プロ野球
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スポーツ 2020年09月24日 20時30分
楽天・田尾監督に助っ人が直接抗議! 処遇を巡る“修羅場”を暴露、「よく文句言えたな」ファン驚愕
元楽天監督で野球解説者の田尾安志氏が23日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。2005年の楽天監督時代にあった秘話を明かした。 >>楽天・三木谷オーナーに「この組織はおかしい」 田尾元監督が途中解任決定後の裏話を暴露、 球団からは“口止め料”の提示も?<< 今回の動画で田尾氏は、ベテラン選手や助っ人選手の扱いをテーマにトーク。その中で、2005年に楽天に在籍していた当時32歳の助っ人投手・ホッジスと二軍降格を巡りひと悶着あったというエピソードを披露した。 動画内で具体的な時期は明かしていないが、同年シーズン中のある時にホッジスの二軍降格を決定したという田尾氏。すると、ホッジスの通訳から「ホッジスが『何で俺を二軍に行かすんだ!』って文句を言っている」と伝えられたという。 これを受けて田尾氏は、すぐに通訳にホッジスを呼んでくるよう要求。その後自身の元を訪れたホッジスを「ホッジス、俺に文句言ってるってことはクビ覚悟で言ってんだろ?(だから)監督と選手という立場を忘れて、1人の男同士として話をしよう」となだめつつ、およそ1時間半話し合ったという。 話し合いの中で田尾氏は「チャンスはこれでもかっていうくらい与えたつもりだ。それでも思うような結果が出なかったからこれ(二軍降格)は仕方ないんだ」と二軍降格はここまでの数字を踏まえた上での決定であると主張。同時に、「(今のままだと)『なんでホッジスだけは結果残してないのにずっと一軍で使うのか』と周りの選手が思うかもしれない」と、現状のままでは他の選手から不満が出るリスクがあることも伝えたという。 一方、田尾氏はホッジスに「二軍でクオリティ・スタート(QS/6回以上を投げ自責点3以下)を2試合続けてくれたら必ず一軍に上げるから」とも説明。二軍でしかるべき結果を残せば、すぐに一軍に再昇格させることを約束したという。 こうした説得の結果、ホッジスは「自分が悪かった。謝りたい」と謝罪し、納得した上で二軍に行ってくれたという田尾氏。「選手たちとしっかり考えをすり合わせながらチーム作りをしていきたかったのでこういうことをやった」と当時を振り返っていた。 田尾氏はこの他にも、ソフトバンクの38歳・内川聖一が今シーズン二軍で好調の一方でまだ一軍昇格がないことに関する自身の見解も動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「助っ人とそんな修羅場があったとは知らなかった」、「有無を言わさず干す方が簡単だろうに、しっかり話して納得させたのは凄いな」、「ホッジスのモチベーションを損ねないように相当気をつかって説得してたのが伝わってくる」といった反応が多数寄せられている。 一方、「ホッジスは散々な成績だったのによく監督に文句言えたな」、「全然勝ってないのに監督に反抗とは面の皮が厚いな」といったホッジスの言動に驚くコメントも複数見受けられた。 ホッジスは2005年に楽天に入団したが「2勝12敗・防御率6.44」と全く振るわず、8月28日の西武戦後に二軍落ち。今回田尾氏が明かしたエピソードはこのあたりの時期の出来事と思われるが、その後ホッジスは一軍復帰を果たせないまま同年オフに退団となっている。 最後の一軍登板となった西武戦では、1回5失点と大炎上しているホッジス。こうした不振を棚に上げ田尾氏にかみ付いていたという点に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について田尾安志氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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スポーツ 2020年09月24日 17時30分
