プロ野球
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スポーツ 2021年08月29日 11時00分
巨人首脳の一声で選手の現役生命が縮んだ? 井端氏が初告白、由伸氏との“同時引退”の裏話に驚きの声「布石があったのか」
野球解説者の井端弘和氏が23日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。2015年の現役引退にまつわる裏話を明かしネット上で話題となっている。 >>元巨人・井端氏、二軍監督の理不尽な仕打ちに「頭にきた」 試合中に受けた予想外の指導を明かす<< 今回の動画で井端氏は中日(1998-2013)、巨人(2014-2015)でプレーした現役時代の思い出について、ゲスト出演した野球解説者の高橋由伸氏(元巨人監督)と共にトーク。中日時代に高橋氏からもらったグラブで試合に出場したというエピソードや、巨人時代にベンチ内で高橋氏としばしば交わしていたという会話の内容などを語った。 その中で、井端氏は当時プロ18年目・40歳だった2015年10月の引退表明前に、巨人・堤辰佳GM(当時)から選手兼任コーチのオファーを受けていたことを明かす。具体的な日付やコーチとしての指導内容には触れていないが、シーズンの8月に堤GMから「来年(は)兼任で(どうか)」と打診を受けたという。 井端氏は同年から打撃コーチを兼任していた高橋氏が大変そうにしていた様子を間近で見ていたため、「変なもんが来たなあ…」と内心困惑。ただ、兼任コーチの打診を受けたことをきっかけに、自身の身の振り方について考えるようになったという。 その後「兼任でやった方がいいのかな」、「やめた方がいいのかな」としばらくの間悩んだ結果、徐々に引退する方向へ気持ちが固まっていったという井端氏。高橋氏の引退・監督就任が決定した10月末には、自身も同年限りで引退する決心はついていたと語った。 井端氏の発言を受け、ネット上には「引退前に兼任コーチのオファーを受けてたのは初めて聞いた」、「当時は由伸の電話が引退の引き金っていわれてたけど、実際はGMの打診っていう布石があったのか」、「後を追うようにすっぱりと辞めたのはちょっと不思議だったが、その前から引き際を考えていたのなら納得」といった反応が寄せられている。 「高橋氏の引退・監督就任が決定したのは、ヤクルトに敗北したCSファイナルから6日後の2015年10月23日。同年の高橋氏は代打打率『.395』と代打の切り札として活躍していたことから、一部からは選手兼任監督としての指揮を望む声もありましたが、高橋氏は選手兼任コーチの仕事がよほど大変だったのか『引き受けるなら(選手)兼任はない』としてユニフォームを脱ぎ専任監督となりました。井端氏は高橋氏の監督就任から一夜明けた翌24日に、自身も引退することを電撃表明。同日の引退会見で『(前日に高橋氏から)「監督を引き受けることになった。よろしく」という短い内容の電話をもらった。(その)電話を切ってすぐにやめようと(決めた)』と語ったことから、当時ファンの間からは『あまりにも決断が早すぎないか?』、『同級生の由伸が孤独にならないよう気を遣ったのか』と疑問の声も挙がっていました。そのため、GMからのオファーをきっかけに前々から引退を考えていたという今回の話に驚いたファンも少なくなかったようです」(野球ライター) 井端氏は引退翌年の2016~2018年にかけ一軍内野守備走塁コーチとして高橋政権を支えると同時に、2017年9月からは侍ジャパンでも内野守備走塁コーチを務めるなど指導者として順調にキャリアを積んでいる。ただ、2015年の兼任コーチ打診がなければ、その後のキャリアはまた違ったものになっていたのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について井端弘和氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCVhXntGHOpB4vnfkBdN5HlA
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スポーツ 2021年08月28日 11時00分
