プロ野球
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スポーツ 2022年04月06日 11時20分
阪神・矢野監督、西の完封は長期的には失敗? 元メジャー守護神の緊急補強説も浮上か
もし本当なら、ペナントレースの戦況も変わるかもしれない。 MLB史上最年少で100セーブを達成した右腕(通算155セーブ)、ロベルト・オスーナが日本プロ野球界入りするという。メキシコの野球専門メディアが<今夏、NPB入り。詳細はまもなく発表される>とも報じていた。 「オスーナはまだ27歳と若く、常時150キロ台半ばの球速、スライダーのキレ、ともに健在です。私生活で失敗してキャリアを棒に振った感もありますが、21-22年オフ、新・労使協定によるゴタゴタがなければ、MLBに復帰できていたかもしれません」(米国人ライター) 21年以降、オスーナはメキシコリーグ・メキシコシティ・レッドデビルズでプレーしてきた。単なる想像だが、「NPB入り」の現地報道とは、開幕戦を新クローザーで落とし、悪夢の連敗街道に陥った“アノ球団”の話も関係しているのではないだろうか。 >>阪神、矢野監督の“精神論”でチームが空中分解? 球団オーナーにも批判、監督交代の大幅前倒しはあり得るか<< 「2017年WBC大会でメキシコ代表としてプレーしています。当時の印象を言えば、速球派なのに制球力もあるピッチャーだと思いました。四球を選ぶことの多い日本でもやっていけるでしょう」(NPBスタッフ) 中南米はメジャーリーガーを多く輩出している。そのため、現地ネットワークを持つNPBチームも少なくない。 こうした情報を聞かされると、「オスーナの日本行き」もマンザラではなさそうだ。 「オスーナのMLB最終年俸は1000万ドル(約11億円/20年)です。メジャーリーグに復帰したい一心で、日本で猛アピールしようとしているのでは?」(前出・米国人ライター) メキシコリーグは選手年俸額を伏せているが、前出のNPBスタッフによれば、「多くても500万円くらい」とのこと。NPBの平均年俸でも十分獲得が可能だが…。 元MLBクローザーは、本当に日本球界入りするのだろうか。 クローザーと言えば、「クローザー不在の阪神」が、開幕10試合目でようやく勝利することができた。先発・西勇輝が20年9月以来の完封勝利を収めたのだが、批判的な声もないわけではない。 「9回最後のマウンドが気になります。西に最後まで投げてもらうか、矢野燿大監督が新クローザーとして使いたいとしている湯浅京己をテストするかの二択でした。長いシーズンを考えると、湯浅をテストすべきだったかも」(プロ野球解説者) 「西に全てを託した」とも解釈できるが、試合終盤から投球間隔が長くなるなど、疲労の具合も濃くなっていた。 矢野監督は救援失敗のリスクを恐れたのだろうか。スアレスという絶対的なクローザーを持っていた昨季までなら、考えられなかった消極的な作戦だ。オスーナのNPB入りが本当なら、その行き先が気になる。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年04月05日 20時45分
楽天・ギッテンスに「オコエの二の舞になりそう」の声 まさかの“デビュー即負傷”でトレンド入り、2か月離脱の可能性も?