歴史にその名を刻み続けろ! DeNA・梶谷がリードオフマンとして完全復活
今やベイスターズの不動のトップバッター梶谷隆幸。数年固定できなかったリードオフマンの座をしっかりキープし、ここまで踵を痛めて欠場した4試合以外は全て1番で出場。一時期は3割を割り込む場面も見られたが、直ぐに復調し、現在は.319のリーグ3位と高打率をマーク。例年、夏場にかけて痩せてしまい、下降線を辿ることもあるが、今年は9月に4割近い打率を残している。ホームランも14本と長打力も健在で、ラミレス監督も「右ピッチャー、左ピッチャー問わずコンスタントに結果を出している。元々持っているテクニックも更に安定し、引き付けてしっかりと打てている」ことが好調の要因と分析。開幕時に「今年は再び20盗塁20ホームランも有りうる」と語っていたことが現実味を帯びてきた。 また、中々足の使えないチームにあって、盗塁も13とトップまで6つ差のリーグ3位。最近はタイラー・オースティンがケガから復帰し、後続にスラッガーが入ることで変化球が増えることを見込み、積極的にスタートを切り、且つ成功させている。 長年、追い込まれてからやや淡白に映る打席もあったが、今年はファールで粘りながらフォアボールも選び出塁する場面も多くなり、「リードオフマンとしてベスト」と指揮官も最大の評価を与えている。 TBSからDeNAに親会社が代わり、当時の中畑清監督に見出された梶谷は、筒香嘉智(現タンパベイ・レイズ)と共に、長年低迷していたチームを変える存在として、期待を寄せられていた。2013年には打率.346、ホームラン16本でブレイクスルーを果たし、翌年には39盗塁で盗塁王、17年には20盗塁20ホームランを記録するなどチームの顔として活躍していた。しかし、直近の2年間は肩の手術の影響もあり、共に41試合出場に留まるなど精彩を欠いていたが、7点差を逆転する試合の立役者の一人になるなど、インパクトは常に残す記憶に残る男だ。 ベイスターズの強くなる歴史を見続けた梶谷隆幸。完全復活を遂げた“蒼い韋駄天”は、今年国内FAの権利を取得したが、横浜の地でその名を刻み続けて欲しいとファンは願っている。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2020年09月24日 17時00分
西武・メヒアが試合中に敵選手とグータッチ!「とても心が温まった」粋な計らいに反響相次ぐ
23日に行われた西武対日本ハムの一戦。試合は「6-5」で西武が勝利したが、同戦に「4番・一塁」でスタメン出場した西武・メヒアの振る舞いがネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 注目を集めているのは、「6-4」と西武2点リードの6回表1死一塁の場面で見せた姿。この場面で打席に立っていた日本ハム・樋口龍之介が、ライト前へヒットを放ち一塁へ出塁。2019年の育成ドラフトで2位指名を受け入団し、22日に支配下登録、23日に一軍昇格を果たした26歳の樋口はこれがプロ初ヒットとなった。 すると、メヒアはヒットとなったボールを一塁まで回すよう求め、受け取ったボールをそのまま樋口へ直接手渡し。さらに、樋口がボールを一塁コーチャーの矢野謙次コーチに手渡した直後、樋口に右手を差し出しグータッチを求める。樋口は少し会釈をしながら、自身も右手を差し出しメヒアとグータッチを交わした。 >>西武・森のエラー連発に「気持ちが強すぎ」井端氏が苦言 「ちょっと病んでるのかな」辻監督も不安、らしくない姿に心配相次ぐ<< 敵チーム選手のメモリアルヒットをグータッチで祝福したメヒアに、ネット上からは「相手チームの選手を祝福するって本当にナイスガイだな」、「直接ボール渡してさらにグータッチ、これは粋な計らいだな」、「見ててとても心が温まった、樋口の嬉しさもさらに増しただろうなあ」、「メヒアは先日も益田のことお祝いしてたし性格良すぎるな」といった反応が多数寄せられている。 