プロ野球
-
スポーツ 2020年04月09日 17時00分
張本氏、観客に激怒しバットで襲う? 高木豊氏が過去のトラブルを暴露、「年下の人間は可愛がる」意外な素顔も明かす
元プロ野球選手の高木豊氏が8日、自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿。同じく元プロ野球選手の張本勲氏について言及した。 今回の動画で高木氏は、自身が選ぶ“現役時代怖かった選手ベスト3”を紹介。その中の2位に張本氏の名を挙げた。 動画内で具体的な日時は明かされていないが、高木氏によると、張本氏は現役時代に「広島(での試合)でヤジられてて、バット持ってフェンス越しに(観客に)殴りかかった」ことがあると告白。 また、お互いの現役引退後に『モルツ』のCM(サントリー/1995年)で一緒になった時も「(CMの中で)モルツ球団っていうのが作られた。それでみんな並んで(カメラマンが)写真を撮ってたら、『おい!いつまで撮ってんだ!』、『何枚撮れば気が済むんだ!』って(怒ってた)」といい、「えっ!?これ仕事でしょ!?」と驚いたことを明かした。 その張本氏から『モルツ』CM撮影の際に食事に誘われ、当初は「参ったなあ」と思っていたという高木氏。ただ、そこで「話すことは大体面白いし、年下の人間は可愛がってくれる」と張本氏によくしてもらったといい、その後張本氏がレギュラーを務める『サンデーモーニング』(TBS系)にゲスト出演した際も、「『豊、何でも言えよ』って(言ってくれた)」という。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「ヤジに言い返す選手はたまにいるけど、バット持って殴りかかるのは凄いな」、「張本さんは確かエモやん(江本孟紀氏)も怖かったって本に書いてた気がする」、「サンモニで好き勝手言ってるイメージが強いから、後輩の面倒見がいいっていうのはなんか意外」といった反応が多数寄せられている。 現役時代に日本ハム(1959-1975、前身球団含む)、巨人(1976-1979)、ロッテ(1980-1981)の3球団でプレーした79歳の張本氏と、横浜(1981-1993、同)、日本ハム(1994)の2球団でプレーした61歳の高木氏。両者は現役時代に重なった期間は1981年のみだが、引退後は前述した『モルツ』のCMで共演。また、CMをきっかけに誕生したイベント『サントリードリームマッチ』でも、たびたび同じチームでプレーしている。 その張本氏の人となりが明かされた今回の動画に、驚きを持ったファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
-
スポーツ 2020年04月09日 11時45分
巨人、福士蒼汰似のイケメン選手に原監督も注目? OP戦好投の右腕、地上波復活のきっかけとなるか
ピンチは、チャンス! TV地上波放送に巨人戦が帰ってくるかもしれない。 プロ野球はいったん活動を止めたチームもある。自主練習の取材を許されても、質疑は「3メートル以上離れて」というやりにくさ。高校野球にしても、学校自体が休校となったところも多い。かといって、野球だけが例外ではない。他のスポーツ競技も活動したくてもできない状況なのだ。 しかし、興味深い情報も聞くことができた。これはNHK、民放各局が定期的に行っている会見で出たものだ。<東京五輪が延期されたため、今夏の番組コンテンツが足らない> 新型コロナウイルスの感染拡大がなければ、東京五輪は今年7月24日から8月9日まで行われる予定だった。競技そのものは日中だが、夜のゴールデンタイムで注目競技や日本人選手の活躍した種目を編集し、「一日中、オリンピックをオンエアする日」も設けていたそうだ。それは、どのTV局も同様だ。 「4月スタートのドラマもオリンピック中継を見据えて、放送回数を設定しました。ドラマ終了と同時にオリンピック、オリンピックが終わったら、新ドラマがスタートというスケジュールでした」(芸能ライター) どのTV局もゴールデンタイムに予定していたオリンピック放送ができなくなった。