プロ野球
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スポーツ 2020年03月27日 18時20分
ヤクルト二軍戦「河川敷から試合を観ることが出来る」大手メディアSNSに批判 「球団側は禁止」指摘され削除も更に物議
大手スポーツ紙『日刊スポーツ』(日刊スポーツ新聞社)が運営するツイッターアカウントの1つ「日刊スポーツ 日本ハム担当」が27日に投稿した内容が、ツイッター上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 当該アカウントは同日午後0時47分、この日ヤクルトの二軍本拠地・戸田球場(埼玉・戸田)で無観客で行われた日本ハム対ヤクルトの二軍練習試合について投稿。両チームのスタメンやベンチ入りメンバーを、写真を添えて紹介。その中に「河川敷から試合を観ることが出来ます!」との記載があった。 戸田球場は埼玉、東京を流れる荒川の河川敷に位置する球場で、球場に入らなくてもそばにある土手から試合を観戦できるという特色がある。しかし、新型コロナウイルスの影響を受け、ヤクルトは先月28日に球団公式サイト上で「現在の国内の状況を踏まえ、土手からの観戦もご遠慮くださいますようよろしくお願い致します」とファンへ自粛を呼びかけている。 今回の投稿を受け、ツイッター上のファンからは「日刊の日ハム担当何ツイートしてるんだよ、何のために無観客にしてるか理解してるの?」、「球団がダメって言ってるのに、メディアが土手観戦を広める意味が分からない」、「取り返しのつかない事態になったら責任取れるのか」、「試合覗けるのは事実だけど、今の状況でマスコミがそれを言ったらダメでしょ」と批判が噴出している。 新型コロナの影響により、球界では当初20日の予定だった開幕日が現時点(27日午後5時30分時点)で4月24日まで開幕が延期に。また、開幕に向けた練習試合についても二軍は無観客での開催が今後も予定されているが、一軍はパ・リーグが22日(4月10日再開)、セ・リーグが25日(4月14日再開)をもって一旦打ち切られている。 さらに、26日未明から27日にかけては、阪神の藤浪晋太郎、伊藤隼太、長坂拳弥が新型コロナに感染したことが発覚。こうした状況もあり、多くのファンが今回の投稿を軽率と判断しているようだ。 なお、当該アカウントは27日午後1時3分に「先程のツイートは削除して、内容を変更し再ツイートします。申し訳ありません」と謝罪してメンバー表を再投稿。ただ、この投稿の返信欄にも「無観客試合の為観戦出来ませんって書かないと」、「『土手で観戦できません』の訂正もセットでお願いします。本当に迷惑です」といった苦言が複数寄せられている。文 / 柴田雅人記事内の引用について「日刊スポーツ 日本ハム担当」のツイッターよりhttps://twitter.com/nikkan_fightersヤクルトの球団公式サイトよりhttps://www.yakult-swallows.co.jp/
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スポーツ 2020年03月27日 17時00分
コロナ感染の藤浪に「申し訳ないと思うなよ」 元広島・北別府氏が激励 自己申告に称賛、陽性選手は藤浪以外にも
元広島・北別府学氏が、27日に自身のブログに投稿。新型コロナウイルスに感染した阪神・藤浪晋太郎について言及した。 数日前から嗅覚の異常を訴え兵庫県内の病院を受診していたという藤浪は、26日に医師の判断でPCR検査を受けることになったと球団が発表。その後同日未明に、検査の結果陽性反応が出たことが判明している。 その藤浪について、北別府氏はブログの中で「運が悪いと思うなよ。申し訳ないと思うなよ」と激励。「しっかり治して阪神ファンを 野球ファンをマウンドの上から喜ばせて下さい もちろん私もその姿を待っているし、復活する姿を見たいと思っていますよ」と回復を願った。 今回の投稿を受け、ブログのコメント欄やネット上には「藤浪選手の心中を察するととても心配です」、「藤浪選手には今年期待しているので、1日も早く治って元気に練習して本番に臨んで貰いたいです」、「北別府の言う通り、藤浪はあまり責任を感じすぎないでほしい」といったファンからの反応が多数寄せられている。 