5日に行われた楽天対西武戦。「7-3」で楽天が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが同日に一軍昇格した新助っ人・ギッテンスの負傷交代だった。 「5番・指名打者」で昇格即先発したギッテンスが負傷したのは、「2-0」と楽天2点リードの3回裏無死一、二塁の場面。ギッテンスは西武先発・佐藤隼輔がカウント「2-1」から投じた4球目のチェンジアップを空振り。この直後に打席を外すと、苦悶の表情を浮かべながらその場にしゃがみ込んだ。 その後、ギッテンスはトレーナーらに付き添われながら自力でベンチに下がったが、プレー続行はできず負傷交代。「1打数無安打・四球1・三振1」とノーヒットで一軍デビュー戦を終える形となった。 >>田中将大、YouTubeで本音吐露? 苦境脱出に安堵も、無援護続く 解消のキーマンは安田・西川か<< ギッテンスの負傷交代を受け、ネット上には「3月はじめの来日から1か月下で調整して、とうとう一軍昇格したかと思ったら即故障ってマジかよ」、「映像見る限りでは、それほど力任せなスイングしてたようには見えなかったんだけど…」と困惑の声が噴出。同時に、「なんかオコエ、カスティーヨらの二の舞になりそうで不安」、「軽症なら手当てした後出てくるだろうし、そうじゃなかったってことは深刻な症状なのでは」と長期離脱を懸念するコメントも多数挙がっており、こうした声の多さからかTwitterでは「ギッテンス」のワードが一時トレンド入りした。 「楽天は2020年3月にオコエ瑠偉、2021年4月にはカスティーヨがそれぞれ打席でのスイング後に脇腹を故障。約3カ月戦線を離脱したオコエは同年一軍未出場、約1カ月半の離脱を強いられたカスティーヨも『33試合・.225・1本・3打点』と、ほとんど活躍できないままシーズンを終えています。試合後の報道によると、今回ギッテンスが痛めたのは右手首でオコエらとは箇所は違うのですが、打席内でのスイング後に故障が発生したという共通点から、オコエらの負傷劇を重ね合わせているファンは少なくありません。なお、手首痛は症状によっては実戦復帰まで2カ月以上かかることもある厄介な故障ですので、箇所は違えど離脱期間はオコエらと同レベルになる可能性は否定できません」(野球ライター) 石井一久監督が「ちょっと無理だと思うので、抹消します」と登録抹消を明言したことが伝えられているギッテンス。二軍では「.417・2本・6打点」と結果を出していただけに、昇格即抹消はチームにとってかなりの痛手となりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月05日 18時30分
阪神、矢野監督の“精神論”でチームが空中分解? 球団オーナーにも批判、監督交代の大幅前倒しはあり得るか
3月25日〜4月3日にかけて開幕9連敗を喫し、首位巨人と8ゲーム差の最下位に沈んでいる阪神。5日に伝えられた藤原崇起オーナーの発言がネット上で物議を醸している。 報道によると、4日に取材に応じた藤原オーナーは「今は辛抱の時やと思います。この辛抱する時に、ただ辛抱してるだけやったらこれは何にもならん。こういう時こそアグレッシブに行こう」と苦境のチームを激励。同時に、矢野燿大監督にこのまま指揮を託すのかという質問にも「それは当然の話です」と即答したという。 矢野監督はキャンプイン前日の1月31日に今季限りで退任する意向を表明しているが、開幕後の不振からファンの間では途中解任を求める声も少なからず挙がっている。ただ、藤原オーナーは矢野監督を信頼してシーズン最後まで指揮を任せる意向のようだ。 >>阪神・岩崎、開幕戦の乱調は矢野監督のせい? 球界OBの問題点指摘に賛否「あんなの予想できんだろ」<< この藤原オーナーの発言を受け、ネット上には「シーズンはまだ序盤も序盤で、連敗が止まれば一気に上向く展開もあり得るからこれは当然」、「契約の内容次第だけど、途中で辞めさせたら違約金が発生する可能性もあるしなあ」と同調の声が寄せられた。一方、「オーナーはこないだの巨人戦見てたのか? これ以上選手が畏縮する前にさっさと辞めさせるべきだろ」、「精神論で選手に重圧をかけるような監督をこのまま指揮させても未来はないぞ」と否定的な意見も多数みられた。 