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芸能ニュース 2021年08月06日 17時30分
『るろ剣』『キングダム』も担当、裏話も スタントパフォーマーの伊澤彩織が映画主演、女子高生の殺し屋役に「共通点が多かった」
スタントパフォーマーとして知られる伊澤彩織と女優の高石あかりがW主演を務める映画『ベイビーわるきゅーれ』が、東京・テアトル新宿などで順次公開されている。 >>全ての画像を見る<< 監督・脚本に阪元裕吾、アクション監督に園村健介を迎えた本作は、女子高生の殺し屋2人組・杉本ちさと(高石)と深川まひろ(伊澤)が主人公。組織に委託され人殺し以外何もやってこなかった彼女たちが、高校卒業を間近に“社会人”として世の中に適合しなければならなくなった。コミュ障のまひろは、そつなく何でもこなすちさとに嫉妬し、2人は険悪ムードに。そんなときでも殺し屋の仕事は忙しく、ヤクザから恨みを買ってしまい……。社会不適合者である2人が、どのように大人へと成長していくのか? 目が離せない作品である。 主演を務める伊澤は、映画『キングダム』や『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』などで、スタントダブルを担当した現役のスタントパフォーマー。本格的な女優としては、阪元監督の映画『ある用務員』に続いて2作目の出演となる。今回、映画公開を記念して、伊澤にインタビューを実施。バリバリのアクションが詰まった本作の見どころを中心に、じっくり話を聞いた。ーーまずは脚本を読んでの感想を教えてください。 今までにない殺し屋の形。2人組の女子が殺し屋で、ぜんぜん社会になじめなくて奮闘する日常を描いたお話だったので、すごく面白いなって思いました。脚本を初めて読んだ時から、まひろとは共通点が多かったんですよ。ちさとを演じたあかりちゃんも「共通点が多い」って言っていたので、私とあかりちゃんのために作られたかのようなキャラ設定とお話で(笑)。すごく親近感を持ってまひろに接することができました。ーーまひろはどんな人物なんですか? RPGゲームの選択肢みたいに、「>たたかう」、「>どうぐ」、「>にげる」を使い分けてる人だなと思いました。すごく純粋だから、自分が少しでも“嫌だな”と思ったことがあれば、すぐに逃げちゃう。まわりからは「努力してない」、「社会に馴染め」と言われても、まひろは自分の感受性を守ることを優先したいんです。いまは、自分の好き嫌いが分からない状態なので、社会に出て、自分の身体で経験する時期というか……。自分のことを知っていく途中の、モラトリアム真っ只中な人物ですね。ーーW主演となった高石さんの印象を教えてください。 天真爛漫で、明るくて、瞳の中がきらきらしている。表情が豊かで、隣でずっと行動を見つめたくなる方でした。でも、しっかり者で、役に対しての考え方や作り込みが本当にすごくて。年齢が9歳下なのですが、歳なんて関係なく、大尊敬しています。ーー現場で印象的だった出来事は? ラストバトルの撮影後、私にとってすごい事件が起きて。本作のアクション監督の園村さんが監督をされている『HYDRA(ヒドラ)』というアクション映画があるのですが、その作品の主役が『ベイビーわるきゅーれ』の中で戦うことになる三元雅芸さんという役者さんなんです。『ヒドラ』を映画館で観たとき、スクリーンから目が離せなくて、まばたきもしたくなくて、鳥肌がずっと立っていました。はじめて立ち回りで感動して、いつか私もこんなアクションができるようになりたいと目標にしていました。 『ヒドラ』と同じアクション監督と俳優さんを目の前にして、『ヒドラ』のアクションを超えられるか、というのが私の中で課題だったんですよ。撮影が終わって、自分の中で“『ヒドラ』超えられたなかったな”って思っていたら、三元さんが「伊澤ちゃんとやれてよかったよ。『ヒドラ』超えたよ」って言ってくださって……。もう(その場で)泣きそうになっちゃって……。「園村さんの作る立ち回りを女性が演じていると、余計に応援したくなる」って三元さんに言ってもらえて、本当に嬉しかったです。ーーアクションシーンを撮る際は、どんなことを心がけているんですか? いろいろあるんですけど、最近やっているのは、立ち回りを忘れることです。戦う相手が今回の撮影以前からアクションをやらせてもらっているスタントの方たちばかりだったので、信頼関係があった上で撮影ができました。アクションは、相手と私がどれだけコミュニケーションが取れているかが重要で、パンチが1センチずれただけで相手が怪我をしてしまう可能性があるんですよ。今回は、事前の練習中にコミュニケーションをとって、しっかり自分の動きと相手の距離感を体に覚えさせていたので、本番は暴れるだけでした。 今回のアクションは、私が無双しているわけではなく、対複数男性や強い男性相手に身長159センチの女性がどうやって戦うのか? というところに重きを置いて園村さんが立ち回りを作ってくれました。なので、きれいには戦ってないんですね。自分の体重を乗せたり、相手の身長差を使って、がむしゃらに、とにかくギリギリ感を出さなきゃいけなかった。信頼できる相手と安心して取り組める分、本番は立ち回りを思いっきり忘れて、怪我をしないギリギリまで攻めさせてもらいました。ーーこれまでスタントパフォーマーとして数多くの活動をされてきていますが、過酷だった現場は? 私の中で、過酷は2パターンあって。その1つが、本当は夜に終わるはずだったけど朝から朝までアクションしている現場(笑)。アクションって時間との勝負で、どれだけ完璧なテイクを出せるのか、何回撮れるのか、妥協点を含めてアクションを進めていかなきゃいけないので、時間はがあればあるほどいいんですけど、日本の現場は何時まで撮るか教えてくれないんですよね。体力も消耗してくるので、“朝から朝まで”は流石につらくなってきます(笑)。 もう1つは、天気です。夏になるとみんな真っ黒に日焼けしながらやっていて、食欲もないけど、汗だくで動かなきゃいけない。逆に鞄が凍るほど寒い現場でアクションをしなきゃいけないこともあります。睡眠と天気に関しては、怪我などのリスクも伴うことがありますね。ーー伊澤さんが参加された映画『るろうに剣心 最終章~』では、佐藤健さんや新田真剣佑さん自ら素晴らしいアクションをされていました。近年、俳優のアクションレベルは向上していると思いますか? 最近アクション作品が増えてきて、アクションスタッフも人手不足と言われているくらい現場が多い分、アクションする俳優さんも増えています。時間をかけてアクションに対する比重を大きくしてくれる現場であればあるほどアクションの精度が高くなるんですよ。アクションってクランクイン前にどれだけ練習できるかが勝負で、『るろうに』に関しては、アクション部が動きはじめたのが、クランクインの約4カ月前。その間に、アクションを作って、アイデア出しをしつつ、役者さんとトレーニングをしているんですね。本番までに20回以上練習している役者さんもいるんですよ。『るろうに』には、綿密にアクションと向き合える仕組みがあったからこそ、役者さんのアクションレベルもすごく高いし、あれだけすごいアクションシーンを撮影できるのだと思います。ーーいろいろなお話ありがとうございました。最後に『ベイビーわるきゅーれ』の見どころをお願いします。 いまは、「何かしなきゃいけない」、「自分が何者なのかをハッキリさせなきゃいけない」という風潮があると思うのですが、何もなくても生活はできるし、平凡な日常の中に尊い瞬間がある。『ベイビーわるきゅーれ』は、そんな日常に寄り添った物語なので、映画を見てくれた方自身がちさととまひろとの共通点を見つけられる映画だと思っています。何でもない日常を楽しんでもらえたらうれしいです。(取材・文:浜瀬将樹)映画『ベイビーわるきゅーれ』公開日:全国順次公開中監督・脚本:阪元裕吾アクション監督:園村健介出演:高石あかり、伊澤彩織ほか※高石あかりの「高」ははしごだか
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芸能ニュース 2021年07月03日 12時10分
“昭和の良き時代のアクション”が蘇る 赤井英和と上西雄大W主演映画公開で「惚れ惚れする」演技が炸裂!『悪名』シリーズを彷彿も
赤井英和と上西雄大がW主演を務める映画『ねばぎば 新世界』が、7月10日から全国順次公開される。 主演を務める上西自らが監督・脚本・プロデューサーを務めた本作。大阪新世界を舞台に、かつてヤクザの組をつぶして回っていた村上勝太郎(通称・勝吉)と弟分の神木雄司(通称・コオロギ)が再会。あることをきっかけに悪徳宗教団体に乗り込んでいく。小沢仁志、西岡德馬、有森也実、菅田俊、田中要次など豪華俳優陣が脇を固め、古き良き昭和のテイストが散りばめられた痛快アクションドラマを作り上げている。 >>全ての画像を見る<< 今回は、赤井と上西にインタビュー。熱く語ってもらうだけでなく、第8回ニース国際映画祭で外国語長編映画部門の最優秀作品賞・最優秀脚本賞、2021年WICA(ワールド・インデペンデント・シネマ・アワード)で外国映画部門最優秀主演男優賞(赤井・上西)を受賞と、外国の映画祭から評価を受けた喜びを述べてもらった。ーーまずは赤井さん。オファーを受けての感想からお聞かせください。 赤井「大映映画の勝新太郎さんと田宮二郎さんの名コンビが出てくる映画『悪名』シリーズを、子どもの頃から観させていただいていたんですけど、それを彷彿とさせるような作品になっているというのを聞いて、うれしくてうれしくて、初日が来るのが待ち遠しいくらい“ドキ”が“ムネムネ”しながら作品に取り組みました」ーー上西さんは、なぜ赤井さんにオファーしようと思ったんですか? 上西「『悪名』は僕の根底にある作品だし、何より、赤井さんと組ませていただけるなら“『親分』と呼びたいな”という思いもあって、すぐに(『悪名』シリーズと)直結しました」ーー昭和の匂いの感じる作風ですが、令和にやることに意義があると。 