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『ガキ使』収録中止、再び現場が“コロナパニック”に陥りそうな各テレビ局

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ココリコ・遠藤章造

 19日に予定されていた、日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の収録が中止されたことを、各スポーツ紙が報じた。

 同番組のレギュラー出演者であるお笑いコンビ・ココリコの遠藤章造は、12日に発熱し、15日に新型コロナウイルスの感染を発表。各紙によると、前回の収録は遠藤が発症する前の今月5日に行われており、同番組の共演者やスタッフに濃厚接触者はなし。

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 ただ、同じくレギュラーのお笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功について、妻でタレントの小川菜摘が18日にSNSで、「PCR検査を受けたところ、幸いにも結果は陰性でしたが、夏風邪なのか、熱が続いておりますので…」と安静にしていることを報告していた。

 各紙に対して同局は、収録中止について「総合的に判断して収録を中止しました」と説明している。
 「遠藤がコロナ、浜田が体調不良となると、残りのレギュラーはダウンタウン・松本人志、ココリコの田中直樹、月亭方正の3人になり、企画などを行うのも厳しいので収録中止はやむを得なかったのでは。遠藤と浜田は回復してからしばらくは安静が必要なので、まだまだ収録は先になるのでは」(放送担当記者)

 各局は春先頃から新型コロナウイルスの感染予防対策を行い、その影響で一時期は連続ドラマやバラエティー番組の収録が中断。
 しかし、テレビ朝日では4月に「報道ステーション」のキャスターを務めていた富川悠太アナウンサーや複数のスタッフがコロナに感染してしまった。

 ようやく各局が平常運転に戻りつつある中、日テレの収録が中止となったが、今後、現場は再び“コロナパニック”に陥りそうだというのだ。
 「同じドラマやバラエティーの出演者が別々の場所でコロナに感染した場合、全体の撮影をストップすることになりそう。さらに、今後、秋に向けて感染者の増加が予測されているので、そうなった場合、春先のようにすべての撮影が中断することもありそうだ」(同)

 大人数が撮影に関わるテレビ各局にとって、コロナとの“共存”は難しい課題になりそうだ。

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