プロ野球
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スポーツ 2022年04月10日 11時00分
中日・落合元監督、本当はマー君が欲しかった? 堂上1位指名の裏事情暴露し驚きの声「球界激変もあり得たな」
野球解説者・落合博満氏(元中日監督)が6日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。動画内での発言がネット上で話題となっている。 今回の動画で落合氏は共にプロ3年目・20歳のロッテ・佐々木朗希、ヤクルト・奥川恭伸の投球スタイルを比較。また、楽天のプロ16年目・33歳の田中将大が昨季4勝に終わった要因などを話した。その中で、落合氏は中日監督時代の2006年ドラフトで田中の1位指名を考えていたという話を明かした。 >>中日・立浪監督が根尾に苦言、「素直に聞けよ」ファンも落胆 福留も指摘した“悪癖”は改善されていない?<< 同年ドラフトで田中(駒大苫小牧高)は横浜(現DeNA)、オリックス、日本ハム、楽天から1位指名を受け、4球団による抽選の結果楽天が交渉権を獲得。一方、中日は巨人、阪神と共に堂上直倫(愛工大名電高)を1位指名し、抽選で当たりクジを引き交渉権を獲得している。 この年のドラフトについて、落合氏は「本心を言うと、あれは本社命令。堂上(指名)っていうのは」、「普通に考えたら欲しいのは田中だったんだ」と発言。自身は田中を指名したいと考えていたが、球団側の意向で断念、堂上指名に至ったという裏話を暴露した。 落合氏は続けて、「鶴の一声ってあるでしょ? 東海三県(出身)で堂上を獲れっていう。そしたら後は何もできない。それがなければ、ダメ元で田中いってる」とコメント。球団は堂上が地元・愛知出身で高校も愛知という理由から1位指名を指示してきたことも明かした。 この落合氏の発言を受け、ネット上には「落合がマー君狙ってたことも球団の意向で諦めたことも初耳、もし獲れてたら球界の勢力図が激変してたな」、「当時の堂上は超高校級スラッガーとして注目されてたから、球団も『地元の逸材を逃すわけにはいかん』って息巻いてたんだろうか」と驚く声が寄せられた。一方、「もし落合の意向が通ってれば田中はもちろん、坂本がウチに来てた可能性もあるのか」、「中日が田中指名なら堂上は巨人、阪神の2球団競合だから、ここで巨人がクジ引いてたら坂本の入団はなかったってことか」と、巨人・坂本勇人を引き合いに出した推測のコメントも多数見られた。 「巨人は堂上指名に失敗した後、外れ1位として坂本(光星学院高)を指名。坂本は翌2007年から昨季までに通算2118安打を放つなど、球界を代表する遊撃手として大成しています。堂上を外したことが逆にすばらしい結果になった形ですが、もし中日が田中を指名していれば堂上は巨人、阪神の2球団競合となるため、巨人が堂上の当たりクジを引き坂本は入団に至っていなかった展開は考えられます。また、田中を指名した中日が争奪戦を制していた可能性はもちろんありますし、失敗でも外れ1位として坂本を指名することもあり得たでしょう。今回の落合氏の話を受け、このような“たられば”に思いをはせているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) なお、坂本が既に名球会入りを果たし、田中も現在日米通算183勝と入会まで残り17勝に迫る一方、堂上はプロ入りから昨季まで通算469安打とくすぶり続けている。このこともあり、一部からは「球団側が余計な口を挟んでいなければ…」と惜しむ声も挙がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について落合博満氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCP4ORJd6Knja3kAL40F6YXg
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スポーツ 2022年04月08日 20時30分
ソフトB・藤本監督に「どうしても信用できない」冷ややかな声も? 柳田の早期復帰を楽観視も懸念相次ぐワケ
