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社会 2012年11月27日 11時45分
当選無効騒動の“美人すぎる市議”立川明日香氏が衆院選出馬へ
まさに“お騒がせ女”というべきか…。 選挙区の埼玉県新座市での居住実態がないことを理由に、埼玉県選挙管理委員会から当選無効とされた“美人すぎる市議”として、おなじみのタレント・立川明日香氏(27=本名・半沢優子)が、12月16日投開票の衆院選に、埼玉4区(新座市含む)で「国民の生活が第一」(小沢一郎代表)から出馬する意向であることが分かった。 立川氏は2月19日投開票の新座市議選に立候補。2067票を得て、候補者32人中5番目(定数26)という上位で初当選した。ところが、市民から「市に生活の本拠がない」との異議申し立てがあり、市選挙管理委員会が調査。その結果、当選前、電気や水道の使用がほとんどなく、ガスは当選後に契約。水道使用量はトイレの回数で換算すると、一日1回にも満たないものだったことなどから、居住実態がないと判断して、4月20日に当選無効の決定を下した。 立川氏は5月14日、県選管に審査の申し立てをしたが、県選管は7月17日、「生活の本拠としての起居、寝食などの事実が認められない」と判断し、市選管の決定を支持。立川氏の申し立てを棄却する裁決を出した。 この裁決に不服の立川氏は、8月16日に東京高裁に提訴。10月17日の第1回口頭弁論で、立川氏側は市選管が「水道使用量が一日1回のトイレ使用量にも満たない」と認定したことについて、「女性の一人暮らしでは、使用ごとに(トイレの)水を流さないこともある。市民の知恵」とのお恥ずかしい主張をしていた。一方、県選管側は請求棄却を求め、係争中だ。 正式に出馬が決まれば、立川氏は新座市議会に辞職届を出し、「脱原発」の旗印の下、国政選挙へ打って出る。市議を辞職しても、裁判は続けるという。 それにしても、市議としての地位が危うくなったから、国政に新たな働き場所を求めるというのも、ちょっと虫が良すぎる気もするのだが…。(蔵元英二)
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社会 2012年11月27日 11時00分
EV電気自動車規格争い 欧米包囲網の影でほくそ笑む 「ハイブリッド車」に命運を懸ける トヨタの“商魂”(2)
問題はトヨタの対応だ。チャデモ陣営にくみする同社は、12月に4人乗りの小型車『iQ』をベースにしたEV『eQ』を発売する。EVで出遅れたトヨタにとっては大英断だが、関係者を絶句させたのは販売を「日米100台」にとどめたことだ。2年前にEV投入をブチ上げた際には「数千台」と発表、口さがない向きから「EVもやっているとのアリバイ工作。本音ではやりたくないのだろう」と陰口をたたかれたが、実際にはその数さえも遠く及ばない。これでは「なぜだ」と憶測を呼ぶのも無理はない。 「ハイブリット(HV)が好調なトヨタは、HVを次世代エコカーの本命と捉え、EVこそ本命と唱える日産とは対照的な立場です。ましてHVの開発に巨額の資金を投じたトヨタのこと、投資マネーをタップリ回収して十分オツリがくるまでは、HV全盛時代であって欲しいと願って当たり前です。その点では、日産や三菱自動車のEVシフトを快く思わない欧米勢と共通します。トヨタは日本メーカーの仁義としてチャデモ陣営に入っているとはいっても、本音ではチャデモの普及など望んでいませんよ」(トヨタ・ウオッチャー) 実は日産とトヨタにはイワク因縁がある。政府による今回のエコカー補助金は盛り上がりを欠き、9月で打ち止めとなった。ところが前回('09年4月〜'10年9月)は、金額が大きいこともあって好評のうちに慌ただしく終了した。 「当然ながら期間延長を求める声が高まったのですが、業界団体の日本自動車工業会は消極的だった。むろん、政府の血税負担に配慮したわけじゃありません。補助金の恩恵を一番受けたのはトヨタのHV車プリウスだったことから、一部で“プリウス減税”と揶揄されたものです。当時の会長は日産の志賀さんとあって『これ以上延期してもトヨタが潤うだけ。だから自工会は動かなかった』と舞台裏を詮索する声しきりでした」(トヨタOB) 因果はめぐるというべきか、志賀氏の後任として今年の5月に自工会の会長に就任したのは、トヨタの豊田章男社長である。まるでそのタイミングを狙ったかのように、GMなどが独自規格《コンボ》を打ち出し、先行する日産や三菱自動車を牽制した。次いで冒頭で述べたSAEインターナショナルの駄目押しである。トヨタ・ウオッチャーが苦笑する。 「トヨタは苦戦する国内勢を尻目に、来年3月期の営業利益を1兆500億円に上方修正した。最大の稼ぎ頭は'09年から'10年にかけて大規模リコールでガタガタになった北米市場です。裏を返せば章男社長が“社長失格”の烙印を押されずに済んでいるのは、誰が何と言おうと最大市場の北米がトヨタの命綱ということ。それを実感させられた以上、コンボ陣営に真っ向から弓を引けるわけがありません。形式的にはチャデモ陣営に名を連ねているといっても、コンボの隠れ応援団がトヨタの実態というわけです」 御曹司社長の本音は、どうやら「欧米を敵に回すEVは御免被る」のようだ。
