-
レジャー 2007年09月08日 15時00分
京成杯AH アベコーの気になる◎は?
秋の中山競馬、開幕週のメーンは恒例の「第52回京成杯AH」(GIII 芝1600m 9日)。マイルCSを頂点とする秋のマイルロードはここから始まるが、昨年10番人気の低評価を覆して逃げ切ったステキシンスケクンしかり、波乱含みのハンデ戦らしく一筋縄ではいかない側面もある。そこで、アベコーこと阿部幸太郎は今春の東京でGIレベルのパフォーマンスを披露したマイケルバローズを本命に抜てきした。 お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。 台風9号は我が家のベランダを引っ掻き回し、植木鉢をひっくり返して簾(すだれ)を引きちぎりながら去って行きました。来襲に備え準備はしていたつもりですが、どこかに妥協があったのかも知れません。それでも、ケガなどなくホッとしています。 さて、阪神ではサマースプリントの最終戦「セントウルS」が行われますが、中山ではマイルCSに向け、重要な「京成杯AH」です。 京成杯AHは過去4年連続して逃げた馬が連対。昨年は逃げたステキシンスケクンが、3歳馬ながら優勝。ということは、今年も主導権を取って逃げるストーミーカフェでしょうか。ところが、今回も騎手をチェンジしてきました。私が◎で応援した関屋記念5着の内容から、その手応えを身を持ってつかんだはずの田中勝騎手は、今回はキングストレイルを選択。今回初めてコンビを組む田中剛騎手は、結構強気なジョッキー。気合を入れて一気に飛ばす可能性があります。 それにつられてスクールボーイや、デンシャミチ、早めに行くというアポロノサトリ。ダイワバンディットなど、ストーミーカフェよりも内側を引いた馬たちが積極的に行く構え。流れは必然的に緩みないペースです。 ◎マイケルバローズに期待。というのも、今春の東京・湘南Sで見事な追い込み勝ち。時計が1マイル1分32秒9。ラスト3Fが34秒4。実はこの時計こそがマイケルが本格化した証しだったのです。それは翌日のGI安田記念。ダイワメジャーが優勝し、勝ち時計が1分32秒3。当時、追い込んで5着だったスズカフェニックス(1番人気)が、1分32秒8。前半の半マイルは45秒8と45秒9。ほとんど同じ。ということは、マイケルバローズが、スズカフェニックスに匹敵するくらいの力があると見ても言いすぎではないのです。その裏付けが関屋記念の3着とみれば納得。 関屋記念から中4週。この臨戦過程は3戦2勝、3着1回。抜群の戦績を示しています。かつ、関屋記念から1kg軽い55kgで出走できる魅力も大。迷わず狙い撃ちです。
-
レジャー 2007年09月08日 15時00分
京成杯AH 藤川京子 カンファーベストが昨年の雪辱よ
今週からいよいよ秋の中山競馬が開幕する。そのメーンとなる「第52回京成杯AH」(GIII 芝1600m 9日)。女馬券師・藤川京子は昨年ハナ差2着に好走しているカンファーベストを強力プッシュ。衰え知らずの8歳馬が叩き2戦目で激走モードだ。 古豪カンファーベストが昨年の雪辱を果たします。昨年は直線入り口でゴチャつく不利をものともせず、物すごい瞬発力で馬群を割って伸び、ハナ差まで詰め寄りました。メンバー最速の上がり3F34秒3もさることながら、このときにマークした1分32秒0の持ち時計は、メンバー中一番です。勝ったステキシンスケクンは3kg軽い54kgでしたから、カンファーの力は十二分に確認できました。 近走はずっとマイル戦を使ってきているように、この距離は“超ベスト”といっていいでしょう。すんなりと折り合い、うまく流れに乗れるので得意の切れ味を最も生かすことができます。 前走の関屋記念は8か月半の休養明け。中団をリズム良く追走し、直線で外に出して懸命に追い出しましたが、馬場の真ん中をジワジワとしか伸びませんでした。それでも4着を確保。いくら鉄砲巧者といっても今回は脚部不安での放牧で、かなり間隔があいていましたからね。復帰戦としては及第点が与えられると思います。 5歳時にも同じく脚部不安で11カ月休養したことがありましたが、その時も復帰戦のエイプリルSは6着に敗れています。しかし、2戦目の新潟大賞典では、トップハンデ57.5kgを背負いながらクビ差2着。1度叩かれたここは前走より期待が持てます。 昨年は関屋記念を勝って、ここへ参戦。今年も同じローテーションでいくのは当初の予定通りで、中間は厩舎でじっくり調整されました。最終追いは坂路を単走。リズミカルでしっかりとしたフットワークは明らかに前走時の状態を上回っています。秋競馬に突入したとはいえ、まだまだ暑い。暑さに強いカンファーは、この時季は本当に調子を上げてきます。2勝、2着2回の中山は得意コースですし、速い時計勝負も望むところ。まだまだ元気な8歳馬。トップクラスの実力と貫録を見せつけるチャンスです。