しかも、代わりにオンエアする番組もまだ決まっていない。 この状況から見て、NPBが7月までにペナントレースをスタートさせることができれば、各局とも「プロ野球中継」を検討するのではないだろうか。 「当初予定されていたプロ野球の開幕戦の日程が流れた直後、日本テレビは定例会見で『巨人の開幕戦を放送できないかもしれない』とコメントしています。巨人の身内である日本テレビがそんな言い方をしたのだから、バラエティ番組を急いで制作するのでは?」(前出・同) しかし、巨人、阪神、ソフトバンクなどの人気球団や、カープ女子で全国区となった広島が優勝戦線でしっかり戦っていれば、地上波放送の可能性は十分にある。とは言え、今年の巨人に対する評価はさほど高くない。特に先発投手陣が不安定で、エース菅野に続く2番手以降には「期待値を込めて」という評価だ。 「新加入のサンチェスの調子が上がってこなければ、2番手は左腕・田口、次は高卒2年目の戸郷。戸郷はシーズンを通して先発ローテーションを投げるのは初めてなので、体力面でも心配です。桜井、メルセデスは出遅れ、開幕戦の延期で救われたようなもの」(スポーツ紙記者) こんな光景も見られた。その戸郷が新型ウイルスの感染防止のため一時帰国している山口俊の元に行き、カットボールやフォークボールなどを学び直していた。 「昨秋から、戸郷は新しい変化球を習得しようとし、山口にアドバイスを仰いでいました。オープン戦ではその新しいボールをあえて封印したとの情報も交錯していますが」(前出・同) 育成2年目の沼田翔平なる投手がいる。今春のオープン戦でも好投したが、18年夏の甲子園大会に出場した際は「俳優・福士蒼汰似」とも紹介されている。原辰徳監督も一目を置いているそうだが、この沼田が支配下登録され、一軍戦に出てきたら、地上波放送も決まるかもしれない。“イケメン投手”の飛躍に期待したい。NPBは総力を挙げてプロ野球中継を売り込むべきだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2020年04月08日 20時50分
ソフトB柳田、オリックス吉田ら9名が参加 プロ野球選手会のコロナ基金支援に賛同、動画での寄付表明に「心から拍手を送りたい」称賛の声
プロ野球12球団に所属する選手を会員とする団体である日本プロ野球選手会。その選手会が8日、新型コロナウイルスの感染拡大防止への取り組みに乗り出したと複数メディアが報じた。 報道によると、選手会はプロ野球選手の慈善活動をサポートするNPO法人『ベースボール・レジェンド・ファウンデーション』と共に、クラウドファンディングサイト『READYFOR』を通じて「新型コロナウイルス感染症拡大防止活動基金」への支援を始めると8日に発表。基金を通じて集められた寄付金は、感染症対策に関わる医療機関・組織に届けられるという。 この一件に関連し、選手会は8日から各球団の選手が寄付を表明、並びにファンへメッセージを送る様子を収めた動画を公式ツイッター上に投稿している。 選手会会長を務める巨人・炭谷銀仁朗は動画内で、「選手会として感染拡大(防止)に少しでも力になれればということで、12球団(の選手)会長と相談し全選手にこの寄付について案内しました。1日も早く日常を取り戻せるよう、そしてみなさんに最高のプレーを見せられるように全力で取り組んでいきます」と表明。 広島・田中広輔は「1日でも早く収束し、みなさんと球場で会えるのを楽しみにしています。みなさんとこの支援を共有し、一緒に乗り越えていけたらいいなと思います」とコメントした。 ソフトバンク・柳田悠岐は「早く普通の生活が戻るように少しでも力になれればと思い寄付をしました。支援の輪が広がることを願っています。この苦難をみんなで乗り越えましょう」と呼び掛けている。 選手会公式ツイッターではこの他にも、ソフトバンク・中村晃、西武・森友哉、オリックス・若月健矢、オリックス・吉田正尚、ロッテ・福田秀平ら5名の選手が寄付を表明、並びにファンへメッセージを送る動画を現在(8日午後8時)までに公開。 