巨人・中田が先輩相手に激怒「殺してみいオラァ!」 新たないざこざも時間の問題? 物議を醸した日本ハム時代の大騒動
2008年のプロ入りから日本ハム(2008-)でプレーし、昨季までに「.252・257本・937打点」といった数字を残しているプロ14年目・32歳の中田翔。その中田が20日に巨人へ無償トレードで移籍したことは多くのプロ野球ファンの注目を集めた。 中田は同4日のエキシビションマッチ・DeNA戦前に同僚の後輩選手1名に暴力を振るったとして、11日に球団から当面の間の出場停止処分を受けると、16日には栗山英樹監督が「正直、このチームでは(プレーを続けるのは)難しい」と今後の放出・退団の可能性を示唆。この発言から他球団移籍の可能性が浮上したが、暴行問題に加え今季「39試合・.193・4本・13打点・26安打」と成績も振るわないことから新天地は見つからないのではと思われていた。 ただ、栗山監督の発言から4日後の同20日、中田の無償トレード成立を電撃発表。チームを移った中田は同21日に移籍後初出場を果たすと、翌22日には移籍後初本塁打を放ったが、今後の成績面・素行面への不安は完全には払しょくできていない。 >>巨人の中田トレード獲得、稲葉監督や梨田氏が根回ししていた? 電撃移籍の舞台裏を原監督が大久保氏に明かす<< 現在巨人の一軍には坂本勇人(中田の1学年上)、中島宏之(同7学年上)、亀井善行(同7学年上)といった先輩選手が複数名を連ねているため、今後は横暴な振る舞いはできないという見方もされている中田。ただ、一部からは「先輩が目を光らせるから大丈夫とか言ってる人らは、中田が昔先輩に刃向かった過去があることを忘れてないか?」、「さすがにしばらくはおとなしくしてるだろうが、時間が経てばまた周囲といざこざ起こす可能性は捨てきれない」といった懸念が広がっている。 「中田は当時プロ4年目・22歳の2011年8月26日・西武戦の試合後に、当時同僚で3学年上の先輩・鵜久森淳志(元日本ハム他)といざこざを起こしたことがあります。日本ハムが『3-4』でサヨナラ負けを喫した同戦は中田が『4番・左翼』で出場するも『3打数無安打』、鵜久森は未出場だったのですが、試合後に両者がベンチ裏で口論になったと複数メディアが報道。当時は詳しい理由は不明でしたが、後に中田が鵜久森の振る舞いに難癖をつけたことがきっかけだったと判明しています」(野球ライター) 中田は2016年1月8日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)にゲスト出演した際、鵜久森とのいざこざについて詳細を語っている。中田によると、試合後に選手たちが道具の片づけなどを行う中、鵜久森は「結構チンタラチンタラしていた」、「試合に出てもないのに、バット片付けながらすごい悔しそうな雰囲気を出して(た)」とのこと。これを受けた中田は左翼を守っていた自身の頭上を越されての敗戦にイライラしていたこともあり、「早くどいてもらっていいですか」と不満をぶつけたという。 すると、鵜久森が「お前誰に口聞いてんねん、殺すぞ!」と激怒したため、中田も「殺してみいオラァ!」と激高。ただ、すぐにコーチが制止に入ったため取っ組み合いなどには発展せず、その後「後輩なのに失礼なこと言ってすみませんでした」と謝罪し和解に至ったという。 先輩の鵜久森にここまで刃向かった理由について、中田は「プロ(の実績)では僕の方が上」と、具体的な関係性は不明だがそれまでは鵜久森を格下に見ていたことが一因だと告白。また、同番組では昔から後輩に偉そうな態度をする先輩が大嫌いだということや、大阪桐蔭高校時代に気に入らない先輩を頭から乾燥機に突っ込んだというエピソードも明かしていた。 先輩相手にもお構いなしに反抗していた過去から、巨人での“再犯”も危惧されている中田。次に問題を起こせば選手生命が危うくなる可能性もあるが、果たしてどこまで自分を律することができるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年08月27日 20時30分
侍ジャパンコーチが東京五輪の舞台裏を明かす 韓国クレームのロジン問題、青柳の炎上は同じ原因だった?
