プロ野球
-
スポーツ 2021年08月04日 17時00分
巨人・原監督が選手に「二流のピッチャー」発言でファン激怒 試合後の酷評が物議、「ホークス相手に投げさせる方も悪い」と指摘も
3日に行われたエキシビションマッチ・巨人対ソフトバンク戦。「7-4」でソフトバンクが勝利した試合後に伝えられた巨人・原辰徳監督のコメントが、ネット上の巨人ファンの間で物議を醸している。 巨人はこの日、前半戦終了時点で「14登板・8勝4敗・防御率3.87」という数字を残しているプロ3年目・21歳の戸郷翔征が先発。しかし、戸郷は1点を先制してもらった直後の1回裏にリチャードに3ランを浴びすぐに逆転を許すと、「1-3」で迎えた3回裏には味方のエラーから4失点。これ以降は失点せず6回まで投げたが、「6回7失点(自責3)・被安打7」と不甲斐ない結果に終わってしまった。 7月9日・阪神戦以来となる実戦登板で打ち込まれた戸郷に対し、原監督は「大事に大事に彼を育てながらきているけど、全く荒々しさがなくなってきた。このままだと二流のピッチャーになっちゃう」、「自分である程度の位置をつかんできているわけだから、それをむざむざと(手放してはいけない)ね。我々、そういう選手たちをナンボでも見てきているからね」とコメント。同戦の最高球速が自己最速の154キロに及ばない149キロにとどまったこともあってか、今まで築いてきた信頼を失いかねないような力のない投球だったと酷評した。 >>巨人、今季の補強は意外にも打ち止め? 阪神に二保を奪われ方針転換、原監督はコーチ陣刷新も画策か<< 原監督の発言を受け、ネット上には「確かにファンとしてもキレたくなるくらい酷い投球だった」、「終盤に力尽きての失点ならまだ継投でカバーできるけど、序盤から打ち込まれてたら打つ手がないよ」、「チーム2位の勝ち星を挙げている投手がこんなことではいけない、後半戦も迫ってるし気合を入れ直せ」といった反応が寄せられている。 一方、「戸郷を相性良くないホークス相手に投げさせる方も悪い」、「約1ヶ月ぶりの登板が不得手なチーム相手というのは少々酷では?」、「投げさせるならせめてどこかで1回登板挟むべきだった」、「段階を踏まないままではそりゃ打たれるし、さらに酷評までしてたら今後に悪影響が及ぶ危険性もある」と否定的なコメントも複数見受けられた。 「戸郷はプロ入りした2019年から今季にかけソフトバンク相手には公式戦で5試合投げていますが、通算成績は『11回1/3・1勝1敗・8失点(自責4)・被安打11・防御率3.18』といまひとつ。そのため、前半戦ラスト登板から登板間隔が空いたまま、ぶっつけでソフトバンク相手に投げさせた原監督の決断に疑問を抱いているファンは少なくないようです。また、試合後の酷評は戸郷を委縮させ、今後のソフトバンク戦での投球にも悪影響をもたらすのではという懸念も少なくありません」(野球ライター) 後半戦の開幕戦となる8月13日・中日戦での先発が有力視されている戸郷。一部では「今日の炎上を引きずる可能性も捨てきれない」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2021年08月04日 11時00分
ロッテ・佐々木、高校時代の投球が復活? 先発調整テストで出た好材料に井口監督も及第点か
まるで、「夏の甲子園大会」に合わせるようにして、高校球界を賑わせた千葉ロッテ・佐々木朗希投手が結果を出した。 >>ロッテ・佐々木、剛速球を捨てて変化球投手に変貌? 過去登板から配球が一変、井口監督は交代タイミングも計算か<< 夏の甲子園大会の組合せ抽選会が行われた8月3日、中日ドラゴンズとのエキシビションマッチに、佐々木が先発した。 「本格的な先発ローテーション入りに向けた『予行練習』みたいなもの。ローテーション入り先発投手と同じ中6日での登板がテストされました」(スポーツ紙記者) 前回7月27日のエキシビションマッチ・阪神戦に登板した時点で、「中6日での登板テスト」は予告されていた。これまでは10日程度の間隔を空けていたせいか、佐々木は緊張していた。