-
レジャー 2007年09月08日 15時00分
京成杯AH(GIII 中山芝1600m 9日) 本紙・橋本は古豪カンファーベストから
老いてますます盛ん。古豪カンファーベストが昨年(ハナ差2着)のリベンジだ。 昨年同様、関屋記念で9カ月ぶりに戦列復帰。結果は4着に終わっているが、走破タイムは昨年(1着)よりわずか0秒1遅かっただけ。実力がいささかも衰えていないことは、その数字が如実に証明している。 1600mをコンスタントに1分32秒台で走っているように、スピード、決め手ともカンファーベストの右に出る馬はいない。久々を叩かれた上積みは十分あるし、この馬を知り尽くしている江田照騎手とのコンビが復活したのも心強い限り。 ハンデも据え置きの57kgなら心配無用。今度こそ伝家の宝刀をさく裂させる。 相手は3歳の精鋭マイネルシーガルと韋駄天・ストーミーカフェ。
-
-
レジャー 2007年09月08日 15時00分
セントウルS(GII 阪神芝1200m 9日) 谷やんの儲かりまっせ GIより勝負はここ アグネスラズベリ◎
キンシャサノキセキ、アイルラヴァゲインの関東馬が強敵になるが、鞍上鞍下、シリーズ優勝に向け鬼気迫る形相のアグネスラズベリと角田がアベックVを決める。 「本音をいえばGIスプリンターズSに魅力を感じたんだ。でも、目の前にある優勝賞金5000万を取りにいかない手もないからね」 頼もしき愛馬と一心同体の調教役・柳田助手は“名”を取るのか、“実”を取るのか、「オーナー、先生を含めて直前まで迷った」とその複雑な思いを明かしてくれたが、「ここをやめてもスプリンターズSを勝てる保証はどこにもない」の結論で、4日午後、このセントウルS出走を決断。もちろん、いうまでもなく、その難しい選択に断を下させたのは「2年前に札幌から栗東に戻ってきた時は、かなりダメージが大きかったが、6歳の今夏はまるで疲れがない。その証拠に8月29日に帰ってきて、わずか4日後に時計を出しているんだからね」という顕著な体質強化と、「前走は正直、ギリギリ間に合った感じ。2週前に熱発して体調が本当じゃなかったんだ。それでいてあの競馬。4角内外の差がなければ勝っていた」と振り返るキーンランドCでつかんだ確かなる自信があるからに他ならない。 無論、クールな勝負師・角田も「いろんなことで風が吹いている。モチベーションは高いですよ」とハートは“熱い”。同じローテで戴冠したシーイズトウショウから1年。2代目サマースプリント王者に輝くは完熟ボディにうれにうれたアグネスラズベリだ。
-
スポーツ 2007年09月08日 15時00分
新日本プロレス レジェンド軍が初の5人そろい踏みで大人気。“レジェンド景気”が巻き起こる!?
新日本プロレスの新シリーズが7日、東京・後楽園ホールで開幕した。8・11両国大会で結成されたレジェンド軍の長州力、蝶野正洋、越中詩郎、S・S・マシン、獣神サンダー・ライガーの5人が初のそろい踏み。大歓声を背にGBHを全く寄せつけない圧倒的な強さで好発進した。ついにベールを脱いだレジェンド軍。絶大な人気と実力を兼ね揃えた5人に新日プロは“レジェンド景気”を見越し、皮算用をはじき出している。 レジェンド旋風が吹き荒れた。 G1クライマックス開催中の8・11両国大会で蝶野の呼びかけに集結したレジェンド軍。この日のシリーズ開幕戦では長州、蝶野、越中、マシン、ライガーのフルメンバー5人が初めてリング上でタッグを組み、2日の千葉・幕張大会で一触即発になったGBHと10人タッグ戦に臨んだ。 2本先取の3本勝負で行われ、GBHの天山広吉、真壁刀義、矢野通、石井智宏、本間朋晃と激突。