野球解説者の片岡篤史氏(元阪神他)が26日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、侍ジャパン・建山義紀投手コーチ(元日本ハム他)がゲスト出演。東京五輪メンバーの1人である青柳晃洋(阪神)にまつわる裏話を明かしネット上で話題となっている。 今回の動画で建山コーチは、8月4日に行われ日本が「5-2」で勝利した五輪準決勝・韓国戦の舞台裏をテーマにトーク。5回表2死一塁の場面で突然マウンドに行き先発・山本由伸(オリックス)に声をかけた背景や、仮に敗戦していた場合、陥っていたという最悪の展開について語った。 >>広島・栗林、侍ジャパン辞退寸前だった?「四球出す投手は難しいって…」建山コーチが明かした招集の裏話に驚きの声<< その中で、建山氏は7回表に3番手・伊藤大海(日本ハム)に対し、韓国側がロジンをつけすぎではないかとクレームを入れたことに言及。クレーム内容の詳細やチーム内の反応については触れなかったが、「彼(伊藤は)本当に手汗がすごくて、しっかりつけないとボールが抜けちゃうので(多めにつけていた)」と、伊藤の体質的な問題がクレームの一因になったと語った。 すると、この話を受けた片岡氏は「ボール(の感触)っていうのは今回どうだったの?」と建山氏に質問。今大会はスポーツ用品卸売り大手『エスエスケイ』が公式試合球を提供しており、大会中にアメリカ代表・ライアンが「野球人生で最高のボール」と称賛するなど各国の投手に好評を博したことが伝えられているが、建山氏は「大会に入るまでに各投手アジャストしてくれました」と侍ジャパンの投手たちも特に問題なく使用していたと語った。 一方、建山氏は青柳については「スライダーが抜けたりとか(していた)」と、手になじまずに制球に苦しんでいたと告白。ただ、青柳は大会前までに何度もブルペン入りするなど何とか対応しようとしていたといい、「(できる範囲で)うまくアジャストはしてくれた(と思う)」と労ってもいた。 建山氏の発言を受け、ネット上には「話聞く感じではやっぱりクレームは韓国側の難癖でしかないように思えるな」、「伊藤が試合後に手汗が出るせいって言ってたのは本当だったんだな」、「青柳が五輪で散々だったのにはそういう事情があったのか」、「青柳が五輪後に調子戻ってる理由が分からなかったけどこの話を聞いて納得した」といった反応が寄せられている。 「伊藤は韓国戦後に自身のツイッターに投稿し、『僕は手汗が凄く出るのでロジンを沢山触ります』、『滑って抜けたボールが打者に当たってしまう方がよっぽど危険』と体質の問題からロジンを多くつける必要があったとコメント。今回の建山コーチの発言はこれを裏付ける形となっています。一方、青柳は今季前半戦でリーグ1位の防御率『1.79』を記録した活躍ぶりを買われ侍ジャパンに招集されましたが、迎えた五輪は『2登板・0勝0敗・防御率27.00』とほとんどいいところがないまま終了。ただ、シーズン再開後は26日終了時点で『2登板・2勝0敗・防御率2.77』と好調です。一部ファンからは『五輪の不調は何だったのか』と不思議がる声も挙がっていましたが、建山コーチの話を聞く限り五輪の不調は自身の調子ではなくボールの方に原因があったようですね」(野球ライター) 伊藤、青柳共にボールに苦しめられたという建山コーチの裏話に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について片岡篤史氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCSFE1o0ihc5mfODf2FybeuA伊藤大海の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/hiromi151
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スポーツ 2021年08月27日 18時30分
巨人・中田、日本ハム時代の悲劇再び? 予期せぬ途中交代に「古傷が悪化したかも」心配の声
26日に行われた巨人対広島戦。「11-2」で広島が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが巨人のプロ14年目・32歳の中田翔の途中交代だった。 >>巨人の中田トレード獲得、稲葉監督や梨田氏が根回ししていた? 電撃移籍の舞台裏を原監督が大久保氏に明かす<< アクシデントが起こったのは、「1-5」と巨人4点ビハインドの6回裏。中田はこの回先頭で打席に入ったが、広島先発・九里亜蓮が投じた6球目のシュートが左手甲に直撃。中田は当たった瞬間に左手を上下に振るような仕草を見せたが、特に表情を変えることはなく一塁へ出塁しプレーを続けた。 ただ、無得点で終わった6回裏が終了すると、中田は中島宏之と入れ替わる形でベンチに退く。試合後の報道では特に大事には至っていないことや、27日・中日戦の出場は様子を見ながらの判断になることなどが伝えられた。 