラシックまで強行軍が続いた。桜花賞は間に合わず、オークスこそ2着したが、新馬戦で460kgあった馬体重は444kgまで減っていた。身を削り、挑んだ春。悔しさを胸に秘め、夏を鍛錬にあてた。 ボリュームアップ作戦は見事に成功した。胸前とトモにしっかりとした筋肉が張り付き、たくましい体になった。 「今は460kg台。レースでも450kg後半まででは出せると思う。有意義な夏休みを過ごせて完成に近づいてきた」と師はつぶやいた。さらに「背が伸びて大きくなったせいか、30kg近く増えても太く見えない。むしろ引き締まっている。顔つきも大人っぽくほっそりしてきたね」と確かな成長を感じ取っている。 春はレースとケイコを重ねるたびに精神面でもイライラが募っていたがもう大丈夫。そのおかげで課題だったゲートもすっかり良くなっている。 動きも文句なしだ。5日に栗東坂路で行われた1週前は800mを51秒8→12秒3。春もケイコは動いたが、これだけの好時計を楽々弾き出すのだから、師の「申し分ない仕上がり」という言葉もうなずける。 インフルエンザ騒動が起きる前の8月8日に帰きゅう。それから順調に階段を上ってきた。1番人気に推されたオークスはウォッカもダイワスカーレットもいなかった。「押し出されての1番人気だった。今回がGI馬との初対決になるんだね。でも不安より楽しみの方が大きい」 そして鞍上には最高の助っ人・武豊を迎えた。1週前に騎乗してすでに感触はつかんでいる。「ダイワをマークするように後ろからの競馬になるかな。まあ、一番力を出せる競馬を分かってくれているでしょう」 人にも馬にも、平田師は全幅の信頼を寄せている。 【最終追いVTR】1週前に実質的な追い切りを済ませている関係で、今朝(12日)は坂路(800m53秒3)を馬なりで軽く流す程度となった。ゴール前でも反応を確かめる程度だったが、ラスト1F12秒0の好ラップ。それだけ体調のいい証拠だろう。
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レジャー 2007年09月12日 15時00分
セントライト記念 ゴールデンダリア 春から一段とパワーアップ
天高く馬肥ゆる秋競馬第2週の中山メーンは、菊花賞TR「第61回セントライト記念」(JpnII 芝2200m 16日)。優先出走権(3着まで)を目指す有力馬は五指に余るが、12日の最終追い切りで絶好の動きを披露したのはゴールデンダリア。夏は春の疲れを取るため、休養にあてたが、体に幅が出て心身ともに一段と成長して帰ってきた。 ダービーで6着とメンバー最先着を果たした、ゴールデンダリア。「使い詰めで調子のピークが過ぎていた」(二ノ宮調教師)状況を考えれば、実力の片鱗は示したといえ、決して悲観する内容ではない。 秋に備えて放牧に出した効果も大きい。「春より背丈が伸びたし、体も幅が出てひと回り大きくなった。どっしりと落ち着きもある」と目を細める二ノ宮師。レースが待ち遠しくてたまらない様子だ。 ここまで山のようなケイコを積み、出走態勢は万全。ベストパフォーマンスが期待できそうだ。 【最終追いVTR】2週連続、柴田善騎手を背にWコースで追われた。5Fからジョウテンロマンを3馬身追走。4角で内から馬体を併せると、抜群の手応えで一杯の相手を圧倒。自身は馬なりで楽々併入した。万全の態勢が整った。
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レジャー 2007年09月12日 15時00分
ローズS(JpnII 阪神芝1800m 16日) 桜花賞馬ダイワスカーレットがカムバック
