プロ野球
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スポーツ 2021年08月11日 11時00分
阪神ファンの痛烈批判に「ドタマかちわったろうか」とブチ切れ? 元阪神・片岡氏が告白、株主総会で起こった悲劇に反響
野球解説者の高木豊氏(元横浜他)が1日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、野球解説者の片岡篤史氏(元阪神他)がゲスト出演。動画内での発言がネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の動画で両名はシーズン中のコーチの配置転換をテーマにトーク。今季の巨人が5月24日、7月19日の2回にわたりコーチ陣をシャッフルしていることへの見解や、コーチの入れ替えが選手に及ぼす影響などを語った。 >>阪神ファンの過激行為に「そこまで言わんでええやろ」とドン引き? 元日本ハム・片岡氏が“新庄恥を知れ事件”の裏話を明かす<< その中で、片岡氏は阪神打撃コーチ時代(2010-2012,2016-2018)に球団外部からの批判に激怒したことがあるという話を明かす。片岡氏によると、阪神はチーム状態が悪いとすぐにコーチへの風当たりが強まる球団だったといい、直接的・間接的かは触れなかったが自身も球団外の人々から「二軍に落とせ」という批判を幾度となく受けたとのこと。ただ、「結果が出なかったらもちろん責任と取らなきゃいけないのがコーチだし、それ(外野の批判)はもう仕方ないこと」と、ほとんどの批判や苦言は甘んじて受け入れていたという。 ただ、ある年に球団の親会社・阪急阪神ホールディングスの株主総会で挙がった自身への批判には思わず激怒したとのこと。批判の詳細は明かさなかったが、聞いた瞬間に「ドタマかち割ったろうかなホンマ」と怒りが瞬時に沸点に達するような内容だったと語った。 片岡氏の発言を受け、ネット上には「阪神は外野の雑音が酷いっていうのはなんかイメージ通りだな」、「何かにつけてすぐ叩かれる環境でよく計6年間もコーチできたな」、「総会で何を言われたのかは知らんが、ドタマかちわるは怖すぎだろ(笑)」といった反応が寄せられている。 一方、「その株主総会って金本政権1年目の時のだろ、実績無い奴が何でコーチやってんだ的な」、「当時はあまりにも失礼過ぎると思ったけど本人もブチ切れてたのか」、「あの時の片岡批判はファンの中でも意見が分かれてたような記憶がある」と、具体的な日時や内容を推測するコメントも複数挙がった。 「片岡氏は第2次コーチ時代の2016年6月14日に行われた親会社の株主総会で、ある株主から『なぜバッティングコーチが片岡なのか? あれが阪神で活躍したことがあるのか? みんな打てないようにしている』と名指しで解任を求められたことが伝えられています。現役・阪神時代(2002-2006)の成績が『376試合・.242・28本・122打点』にとどまった片岡氏に、総会時点でチームがリーグ5位に沈んでいた責任を求めた株主の言い草は当時のファンの間でも『チームが勝ててない以上片岡にも責任はある』、『実績と指導力は関係ないだろ』と賛否を呼びました。そのため、今回片岡氏が挙げた株主総会は2016年の会を指しているのではないかと推測しているファンも少なくないようです」(野球ライター) 例年阪神関連の質問が多数飛び出すことで有名な阪急阪神ホールディングスの株主総会。物言う株主たちに気苦労を感じていたのは、もしかすると片岡氏だけではないのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2021年08月08日 11時00分
清原和博氏「押し潰されてしまいました」 巨人4番時代の苦悩を明かし話題に、同僚の存在も低評価の原因?