中田の途中交代を受け、ネット上には「当たった瞬間ヒヤッとしたけど大丈夫そうでよかった」、「大怪我ならもっと痛がってすぐに交代してるだろうから大事をとっただけか」、「一塁守備で手首に負担かかるのを避けたかったんだろうな」といった反応が寄せられている。 一方、「左手甲ってのがちょっとなあ…美馬に骨折られた時と同じ箇所だから心配」、「一応問題は無いらしいけど、あの時みたいにシャレにならないことになる可能性もあるからまだ安心できない」、「もしかしたら左手の古傷が悪化したかもしれないから、念には念を入れて精密検査をしておくべきでは」と、今後の状態を懸念するコメントも複数見受けられた。 「中田は日本ハム時代の2013年8月21日・楽天戦で、楽天・美馬学(現ロッテ)から左手甲に死球を受け左手第5中手骨を骨折。この負傷により約1カ月半の離脱を強いられ、同戦前時点でトップに立っていたリーグ本塁打王争いにも敗れる結果となりました。今回の死球については現時点で大事には至っていないと伝えられていますが、ボールを受けた箇所が8年前に故障を負った箇所と同じであることからか、患部の状態を不安視しているファンも少なくないようです」(野球ライター) 27日の試合では「5番・一塁」でスタメンに名を連ねてはいる中田。ただ、左手甲はスイングだけでなく一塁守備でも負担がかかる箇所だけに、首脳陣は今後も慎重に状態を見ていく必要があるかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年08月27日 15時30分
阪神・近本の試合後コメントに驚きの声「あの時の皮肉か」 過去の快挙を記憶から抹消?
26日に行われた阪神対DeNAの一戦。「9-3」で阪神が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが阪神のプロ3年目・26歳の近本光司のお立ち台コメントだった。 同戦に「1番・中堅」で先発した近本は、「5打数3安打・1本塁打・1打点」と活躍を見せチームの勝利に貢献。8回の第5打席は三塁打ならサイクルヒット達成だった(結果は一ゴロ)が、試合後のお立ち台では「昨日も牧(DeNA・牧秀悟)くんがサイクル打ってたので、今日来てくださった人のために打ちたかったんですけど、打席の中で『あっ、無理やな』と思う気持ちはありました」と三塁打は厳しいと考えていたことを明かした。 この発言を受けたインタビュアーは「いずれ大記録を達成してくれるとタイガースファンは信じてますよ」とフォロー。すると、近本は「ちゃんとしたサイクルは打ったことないので、これからの野球人生で一度はちゃんとしたサイクルを打ってみたい」と答えた。 >>阪神・佐藤に「わざと援護したのか?」の声 ライバルをアシストした怠慢プレーが物議、球団OBも激怒「スタメン外して」<< この近本の発言を受け、ネット上には「3年前のサイクルはちゃんとしてなかった…?」、「球宴のサイクルが無かったことにされてて草、あの時ケチつけられたことの皮肉か?」、「あれ忖度だなんだって結構言われてたけど、本人もそれなりに気にしてたのか」といった反応が寄せられている。 一方、「オールスターは公式戦では無いから、公式戦で打ちたいっていう意味で言ったのでは」、「近本の中では公式戦でのサイクルが『ちゃんとしたサイクル』扱いなんだろ」、「レギュラーシーズンで打って正式記録に残したいってだけで、そこまで勘繰るような言葉じゃないと思うなあ」と、別の意図を推測するようなコメントも複数見受けられた。 「近本は当時プロ1年目・24歳だった2019年オールスター第2戦(甲子園)で球宴史上2人目のサイクル安打をマーク。この記録は7回2死一塁の第5打席で三塁打を放ったことで達成されましたが、左翼から返球を受けた遊撃・源田壮亮(西武)が一度偽投を交えてワンバウンドで三塁へ送球したこと、三塁・松田宣浩(ソフトバンク)がこの送球を弾いた上で空タッチしたことなどから、一部ファンの間では『地元選手に花を持たせようという忖度で作られたようなサイクル』、『見え見えの援護で達成された記録に価値は無い』などと物議を醸しました。そのため、今回の近本の発言は当時難癖をつけてきた一部ファンに対する皮肉なのではと捉えているファンもいるようです。一方、オールスターは公式戦扱いではないことから、レギュラーシーズンの公式戦で打ちたいという意味を込めているのではという意見も見られます」(野球ライター) 一般的にサイクルヒットは三塁打を打つのが最も難易度が高いとされているが、近本は26日終了時点でリーグ2位タイの三塁打数(5本)を記録しており、2019年にはリーグ1位の数字(7本)を残した実績も持っている。そのため、一部からは「遅かれ早かれちゃんとしたサイクルは打てると思う」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年08月27日 11時00分
巨人・菅野の後半戦復調は絶望的か 復帰戦で致命的な劣化を露呈、昨季の“改造”も伏線に?
