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橋下徹氏「普通の人は無症状で検査を受けない」大阪のモニタリング検査の仕組みに疑問

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橋下徹氏

 10日放送の『めざまし8(エイト)』(フジテレビ系)で、総合解説を務める元大阪府知事・橋下徹氏のPCR検査に対する発言が、物議を醸している。

 同番組では、感染拡大が止まらない新型コロナウイルスについて特集した。新型コロナ感染症対策分科会の尾身茂会長が7日に記者会見で「緊急事態宣言は次はもう出せない。大規模な抗原検査を」などと政府に提言したことについて、橋下氏は「僕はPCR検査を少なくしろ、絞れと言っているわけでない。むやみに広げることに意味がないでしょうと。今までは検査を広げろって声ばかり強すぎて、全然戦略性がなかった」と指摘した。

 橋下氏は大阪府で実施している、繁華街の通行人にPCR検査キットを配る取り組みを引き合いに出し、「普通の人は無症状だったら検査を受けません。陽性になったら、仕事が止まってしまうんで。モニタリングの無料検査だって、誰もやってませんよ。検査を強制的にやらせるっていう仕組みまで作らないと、効果は出ないと思います」と持論を展開した。

 >>橋下徹氏、法整備できないのは「コメンテーターたちが大騒ぎするから」 玉川徹氏の発言巡り反論<<

 しかし、橋下氏のこの発言に視聴者からは、「以前は検査に否定的で、集団免疫まで多少の犠牲はインフルなどを例にやむなしと言っていたのに矛盾がある」「検査はいらない、マスクもいらない、コロナはただの風邪だと言っていた人は誰だ!?」などと批判的なコメントがネットに集まっている。また、「PCR検査の抑制を言っておきながら、自分自身に微熱が出ると大急ぎでPCR検査したくせに」と、橋下氏自身の行動のちぐはぐさを厳しく指摘する意見もあった。
 
 刻々と変化するコロナウイルスへの対応は多種多様になることもやむなしだろうが、橋下氏自身の矛盾ある行動への反発から、視聴者から不信の声が集まってしまったようだ。

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