上西「いまは昔の日本にあったものがなくなっているような気がしていて、あえてそこを現代社会に持ち込むことで、逆に“人間”を描くことができるのではないかと思いました。まさに昔の日本映画のように仕上げさせてもらったので、いまの時代の作品だけど、(観客に)“あれ? これ、昔の映画かな?”って思っていただければ狙い通りですね」ーー赤井さんは、いざ勝吉を演じてみて、彼にどんな印象を受けましたか? 赤井「そないに利口ではないですけども、真っすぐで正義感のある男だなと。暴力はいかんことやけども、それによって正していく、今いないヒーローだと思いますね」ーー性格の面で、ご自身と似ている部分はありますか? 赤井「私、ドラマ、映画、舞台にしても非常に台詞覚えの悪い人間なのですが、台本を見ると、すぐに自分の言葉として言えたので、監督がいろんな私を見て表現してくださったのかなって思います。自分が特に好きなシーンがあるんですけども、2人で焼肉食べているときに(コオロギに)『お前は俺の弟や』って言うシーンがあるんです。そこはジーンときますし、素晴らしい台詞やなと思いました」ーー勝吉は、ファンの方が“ぜひ赤井さんにやってほしかった役”になったのではないでしょうか。 上西「そうですね。台詞を横で聞いていて、役に入っているのに本当に惚れ惚れするというか。金子昇さんが演じる刑事に向かって啖呵を切るシーンがあるんですけど、コオロギとしても上西雄大としてもしびれました。赤井さんファン、大阪のみんなは同じ気持ちになると思います」ーー上西さんはコオロギについてどんな印象を持っていますか? 上西「コオロギはただただ親分(勝吉)が好きで、そばにいたいって思っている男なんですけど、あいつは親分のそばにいてこそ輝くし、力を発揮できる。親分がいないと刑務所に入るようなダメなやつで、一人歩きはできないんです。親分への想いを持って人として立てる……。そういう人間を作りたくて書きました。 実は、コオロギが主人公の『コオロギからの手紙』(上西が作・演出・出演)という舞台をしたんですけど、コオロギは、田宮二郎さんをモデルに作ったキャラでして、今回『悪名』(がモチーフ)ということなので、入れさせていただきました。この舞台は6月末に下北沢で再演する予定です」ーー映画とリンクする部分もあるんですか? 上西「あります。ただ舞台のコオロギは独り立ちできていますけど、映画は親分のそばで生きる男になるので、多少違いますが、似ている部分もあります」ーー2人がお好きな『悪名』がモデルのため、役作りしやすかったのでは? 上西「赤井さんは完璧でした。NGが1回もないんです。僕は共演できる喜びの中、緊張してNGを出しまくったっていう(笑)」 赤井「いやいや、そうやって(脚本を)書いてくれたからね。感情の動きを活字にして書いてくれているんで、そういう気持ちになれた。台詞じゃなくて自然と気持ちが出た映画になったと思います」ーー映画祭で賞を受賞しました。こちらのお気持ちも聞かせてください。 上西「こうした“いかにも日本の昔の映画”のようなテイストが、海外の人に受け入れられてうれしかったですし、主演男優賞をWでいただけたのは、非常に光栄なことだと思いました」 赤井「自分の持っているものをすべて出して、それを評価していただけるのはありがたいことやと思っています。監督はじめ、共演者・スタッフの方に感謝している次第でございます」ーー『ねばぎば 新世界』の前にも共演経験はあるそうですが、お互いの印象について教えてください。 赤井「(上西が監督・主演を務めた)映画『ひとくず』を観まして、役者としての魅力や監督しての力量が素晴らしいなと。これはどちらにしても学ぶこともあって、役者として監督として尊敬する方やなと思っています」 上西「僕ら大阪に住む者からしたら、赤井さんはヒーローの中のヒーローなんですよ。昔から(赤井主演の)映画『どついたるねん』のDVDを持っていまして、1年のうちに何回か観る作品というのもあって、(共演は)夢のような想いでした」ーー上西さんは、監督としても共演者としても赤井さんと対峙されましたが、役者・赤井英和の魅力はどんなところにあると思いますか? 上西「人間力がある方で、赤井さんでしか表現できないものがあるし、お会いすればその魅力に心打たれることが多いですけど、それを観ている人にも受け取ってもらえるような作品にしたいなと精いっぱいやりました」ーー最後にメッセージをお願いします。 赤井「“昭和にあったような、力で正義をとる”という作品はないんかなって思ったところに、このお話をいただきました。私たちより上の先輩方も楽しめる作品になっているのはもちろん、若い人にも斬新に感じながら観てもらえるかなって思います。ぜひともよろしくお願いします」 上西「今の時代に、あえて昭和のテイストで挑みました。赤井さんと僕で、かつての『悪名』を匂わせることができれば最高ですし、昭和の良き時代のアクション娯楽として楽しんでいただければ、心からうれしいです。ぜひ、観ていただきたいです」取材・文:浜瀬将樹映画『ねばぎば 新世界』出演:赤井英和 上西雄大 田中要次 菅田俊 有森也実 小沢仁志 西岡德馬ほか監督・脚本・プロデューサー:上西雄大制作:10ANTS 配給:10ANTS 渋谷プロダクション2020/JAPAN/Stereo/DCP/118min公式サイト:http://nebagiba-shinsekai.com/ 公式ツイッター:https://twitter.com/nebagibamovie7月10日(土)より新宿K's cinemaほか全国順次公開
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芸能ニュース 2021年06月04日 12時10分
乃木坂46の向井葉月も出演! インパルス板倉が自身の小説を舞台化、脚本・演出を務める『蟻地獄』 公演中
インパルスの板倉俊之が原作・脚本・演出を務める舞台『蟻地獄』 が6月4日から6月10日までよみうり大手町ホールにて開催される。 2012年に発表された板倉俊之原作の長編小説『蟻地獄』を舞台化した本作は、裏カジノに立ち入った主人公らが、立ちはだかる様々な“地獄の罠”と対峙する様をスリリングに描くノンストップサスペンス。昨年、新型コロナウイルス感染拡大の影響により公演中止となったものの、約1年の充電期間を経て公演が実現した。高橋祐理、山口大地、天野浩成ら魅力的なキャストに加え、乃木坂46の向井葉月が出演することも話題だ。板倉に舞台の見所などを聞いて来た。 >>全ての画像を見る<<ーー漫画化もされたご自身の小説を舞台化した本作ですが、どんな経緯で実現したのでしょうか。 板倉:『蟻地獄』をご自分で演出してやりませんか、というオファーを2年くらい前にもらったんです。それが一旦中止になって、今回ようやくできることになったという感じです。ーー自分の小説を舞台化することに対しては、生みの親ならではの苦労もあったのでは。 板倉:最初にお話をもらった時は抵抗がありました。あれをどうやって舞台化すればいいんだろうって。ただ、舞台化するのなら、何も知らない人がやるより、一番詳しい自分がやったほうがいいだろうなと思って受けることにしたんです。小説自体はミステリーとかサスペンスとかバイオレンスとかいろんな要素が入っていて、そういう魅力を損なわずに舞台化できればと思っていました。ーー昨年公演の予定だったのが、新型コロナウィルス感染拡大の影響で一旦中止になりました。中止になった当時はどんな心境でしたか。 板倉:ニュースとか見ていたらやむを得ないかと思っていましたが、わがままを言わせてもらえば、そこに向けて頑張っていた労力が無駄になったというガッカリ感はありました。でも、あの時は仕方がなかったかなって思います。たいへんな思いをしている人がたくさんいる中だったので。一旦中止になったことで、今回準備でバタバタすることはありませんでしたし、そこはよかったかなと思います。当初と劇場が変わったりした影響でセットとかは変えましたが。ーーどういう人に見てもらいたいですか。 板倉:裏社会、アウトローの世界を描くので、女の人は及び腰になるかもしれないですが、見てもらえればそういうものじゃないって楽しんでもらえると思います。男の人はすんなり入っていける内容だと思います。ーーお笑いの活動もしながら小説を書いたり、クリエイターとしても活躍されていますが、アイデアが豊富なことに驚かされます。 板倉:小説を書く上での設定とかは自分の中に無限に持っているんです。全部を形にできないだろうなっていうくらい。その中から結末までしっかり書けそうだというものを選んで書いています。ーー小説家としてのキャリアは2009年の『トリガー』から始まりました。 板倉:『トリガー』は、当時、僕がお笑い芸人として飯を食っている中、なんとかお笑いにしたいなと思っていたアイデアが元になっています。生きている中でなんでこんなことする人いるのっていう人たちを片っ端から銃で撃っていく。それをなんとか笑いにできないか、“殺す”が笑いになるというのはできないかなって思っていたら、小説書きませんかってたまたま誘われて。そのアイデアをそのまま小説として形にしたんです。ーーお笑いを作るのと小説を書くのはどちらが難しいですか。 板倉:種目が違いますからね。比較のしようがないです。笑いを生み出す難しさもあるけど、小説には小説の難しさがある。小説の場合、ストーリーは完全オリジナルで、人をワクワクさせたり、泣かせたり、ゾッとさせたりとかしないといけない。笑いを作るのとは全く違う作業なんです。ただ長編小説は書き上がるまでの時間が半端じゃない。コントの台本は思いついてモノになるなと思えば1日あれば書けるんですけど、小説は書き出すとゴールを切るまでに1年とか2年かかったりするのでそこは大変です。作家一本でやるのは精神的に難しいと感じます。