もう一度、ゼロから身体を作り直さなければならないだろう。 8月26日の広島戦、巨人・菅野智之投手が56日ぶりの先発マウンドに立ったが、初回から2本のホームランを食らうなど苦しい立ち上がりとなった。結果は、6回被安打6失点5。原辰徳監督は後半戦のキーマンとして菅野の名前を挙げていただけに、終盤戦の首位争いにも影響してきそうだ。 >>巨人の中田トレード獲得、稲葉監督や梨田氏が根回ししていた? 電撃移籍の舞台裏を原監督が大久保氏に明かす<< 何人かのプロ野球解説者にこんな質問をした。「阪神と巨人、どちらが有利ですか」――。彼らは異口同音に「巨人」と答えるのだが、その予想の根拠は「菅野がいるから」とのこと。フルメンバーで戦っている阪神に対し、巨人はピッチャーでは菅野、野手陣では梶谷隆幸外野手が控えており、「戦力のプラス要素があるから」と説明していた。 しかし、26日の菅野を見る限り、今季中の復調は厳しいのではないだろうか。 「球速? 140キロ台前半でした」 直球のスピード、威力のダウンについては専門家の間で様々な指摘もされている。技術的な説明は割愛するが、最終的に行きつく原因は、「身体作り」ということらしい。 「昨季、投球フォームを変えましたよね。上半身の力を使った投球フォームにしたのは、メジャーリーグ挑戦を視野に入れていたからです。日本の球場のマウンドはメジャーリーグほど高くありません。下半身主導の投球ができるように、もう一度、身体を作り直さないと…」(球界関係者) 試合後、宮本和知投手チーフコーチは「95球投げられたのはプラス材料。次は100球以上」と、“復調の兆し”があったことを強調していた。 しかし、「身体作り」という点で、ちょっと気になった点もあった。前回登板の7月1日と比べ、菅野は少し痩せたように見えた。 二軍降格後、相当量の走り込みをしたのではないだろうか。 選手名鑑では菅野の体重は「92㎏」となっていた。過去3年遡っても同じ数値だったが、今年の菅野はどう見てもお腹が出ていた。春季キャンプ中の話になるが、その件をチーム関係者にぶつけたら、「筋肉が付いてそう見えるだけ。菅野はチームで1、2を争う練習熱心な選手」と反論していた。 「今年の菅野は絶対に92㎏ではない」と思ったが…。 チーム関係者の証言通りだとすれば、筋肉の付けすぎで“身体のキレ”を失ったのではないと思われる。お腹、上半身の筋肉が付きすぎたのも、メジャーリーグ挑戦を意識しての肉体改造によるものだ。お腹周りが少しスリムになったのは、本人もこのままではヤバイと思ったからだろう。 宮本コーチの話しぶりからして、菅野にはもう一度、先発のチャンスが与えられそうだ。次も失敗したら、ダイエット命令も出されそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年08月26日 19時30分
阪神・マルテ、二軍ボイコット? 突然の試合欠場に憶測飛び交う、助っ人電撃退団の悲劇再びか
25日に行われた二軍・オリックス戦を欠場していた阪神の助っ人・マルテ。欠場の原因が寝違えによる首痛だったと26日、複数メディアが報じた。 >>阪神・佐藤に「わざと援護したのか?」の声 ライバルをアシストした怠慢プレーが物議、球団OBも激怒「スタメン外して」<< 報道によると、二軍を率いる平田勝男監督は「4-3」で勝利した25日の試合後、マルテの欠場理由について「寝違えて、少し首が動かないみたい」と説明。症状の詳細については触れなかったが、今後の試合出場は様子を見ながらの判断になるという。 マルテは今季前半戦に「.284・16本・46打点」といった数字を残しチームの首位ターンに貢献したが、後半戦は五輪中断中に一時帰国した影響を考慮した首脳陣から、コンディション調整の優先を理由に二軍スタートにされる。