藤浪のコロナ感染を受けて、他にも複数の選手・OBがコメントを寄せている。ソフトバンク・バレンティンは27日、自身のツイッターに「藤浪のニュースを聞いて気の毒に思う。彼が早く良くなることを願っている。健康が第一、野球は二の次だ」と投稿。 カブス・ダルビッシュは27日、自身のツイッターに投稿し「嗅覚がおかしいってだけで名乗り出た藤浪選手はすごいと思う。情報収集している証拠やし、自分の身体に敏感な証拠」と藤浪を称賛した。 元大洋・横浜の高木豊氏は、27日に自身のユーチューブに動画を投稿。動画内で高木氏は、藤浪の感染について「かかったものはしょうがない。見えない敵と戦っているわけだから、被害者ということで(藤浪を)みんなで守ってあげるようにしていかないといけない」と発言している。 判明直後にツイッター上でトレンドに急浮上し、「ついに球界からも感染者が…開幕する前で良かったと思うしかない」、「陰性を願ってたけど残念、でも異変を感じてすぐに申し出たのは立派」、「藤浪陽性はショックだけど、隠すことなく申告した姿勢は素晴らしいと思う」といったファンからのコメントも多数寄せられている藤浪のコロナ感染。27日には藤浪と14日に食事を共にしていた伊藤隼太、長坂拳弥の両名にも陽性反応が出たことが明らかになっているが、これ以上感染が広がりを見せないことを祈るばかりだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について北別府学氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/manabu-kitabeppu/バレンティンの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/cocobalentienダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2020年03月27日 11時45分
選手会肝いりの新制度も見送り? 阪神・藤浪のコロナ感染、各球団は収益・編成の両面で大ダメージか
阪神・藤浪晋太郎投手が新型コロナウイルスに感染し、次は「選手会」との話し合いが…。 3月26日深夜、藤浪が新型コロナに感染していることが判明した。厳密に言うと、「ヤバイ」の声は同日の午前中から囁かれていた。白い防護服姿の作業員が二軍施設、鳴尾浜球場、そして、甲子園球場に現れ、棒状の噴射機から消毒液を吹き掛けた。鼻を突くような薬品の匂いでいっぱいになる。 この時点で、阪神関係者の中から“感染の疑い”がある者が出たことは察しが付いたが、球団スタッフは何も教えてくれなかった。しかし、その消毒の作業チームがブルペンに入るのを見て、感染の疑いがあるのはスタッフではなく、選手だと分かった。それも、投手だと――。 「球団が藤浪に陽性反応が出たと知らされたのは、26日夜。本人、球団幹部が話し合い、NPBにも連絡を取って、名前を公表することを決めました。球団の発表によれば、彼が体調の異変を訴えたのは24日。この時点での検査を見送ったのは、NPBがJリーグなどと立ち上げた対策会議の中で出た『感染の疑いがある人の症状』の中に、藤浪の伝えた内容が含まれていなかったからだと話していました。コーヒーやお茶などを口にしても、匂いがないという『嗅覚の異変』です」(在阪記者) その後、阪神は“二次感染”を防ぐため、選手、スタッフの待機など迅速な対応を行っている。これを受けて、NPB幹部もコメントを出した。「4月24日の開幕を目指すことに変わりはない」とのことだが、「建前に過ぎない」というのが周囲の一致した見方だ。 「開幕戦はもっと先延ばしになる。それは非常事態だからファンも許してくれると思いますが、問題なのは球団経営です。選手の年俸、満額を払えるのか?」(球界関係者) 在京球団スタッフによれば、選手会とも感染防止のために話し合いの場を設けるという。その席上で、年俸のことにも触れ、選手会側の反応を見て対応を決めるそうだ。 「選手会とは話をしています。つい先日も、『現役ドラフト』について意見交換をしました。今年中の実施を目指す方向でしたが、いったん見送ることで意見が一致しました」(前出・同) 経営サイドと選手会は良好な関係にあるようだが、カネのこととなれば、話は別。