ボール先行のカウントになるのもそのせいだと思われたが、3日は違った。「怪物の片鱗」を見せつけた。 「球速はプロ入り後、最速となる158キロ。4回までパーフェクト・ピッチング」(前出・同) 5回まで投げ、被安打1失点1。奪三振数は「4」と少なかったが、注目すべきは“ボールの威力”だ。 甘いコースに投げても、対戦打者が打ち返せなかった。ファールや空振りでストライク・カウントを稼いでいた。ボールのスピードと威力で翻弄させていた――。2019年、岩手県大会を取材したメディア、そして、スカウトたちが彼のファンになったのは、この投球である。 もちろん、プロの世界ではスピードとボールの重量感だけでは通用しない。変化球のキレ、緩急といった投球技術も磨いていかなければならないが、ストレートで勝負できる投手は独特のオーラがある。 投手出身のプロ野球解説者がこう言う。 「バンテリンドームのマウンドも彼に合っていたんだと思います。プロ野球界では同球場のマウンドはやや高く、硬いと認識されています。オーバーハンドで投げ下ろすタイプなので、いつも以上にボールにも力が増したのでしょう」 ドーム球場での登板も初めてだった。 屋外球場の場合、ナイトゲームでも日中の暑さが残ることがあり、先発投手は試合序盤から汗をかく。“ドーム球場の涼しさ”も彼に適していたのではないだろうか。 試合後、井口資仁監督は「(後半戦の)最初のカードで行けたら」と、佐々木に及第点をつけていた。ペナントレースが再開されるのは、8月13日。ということは、本拠地・ZOZOマリンでのオリックス戦となる。 同日に対戦した中日のチーム打率は2割3分8厘。オリックスはリーグトップのチーム打率を誇る。チーム総本塁打、総安打数でもリーグ1位である。屋外球場、強力打線と、この日とは真逆な環境での登板となる。ちょっと、心配だが…。 「オリックス打線の破壊力はバツグンですが、盗塁数ではリーグワースト。佐々木は走者を背負った場面で投球フォームを崩す悪癖がありますが、機動力を仕掛けて来ないと分かっていれば、弱点を露呈しないで済むかも」(前出・プロ野球解説者) 高校野球界を沸かせたスターが、夏の甲子園大会の組合せ抽選会日に好投したのも、巡り合わせだろう。 首位チームを叩けば、自信にもつながる。後半戦最初のカードで、佐々木の真価が問われる。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2021年08月03日 20時30分
球界の助っ人退団ドミノはロメロが最後ではない?「去りそうな選手は他にもいる」後半戦への致命傷を負いそうな球団は
これまでNPBではオリックス(2017-2019,2021-)、楽天(2020)でプレーし、昨季までに「426試合・.264・96本・264打点」という通算成績を残していたロメロ。3日、そのロメロが退団することを複数メディアが報じた。 >>ドジャース・筒香にまさかの巨人入りが急浮上? “事実上の戦力外”に「炭谷の放出は布石か」憶測飛び交う<< 報道によると、ロメロはコロナ禍で家族が来日できずにモチベーションが上がらないことから球団に退団を申し出たといい、これを受けた球団も本人の意思を尊重しウェーバー公示申請の手続きを行ったとのこと。また、球団の福良淳一GMが「残念ですが家族のことなので仕方がない」と、ロメロの決断に惜しみつつも理解を示したことも伝えられている。 今季のロメロは前半戦が終了した7月14日時点で「20試合・.169・3本・9打点」と数字はいまひとつ。ただ、昨季までの4年間はいずれも2ケタ本塁打、そのうち3年間(2017-2018,2020)は20本塁打をクリアするなど安定した成績を残していた。 ロメロの退団を受け、ネット上には「急な退団はショックだけど、それだけ悩んでたってことだよね…」、「本人の苦悩を考えると可哀想としか言えない、不調だったのも家族の不在に思い詰めてたからだろう」、「正直凄く悲しいけど、自分も同じ状況なら同じ決断をしたと思う」と悲しみや同情の声が寄せられている。 