二軍では25日終了時点で「5試合・.462・2本・4打点」と絶好調だが、マルテの代役として一軍に呼ばれたロハスが「.250・3本・6打点」と結果を残していることもあり一軍復帰には至っていない。 マルテの寝違え報道を受け、ネット上には「昨日出てなくて『あれ?』と思ったけど寝違えが理由だったのか」、「調子はかなり良さそうなのにツイてないなあ」、「どれぐらいの痛みなのかは分からないけど、とりあえず安静にして早く治してほしい」といった反応が寄せられている。 一方、「一軍復帰に飢えてるマルテがここで寝違えなんてやらかすか? もしかして何か別の理由を隠してるんじゃないか?」、「実はサボって球場に来なかったのを、表向きは寝違えってことにしてたりして…」、「可能性は低いだろうが、もし二軍出場をボイコットしているとすればソラーテの二の舞もあり得るぞ」と、裏に何か別の理由があるのではと推測するコメントも複数見受けられた。 「マルテは二軍で結果を残しても一向に一軍に呼ばれないことを受けてか、20日に自身の公式インスタグラムのストーリーに『もう準備はできている!』と英語で投稿するなど不満をにじませています。そのため、寝違えは表向きの理由で、裏では二軍出場のボイコットなど造反行為が起こっているのではないかと不安を募らせているファンは少なからずいるようです。球界では球団が発表した選手の故障・欠場情報と実際の情報が異なっていたというケースも過去になくはないのですが、今回のマルテには来日1年目の2019年からこれまでそのようなことが起こったことはないため、その分ファンの不安も高まっているのかもしれません。また、チームには2019年に助っ人・ソラーテが起用法への不満を理由に退団に至った過去があることから、このまま二軍幽閉が続けばマルテもしびれを切らして退団に動くのではとの懸念も散見されます」(野球ライター) 寝違えの真偽については不明だが、フラストレーションをためていることは濃厚とみられるマルテ。その助っ人をいつどのタイミングで一軍に戻すのか、矢野燿大監督の決断は今後も注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年08月26日 17時45分
DeNA・牧、ルーキー初のサイクルヒッターに! 大洋時代からの達成者は大物ぞろい
25日に京セラドームで行われたタイガース戦で、ドラフト2位ルーキー・牧秀悟が新人として公式戦史上初のサイクルヒットを達成した。 6番セカンドでスタメン出場した牧は2回、ベイスターズが苦手とするタイガース先発・伊藤将司からライトフェンス直撃のツーベースを放つと、3回には右中間に豪快な3ランホームラン。4回には2アウト満塁、フルカウントからセンター前に弾き返し5打点目をマークした。残るはスリーベースのみとなった6回は初球を打ち上げキャッチャーファールフライとしたが、最終回のラストチャンスにライト深めのライン際、同じルーキーの佐藤輝明の前にしぶとく落とし、悠々と三塁に到着。祝福の花束が送られ、球場中から温かい拍手が巻き起こった。 ヒーローインタビューでは「チームが勝ってすごいうれしい」と第一声。「個人としてもこういう名誉のあることができたので、すごいいい試合だったと思います。チームメイトの方々に『こういうことはそんなにないから狙っていけ!』と言われた。結果が三塁打になってすごい良かったなと思います。ヒットを打つことをまず狙っていて、結果スリーベースになったらいいな、くらいの気持ちでいきました。記録として残ったので良かったです!」と声を弾ませた。 歴史をひも解くとチームでは大洋(洋松)時代を含め、8人目の偉業達成者となった牧。ブレイクダウンすると1950年にセ・リーグでは2人目の記録で、39歳まで現役、広島の監督も務めた門前真佐人氏を皮切りに、53年には“じゃじゃ馬”の愛称で親しまれ、野球殿堂入りしている青田昇氏が、61年には“天秤打法”で大洋のコーチも長く務めた近藤和彦氏、78年には82年の首位打者・長崎慶一氏が達成。