のっけから昭和のプロレスをほうふつとさせる古典的な連携技を披露し、会場を温めれば、5分過ぎに天山を捕獲。長州のリキラリアート、マシンのセントーン、ライガーの掌打、越中のヒップアタックを立て続けにブチ込み、最後は蝶野がシャイニングケンカキックで沈める黄金連携で難なく3カウントを奪取した。 2本目も一切ペースを譲ることはなく、越中が矢野からパワーボムで勝利。圧倒的な強さでGBHを退けたレジェンド軍の長・長州は「負けたからにはちゃんとケツふいてもらうからな」とGBHに解散宣告し「次は本隊だ!」と、新日プロ完全制圧に意欲を示した。 ただの高齢者軍団ではなかったレジェンド軍。絶大な人気と実力を兼ね揃えた5人に同社フロント幹部は「あれだけ動けるとは…。彼らがリング上で政権与党になるのは時間の問題かもしれません」と口をあんぐり。 さらには「ただ、彼らが力を持つことになれば、社内のパワーバランスが一変する可能性もありますが…」と危惧する一方で「でもこれはビジネスチャンスでもあります。レジェンド景気が訪れそうです。うまくいけばグッズとか含めて5000万円はとれるかもしれませんね…」と皮算用だ。 ついにベールを脱いだレジェンド軍。今後セルリアンブルーのマットで一大旋風を巻き起こすこと必至といえそうだ。
-
-
スポーツ 2007年09月08日 15時00分
新日本プロレス 越中詩郎のケツ絶好調。真壁を迎撃宣言
10月8日の東京・両国国技館大会で真壁刀義との遺恨清算マッチに臨む“サムライ”越中詩郎が完全決着を予告した。 この日メーンの10人タッグで真壁との“前哨戦”に臨んだ越中。ことごとくチェーンを持って襲撃してきた真壁と激しく乱闘し、場外戦で流血させられながらも、試合では真壁の目の前で石井智宏から3カウントを奪取した。 試合後は「アイツ引き出し1つしかないんだって。チェー巻いてやるしかねぇだろ」と挑発。また、真壁から「負けたらSM凌辱刑」と宣告されたことにも「そんなん関係ねぇって!」とし「どっからでもかかってこいって!!」と迎撃を宣言していた。
-
スポーツ 2007年09月08日 15時00分
DDT 飯伏が丸藤とのイケメンタッグ再結成を熱望
DDTが7日、都内で会見し、23日に行われる後楽園ホール大会での王者・飯伏幸太VS挑戦者・野橋真実のインディペンデント・ワールド世界ジュニアヘビー級選手権を発表。王座防衛を宣言した飯伏はノアの“天才”丸藤正道とのイケメンタッグ復活を呼び掛けた。 7月の「日テレ杯争奪ジュニアヘビー級タッグリーグ戦」で誕生した丸藤とのイケメンタッグ。飯伏は丸藤との競演した日々について「やはり天才でしたね。うまく生かされたし、力を引き出してもらった。今のところ勝っているのは身長だけ」とすっかり天才に魅了された心情を告白した。 KENTA&石森太二に最終戦で敗れ、2位に終わった結果に満足できず、飯伏の中ではいまだにくすぶり続けている思いがある。「僕の中ではまだ終わっていない。もう一回組んで、GHCタッグに挑戦したい」と丸藤とのタッグ再結成とメジャータイトル獲得への並々ならぬ意欲を見せた。 そのためにも現在保持する王座の死守は命題。「まずはこの防衛戦をしっかり勝ちたい。復活させた伝統あるベルトに再び命を吹き込んで、価値を上げていく」と飯伏は熱い闘志をのぞかせる。 飯伏は歴史の深いインディージュニアタイトル防衛の先に、マット界きってのイケメンタッグ再結成を見据えている。
-
スポーツ 2007年09月08日 15時00分
全日本プロレス ブルート一生が引退を決意
全日本プロレスのブルート一生が7日、都内の同事務所で現役引退を発表した。古傷だった右肩負傷の悪化が理由。16日の東京・後楽園ホール大会でファンに引退報告を行う見込みだ。 約1年半におよぶ現役生活から引退することを発表したブルート。会見では「大学時代から悪かった右肩がメキシコ遠征中に悪化してしまいました。プロレスを続けていたら日常生活にも支障が出てしまうため、ドクターストップがかかりました」と経緯説明した。 「吉江さんと嵐さんと組んで試合したのが一番印象に残っています」とブルート。渕取締役からは「ケガで引退っていうのは本人が一番辛い。第2の人生でがんばってもらいたい」とエールが送られた。
-
芸能 2007年09月08日 15時00分
篠原涼子 子作りへの情熱 再燃!?