同時に、「これで助っ人の途中退団は今季5人目か…まだまだ人数は増えてしまうんだろうか」、「このままだと助っ人退団の連鎖はまだ続くんじゃないか」、「チームを去りそうな助っ人選手は他にもいる、一刻も早く対策しないと皆出て行っちゃうぞ」と今後への懸念も複数見受けられた。 「今季の球界ではこれまでに楽天・コンリー(5月6日)、オリックス・ディクソン(5月20日)、巨人・スモーク(6月17日)、西武・メヒア(7月26日)がそれぞれ家族の来日が難しいことを理由にNPBでのプレーを断念し退団。また、7月31日にはDeNA・シャッケルフォードが自身の公式ツイッターに投稿し、外務省へ向けて『私やプロ野球の外国人選手が求めているのは家族が入国すること』と家族が来日できるように対応を求めたことも話題となっていました。そのような状況の中で今回ロメロが退団し、『もう自分も我慢の限界だ』とさらに退団者が出るのではと懸念しているファンは少なくないようです。こうしたファンの間では前述のシャッケルフォードや、7月中旬に一時帰国し現在まで再来日していないロッテのマーティン、ハーマンが次なる退団者になるのではとみられています。マーティン、ハーマンはコロナ禍以前からNPBでプレーしていますが、シャッケルフォードについては今季がNPB1年目で単身赴任が続いているので、そのストレスが限界寸前に達しているのではと危惧されています」(野球ライター) 一部からは「家族の来日がままならないと補強にも悪影響が及ぶ」との声も挙がっている現状。今後NPBや政府が何らかの対応に動くことはあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてシャッケルフォードの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Shackeldaddy
-
-
スポーツ 2021年08月03日 11時00分
侍ジャパン甲斐拓也がアメリカから劇的サヨナラ打で準決勝進出!「栗林のピッチングが呼び込んだ」
東京オリンピック野球の決勝トーナメント準々決勝が2日、神奈川・横浜スタジアムで行われ、A組1位通過の日本代表・侍ジャパンは、B組1位通過のアメリカと対戦した。準々決勝、準決勝で敗れた場合は、敗者復活ブロックに回り、下剋上をめざすことになるが、侍ジャパンとしては、早く決勝進出を決める意味でも、ここでアメリカを一度叩いておきたいところ。 先発は侍ジャパンが東北楽天の田中将大、アメリカがS.バズがそれぞれ務めた。 先制したのは侍ジャパンだ。3回に二死から、巨人の坂本勇人が二塁打で出塁すると、3番のオリックス吉田正尚がタイムリー。広島の鈴木誠也、東北楽天の浅村栄斗が四球を選び、二死満塁から福岡ソフトバンクの柳田悠岐がタイムリーを放ち、侍ジャパンが2点をリードする。 しかし4回、アメリカは一死から、カサスが四球で出塁し、フレイジャーがレフトへ適時二塁打。フィリアに死球を与えると、コロスバリーに同点タイムリー。さらに二死一、二塁から、アレンが勝ち越しの適時二塁打を放ち逆転されてしまう。ここで稲葉篤紀監督は田中を諦めて、阪神の岩崎優にスイッチし、岩崎は無失点で切り抜ける。4回には坂本が元オリックスのディクソンからタイムリーで同点に追いつくも、5回には同じく阪神の青柳晃洋が登板し、カサスに3ランを打たれて3点差に。その裏、侍ジャパンは3番手カーターから鈴木が待望の一発。一死三塁から広島の菊池涼介が適時内野安打で1点差に。 6回から福岡ソフトバンクの千賀滉大が登板。千賀は公式戦や強化試合の不安を払拭するピッチングで2イニングを無失点に抑える。8回は横浜DeNAの山崎康晃が無失点でつなぎ、その裏、侍ジャパンはアメリカの守備のエラーもあり、二死三塁のチャンスを作るも坂本が三振で無得点に。最終回は中日の大野雄大が今大会初登板。大野も無失点で抑えて、最後の攻撃につなぐ。アメリカは東京ヤクルトのマクガフが登板。吉田正をセカンドゴロに打ち取ると、鈴木は四球で出塁。