5日・オリックス戦中に負傷し「左肩腱板炎」と診断され、7日に登録を抹消されたソフトバンクのプロ12年目・33歳の柳田悠岐。同日に伝えられた藤本博史監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、7日・オリックス戦前に取材に対応した藤本監督は、柳田の状態について「本人とも話したが、昨日より今日のほうが軽減しているということだった。こっちに帯同して休むより10日間でしっかり治してくれと話した」とコメント。故障は既に回復傾向にあるため、再登録までに必要な10日間、二軍調整すれば治る見通しで抹消を決めたと説明したという。 ソフトバンクは3月30日・ロッテ戦で主軸・栗原陵矢が「左膝前十字靭帯断裂」の大けがに見舞われ、今季中の復帰が絶望視されている。この数日後に負傷した柳田にも長期離脱を懸念する声が少なからず寄せられていたが、藤本監督は最短で一軍復帰可能と楽観視しているようだ。 >>ソフトB、秋山の獲得浮上に「獲らないで」歓迎されないワケは 実績十分も長期的に見ればデメリット?<< 藤本監督の発言を受け、ネット上には「栗原に加えて柳田まで長期離脱なら終戦もあり得たから安心した」、「10日で再登録なら試合復帰は19日(オリックス戦)からか、それなら代役やりくりしながらなんとか耐えられそう」と安堵の声が寄せられた。一方、「3年前の大誤算があるから、すぐに戻るよって言われてもどうしても信用できない」、「3週間が4か月になったあの時みたいにならなきゃいいけど…」と、藤本監督の見通しを疑うようなコメントも多数見られた。 「柳田は2019年4月に『左半膜様筋腱損傷』のけがをしていますが、負傷交代した試合後に工藤公康監督(当時)は『違和感があったということで代えました』と大事を取った旨を口にし、その後伝えられた全治までの期間も3週間とそれほど長くはありませんでした。しかし、後になって症状が想定以上に重いことが判明し、患部の回復・リハビリが大幅に遅れた結果8月下旬まで一軍復帰できず。柳田の離脱が長期化したことが、この年チームが西武と2ゲーム差でリーグ優勝を逃した最大の要因ともされています。今回の藤本監督の発言を受け、この3年前の悪夢が頭をよぎっているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 抹消翌日の8日から、球団二軍施設でリハビリをスタートさせている柳田。報道によると、本人は明るい表情でダッシュやティー打撃をこなしたというが、このまま最短での復帰は実現するのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月08日 18時50分
広島、頭部死球の助っ人に「明日だけは試合出るな」の声が上がるワケ 大怪我回避も新たな不安が浮上?
7日に行われた広島対巨人戦。「9-2」で広島が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが広島・マクブルームの死球交代だった。 マクブルームがアクシデントに襲われたのは、「4-2」と広島2点リードの7回裏。2点を追加しなおも無死一、三塁の場面でマクブルームが打席に入ったが、巨人4番手・ビエイラが3球目に投じた151キロストレートが頭部へ向かう。マクブルームは頭をかがめ避けようとしたがボールは側頭部に直撃し、衝撃からか着用していたヘルメットも脱げ大きく地面で跳ねた。 直撃後のマクブルームは三塁ベンチ方向へ小走りした後に一塁へ向かおうとしたが、駆け付けたコーチ陣やトレーナーらに制止され、付き添われたままベンチに下がるとそのまま途中交代。ビエイラに危険球退場が宣告され試合は再開されたが、試合後の報道ではマクブルームは交代後向かった病院で「頭部打撲」と診断され、8日以降の出場可否は当日の状況次第と伝えられた。 >>広島・小園、同期選手との差は広がるばかり? 転換期を迎えるチームの「顔」へ視界良好か<< このアクシデントを受け、ネット上には「モロにぶつけられたようにしか見えなかったけどよく打撲だけで済んだな」、「骨折とかはもちろん、脳震とうすら起こしてないのは頑丈すぎる」と驚く声が寄せられた。