未完成だった春でも桜花賞をV。ダイワスカーレットは連対すら一度も外さなかった。それはダービー馬ウォッカにも劣らない確かな能力のあかしだ。 「春は体温が安定しなかった。桜花賞だけはうまくいったんだけど、オークスは残念な形になってしまった。だけど今は安心して見ていられます」と松田国師はうなずいた。 インフルエンザ騒動が起きる前の8月10日に帰きゅう。放牧先の宮城・山元トレセンでも15-15を入念に乗られ、栗東でも「水曜、日曜と15-15ぐらいをきっちり乗れている」とスキなく仕上げられてきた。 1週前は5日の栗東坂路で800mを53秒0→12秒2の鋭さ。「ひばらが引き締まって、肩先からおしりまでいい筋肉がついた。素晴らしい体になりました」。2冠へ。ベッラレイアをまずは退ける。 【最終追いVTR】安藤勝騎手を背に、DWコースで併せ馬を行い6F86秒3、上がり3F39秒5→12秒7を計時。テンからリッラクスムードで折り合いもピタリとついた。抜群の手応えで直線へと向かったが、ここでも手綱はガッチリ抑えたまま。それでも馬なりであっさり1馬身先着と文句なしの動きだった。
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レジャー 2007年09月12日 15時00分
遠い記憶 目黒競馬場の歴史6(最終回)
1932(昭和7)年に、東京市はニューヨークに次ぐ世界第2位の大都市となった、いわゆる「大東京市」の成立である。目黒区域の人口は1930(大正5)年と比較すると、目黒町で3.7倍と、周辺部では最大の増加率を示した。 このとき目黒町と碑文谷町が合併して目黒区が誕生した。目黒競馬場の近くにも住宅が増え、このころから競馬場の馬や厩舎の臭い、騒音に対する新住民の苦情が多く届くようになった。また近隣の宅地化に伴い、競馬場の地代も急上昇したため、競馬場の移転問題が実現化してきた。 こうして1933(昭和8)年4月23日、「第2回東京優駿大競走」(優勝馬カブトヤマ号)が開催された目黒競馬場は、4月30日のレースを最後に、25年間の歴史にピリオドを打ち、府中(現東京競馬場)に移転することになった。なお、府中競馬場は同年11月に開設されている。 現在の目黒通りに沿って建つ多摩大学目黒中・高校から脇道を南側の住宅地に入ると、左斜め前方から曲線を描いた小道が接近してくる。その小道は右方向に緩やかなカーブを描いて伸びている。それが、コーナーから観覧スタンド前に続く目黒競馬場のコースの跡地である。 そういう跡地を眺めていると、“古(いにしえ)”の記憶が蘇るのか、当時の競走馬の駆け抜けていく音が、いかにも聞こえてきそうで感傷的になる。 目黒区保健所によると、この界隈は「競馬場の跡なので、今でも破傷風菌が多い」という。一見何気ない住宅地に今も残るコース跡と破傷風菌は、競馬場跡の歴史の生き証人であり、都市化していった東京市近郊農村の変貌を物語っている。 =最終回=※参考文献=目黒区50年史/月刊めぐろ(80年5月号)/みどりの散歩道
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その他 2007年09月12日 15時00分
「アキバ探検隊」超激辛ソース有料試食に挑戦 の巻
先週号(6日付)で取り上げた「カレーラムネ」ばかりでなく、アキバはいまスパイシーブームに沸いている。 神田明神通り沿いで「超激辛にチャレンジ。有料試食94円」とやたら興味を引く看板を発見した。輸入食品菓子専門店「FOODS SHOP WATABE 秋葉原店」(千代田区外神田3-1-14)では、超激辛ソースをちょっとだけ試食することができる。 南米コスタリカ製「アフターデスソース」(150ml675円)と「サドンデスソース」(同700円)2種類で、サドンデスのほうが辛い。同店によると、辛さを示すスコピルという単位があり、タバスコが2140スコピルなのに対し、アフターデスは3万8520スコピル、サドンデスは4万9220スコピルとケタが違う。 よーし、サドンデスに挑戦!と意気込んだそのとき、読み飛ばせない警告文が目に入った。 「サドンデスは想像を絶する辛さです。初めての方はアフターデスをお試しになってからのほうがいいです。お水などはお出しできません。心臓の弱い方はご注意ください」 アフターデスに変更。試食料金も50円と安い。ミニ皿に盛ったハバネロチップ6〜7枚にソースをちょろっとつけて食べる。「こんなに少ないの?と思うかもしれませんが、みなさん残されるので」と店員。 意外と平気かも、サドンデスいっちゃおうかな…と思った1秒後、口の中は大火事で顔から大量の汗が吹き出した。ジュースを買って立て続けに2本飲んだがまだ辛い。 同店オーナーは「挑戦するのは若い男性ばかり。みなさん友達を連れてきては『辛い〜っ』ともだえる様子に喜んでいますね」と話す。電車男はなかなかのワルだ。