「今回敵チームの選手を祝福し話題となったメヒアですが、過去にも何度か同様の行動をとったことがあります。先月8月9日にロッテ・益田直也が自身の公式インスタグラムで通算100セーブ達成(同月7日)をファンに報告した際、メヒアは自身の公式インスタグラムを通じてこの投稿に祝福のコメントを送っています。また、2016年5月28日西武対オリックス戦でオリックス・中島宏之(現巨人)が1500本安打を達成した際、一塁上で花束を受け取る中島の真横で惜しみない拍手を送ったこともありましたね」(野球ライター) 2014年に西武に入団し、今シーズンでNPB8年目を迎える34歳のメヒア。昨シーズンまでにNPB通算で「.247・139本・392打点」といった成績を残しているが、成績面に加え心優しい性格面も長らくNPBでプレーできている一要因であるのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月24日 11時00分
棒立ちになる場面も…広島・鈴木に「本当に大丈夫か?」の声 トレード移籍の助っ人とも明暗か
「鈴木誠也がおかしい。本当に大丈夫か?」 佐々岡カープが巨人との3連戦の初戦を落とした頃から、そんな懸念の声が聞かれるようになった。 今季2度目の巨人3連戦全敗、広島カープの借金は「12」まで膨らんでしまった(9月23日)。確か、広島にとって、巨人は“お得意サマ”であったはず。昨季まで5年連続で勝ち越してきたが、現時点での両チームの対戦成績は巨人の9勝5敗1分。開幕前は「広島のペナント奪回」を予想するプロ野球解説者も少なくなかったのだが…。 >>「野球人生が終わった」広島・鈴木が絶望! 緒方監督も悲痛、フェンス激突が招いたキャリア最悪の負傷劇<< 「9月21日に広島から楽天イーグルスに金銭トレードで移籍したDJジョンソンが別人のような好投を見せました(同22日)。二軍暮らしが続いていたところに、楽天側からトレードの申込みがあったそうです」(スポーツ紙記者) DJジョンソンは完全に構想外となっていた。佐々岡真司監督に見る目がなかったのか? いや、違う。チームを変えたことで、モチベーションが上がったのである。 年長のプロ野球解説者がこう言う。 「広島は18年まで3連覇を果たしました。選手のほとんどが優勝を経験しています。だから、分かっちゃうんですよね、『今季はもうダメだ』って。優勝を経験したチームは勝つために必要なことを知っています。でも、先が見えちゃうんですよね。負けが込んでくると、諦めるのも早いんです」 モチベーションの問題。DJジョンソンはまだ優勝を諦めていないチームに移籍したことでヤル気になったが、主砲・鈴木が心配だ。 巨人に3連敗を喫した時点での鈴木の9月の打撃成績は、2割4分7厘。23日は4打数無安打だった。 現在、選手との接触(直接取材)はNGとなっているため、胸中は分からない。しかし、取材エリアやスタンド席から見ていた限りでは、守備中に棒立ちになるなど集中力の切れたような場面もあった。優勝争いから脱落し、完全に消化試合と化した現状にモチベーションを上げることができないでいるのではないだろうか。 「広島のチーム打率は2割6分6厘(リーグ2位)。巨人(同3位)よりも上です。でも、チーム防御率は4・60(同5位、巨人は同1位)。打線が得点を挙げても、投手陣が踏ん張れず、試合終盤で逆転されてしまうケースも少なくありません」(前出・プロ野球解説者) 3連覇を果たした時は「逆転勝ちの広島」とも言われていた。まさに、正反対になってしまったわけだ。4番の好不調は、チームの勝敗に直結する。巨人に一矢を報いることができるかどうかは、鈴木次第である。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年09月23日 20時30分
日本ハム・清宮、追加点直後の“真顔パフォ”で異様な光景?「単なるジョークには見えない」清水の“ガン無視”に不仲説も浮上