笑いをやっているからバランスをとりながらやれるんだと思います。ーー相方の堤下敦さんも自分で舞台を企画したりしています。相談しあったり、アイデアを共有しあったりということはあるのでしょうか。 板倉:あまりないです。互いの舞台は見てないし、今回の舞台も(堤下は)見ないでしょうが(笑)。小説や舞台をやることに関して、自分はあんまり周囲のことは意識しないです。自分のことは自分のことだし。ーー多角的に活動する中、将来的なビジョンはありますか? 板倉:極限まで自由でいたいと思っています。本を書くって、それだけで食っていくのはかなり大変なこと。それをやりたい時にやれる環境があればいいなと思っています。十年後は世の中もだいぶ変わっていて、舞台があるのかもわからない。コロナが終わらないかもしれない不安もあるので。そんな中もマイペースで何かを作り続ける環境があれば嬉しいですね。 特に、笑いに関して、コロナの影響があるだろうって、その部分に一番危機感を持っています。お笑いの公演は笑い声を出して見るものなので、それができないのは不便だなって。せっかく見に来てくれているのに、笑い声を抑えてもらうのが申し訳ないです。ーー今回の舞台が好評なら今後もシリーズ化して続けていきたいと考えていますか。 板倉:『蟻地獄』の続きをまだ書けていないのでなんとも言えないです。シリーズ化とかは今は考えていないです。これが好評なら誰か映画にしてくれたらいいなとは思います。今回の舞台は原作を知らない人でも楽しめるように作っています。音がなかった世界に舞台化されることで音が加わっている。そこを楽しんでもらえたらいいなと思います。(取材・文:名鹿祥史)舞台『蟻地獄』https://arijigoku-stage.com/
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芸能ニュース 2021年05月30日 18時00分
「幸福の科学」と決別後初の監督・主演作公開! しがらみを絶った宏洋、出演の青山ひかると“自己最高傑作”の見所語る
宗教法人「幸福の科学」の大川隆法総裁の長男であり、実業家、作家、タレント、映画プロデューサーなど多彩な分野で活躍してきた宏洋が監督・脚本・プロデュース・主演を務める映画『グレーゾーン』が、6月4日より公開となる。 >>全ての画像を見る<< 関東に君臨する極道一家・黒崎家の家族を題材に、当主・黒崎弦信が暗殺されたことをきっかけに起こる後継者争いや、弦信の三人の子どもたちをはじめとした極道一家の闇や秘密を絡めた騒動を描く本作。 2018 年に宏洋が創業した宏洋企画室株式会社による初の映画プロジェクトでもあり、宏洋は本作で監督デビューを果たすほか、劇中、黒崎家に拾われて使用人として働き、刑事の依頼で弦信の三人の子どもたちの情報収集をし始める主人公・灰原龍役も演じる。本作の見どころを、宏洋と、劇中、黒崎家の次女・美鈴役を演じる青山ひかるに聞いてきた。ーー宏洋さんと映画の関わりについてまず教えてください。宏洋:19歳の頃から、父の大川隆法がやっていた、「幸福の科学」の宣伝映画に携わるようになったんです。最初はアニメから始めて、実写映画に携わるようになり、そのうち役者をやったり脚本を書いたりもしたんですが、いろいろとあって決別しました。「幸福の科学」で映画を作る場合はどうしても、教団の宣伝要素を入れなければいけない。それをやるとどうしても映画としての質が落ちてしまう。そこにわだかまりがあったので、その現場から離れ、今回は自分で脚本も監督も主演も務めるこの『グレーゾーン』を作ったんです。100%「幸福の科学」からの干渉を受けずに、自分が作りたいものを作った初めての作品です。ーー撮影はいつ頃行われたのですか。宏洋:2年前です。2年前の自分にできるベストを尽くした作品です。ーー自分の作りたい映画を作るために会社も立ち上げたと聞きました。映画の会社を運営するのは大変なのでは。宏洋:宏洋企画室という会社を作りました。経営は確かに大変です。今回はコロナが絡んで公開が先延ばしになったりしたので、なおさら苦労を感じました。映画はお金がないと撮れないので、お金の問題にも直面したんです。僕が携わった「幸福の科学」の『君のまなざし』(2017年)を例に挙げれば、この映画の6倍以上の予算をかけて撮ったりしていたんです。そういう意味ではクオリティを下げないギリギリの範囲まで予算を抑えるとか、「幸福の科学」での映画とは違った工夫が必要でした。ーー今回の映画は家族の物語でもあります。宏洋さんは以前、YouTubeなどでご自身の家族とのトラブルなどを赤裸々に告白されていた経緯がありましたが、今回の映画はそういった自分の家族とのエピソードなども反映させて作った映画なのでしょうか。宏洋:基本わたしは自伝的なものは書きたくないんです。これは誰かの物語ですとか、誰かをモデルにした話ですというのはあまりやりたくないです。原作のあるものならいいんですけど。大川家は確かに両親が離婚して裁判をしたり、子どもが5人いるんですけど、5人のうち2人離婚していて離婚まみれで、兄弟同士で誰が大川の跡を継ぐかみたいな、ドロドロの争いがありました。そういうことを見てきたので、今回の映画の跡目争いや喧嘩のシーンはうまく撮れたと思います。でも大川家での話はエッセンスとして取り入れた程度のものです。ーーキャスティングもご自身がされたと思いますが、青山さんを起用しようと思った理由はなんですか。宏洋:(青山演じる)美鈴は一番難しい役だったんです。二面性があり、キャラクター的にぶっ飛んだ役どころでもあるので、ハマる役者じゃないとハマらないだろうなって。見た目がアイドル的だけどお芝居ができない人だと難しい。コケるリスクもある。一番気を遣ったキャスティングでした。そんな中、お芝居もできて、見た目のイメージも合う青山さんに声をかけたんです。ーー青山さんはオファーをもらった時、どんな印象を持ちましたか。青山:ある方から宏洋さんが映画を撮ろうとしているという話を聞いて、出てくれないかと誘われたんです。わたし的には仕事は大好きだし、スケジュールも空いていたら大丈夫ですよって。前回出演した『映画版ふたりエッチ~ラブ・アゲイン~』(2019年)ではふわふわとした可愛い役をやったんです。だから「次回はヤンキー役に挑戦したいです」みたいなことを言っていたらこの話が来て、美鈴はすごく口も悪いしっていうところで、言ったことが叶うなって。だからお話をもらった時はすごく嬉しくなったのを覚えています。ーー青山さんはアイドルとしても活動しています。女優としての仕事に対してはどんなイメージを持って取り組んでいるんですか。青山:元々は声優をやりたいということで上京して来たんです。だからお芝居をやりたいという気持ちは以前からずっと強かったです。グラビアをやりつつ、舞台をやったりしているうちに、演じている自分が好きになりました。わたし、普段の素の自分はあんまり好きじゃなくて。でも、演技のお仕事をしている時は、その期間、その役になりきれる。その演じている自分が好きだし、周囲からの反響をもらえるのも嬉しい。お芝居の仕事をすればするほど演技をすることが好きになりました。ーー女優としては今後どんな方向に進みたいのですか。青山:クールで感情を表に出さないような、繊細な演技もやってみたいです。わたし意外と不器用なんです。憑依しないとめちゃくちゃになっちゃうだろうなって。グラビアをやりつついろんな役に取り組みたいです。ーー胸が大きいことなどに対しての容姿コンプレックスが以前はあったそうですが、今はどうなんですか?青山:最初は声優だけをやろうと思って上京したけど、いろんな仕事をする中で、グラビアの仕事に出合って、撮影会に行った時に、こんなにも自分に並んで待ってくれているお客さんがいるんだって気づいて、グラビアを天職だと思えるようになったんです。その辺りからプラスに捉えることができるようになりました。ーー宏洋さんは青山さんと一緒に仕事をして、どんな印象を持ちましたか。宏洋:役者としてはもう言うことないです。台本を読んできちんと役を理解して現場に入ってくるので。アドリブの引き出しも多いし、決めるところもきちんと決めてくれるなって。ーー青山さんは宏洋さんにどんな印象を持ちましたか。青山:現場では監督兼主演だから、ずっと休みがなくて、モニターと現場を行き来して、汗だくでいつ倒れるかなって心配になりました(笑)ーー宏洋さんにとっては船出となる最初の一本です。本作に対しての思いを教えてください。宏洋:自己評価するならこの映画が過去自分が作ったものの中で最高得点であることは間違いないです。作品のクオリティを下げるような要素は全部排除して作ったので。物理的にもう少し予算があればという部分はありましたけど、それはこの作品をヒットさせることで、次回の課題とします。まずは見てもらいたいです。青山:わたしは今回サンプルを見て、めちゃくちゃいい映画じゃんって。ちゃんと笑えるところもあるし。内容もしっかりしてメッセージ性もある。わたしは好きです。ぜひたくさんの人に見てもらいたいです。わたしの演技にもぜひ注目してください。(取材・文:名鹿祥史)『グレーゾーン』主演:宏洋出演:西原愛夏 青山ひかる 黒条奏斗 和田奈々 浪花ゆうじ 絹張慶仁科克基(特別出演) 中村ゆうじ主題歌:「灰色の空」(作詞:宏洋 作曲・歌唱:ウタエル) 監督・脚本:宏洋配給協力:アイエス・フィールド 製作・配給:宏洋企画室 2020年/日本/カラー/100分/ビスタサイズ/5.1ch 2020 宏洋企画室6月4日(金)よりシネマハウス大塚ほかにてロードショー公式サイト:http://www.is-field.com/g-zone/
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芸能ニュース 2021年05月22日 12時10分
“こんな時期やから”生で笑いを届ける ライセンス、9年ぶりの全国ツアー開催! 活動の転機は上京と結婚?