一方、「仮に試合出れそうでも、藤浪が登板する明日だけは絶対試合出るな」、「軽傷で何よりだけど、8日については問答無用でベンチ外にすべきでは」と8日の欠場を強く求めるコメントも多数見られた。 「広島は8日から阪神との3連戦が予定されていますが、同日の阪神予告先発は長らく制球難に苦しんでいる藤浪晋太郎。今季も3月25日・ヤクルト戦で山田哲人に投じたカットボールが顔面に向かうようにすっぽ抜け、山田がのけぞって避けようとするも右肩付近への死球になる一幕がありました。これもあり、マクブルームが8日の試合でも藤浪から頭部死球を受けてしまう展開を危惧しているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 今季、阪神戦で打率「.455」と好相性を発揮しているマクブルーム。ただ、2日連続頭部死球のリスク回避を最優先とすべきと考えているファンも少なくないようだ。なお、佐々岡真司監督ら首脳陣も同様の考えだったのか、マクブルームは8日の試合ではベンチ外となっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月08日 15時30分
阪神・井上ヘッドに「矢野監督に言え」批判も 不振野手陣のメンタル面に注文も物議醸すワケ
7日終了時点で「1勝10敗・勝率.091」とセ・リーグ最下位に沈んでいる阪神。8日に伝えられた井上一樹一軍ヘッドコーチの発言がネット上で物議を醸している。 報道によると、井上ヘッドは7日・DeNA戦がDeNA側でコロナ感染者が続出し、中止となった後に取材に対応。その中で、チームの現状について「迷いがあるから(スイングが)緩く見える。(現在首位の)巨人なんかみんなが鋭いスイングをする。なぜかというと余裕があるし、迷いがないから」、「勝ちがつかなくなると、余裕がなくなる。負の連鎖になるので。そこを早く払拭してやらないと。長い間、野球界にいるけど、(打撃とは)体力とか技術とかは多少あるけども、一番は心技体の心だと思います」と見解を示したという。 阪神は3月25日の開幕から4月6日までの11試合で、チーム打率がリーグ5位(.234)、得点数が6位(34得点)と深刻な貧打にあえいでいる。これがチーム低迷の一因になっている状況だが、井上ヘッドは黒星が大きく先行する中で選手が気負って打てなくなり、それが原因でさらに負けが込むという悪循環に陥っているとみているようだ。 >>阪神・岩崎、開幕戦の乱調は矢野監督のせい? 球界OBの問題点指摘に賛否「あんなの予想できんだろ」<< 井上ヘッドの発言を受け、ネット上の阪神ファンは「阪神は開幕9連敗で相当騒がれたから、『連敗止めなきゃ』、『借金減らさなきゃ』って野手陣が空回りした説はあり得る」、「7点リードした開幕戦で逆転負けしてなけりゃ逆に勢いに乗ってたかもしれないな」と推測している。一方、「辞めるのが決定してる上に、精神論まで振りかざす監督が全ての元凶なのでは」、「それは矢野監督に言えよ、『士気を乱す振る舞いはやめてください』って」と、矢野燿大監督に言うべきではという意見も多数見られた。 「矢野監督はキャンプイン前日の1月31日に今季限りで退任する意向を表明し、多くのファンや解説者からチームの士気に関わると批判を浴びています。また、開幕後は4月1日・巨人戦で先発起用した中野拓夢を『気持ちを感じない』という理由で懲罰交代を命じ、翌日の試合で中野が不必要な一塁へのヘッドスライディングを見せたことで『選手を萎縮させた』とかなりの苦言を寄せられてもいます。こうした経緯から、選手が縮こまっているのは本人らではなく、物議を醸す言動・采配が相次ぐ矢野監督の責任ではとみているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 8日からは、3月29〜31日のカードで3連敗を喫した広島との3連戦が予定される阪神。3戦合計7得点(2点、3点、2点)に終わった前カードの雪辱を果たすことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月07日 19時30分
ソフトB、秋山の獲得浮上に「獲らないで」歓迎されないワケは 実績十分も長期的に見ればデメリット?