22日に行われた日本ハム対西武の一戦。試合は「5-1」で日本ハムが勝利したが、同戦に「9番・捕手」でスタメン出場した日本ハム・清水優心の立ち振る舞いがネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 >>日本ハム投手が“冤罪”で危険球退場に! 本人は認めず猛バッシング、今も語り継がれる“世紀の大誤審”>> 問題となっているのは、「2-0」と日本ハム2点リードで迎えた2回表1死二塁での出来事。この場面で打席に入った清水は、西武先発・高橋光成の初球を捉え左翼席へ2号2ラン。ベースを一周した後にベンチへ戻りチームメイトとエアハイタッチを交わしたが、この際ベンチ内の清宮幸太郎が“真顔パフォーマンス”を敢行した。 “真顔パフォーマンス”はベンチの選手が真顔で中継カメラを見つめて本塁打を打った選手を待ち構え、そこにベンチへ帰ってきた本人が加わり真顔で2ショットを決めるパフォーマンスのこと。本来なら笑顔で祝福するところをあえて真顔のままでいるこのパフォーマンスは、今シーズン序盤にヤクルト・上田剛史が始めたのをきっかけに日本ハムやソフトバンク、オリックスなど複数球団で頻繁に行われるようになり、ネット・SNS上でもたびたび話題となっている。 ただ、同戦では清水が真顔でカメラを見つめる清宮をスルーしたことでこのパフォーマンスは不発に。その直後、清水と共にベンチへ戻ってきた二塁走者・王柏融が清宮の頭をポンと小突き、清宮は少々困惑したような表情を浮かべていた。 この光景を受け、ネット上には「清宮完全にスルーされてて草」、「王に小突かれた清宮が『えっ?』って顔してて面白い」、「清水が王と結託してドッキリ仕掛けたのか?」といった反応が多数寄せられている。 一方、「清水が清宮(を)スルーしたのは単なるジョークには見えない」、「先日のロッテ戦で軋轢が生じているのでは?」と両者の関係性を心配する声も複数見受けられた。 「一部ファンが引き合いに出しているロッテ戦は、今月20日に行われた試合を指していると思われます。同戦の日本ハムは8回裏終了時まで『3-2』と1点リードしていましたが、9回裏2死一、二塁の場面でパスボール後に一塁ランナーの刺殺を狙った清水の送球を清宮が捕り切れず同点に追い付かれると、その後延長10回表に2点を奪われ『3-5』で逆転負け。清水は9回表が終了しベンチに戻った直後、何かを叫びながらヘルメットをベンチにたたき付けるなど清宮に激怒している節が見受けられました。両者はこれまでヒーローインタビューで息の合った掛け合いを見せたり試合前のグラウンド上でじゃれ合ったりと仲が良い様子がたびたび見られていましたが、このロッテ戦を機に関係に亀裂が入ったのではと心配しているファンもいるようですね」(野球ライター) 試合後報道では王が清宮の頭を小突いた後ベンチ内が笑いに包まれたと伝えられているが、清水は王が小突いた際も清宮に全く視線を向けていない。この異様な光景を見て心配を募らせているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月23日 17時30分
オリックス、大下衝撃デビューで神戸熱狂!京セラは舞洲旋風!宜保&太田&西浦が躍動
先週のオリックスは、今シーズン2回目となる2カード連続勝ち越しを決めた。<オリックス 9月15日〜20日戦績>対東北楽天 兵庫・ほっともっとフィールド神戸9月15日○オリックス(山本)5-1(辛島)東北楽天●9月16日○オリックス(田嶋)2-0(涌井)東北楽天●9月17日●オリックス(増井)4-5(松井)東北楽天○対埼玉西武 大阪・京セラドーム大阪9月18日○オリックス(山岡)8-2(ニール)埼玉西武●9月19日○オリックス(山崎福)6-3(ノリン)埼玉西武●9月20日●オリックス(アルバース)4-5(松本)埼玉西武○(カッコ)内は先発投手。 80試合27勝48敗5分、首位の福岡ソフトバンクとは18ゲーム差、5位の埼玉西武とは8.5ゲーム差の最下位。 