「矢野監督は1日・巨人戦に『2番・遊撃』でスタメン起用した中野拓夢を、『気持ちを感じない』という理由で4回裏に懲罰交代。すると、翌2日の試合では2回表に二ゴロを放った中野が不必要な一塁へのヘッドスライディングを行うと、5回表には木浪聖也も一塁へのヘッスラを見せるなど、矢野監督の顔色をうかがったようなプレーが相次いでいます。このことから、現チームは既に空中分解し始めており、これ以上矢野監督に指揮を執らせると挽回が不可能なレベルになるとして途中解任を望んでいるファンも少なからずいるようです」(野球ライター) ファンやメディアの間では内部昇格なら井上一樹一軍ヘッドコーチや平田勝男二軍監督、外部招へいなら岡田彰布氏(元阪神監督)、今岡真訪氏(前ロッテ一軍ヘッドコーチ)らが候補として挙げられている阪神の監督人事。藤原オーナーが今後方針を転換し、指揮官交代に踏み切ることは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月05日 17時30分
千葉移転30周年のロッテ、OBの小宮山悟氏が始球式に登板!京葉線沿線の6スポーツチームとポスター作成
千葉ロッテマリーンズは、15日の北海道日本ハムファイターズ戦(千葉・ZOZOマリンスタジアム、18時試合開始)に、マリーンズOBの小宮山悟氏が始球式を行うと発表した。 小宮山氏は、球団の千葉移転後本拠地初戦である1992年4月4日のオリックス・ブルーウェーブ戦(千葉・千葉マリンスタジアム)で先発登板しており、始球式は当日開催される「ALL FOR CHIBA 30th supported by ZOZO」と題した、球団の千葉移転30周年を記念したイベントの一環として開催される。 小宮山氏は1965年、千葉県で生まれて、早稲田大学から1989年のドラフト会議でロッテオリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)から1位指名を受けて入団。97年最優秀防御率。2000年、01年横浜ベイスターズ(現横浜DeNAベイスターズ)、02年にはアメリカのメジャーリーグ、ニューヨークメッツを経て、04年ロッテ復帰。09年現役引退した。2019年から早稲田大学野球部監督を務めており、野球界に貢献中。 小宮山氏は「野球伝来150周年の年に、千葉移転30周年が重なり、始球式を行えることに大変感謝しております。球界に携わる人間として、更なる野球の発展を願っております」と始球式に向けて強い意欲を見せている。 また、JR京葉線沿線のスポーツチーム6チーム(千葉ロッテマリーンズ、バルドラール浦安、千葉ジェッツふなばし、オービックシーガルズ、千葉ZELVA、ジェフユナイテッド市原・千葉)とJR東日本千葉支社で構成されている、スポーツで京葉線沿線のまちづくりや活性化を推進するプロジェクト「KEIYO TEAM6」では、2022年版ポスターが製作され、千葉ロッテマリーンズからは小島和哉投手と藤原恭大外野手が起用された。 ポスターは約2000枚が製作され、千葉ロッテマリーンズの本拠地ZOZOマリンスタジアムの最寄り駅である海浜幕張駅を始めとした京葉線沿線の駅や近隣施設で2023年3月まで掲示される予定だ。 千葉という地域に密着することにより、一大ブランドを築いたマリーンズの地域貢献はこの先もまだまだ続いていく。(どら増田 / 写真・球団提供)
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スポーツ 2022年04月05日 15時30分
西武・森の故障離脱に「罰金もんや」球界OBが苦言 道具に八つ当たりし2か月離脱、グラウンド外での失態にファンも激怒