6日にシンシナティ・レッズを自由契約となり、今後の去就に注目が集まっているプロ12年目・33歳の秋山翔吾。ソフトバンクが獲得調査に動いていると7日、複数メディアが報じた。 報道によると、チームは栗原陵矢(左膝前十字靭帯断裂/3月31日に抹消)、柳田悠岐(左肩腱板炎/4月7日に抹消)と外野レギュラーに故障者が相次いでいる状況から、補強ポイントに合致する選手として秋山に注目。NPB復帰を選択した場合に備えて調査を行っているといい、三笠杉彦取締役GMが「コメントすることはありませんが、状況は見守っています」と関心を抱いている旨を口にしたことも伝えられている。 秋山はこれまで西武(2011-2019)、レッズ(2020-2021)でプレーし、昨季までに日米通算で「1349試合・.296・116本・534打点」をマークしている外野手。西武時代は絶対的主力として、首位打者1回(2017)、最多安打4回(2015,2017-2019)、ゴールデングラブ賞6回(2013,2015-2019)と攻守で抜群の実績を収めている。 >>場内騒然、ソフトB・今宮のプレーに「本人が一番ビビってる」の声 栗原もSNSでツッコミ、試合中盤の一場面が話題<< 秋山の獲得調査報道を受け、ネット上には「レギュラー2人怪我して厳しい状況だけど、秋山が来てくれるなら一気に弱点が無くなる」、「西武も獲得調査に動いてるらしいが、獲れる可能性があるならぜひ獲りに行ってほしい」と賛同の声が寄せられた。一方、「枠潰された育成選手が腐りかねないからできれば獲らないでほしい」、「今抱えてる戦力をないがしろにしてまで秋山を狙いにいってほしくはない」と否定的な意見も多数見られた。 「ソフトバンクは支配下67名(全70枠)で今季開幕を迎えていますが、7日に育成選手を1名支配下昇格させており現在は68名。ここに秋山が加わると仮定すると、支配下枠の残りは1枠となります。支配下枠は緊急補強用に最低でも1枠は空けておくことが一般的なので、69枠になるとトレードなどで枠が空かない限り、今季中に他の育成選手が支配下に昇格する可能性は実質消滅という形になります。このことから、秋山獲得は育成選手の可能性を狭めることになると反対しているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 柳田、栗原の離脱でレギュラーが2枠空いたが、柳町達(打率.444)、野村勇(2盗塁)と穴を埋めそうな外野手がいないわけではないソフトバンク。外部補強するべきか、それとも現有戦力を活かす方向で戦うべきかはファンの間でも意見が割れているようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月07日 17時30分
DeNA、新加入・大田が初のお立ち台! 間近に迫ったソトの一軍合流前に猛アピール
ファイターズを“ノンテンダー”となりベイスターズにやってきた大田泰示が6日、試合を決める移籍後初ヒットを放ちアピール成功。ベイスターズのユニフォームを着て初のお立ち台で喜びを爆発させた。 試合途中から代打で登場していた大田は、11回にヒットを放ち、佐藤輝明のまずい状況判断もあって三塁を陥れ勢いをつけると、1点を勝ち越した12回にはレフトの頭上を越える走者一掃のツーベースヒットでタイガースの息の根を止める活躍を見せた。 ブルーのユニフォームで初のヒーローインタビューでは「ああいう場面で打てたのでホッとしています。貢献したい気持ちでやってきたが、貢献できていなくて…。貢献できてうれしいです」と声を弾ませ「一歩ずつ(チームの)一員に近づいている。まだまだこれからも貢献できるように」と言葉に力を込めた。 この日まで大田はオープン戦で.094と調子は上がらず、なんとか開幕一軍はつかんだものの、開幕してからは8打数ノーヒット。ストレートに差し込まれ変化球に泳ぐ状況で、昨年打率.204、ホームラン3本と不調だった状況を打破できていなかった。 しかも開幕前にけがのため戦線離脱したネフタリ・ソトが5日からファームで実戦復帰。いきなりライトにソトらしい放物線を描くホームランを放ち、6日にはファーストでフル出場。ヒットは出なかったものの打球はしっかりと上がっており、一軍合流へ向け着々と準備を進めている状況。今年は“恐怖の7番バッター”として期待され、来日初年度の2018年は41本、翌年の19年は43本と連続してホームランキングを獲得している大砲の代わりに、調子の上がらない大田がファームで調整する可能性も十分考えられた。しかしこの日の活躍で、崖っぷちから踏ん張った印象だ。 「神奈川に縁がある。恩返ししたい」との思いを胸に、ベイスターズ移籍を決意した大田泰示。強肩と俊足も魅力のスケール大きい“セクシー”な男の反撃は、ここから始まっていく。文・取材・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年04月07日 15時30分