「物別れ」に終わる可能性の方が高い。 今後、ペナントレースを再開させ、仮に143試合全てとクライマックスシリーズ、日本シリーズも予定通りに開催できたとしても、感染防止の専門家チームが「座席間隔を空けるように」と進言している以上、球団収入の激減は必至だ。 「選手から観戦者が出てしまった以上、全球団が検査態勢についても話し合わなければなりません。検査を受けるとしても、それなりの金額が掛かります」(前出・在阪記者) 球団にとって、最大の出費項目は「人件費」だ。藤浪の一日も早い回復を願っている。だが、アスリートの体力を取り戻すのにも時間が掛かりそうだ。経営陣はカネの話を切り出す前に、選手が復活するまでの補償を約束しなければ、この厳しい状況を乗り切れないだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年03月26日 17時30分
DeNA・ラミレス監督「粛々と従うしかない」 東京オリンピック延期決定でベイスターズに迫り来る余波
今夏に開催されるはずであった東京オリンピック・パラリンピックが24日、正式に1年間程度の延期が決定されたことにより、ベイスターズにも様々な影響が降りかかってきた。 昨年の12月に、オリンピック聖火ランナーとして神奈川県川崎市内を走る事を発表し、「大変光栄であると共に身の引き締まる思い」とコメントしていたラミレス監督も、聖火リレー自体が中止になったことに対し、「このような状況なので自分の事を考えている場合ではない。この決断に対して十分理解をしている。私は粛々と決定に従うしかない」と予期せぬ事態に理解を示していた。また、「東京オリンピック2021で、もう一度聖火リレーを同じメンバーで行うならば光栄ですし、違う方々で行うにしても、滞りなく出来るならば大変嬉しいこと」と人格者らしく、個人的な立場よりもスポーツの祭典の成功を祈っていた。 一方、オリンピックによる中断が撤廃となり、野球・ソフトボールの会場として使われるはずだった本拠地・横浜スタジアムで試合が行われる事が濃厚となったことには、「もしそれが現実になればいい事。昨年ホームで成績が良かったことは数字が示している通りなので、喜ぶ選手もいると思う」と前向きに捉え、「ファンもより多くホームでゲームを見られる」と、共に戦う仲間の存在をも気遣っていた。 本来ならば開幕していたはずのプロ野球。ひとまず4月24日開幕に向けて動き出し、ベイスターズは25日の練習試合を最後に調整期間に入る。「当面の3日間はオフ。その後の2日間は自主練習とし、休んでもいい」とスケジュールを明かし、「メンタル、フィジカルの両面をリフレッシュして、リスタートできる」と、こちらもポジティブに捉えていた。 首都東京では、新型肺炎感染者が増加し、開幕においても不安定な状況は変わりないが、ラミレス監督からは、常に前向きな姿勢で状況を打破していく姿勢が、ひしひしと感じ取れた。 取材・文 ・ 写真/萩原孝弘
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スポーツ 2020年03月26日 17時00分
「もうピッチャーはやめろ」野村克也さんにもらった助言がプロ入りのきっかけに? 元巨人・井端氏が明かした秘話に驚きの声
元巨人・井端弘和氏が25日、自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿。先月11日に84歳でこの世を去った野村克也さんとの秘話を明かした。 現役時代に中日(1998-2013)、巨人(2014-2015)の2球団でプレーした44歳の井端氏と、監督として南海(1970-1977/選手兼任監督)、ヤクルト(1990-1998)、阪神(1999-2001)、楽天(2006-2009)の4球団で指揮を執った野村さん。この両者はプロ野球で同じチームに所属したことはない。 ただ、井端氏によると自身が中学時代に所属していた少年野球チームの近くに野村さんが関わる別のチームがあり、地区大会で当時投手だった井端氏のプレーを偶然目にしていたという。 その野村さんから中学3年の夏休みに、突然自宅に電話がかかってきたという井端氏。「どこか行く高校があるのか?」と聞かれ「家の近所の高校にでも行きます」と答えたところ、野村さんから「堀越どうだ?」