プロ野球
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スポーツ 2022年02月28日 20時50分
阪神・藤浪、キャンプMVPも期待が持てないワケ 「有意義な時間を過ごせた」調整は順調も危惧される問題とは
28日に今年の春季キャンプを打ち上げた阪神。同日に伝えられた阪神・矢野燿大監督のコメントがネット上で話題となっている。 報道によると、この日取材に応じた矢野監督は毎年恒例となっている、自身が選んだキャンプMVP選手について話した。投手ではプロ10年目・27歳の藤浪晋太郎を2年連続でキャンプMVPに選び、「ブルペンを見ていても自分の中で自信になっている。今年はこれで行くんだというのがしっかりありながら、高いところで安定が続いている。去年よりさらに今年いいところにつながっている」とここまでの調整を高く評価したという。 藤浪は今春キャンプではここまで怪我なく練習メニューをこなし、実戦でも対外試合3登板で防御率「1.13」と絶好調。28日の報道では、矢野監督からMVPに選ばれたことを受け「非常に有意義な時間を過ごせたと思いますし、いいキャンプ、いい調整ができた」と充実感をにじませたことも伝えられている。 >>阪神・藤浪の不振に「イップスがあるもんね」元横浜・高木氏の発言に反論相次ぐ 過去に本人が強く否定<< 藤浪がキャンプMVPに選ばれたことを受け、ネット上には「確かに今キャンプの藤浪はMVPに値するだけの数字は残してる」、「昨日のヤクルト戦もいい投球(2回無失点・被安打1)してたし、矢野監督としても選出に迷いは無かったんじゃないか」と納得の声が挙がった。一方、「藤浪は去年キャンプMVPから低迷してるから特に期待が持てない」、「去年もこの時期は良かったな、その後期待を大きく裏切られたけど」といった冷ややかな見方を示すコメントも多数みられた。 昨春キャンプで矢野監督からキャンプMVPに選ばれた藤浪は、その後オープン戦でも防御率『2.77』と一定の結果を出したことから開幕投手に。しかし、迎えたシーズンは「21登板・3勝3敗4ホールド・防御率5.21」とほとんど活躍できなかった。キャンプ・OP戦は好調も開幕後は低迷した昨季の流れから、2年連続でキャンプMVP選出されたものの、それほど評価していないファンも少なからずいるようだ。 「球界では一般的に野手より投手の方がキャンプ練習・実戦での調整の仕上がりが早いとされています。また、実戦も最初は若手や一軍当落線上の中堅がスタメンに名を連ね、主力がオーダーに入るのはOP戦中盤~終盤の時期である傾向が強いため、このあたりの要素も昨季藤浪がキャンプMVPに選ばれ、かつ開幕後に苦戦を強いられた一因であると思われます。そのため、藤浪は今後の登板でどれだけシーズンを意識した配球、スタミナ配分をできるかが、昨季の二の舞を回避するためのカギになるのではないでしょうか」(野球ライター) 現状では開幕ローテ入りへ順調に歩みを進めている藤浪。昨季の苦い経験もバネに、今季はシーズンまで好調を維持することはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月28日 18時30分
DeNA、ドラ2・徳山&ドラ4・三浦が無失点実戦デビュー! 即戦力右腕コンビが充実の沖縄キャンプ締め
ベイスターズ期待の大卒右腕ルーキーの2人が26日、待ちに待った実戦デビューを果たした。 23日のイーグルスとの練習試合で実戦デビューの予定が組まれていた徳山壮磨と三浦銀二の2人だが、残念ながら雨天中止。26日に行われた名護でのオープン戦、注目の“ビッグボス”の前でお披露目の場がやってきた。 まず6回に先陣を切って登板した三浦は、1フォアボールを許したもののストレート中心で押していくピッチングで、王柏融をセカンドフライ、五十幡亮汰をレフトフライ、万波中正をセンターフライと封じ込むことに成功。13球無失点でお役御免となった。 7回には徳山がマウンドに上がり、郡拓也をライトフライ、清宮幸太郎にはうまくレフト前に運ばれたが、セットポジションでも球威は落ちず、石井一成をレフトフライ、水野達稀をピッチャーゴロに打ち取った。