前DeNA監督のラミレス氏(元DeNA他)が7月31日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元プロ野球選手の清原和博氏(元巨人他)がゲスト出演。動画内での発言がネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の動画で清原氏はラミレス氏と対談形式でトーク。ラミレス氏からの質問に答える形で、現役時代に苦手としていた投手や、テレビ解説を務めた7月10日・巨人対阪神戦後に巨人・原辰徳監督から手を振られた時の心境などを語った。 その中で、ラミレス氏は清原氏に「巨人というチームでプレーするだけでもすごい重圧なのに、(さらに)4番を任される重圧はどう感じていましたか?」と質問。清原氏は現役・巨人時代(1997-2005)に第64代4番として297試合に出場し67本塁打を放っているが、本人は「毎日マスコミから重圧がすごくて(苦しかった)」と当時は苦悩を抱えていたと明かした。 清原氏は続けて、「(チームが)負けたら全部僕のせい。(逆に)勝ったら(ほめられるのは)長嶋(茂雄監督/現終身名誉監督)さん、松井(秀喜氏/現ヤンキースGM特別アドバイザー)」、「(当時は)コンビニに行っても新聞が全部清原大ブレーキ(と書いていたから)、もう心が押しつぶされてしまいました」とコメント。チームが負ければ猛バッシングを浴び、勝っても全く評価されない状況にかなり参ってしまっていたと振り返った。 >>清原氏に「いい加減にしろよオイ!」後輩が激怒 命の危機を感じた? 巨人・元木ヘッドが衝撃のいたずらを明かし反響<< 清原氏の発言を受け、ネット上には「球界の番長とか言われてもてはやされてる裏でそんなに思い詰めてたのか」、「巨人は常に優勝を義務付けられてる球団、そんなチームで4番を担うのは想像以上にキツかったんだろうな」、「同時期に松井がいたのも不運だった、巨人の4番としてはどうしても第62代の松井の方が上(470試合で138本)だし」といった反応が寄せられている。 「清原氏は西武時代(1986-1996)に通算329本塁打をマークした実績を引っ提げ、当時11年目・29歳だった1996年オフに巨人入り。当時の松井氏はプロ4年目・通算91本塁打と頭角を現し始めた段階だったため、入団当時は清原氏の方が格上の扱いでした。ただ、清原氏が翌1997年から『32本、23本、13本』と3年連続で本塁打数を落とす一方、松井氏は同期間に『37本、34本、42本』と全ての年で清原氏を上回る数字をマーク。4番としての数字にも隔たりがあったことから両者の評価は逆転し、清原氏は次第にファンやメディアから成績不振を理由としたバッシングを受けるようになりました。常に松井氏と比べられたたかれる状況もまた、清原氏の苦悩の一因となっていた可能性はあるのではないでしょうか」(野球ライター) 清原氏が第64代巨人4番として残した67本塁打は、清原氏より後に4番を務めた全26名の中では第72代・阿部慎之助(505試合で97本/現巨人二軍監督)と第74代・ラミレス氏(511試合で139本)の2名しか上回った選手がいない。それだけに、松井氏の存在がなければ当時の清原氏への評価は大きく変わっていたのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用についてラミレス氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC2vnK-QoXQrl1LVTNFDfUaQ
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スポーツ 2021年08月07日 11時00分
侍ジャパン・栗林、五輪後も大活躍は間違い無しか 極限状況で続く好投、その実力は既に新人離れ?
「与えられたポジションでしっかり自分の力を発揮して日本の金メダルに貢献できるようにやっていきたい」 今年6月、東京五輪に挑む野球日本代表メンバーが発表され、初選出となった広島カープの栗林良吏はそうコメントを残している。 迎えた東京五輪、栗林に『与えられたポジション』はゲームを締める投手、クローザーという役割だった。今回の自国開催のオリンピック、金メダル獲得のために選ばれたメンバーにはそうそうたる顔触れがそろっており、一昨年の世界一を経験している選手がベースとなっている。その中で、極めてプレッシャーのかかるポジションを担い、そして期待以上のパフォーマンスを見せ続けた。 初戦のドミニカ共和国戦からマウンドに立ち、重圧の中の初登板を1失点にとどめその裏のサヨナラ勝ちを呼び込んだ。