と、自身の息子である野村克則氏(現楽天一軍作戦コーチ)が当時通っていた堀越高校(東京・中野区)を紹介されたという。 地元が神奈川・川崎市ということもあり堀越高校の存在は知らなかったものの、野村さんの言葉を受け「堀越にお世話になります」と答えた井端氏。すると、野村さんは「もうピッチャーはやめろ。高校に行ったらショートをやれ」と言ってきたという。 それまでショートの経験は一度もなかったが、「ああいうすごい方に『ショートやれ』って言われたらその気になって」とショート転向を決断した井端氏。その後堀越高校に入学するとショートを守る同級生が1人もいなかったため、「(ショートが)いない。ラッキー!」と思ったと当時を振り返っていた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「ノムさんの電話が無かったら井端というプロ野球選手は誕生してなかったかもしれないのか」、「井端の才能をいち早く見抜いたノムさんの眼力すごいな」、「野村さんは堀越の新入生にショートがいないことを知ってたのか、あるいはショートが入学しないように根回ししていたのか…」といった視聴者からの反応が多数寄せられている。 堀越高校に入学後、井端氏は2年時の1992年に春のセンバツ、3年時の1993年に夏の甲子園に出場している。その後、亜細亜大学を経て1997年ドラフトで5位指名を受け中日に入団。2015年に巨人で引退するまで「1896試合・.281・56本・510打点・1912安打」といった成績を残し、ショートとしてゴールデングラブ賞を7回(2004-2009,2012)受賞している。 現在は侍ジャパンで内野守備・走塁コーチを務めるなど、指導者としても順調なキャリアを歩んでいる井端氏。その井端氏の歩みに野村さんが関わっていたことに驚いたファンは多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について井端弘和氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCVhXntGHOpB4vnfkBdN5HlA
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スポーツ 2020年03月26日 11時40分
広島、温厚な佐々岡監督が激怒? 拭えないV奪還への課題、頼みの対策もコロナ禍で水の泡か
監督が交代すると、チームの雰囲気が変わるのもよくある話。しかし、チームが明るくなることと、強くなることは別の話のようだ。 東京ヤクルトとの練習試合(3月25日)は、「4番・長野」で臨んだ。今年36歳になるベテラン・長野久義は佐々岡真司監督の期待に応え、3安打と爆発。オープン戦の打撃成績は22打数2安打と低迷していただけに、長野自身、浮上のきっかけになったのは間違いない。しかし、試合は落としてしまった…。 広島キャンプに長期密着したプロ野球解説者が「佐々岡カープ」をこう評していた。 「チームの雰囲気は明るくなりました。緒方監督の時代は緊張感があり、チームが勝っている時はともかく、いったん負けが込んでくると、なかなか抜け出せないドロ沼状態でした。佐々岡監督はまずこの重苦しい雰囲気を変えたかっただと思う」 厳しさから解放されると、練習でもノビノビとした雰囲気になる。ピリピリムードで練習するよりはマシで、それでチームが強くなったケースも少なくないが、長続きしないというのが球界の通例だ。 「佐々岡監督がV奪還のためにやらなければならないことは、投手陣の建て直しです。でも、今年はプラス材料が少なくて…」(前出・同) 救援陣が特に課題とされていた。気になるのは、外国人投手だ。まず、勝ちゲームでの試合終盤を任せるつもりで獲得したDJ・ジョンソンは、いまだ二軍調整のまま。キャンプ中盤、ブルペン投球を見たプロ野球解説者の多くが、 「スピード、制球力ともにイマイチ」 と、調整の遅れを指摘していた。この時点では「外国人投手はスロースターター。開幕までにはなんとか…」とカープ首脳陣も楽観視していたが、対外試合で投げてみると、クイックモーションができないという、日本球界で通用しない典型的な欠陥まで露呈してしまった。 