16球無失点とこちらも上々のピッチングを披露した。 徳山はしなやかなフォームから、三浦は若干三浦大輔監督の現役時代をほうふつとさせるフォームで、ともにストレートを軸にパワーで勝負するスタイルでファイターズ打線をねじ伏せた印象だった。 担当の八馬幹典スカウトが「即戦力として先発でも中継ぎでも期待している」と評した右腕コンビは、春季キャンプの一、二軍振り分けの際、三浦監督も「スカウトからも即戦力として言われているので」と当たり前のように一軍始動を決定した期待の星。オープン戦初戦でのデビュー戦は、2人ともに声をそろえていた「開幕一軍。1年間一軍で活躍する」ことを現実にできるだけのポテンシャルを垣間見せた。 2月でキャンプは終了し、3月からは横浜をはじめ各地で本格的にオープン戦が始まる。このまま一軍に生き残れるのか。またスターターとしてローテーションに食い込むのか、それとも中継ぎとしてブルペンを支えていくのか。非凡なルーキーたちのサバイバルレースに注目していきたい。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年02月28日 15時30分
巨人・中田に「怠慢プレーだろ」批判の声 本人も苦笑の“本塁打確信歩き”が物議、過去には猛バッシングを受けた選手も
27日に行われたオープン戦・巨人対DeNA戦。「1-1」で両チーム引き分けたが、試合結果以上に話題となったのが巨人のプロ15年目・32歳の中田翔の“本塁打確信歩き”だった。 両チーム無得点の4回裏無死満塁。先制点の大チャンスで打席に入った中田は、DeNA2番手・ロメロの7球目をフルスイング。バックスクリーン方向へ大きく伸びた打球がそのまま本塁打になると確信したのか、中田はスイング後2、3歩ゆっくりと歩いてから一塁に走り出した。 ところが、打球は上空の風の影響を受けたのかフェンス手前で失速し、中堅・桑原将志が難なく捕球。返球の間に三走・丸佳浩が生還したため先制の犠牲フライにはなったが、中田は首をかしげながら自軍ベンチに下がった。 >>巨人・中田が先輩相手に激怒「殺してみいオラァ!」 新たないざこざも時間の問題? 物議を醸した日本ハム時代の大騒動<< この中田の確信歩きを受け、ネット上には「どれだけ手応えあったのか知らんがセルフジャッジするなよ、点入ったとはいえ明らかな怠慢プレーだろ」、「フェンス直撃とか、敵野手が落球する可能性も考えてちゃんと走るべきだった」と苦言が寄せられた。一方、「昔小久保がやった怠慢走塁を思い出した」、「小久保みたいにバッシング受けかねないから本当に反省した方がいい」とソフトバンク・小久保裕紀二軍監督の過去のプレーを思い出すコメントも多数みられた。 「小久保二軍監督は現役時代の2010年10月16日のクライマックスシリーズ・ファイナル第3戦・ロッテ戦で打球を放った際に確信歩きしガッツポーズまで見せるも、打球はスタンドには届かずフェンスに直撃。普通に走っていれば二塁には行けた当たりでしたが、全力疾走を怠ったこともあり結果は単打となったため、怠慢プレーとして当時のファンからかなりの批判を浴びています」(野球ライター) 試合後の報道によると、確信歩きについて「打った瞬間にいったと思ってしまったので、2、3歩、歩いて走ってセンターフライでめちゃくちゃダサかった」と苦笑いで語ったという中田。27日終了時点では実戦打率「.455」と絶好調なだけに、今後はもったいないプレーは避けたいところだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月27日 11時00分
巨人・菅野の重大リスクを球界OBが指摘「必要性を感じない」 昨季の大不振を招いた要因とは