お笑いコンビのライセンス(藤原一裕、井本貴史)が、単独ライブ『25周年!ライセンス漫才トークツアー ~新作3本+トーク30分の60分公演~』を開催する。 『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)のほか、テレビや劇場で活躍中の彼らは2021年でコンビ結成25周年。これを記念して行われる全国ツアーは、2012年のZEPPライブツアー以来9年ぶりで、福岡県、静岡県、東京都、京都府、そして2人の故郷である奈良県を回る。 >>全ての画像を見る<< 今回、6月からツアーがスタートすることを記念して2人にインタビューを実施。単独ライブの内容はもちろん、ライセンスの師匠的な存在であるダウンタウンについても伺った。ーー9年ぶりのツアーとなります。コロナ禍ではありますが、久しぶりに全国にいるファンの方にお会いしたい気持ちがあったんですか? 井本「そんなええもんちゃいますけどね」 藤原「そうなると、“なんで9年間会いたなかったんや”ってなりますけど(笑)」ーー確かに(笑)。 井本「“こんな時期やから”っていうのもあると思うんですよ。このご時世、別にオンラインでもいいわけじゃないですか。でも、映像と生はやっぱり違うので、個人的には“実際に行った方がええんやない?”と思うんですよね」 藤原「あとは、ネタを作っていく上で反応を生で見たいのと、東京で何公演もやるよりかは、いろいろ行った方が、“会える”という意味でもいい。約9年ぶりのツアーで、あの当時僕らのことを好きやった方々に、どんな感じでおじさんになっているのかを生で見ていただきたいなと(笑)。ある意味同窓会的な気持ちもあります」――地元の奈良県で千秋楽を迎えます。単独ライブで故郷に帰るというのは、また思い入れもあるのでは? 井本「それこそ9年前の自分やったら絶対にないんですけどね。何か……ジジィになったんでしょうね。地元愛みたいな(笑)。そういうのも含めて何か返せたらいいですよね」 藤原「井本が言うようにおじさんになったんやと思います。昔やったらカッコ悪いなって思っていたところが、“奈良でやってみたい”っていう気持ちが芽生えるし、今は堂々と『やりたい』って言えるっていう(笑)」――クラウドファンディングもされるそうですが、具体的にどんなことをされるんですか? 藤原「基本的には、グッズ作ったり、リターンとしてネタの中身に入り込めるようなものを考えていたりっていうのが一番なんですけど、もうひとつ理由として、クラウドファンディングを立ち上げることで、このツアーのことを皆さんに気にしていただける。そんなんも、昔やったら絶対にやっていなかった(笑)。もし、あの時代にクラウドファンディングがあってもやってなかったですね」 井本「絶対やってないでしょうね。でも、(今は)そういうのも全部面白がれたらええなって思っています」――年齢でいうと、ネタの方向性も変わってきそうですよね。 藤原「変わるでしょうね。若手の頃やったら『俳優になりたいねんけど』って入りの漫才ができますけど、今はもうできないんですよ。40歳超えて『俳優になりたいねんけど、芝居の練習に付き合ってくれへん?』っていうのはもう気持ち悪いじゃないですか(笑)。ある意味で狭まっているけど、ある意味で明確になっているというか」 井本「あと単純にコロナが相まってくるので、たとえば『この間みんなでご飯食べてんけど』っていうのはもうウソじゃないですか。その時点で話が入ってけーへんし……。だから年齢の規制もありつつ、ネタの規制もありつつ」――今回はネタのほかにも、2人がライフワークのようにされていたトークもあります(現在はライブからYouTubeに移行)。 藤原「ツアーでは30分喋らせてもらうんですけど、ネタだけで会いに行くのも何だなって思って。ソーシャル保って、挙手の反応にはなるかもしれないですけど、その現場のお客さんに話を聞くことはできるじゃないですか。最近、好きになったっていう人もいるかもしれないし、最近好きになった子からすると、たぶん昔の俺らのことは嫌いやろうし(笑)。そんなことを喋りながらできたら面白いなって思います」――25年という芸歴の中で、コンビや個人的なターニングポイントを教えてください。 井本「上京ですかね。その前までは、お笑いとの向き合い方がよく分かっていなかった。いわゆる入社式や面接があって(吉本興業に)入ったわけじゃなくて、ヌルッと入ってヌルッと始まっちゃって。そこでいろんなところで頭打って…… 上京前のヌルッとした時期に、関西では流れていない東京のレギュラー番組を持たせてもらっていたんですよ。(関西の)仲いい友達が家にいるとき、あまり見せたくはなかったんですけど、もう番組も終わるし、上京もする予定やったんで、ビデオを見せたら、そいつが、テレビ出ている俺に指をさして『これ誰?』って。『いや、お前こんな人ちゃうやん』『(本当は)粗暴で雑やん』とか、すっごい悪口を言われたんですけど(笑)、“確かにな”って思ったのは大きいですね」 藤原「僕は前回のZeppツアーのファイナルか結婚ですね。2012年に、いまの藤原寛(吉本興業株式会社代表取締役)副社長に、今年でツアーが終わるっていう話をしたら『あれは続けた方がええがな』って言われたんですよ。その時は意味が分からなくて、“これ以上のものはない”って思っちゃったんですけど、それは俺だけの感覚であって“お客さんからしたら続けてほしかったかもしれないな”っていうことに、ようやく気付けている今っていう(笑)。続けていたら、違う2021年を迎えていたかもしれないし、やっぱりやめといた方が良かったって思ったかもしれないし……」――結婚も大きかったんですね。 藤原「大きいですね。そこからくる仕事の色味が変わったんですよ。“若手芸人で頑張って売れるぞー”ではない仕事もくるわけじゃないですか。そういうところの戸惑いはありつつも、ネタ以外での発言、仕事の進め方、自分の姿勢は変わりましたね」――『ガキ使』では、ダウンタウンさんら先輩芸人さんと共演されています。やはり、偉大な先輩と仕事をするというのは、2人の中で大きいですか? 井本「ダウンタウンさんと何かさせていただけるっていうのはデカいですよね。僕は、(上京後、プライベートでも行動を共にすることが多いため)ほとんど浜田(雅功)さんに作ってもらったようなもんで。今でも相談しますし、参考どころの騒ぎじゃないですね。向こうも年とっているし、こっちも年をとっているし、時代とともに話すお笑いの話は変わってはきています。それでも『今のお前やったら、こういうさばき方をせなアカンのんちゃう?』とか『いまってこういうフリじゃなくなってきたよね』とか、いまだにそんなお笑いの話ばっかりするんで」――そんなイメージがなかったです。 井本「ないでしょ。『お笑いなんて興味ないわ』って見える人なんですけど、むちゃくちゃ(お笑いの話を)しはるし考える人なんで、そこを含めて勉強させていただいている感じですね」ーー藤原さんはいかがですか? 藤原「僕ら23歳くらいで『ガキ』に入れさせてもらったんですけど、会議を見させてもらっていて、“こうやって企画が生まれるんだ”とか、“この企画はこっちの方向でゴールしないんだ”とか、いまだに驚きばっかりです。“こうしたらいいんだ”っていう新鮮さを感じるのはほぼ毎回だし、そこにおいてたまに降ってくるチャンスというか。目が合っただけで『お前がドローン飛ばしたらええねん』って言われてやらせてもらうとか(藤原ドローンで1カットMV撮影)。 そういうふうに明確にいただけるチャンスもあるし、収録で鎖骨折って迷惑をかけることもありますけど(笑)、いまだに驚きと新鮮さに翻弄されています。知れば知るほど、ダウンタウンさんは雲の上の存在やなって思いますね」――では、最後に単独ライブに向けて、メッセージをお願いします。 井本「コロナでどうなるか分からないですけど、対策はしっかりするので、できるだけ生で見てほしいなって思っています。僕らもそうですけどお客さんも、生の方が楽しいと思うので、お近くに行った際にはぜひ足を運んでいただけたらなと思います」 藤原「来てくれるお客さんも、そんなめちゃくちゃ若い子が多いわけではないでしょうし、みなさん大人だと思うので、家の環境しっかり整えて、体調気遣って、ソーシャル保って(笑)、楽しみに来てください」(取材・文:浜瀬将樹)『25周年! ライセンス漫才トークツアー~新作3本+トーク30分の60分公演~』【日程】6/26(土) 会場:よしもと福岡 大和証券/CONNECT 劇場7/17(土) 会場:沼津ラクーンよしもと劇場8/14(土) 会場:よしもと有楽町シアター9/4(土) 会場:よしもと祇園花月※最終日は、新作6本とトーク30分 奈良県で開催予定料金:前売/2500円、当日/3000円FANYチケット:https://yoshimoto.funity.jp/r/25th-licensetour/直接購入:ファミリーマート店舗