また、動画はないものの、ヤクルト・雄平の「微力ながら世の中の役に立ちたいと思い、寄付をさせて頂きました。皆さんの健康と安全を願っています」とのコメントも紹介している。 以上の9名がどれほどの金額を寄付したのかは不明だが、一連の動画やコメントを受けてネット上には「自分も寄付します!一緒に頑張りましょう」、「選手たちも大変なのにありがたい話、寄付金が正しく必要とされるところへ行き渡りますように」、「未だ開幕できず今シーズンの年俸も危うい中、選手が身銭を切って支援してくれることに心から拍手を送りたい」といった反応が多数寄せられている。新型コロナと最前線で戦う人々にとっては、非常に心強い援軍となりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてプロ野球選手会の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/JPBPA_Press
-
-
スポーツ 2020年04月08日 19時30分
下柳剛氏、投手コーチに激怒し怪我を負わせた? 「何が違うんや!」日本ハム時代の“修羅場”エピソードを暴露
元プロ野球選手の片岡篤史氏が7日に自身のユーチューブチャンネルに投稿した動画に、日本ハム時代の同僚・下柳剛氏が出演。試合中に投手コーチに激怒したことを明かした。 今回の動画で下柳氏と片岡氏は、共に日本ハムに所属していた期間(1996-2001)のエピソードについてトークを展開。その中で、下柳氏が日本ハムの投手コーチに激怒した話を口にした。 動画内で具体的な時期は明かされていないが、下柳氏がコーチに激怒したのは在籍時に臨んだオリックス戦。下柳氏によると、右ひじに張りを訴えた若手投手を同戦で休ませるため、コーチは同じく左ひじに張りを感じていた下柳氏を起用したという。 この酷使に怒った下柳氏は、「チェンジになって帰る時に、ベンチに向けてグローブを『バンッ!』って投げ付けた」とのこと。しかし、投げたグローブが「たまたま前を横切った先輩の田中(幸雄)さんの帽子に『ドンッ!』って当たって、『なんやシモ(下柳氏の愛称)!』ってどなられた」という。 先輩とのアクシデントがあってもなお怒りが収まらず、ベンチ裏でコーチと「シモ!違うんだ!」、「何が違うんや!」と言い争った下柳氏。「この時に興奮して暴れてたら(自分の)足かどこかがコーチの太ももに当たったらしくて、次の日(コーチの太ももが)湿布だらけになってた」といい、コーチから「お前は俺に近づくな!」と言われたと明かしていた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「肘痛いのに投げさせられたらそりゃ怒るだろうけど、コーチに直接文句つけるのはびっくり」、「怒り狂って投げたグローブが先輩に当たるのは面白すぎる」、「暴れて投手コーチ負傷させるってヤバいだろ、よく首脳陣から干されなかったな」といった反応が多数寄せられている。 51歳の下柳氏は現役時代、ダイエー(1991-1995)、日本ハム(1996-2002)、阪神(2003-2011)、楽天(2012)の4球団でプレー。日本ハムでは先発・中継ぎとして起用され、7年間で「290試合・32勝32敗13セーブ・防御率4.10」といった数字を残した。2013年3月の引退表明後は野球解説者に転身し、テレビ・新聞などで精力的に活動を行っている。 その下柳氏が当時の投手コーチに激怒し、さらには負傷させていたという今回のエピソードに驚いたファンは多いようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について片岡篤史氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCSFE1o0ihc5mfODf2FybeuA
-
スポーツ 2020年04月08日 17時30分
日本ハム、楽天が今シーズンの一部地方開催断念!