野球解説者・江川卓氏(元巨人)が19日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。巨人のプロ10年目・32歳の菅野智之にまつわる発言がネット上で話題となっている。 今回の動画で江川氏は野球解説者・掛布雅之氏(元阪神)をゲストに迎え、今季の巨人・阪神の展望や気がかりな点などを語った。その中で、掛布氏から「菅野くんという巨人の絶対的エースの、ここ2年ぐらいの投球はどうみるの?」と話を振られた江川氏は自身が思う菅野の問題点を指摘した。 >>巨人・菅野に「4回も故障するんだったら辞めたら」 球界OBの“引退要求”に批判相次ぐ、原監督にも辞任すべきと主張?<< 菅野はプロ入りした2013年から昨季までに「215登板・107勝56敗・防御率2.39」といった通算成績を残し、沢村賞2回(2017-2018)を筆頭に数々のタイトルを獲得している絶対的エース。ただ、昨季は「19登板・6勝7敗・防御率3.19」と5年ぶりに2ケタ勝利を逃すなど不振にあえいだ。 2020年の14勝から大きく数字を落とした菅野について、江川氏は「一番僕の中で良くなかったと思うのは、ワンシームみたいな言い方を彼はしてたんだけど、左打者の外側に落ちてくシュートみたいなのを投げ始めたのよ」と、球速150キロ超でシュートしながら沈む変化球“ワンシーム”の多投が気がかりだと口にした。 江川氏は続けて、「すごくいいスライダー持っててストレートもあれだけ速いのに、そのボール(ワンシーム)を使って外に引っ掛けさせるというか、その必要性を感じない」、「それによって、自分の中では何かすごく広く(ゾーンを)使ってるイメージを持つけど、打者からすると全然怖いボールではない」とコメント。最速157キロのストレートに加え切れ味鋭いスライダーも持っている菅野が、わざわざワンシームを投じる意味は薄いのではと苦言を呈した。 「もうちょっとストレートが多い方が彼の中では(いい)」と、直球の比率を高めるべきではと指摘した江川氏。ここまで話を聞いていた掛布氏も「(変化球で)逃げる投手を打つのは簡単なのよ。(自然と)打者のカウントが整っていくから、逃げてるから。でも『ドン! ドン!』って(直球で)攻め込んでくる投手に対しては、身構えなきゃいけないからカウント作れないんだよね」と同調した。 この江川氏の発言を受け、ネット上には「昨季の菅野のシュート被打率は3割近かった(.294)から、あんまり投げない方がいいって指摘は筋が通ってる」、「菅野は直球、スライダーに加えて鋭く落ちるフォークもあるんだから、この3つをコースに投げ込むだけでも十分抑えられると思うんだけどなあ」と納得の声が挙がった。一方、「じゃあそのワンシーム教えてもらった藤浪もヤバいんじゃないか」、「ワンシーム習得に励んでる藤浪の頑張りは無駄なのか?」と、阪神・藤浪晋太郎の今後を懸念するコメントも多数みられた。 「藤浪は今オフ菅野の自主トレに志願して同行し調整に励みましたが、そこで菅野からワンシームを教わったと伝えられています。その後キャンプに入り19日の練習試合・楽天戦で実戦では初めてワンシームを計3球投げましたが、このうち1球は捉えられセンター前ヒットにされました。本人は試合後に『カットボールだったりツーシーム、ワンシームも投げられましたし、やりたいことができたと思います』と手応えを口にし、翌20日以降もブルペンで試行錯誤を繰り返していると報じられていますが、今回の江川氏の主張を受け藤浪の取り組みは徒労に終わるのではと不安視しているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 打ち気にはやる打者を1球で仕留められるとして2016年にワンシームを習得するも、江川氏から「必要性を感じない」と苦言を呈された菅野。本人、及びに“弟子”の藤浪が指摘通りに低迷するのか、それとも予想を覆し結果を出すのかは今季の注目点の1つになりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について江川卓氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCrmppJ31jdU7GDVupoSbl0Q
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スポーツ 2022年02月26日 11時00分
巨人・戸郷、開幕一軍入りは絶望的か 桑田コーチが背信投球に怒り、予想外の“致命傷”もダメ押しに?