ロッテ・井口監督に「情が無さすぎる」批判も サヨナラ負けの戦犯を酷評も逆にブーイング浴びるワケ
6日に行われ、ロッテが「2-3」で敗れた日本ハム戦。敗戦を招くミスを犯したプロ3年目・24歳の高部瑛斗に対する井口資仁監督のコメントがネット上で物議を醸している。 「2-2」と両チーム同点の9回裏。ロッテは5番手・廣畑敦也が無死一、三塁のピンチを招いたところで、打席の宇佐見真吾に2球目のストレートを強振される。だが、打球は左翼ライン際に上がる浅いフライとなり、高部は余裕を持ってファールゾーンで捕球体勢に入った。 ところが、打球は高部の目の前のフェアゾーンにポトリと落ち、三塁走者が生還してロッテはサヨナラで敗戦。高部は打球を見失ったのか、それともフェア・ファールどちらになるか判断に迷ったのかなどは不明だが、井口監督は試合後に「我々も理解できないです。まぁチョンボですね。本当にこういうことやってたら勝てない」と高部をバッサリ切り捨てたという。 >>ロッテ・佐々木に致命的な問題、球界OBの指摘に「着眼点が違う」感心の声 本人も深刻さを自覚していた?<< 井口監督のコメントを受け、ネット上には「何を迷ったのか知らないが、あんな凡フライを捕れないのはプロとしてはお粗末過ぎ」、「捕ってタッチアップ刺せずに負けならまだしも、そもそも捕球すらできなかったんだから擁護は不可能」と同調の声が寄せられた。一方、「本人相当メンタルに来てそうなのに追い打ちかけるなんて情が無さすぎる」、「文句言いたい気持ちは分からなくもないが、もう少し他の言い方があっただろ」と苦言を呈するコメントも多数見られた。 「試合終了後の高部は肩を落としてベンチへ引き揚げましたが、グラウンドからベンチ内へ入ろうとしたところで立ち止まると、その場で両膝に手をつきうなだれながら号泣。その後ベンチ内に入り座ってからも、顔を帽子で隠しながら涙を流す様子が中継カメラに映っています。このことから、今回の井口監督のコメントは、ただでさえ落ち込んでいる高部のメンタルにさらにダメージを与えかねないと不満を抱いているファンも少なからずいるようです。なお、今回のような場面では捕球後の本塁返球がそれ三走の生還を許すといった形のミスは少なからずありますが、捕球すらできないのはかなり珍しいミスといえます」(野球ライター) 今季は3月25日の開幕から4月6日まで全試合で1番打者として先発起用され、4月は打率「.300」と頭角を現しつつある高部。だが、今回の致命的ミスや井口監督の酷評が今後のプレーに悪影響を及ぼす可能性もゼロではなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月07日 11時00分
巨人・桑田コーチのブルペン改造、新助っ人のせいで失敗? 二軍戦で露呈した深刻な問題点とは
巨人の新人セーブタイ記録が誕生する5時間ほど前、“救援投手のテコ入れに向けた下準備”も進められていた。4月6日、ベテラン・山口俊がリリーフ転向のため、二軍戦の救援マウンドに送られた。 「原辰徳監督が山口に直接電話を入れ、リリーフ転向を要請しました」(球界関係者) >>巨人、山口の中継ぎ転換に「大失敗に終わる」と不評 致命的な問題点指摘、裏目予想を覆すためのカギは<< 「リリーフ・山口」の仕掛け人は、桑田真澄投手チーフコーチだという。 「桑田コーチの評判が物凄くいいんです。若い投手へのアドバイスが的確で、試合前の練習中、さりげなく近付き、前登板で気がついたことや今後の課題を伝えています。自分の考えを押しつけるのではなく、『一緒にやっていきましょう』と語りかけていました」(球界関係者) 通訳を介さず、外国人投手に直接語りかけていたのも見たことがある。 一般論として、スポーツ界の指導者は「敬語」ではなく、命令形の口調で話している。桑田コーチのソフトな語り口も、投手陣が信頼を寄せる一因になっているのかもしれない。 この日、大勢(翁田大勢)の登板試合数は「7」となった。全てセーブが付き、球団新人最多記録に並んだわけだが、開幕してまだ11試合目である。11試合で7登板は多すぎる。 「救援投手陣全体が登板過多となっています。ビエイラ、デラロサの両外国人リリーバーが不振で、鍵谷陽平、中川皓太も故障で出遅れたまま」(スポーツ紙記者) 鍬原拓也と畠世周が6試合、今村信貴が5試合に登板しており、高梨雄平は4試合だが、「左投手なので毎試合、肩を作っている」(前出・同)という。 チーム防御率は3・00だが、これを「先発」と「救援」に分けてみると、後者は3・94に跳ね上がる(同時点)。 「シューメーカー、アンドリース、高橋優貴も、ファームで先発要員として調整を続けてきました。