新型コロナウイルス感染拡大の影響で7日、1都6府県に緊急事態宣言が発令されたことにより、開幕のめどが立っていないプロ野球界にも決断が迫られている。 まず、楽天が5月19日の北海道日本ハムファイターズ戦(秋田・こまちスタジアム)と、6月23日のオリックス・バファローズ戦(青森県弘前・はるか夢球場)の試合開催を中止にすると発表した。 球団は「秋田、弘前での楽天イーグルスの試合を楽しみにされていたお客様にはこのような決定となり申し訳ございません。今後も楽天イーグルスでは、スタジアムの感染症対策、安全環境の準備に注力し、新型コロナ感染拡大防止に努めてまいります」とコメントした。振替試合は楽天生命パーク宮城で行うとのこと。 また日本ハムは、6月23日の千葉ロッテマリーンズ戦(北海道・釧路市民球場)、6月24日の千葉ロッテマリーンズ戦(北海道・帯広の森野球場)、6月27、28日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦(静岡・静岡県草薙総合運動公園野球場)、7月4、5日の福岡ソフトバンクホークス戦(沖縄・沖縄セルラースタジアム那覇)、7月14、15日のオリックス・バファローズ戦(北海道・旭川スタルヒン球場)の開催を見送ると発表。今年は残念ながら沖縄での公式戦は開催されないことになった。 こちらも振替試合は札幌ドームが濃厚。球団は「ご観戦を楽しみにお待ちいただいていましたファンの皆様には事情をご賢察の上、ご理解いただきたくお願い申し上げます。なお、見送りとなりました試合の代替開催につきましては、決定次第、改めてご案内いたします」としている。 今後も各球団が日程調整し、開催球場の変更を次々に発表することだろう。(どら増田)
-
-
スポーツ 2020年04月08日 17時00分
西武・松坂に「手を抜いてた?」 “同期のライバル”元巨人・上原氏、自身のヒットが明暗を分けた日シリの裏側を告白
元巨人・上原浩治氏が7日、自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿。日本一を掴んだ2002年の日本シリーズについて言及した。 本動画で上原氏は、動画を提供した『スカパー!』(スカパーJSAT)が自社の運営するツイッター『スカパー!プロ野球』でファンから募集した質問に回答。その中の「一番印象に残っている試合は?」という質問に、西武・松坂大輔と投げ合った2002年日本シリーズ第1戦を挙げた。 同戦で一番印象に残っている場面として、上原氏は「投げることじゃなくて、大輔からヒットを打ったこと」と発言。 続けて、「(打てたのは)偶然。真っすぐを投げられたら普通に三振してたと思うけど、カーブを投げてきたので、振ったら当たってそのままレフト前に(打球が)行った」、「良い打球は(手に)感触が無い。(だから)『気持ちいい』と思って一塁まで走っていった」と当時の心境を明かした。 また、上原氏は「(高橋)由伸や松井(秀喜)さんがいながらのチーム初ヒット(だった)。バッテリーも手を抜いてたんじゃないか。相手が投手だからちょっと(手を)抜くということはある」とも推測した。 「そこから4点入ったから、自分のヒットが大輔を乱したかなと(思う)」という上原氏。「(松坂からのヒットは)嬉しかったですね。ピッチングも凄い良かったんで」と振り返っていた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「リアルタイムで見てたけど、三遊間をきれいに破る野手顔負けの打球だった」、「この試合懐かしいなあ、上原のヒットから一気に点が入ってびっくりした」、「松坂からすると、上原に打たれたのは完全に誤算だったんだろうな」といった反応が多数寄せられている。 同戦の巨人は3回裏、9番・上原氏のヒットをきっかけに、1番・清水隆行に2ラン、その後5番・清原和博にも2ランが飛び出し、一挙4点を先制。援護をもらった上原氏は「9回1失点・6安打・12奪三振」と好投し、「4-1」でシリーズ初戦を制した。 初戦の勝利で勢いに乗った巨人は、第2戦~第4戦も勝利。4勝0敗と負け無しの4連勝で西武を下し、2年ぶり20回目の日本一を果たしている。 