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モーリー氏「大麻取締法が厳しすぎると思っているなら…」田口容疑者逮捕で議論を呼びかけ賛否

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モーリー・ロバートソンの公式Twitterより https://twitter.com/gjmorley

 タレントのモーリー・ロバートソンが23日、日本テレビ系「スッキリ」(午前8:00〜 )に出演。大麻取締法違反容疑(所持)で逮捕された元KAT-TUNの田口淳之介容疑者・女優の小嶺麗奈両容疑者に対し、「大麻は使わずに議論すべき」とコメントし、ネットで賛否両論となっている。

 田口・小嶺両容疑者は、22日に東京・世田谷区の自宅で数グラムの乾燥大麻を所持していたとして、厚労省の麻薬取締部に現行犯逮捕された。二人は内縁関係にあり、2017年からは、小嶺容疑者が田口容疑者の個人事務所の役員メンバーとなり、彼のマネージャーも務めていたという。調べに対し、田口容疑者は「大麻は二人のもの」と話しているのに対し、小嶺容疑者は「私一人のもの」と主張するなど、供述の食い違いもあるとされている。

 「スッキリ」にコメンテーターとして出演したモーリーは、この事件に対し、「アメリカではNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)が医療として大麻を使用してもいいと検討を進めている」と、日本とアメリカで大麻への社会的認識が異なることを指摘。田口・小嶺両容疑者に対し、「(大麻を使いたくて)大麻取締法が厳しすぎると思っているなら、堂々と使用せずに議論すべきだった」と二人の心情を推測しコメントした。モーリーは田口・小嶺容疑者が逮捕された直後に、「あのNFLが医療大麻を認可する可能性」として、該当の英語記事を宣伝していた。

 さらにツイッター上でも「裏を返せば『もう止められない』という現状がそこにあります。より客観的に大麻を検証すべきではないでしょうか」と大麻の話題に言及。他にも大麻合法化にまつわるツイートなどを繰り返している。

 ネットでは「モーリーさんさすが」「大麻に関しては偏向報道って気がする」と同調の声も見られたが、「薬物に甘いんだな」「隙あらば大麻容認の話にもってくな」など、モーリーのコメントに違和感を覚える視聴者もおり、賛否両論の様相だ。

 モーリー自身、3月24日にTBS系「アッコにおまかせ」に出演した際、麻薬取締法容疑で逮捕されたピエール瀧被告の話題で、「80年代にコカインやったことがある」と発言し、物議を醸したことがある。

 日本における大麻の法律上の取り扱い、また医療用大麻の認可の是非を巡っては、現在も議論が行われている状況である。日本では大麻所持は違法で、それを犯した以上、田口・小嶺両容疑者の行為は決して許されるものではない。しかし、モーリーのコメントは、今回の事件をきっかけに再び過熱した大麻を巡る議論に、一石を投じる形になったようだ。

記事内引用ツイート
モーリー・ロバートソンの公式Twitterより https://twitter.com/gjmorley

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