横浜時代に入ると98年の優勝に貢献した“史上最強外国人”ロバート・リチャード・ローズ氏が95、97、99年と3回も記録。2002年にはボイ・ロドリゲス氏、DeNA時代では18年、今シーズン首位打者争いをしているリードオフマン・桑原将志が直近の達成者だ。 そうそうたる実績を残した先輩たちが達成し、NPBでも70人しか成し遂げていない大記録をマークした牧秀悟。軸のブレない打撃を武器に、この先もとてつもない記録を成し遂げてくれそうだ。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2021年08月26日 15時45分
阪神・佐藤に「わざと援護したのか?」の声 ライバルをアシストした怠慢プレーが物議、球団OBも激怒「スタメン外して」
25日に行われた阪神対DeNAの一戦。「10-2」でDeNAが勝利したこの試合で、阪神ドラ1・22歳の佐藤輝明が見せたプレーがネット上で物議を醸している。 >>阪神・佐藤の新打撃フォームは失敗?「差し込まれまくりや」 金村氏が見抜いた問題点を指摘、今後のスランプも予想<< 問題となっているのは、「2-9」と阪神7点ビハインドの9回表に飛び出たプレー。この回先頭のDeNA・牧秀悟が、阪神4番手・岩貞祐太が投じた2球目を捉え右翼線への打球を放つ。右翼を守っていた佐藤はこの打球を走って追ったが、ファールになると思ったのか途中で追う速度を緩めた。 ところが、打球はファール線の内側にポトリと落ちた後、佐藤の横で大きく跳ねて右翼フェンス際へ。これを見た佐藤はすぐに打球を追いかけたが、捕球し内野へ返球する間に牧は三塁へ到達。それまでの打席で二塁打、本塁打、単打をそれぞれ記録していた牧に、公式戦では新人史上初となるサイクルヒットを許す結果となった。 新人王争いのライバルの快挙を招いた佐藤の守備を受け、ネット上には「今の佐藤の守備酷すぎない? 最後まで全力で追ってたら普通に捕れてたでしょ」、「まともに走らずスライディングもしないのは怠慢プレーでしかないし、仲のいい牧に忖度したと言われても仕方ないぞ」、「捕球から送球への流れがチンタラしてたのもいただけない、もしかして牧のサイクルをわざと援護したのか?」と、牧への“忖度”を疑うような反応が寄せられている。 一方、「なんか忖度とか言ってる人いるけど、そんなことができるほど佐藤は守備上手くないだろ」、「見てる感じではただ下手くそなだけで、何が意図があったプレーには見えなかったけどなあ」、「状況が状況だから物議醸してるけど、ただ単に判断を誤っただけでは?」と忖度疑惑への反論も複数見受けられた。 「今回の佐藤の守備に対しては、ファンだけでなく複数の球団OBも苦言を呈しています。元阪神監督・安藤統男氏は26日の『スポーツ報知』(報知新聞社/電子版)の記事内で、『ファウルと勘違いしたのか、牧の打球を全力で追わずに三塁打にした。期待以上の働きを見せている新人も、平凡なミスや怠慢プレーだけは許されない』と集中力を欠いたプレーだと批判。元阪神・下柳剛氏は26日に自身の公式インスタグラムに投稿し、『今日のプレイ、あの三塁打、どう思います スタメン外して欲しいな 打つだけがレギュラーじゃない』と首脳陣に佐藤のスタメン剥奪を求めるほど怒りをあらわにしています。なお、佐藤と牧は大卒ルーキーの同期で頻繁に連絡を取り合う仲であることから、一部では佐藤は牧のサイクルを演出しようと緩慢守備を装ったのではとの見方が浮上していますが、佐藤の今季の守備率がリーグ外野手上位10名にも入らないほど低い数字(.980)であることを引き合いに、単に守備面の実力が不足しているだけという意見も見られます」(野球ライター) 牧がサイクル安打を達成した一方、自身は「4打数無安打・3三振」とこの日は全くいいところがなかった佐藤。26日以降の試合で汚名返上の活躍を見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について下柳剛氏の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/shimoyanagi_tsuyoshi