45歳の上原氏と39歳の松坂は、1998年ドラフトでそれぞれ1位指名を受けた同期で、2009年から2014年にかけてはメジャーでもしのぎを削った間柄。プロ1年目の1999年にお互い新人王を獲得したこともあり、両者を比較する見方は当初から出ていた。 また、当人たちもお互いをライバル視していたようで、松坂は2018年のプロ野球オールスター中継でゲスト解説を務めた際に、「(上原氏は)同じ年にプロ入りして、常に意識してきた投手」と発言。上原氏も2019年12月27日の『NEWSポストセブン』(小学館/電子版)のインタビューで、「何かと比べられることも多かったですし、僕にとってはいいライバルでした」と松坂を評している。 ライバルから放ったヒットが、日本一を呼び寄せる結果となった上原氏。約18年が経過した現在でも、当時のシリーズは強く印象に残っているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
-
スポーツ 2020年04月08日 11時50分
開幕戦遅延のウラで巨人と阪神の大論争? 実行委員会での異様な光景、選手会発案の新制度を巡り対立は必至か
ペナントレースが行われない分、12球団のエネルギーが「あの懸案事項」に注がれるかもしれない。 ペナントレース開幕戦のさらなる延期を決めた「プロ野球実行委員会」が開かれたのは、4月6日だった。各球団の会議出席者は会議室を出ると同時に取材陣に囲まれ、「開幕戦の遅延」に関するコメントを発していた。その時、最も多くの取材陣に囲まれていたのが阪神の谷本修球団本部長だった。チームから新型コロナウイルスの感染者を出してしまったせいもある。しかし、別の目的もあった。「現役ドラフト」(ブレークスルードラフト)についてだ。 「実行委員会は定期的に開催されています。一連の感染騒動がなければ、4月の実行委員会では、『ブレークスルードラフト』が主議案とされるはずでした」(球界関係者) ブレークスルードラフトとは、出場機会に恵まれない現役選手を対象に、12球団が改めて“ドラフト会議”をするというもの。メジャーリーグ、韓国プロ野球ではすでに導入されているが、その指名対象の選手の基準、開催時期などについては最終決定には至っていない。 谷本本部長は実行委員会の中で、選手会の担当トップである。ブレークスルードラフトの行方も気になるが、大勢のメディアに囲まれた理由はそれだけではない。「阪神はこの新制度導入に賛成する」との情報が駆け巡っていたからだ。 年長のプロ野球解説者がこう説明する。「出場機会の少ない選手にすれば、移籍して試合に出られるのだから、同制度の導入に期待しているようです。でも、監督、コーチ、経営陣の立場で言えば、二軍で数年を費やして育てた選手を他球団に引き抜かれるような心境です。三軍制を敷いているソフトバンク、巨人などは特に特に思っているはず」 選手会が同制度の導入を提案した時点から、「せっかく育てた選手が」と、育成システムとの矛盾を指摘する声は出ていた。三軍制を敷いていない球団からも難色を示す声が聞かれていただけに、「阪神が賛成に回った」の情報は、衝撃的である。 同日、谷本本部長は落ち着いた口ぶりで、「その話は出ていません。2020年中にやるのはしんどくなりましたというのが(12球団の)共通認識。それどころではないし」と答えていたが…。 「ブレークスルードラフトのポイントは、やはり、どんな選手が指名の対象となるのかの基準作りです。現実問題として、12球団が納得するような基準は作れそうにありません。ソフトバンク、巨人、広島など育成に力を入れてきたチームが泣くことになると思われます」(前出・プロ野球解説者) 「出場機会がない」には、長期スランプに陥った選手も含まれるとしたら、真っ先に思いつくのが藤浪晋太郎だ。 藤浪に限らず、長期スランプに陥った選手が他球団で活躍したら、旧在籍チームは大恥をかくことになる。 関係者によれば、賛成に回った理由は「球界の活性化」とのこと。正論だが、本当にそれだけだろうか。今後、同制度を巡り、阪神と巨人は大論争を繰り広げることになりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2020年04月08日 11時00分
オリックス、緊急事態宣言で球団公式ショップなど当面の間臨時休業へ!