浅村がライト前でつなぐと、柳田がセカンドゴロの間に鈴木がホームインで同点に追いつく。菊池は三振に倒れてタイブレークへ。 侍ジャパンは10回、広島のクローザー栗林良吏が3試合連続でマウンドに向かう。無死一、二塁から始まるタイブレークは、先頭のフレイジャーを空振り三振、フィリアをセカンドゴロに打ち取ると、コロスバリーをレフトフライに斬って取り無失点で抑える。アメリカはジャクソンがマウンドへ。侍ジャパンは東京ヤクルトの村上宗隆に福岡ソフトバンクの栗原陵矢を代打に送り、栗原は初球で送りバントを決めて、一死二、三塁で、福岡ソフトバンクの甲斐拓也がバッターボックスへ。甲斐は初球でライトフェンス直撃打を放ち、侍ジャパンが7対6でサヨナラ勝ち。準決勝進出を決めた。準決勝は4日に韓国と対戦する。 試合後、田中は「最高の結果になったと思う。味方が先制した後に逆転を許してしまったので、流れを悪くしてしまったと思う。次に向けて前を向いて準備をしていきたい。バッテリーで話して、反省点は一致したので、今日の結果は自分にとって悔しいけど、次の登板に向けて準備をしていきます」と前を向くと、サヨナラ打の甲斐は「稲葉監督の話を聞いて、打席に入ったら内野が5人いたので、初球から思い切っていこうと思った。栗林のピッチングが呼び込んだと思うし、全員が諦めずに戦った結果だと思います」と10回を無失点に抑えた栗林のピッチングを称賛した。(どら増田 / 写真・錦野早苗)
-
スポーツ 2021年08月02日 17時00分
オリンピックブレイクにチャンスを掴め! DeNA、3年目の大砲・伊藤が必死のアピール
オリンピックで中断中のプロ野球。ベイスターズはパ・リーグ相手にエキシビションマッチを戦っている。九州でのホークス戦の前には三浦大輔監督が「後半一軍の確定はまだ決めていない。結果を出して応えてくれないと。みんな競争です」と強調したように、前半戦の最下位から巻き返しを図るため、新戦力の台頭に期待していた。 そんな中アピールに成功しているのが3年目の伊藤裕季也だ。エキシビションの初戦のホークス戦でスタメン出場し、レフトにタイムリー2ベースを放つと、2戦目は4番に入り1安打1打点。仙台に戦いの地を移した30日も1安打をマークすると、31日には2回にタイムリー、5回には「追い込まれていたので食らいついていった結果、本塁打になりうれしいです!」と崩されながらもレフトスタンドに運ぶソロホームランに満面の笑みを見せた。もちろん打撃がストロングポイントだが、サード、セカンド、ファーストと内野の守備もそつなくこなしており、ピンチのときにはいち早くピッチャーに声をかけに行くなど、立正大学時代に主将を務めたキャプテンシーでもアピールしている。 ルーキーイヤーの2019年は14試合に出場し、打率.288、ホームラン4本、OPS.929と上々の数字を残し、2年目の飛躍が期待された昨年だったが、出場はわずか5試合とほぼファームで過ごすシーズンに。さらにチームは去年のドラフトで牧秀悟を獲得。右のスラッガーでセカンドを守る存在に伊藤は「同じようなタイプを指名するということが、僕に対しての評価。このままではどんどん抜かれていくし、チャンスも減っていく」と危機感を募らせ「刺激になりますし、負けられない強い気持ちが自分の中で出てきた」と、ライバル心を燃やしていた。しかしオープン戦から結果を出せずに競争に敗れ、今シーズンはファームで8ホームランを放ちながらも打率は.212と低く、一度も一軍昇格はなかったが、異例のシーズン中のエキシビションマッチという千載一遇の好機に結果を出している。 4日からの函館遠征にも帯同することが発表された伊藤。残り5試合でさらに爪痕を残し、後半戦は一軍の戦力としての期待がかかる。 取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
-
-
スポーツ 2021年08月02日 15時35分
巨人ファン、五輪ドミニカ戦に「思わず舌打ちした」 元助っ人の特大アーチに複雑な声、当時の“トラウマ”は今なお根深い?