開催国として負けることができないオープニングゲーム、最後にマウンドに送られた意味は、栗林の今大会での位置付けが改めて明確となるものだった。 次のメキシコ戦では打者3人で抑え、3点のリードを守り見事にゲームを締めくくり、3度目の登板はノックアウトステージ初戦のアメリカ戦。国際大会独特のシチュエーションでも、その力を存分に発揮した。二転三転する試合展開から迎えた延長10回、ノーアウト、ランナー2人を背負う場面から始まるタイブレークを、1点も許すことなくアメリカ打線を封じる圧巻のピッチング。日本はその裏、1点をもぎ取り大会2度目のサヨナラでの勝利を手にしている。極限の状況での栗林の好投がここでも日本に勢いをもたらしたことは明らかだった。 ルーキーで代表トップチーム初選出となった今大会。日の丸をつけての大舞台での投げっぷりはプロ1年目であることを、まるで感じさせないほどだ。ペナントレースでも防御率0点台はもちろん、奪三振数54という数字もリリーフ投手ではリーグトップと、前半戦の主役の一人と言える成績を残してきた。そしてその存在感、注目度は五輪での戦いを終えたシーズン再開後もさらに大きくなっていくはずだ。 東京五輪というアスリートの憧れであり、選ばれた者だけが立てるステージにおいて、自身の言葉通りその役割を確実に果たしてきた栗林良吏。始まったばかりのプロキャリアには、1ページ目より輝かしい実績が加えられることとなった。そしてこの先にも長きにわたり、その力強いマウンド姿でまばゆいストーリーが紡がれていくことは間違いないだろう。(佐藤文孝)
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スポーツ 2021年08月06日 20時30分
ソフトB・バレンティン、まさかの“追放説”が浮上?「引退すべきですか」意味深投稿に古巣ファンからも憶測の声
これまでNPBではヤクルト(2011-2019)、ソフトバンク(2020-)でプレーし、昨季までに「1082試合・.268・297本・785打点」といった通算成績を残している来日11年目・37歳のバレンティン。そのバレンティンが現所属のソフトバンクを追放されるのではとの声が一部ファンの間で挙がり始めている。 >>ソフトB・バレンティンが移籍を後悔?「お金で幸せは買えない」意味深なSNS投稿、弁明するも物議に<< 追放説浮上の発端となっているのが、バレンティンが5日に自身のツイッターに投稿した内容。バレンティンは英語で「スワローズ(の選手)として引退すべきですか?」、「日本での最後のシーズンになる時が来ました。神宮(球場)で全てのファンに向けて記念試合ができることを願います」と投稿。今季中に古巣ヤクルトに戻りそこで引退したいというような旨を明かした。 今季のバレンティンは「22試合・.182・4本・9打点」と不振で、6月25日に二軍降格となるとそのまま7月14日の前半戦終了を迎える。また、同27日から行われているエキシビションマッチも5日終了時点で未出場。今回の投稿の真意は明らかではないが、結果を残せず精神的にナーバスな状態に陥っている可能性もある。 意味深な投稿内容を受け、ヤクルトファンからは「辛いならもう帰ってこい」、ソフトバンクファンからは「よそのチームに行って引退したいとか失礼過ぎ」という声がそれぞれ挙がるなどネット上は賛否両論。一方、一部からは「契約解除でお望み通りヤクルトに戻るって展開あるか?」、「球団としても枠いっぱいだから、クビかトレードで1枠空けるのもあり得なくはない」、「新助っ人の方がよっぽど期待できそうだし、これ以上色々書かれる前に縁を切る可能性はゼロでは無さそう」と、契約解除やトレードでの追放を予想するコメントも寄せられた。 「一部ファンの間で追放説が浮上している背景には、現在のソフトバンクのチーム状況が関係していると思われます。ソフトバンクは7月23日に助っ人打者・アルバレスを補強しましたが、これにより支配下選手が上限の70名に到達。ただ、球団の三笠杉彦GMは『人数の違うトレードの可能性もある。引き続き調査していきます』と、トレードなどで枠を空ける可能性があることを示唆していました。そうした中、今回バレンティンがヤクルトに戻って引退したいというような内容を投稿したことで、今後球団はバレンティンをトレードや契約解除で放出する形で枠を空けるのではとの声が強まっているようです。また、アルバレスがエキシビションマッチで打率『.526』(8月5日終了時点)と好調でバレンティンの必要性が下がっていることも、整理対象になり得る理由として見られているようです」(野球ライター) 今季は東京五輪開催に伴いシーズンに中断期間が設けられたことにより、外部補強や育成選手の支配下登録などの期限が例年より1カ月延長されている(8月31日まで)。期限までは残り約1カ月だが、果たしてこの間にバレンティンが放出されるような展開は起こるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてバレンティンの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/cocobalentien