先週は、7回の男こと澤田圭佑が右肘内側側副靭帯の炎症により、ファームから上がってきた西野真弘が左内腹斜筋の筋挫傷で、それぞれ離脱する暗いニュースがあった一方で、中嶋聡監督代行になって、好材料の多い1週間となった。 東北楽天との神戸の3連戦は『がんばろう神戸』25周年を記念して、オリックス・ブルーウェーブのユニフォームを着用して試合を行った。初戦では育成から支配下登録されたばかりの大下誠一郎を一軍に昇格させ、プロ初安打がホームランというドラマを生んだ。初戦はエース山本由伸が好投、2日目は開幕からローテーションを守り続けてきた田嶋大樹がプロ初完封と、それぞれ久々に白星が付いている。山本由伸は防御率も下げており、最優秀防御率の座をキープ。 埼玉西武との京セラ3連戦は、もう一人のエース山岡泰輔が「調子が良くなかった」にも関わらず、打線が奮起し今シーズン初勝利をプレゼント。2戦目は一度ファームでリフレッシュ期間を充てていた山崎福也が、7回を76球、1失点の好投を見せて、このカードも2連勝。3戦目は敗れはしたものの、前日までファームの福岡のタマスタ筑後で試合をしていた宜保翔と太田椋を呼び寄せて、ファームと同じく2番ショート宜保、3番セカンド太田でスタメン出場。太田がレフト5階席に特大アーチを放てば、宜保もタイムリーツーベースでいきなり結果を出す。これに触発されたのかセンターの西浦颯大もスーパーファインプレーとホームランを放つなど、杉本裕太郎も含めて、中嶋監督代行が二軍監督時代に、ファームの本拠地、舞洲で汗を流していた若い力が躍動した1週間にファンは歓喜した。若い力の台頭に、ベンチスタートだった選手たちの奮起にも期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月23日 17時15分
広島・フランスアのミスで佐々岡監督に批判?「マウンド行って指示出せよ」勝負を分けた牽制乱発に困惑の声相次ぐ
22日に行われた広島対巨人の一戦。試合は「5-4」で巨人が勝利したが、同戦に登板した広島・フランスアのプレーがネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「4-4」と両チーム同点で迎えた9回裏のプレー。この回から5番手としてマウンドに上がったフランスアは、先頭の石川慎吾にヒットを打たれ無死一塁に。ここで巨人・原辰徳監督は石川を下げ若林晃弘を代走に送ったが、その後フランスアは1死で迎えたパーラの打席で3回、2死で迎えた吉川尚輝の打席で2回若林に牽制するなどかなり二盗を警戒していた。 ところが、吉川にカウント「1-0」とした直後に投じた6回目の牽制が、一塁手・堂林翔太の左横に大きくそれ一塁ファールグラウンドを転がる悪送球に。この間に若林に三塁まで進塁を許したフランスアは、その後吉川にカウント「1-1」からの3球目をサヨナラヒットとされ敗戦投手となった。 >>「野球人生が終わった」広島・鈴木が絶望! 緒方監督も悲痛、フェンス激突が招いたキャリア最悪の負傷劇<< サヨナラ負けを招いたフランスアの牽制ミスを受け、ネット上には「今シーズン盗塁ゼロの若林を執拗に警戒したのは意味不明」、「パーラの場面は1アウトだったから分からなくもないが、吉川の場面は2アウトだったからそこまで牽制する必要はなかった」、「2アウトなんだから吉川との勝負に集中すべきだっただろ」といった反応が多数寄せられている。 同時に、「なんでそこまで若林の足を警戒したのか、先頭打者いきなり出したから動揺したのか?」、「対巨人の相性があんまり良くないことも関係しているんだろうか」と、立て続けに牽制球を投げた理由を推測するコメントも複数見受けられた。 「今シーズンのフランスアは、セ5球団の中で対巨人の防御率が最も悪い(3.60)投手。その苦手の巨人打線相手にいきなり先頭の出塁を許したことで、『傷口が広がらないうちに何とかしなければ』と動揺が生じたのかもしれません。ただ、若林は『11盗塁・盗塁死2』だった昨シーズンから一転し、今シーズンはここまで『盗塁0・盗塁死3』と一度も盗塁を成功させていないため、二盗を許す確率はかなり低かったように思われます。