1日に横浜スタジアムで行われた五輪男子野球決勝トーナメント1回戦・ドミニカ共和国対韓国戦。「4-3」で韓国が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが巨人(2015)でのプレー経験を持つドミニカのフランシスコの特大アーチだった。 注目が集まったのは、「1-1」と両チーム同点で迎えた4回表無死一塁。この日第2打席に入ったフランシスコは、韓国先発のイ・ウィリがカウント「0-1」から投じた外角のストレートを強振。快音を残した打球は勢いよくセンター方向へ伸び、バックスクリーン上の電光掲示板を直撃する特大の勝ち越し2ランとなった。 フランシスコは打球を放った直後に打席内で自軍ベンチに向け小躍りするようなパフォーマンスを見せた後、バットを放り投げてダイヤモンドを一周。本塁に生還する直前にも再び小躍りパフォーマンスを見せるなどかなりの喜びを表していた。 >>巨人、対侍ジャパン戦はドラ1試験の場だった? 苛立ち募らせる原監督は指名基準見直しも検討か<< フランシスコの特大アーチを受け、ネット上には「打った瞬間いったかなとは思ったけど、電光掲示板まで飛ばすとは驚いた」、「電光掲示板に当てるとか怪力過ぎだろ、今大会全体で1番飛んだんじゃないか?」、「打った後にめっちゃ踊ってて笑える、本人的にも相当手応えあったんだろうな」といった反応が寄せられている。 一方、古巣の巨人ファンからは「こういう当たりは所属当時に見たかったんだが」、「巨人時代に1本も打てずにクビになった選手とは思えないほどの当たりだな」、「あまりにも当時の印象が悪すぎて、打った瞬間に思わず舌打ちしたのは自分だけじゃないはず」と複雑な声が挙がった。 「現在34歳のフランシスコは、当時27歳だった2015年4月にMLB通算48本塁打をマークした長打力を見込まれ巨人入り。一軍初出場となった同年5月2日・阪神戦ではいきなり来日初安打・初打点をマークしました。しかし、翌3日以降は4試合で2安打、9三振とほとんど数字を残せず同7日に二軍に降格。さらに、二軍では“腰痛を理由に練習をせず7月には一時帰国”、“二軍選手や首脳陣に挨拶すらしない”、“球団女性職員をナンパし断られると逆ギレ”と数々の問題行動を連発。結局一軍再昇格はないまま『5試合・.167・0本・1打点』という成績でシーズンを終え同年オフにクビになりました。巨人時代はとにかく悪い部分ばかりが目立っていたということもあってか、今回の特大アーチを受け複雑な心境に陥っている巨人ファンは少なくないようです」(野球ライター) フランシスコの一発で2点を勝ち越したドミニカだったが、その後「3-1」で迎えた9回裏に韓国に3点を奪われサヨナラ負けを喫している。この結果を受け、一部巨人ファンからは「フランシスコがヒーローにならなくてよかった」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2021年08月02日 11時30分
巨人、後半戦ローテに隠し球を投入? エース菅野の代役に意外な投手が浮上、不安要素も既に払拭か
「第六のオトコ」、後半戦の原巨人の先発ローテーションに意外なピッチャーが登場するかもしれない。 エキシビションマッチ初戦(7月31日)の迎える前日、投手陣を預かる宮本和知投手チーフコーチが「(後半戦の)1戦目は(日数を)逆算してくるので」と、後半戦の開幕投手が戸郷翔征投手であることを示唆した。 同29日になるが、その宮本コーチは不振に喘ぐエース・菅野智之投手について、こうも語っていた。 「ファームで1試合か、2試合投げてから…」 首位阪神を追撃するには、先発投手陣を建て直さなければならない。 >>新庄氏、原監督に巨人入り打診されていた? 電撃オファーを断ったワケに驚きの声「なかなか熱い男だ」<< 通常、先発ローテーションは6人で回す。戸郷、山口俊、高橋優貴、五輪野球で好投したメルセデスの4人は当確だろう。5人は、侍ジャパンとの壮行試合とエキシビションマッチ初戦で好投した直江大輔ではないだろうか。 