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スポーツ 2021年08月06日 17時20分
中日・木下投手、27歳での逝去に「未来を担うはずだったのに受け入れられない」 早すぎる旅立ちにファン・OBが絶句
7月6日の練習中に突然倒れて緊急入院し、その後予断を許さない状況が続いていることが同29日に伝えられていた中日のプロ5年目・27歳の木下雄介投手。8月6日、その木下投手が3日に亡くなっていたことを複数メディアが報じた。 報道によると、木下投手は7月6日に愛知・名古屋市内の病院に搬送されると、翌日には医療態勢が整う同・豊明市内の病院に転院し治療が続けられてきたが、意識が戻らないまま8月3日に亡くなったという。球団は木下投手の死因などは明らかにしておらず、加藤宏幸球団代表も「8月3日に亡くなったということです。これ以上のことについてはご家族の意向もあるので言えないです」と詳細は伏せたという。 2016年のドラフトで育成1位で入団、2018年3月に支配下に昇格した木下投手は、最速152キロの直球が持ち味のリリーフ右腕。今季はオープン(OP)戦5登板で防御率「0.00」と好投していた中、3月21日のOP戦・日本ハム戦中に右肩を脱臼。4月9日に右肩前方脱臼修復術と、医師らが判断してトミー・ジョン手術を同時に行い、来季中の実戦復帰に向けリハビリに励んでいる状況だった。 >>中日・木下の脱臼に「厳しすぎます」球界OBも落胆 投球直後に崩れ落ちて交代、過去には致命傷を負った投手も<< 木下投手の訃報を受け、複数の球界OBが自身のSNSを通じコメントしている。元西武・G.G.佐藤氏は6日に自身のツイッターに投稿。「とても残念なニュースが飛び込んできました。危篤状態だった、中日ドラゴンズの木下雄介選手が永眠されたそうです。ご冥福をお祈りすると共に、生きてチャレンジできることに改めて感謝し、きょうから彼の分もがんばって生きたい、そう思います」と木下投手を悼んだ。 元ソフトバンク・斉藤和巳氏も、同日に自身のインスタグラムに投稿。現役時代の自身と同じく脱臼に見舞われた木下投手から負傷の数週間後に、インスタのDM機能を通じて質問を受けてアドバイスしたというエピソードを明かした上で、「育成選手から支配下選手になった苦労人。怪我からの復活を遠くから期待してただけに…」と無念な思いを吐露した。 木下投手の逝去を受け、ネット上にも「1番応援してた選手がこんなことになるなんて本当にショックで立ち直れない」、「木下さんが亡くなったなんて嘘だ、誰でもいいから嘘だと言ってくれ」、「中日の未来を担うはずだった投手なのにこんな形でいなくなるなんて受け入れられない」と悲しみの声が相次いでいる。 今春キャンプでは通算245セーブの藤川球児氏(元阪神他)から「自分のストレートに一番近いボールを投げる。12球団ナンバーワンのリリーフになれる」と絶賛されたことが知られていた木下投手。将来を嘱望された投手の早すぎる旅立ちに球界は深い悲しみに包まれている。合掌。文 / 柴田雅人記事内の引用についてG.G.佐藤氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/ggsato_travers斉藤和巳氏の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/kazumi.66
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スポーツ 2021年08月06日 11時30分
巨人・原監督がセンター・丸の定位置を剥奪? 無名助っ人獲得が急浮上、MLBを唸らせた守備力に期待か