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芸能 2007年09月12日 15時00分
Def Tech 電撃解散の裏事情
先日、突如解散を発表した人気デュオ「Def Tech」。05年1月にファーストアルバムを発売してからわずか2年あまりでの解散だけに、驚いたファンは多かったと思うが、メンバーのMicroとShenの“宗教問題”による溝が深まり、修復不可能となって解散に至ったという。 同デュオは05年1月にファーストアルバム「Def Tech」でデビュー。「インディーズながら売り上げは200万枚を突破したというから、印税は相当なもの」(音楽関係者)というから、その人気は絶大で、同年大みそかにはNHKの紅白歌合戦にインディーズのアーティストとして初めて出場した。 「ジャパン、ハワイ、ジャマイカの音楽の長所をミックスしたジャワイワン・レゲエというニュージャンルが若者に受け入れられた」(同)というが、透明感あふれる曲に加え、人生応援歌的なポジティブな歌詞も受けた理由とされている。 「ほとんどMicroが作っていたんですが、彼の宗教観が大いに反映されたポジティブで前向きな歌詞だったんです。というのも、『2ちゃんねる』などのネットでもよく書かれていた通り、彼は熱心な創価学会の信者なんです」(週刊誌記者) たしかに、Microが作った曲は明日への活力を与えるような、病んだ現代社会への“清涼剤”に聞こえるが、これも宗教的ばバックグラウンドがあってのものというわけだ。 「Microはデビュー前、地元での布教活動が認められ、学会の機関紙である聖教新聞に載ったことがあります。また、05年にはmixiで学会に批判的なユーザーとトラブルになり、mixiを脱会しました。普段から、『グラミー賞を狙う』と広言していましたが、それはすべて布教活動の一環だったんです」(宗教ジャーナリスト) となると、当然、相方のShenも勧誘されたようだが、「Shenは興味がなかったようで、学会員ではないようです」(同)と、このあたりから2人の間に溝ができるのは必然だったと言えるかもしれない。さらに…、 「昨年10月、Shenは3年の交際を経て年上の日本人女性と結婚しましたが、その女性がしっかり者で、金銭的なことも含め、しっかりアドバイスしたようです。デビューからMicroが引っ張る感じでしたが、Shenが意見するようになってさらに2人の関係がギクシャクしたんです」(別の音楽関係者) その結果、昨年4月に発売した3枚目のアルバムを最後に“開店休業状態”に。Microは今年2月に新レーベルを設立し、Shenは故郷・ハワイのハワイアンミュージックを中心に活動することになったという。 「Microがコツコツ活動を続けていくと、そのうち久本雅美級の力を学会で持つようになるはず。そのためには“世界進出”はぜひ果たしたいようです」(先の宗教ジャーナリスト) 解散して別々の道を歩むことになったMicroとShen、ともに最良の形になったようだ。
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芸能 2007年09月12日 15時00分
佐藤藍子 “究極のスーツ”誕生記念イベントに出席
本紙G1予想でもおなじみの女優・佐藤藍子が11日、東京・伊勢丹新宿店で行われた「働く女性が本当に求めていた究極のスーツ」誕生記念イベントに出演した。 雑誌「日経WOMAN」と伊勢丹がコラボプロデュースした女性用スーツを着て登場した佐藤は今月26日に30回目の誕生日を迎える。 「30歳になってもっと大人な感じと思ってましたけど、私はもっと内面を磨かなきゃ」と気持ちを引き締める発言。 さらに、結婚について聞かれると「それも考えて(質問を想定して)来たんですけど、まあ、縁ですからね」と笑っていた。<写真:オフホワイト系のパンツスーツ姿で登場した佐藤藍子>