野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、4日放送の『金村義明のええかげんにせぇ~!』(MBSラジオ)に生出演。番組内での発言がネット上で話題となっている。 今回の番組で金村氏は3日終了時点で開幕9連敗を喫している阪神の起爆剤になり得る選手や、今季のパ・リーグの展望などを話した。その中で、3日に伝えられた西武のプロ9年目・26歳の森友哉の故障を問題視した。 >>西武対ヤクルト戦、一塁塁審に「よそ見してたのか」怒りの声 直後に失点も誘発? 山川の守備への不可解判定が物議<< 報道によると、森は2日・ロッテ戦で8回裏に途中交代となった後、ベンチ裏のロッカーで捕手マスクを投げた際に右手人さし指の基節骨を骨折。これを受け辻発彦監督が「試合中の負傷はつきもの。それは仕方ないと思うけど、ロッカーでの出来事となれば、それはしっかり考え直さないと。それはチームとして許されることではないからね」と苦言を呈したことも伝えられている。 この森の故障について、金村氏は「これもうね、森友哉罰金もんやね」、「もう1億円超えてる選手がね、もったいないよね」とコメント。森は今季年俸2億1000万円(推定)のチームの絶対的正捕手だが、そのような立場の選手としては軽率すぎる振る舞いだと苦言を呈した。 金村氏は続けて、「(全治)2カ月いうけど、治るのが2カ月やからね。そっから練習して元の野球選手として、自分の本来のスイングできるまではもっと長いし」と指摘。報道では森の故障は全治2カ月と伝えられているが、完治してからの調整期間を考慮すると一軍復帰までにはそれ以上の時間がかかるのではと今後を懸念した。 金村氏の発言を受け、ネット上には「どういう理由があったのかは分からないけど、道具を粗末に扱って怪我するのはプロにあるまじき振る舞いだ」、「仮に調整に1カ月かかると考えたら、7月のオールスター明けまで戻れないってことになるな…」と失望の声が寄せられた。同時に、「罰金はマジでとってほしい、台所事情の苦しさに拍車をかけたわけだし」、「山川や外崎が故障に見舞われる中、自分もそこに加わった責任は厳しく問われるべきだ」と、球団は森を厳しく処分するべきだとする怒りのコメントも多数見られた。 「今季の西武は3月30日・日本ハム戦で主砲・山川穂高が右太もも裏肉離れを発症し、2日後の4月1日に登録抹消。また、3月31日には正二塁手・外崎修汰が相手打者との交錯プレーで体を痛め、4月3日の試合を欠場するなど野手に故障者が続出しています。そのため、強打の正捕手である森には両名のアクシデントをカバーする働きが求められていたのですが、グラウンド外での振る舞いで離脱したという点に憤っているファンは少なくないようです。なお、選手がプレー外の行動で故障したのは2019年8月3日・巨人戦で降板後にベンチ内の冷蔵庫を殴り右手小指を脱臼骨折したDeNA・パットンが直近例ですが、球団は処分として罰金500万円と野球振興活動への参加をパットンに科しています」(野球ライター) 故障者続出の影響もあり、3月31日〜4月3日にかけて4連敗を喫している西武。5日正午時点で球団が森に何らかの処分を科したとは伝えられていないが、今後ペナルティを与えることは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月05日 11時05分
ヤクルト、阪神9連敗の裏で連覇に危険信号? 昨季日本一の立役者離脱が相次ぐワケは
セ・リーグで「ヤバイ」のは、矢野阪神だけではない。昨季覇者の東京ヤクルトスワローズにも“キケン信号”が点滅していた。 4月5日の中日戦、サイスニードが予告先発投手として発表された。順調に行けば、3月29日の巨人戦で先発した奥川恭伸が「中6日」で投げるところだった。 >>ヤクルト・丸山の事故に「ダブルベースを導入するべき」の声一塁手と激突し脳震とう発症、再検討の機運高まるか<< 「前回登板での降板は不可解でした。4回に同点ホームランを許したものの、投球内容そのものは悪くありませんでした」(スポーツ紙記者) 高津臣吾監督は奥川の早すぎる降板について、「代わる理由があった」(29日)と言うだけ。詳しい内容は語らなかったが、その後、球団が「上半身のコンディション不良」と発表している。 「今季の奥川の課題は、通常ローテーションである中6日の登板間隔をこなすことでした。オープン戦では安定したピッチングを見せ、首脳陣も期待していました」(プロ野球解説者) 期待ではなく、奥川は「連覇のキーマン」と言っていい。