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芸能ニュース 2021年05月15日 12時10分
間寛平、ブレークのきっかけはさんまと行ったギリシャ?「兄やんの頼みなら」感動秘話明かす 全国ツアーには豪華新喜劇メンバー出演
間寛平が全国ツアーライブ『芸能生活50周年+1 記念ツアー』を開催する。 ライブ内容は、内場勝則や辻本茂雄らが出演し、寛平が座長を務める吉本新喜劇はもちろん、ネタコーナーには人気芸人が登場。中川家、千鳥、かまいたち、和牛らが寛平の50周年に華を添える(座員や芸人は各地によって変更される)。 今回、ツアー開催を記念して寛平にインタビュー。ライブのことはもちろん、明石家さんまや、千鳥とのエピソードを振り返ってもらった。ーー今回のツアーの目玉のひとつが新喜劇。寛平さんが座長をやられていた頃の古き良き新喜劇が見られそうで、楽しみにしている方も多そうです。 あまり難しいことを考えず、定番の設定で分かりやすいものを。「これが吉本新喜劇~♪」というものをお見せしようと思っています。ーーどうしたってコロナ禍で落ち込みやすい世間ですが、いらっしゃった皆さんに元気を与えそうですね。 めちゃめちゃ元気にします。変に“芝居、芝居”せずに昔の新喜劇をめざします。ーー新喜劇のメンバーは、内場さんや辻本さんなど、ベテラン勢から東京の座員さんまで幅広くご出演されます。 (ツアー帯同メンバーには)信頼を置いていますよ。みんなすっごい腕がある。だから安心してできますね。ーー座長をする際に意識することはございますか? 全然ないです。みんな仲間やし、みんなでやっていこうと。ある程度台本ができあがってきたんですけど、読んだ段階で“ここでこう来るな”とか分かりますわ。あと、僕がボケたときに、久しぶりにやる辻本からどうツッコミがくるのか……楽しみにしています。そういうのも考えていたら今から楽しみですよ。ーーほとんどの公演に村上ショージさんがネタや新喜劇で参加されます。 ショージは安定感があって独特の空気を持っていますよね。ふだん劇場でネタやっているところも見てんねんけど、めちゃめちゃウケてますから。地方行ったら爆発するんちゃいます? このほかにも、みんな(ネタをする芸人も座員も)笑い取るし、安心しています。一番心配なのは、新喜劇で僕のセリフが多いところですわ。ーー(笑)。芸歴50年の中で、ご自身の「これがあったから今がある」という仕事や出会いなどのターニングポイントを教えてください。 出会いと言うと、木村進(元吉本新喜劇座長。寛平と共に人気を博した)、うちの嫁、(明石家)さんま、比企啓之(寛平の元マネージャー)ですかね。特にさんまちゃんは大きかったですね。(さんまが)前説みたいなんをやっていたときに「頑張れよ」とか偉そうに言うとったんですけど、偉くなりすぎましたわ……。ーー(笑)。 一番大きい仕事で言うと、比企が番組の制作会社に「寛平がギリシャに行って、246km不眠不休で走るスパルタスロンに挑戦するから撮りにきてください」って売り込んでくれたことがあったんですよ。そしたら、番組側は「さんまを引っ張り出してくれ」と。当時はバブルでしたけど、何千万円もかけて撮りに行くし、もしリタイアしたらさんまちゃんとの旅番組にするって。そこで僕が、さんまちゃんに「テレビが来てくれんねんけど、一緒にギリシャに行ってくれへんか?」とお願いしたら「寛平兄やんの頼みなら行ったんで」って来てくれることになって。ーーそんなことがあったんですね。 それからギリシャに行って246キロ先のゴールに向けて走るわけですけど、足が豆だらけで歩かれへんようになって、194キロでリタイアしてしもうたんです。5、6キロ先にあったチェックポイントで、さんまちゃんやらスタッフやら嫁が待ってくれていて「もうすぐ来るぞ!」「あとはゴールに行くだけや!」って盛り上がっている中、僕が車で来たもんやから、みんなポカーンですわ。スタッフもうちの嫁もみんな泣いていたし、「しゃーないな」ってさんまちゃんも泣きかけていた……。 その番組を1月4日の昼に流したんですけど、番組の始まりが(視聴率)2%くらいだったのが、終わり頃になったら18%になっていて。それで(世間の)みんなに僕のことを知ってもらえるようになったんですよ。それからコマーシャルが4、5社来て、いろんな仕事が重なっていった。 でも、僕の中では“クッソー!”っていうのがあったんで、次の年にも行きました。さんまちゃんはそれにもついて来てくれて、結局ゴールもできたんですよ。さんま、比企、嫁には感謝ですね。一生懸命やってくれたんで、僕は走るだけやった。ーー今や『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)の風物詩となっているマラソンですが、寛平さんが第一号。深夜のマラソン企画のオファーを受けた際、当時マネージャーだった比企さんが「24時間走らせましょうか?」と言ったのがきっかけだったとか。 そうやね。比企は僕がスパルタスロンでゴールしているのも知っているから、堂々とそういう話もできたんですよ。日テレ側も「え? できるの?」って……。それで24時間マラソンが生まれた。ーー最近は若手の芸人さんがテレビにたくさん出られていますが、寛平さんは今の若手をどのように見ていらっしゃるんですか? すごすぎるんちゃう。僕らが若い頃ってあんまりライバルいてなかったもん。今、どんだけいてんの(笑)!? こんなにぎょうさんいてるところで生き残るって大変ですよ。みんな面白いし上手いわ。ーーそれは寛平さんたちレジェンド芸人さんの“笑い”を、教科書にしているからではないでしょうか。 いや、それはないと思うで(笑)。数年前、千鳥が(寛平もレギュラー出演している)『痛快!明石家電視台』(MBS)にゲストで出たとき、「番組を持ちたい」ってさんまちゃんに相談するコーナーがあったんですよ。「全然僕らダメなんですよ」って言うてるとき、僕が千鳥の方を向いて頬杖ついていてね。さんまちゃんから「兄さん何してんねん」って言われたから「僕ね、この手離したらこうなったままなんですよ」ってある動きをしたら、みんなバッと笑って。千鳥に「おい、お前らにこの芸やるわ」って言うたんですけど「僕らそんなところに向かってないですから。申し訳ないですけど、いりません」って返されて(笑)。だからみんな僕とかショージの芸は望んでないんですよ(笑)。ーーそんなことがあったんですね(笑)。最後にツアーに向けてのPRメッセージをお願いします。 思いっきりやりますよ。「これが吉本新喜劇~♪」というものをお見せします。取材・文:浜瀬将樹『芸能生活50周年+1 記念ツアー』出演:間寛平ほか※日程についてはこちらでご確認くださいhttps://kanpei50th.yoshimoto.co.jp/
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芸能ニュース 2021年05月13日 17時30分
「PRODUCE 101 JAPAN」元練習生がパワーアップして大集合! オリジナル舞台に円神とBoom Triggerらが挑戦、朝ドラヒロインの母に演技力を鍛えられた?