「二軍ではそのクイックモーションや、セットポジションでの間合いについて勉強させています」(スポーツ紙記者) 日本球界は盗塁、バント、右方向への進塁打など細かいプレーが多い。そのため、外国人投手を獲得する時は、どの球団も慎重になる。広島は優良外国人選手を見極めることでも定評があったはずだが…。 「フランスアのモチベーションも上がってきません」(前出・同) 佐々岡監督は両外国人リリーバーの不振について、「考えなければならない」と言葉を濁した。佐々岡監督を知る関係者は「温厚な彼がそういう言い方をしたのなら、絶対に怒っている」と言うが、投手陣に直接、喝を入れることはなさそう。 「一連の新型コロナウイルス騒動で、球界全体に、選手、その家族の生活環境に影響が出るので、『トレードはNG』みたいな感じになっています」(球界関係者) 予定していた外国人投手の調子が上がってくるのを、ひたすら待つ。先のヤクルトとの練習試合にしてもそうだ。この時期はチームの勝利を最優先しなければならないはず。淡々とした表情で引き上げていった点がちょっと気になる。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年03月25日 18時30分
ソフトB・バレンティン「俺は野球がしたい」 移籍後初シーズンの早期開幕を切望、「長引くと調整が難しくなる」との声も
ソフトバンク・バレンティンが、24日に自身のツイッターに投稿。延期が続いているプロ野球の早期開幕を切望した。 セ・パ両リーグ共に、本来は20日に開幕する予定だった今シーズンのプロ野球。しかし、新型コロナウイルスの影響により、12日に行われた12球団代表者会議で4月10日以降に開幕が延期することが決まった。 さらに、その後3月23日に行われた12球団代表者会議では、4月10日の開幕は難しいとして同月24日開幕に再延期。また、今後の状況次第ではさらなる延期や、無観客での開幕になる可能性もあると複数メディアによって指摘されている。 各球団の選手が先の見えない状況に置かれている中、バレンティンは24日に自身のツイッターに投稿。「全てが早く終わることを願っている。俺は野球がしたい」と、早期の開幕を切望する旨を英語で投稿した。 今回の投稿を受け、ネット上のファンからは「自分も早くコロナが収まることを願って待ってます」、「選手が明るくプレーする姿を早く球場で見たい」、「今開幕するとK-1みたいにバッシングされるだろうから選手もファンももう少し我慢するべき」、「状況が収まるまで開幕は厳しいと思うけど、長引くと調整が難しくなるよなあ」といった反応が多数寄せられている。 また、バレンティンの投稿に対してはチームの同僚であるサファテも自身のツイッターで反応。投稿に返信する形で英語で「練習」と、涙を流す顔文字を6つ添えて投稿している。 2011年から2019年にかけてヤクルトでプレーした35歳のバレンティンは、昨年12月2日にヤクルトを自由契約となった後、「2年契約・総額10億円(推定)」の条件で同月16日にソフトバンクに入団。入団会見の際には「強いチームでプレーする夢がかなった」、「本塁打を30~40本打ちたい」などと今シーズンへの抱負を口にしていた。 2月16日から3月15日まで行われた今季のオープン戦では、「10試合・.350・2本・10打点・7安打」と順調な調整ぶりをアピールしていたバレンティン。ただ、開幕が遅れれば遅れるほど、試合勘が鈍り現在の調子を維持することが難しくなっていく可能性は高い。それだけに、バレンティンは早くシーズンが開幕してくれることを強く願っているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてバレンティンの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/cocobalentienサファテの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/dsarfate
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スポーツ 2020年03月25日 17時00分
投球中に「早よ前飛ばせよ!」? 元巨人・上原氏が告白、約20年前に自身をイラつかせた打者とは