「新外国人選手を獲る」ということで間違いなさそうだ。ハマれば、センター・丸佳浩外野手をコンバートすることになるだろう。 去る8月5日午後、巨人がシンシナティ・レッズ傘下のルイビル・バッツ所属のスコット・ハインマン外野手(右投右打)を獲得するとの一報が流れた。しかし、ライバル球団関係者やメディア陣の第一声は「まさか?」だった。 >>巨人・原監督が選手に「二流のピッチャー」発言でファン激怒 試合後の酷評が物議、「ホークス相手に投げさせる方も悪い」と指摘も<< 「巨人が補強を諦めていないとの情報は聞いていました。外国人選手と新たに契約する場合、新型コロナウイルスの関係で就労ビザの手続きができるのかどうか不透明な部分もあり、『補強するとしたら国内トレード』と予想されていました」(球界関係者) 「まさか?」の声が出た理由は、国内トレードという予想に反したからではない。 巨人は外国人選手を獲得する際、ネームバリューやキャリアにこだわる傾向も強かった。 メジャーリーガーとして出場した試合数は3季68試合、キャリアのほとんどをマイナーリーグで過ごした“無名選手”との契約は、これまでの補強とは全く違う。 「巨人の主な外野手と言うと、丸、梶谷、松原、亀井など。右バッターは、石川、陽といったところ。『右打ちの外野手』は補強ポイントでしたが」(前出・同) ハインマン側からの売り込みもあったようだが、“新体制”も少なからず影響していたようだ。「米国OBスカウト部」だ。 今年6月、米球界に関係を持つOBたちに声を掛け、外国人選手に関する情報提供を求めていくことにした。 その新役職に就いたのは、岡島秀樹、スコット・マシソン、ギャレット・ジョーンズ、ジョージ・アリアス、ケーシー・マギーの5氏。従来の駐米スカウトではカバーできなかったマイナーリーグの若手などの情報提供はもちろんだが、「日本球界に適応できるかどうか」のアドバイスも求められるという。 「米球界の中地区を担当しているのは、アリアス氏とマギー氏。今回のハインマン獲得にあたって、彼らもサポートしたようですね」(前出・同) ハインマンがレンジャーズに在籍した2019年から20年の話だが、外野守備範囲の広さではメジャーでもトップレベルにあり、打球に追いつく速さ、捕球から送球までの俊敏さ、スローイングの正確さでクリス・ウッドワード監督を唸らせていたという。 「でも、バッティングはマイナー。マーリンズ、SFジャイアンツの控え捕手だったタイラー・ハインマン(現マイナー)の弟ですよ」(米国人ライター) 打撃に関しては不安要素が残る。だが、外野守備センスの高さは、当然、原辰徳監督にも伝わっているはず。OBスカウト部のお手並み拝見といったところだが、本当に日本球界向きの選手だった場合、「左翼・丸、中堅・ハインマン」のコンバートも見られるかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年08月06日 11時00分
侍ジャパン決勝の相手はアメリカに決定!ハマスタ本拠地のオースティンが脅威
東京オリンピック野球の敗者復活3回戦(事実上の準決勝)が5日、神奈川・横浜スタジアムで行われ、アメリカと韓国が対戦。アメリカが韓国に勝利し、日本(侍ジャパン)が4日に決めている決勝戦(7日19時、横浜スタジアム)に駒を進めている。 試合は2回にジャック・ロペスのタイムリーで先制に成功したアメリカが、1点リードで迎えた6回、2番の横浜DeNAに所属しているタイラー・オースティンが細かい継投で決勝進出を狙う韓国ピッチャー陣からタイムリーを放つなど、一挙5得点のビッグイニングを作ると、そのまま7対2で快勝した。ジョー・ライアンが勝利投手になっている。韓国は7日のデーゲームで、ドミニカ共和国と3位決定戦を行う。 オリンピックにおけるアメリカ代表はメジャーリーガーの参戦は無いものの、初めてプロ選手の参加が容認された2000年のシドニーオリンピックで、キューバ代表との最強対決(当時)を決勝で破って金メダルを獲得。2004年のアテネ大会は予選敗退で出場できなかったが、2008年の北京大会でも3位決定戦で侍ジャパンに勝利して銅メダルを獲得するなど強さを発揮している。 2019年に行われたプレミア12では、3位決定戦でメキシコに敗れてオリンピック出場権を逃したが、今年6月にフロリダで行われたアメリカ大陸予選ではドミニカ共和国、ベネズエラといった強豪国相手に全勝し、オリンピックへの切符を手にしている。メジャーリーガーはいないが、マイナーリーグで将来有望な選手を集めた形だ。 今大会では、現役で日本の球団に所属する3選手が代表に加わっている。今季途中からクローザーに回り、安定した投球を見せている東京ヤクルトのスコット・マクガフ、2018年に来日して以降、最高の投球内容を今季残している決勝戦先発予定の福岡ソフトバンクのニック・マルティネス、セ・リーグの首位打者争いに加わり、本塁打も量産している横浜DeNAのオースティンは今大会も伸び伸びと試合をしており、オースティンは横浜スタジアムをホームにしているだけに、侍ジャパンにとっては一度勝っているものの、代表チームでも投打の中心選手として活躍している3選手は厄介な存在になりそうだ。(どら増田 / 写真・長津耀月)