オリックスは7日、安倍晋三首相が新型コロナウイルスの感染拡大を受け、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく、初の「緊急事態宣言」を発令したことや、対象地域である大阪府や兵庫県の意向を踏まえて、球団が運営している商業施設の臨時休業を発表した。 臨時休業が発表されたのは、大阪・京セラドーム大阪内にある球団公式ショップBsSHOP、兵庫・三宮駅に隣接されている球団公式ショップB-WAVEの2店舗と、公式オンラインショップも臨時休業とする。シーズンの開幕が大幅に遅れてはいるが、無観客試合開催の際にも公式ショップに立ち寄るファンの姿が見られており、今シーズンの新たなグッズアイテムは、まだ揃っていないものの、シーズンを待ちわびているファンにとっては、心のよりどころとして利用されていたのは言うまでもない。オンラインショップに関しては、梱包と発送はスタッフの手で行っていることから、京セラドームにある球団事務所に出社する職員を削減し、テレワークに切り替えていることも中止にした原因と思われる。 また、電話で問い合わせが出来たお客様ダイヤルも休止し、京セラドーム北口券売所も休止期間を延長したため、既に発売していたチケットの払い戻し期間を延長するという。球団では「当面の間」とアナウンスしており、緊急事態宣言の推移を見ながら再開に踏み切ることになりそうだ。現在、チームは舞洲の球団施設で2班に分けて練習を行っているが、緊急事態宣言を受けて、球団施設の管理体制を強化し、再び報道陣の取材と立ち入りの自粛を呼びかけた。 ひとまず緊急事態宣言の期限とされている5月6日までは、大きな動きはなさそうだ。(どら増田)
-
スポーツ 2020年04月07日 17時00分
金村義明氏、阪神・藤浪ら“スポンサー”と食事会発言を謝罪 「誤解を招いた」表現にリスナーからも呆れ声
元プロ野球選手の金村義明氏が6日、ラジオ番組『上泉雄一のええなぁ!』(MBSラジオ)に生出演。新型コロナウイルスに感染した阪神・藤浪晋太郎ら3選手を含む7選手が参加していた、知人宅での食事会についての発言を謝罪した。 金村氏は3月30日に同番組に生出演した際、同月14日に行われたその食事会について言及。その中で、金村氏は「スポンサーらしき男の家」、「大きい家のスポンサー」など、“スポンサー”という言葉を何度か使用していた。 今回の放送で、金村氏は「先週の放送で(言った)阪神選手の感染についての話で、選手の知り合い、知人のことを昔でいうタニマチの意味合いでスポンサーという言葉を使った」と発言。 続けて、「タニマチって最近言わないから『タニマチ=スポンサー』というような感じで言ったけど、その結果、球団のオフィシャルスポンサーの誤解を招いた」ことを明かした。 「球団のオフィシャルスポンサーっていうのは超大手のビッグな会社。この国難の時期にどう考えてもそんなこと(食事会の開催)をする訳ないんだけど、だいぶ誤解を招いたみたいで」という金村氏。「ご迷惑をおかけした皆さんにお詫び申し上げます」と謝罪した。 今回の放送を受け、ネット上では「色んな人が聞いてる公共の電波でデタラメなこと言うな」、「小耳に挟んだ程度の情報を好き勝手にペラペラ喋るからこういうことになる」、「タニマチとスポンサーは似たような言葉だけど、球界では意味合い違ってくるから失言だったな」、「球団がさっさと食事会の内容を明かさないからこうやって邪推されるんだよ」といった反応が多く寄せられている。 阪神の公式サイトには、家電量販大手『上新電機』、スポーツ用品大手『ミズノ』、コンビニ大手『ローソン』、ビール大手『アサヒビール』の4社がオフィシャルスポンサーとして掲載されている。今放送で金村氏が「誤解を招いた」としたオフィシャルスポンサーは、この4社を指すものと思われる。 前回の“スポンサー発言”が物議を醸し、今回謝罪する形となった金村氏。なお、阪神は現在(7日午前11時30分現在)までに、食事会を開いた“知人”について詳細を明かしていない。文 / 柴田雅人記事内の引用について阪神タイガースの公式サイトよりhttps://hanshintigers.jp/
-
-
スポーツ 2020年04月07日 11時45分
DeNA、“コロナ特例”で一人勝ち? ヤクルト・中日と明暗分ける、FA取得日数の短縮によるメリットとは