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スポーツ 2021年08月26日 11時20分
ソフトB・千賀が後半戦で大復活? 強力打線をねじ伏せた大胆な配球、東京五輪への強行出場も追い風か
福岡ソフトバンクホークスの千賀滉大投手が、7回一死までノーヒットの圧巻投球で今季3勝利目を挙げた(8月25日)。今季前半は両ふくらはぎの不調や左足首の怪我に苦しんだが、後半戦は2戦 2勝、13イニング連続の“ゼロ行進”である。 勝因は“オリンピック”ではないだろうか。 「良い意味で、いつもの千賀ではありませんでした」(チーム関係者) 初回のマウンドに上がった時、千賀は違和感を覚えたという。 >>ソフトB・バレンティン、まさかの“追放説”が浮上?「引退すべきですか」意味深投稿に古巣ファンからも憶測の声<< メットライフドームは埼玉西武の本拠地だが、球場の特徴は知り尽くしている。しかし、同球場の登板は昨年10月6日以来となる。バックネット後方の観客席が視界に入ってきて、別球場に来たような印象を抱いた。 「今年の開幕前、メットライフドームの一部改修工事が終わりました。その影響でしょう」(前出・同) また、これは“感性”だが、同球場のマウンドを指して、「他球場よりも低く感じる」「傾斜が緩い」と話すパ・リーグ投手も少なくない。 千賀は改修されたメットライフドームでの登板は初めてであり、「低いマウンド」に違和感を覚えた。しかし、その違和感が千賀を慎重にさせ、力勝負に出なかったことが勝因につながった。 「オリンピックや国際試合は対戦するバッターは初見、選ばれた日本のピッチャーたちはみんな慎重になります。その慎重さをプラスに転じることができるのが、千賀の強みです」 チーム関係者の多くがそう話していた。 マウンドが低く感じるということは、落差の大きい“お化けフォーク”の威力が半減してしまう。配球を組み換えて対処できる部分もあれば、もう一つの武器である直球が生命線となる。直球中心のピッチングで強力な西武打線を抑えたのだから、千賀の復活はホンモノと言っていいだろう。 「4番・中村剛也に対し、内角球を投げ込んでいました。3度の対決で3三振。慎重で、でも、大胆に攻めなければならないところはしっかりと攻めていました。ボールにも力がありました」(プロ野球解説者) 慎重になりすぎて、弱気のピッチングをすると痛い目に遭う。大胆に攻める度胸も国際試合で培った精神力によるものだろう。 前出のチーム関係者によれば、前半戦を棒に振ったため、千賀の周りには五輪辞退を促す声も出ていたという。最後は本人の「出たい」とする意思が尊重されたが、 「大舞台で恥を掻きたくないとする千賀の気持ちが復調のきっかけになるのではないか」と、期待もされていたそうだ。 千賀の復活でソフトバンクも首位争いに加わってくるかもしれない。 そう言えば、千賀復活の翌日の8月26日、巨人は菅野智之の先発を発表した。こちらもエース復活となれば良いのだが…。 千賀がオリンピックにこだわったのは、やはりメジャーリーグ挑戦の夢を諦め切れないからだろうか。今の千賀なら、間違いなく通用する。(スポーツライター・飯山満)
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