9人組のパフォーマンスユニット・円神がプロデュースする舞台『幕末バトルサークル』が、15日に生配信されることが決定した。 近未来の架空のパラレルワールド・大日本共和国で、神社庁の新米特別職員・御子紫充(瀧澤翼)が護り神・円神とともに大阪を救おうと奔走する様を描く本舞台は、「PRODUCE 101 JAPAN」元練習生の円神(A.rik、草地稜之、熊澤歩哉、瀧澤翼、中谷日向、中林登生、中本大賀、宮里ソル、山田恭)、同じく「PRODUCE 101 JAPAN」元練習生のBoom Trigger(安藤優、稲吉ひかり、大水陸渡、岡野海斗、結城樹)と秦健豪、さらに泰江和明、眞嶋秀斗ら期待の若手が多数出演する。原案を広井王子、脚本・総合監修をマンボウやしろが担当する。 >>全ての画像を見る<< 公演を前に円神の中谷日向、山田恭、Boom Triggerの稲吉ひかりに本舞台の見どころなどを聞いてきた。ーー今回の舞台ではそれぞれどんな役を演られているのでしょう。 稲吉:みんな着物を着ているのに、僕は白スーツ姿。肩にライオンを担いでいたりしてちょっと斬新な役をやっています。役名もみんなそれぞれ人の名前がついているのに、僕の名前は「大阪城公園」。どんな役なのかはぜひ舞台を観に来て確かめてください。公園という名の、ちょっと謎な役を自分なりに深く掘り下げて演じたいです。 山田:僕は新撰組隊員の山野八十八を演じます。12月に円神での舞台をやったんですけど、その時とは違う山田恭を魅せられたらいいなと思っています。前回は銃を持って戦う役どころが多かったので、違う一面を見せる反面、前回の経験も生かして頑張りたいなと思っています。 中谷:僕も敵役で、平賀源内役。重要なことを握っている役どころなので、楽しみにしていてください。12月の舞台ではお笑いトリオのような感じで、ボケたりして、ちょっとワイワイした役だったんです。今回は違う役どころなので、一生懸命頑張りたいです。ーー稲吉さんはお芝居の経験が随分前からあるとか。 稲吉:小学校3年生の時に仲代達矢さんが主演する『マクベス』という舞台に出たことがあります。実は僕の母も女優(注・NHK朝ドラ『和っ子の金メダル』ヒロインの渡辺梓)なんです。その縁で出させてもらったんです。最近も朗読劇をやりました。ーー今回の舞台は殺陣はあるんですか。 3人:出てきます。 山田:こないだの舞台でも殺陣をやらせてもらったんですけど、楽しかったので、今回もすごく楽しみにしています。 中谷:前回の舞台は毎公演新鮮な気持ちで挑んだ舞台で、みんな成長したし、グループの絆が深まった舞台でもありました。今回は外部のメンバーも加わって、また一段とチームワークが深まりそうです。 山田:今回は、現実離れしたビジュアルや世界観がより濃く入っていて、やってみたかったけど、まだやったことがない分野でもあります。この人たちこういう舞台もできるんだってところを見せたいです。 中谷:衣装もメイクが個性的です。前回のように等身大の役ではなく、今回はそれぞれ自分とは違う個性の“役”というものが決まっていて、演じなければいけない。そこも楽しみにしていてください。ーー円神とBoom Triggerのメンバーは「PRODUCE 101 JAPAN」の時から共に歩んで来た仲間でもあります。 山田:Boom Triggerはオーディションで共に戦った戦友。その人たちと一緒にやれるのも刺激になります。 中谷:新鮮な感じがします。この舞台を通じて初めて話した人もいて、楽しいです。クラス替えの時みたいな感覚を覚えます。 稲吉:僕も円神と一緒にやれるのが率直に嬉しいです。前回の円神の舞台も観たんです。迫力のある舞台で、今回、そのメンバーとやれるのは刺激になります。舞台自体も老若男女問わず愛される舞台にしたいです。ーー円神のメンバーでこういう世界観の舞台に一番ハマりそうなのは誰ですか。 山田:主役を演じる瀧澤翼だと思います。前の舞台でも役に入り込むのが上手くて。子役出身なんですけど、そういう経験が生きているんだと思います。この世界観でもそれは揺るぎないと思います。ーー稲吉さんも過去に舞台経験あり、仲代達矢さんと同じ舞台に立たれたとのこと。子どもの頃とは言え、仲代さんは怖かったのでは。 稲吉:僕は仲代さんには何か言われたりということはなかったんです。演出家の方にはしごかれました(笑)。母もいろいろ教えてくれました。死ぬ気でやれとか(笑)。小学校3年生の時だったので、びっくりしました。ーー円神、Boom Trigger共にこの舞台を経て、今年こんな年にしていきたいという思いなどはあるのですか。 稲吉:僕はこの舞台を通じて、Boom Triggerをたくさんの人に知ってもらえるようなグループにしたいと思っています。個人としても、ドラマや舞台でお芝居の仕事をしたり、マルチで活躍できる存在になりたいです。母が女優だったので、小さい頃から、役者の仕事を見ていたんです。僕もいつかそういう仕事をしたいと思っていました。演技の仕事が楽しいのでそちらの分野も頑張りたいです。 山田:僕も今年一年は円神をもっといろんな人に知ってもらえるようにしたいです。あと、ひかりのように、僕個人もお芝居の仕事にすごく興味があります。 中谷:僕も円神としてもっと大きくなりたい。円神の次のステージに繋がるような舞台にしたいです。ーー中谷さんはメイクがお好きだとか。 山田:彼はメンズメイクがすごく得意なんです。 中谷:趣味というか、興味本位で覚えたんです。普段からコスメを買って来たりして、自分で研究したりしているんです。 山田:メイクを使って自分を魅せるのがすごく上手で、雑誌で紹介されたりもしているんです。ひかりも絵が得意だったり、それぞれ特技があります。ーー稲吉さんは絵が得意?どんな絵を描くんですか。 稲吉:結構いろいろ描きます。アニメのキャラクターを描いたり。父が空間デザイナーなので、芸術的なことにも興味があるんです。自分の部屋の壁に絵を描いたりもしたんです。ーー山田さんは特技というか、興味のあることはあるんですか。 山田:僕は服が好きで、よく買ったりします。古着も着ますし、いろんなブランドものを買ったり。高円寺、原宿とかに買いに行ったりするんです。ーー今回の舞台で、自分たち以外で、このメンバーを見て欲しいというのはありますか。メンバーそれぞれの個性も教えてください。 稲吉:Boom Triggerだと、安藤優はフィジカルが強いので、パワフルな芝居ができると思います。声もよく通るので、迫力ある演技ができると思います。大水陸渡も声がいいんです。歌声が綺麗で、女性的な声が出せます。岡野海斗はおちゃらけ番長。面白い系で、コミカルな演技もできます。今回のお芝居では物静かそうな感じの役なので、違う一面が見れると思います。結城樹くんは「ザ・主人公」という感じのキャラクター。いろんな役に化けれるし、憑依できると思います。そこに注目してください。 山田:円神も9人9色という感じ。それぞれ良さを持っています。 A.rikは世界観を強く持ったメンバーです。こないだの舞台もA.rikが芝居すればA.rikならではのという感じを出してきて驚きました。しかも最年長なのに可愛いキャラで、一番年下のような雰囲気を持っているんです。草地稜之は正統派イケメン系。でもポンコツでちょっと可愛いタイプです。声もいいです。愛されキャラで憎めないんです。熊澤歩哉は声優の仕事をしていて、やはり声が魅力です。瀧澤翼はまだ18歳ですが人生3周くらいしていそうな、しっかり者タイプです。中林登生は爽やかイケメンで、お兄さん的な存在。リーダーシップも取れるタイプです。サッカーがすごくうまいんです。中本大賀は我が道を行くタイプで、意志が強いです。自分を強く持っているんです。宮里ソルも熱い男です。俺はスーパースターになるって言ったり、思ったことを口にするタイプ。かっこいいと思います。変わり者でもあります。それぞれの個性が出ればいいなと思います。楽しみでもあります。 中谷:出演者全員の個性がうまく出ればいいなと思っています。是非期待していてください。(取材・文:名鹿祥史)<円神プロデュース公演vol.1 『幕末バトルサークル』 生配信>2021年5月15日(土) 14:00~2021年5月15日(土) 19:00~出演:円神(瀧澤翼、A.rik、草地稜之、熊澤歩哉、中谷日向、中林登生、中本大賀、宮里ソル、山田恭)Boom Trigger(安藤優、稲吉ひかり、大水陸渡、岡野海斗、結城樹)秦健豪 泰江和明 眞嶋秀斗https://enjin-official.jp/news/104
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芸能ニュース 2021年04月24日 12時10分
「ハシゴを外されるかもしれない」松本まりか、ブレイク後に辿り着いた“覚悟”とは新ドラマでは新境地を開拓「価値観を壊して前に」