24日に行われた練習試合・巨人対楽天戦。「1-6」で巨人が敗れたが、試合結果以上に話題となったのがプロ4年目・21歳の戸郷翔征の負傷降板だった。 戸郷は「1-2」と巨人1点ビハインドの6回表に3番手として登板したが、安田悠馬、田中和基、渡邊佳明にタイムリーを浴び4失点。なおも2死一、二塁とピンチの状況で、打席の和田恋が放った痛烈なライナーが股間付近に直撃した(結果は投安)。 打球を受け転倒した戸郷はすぐに立ち上がりはしたものの、股間を押さえながら小さくジャンプを繰り返すと、再び地面に座り込むなどかなり痛そうな様子。これを見た原辰徳監督はすぐに審判に投手交代を告げ、戸郷はトレーナーに付き添われながらベンチに下がった。 >>巨人・平内の投球に「何しに出てきたんだ」怒りの声 解説は岸田に「考えて」と苦言、敗戦を招いた大炎上が物議<< 思わぬアクシデントに見舞われた戸郷に対し、ネット上には「もろに打球が当たったようにしか見えなかったけど大丈夫なのか」、「股間押さえながらジタバタ動いてるし相当痛そうだな…」と心配の声が寄せられた。一方、「患部の状態によってはこれ開幕アウトじゃないか?」、「ローテ投手の戸郷が開幕いないってなったらチームとしても苦しいぞ」と今後への懸念も多数みられた。 「股間への打球直撃は投手ならピッチャー返し、野手なら自打球や死球などによって起こり得ますが、当たりが悪いと長期離脱につながる重大なアクシデント。1993年に打球直撃で約1カ月離脱した阪神・郭李建夫は当時の報道によると、衝撃で患部がソフトボール大に腫れ上がり、しばらくは氷のうで1日3時間患部を冷やすことを強いられたといいます。また、2014年に打球直撃を食らった楽天・美馬学(現ロッテ)も、患部の詳細は報じられませんでしたが約1カ月戦線を離脱しました」(野球ライター) 今季のプロ野球は3月25日にセ・パ同時開幕が予定されている。戸郷の患部の状態は不明だが、郭李、美馬と同様に1カ月の離脱を強いられるほどの負傷だった場合、開幕までに復帰は間に合わないと懸念を募らせているファンは少なくないようだ。 なお、戸郷は昨季までのプロ3年間で「47登板・19勝14敗・防御率3.59」といった通算成績を残し今季も開幕ローテ入り濃厚と目される投手のため、仮に開幕アウトの場合は代役を立てる必要がある。そうなると、ここまで好アピールが続く直江大輔(練習試合5イニング無失点)、山崎伊織(同5イニング無失点)ら支配下投手はもちろん、紅白戦で無失点投球を続けた2019年元ドラ1の育成・堀田賢慎(同3イニング1失点)の支配下復帰・ローテ抜擢も十分現実味を帯びそうだ。 24日の報道では、桑田真澄一軍投手チーフコーチがこの日登板した戸郷、高橋優貴(3イニング1失点)について「巨人のローテーションを任せられる内容ではないですよね。そのへんは厳しく判断したいと思います」と苦言を呈したことが伝えられている。そのため、戸郷は患部の程度にかかわらず開幕メンバー外になる可能性もあるといえるが、開幕までに復調は見せられるのか、故障・不振離脱の場合は誰がその穴を埋めるのかに今後、注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月25日 21時30分
巨人・ビエイラが明かした“マック増量”に心配の声 球速記録更新が狙いも、フリー打撃登板ではデメリットに苦戦か
2020年に初来日・巨人入りし、昨季までに「83登板・0勝4敗3ホールド19セーブ・防御率3.04」といった通算成績を残している29歳助っ人のビエイラ。25日に伝えられたコメントがネット上で話題となっている。 報道によると、ビエイラはこの日フリー打撃への登板終了後に取材に応じ、「体重も増えてます。その分トレーニングもやってますし、毎日マクドナルド三昧です」と、マクドナルドの商品を積極的に食べ4、5キロの増量に成功したと明かしたとのこと。また、理由については「誰もたどり着いていないところにいきたいという思いはある」と、自身が持つNPB史上最高球速の更新を挙げたという。 ビエイラは昨季時点では身長193センチ・体重113キロで、2021年は「56登板・0勝3敗1ホールド19セーブ・防御率2.93」をマーク。8月13日・中日戦ではプロ野球史上最速の166キロをマークし話題となったが、本人はさらなる球速・球威向上を狙って増量に励んでいるようだ。 >>巨人・平内の投球に「何しに出てきたんだ」怒りの声 解説は岸田に「考えて」と苦言、敗戦を招いた大炎上が物議<< このビエイラの発言を受け、ネット上には「元々相当重いのにそこからさらに増量するって凄いな」、「増量した分球にパワーが乗れば、NPB記録はおろか世界最速記録(169.1キロ)の更新も狙えるのでは」と驚きの声が挙がった。一方、「今日のフリー登板制球ボロボロだったけど、マックの食い過ぎで無駄な肉がついたせいじゃないのか」、「故障歴もあるんだし、増量するならもっと栄養のあるものを食べてほしい気もする」といった心配の声も多数みられた。 「ビエイラはこの日のフリー打撃で、打者5人を相手に計27球を投げました。安打性の当たりはゼロだった一方、16球は審判からボール判定を受けるなど球が荒れ気味だったと伝えられています。一般的に投手の体重増は球速・球威増が見込める一方、ついた筋肉・脂肪により体の柔軟性が失われ制球が悪化するデメリットもあるとされていますが、ビエイラには早くもこのデメリットが生じているのではと不安を募らせているファンは少なからずいるようです。また、ビエイラが昨年9月に右ひじ違和感で故障離脱していることを引き合いに、体をいたわる意味でもより栄養のあるものを食べてほしいという意見も散見されます」(野球ライター) 順当なら今季も守護神を任される見込みのビエイラ。体重増が吉凶どちらに転んだのかは、26日から始まるオープン戦での投球内容が判断材料となりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月25日 19時50分
日本ハム・野村、新庄監督に干される?「そういう選手はいらない」過去に“プロ失格”発言、練習中の負傷に心配相次ぐ
2019年のプロ入りから日本ハムでプレーし、昨季までに「120試合・.265・10本・55打点」といった通算成績を残している21歳・野村佑希。25日に伝えられたアクシデントがネット上で物議を醸している。 報道によると、野村は25日の走塁練習中に足を痛め、スタッフに肩を借りて足を引きずりながらベンチに下がったとのこと。負傷の程度については不明だが、そのまま練習を切り上げたため軽傷ではないとの見方もある。 野村は昨季「99試合・.267・7本・37打点」といった数字を残し、今季の本格ブレークが期待されている若手野手の有望株。ただ、これまでは左股関節後方亜脱臼(2019)、右第5指基節骨骨折(2020)、左膝打撲による関節炎(2021)、そして今回の負傷と毎年のように故障離脱に見舞われている。2020年の右手指骨折以外は全て下半身に故障が発生しているため、足の使い方などに問題がある可能性も考えられるところだ。 >>巨人・中田が先輩相手に激怒「殺してみいオラァ!」 新たないざこざも時間の問題? 物議を醸した日本ハム時代の大騒動<< 野村のアクシデントを受け、ネット上には「いつまで故障したら気が済むのか、これで4年連続だぞ」、「どのレベルの負傷か分からないけど、これで離脱して開幕アウトとかなったらもったいなさすぎる」と苦言が寄せられた。一方、「軽傷ですぐ復帰できるならいいけど、重傷で長期離脱なら新庄監督に干される可能性もあるのでは」、「怪我する選手はいらないって言ってた新庄監督はブチ切れるんじゃないか」との見方も多数みられた。 新庄監督は昨年11月5日放送の『みんテレ』(UHB=北海道文化放送)にVTR出演した際、「怪我をしてしまったら一般人やからね。意味ないのよ。そういう選手はいらないよね」と選手の故障に対して厳しい姿勢を打ち出している。そのため、野村は今回のアクシデントがきっかけで、新庄監督から戦力構想外とされてしまうのではと懸念しているファンも少なからずいるようだ。 今キャンプでは練習試合で打率「.385」をマークするなど好アピールを続けていた野村。26日から始まるオープン戦でも積極起用されることはほぼ確実とみられていたが、今回のアクシデントを受け、新庄監督は今後の処遇をどのように考えるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月25日 15時30分
中日・立浪監督の構想に「考え直した方がいい」批判相次ぐ シーズン低迷のリスク大? 石川の三塁優先起用が物議