しかし、6人目は流動的だ。 「菅野は不振で二軍降格し、再調整して一軍で打ち込まれ、二軍調整という流れを繰り返しています。二軍戦での実戦調整もしっかりやって、次に昇格する時は万全でという意味でしょう」 宮本コーチの発言をそう解釈するメディアも多かった。 菅野が間に合わなかった場合、サンチェス、今村信貴らが6人目を争うことになるとも予想されていたが、“次世代のエース候補”が間に合うかもしれないのだ。 2020年ドラフト2位、山崎伊織投手(東海大/右投左打)である。 山崎は同年6月にトミー・ジョン手術を受けている。個人差はあるが、復帰までそれ相応の時間も要するため、ルーキーイヤーの今季はリハビリに専念すると思われていた。だが、すでにブルペン入りしており、「試合でもイケそう」の声も囁かれている。 他球団で、山崎を知るプロ野球スカウトがこう言う。 「肘の手術がなければ、間違いなくドラフト1位で指名されていました。球速は150キロ台、持ち球はカットボール、チェンジアップ、縦に変化するスライダー。特にスライダーは打者の手元で鋭く曲がっていく感じ」 2月キャンプでのことだ。山崎は他選手に混じって普通にキャッチボールを行っていた。素人判断だが、それなりの距離も投げていたので、「実戦デビューは報道されている時期よりも早いのではないか?」と思えた。 巨人は復帰後のパフォーマンスに期待して指名したわけだが、他球団がアッサリ手を引いた理由は、「社会人野球に進んでリハビリする」と伝えられたからだ。 当然、山崎も二軍での試運転を経て、一軍昇格となる。後半戦の先発枠を菅野ではなく、山崎が獲ったら…。リリーフ登板も十分にあり得る。二軍戦は菅野よりも山崎に注目が集まりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2021年08月02日 10時30分
侍ジャパンが予選1位で一つも負けられない横浜スタジアム決戦へ!
東京オリンピック日本代表、侍ジャパンは7月31日、オープニングラウンド第2戦を神奈川・横浜スタジアムを行い、侍ジャパンはメキシコに7対4で快勝。オープニングラウンド1位通過を決め、決勝トーナメントに駒を進めている。 オープニングラウンドの1位通過を掲げていた稲葉篤紀監督は、広島の森下暢仁に2戦目の先発を託した。森下は初回、元オリックスのジョーイ・メネセスにタイムリーを許すも、続くMLBオールスター5度選出のエイドリアン・ゴンザレスを併殺打に打ち取りピンチを脱する。 打線は直後の2回表に、バッテリーを組む福岡ソフトバンクの甲斐拓也がタイムリーを放って、すぐさま同点に追いつくと、3回表には、巨人の坂本勇人が二塁打、オリックスの吉田正尚が安打性の当たりでエラーを誘って出塁してチャンスを作ると、東北楽天の浅村栄斗の投ゴロの間に坂本がヘッドスライディングで生還し勝ち越し。続く4回表には、東京ヤクルトの山田哲人がレフトスタンドに叩き込み一気に3点を追加した。 この援護に森下も応え、4回にもう1失点こそしたものの、5回5安打無四球2失点にまとめて降板。打線は5回と6回は無安打に抑えられたが、7回に坂本勇人がソロ本塁打、8回にこの日3安打目となる甲斐の投手強襲安打と盗塁で作ったチャンスを山田のタイムリーでさらに突き放す。 投手陣は、第2先発要員でもある北海道日本ハムのルーキー伊藤大海が6回と7回を無失点に抑え、8回は埼玉西武の無失点男こと平良海馬がメネセスに2ラン本塁打を浴びるが、後続を抑え、最後は広島のルーキーでクローザーの栗林良吏が3人でピシャリ。7対4と快勝し、オープニングラウンドを1位で通過。決勝トーナメント初戦となる次戦はオープニングラウンドBグループ1位のアメリカと、8月2日19時から横浜スタジアムで戦う。 試合後、稲葉監督は「哲人の本塁打はチームを勇気付ける大きなホームランでした。勇人も良いところで打ってくれました。(4盗塁について)みんなが積極的に走ってくれました。これからも、一つひとつ我々の野球をしっかりしていきたいです」と試合を振り返っている。 アメリカ戦からは決勝まで一つも落とせない。(どら増田)