女優の松本まりかが、東海テレビ・フジテレビ系の「オトナの土ドラ」枠で4月10日にスタートする連続ドラマ『最高のオバハン 中島ハルコ』(毎週土曜23時40分放送)で大地真央と共演する。 >>全ての画像を見る<< 林真理子の小説『最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室』『最高のオバハン 中島ハルコはまだ懲りてない!』(文春文庫刊)を原作とした本ドラマは、名古屋出身で、毒舌スーパーレディな中島ハルコ(大地)が、庶民女子でグルメ雑誌の編集者兼ライターの菊池いづみ(松本)を振り回しつつ、世の中の悩みをぶった切っていくという物語。松本は10年ものの不倫を抱えるダメンズ女子を演じる。 松本はデビューして20年。意外なほど芸能キャリアが長い。2018年のドラマ『ホリデイラブ』(テレビ朝日系)での旦那を寝取る魔性の女役がハマリ役となり、その後ブレイクし、「遅咲き女優」とも言われた。昨年はバラエティや歌の世界でも芸能界を席巻。大活躍の年となった。今回のドラマでも大地を相手に新境地に挑む松本。改めて昨年の活躍について話を聞いた。ーー昨年は大活躍の一年でした。ここ最近の活躍をご自身ではどのように分析していますか。 松本:昨年は全てが激変した年。夢がたくさんかなった一年でした。自分では夢なんてそうかなうもんじゃないって思っていたんですけど、会いたい人に会えたり、やってみたい仕事のオファーが来たり、歌番組やバラエティ番組にも挑戦させてもらえました。ミラクルな一年だったと思います。今まではゆっくりと時が流れていたんです。こんなに早く夢はかなうもんなんだなって驚いたりもしました。ーー何がきっかけでミラクルな一年が訪れたのでしょう。 松本:運かな(笑)。運とタイミングが合った。それが一番だと思います。一年前にここまでの激変が起きるとは思っていなかったです。その頃はまだ、スケジュールが埋まるほどの仕事はなかったですし、でも、2020年の初めに当時の自分にしては大それた目標やイメージを思い描いて、それを信じて意欲的に行動したんです。それが良かったのかなって。ーー挑戦が今の松本さんの成功を呼び込んだということですね。 松本:これは自分じゃないだろうっていうような仕事のオファーも、ひるまず、求められたこと自体がありがたいので、ノーという選択肢はありませんでした。2020年はいただいた仕事には全て、挑戦してきたと思います。恥をかくことになるかもしれないけど、やろうって。失敗したり、やらないほうがよかったって後で思うこともあったけど、挑戦したからこそよかったということもたくさんあって、挑戦する勇気、恥をかくのを恐れない勇気を持って仕事をしたことが今の状況につながっているのかなって思います。ーー昨年の多忙な一年を越え、今年はさらなる飛躍が期待されます。 松本:最終的に本当のお芝居に行き着くには愚直な生き方もしていかないといけないなと思うんです。もてはやされる芸能界で、わーってハシゴを外されるかもしれない。それでも地に足をついて、どこまで到達できるかだと思います。今年はかっこ悪いとかそういうことを考えず、もっといろんなことに挑戦していこうと思います。また、オファーしてくださったスタッフさんたちの期待に応えられるよう、ひとつひとつのお仕事に感謝して、全力を注いでいきたいです。ーー多忙過ぎると、オンとオフの切り替えが難しくなるのではないですか。 松本:この1年くらいずっとオンかもしれないです(笑)。起きてから寝るまでずっと仕事モードのオン。そうやって全力で走り続けている中で、自分が何を欲しているのか、それに気づけたことが良かったと思います。今は忙しい最中だけど、もう少ししたら気づけることもあるのかなって。今の結果が数年後に生きてくる、そんなふうになればいいなと思います。ーー最終的にはどんなふうになりたいというビジョンのようなものはありますか? 松本:これだという生き方を見つけたいです。いつまでも面白い人であり続けたいし、幸せも感じたい。でも、まだ本当の幸せを感じられる時じゃない気がします。がむしゃらに頑張って、その先にある幸せってこういうことだったって気づける。そんな未来が来ればいいなと思います。すごく悩んだり不安になったりすることもありますが、気持ちに余白を持って楽しく笑顔で生きたい。自分が楽しければ人も楽しくさせることができる。地球にも優しくなれる。その前段階が今という気がします。 わたし、自分のこと、分からず屋のモンスターだと思っているんです。自分でいろいろ実験して、失敗して、実際に痛みを学んで成長する。その先に作品との出会いがあるんだと思っています。そのために今は頑張るのみ! 2021年は自分の価値観を変えたい。これまでの価値観を壊して前に進みたいです。ちょっと重くなっちゃいましたが、今回のドラマは気軽に笑って見てもらえたら嬉しいです。(取材・文:名鹿祥史)オトナの土ドラ 『最高のオバハン 中島ハルコ』東海テレビ・フジテレビ系全国ネット2021年4月10日スタート 毎週土曜よる11時40分主演 大地真央 出演 松本まりか 真魚 合田雅吏 蕨野友也 今野浩喜 高橋ひとみ 田山涼成
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芸能ニュース 2021年04月18日 12時05分
紗栄子の離婚を的中? 芸能界最強運は三代目JSB岩田! 占い番組『突占』でも話題のシウマが著書を発売、実践的開運のヒントとは
琉球風水志・シウマ著『シウマさんの琉球風水開運術!』(KADOKAWA)が全国書店・ネット書店で発売中だ。 『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演し、話題となっているシウマ。クレジットカードや暗証番号など、身近な数字を変えるだけで運気を呼び寄せる独自の占術“数意学”は、『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)でも披露され、マツコ・デラックスも絶賛したほど。そんな彼のベースとなっている琉球風水について書かれた一冊が本書である。 >>全ての画像を見る<< 今回、話題沸騰中のシウマにインタビューを実施。著書のことはもちろん、有名人とのエピソード、コロナ禍での過ごし方についても詳しく聞いた。ーーそもそも、琉球風水とは、どんなものなのでしょうか? 耳慣れないですよね。簡単に言うと、ルールがあってルールがないというのが基本です。皆さんが知っている風水は、“◯◯に○◯を置く”などのルールがありますけど、琉球風水は、一応のルールはあるものの、“そのルールに逆らうのもOKですよ”っていう考えもあるんですよ。 風水と言えば「西に黄色いものを置けば金運がアップします」という有名なものがあります。確かに金運はアップするのですが、琉球風水的に言うと、黄色が嫌いっていう人は置かない方がいい。このように、自分自身の居心地の良さや気持ちを優先させるのが琉球風水なんです。 もともと(琉球風水は)地理学で、その土地の環境を見て街づくりをしていました。いまご自身が住んでいる環境を知った上で、自分なりに開運術を取り入れていくことが大事です。ーー今回発売された書籍も、そういったアドバイスが書かれていると。 前半は琉球風水の歴史などを書いていますが、それだけではなくて、風水を難しく捉えている人に向けても、“ちょっとしたアクションで開運できますよ”っていうヒントが書かれています。ーー特に本書でこだわった点を教えてください。 みなさんが実践できやすいようにすごくシンプルにしました。あと、ちょっとした疑問に答えています。たとえば、風水の特徴である方位。方位磁針って2種類あって、どう見ればいいのか分からず、よく質問されるんです。それの正しい見方や、“引越しするならこっち、家の間取りを見るならこっちの方位磁石を使ってね”っていう活用法など、丁寧に伝えようと心がけています。ーー読者の方も本書を見ると、進むべき方向が見えてくるということですね。 そうです。いま現在どこにいてどこへ行きたいのか、そこへ行くまでのルートを提案するのが琉球風水術です。たとえば東京から九州に行くとして、飛行機、新幹線、車、自転車っていろんな行き方がありますけど、「スピード重視なら飛行機、ゆっくり進むなら車がいいですよ」っていう提案ができますよね。もちろん、具体的な目標があった方がいいんですけど、ない人も身近にある開運行動をしていくと、行きたいところに進めるようになります。何かしらのヒントにつながると思うので、何をやってもマンネリに感じている人にもおすすめです。ーーテレビ番組やイベントなどもご出演されていますが、これまで占った中で強運だった有名人はいらっしゃいますか? EXILE /三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの岩田剛典さん。名前の画数がパーフェクトで、“自分が思っているようなイメージで進んできただろうな”と思いました。唯一の弱点が携帯電話番号だったんですけど、よくない数字の流れでここまでくるんだ……と驚きました。 あとは紗栄子さん。15年ほど前に共演をさせていただいたんですけど、強運でしたね。当時、「結婚したいです」とおっしゃっていたので「結婚する可能性があるのであれば、来年。スピード婚する場合があります。ただ、スピード婚すると、うまくいきませんよ」って伝えて。そのときにラッキーナンバーが11だと話をしていたら、翌年にダルビッシュ有さん(プロ野球選手。背番号が11)とできちゃった婚を発表されていましたね。ーー強運の人の特徴ってどんなことがあるんですか? 掴み方を知っていますね。ここぞというときに強い。このタイミングを逃してはいけないというところで、食い下がってでも掴まえにいくエネルギーがあります。