打者を打ち取れば3アウトで攻守交替という状況を含め、若林は気にせず吉川との勝負に集中した方がリスクは少なかったと考えているファンは多いようです」(野球ライター) 試合後、広島・佐々岡真司監督は「警戒するのは当然だけど、1つのミスがこうなってしまう」とフランスアに苦言を呈したことが伝えられている。ただ、このコメントに対しても「そこまで言うなら自分でマウンド行って指示出せよ」、「捕手なりコーチなりに『バッター集中!』と声をかけに行かせるべきだったのでは?」といった反応が複数挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年09月23日 11時30分
ロッテが優勝に向けて元・中日チェンを獲得!「日本一になれるよう全力で頑張る」
千葉ロッテマリーンズは21日、NPBでは中日で活躍し、メジャーに渡っていたチェン・ウェイン投手の獲得を発表した。背番号は「58」。 チェンは2004年から2011年まで中日でプレーし、NPB通算127試合に登板し36勝30敗1セーブ、防御率2.59の好成績を記録。この実績を掲げて2012年にボルチモア・オリオールズに移籍すると、MLB通算では219試合に登板し59勝51敗、防御率4.18とメジャーでも勝ち越す成績を残している。 チェンは2012年に中日からオリオールズに移籍すると、2014年には16勝を記録するなど2015年までの4年間で3度の2桁勝利を記録。2016年にマイアミ・マーリンズと5年総額8000万ドル(約85億8000万円)という大型契約をしたが、マーリンズでは結果が残せず、契約を1年残して戦力外となり、今季はマリナーズとマイナー契約を結ぶも戦力外となっていた。 2003年のオフに国立体育大学の学生のまま来日し、中日に入団したチェンは、日本で寮生活を送っており、左ひじの靱帯断裂と疲労骨折で手術をしたことから2007年には育成契約となるが、2008年に支配下選手として再契約すると、ローテーションの一角を担い、翌2009年には最優秀防御率のタイトルを獲得している。NPB最終年となる2011年は8勝10敗と負け越したが、ローテは守り抜き、オフにはメジャー志向だった本人の意向を尊重して自由契約となり、海を渡っている。 今年35歳になったチェンだが、現在、福岡ソフトバンクホークスと優勝争いを繰り広げているロッテが、優勝するための補強として、先発が期待出来る左腕のチェンを獲得した。チェンは「マリーンズに入団できて、とても嬉しく思います。日本一になれるように全力で頑張ります。マリーンズは10年に日本シリーズで負けた時の印象が強いです。悔しかったです。あと、応援がすごく独特だったのを覚えています。ZOZOマリンスタジアムはなんといっても風ですね。風を上手く生かした投球が出来ればと思います。対戦したい打者は沢山いますが、あえて一人挙げるとすれば、ホークスの柳田(悠岐)選手です。とにかくチームの勝利に貢献できるように精一杯、頑張ります」とコメント。パ・リーグのチームに入団したことを楽しみにしているようだ。 井口資仁監督は「ずっと映像でチェックしていた投手。キレのある変化球に伸びのあるストレート。優勝争いをしている中、左で貴重な戦力として大いに期待をしています。起用は先発でと考えています。ペナントレース、最後の苦しい時にローテーションに入ってもらえると、これほど頼もしいことはない。優勝を引き寄せてくれる存在と思っています」と期待を寄せた。 チェンは19日に来日はしており、千葉市内で2週間の隔離期間を経てチームに合流する予定。これを受けて、チェンの入団会見は隔離期間が終了する10月5日以降に行われるとのこと。(どら増田・画像は球団提供)
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スポーツ 2020年09月23日 11時25分
DeNA・ラミレス監督が山崎を重用するワケ 優勝はもはや目標ではない?