しかし、その初登板翌日の3月30日に一軍登録も抹消されてしまった。 「わざわざ二軍行きにさせたくらいですから、単なるコンディション不良ではないのかもしれません」(前出・スポーツ紙記者) 奥川は昨季、チームトップタイの9勝を挙げており、巨人戦では2戦2勝、クライマックスシリーズでも無四球の完封勝利を挙げていた。 今年も巨人との初戦も奥川で勝利し、弾みをつけたいと、高津監督も考えていたはずだ。 また、ここまでの勝敗表を見てみると、「奥川離脱」が悪い方で分岐点となっていた。阪神との開幕3連戦で3連勝。その後の5試合は1勝4敗、4連敗も喫しており、そのスタートとなったのが、奥川の“緊急降板”した試合でもあったのだ。 「正捕手の中村悠平が開幕直前で離脱してしまいました。チャンスをもらった2年目の内山壮真の評判が良いんです。低めのボールを捕る時のキャッチングが良い。地味なことだけど、投手をノセる大事な技術です」(プロ野球解説者) そんなプラス材料も聞かれたが、昨季後半のチーム全体で相手チームに畳みかけるような勢い、活気のようなものが見られない。 気になるのは、チームを離脱した選手の“症状”だ。奥川、中村ともにコンディション不良。奥川が上半身で、中村は下半身で箇所こそ異なるが、昨今、「コンディション不良」、「張り」などの言葉がよく使われるようになった。 コンディション不良ってナニ? ある球団関係者によると、「怪我をする一歩手前」とのことだが、重症ではないにしても、復帰の時期が予測できないので、首脳陣も頭を抱えているそうだ。 「疲れが溜まっているんですよ。無理させたら、それこそ…」(球団関係者) 昨年の日本シリーズが終了したのは、11月27日。シーズンオフが通常より1か月も短くなった。そのタイト・スケジュールも無関係ではないだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年04月04日 20時30分
阪神、大連敗の原因は矢野監督の采配ミス?「選手も前を向いていかない」球界OBの問題点指摘に賛否
野球解説者・中西清起氏が4日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。阪神・矢野燿大監督にまつわる発言がネット上で物議を醸している。 今回の動画で中西氏は、3月25日〜4月3日にかけて開幕9連敗を喫している阪神の戦いぶりをテーマにトーク。その中で、4月2日・巨人戦4回表の矢野監督の采配に疑問を呈した。 >>阪神・矢野監督、「諦めない」発言は口だけ? 開幕9連敗目の試合中に見せた深刻な振る舞いとは<< 「2-4」と2点ビハインドで迎えたこの回、阪神は1死から坂本誠志郎のヒット、小川一平の犠打で2死二塁のチャンスを作ると、ここで打席の近本光司がタイムリーを放つ。その後は中野拓夢もヒットで続き2死一、二塁とし、巨人先発・山崎伊織を降板させたが、糸井嘉男が2番手・戸田懐生に三ゴロに打ち取られ同点には追いつけなかった。 1点差に詰め寄る攻撃を見せた4回表だが、中西氏はこの日先発の小川をそのまま打席に立たせた点を疑問視。「連敗してるチームなんで、勝負に対する執念というところで代打を送ってみせなきゃいけないと思うんですよね。そうしないと選手は奮い立たない」と、チームの士気を上げるために代打を送るべきだったと主張した。 中西氏は続けて、「毎回失点、3イニングまで続けてる投手を、そのまま4回(に)打席に立たせて送りバントというところなんだけど、(代打策の)結果がどうのこうのじゃなくて、攻撃に転じる姿勢を見せていかないと選手も前を向いていかない」とコメント。小川は直前の3回裏まで2点、1点、1点と毎回失点を喫していたが、この点を考えても4回表の打席は代え時だったのではと指摘した。 この中西氏の発言を受け、ネット上には「小川は序盤から失点続いて球数もかさんでた(50球)し、スパっと諦めて攻勢を仕掛けるのもアリだったかもしれない」、「一応送りバントは決めてるけど、ここが代打でヒットなら同点・逆転までいく展開もあり得た」と同調の声が寄せられた。