彼らに一軍昇格の目処がついたので、山口の配置換えが決まったんです」(前出・球界関係者) 原監督はシューメーカーの4月9日先発も示唆していたが、3月27日の二軍戦でのことだ。シューメーカーはボークを取られている。セットポジションから投球アクションに入る際、右足を小さく上下に動かす仕草がNGとされた。シューメーカーは「ナゼ?」と言わんばかりに両腕を広げ、自軍ベンチの方に目をやった。 その後も右足を小さく動かす仕草が何度か見られた。 「意地になって、故意に続けていたのかもしれません」(同) 2度目のボーク宣告はなかったが、「米球界ではともかく、日本では厳しくチェックするよ」という、審判団からの警告だとすれば、9日の初登板がちょっと心配だ。 「山口は救援2試合目となる6日の二軍戦で、失点しているんです。リリーフの経験も豊富ですが、まだ切り替えができていないのでは」(前出・スポーツ紙記者) シューメーカーが一軍マウンドでもボークを取られたら、救援投手の増員案も考え直さなければならない。山口の切り替えもそうだが、シューメーカーに「日本流」を理解させることができるかどうかは、桑田コーチに掛かっている。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年04月06日 19時30分
日本ハム・上沢、失点後の表情が物議「何がおかしいんだ」 劣勢でも笑みを浮かべたワケは 試合後は猛省?
5日に行われ、日本ハムが「0-2」で敗れたオリックス戦。先発登板したプロ11年目・28歳の上沢直之が見せた表情がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、両チーム無得点で迎えた4回表の上沢の表情。この回上沢はレアード、安田尚憲に連打を浴び無死一、二塁のピンチを招くと、エチェバリアにタイムリーを許し1失点。なおも無死一、二塁の状況から2死を奪うも、ここで打席の高部瑛斗にタイムリーを打たれさらに1点を失った。 高部のタイムリー直後、同中継カメラは本塁ベースカバーに入っていた上沢の様子をアップで映し出す。苦笑いのような表情を浮かべた上沢は、捕手・清水優心と何か言葉を交わしながらマウンドに戻った。 >>日本ハム・宮西、新庄監督に激怒?「思いっきり睨みつけてる」敬遠指示直後の表情が物議、でたらめな策ではないと指摘も<< この上沢の表情に、ネット上では「自分が打ち込まれてる状況の何がおかしいんだ」、「打たれたこと自体はまあしょうがない、でもその後にヘラヘラするのはどうなのか」と批判が寄せられた。一方、「『2点取られたから負け濃厚』って思ってしまった説はない?」、「打線が湿りっぱなしで今日も無得点だったから、2点ビハインドは厳しいって感じで苦笑してしまったのかも」と背景を推測するコメントも多数見られた。 「日本ハムは3月25日の開幕戦から5日試合前まで、9試合で『1勝8敗』と黒星が大きく先行。9試合中5試合で1得点以下に終わるなど深刻な貧打に陥っていることが大負けの一因とされており、5日の試合も打線はロッテ先発・ロメロに3回裏まで3安打・無得点と抑えられていました。このことから、上沢は2失点目を喫した時点で戦況がかなり厳しくなってしまったと考え、それが意図せず表情に出てしまったのではとみているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 5日の試合も最後まで得点を奪えないまま敗れた日本ハム。「5回2失点・被安打8」で敗戦投手となった上沢は試合後、「要所で粘れず、ただただ申し訳ない気持ちです」と反省の弁を口にしたことが伝えられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月06日 17時30分
巨人、山口の中継ぎ転換に「大失敗に終わる」と不評 致命的な問題点指摘、裏目予想を覆すためのカギは
これまで横浜・DeNA(2006-2016)、巨人(2017-2019,2021-)、トロント・ブルージェイズ(2020)、サンフランシスコ・ジャイアンツ(2021/傘下マイナー)でプレーしているプロ17年目・34歳の山口俊。6日、先発から中継ぎに配置転換されたと複数メディアが報じた。 報道によると、チームは昨季ブルペンを支えたビエイラ(防御率18.00)、高梨雄平(9.00)、デラロサ(5.40)らが今季は軒並み不調であることから、現在二軍調整中の山口の配置転換を決定。守護神の大勢につなぐセットアッパーとしての役割を期待しているという。 >>巨人、平内が大炎上も「それ以上にヤバい選手がいる」の声? 5失点KOよりも心配相次ぐ投手は<< 山口はこれまで先発・中継ぎ・抑えの全てを経験し、日米通算で「459登板・68勝70敗26ホールド112セーブ・防御率3.47」をマークしている。