26日にオープン戦初戦・阪神戦を控える中日。25日に伝えられた、立浪和義監督のスタメン構想がネット上で話題となっている。 報道によると、24日に取材に応じた立浪監督はオープン戦で正三塁手のプロ11年目・28歳の高橋周平を二塁に動かし、空いた三塁にはプロ3年目・20歳の石川昂弥を起用する考えを明かす。当初は二塁・石川、三塁・高橋の構想だったが、ここまでの石川の動きを見て方針転換したといい、「ある程度は我慢します」と多少の不振は許容することも口にしたという。 2019年ドラフト1位の石川は2020年に三塁として11試合に出場したが、昨季は左尺骨骨折の故障もあり一軍未出場。今キャンプはここまで順調に調整をこなし、練習試合では打率「.286」と一定の結果も残しているが、立浪監督はこうしたアピールを評価し石川を我慢強く起用していく考えに至ったようだ。 >>中日・根尾、まさかの二刀流デビューある? 今季復活のルールも追い風か、最速144キロのブルペン投球に期待高まる<< 立浪監督の構想を受け、ネット上には「今キャンプは調子いいとはいえ、実績乏しい石川に三塁与えるとは育成に本気だな」、「多少の不振は我慢するって言うのも凄いな、このまま開幕スタメンもあるんじゃないか」と驚きの声が寄せられた。一方、「石川を使うこと自体は賛成なんだが、そのために高橋を二塁に動かすのはちょっと考え直した方がいい」、「高橋の三塁守備を犠牲にするほどかと言われるとなあ…」と疑問視するコメントも多数みられた。 「立浪監督が二塁に回した高橋は、三塁手として2019~2020年に2年連続ゴールデングラブ賞を受賞した実績を持っています。ただ、二塁は2018年を最後に守っておらず、守備成績も目立った数字は残していません。そのため、立浪監督の構想は石川の育成が進むメリットよりも、内野守備がもろくなるデメリットの方が大きいとみているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 昨季はリーグで2番目に少ない55失策と堅守を誇った中日。だが、今回のコンバートで内野守備がガタつけば思わぬ低迷につながるリスクもゼロではなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月25日 12時55分
元日ハム斎藤佑樹氏「僕のボロボロの体を助けてもらった」愛用品や引退後の夢を語る
元・北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹氏が24日、都内で行われた「ディズニーコレクション by シーリー」PR発表会に出席した。 >>全ての画像を見る<< シーリー(Sealy)は米国でシェアNo.1のマットレスブランド。斎藤氏は以前から寝具にはこだわりがあったと言い、「アスリートと睡眠は直結するもの。僕自身プロに入って怪我が多かった。右肩を下にして寝ることが癖のようになっていたので、右肩への負担を考えた時にベッドはちゃんとしないとなって思って」とマットレスのチョイスに現役時代から興味があったという。 シーリーは斎藤氏の愛用のブランドの一つであったと言い、「最後、僕のボロボロの体をこのべッドになんとか助けてもらった。遠征先でホテルのマットレスを使って、よく寝れる場所、寝れない場所があったりしたんですけど、アメリカに行った時にマットレスが柔らかくて。僕はそれが寝やすかった。自分は反り腰で、だから柔らかいマットレスを使ったら寝やすいですよと指導ももらって実践するようになった」と現役時代を振り返る。 イベントでは、斎藤氏の近況や今後の夢についても話題が及んだが、斎藤氏は近況について問われると「現役時代と変わらず」と笑顔で紹介。「家庭でどうかという点では、両親も歳を取ったので、今後は父さんや母さんと過ごす時間をもっと増やしていけたらいいなと思います」と親孝行な一面も覗かせた。 今後の夢については「野球場を作りたい」と話し、「今、キャッチボールをできる場所も少ないと聞いたので、子ども達が楽しく野球できる場所を作りたい。そこが子ども達のめざす場所になるような」と目を輝かせて話す。「野球場を作る中で、ディズニーの音楽が流れる野球場ならすごくワクワクしますね。あの音楽って、アラン・メンケンさんがほぼお作りになる音楽ですけど、現役時代、気分を上げたい時に僕もよく聴いていたんです」とディズニー好きであることにも言及していた。(取材・文:名鹿祥史)
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スポーツ 2022年02月25日 11時00分
楽天、則本負傷もシーズンには影響ナシ? アクシデントの裏で好アピールを見せた選手は