一方、「控え野手の面子を見ると、代打策仕掛けたら流れが変わったとはあまり思えん」、「不調か実戦乏しい野手がほとんどだったし、代打策してたら逆に1点すら取れてなかったのでは」と否定的なコメントも多数見られた。 「阪神は小川が打席を迎える場面では控え野手が8名残っていましたが、このうちある程度打率を残していたのは小幡竜平(.333)、梅野隆太郎(.267)の2名のみ。その他の6名は打率1割以下、もしくはまだ今季打席がない選手で占められていました。小幡と梅野は終盤の守備固め・代走要員で中盤では切りづらい存在であるため、この場面で使える可能性があったのは実質6名ということになりますが、こうした控え野手を代打起用しても試合の流れを変えるような効果は見込めなかったとみるファンも少なくないようです」(野球ライター) 続投した小川は「4.1回5失点・被安打5・四球2」とさらに1失点を喫して降板し、試合も「4-5」で敗れた阪神。4回表に代打を送るべきだったのか、ファンの間でも意見が割れているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について中西清起氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCMokupGPVCIvM99XLMnKbQQ
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スポーツ 2022年04月04日 19時35分
中日・柳、立浪監督の一言に仰天?「まるで主軸みたいな扱い」試合終盤のやり取りが話題、完封勝ちの後押し期待か
中日の球団公式YouTubeチャンネルに、プロ6年目・27歳の柳裕也が登場。3日に投稿された動画内での発言がネット上で話題となっている。 同日の広島戦に先発登板し、「9回無失点・被安打3・四球2」で完封勝ちを収めた柳。本動画には試合後のヒーローインタビューを終えた後に登場し、この日の投球の感想などを語った。 >>中日・立浪監督が根尾に苦言、「素直に聞けよ」ファンも落胆 福留も指摘した“悪癖”は改善されていない?<< その中で、柳は「1-0」と中日1点リードの8回裏に先頭打者として打席に入る際、首脳陣から何か声かけはあったのかと撮影スタッフから質問を受ける。これに対し柳は落合英二・一軍ヘッド兼投手コーチからは「(9回も)行くからな」と力強い激励を受けた一方、立浪和義監督からは「何言われるのかなって思ってたら、『体開いてるぞ』って。打撃指導でした」と、打撃フォームが崩れていることを指摘されたと笑い交じりに明かした。 球界では完投・完封がかかる投手が試合終盤に打席に立つ際、首脳陣はスイング時の手への衝撃や出塁による体力の消耗を避けるため、無理に打ちにはいかないよう指示を与えることが少なくない。実際、柳も「無理しないでいいから」、「あんまり全力で走らなくていいから」といった声かけを予想していたというが、ヒットを期待するような立浪監督の言葉に驚いたようだ。 この柳の発言を受け、ネット上には「投手の柳がまるで主軸みたいな扱いされてて草」、「完封達成直前に監督から打撃指導入ってたのはまさか過ぎる(笑)」と面白がる声が寄せられた。一方、「戦況考えたら、冗談とかじゃなくて本気の指示だった可能性もあるな」、「柳が塁に出たら、後の打者が本塁まで返してくれる可能性は全然あったわけだしなあ」といった推測のコメントも多数みられた。 「柳は8回表まで無失点と好投した一方、打線は6回裏の阿部寿樹のタイムリーによる1点しか奪えないまま8回裏に突入。柳を続投させるにしろ、他投手を継投させるにしろ、9回表の守りを楽にするために何としても次の1点がほしい状況でした。柳の後は大島洋平(打率.405)、岡林勇希(.306)と打撃好調な打者が続くことも含めて、立浪監督は柳が出塁に成功すれば追加点を奪える公算は高いと考え打撃面の助言を送ったのではとみているファンも少なくないようです」(野球ライター) 助言を受け入った打席では三ゴロに倒れた柳は、9回表に1死一、二塁のピンチを招くも無失点に抑え完封勝ち。試合後、立浪監督は「初めから、0でいっている限りは、こちらも代えるつもりもなかったですし、最後はピンチを迎えたんですが、よく踏ん張ってくれました」と最後まで虎の子の1点を守り切った柳を絶賛している。文 / 柴田雅人記事内の引用について中日ドラゴンズの公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC57LcTUKgjDg_K_VJXnmCTg