元巨人・上原浩治氏が24日、自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿。現役時代に手を焼いたダイエー(現ソフトバンク)の打者について言及した。 現役時代は巨人(1999-2008,2018-2019)、オリオールズ(2009-2011)、レンジャーズ(2011-2012)、レッドソックス(2013-2016)、カブス(2017)の5球団でプレーした上原氏。今回の動画では「NPB時代にヤバイと思った打者 パ・リーグ編」と題し、日本シリーズでの対戦経験を元に西武、ダイエーの2球団から合計5名を挙げたが、ダイエーからは城島健司、柴原洋の2名を選んだ。 2000年の日本シリーズで対戦したダイエーから両名を挙げた理由について、上原氏は「(自分は)ホームラン50本打つような人じゃなくて、中距離砲が苦手」と説明。ちなみに、同年のシーズン成績は城島が「84試合・.310・9本・50打点・94安打」、柴原が「135試合・.310・7本・52打点・161安打」となっている。 続けて、上原氏は「打率を残すバッターは嫌だ。(あとは)三振が少ないバッターとか」と発言。「ミートがうまい打者は、ファールで粘ったりとかやってくる」と球数を稼がれる点が苦手といい、対戦時には「早よ前飛ばせよ!」と思うこともあったという。 「1イニング15球が僕の理想。それが(彼らと対戦すると)20球とか超えてくるから、『1イニング投げるの少なくなるやんけ』と思いながら(投げていた)」という上原氏。「そこでアウトならまだいいけど、ヒット、フォアボールだったら(ダメージが大きい)。『こんだけ投げてフォアボールかい』みたいな」と当時の苦戦ぶりを振り返っていた。 今回の動画のコメント欄やネット上には、「当時のダイエーだと小久保(裕紀)、松中(信彦)の方が怖いのかなと思ったけど違うのか」、「一発のある打者より当ててくる打者の方が苦手なのは意外」、「球数稼がれたら先発は早い回で降板を強いられて、結果的にその後の継投にも影響するからなあ」、「早く前飛ばせって言うのは昔工藤(公康)も同じようなこと言ってた気がする」といったファンからの反応が多数寄せられている。 2000年の日本シリーズ第3戦に先発し勝利投手となったものの、城島には1本塁打、そして柴原には3安打を許している上原氏。同戦から約20年が経過した現在でも、両名に苦戦した印象は強く残っているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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スポーツ 2020年03月25日 11時35分
菅野・山田に「待った」の声 五輪延期で稲葉監督も続投、影響が大きいのはメジャー挑戦が囁かれる選手か
東京五輪の1年程度の延期が確実となり、侍ジャパンにも“異変”が…。 3月24日夜、東京五輪組織委の森喜朗会長と武藤敏郎事務総長が会見を開き、東京五輪を延期させる方向性について説明した。その会見を受けてだが、球界の動きはかなり早かった。 「稲葉監督の任期? 続投。その方向で行くから」 同日、侍ジャパン強化委員会の委員長を務めるNPB・井原敦事務局長など、複数の幹部から稲葉篤紀監督の契約任期を延長させる発言が聞かれた。 「東京五輪組織委が会見を開き、延期の方向性を明確にしたのは午後9時過ぎ。NPBから稲葉監督の契約延長が出たのは、その約1時間後でした。こんな短時間で監督人事を決められるはずがない。五輪組織委は主要各競技団体に『五輪の延期』を伝えていたんでしょう」(ベテラン記者) 稲葉監督の契約任期は「2020年夏の東京五輪まで」だった。もっとも、当初の予定では、五輪の成績に関係なく、21年3月の第5回WBCは新監督で戦うとされていた。これで、稲葉監督は来年、WBCと五輪の両方を指揮することになった。金子誠ヘッドコーチ以下、全コーチも残留するという。その手際の良さからも、やはり延期の事前通達は間違いなさそうだが、12球団は“否定的な見解”を見せていた。 「WBCと五輪を同じ年にやるということは、選手の調整が難しすぎる。WBCに選出される選手は2月にトップレベルに持っていけるよう調整しなければならないのに、夏にもまた世界大会を戦うなんて、体力的に見て無理。