原巨人が両リーグトップで50勝に到達した9月22日、ひと足早くデーゲームで行われた阪神対DeNAの一戦は“来季”を感じさせた。 「この日、投じたストレート11球全てが150キロを超えていました。それでも打たれるとは…。不振の原因は技術的な問題ではなく、精神的に何かあるのではないか」(プロ野球解説者) DeNAの守護神・山崎康晃のことだ。山崎は1点リードで迎えた6回からマウンドに上った。先頭打者こそ抑えたものの、その後、3連打を浴び、同点を許してしまった。本来ならば、試合中盤で出てくる投手ではない。9回の最後を担うクローザーだが、不振で配置替えとなっている。 >>DeNA・山崎に「二軍に落とせ」ファン激怒 元横浜・齊藤氏も苦言、まさかの背信投球が続くワケは<< 150キロ強を計測した状態を指して、前出のプロ野球解説者がこう言う。 「山崎の不振の原因は、勤続疲労だと思ってきました。前回登板の巨人戦(9月20日)も失点しています。2試合とも、ストレートを狙い打ちされている感もあります」 ストレートを狙い打ちされている状況は、ラミレス監督にも報告されている。それでもあえて勝ちゲームで起用してきた理由だが、「来季のため」だと予想されている。失点を積み重ねることで、「ストレート主体のピッチングスタイルを変えるべき」ということを、本人に自覚させているのではないか、と。 「山崎にはフォークボールもありますが、基本的に力でねじ伏せるタイプ。打ち損じを誘うピッチングもできれば、息の長いクローザーになれるんですが」(前出・同) ラミレス監督は来季も見据え、成績を落とした主力選手たちに復調のきっかけを与えようとしているようだ。「来季」と言えば、野手陣でも、そんな選手起用が見られた。 22日、一軍復帰したベテラン助っ人のホセ・ロペスをスタメン起用している。 「ロペスは不振で二軍落ちも経験しました。残り試合を一軍で過ごせば、来季からは外国人枠から外れます。そうすると、ロペス以外の外国人選手を4人も一軍登録することができます」(ベテラン記者) もっとも、今季の残り試合を捨てたわけではない。2位でペナントレースを終えるのと3位に甘んじるのとでは、雲泥の差がある。「原巨人を最後まで苦しめた」という結果が残れば、来季の士気も高まるからだ。 「ラミレス監督の契約は『1年』。今オフに契約を延長するか、新監督を迎えるかをフロントが判断します。一般論として、退任する監督は自身の成績を上げ、次に繋げようと選手を酷使する傾向にありますが、ラミレス監督はリリーフ陣に連投をさせたくないと、ブルペン管理を今も徹底しています」(球界関係者) 選手を犠牲にしない。一見、簡単そうに見えてできないことだ。ラミレス監督は“良い指揮官”と言えそうだ。 育成名目で若手中心のスタメンを組めば、ファンが離れてしまう。観客数の上限が緩和されたというのに、ペナントレースが消化試合になってしまうとは皮肉な限りだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年09月22日 17時30分
「野球人生が終わった」広島・鈴木が絶望! 緒方監督も悲痛、フェンス激突が招いたキャリア最悪の負傷劇
16日に神宮球場で行われたヤクルト対DeNAの一戦。試合は「3-2」でヤクルトが勝利したが、試合結果以上に話題となったのがヤクルト・上田剛史が見せた気迫の守備だった。 注目のプレーが飛び出たのは「3-2」とヤクルト1点リードで迎えた9回裏2死。打席に入っていたDeNA・山下幸輝が左翼ボール際へのファールフライを放つが、7回表から途中出場していた上田は右足からフェンスに飛び込み激突しながらこの打球をダイビングキャッチ。激突の衝撃で右足首を痛めたのかしばらく起き上がれなかったが、その後宮出隆自コーチにおんぶされながらベンチに戻りナインと笑顔でハイタッチを交わした。 捨て身の守備でチームの勝利を決めた上田に、ネット上には「これは凄い、超ファインプレーだ」、「怪我が心配だけどこのダイビングキャッチは感動した」といった反応が多数寄せられた。一方、一部では「鈴木の大怪我を思い出してゾッとした」、「鈴木みたいに長期離脱とかならなければいいが…」といったコメントも見られた。 名前が挙がっている26歳の鈴木誠也は、2013年のプロ入りから広島でプレー。今シーズン「.300・18本・48打点」といった数字を残しているチームの看板打者だが、過去にフェンス激突でシーズン絶望となる大怪我を負ったことがある。 >>広島・會澤のファウルチップ顔面直撃にファン悲鳴 過去に致命傷を負った捕手も、「今後に影響しかねない」心配の声<< 2017年8月23日、横浜スタジアムで行われた広島対DeNAの一戦。当時プロ5年目・23歳の鈴木は、同戦前までに「.299・25本・89打点」といった数字を残すなど4番打者として活躍。「4番・右翼」でスタメン出場した同戦も、初回に26号ソロを放つなど好調だった。 