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スポーツ 2022年04月04日 18時30分
DeNA・佐野、開幕から攻守に躍動! 好調のチームを引っ張るキャプテンの存在感
ベイスターズのキャプテン・佐野恵太が開幕から好調をキープ。外国人助っ人抜きの打線の中心として、チームを引っ張っている。 開幕して2戦は2番としてスタメン出場したが、その後はクリーンアップの一角である3番の座を任されヒットを量産。ここまで8試合でOPSは.946と高く、打率.353はセ・リーグ6位、ホームラン2本はセ・リーグ4位タイと好成績を収めている。 好球必打の思い切りの良いバッティングはさらに磨きがかかり、1日の第1打席では2020年にノーヒットノーランも許しているスワローズ・小川泰弘の投じた初球、高めのストレートを一閃すると、ボールはライトスタンドへ一直線。「打ったのはストレートです。しっかり準備して一振りで仕留めることができました」と自画自賛の一打は、チームの勝利に直結する先制ホームランとなった。 またファーストストライクをどんどん振っていくスタイルは不変ながら、20年は42個だったフォアボールは昨年61と増加。今年もしっかりとボールを見極めるケースが散見され、相手ピッチャーからすれば嫌なタイプのバッターへと進化した。現時点での課題は.167と苦しんでいる感のある得点圏打率。19年.367、20年.315とチャンスに強いクラッチヒッターとして鳴らしただけに、徐々に上がってくればさらに理想的な打者となる。 またファーストの主戦、ネフタリ・ソトがけがで調整中のため、不動のレフトからファーストを守っているが、見事なミットさばきで速い打球にも見事に対処。味方のそれた送球を必死に足を伸ばしてアウトにするなど、そつなくこなしている印象だ。 キャンプ中に脇腹の肉離れで離脱し開幕も微妙と言われていたが、その影響を感じさせないほどの活躍でチームを牽引するキャプテン。昨年はチーム唯一の全試合出場を果たし、2年連続3割をクリアしているヒットメーカーは、2度目の首位打者も視野に入れながら邁進する。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年04月04日 18時10分
オリックス山岡泰輔の復活勝利から3連勝!借金「1」で5日から首位ソフトバンクと3連戦
昨年のパ・リーグ覇者、オリックス・バファローズは開幕戦を12年ぶりの勝利で飾ったが、その後は5連敗。ズルズルと行くのかと思いきや、BIGBOSS率いる北海道日本ハムとの3連戦を3連勝。借金を「1」まで減らして、5日からは福岡・PayPayドームで首位の福岡ソフトバンクとの3連戦を皮切りにビジター9試合を行う。【オリックス・バファローズ 成績 3.25-4.3】対埼玉西武埼玉・ベルーナドーム3月25日○オリックス(山本) 6-0 (高橋)埼玉西武●3月26日●オリックス(宮城) 0-5 (隅田)埼玉西武○3月27日●オリックス(山崎颯)6-7(渡邉)埼玉西武対東北楽天大阪・京セラドーム大阪3月29日●オリックス(田嶋) 1-2 (田中将)東北楽天○3月30日●オリックス(バルガス) 1-6 (早川)東北楽天○3月31日●オリックス(山崎福) 0-1 (瀧中)東北楽天○対北海道日本ハム4月1日○オリックス(山岡) 2-0 (根本) 北海道日本ハム●4月2日○オリックス(山本) 7-0 (伊藤) 北海道日本ハム●4月3日○オリックス (宮城) 4-2 (河野) 北海道日本ハム●※カッコ内は先発投手※9試合4勝5敗、リーグ4位タイ。首位の福岡ソフトバンクと4ゲーム差 開幕戦では昨年のリベンジを誓っていた山本由伸が快投を見せて12年ぶりとなる開幕戦の白星をあげている。山本は「去年は開幕戦、負けていましたので、リベンジも含め、強い気持ちでとにかく先制点を取られないように気を引き締めて投げました。