昨季はローテ投手として15試合に先発起用されたが、今季は現時点で一軍ローテ枠が全て埋まっていることも配置転換の一因になったとみられている。 山口の配置転換を受け、ネット上には「人足りてる先発よりも、既に綻び始めてる中継ぎを任せるのはいい判断だと思う」、「セットアッパーはもちろんだけど、大勢の連投避けたいときなんかは代役守護神としても使えるな」と納得の声が寄せられた。一方、「メジャーでズタボロだったのに中継ぎに回して大丈夫なのか」、「去年は立ち上がりにかなり難があったが、その傾向が変わってないなら大失敗に終わるかも」と裏目に出ることを危惧するコメントも多数見られた。 「山口はブルージェイズ時代の2020年に中継ぎとして17試合に登板するも、『2勝4敗1ホールド・防御率8.06』とほとんど結果を残せず。また、ジャイアンツ傘下マイナー時代の2021年も中継ぎ起用された1試合で『5回5失点(自責3)・被安打4』と打ち込まれています。加えて、同年6月の巨人復帰後のイニング別失点は初回(12失点/全34失点中)が最多と、登板直後の投球に難がある傾向もあったことから、中継ぎ転向は悪手ではないかとみているファンも少なからずいるようです。一軍首脳陣は失敗のリスクを回避したいなら、山口をいきなり勝負ところで投入するのではなく、大差がついた試合で数試合投げさせるなどして改めて適性を見極める必要もありそうです」(野球ライター) 山口はオープン戦で「4登板・1勝1敗・防御率6.30」と結果を残せず開幕一軍外となったが、二軍では5日終了時点で「3登板・0勝0敗・防御率0.00」と無失点を継続。数字だけを見れば首脳陣がいつ一軍に呼んでもおかしくはないが、ここから数試合、中継ぎで登板させた上で昇格可否を判断するのも一つの方法かもしれない。 今季は5日終了時点で救援防御率は『4.20』と、昨季の『3.49』から大幅に悪化している巨人。ファンの間で賛否が割れている山口の中継ぎ転換は果たして吉凶どちらに転ぶのだろうか。文 / 柴田雅人
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巨人・菅野、MLBでの成功は絶望的? NPBすら追われたケースも、ポスティング不成立に終わった選手の末路は
2021年01月17日 11時00分
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スポーツ
前DeNA・石川、現役続行へのやる気がない?「俺が編成なら獲らない」元恩師・高木氏がトライアウト不参加に苦言も賛否
2021年01月15日 20時00分
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スポーツ
中日・与田監督、立浪臨時コーチを警戒している? 一軍スタートルーキーをドラ6だけにした狙いは
2021年01月15日 11時25分
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スポーツ
広島・長野「どうやって打ったらいいのか…」阪神・青柳への苦手意識を明かす 巨人・坂本も苦戦? 攻略の糸口を掴めないワケは
2021年01月14日 20時35分
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スポーツ
元阪神・上本氏、引退理由は後輩・糸原?「素直に負けたな」 打撃力低下を招いた要因も明かす
2021年01月14日 19時30分
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スポーツ
DeNA・岡村球団社長「野球文化を次の世代に伝えていきたい」 DeNA体制10年目、「継承と改革」から「心を打つ野球。」へ
2021年01月14日 17時30分
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スポーツ
不倫発覚のロッテ・清田に“解雇処分説”が浮上? 球団公式サイトが突如停止、個人で所属する会社にも異変が…憶測飛び交う
2021年01月14日 13時30分
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スポーツ
西武・松坂、球団に帰国を知らせていなかった? 今季復活でキーマンとなるか、極秘の日程前倒しの真相
2021年01月14日 11時25分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能ニュース
2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分