ーーコロナ感染が収束しない中でのオリンピック開催予定など、今年も不安なことが多いです。琉球風水的にどのような行動をすればいいのか教えてください。 琉球風水は安心・安全で、攻撃ではなく守りの風水なんですよ。健康をいかに重要視するかという目線もあるので、科学的に実証されているものを実践した方がいいですね。本来、ソーシャルディスタンスや密を避ける、空いている時間に動くって、琉球風水の基本なんですよ。僕は、コロナ禍になる前からやっていました。 いまは我慢をしなければならない状況が続くので、耐える時代なのかなって思います。この我慢をするにしても、ただ過ごすのではなく、そこで実力をつけられるかどうかが今後に生きてきます。ちょっとした資格、免許、漢字ドリル、雑学……何でもいいので、自分に自信がつくもの、次につながるものを今のうちに身につけるのがポイントだと思います。ーー2021年、占い的に気をつけるべきことありますか? 本当の実力を持っている人が評価されやすい1年になってくるので、そこをしっかり身につけるのと、「運も実力のうち」って言葉があるように、目には見えないものを上手に活用・取り組んでいくことで、運気が上がっていく1年になります。 現実的な資格取得だけではなく、風水術もバランスよく取り入れてください。どちらかに偏るのもNGで、ハマりすぎてしまうのもアウトです。今年って歪んだ正義や革命が起きる可能性の高い1年で、よからぬことを考えるおかしな団体が出てくるのもゼロではないくらいで……。足元を見ながら、目には見えないものも上手に取り込んでいく人の方が運良く過ごせると思います。ーー最後に『シウマさんの琉球風水開運術!』のPRをお願いします。 風水が好きな人にとってはスッと入ってくるものだとは思います。興味がない人にも分かりやすく、現実的なことも書いていていますし、“簡単なことから始めると、少しずつ変わってくるんだ”というヒントにもなるので、ぜひ、読んでいただきたいです。取材・文:浜瀬将樹『シウマさんの琉球風水開運術!』著者/シウマ定価/本体1300円+税判型/A5判144P オールカラー発売/株式会社KADOKAWA
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芸能ニュース 2021年04月17日 18時10分
大河ドラマにも出演決定!『美笑女グランプリ』初代女王・高野渚、ドラマにバラエティに大活躍 ダウンタウンとも共演で「両親がすごく喜んでくれました」
“笑顔が人々を幸せにする”ような女性を公募し、グランプリを決定する吉本興業主催の『美笑女グランプリ2021』がコロナ禍の今年、開催を決定した。2019年に開始した同コンテストは昨年、コロナ禍の状況を考慮して開催を延期した経緯がある。今年はオーディションスタイルを大幅に変更し、感染症対策をしっかりした上で開催を決定。 >>全ての画像を見る<< エントリーの窓口をTikTokに設け、吉田朱里発案の「#笑顔覚醒」のハッシュタグをつけて動画を投稿することでエントリーを完了させる新しい手法を取るなど、リモートを審査に積極的に取り入れている。大会のスペシャルサポーターは井上裕介(NON STYLE)、吉田朱里。また、ゆりやんレトリィバァ、3時のヒロイン、金原早苗(吉本新喜劇)、エルフ、太田夢莉、渋谷凪咲(NMB48)、ami(Jewel)もサポーターとして参加する。 同オーディションの初代グランプリ獲得者で、現在NHK大河ドラマ『青天を衝け』に出演する高野渚に、同コンテストの魅力や、今年の開催方法について話を聞いてきた。ーー『美笑女グランプリ2021』の開催が決まりました。初代グランプリの高野さんは今回の開催についてどんな風に感じましたか。 高野:去年開催されるはずが中止になってしまって、だからこそ今年開催されることはすごく喜ばしいことだと思います。「笑顔」がコンセプトになっていて、この『美笑女グランプリ2021』の開催を通じて、こんな世の中ですけど、いろんな人に笑顔を届けるきっかけが作られたらいいなと思います。この時期だからこそ、このオーディションが必要だってわたしは考えています。ーー高野さんが2019年にこのオーディションに参加しようと思ったきっかけは何だったのですか。 高野:笑顔でいろんな人を幸せにするというコンセプトがすごくいいなって思えたからです。ーーオーディションを受けるに当たって笑顔の練習などはしたのですか。 高野:本番に向けて笑顔の練習はしました。笑顔についてはそもそも人から褒められることは多かったんです。自信はなかったけど、小さい頃から写真を撮る時は自然と笑顔を作ったりしていて、わたしの笑顔を通じていろんな人を幸せにできたら素敵だなって。ーー主催は吉本興業。吉本興業主催の女性オーディションということで、意外な感じはしませんでしたか。 高野:しました。やっぱり吉本は芸人さんがメインというイメージがあったので、女性のお笑い芸人さんを募集しているのかなって思ったりもしました。でもよく調べてみると、グランプリ特典がドラマ出演だったりして、わたしは演技の世界で生きていきたいと思っていたので、ぜひ参加したいなって思ったんです。ーーグランプリを取ったあとは有名なドラマにも多数出演されました。チャンスをものにした高野さんだからこそ今年参加する人へのアドバイス、メッセージのようなものはありますか。 高野:まずはやっぱり笑顔に自信を持っている人にぜひ受けて欲しいなって。わたしもオーディション中はずっと笑顔でいることを心がけていました。選考の過程でちょっとくじけそうなことがあったとしても、笑顔で頑張り続けることが大事だと思います。ーー今回はTikTokでエントリーという手法が取られています。 高野:わたしの時は直接だったので、驚きました。リモートだし、難しいだろうなとは思います。でもTikTokでエントリーだから、動画を見やすく、笑顔が見えやすく作ることが大切だと思うんです。テンションを少し上げて挑むくらいでいいと思います。参加する人には頑張ってほしいです。ーー高野さんは女優志望だそうですが、どうして女優さんに憧れるようになったのですか。 高野:もともと小さい時から、ドラマとか映画とかを見ることが好きだったんです。自分も中の人になりたいなって。ほかにも美容師になりたいとか、ケーキ屋さんになりたいとか、お花屋さんになりたいとか、そういう夢もあったんですけど、女優をめざすことでいろんな職業になれる。そういう点も素敵だなと思ったのが理由です。ーーグランプリを経て、今年はNHK大河ドラマ『青天を衝け』にも出演されています。 高野:女中役なんです。所作がすごく難しいです。昔の言葉を話すのも。でも楽しんでやれていると思います。ーー将来はどんな女優さんになりたいのですか。直近、こんな役を演じてみたいとか、夢はありますか。 高野:わたしは関西出身なので、関西弁の役とかをやってみたいです。あと、映画をもっとやりたいです。サスペンス系の映画が好きなので、推理物なんかにも出てみたい。漫画も好きなので漫画の実写化作品にも出てみたいです。ーーいつか共演してみたい女優さんはいますか。 高野:いっぱいいるんですけど、強いて言うなら佐々木希さんです。わたし、昔から佐々木希さんの大ファンなんです。写真集も全部持っているくらい。仕事というよりファン意識で会ってみたいなって思います。生で拝んでみたいです(笑)。ーーバラエティにもたくさん出ていますね。『ワイドナショー』(フジテレビ系)とか、ダウンタウンさんの番組が多い印象です。松本人志さんからトークを振られたりするのはドキドキしませんか。 高野:『ワイドナショー』は自分の意見を考えていかないといけないし、振られたら的確な答えをしないといけない。すごく緊張感があります。自分の意見はしっかり伝えたいって思いながら頑張っています。ーー松本人志さんにはどういう印象を持ちましたか。 高野:一番最初に楽屋にあいさつに行かさせてもらったんです。『美笑女』グランプリ出身のことをいじられたりしたんですけど、そういう場所でもすっと会話を盛り上げて、笑いを作るところがさすがだなって思いました。ーー読売テレビの『浜ちゃんが!』にも出られたんですよね。 高野:浜田雅功さんはすごく明るい印象だなって思いました。カメラが回っていないところでもみんなをワイワイと盛り上げてくれる人でした。ダウンタウンさんと共演したことを両親がすごく喜んでくれました。ーーそんな高野さんを世に出した『美笑女グランプリ』。最後に今年の開催についてメッセージをお願いいたします。 高野:わたしも実際にTikTokで動画を作ったりしたんですけど、すごく簡単で、新しくて楽しいSNSだなって印象を持ちました。ぜひたくさんの方に動画を投稿して参加してほしいなって思います。このグランプリを通じて、新しい人たちが、自分の笑顔でいろんな人を幸せにすることができれば素敵だなって思います。(取材・文:名鹿祥史)【美笑女グランプリ公式サイト】https://egao-gp.com/2021/【美笑女グランプリ公式TikTok】https://www.tiktok.com/@bisyojo_gp?lang=ja-JP
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