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スポーツ 2021年08月05日 18時45分
DeNA主砲・オースティン、“地元”横浜のオリンピックで大暴れ! 待望のチームメイト・山崎との対戦も間近に
ベイスターズの4番で、オリンピックアメリカ代表にも選出されているタイラー・オースティンの打棒が止まらない。 アメリカ代表に選ばれ「ベリーベリーエキサイティング!!光栄で、とてもとても興奮してワクワクしている。高校の頃から(アメリカ代表に)夢を描いていた。家族も喜んでくれた」と満面の笑みでコメントを残していたが、意気込み通りの活躍でアメリカ打線を引っ張っている。 初戦のイスラエル戦では、2ランホームランをバックスクリーン右にたたき込むなど3安打&3打点の活躍。次戦では手強い韓国相手に貴重なダメ押しタイムリーを放ち、勝利に貢献した。2日には日本との戦いで、初回いきなりメジャーリーグ・ヤンキースでチームメイトだった田中将大から左中間へ抜ける2ベース、5回には今シーズンはノーヒット、2年間の通算でも1本しかヒットを放っていない青柳晃洋から、コンパクトなスイングでセンター前に運ぶヒットをマークした。 続くドミニカ共和国戦では2番に入り、初回から冷静にフォアボールを選び出塁すると、次の打者のホームランで先制のホームを踏み、5回にはソロホームランで貴重な加点。準決勝へコマを進める働きを見せた。 ここまですべての試合でスタメン出場し、17打数7安打、打率.412はチームトップ、打点5はチーム2位と堂々の成績を残している。日頃から「チームのために全力でプレーして勝利に貢献する」との姿勢はアメリカ代表でも不変のようで、全力疾走は欠かさず、ベース上で大きなアクションで手をたたきチームを鼓舞する姿も印象的だ。 4日に日本が韓国に勝利し、次戦の相手は韓国に決まった。ここに勝てば「勝ち続けて金メダルを取るのが目標」と戦前に語っていたオースティンのもくろみに近付き、さらに決勝で「チャンスが来たら、楽しい戦いになる」と舌なめずりしていたチームメイトの山崎康晃との対戦も夢ではなくなる。 アメリカが勝ち上がれば、ベイスターズファンには頼もしい味方のオースティンが一転、手強い敵になってしまう。しかしそれも国際試合の醍醐味。日本にもオースティンにも“地元”の横浜スタジアムでのオリンピックは、とても興味深い戦いになる。 写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2021年08月05日 17時00分
侍ジャパン・伊藤、韓国戦の“クレーム無視”は勘違い?「間を開けてくれと言う指摘だと…」試合後の真相告白に納得の声
4日に横浜スタジアムで行われた五輪野球準決勝・日本対韓国戦に登板し、「2回無失点・被安打1・3奪三振」の好投で勝利に貢献した侍ジャパン・伊藤大海(日本ハム)。その伊藤が試合後に自身の公式ツイッターに投稿し、試合中の“クレーム無視”の真相を明かした。 >>侍ジャパン伊藤大海の快投に山田哲人ら打線が応えて決勝進出!銀メダル以上が確定<< 伊藤が韓国側からクレームを受けたのは、「2-2」と両チーム同点で迎えた7回表2死の場面。伊藤が2球目を投じカウントを「1-1」とした直後、打席のパク・ヘミンが審判の方を振り向き、右手を広げるジェスチャーをしながら何かを伝える。直後にはキム・ギョンムン監督もベンチを出て審判と言葉を交わしたが、同戦で解説を務めた新井貴浩氏(元広島他)はこの様子を見て「伊藤選手がロジンをたくさんつけるので、リリースの瞬間にロジン(の粉)が飛んでリリースポイントが見づらいというクレームが入ったと思う」と指摘した。 ロジンを手につける量についての規定はなく伊藤がルール違反を犯しているわけではなかったが、韓国側の抗議により試合は10秒ほど中断。しかし、監督との会話を終えた審判が試合を再開した直後、伊藤はそれまで通りにロジンを手につける。クレームを全く意に介していないような伊藤の行動を受けたパク・ヘミンはあ然とした表情を浮かべ、ネット上も「クレーム完全無視とかメンタルヤバすぎる」、「韓国打者も明らかにドン引きしてるな」と騒然となった。 ただ、試合後に自身のツイッターに投稿した伊藤は、韓国側のクレームについて「付けた際の舞ってる粉を指摘されたのかと思い、少し間を開けてくれと言う指摘だと思いました(原文ママ)」と、リリースの瞬間ではなくロジンをつけた直後の粉の舞い方にクレームをつけられたと内容を勘違いしていたことを告白。