-
スポーツ 2021年08月01日 11時00分
新庄氏、原監督に巨人入り打診されていた? 電撃オファーを断ったワケに驚きの声「なかなか熱い男だ」
野球解説者の中西清起氏(元阪神)が7月25日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元プロ野球選手の新庄剛志氏(元日本ハム他)がゲスト出演。動画内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の動画で新庄氏は阪神(1990-2000)、ニューヨーク・メッツ(2001,2003)、サンフランシスコ・ジャイアンツ(2002)、日本ハム(2004-2006)でプレーした現役時代の思い出をテーマにトーク。阪神時代に当時の野村克也監督から投手転向を打診された話や、日本ハム時代に当時のヒルマン監督を激怒させた行動などを語った。 >>阪神ファンの過激行為に「そこまで言わんでええやろ」とドン引き? 元日本ハム・片岡氏が“新庄恥を知れ事件”の裏話を明かす<< その中で、新庄氏は2003年11月の日本ハム入団決定前に、巨人から水面下で獲得オファーを受けていたという話を明かす。新庄氏はメジャー挑戦前から3年でNPBに戻ると決めており、2003年オフに当初の方針通りメッツを退団。その後NPB復帰を模索していたある日、当時巨人を率いていた原辰徳監督から突然電話をもらい、「僕と一緒にユニフォーム着ないかい?」とその場でオファーを受けたという。 原監督から受けた突然のオファーに、「若大将(原監督の愛称)!? おーすげえなあ」と内心驚がくしたという新庄氏。ただ、「タイガースに育てられて、タイガースを裏切るというか、そういう形でメジャーに行った。(だから)『俺(の行き先)は巨人じゃないだろう』、『俺は男として(阪神に)筋を通さないといけないな』って思いながら(断った)」と、古巣の阪神に不義理を働くわけにはいかないと考え巨人入りのオファーを断ったと語った。 新庄氏の発言を受け、ネット上には「新庄に巨人入りの可能性があったなんて初耳」、「原監督は2003年限りで一旦監督辞めてるから、シーズン中に新庄と接触してたってことか?」、「阪神を裏切らないために巨人入り蹴ったってなかなか熱い男だな」、「仮に新庄が来てたら、あの超重量打線がさらに凶悪になってたのか」といった反応が寄せられている。 「2003年シーズンで3位に終わり原監督が辞任した巨人は、同年オフにダイエー(現ソフトバンク)・小久保裕紀、近鉄・ローズと2名の本塁打王経験者を獲得。これによりチームに在籍する元本塁打王は4名(小久保、ローズ、江藤智、ペタジーニ)となり、彼らや清原和博の活躍もあって翌2004年のチームはプロ野球史上最多のチーム本塁打数(259本)を記録しました。チーム防御率(4.50)、失点数(677失点)が共にリーグ4位と投手陣が不調だったため順位は前年に続く3位にとどまりましたが、2003年までに通算165本塁打をマークしていた新庄氏が仮に加わっていれば、もしかしたらリーグ優勝を勝ち得ていた可能性もあるかもしれません」(野球ライター) 2004年の巨人打線は優勝・日本一には結びつかなかったものの、圧倒的な打力から“史上最強打線”という愛称で今もファンの語り草になっている。新庄氏がその一員に加わる可能性があったという話に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について中西清起氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCMokupGPVCIvM99XLMnKbQQ
-
-
スポーツ 2021年07月30日 17時00分
阪神ファン、五輪韓国戦に「日本でブイブイ言わせてた呉の球が…」 元助っ人の背信投球に複雑な声、登板した場所も悪かった?