この異常事態は、来シーズンにも影響を与えそうだ。4月6日、12球団とNPBの代表者による「プロ野球実行委員会」が開かれた。協議されたのは、開幕戦の大幅な遅延に伴う特別ルールについてだ。「通常7月31日まで」としているトレード、新外国人補強、育成選手の支配下登録の期限を繰り下げるという。具体的に何日間、後ろに繰り下げるのかまでは決められなかったが、この件について、異論は出なかったそうだ。 しかし、満場一致とは行かなかった事案もある。こちらは各球団の思惑が交錯しており、ちょっと時間が掛かりそうだ。 「フリーエージェント(以下=FA)の取得日数ですよ。今季は通常の143試合を消化できない可能性の方が高い。それに伴い、FA取得に必要な日数を今年に限って短縮しなければなりません。取得日数がどの程度短縮されるのか、各球団とも意見が違って…」(球界関係者) 東京ヤクルト、中日、横浜DeNAは、特に気になっているようだ。 国内FA権を取得するには8年(注・2007年以降のドラフトの大卒・社会人選手は7年)、海外FA権は9年を要する。その「1年」だが、一軍登録された日数が145日となっている。通常、約7か月間のペナントレースにおいて、5か月ほど一軍登録されていなければ、「1年」には及ばないわけだ。 今季は143試合を消化できない以上、その日数を縮める特別ルールを検討するのは当然だが、こんな指摘も聞かれた。 「今オフのFA市場の注目は、東京ヤクルトの山田哲人。ヤクルトにはもう一人、国内FA権を取得する主力選手がいます。先発陣の柱である小川泰弘です。中日の大野雄大、DeNAのロペスも」(スポーツ紙記者) 投打の主軸を流出しかねない状況にあるヤクルトは、FA権の取得短縮に積極的ではないという。左腕・大野の複数年契約に失敗した中日も同様だ。 しかし、DeNAは違う。ロペスが国内FA権を取得すれば、来年からは“外国人選手の登録枠”から除外される。DeNAは今季、ロペス、オースティン、ソトを並べた“強力助っ人打線”で戦う予定。だが、4人までしか登録できない外国人選手の出場枠があり、3人の野手を登録すれば、外国人投手は1人しか使えない。先発タイプのピープルズ、リリーフのパットン、エスコバーをどう使い分けるのか…。特に、リリーフのパットン、エスコバーは常時、ベンチに待機させておきたいはずだ。 「ロペスは昨季、打率2割4分台と低迷しましたが、本塁打は31本と貢献しています。今年37歳になるという年齢面を考えると、他球団に移籍することはないでしょう」(前出・同) ロペスの一塁守備については、DeNAの内野陣も学ぶべき点も多い。野手の送球するボールのクセをインプットし、「右に逸れるか、左に逸れるか」なども計算して体を伸ばしているそうだ。外国人一塁手には珍しく、バント処理も俊敏だ。 どの球団も多かれ少なかれ、一軍戦力のFA取得を迎える。当然だが、慰留にカネが掛かる。「今季はどの球団も収入減になるので、FA市場に手を出しにくい」という見方もあるが、対象選手が残留するという確約にはならない。特別ルールで、DeNAが一人勝ちなんてことになりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ
西武、一軍キャンプ帯同も「松坂は別メニュー」か 渡辺GMの目論見がメンバー編成から判明?
2020年01月16日 11時30分
-
スポーツ
DeNA・倉本寿彦、「周りを気にしている立場ではない」6年目の決意
2020年01月16日 11時00分
-
スポーツ
巨人、オフ補強失敗が意外なベテランに影響? 元木ヘッドコーチも期待、若手を差し置いての優先起用もあるか
2020年01月15日 11時57分
-
スポーツ
中日・根尾が二軍、ルーキー石川が開幕一軍? 就任2年目のシーズン、与田監督が目論むチーム構想とは
2020年01月14日 11時44分
-
スポーツ
ソフトバンク・コラスも復帰絶望か 給料を持ち逃げした選手も、球団との契約を反故にしたお騒がせ助っ人
2020年01月13日 09時00分
-
スポーツ
.350、22本、106打点…メジャー1年目の日本人野手が残した打撃記録、筒香・秋山は更新なるか?
2020年01月12日 18時00分
-
スポーツ
西武・松坂、一軍キャンプ投入は危険? 渡辺GMの意味深発言、昨季未登板の内海とも明暗分かれるか
2020年01月11日 17時30分
-
スポーツ
日本ハム・中田も怯える「プロ野球選手寮」 心霊現象の頻発、球団が対応に追われたケースも?
2020年01月11日 11時00分
-
スポーツ
阪神、現コーチ陣には存在意義がない? 山本昌待望論が渦巻く春キャンプ、秋に敷かれた“かん口令“も継続か
2020年01月10日 11時40分