少し早いが、今年のパ・リーグの順位予想をしろと言われたら、最初に思い浮かぶのが、昨季の覇者・オリックス、選手層の厚いソフトバンクだ。しかし、この両チームを上回る「爆発力」を秘めているのは、東北楽天ゴールデンイーグルスではないだろうか。 2月24日、巨人との練習試合でアクシデントが発生した。3回途中、一塁ベースカバーに走った先発の則本昂大が、捕球後にうずくまった。 >>田中将大、ヤクルト村上に「あかんすよ」SNSのやり取りが話題、阪神サイン盗み騒動での“名言”か<< 「右足を軽くひねって…」 これは、試合後の石井一久GM兼監督のコメント。軽傷ではあるようだが、昨季のチームの勝ち頭であり、開幕投手の有力候補が負傷交代となれば、チームの雰囲気は重苦しいものに一変する。だが、今年の楽天はそうはならなかった。 「次イニングから投げた早川隆久が好投しました。3イニングを投げ、パーフェクトに抑え込みました」(スポーツ紙記者) 早川の好投は大きい。だが、チームの雰囲気を暗転させなかったのは、昨季以上に活気のあるキャンプを送ったからではないだろうか。 「このまま順調に行けば、ルーキーが開幕マスクをかぶることになるかも」 そんな期待の声も多く聞かれた。 この日、ドラフト2位の即戦力捕手、安田悠馬(愛知大/右投左打)がバットとリードの両方で結果を出した。 「打撃力の高い捕手で、体格にも恵まれており、打撃力を活かすため、プロでは外野か一塁にコンバートされるのではないかとも予想されていました。でも、石井監督は『捕手』で育てていこうとしています」(球界関係者) 田中将大、則本、岸孝之、涌井秀章、松井裕樹…。楽天には日本球界を代表する投手が揃っている。そんな大先輩たちのボールを捕ることができるのだから、好捕手が育たないはずがない。 「楽天には実績のある投手が多く、そのため、キャンプはスローペースになります。今年はレギュラーを狙える新人が入ったので、良い意味で緊張感と活気のあるキャンプになりました」(前出・同) 安田は22日のヤクルト戦でもマスクをかぶったが、先発の田中はそのサインに何度も首を振っていた。「配球面での勉強不足」ではあるが、こんな意見も聞かれた。 「新人捕手への洗礼みたいなもの。そもそも、プロのピッチャーは高卒1年目の捕手がサインを出そうとしても、それを許しません。でも、大卒、社会人の捕手がサインを出そうとすると、『勉強させてやろう』という雰囲気になるんです。田中が首を振ったということは、安田に勉強させていたとも解釈できます」 コーチ経験のあるプロ野球解説者がそう言う。 攻守交代でベンチに戻る際、安田は味方投手の方に歩み寄り、何かを話し掛けていた。サインなどの確認もあったのだろうが、則本、早川らは笑顔で返していた。 投手を気持ちよく投げさせていたのだから、捕手としても合格点を与えても良さそうだ。「打撃力の高い捕手」は、チームのストロング・ポイントになる。経験豊富な炭谷銀仁朗もいる。則本の故障は気掛かりだが、今年の楽天投手陣は脅威となりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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DeNA、2年目の伊藤が終盤戦で反撃の狼煙! ライバル入団で勝負の3年目へ
2020年11月09日 17時35分
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スポーツ
巨人・田中に「積み上げてきた結果がパー」の声 日本シリーズ登板は絶望的に? 11戦無失点後の大炎上が物議
2020年11月09日 17時00分
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スポーツ
オリックス、中嶋監督代行「いろんな戦力が出てきた」終盤若手の台頭を評価
2020年11月09日 11時30分
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スポーツ
中日、大野のFA流出阻止に成功?「大野が出て行くのなら…」意味深なドラフトは手応えの表れか
2020年11月09日 11時25分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能ニュース
2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分