去年は、最後日本シリーズでとても悔しい思いをしたので、今年もまた日本シリーズにリベンジできるように、まずはリーグ優勝できるようにこれからも頑張っていきます!」とエースらしいコメント。 2戦目は昨年の新人王、宮城大弥が乱調。「立ち上がりの3失点が悔やまれますし、なんとか最少失点で粘りたかったです。ボール自体は悪くなかったと思いますが、甘く入ったところを狙われてしまったと思います。自分自身、全体的にもっとレベルアップしていかなければいけないと思いました」と肩を落とし、打線も沈黙した。 3戦目は山崎颯一郎が「序盤は、バックのいい守備にも助けてもらい、テンポよく投げられたと思いますが、5回は2アウトからの失点でしたので、なんとか無失点で切り抜けたかったです。6回も先頭バッターへのフォアボールからの失点でしたし、悪い流れをどうにか止めて、何とかイニングを投げ切りたかったです」と反省していた。序盤は好投し、打線も援護して6点差にまで広げたにもかかわらず、終盤にひっくり返されて6-7で痛い逆転負けを喫している。 4戦目からは本拠地、京セラドーム大阪6連戦。まずは東北楽天との3連戦だったが、29日の田嶋大樹、31日の山崎福也といった左腕の先発陣が好投を見せたものの、打線は3試合で2点止まり。主軸の吉田正尚、杉本裕太郎が沈黙したのが痛かった。 しかし、1日から始まったBIGBOSS率いる北海道日本ハムとの3連戦の初戦では、今シーズンけがで離脱した2年分を取り戻すべく、完全復活を誓った山岡泰輔が6回途中無失点の好投。中継ぎ陣も2点を守り抜き、連敗を止めた。 山岡は「開幕カードでリリーフで1イニング投げていたので、すごく緊張というのはなかったんですけど、とにかく全力で1回から投げていこうと思ってマウンドに上がりました。先に点を取ってもらったので楽に投げることができましたね。最後にラオウさんがいい守備をしてくれなかったら0ではなかったかもしれないので、今日はラオウさんのおかげで勝つことができました。少しでも2年間をばん回できるように投げていきますので、これからも応援よろしくお願いします!」とファンに再起を誓っている。 この山岡の勝利にエース山本も続いて、7回を無失点の好投。打線も7得点の大量援護で連勝した。山本は「昨日勝っていましたし、なんとか連勝したかったので、気合いを入れて投げました。試合の始まりは大事なので、いい入りができてよかったと思います。ランナーを出す場面もありましたけど、なんとか0で粘り強く投げられましたし、なによりこの試合に勝てたということがよかったです。これからも一つでも多く勝てるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!」とした。山岡の勝利が刺激を与えたようだ。 本拠地6連戦の最後は宮城が先発。苦しみながらも6回を2失点とゲームメイクをした上でマウンドを降りている。試合は2-2の同点で迎えた8回、吉田正が2点タイムリーを放ち、オリックスが3連勝を飾った。 吉田正は次のようなコメントを残した。 「結果がよかったので…よかったです!どっちに転ぶか分からない展開の中で、佐野選手のホームランでチームに勢いがつきましたし、なんとか勝てるようにと思っていたので、本当によかったです!しっかりと心の準備もしながら、打席に入ったら自分のスイングをすることを心掛けていましたし、ストライクゾーンに来たらなんとかバットに当ててコースにヒットか、なんとか外野まで飛ばせればいいかなと思っていましたので、勝利という結果につながってくれてよかったです!」 「まだ借金もありますし、次は上位チームでビジターゲームが続いていきますので、なんとか連勝して帰って来れるように頑張ってきます!まだ始まったばかりですし、ここから選手たちも精いっぱい頑張りますので、また応援よろしくお願いします!」 流れを振り返ってみると、山岡の復活がチームに良い流れを持ってきたようだ。ピッチャー陣が頑張っている間に、打線のさらなる奮起を期待したい。(どら増田)
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