特にピッチャーは…」(在京球団スタッフ) 「2月にトップレベル」に持っていく調整は、確かに難しい。WBCで好投した投手が同年のシーズン成績がイマイチという傾向は過去4大会で多く見られた。 そうなると、初春のWBCとオリンピックでは投手を総入れ換えするくらいの配慮が必要だろう。 「極論ですが、12球団にはWBCで世界一奪回の目標があります。オリンピックに野球競技を復活させたいとの目標もあります。でも、東京五輪の野球競技には6か国しか出場しません。予選大会には米国代表もエントリーしていますが、現役メジャーリーガーは出場しません。そうなると、自ずと優先順位はWBCが先となります」(球界関係者) 憶測の域を出ていないが、巨人・菅野智之が今オフ、ポスティングシステムを使って米球界に挑戦すると言われている。ヤクルト・山田哲人に関しても、同様のウワサが流れている。投打の戦力ダウンは必至。そう考えると、稲葉監督もよく、続投要請を引き受けたものだ…。 「菅野、山田に『待ってくれ』と泣きを入れることになるかも」(前出・同) WBCと東京五輪、その優先順位が問われることになりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年03月24日 17時00分
菅野・藤浪への批判に「プロにもなれなかったへたくそド底辺が」 元ソフトB大場氏の“激怒ツイート”が物議
元ソフトバンク・大場翔太氏が22日に自身のツイッターに投稿した内容が、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 現在34歳の大場氏は、ソフトバンク(2008-2015)、中日(2016)の2球団でプレーした投手。2016年限りで現役を引退した後は競輪選手への転身を目指し、2017、2018年に日本競輪学校の入学テストを受験するもどちらも不合格。その後2019年3月からはユーチューバーとして活動を開始しており、チャンネル登録者数は24日正午時点で5670人となっている。 大場氏は22日午後11時5分に自身のツイッターに投稿。一部ファンが巨人・菅野智之の投球フォームを批判していると前置きした上で、「てめぇらど素人が菅野の投球フォームにいちいち口出しすんじゃねぇよ!って思いましたね。なんでかって言うと、おまえらどうせ野球へたくそじゃん 俺を抜いてから言え」と物申した。 また、大場氏は同日午後11時8分にも投稿。阪神・藤浪晋太郎の制球難に苦言を呈したという自身の友人に対し、「てめぇ、プロにもなれなかったへたくそド底辺が 藤浪のこと語るのは100年はえーよ」と反発している。 一連の投稿に返信する形で、ファンからは「素人や少しかじった事がある奴に限ってうるさいんですよね」、「選手からしたら、何でいちいち素人に言われないといけないのかってなりますよね」といった賛同の声が挙がるも、「プロで結果出せなかった奴が何を偉そうに言ってるんだ」、「プロになれなかったから語るなって、それなら誰もプロ野球のこと語らなくなるだろ」、「興行なんだから批評されるのも仕事の内だろ、外部の寸評や批判がなくなったらプロスポーツは成り立たなくなるぞ」といった批判も寄せられている。 同時に、「突然攻撃的なツイートを連投するのはなんか話題狙いな感じがする」、「なんで急に荒ぶりだしたんだ?もしかして炎上商法か?」、「YouTubeの登録者数あんまり伸びてないし、炎上ツイートで注目集めて登録者数を増やしたいのか?」といった疑問や推測も複数見受けられた。 24日正午時点では一連の投稿を削除しておらず、返信欄にコメントを寄せたファンの一部には自身のチャンネルを登録するよう呼びかけてもいる大場氏。菅野、藤浪への批判に噛みついた今回の投稿が、登録者増につながることは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について大場翔太氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/baxtv0306大場翔太氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCHkYj0XW-VLut8JRcFM9nyw
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