実際、クレーム直後の伊藤はそれまで通りに右手にロジンをつけたものの、その後に右手の指先を振りロジンの粉を落とすような仕草を見せていた。 伊藤の投稿を受け、ネット上には「クレームに全く動じてなかったのは勘違いが原因だったのか」、「その後もロジンつけまくってたけど、別に相手を煽ってたわけじゃなかったんだな」、「一応粉を落とすような仕草はしてたし、言い訳をしてる感じでも無さそう」、「ルールで禁止されてるわけじゃないし、これからも別に気にしなくていいんじゃない?」といった反応が多数寄せられている。 勘違いもあったとはいえ、韓国側のクレームに動じず仕事を果たした伊藤。ただ、同投稿では「打者が見えづらいのであれば、一度、ユニフォームで粉を叩くなど、投手側の配慮も必要だと思いました」と、今後の試合では注意したいという旨も表明している。文 / 柴田雅人記事内の引用について伊藤大海の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/hiromi151
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スポーツ 2021年08月04日 17時30分
侍ジャパン“エース”山本由伸が準決勝韓国戦先発で、最短の決勝進出決定へ!
東京オリンピック野球の決勝トーナメントであるノックアウトステージ準決勝が、4日19時から神奈川・横浜スタジアムで行われる。アメリカとの最強対決を制して準決勝にコマを進めた日本(侍ジャパン)は、国際試合のたびに激戦を繰り広げてきた韓国と対戦する。 侍ジャパンはオリックスのエースで、東京オリンピックの開幕投手を務めた山本由伸、韓国はコ・ヨンピョが先発をするとそれぞれ発表された。 侍ジャパンは2日に行われたアメリカ戦で、最終回に追いつくと、タイブレークの延長10回に福岡ソフトバンクの甲斐拓也がライトフェンス直撃のサヨナラヒットを放ち、劇的な勝利を掴んでいる。試合後、稲葉篤紀監督は「選手たちが諦めることなく全力で戦ってくれました。(東京オリンピック初登板の福岡ソフトバンクの千賀滉大について)これまで2試合で投げる場面が無く、どこかで起用しようと思っていました。彼らしい投球をしてくれたので次に繋がると思います。(ホームランが出た広島の鈴木誠也について)彼の中でもほっとした部分はあるんじゃないでしょうか。3点を取られた後でしたので、チームとしても元気が出るような一発でした。(10回について)栗林もよく0点に抑えてくれましたし、栗原もよくバントを決めてくれました。(サヨナラ打の場面は)内野5人のシフトでゴロやスクイズを警戒されていたのでヒッティングのサインでした。これからも我々の野球をしていきます」と語り、準決勝の韓国戦も総力戦で勝利を掴みにいく考えだ。 「東京で行われる特別なオリンピックのメンバーに選んでいただき、とても光栄に思います。このような大変な状況の中、ご尽力いただく全ての方への感謝の思いを忘れずに、日本の勝利に貢献するピッチングができるように頑張ります」と東京オリンピックの侍ジャパンに選出された際に話していた山本由伸は、7月28日、福島・福島県営あづま球場で行われた東京オリンピック野球予選ラウンド第1戦、ドミニカ共和国戦で先発。6回を88球、2安打、2四死球、9奪三振、無失点の好投でマウンドを降りている。 降板後には「立ち上がりは緊張しましたが、途中から落ち着いて投げられました。オリンピックの先発投手は、プレミア12での中継ぎの経験とはまた違った役割として、良い経験ができました。ドミニカ共和国の打者はパワーがすごいので、ホームランだけには気を付けて甲斐さんを信じて投げました」とコメントしていたが、韓国戦でも侍ジャパンのエースとして、最短試合で決勝に辿り着くピッチングに期待したい。(どら増田 / 写真・Rinco)
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2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
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2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
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2025年06月01日 12時00分