29日に横浜スタジアムで行われた五輪男子野球1次リーググループB初戦・韓国対イスラエル戦。「6-5」で韓国が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが阪神(2014-2015)でのプレー経験を持つ韓国守護神・呉昇桓のセーブ失敗だった。 >>侍ジャパン初戦劇的勝利も稲葉監督に問われる中継ぎ陣の起用法<< 「5-4」と韓国1点リードの9回表に4番手としてマウンドに上がった呉は、先頭のガイレンを空振り三振に仕留めまず1死を奪う。ところが、続くラバーンウェイにカウント「2-2」から投じたフォークが高めに浮いたところを捉えられ、右翼席に飛び込む同点ソロを浴びてしまった。 呉はその後勝ち越しまでは許さず9回を終えると、タイブレーク制(無死一、二塁から開始)が適用される延長10回も続投し三者連続三振を奪う。すると、チームがその裏に2死満塁からの押し出し死球でサヨナラ勝ちを収めたため、呉には今大会1勝目が記録されることになった。 阪神でプレーした2シーズンはどちらもセーブ王に輝いた呉のセーブ失敗を受け、ネット上には「日本でブイブイ言わせてた呉の球がいとも簡単にスタンドに運ばれててビックリした」、「呉が出てきた時点で韓国勝ちかなと思ったけど、それを覆したイスラエル側は侮れない強さがあるぞ」、「呉の歳調べたらもう39歳なのか、それなら多少の衰えも仕方ないのかな」、「打たれたのは浮き球だし事故みたいなものだろ、10回は別人のように抑えてたし」といった反応が多数寄せられている。 一方、古巣の阪神ファンからは「呉がハマスタで打たれる光景は既視感しかない」、「昔のハマスタ阪神戦で何度も味わった悪夢がフラッシュバックした」、「呉が横浜で被弾…久しぶりに日本で投げるからってそんなとこまで再現しなくても…」、「呉の退団から6年ぐらい経つけどある意味懐かしいな」と複雑な声が挙がった。 「阪神時代の呉は『127登板・4勝7敗12ホールド80セーブ・防御率2.25』という成績を残すなど2シーズンにわたり守護神として活躍しましたが、同期間の横浜スタジアムでの登板成績は『0勝2敗8セーブ・防御率6.52』、被本塁打数も『3本(全11本中)』とかなり打ち込まれていました。苦戦の原因がどこにあるのかは不明ですが、阪神時代と同じように同球場で苦しむ様子を見て、何ともいえない感情を抱いた阪神ファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 今回の韓国対イスラエル戦は阪神時代の呉を知る梅野隆太郎、岩崎優(以上阪神)が、侍ジャパン・稲葉篤紀監督らと共にスタンドで視察していたことが伝えられている。そのため、一部からは「梅野と岩崎も『うーん』って思ったりしたのかな」と両者の心情を推測する声も挙がっている。文 / 柴田雅人
-
スポーツ
西武、一軍キャンプ帯同も「松坂は別メニュー」か 渡辺GMの目論見がメンバー編成から判明?
2020年01月16日 11時30分
-
スポーツ
DeNA・倉本寿彦、「周りを気にしている立場ではない」6年目の決意
2020年01月16日 11時00分
-
スポーツ
巨人、オフ補強失敗が意外なベテランに影響? 元木ヘッドコーチも期待、若手を差し置いての優先起用もあるか
2020年01月15日 11時57分
-
スポーツ
中日・根尾が二軍、ルーキー石川が開幕一軍? 就任2年目のシーズン、与田監督が目論むチーム構想とは
2020年01月14日 11時44分
-
スポーツ
ソフトバンク・コラスも復帰絶望か 給料を持ち逃げした選手も、球団との契約を反故にしたお騒がせ助っ人
2020年01月13日 09時00分
-
スポーツ
.350、22本、106打点…メジャー1年目の日本人野手が残した打撃記録、筒香・秋山は更新なるか?
2020年01月12日 18時00分
-
スポーツ
西武・松坂、一軍キャンプ投入は危険? 渡辺GMの意味深発言、昨季未登板の内海とも明暗分かれるか
2020年01月11日 17時30分
-
スポーツ
日本ハム・中田も怯える「プロ野球選手寮」 心霊現象の頻発、球団が対応に追われたケースも?
2020年01月11日 11時00分
-
スポーツ
阪神、現コーチ陣には存在意義がない? 山本昌待望論が渦巻く春キャンプ、秋に敷かれた“かん口令“も継続か
2020年01月10日 11時40分
特集
-
【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能ニュース
2025年04月28日 19時03分
-
【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
-
-
【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
-
カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分