ここのところ妊娠ばかりが注目される女優・篠原涼子(34)。先日、出席した会見では、これまで流れていた妊娠説を否定してたが、内心では、はやく子どもが欲しいと思っているようす。特に最近のある出来事が彼女の“やる気”に火をつけたとか!? 「最近、皆さん知っての通り、太ってきているので…」 先日、都内で行われたワールド「Reflect」と森永製菓「粒選りショコラ」の新CM発表会に出席した篠原涼子は、こう言って妊娠説を否定してみせた。 「ま、妊婦にはタブーされるハイヒールを履いての登場でしたから、今のところオメデタはないと思いますが、いつ妊娠してもいい時期であることは確かです。早く妊娠して出産して、男手一つで育ててくれたお父さんに孫の顔を見せてあげたいというのが彼女の本音でしょう」(女性誌記者) そもそも篠原の“妊娠説”が取り沙汰され始めたのは、今年1月に放送された連ドラ「ハケンの品格」(日本テレビ)の撮影時からだった。 「『ハケンの品格』のドラマが終了次第、産休に入ると言われたり、スタイリストがお腹を気づかってエプロンをゆるめに結んでいたなど、妊娠かと思われるウワサが飛び交いました」(同) 結局、この妊娠説は幻に終わってしまったようだが、ここにきて再びクローズアップされることになってきた。 「結婚当初はどうしてもという気持ちだったのが、今春には、できたらできたでいいとトーンダウンしてしまったのです。でも、8月末に俳優・田中健が56歳でパパになったことが報じられ、再び注目されることになったわけです」(芸能ライター) 56歳の田中にできるなら、58歳の市村正親にもできないことはない、と刺激を受けているはずだ、ということだ。 「篠原は田中の“快挙”に大変勇気付けられたようで、市村の尻をかなりたたいているとも言われているようです。市村は篠原の“リクエスト”のおおさにやや腰が引けているとかいないとか」(同) 先月、幕が開いた「ヴェニスの商人」以降、市村は来年1月まで舞台の仕事がビッシリと入っている。 「彼女は、今年いっぱい連ドラに出演する予定はないですが、これも稼ぎ頭の篠原に働いてほしい所属事務所に篠原がなんとか働きかけた結果のようです。子どもが欲しい篠原としては“チャンス”ですが、市村にすれば、“田中よ、よけいなことしやがって”という気持ちかもしれません」(同) 会見に出るたびに妊娠のことばかり聞かれる篠原も気の毒ではあるが、今後もその状況は変わらないだろう。
-
-
芸能 2007年09月08日 15時00分
芸能界斜め斬り 企業、番組宣伝の片棒を担ぐ芸能マスコミの底なしの軽薄さ
「試合前みたい。普段は全裸しかみてないので…」 ジャガー横田・木下博勝夫妻が5日、「男と女のフォト川柳コンテスト」の表彰式に“夜の勝負服”姿で出席して、自らの性生活を赤裸々に暴露している。「またあの夫婦か…」と思いながらボケッと画面を見ていたらと、朝からエロい夫婦生活の話。この夫妻、本当は「ED疾患啓発キャンペーン」なるイベント宣伝に参加していたのだ。 EDとは勃起不全で、性交渉に難があるというデリケートな病。現在日本で1300万人がこの症状に悩んでおり、今後さらに増えそうだという。だから悩まないで専門医の治療を受けたり「バイエル薬品の特効薬で克服しましょう」というキャンペーンだ。しかも肝心のイベント趣旨が何も報道されず、ひたすら「夜のお元気夫婦生活」の話に終始する。 このところタレントの記者会見を見ると、実は企業の新商品発表会見だったり、新番組の宣伝会見だったりすることが実に多い。タレントはもはやマスコミのインタビューなどには出ない。お金になる企業キャンペーン、さらには自分が出演した映画、番組宣伝でしか人前に出ないケースが目立っている。 最近では「妊娠説」が報じられた篠原涼子(34)の3日に行われた記者会見も実は企業キャンペーンだった。これはワールドの婦人服ブランド「Reflect(リフレクト)」と森永製菓「粒選りショコラ」の共同キャンペーンの発表で、いつの間にか妊娠会見にすりかわっていた。 集まった芸能マスコミの視線は、篠原涼子のお腹一点に集中。これが芸能マスコミの仕事というならば、実にお寒い限りだ。いいオトナがマジ顔で「妊娠してますか」と聞く姿はあまりにも悲しく哀れに見えてくる。結婚すればダンナの市村正親が58歳といえども、女房が34歳の女盛りならばいつかは妊娠するだろう。 お次は「舘ひろしが130kg人食いザメ釣った」という記事を読んでいたら、何のことはないテレビ番組の宣伝記事。これはテレビ朝日系の「愛のエプロン 豪華3時間SP」の企画で、高級食材を集めるため8月下旬に沖縄・宮古島沖でゲット。 昨年11月には、ドラマ「マグロ」のロケで渡哲也が一本釣りで220kgの本マグロを釣り上げたが、これも番組宣伝の一環。 すでに芸能記事は、タレント、テレビ番組、企業の宣伝媒体に成り下がっている。これが今の芸能記事の実態だ。