その鈴木をアクシデントが襲ったのは、「5-0」と広島5点リードの2回裏2死。ここで打席に立ったDeNA・戸柱恭孝が右翼フェンス際に大きな当たりを放つが、鈴木はこの打球をダイビングキャッチ。両足で地面に着地すると同時にフェンスに激突し倒れ込むも、グラブからボールを放すことはなく見事アウトとした。 ところが、上体を起こした鈴木は右足首を押さえると、再度地面にうずくまり動けなくなってしまう。この様子を見てトレーナーと共に駆け付けた河田雄祐コーチはすぐに担架を要請し、鈴木はそのまま負傷交代となってしまった。 チームが「6-7」で試合に敗れるが、鈴木は試合中にトレーナー付き添いの下、横浜市内の病院へ直行。移動時に報道陣に対し「大丈夫っしょ。今までありがとうございました」と冗談を口にしたことが伝えられたため、この時点では軽傷にとどまるのではとの見方もされていた。 ところが、鈴木は病院で検査を受けた結果「右脛骨内果剥離骨折」と診断され、翌24日に一軍登録を抹消。その後29日に手術を受けるも全治3カ月の重傷だったため、同年はその後試合に出場することはできなかった。 その後チームはセ・リーグ2連覇を果たすも、CSファイナルでDeNAに敗れシーズン終戦。23日の試合後に緒方孝市監督は「うちはこういう時こそもう1回、チーム一丸となってひとつになって戦っていく」と語っていたが、結果的には鈴木の離脱に泣かされる形となった。 鈴木は後年、負傷当時の状況についてメディアのインタビューなどで明かしている。鈴木によると、着地の瞬間に「ブチッ」という音が聞こえたといい、その後襲ってきた激痛に「野球人生が終わった」とまで思ったとのこと。また、手術を受ける際も「本当に元に戻るのかな」と大きな不安を抱いていたという。 それでも、鈴木はオフシーズンのリハビリを経て2018年3月30日の開幕戦で219日ぶりに公式戦に復帰すると、同年は「.320・30本・94打点」といった成績を残しリーグ3連覇に貢献。翌2019年はチームが4位に沈む中、「.335・28本・87打点」で自身初の首位打者を獲得するなど活躍を続けている。 鈴木ばりのプレーを見せた上田は、試合から一夜明けた17日に一軍登録を抹消されている。怪我の程度については不明だが、長期離脱をしいられるレベルでないことを願うばかりだ。文 / 柴田雅人
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西武、一軍キャンプ帯同も「松坂は別メニュー」か 渡辺GMの目論見がメンバー編成から判明?
2020年01月16日 11時30分
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スポーツ
DeNA・倉本寿彦、「周りを気にしている立場ではない」6年目の決意
2020年01月16日 11時00分
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スポーツ
巨人、オフ補強失敗が意外なベテランに影響? 元木ヘッドコーチも期待、若手を差し置いての優先起用もあるか
2020年01月15日 11時57分
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中日・根尾が二軍、ルーキー石川が開幕一軍? 就任2年目のシーズン、与田監督が目論むチーム構想とは
2020年01月14日 11時44分
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ソフトバンク・コラスも復帰絶望か 給料を持ち逃げした選手も、球団との契約を反故にしたお騒がせ助っ人
2020年01月13日 09時00分
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.350、22本、106打点…メジャー1年目の日本人野手が残した打撃記録、筒香・秋山は更新なるか?
2020年01月12日 18時00分
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西武・松坂、一軍キャンプ投入は危険? 渡辺GMの意味深発言、昨季未登板の内海とも明暗分かれるか
2020年01月11日 17時30分
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日本ハム・中田も怯える「プロ野球選手寮」 心霊現象の頻発、球団が対応に追われたケースも?
2020年01月11日 11時00分
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阪神、現コーチ陣には存在意義がない? 山本昌待望論が渦巻く春キャンプ、秋に敷かれた“かん口令“も継続か
2020年01月10日 11時40分