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芸能 2012年11月26日 19時00分
第63回NHK紅白歌合戦 出場歌手が発表 ももクロ、SKE48が初出場
第63回NHK紅白歌合戦の出場歌手が発表された。ももいろクローバーZ、SKE48、関ジャニ∞、きゃりーぱみゅぱみゅ、などが今回、初出場となった。 以下、出場決定歌手。(カッコ内は出場回数)【白組】嵐(4)五木ひろし(42)HY(2)EXILE(8)NYC(4)関ジャニ∞(初)北島三郎(49)郷ひろみ(25)ゴールデンボンバー(初)コブクロ(7)斉藤和義(初)三代目 J Soul Brothers(初)SMAP(20)舘ひろし(2)TOKIO(19)徳永英明(7)AAA(3)ナオト・インティライミ(初)氷川きよし(13)FUNKY MONKEY BABYS(4)福山雅治(5)細川たかし(36)ポルノグラフィティ(11)美輪明宏(初)森進一(45)【紅組】aiko(11)絢香(6)いきものがかり(5)石川さゆり(35)AKB48(5)SKE48(初)きゃりーぱみゅぱみゅ(初)香西かおり(16)倖田來未(8)伍代夏子(19)坂本冬美(24)天童よしみ(17)中島美嘉(9)西野カナ(3)Perfume(5)浜崎あゆみ(14)藤あや子(18)プリンセス プリンセス(初)水樹奈々(4)水森かおり(10)ももいろクローバーZ(初)YUI(初)YUKI(初)由紀さおり(13)和田アキ子(36)
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トレンド 2012年11月26日 17時00分
「お手軽・安心・高確率」3拍子揃ったFacebook恋活アプリ『Omiai』がスゴい!
恋愛活動に励みたい…でも個人の交友関係には限りがあるし、合コンばかり参加しているわけにもいかない。友達関係からスタートした交流を、なかなか恋愛モードに発展させづらいという人もいるだろう。そんな適齢期の男女たちは、意外とみんな同じような悩みを抱えているのではないだろうか。 そこでご紹介したいのが、Facebookを活用したお見合いサービス『Omiai』(http://goo.gl/UuChy)だ。いまや登録していない人を探すほうが難しいといわれる、この世界最大のSNSは、原則実名登録制/多くのユーザーが本人写真を掲載しているだけに、信頼感には定評がある。その利点を活用した恋愛・結婚マッチングアプリ『Omiai』は、安心して理想の相手とコミュニケーションを取ることができる新感覚のサービスなのだ。 利用方法もいたって簡単で、気になる相手を見つけたら、お馴染みの「いいね!」ボタンを押すだけ。そして、お互いに「いいね!」を押し合うことがマッチング成立の合図となり、その後はダイレクトメッセージを送ったりと、通常のFacebookでのコミュニケーションと同様に気軽な交流で関係を深めていくことが出来る。しかもユーザーとして目標は同じ者同士なのだから、話も早いというものだろう。 そんな『Omiai』のメリットとして、まず男性にとっては、受付、秘書、保育士、看護師、CA、有名女子大卒などの容姿端麗な女性が多数登録している点が挙げられる。女性にとっても、有名大卒、有名企業勤務、高収入男性が多数登録しており、入籍実績も報告されている点はかなりの魅力だ。また匿名制や、Facebook友達とは出会わない、という万全のプライバシー対策にも安心できるし、会う前にFacebookアカウントを公開して相手を確認できるのも嬉しい。※アカウントの公開は任意です さらに驚くべきことに、女性は無料で利用可能! 一般的な結婚相談所や大手マッチングサービスの平均料金を考えると、気軽に試してみられるのは心強いはずだ。なお男性の場合でも、登録から、いいね!で相手にアプローチするまでは無料で、マッチングした相手とメールのやり取りが始まる時点で2,980円が必要になるという優しい価格設定となっている。 すでに多数のマッチング成立実績を誇っている『Omiai』。友人の紹介や合コン/街コンで素敵な人に出会えたら…なんて悠長なことを言っている余裕はないが、人目をはばからずガツガツするのも気が引ける。そんな貴方こそ、この『Omiai』は是非トライしてみるべきサービスといえるだろう。『Omiai』http://goo.gl/UuChy
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トレンド 2012年11月26日 15時30分
レピッシュ25周年記念ツアー「六人の侍」最終公演! 来年ライブDVD発売も
リアルライブの週イチ連載でもおなじみマグミ所属のロックバンドLA-PPISCH(レピッシュ)が、22日、東京・渋谷のライブハウス「SHIBUYA-AX」で「LA-PPISCH 25th Anniversary Tour 〜六人の侍〜」最終公演を行った。9月でデビュー25周年を迎えたLA-PPISCH、記念企画として5月からは5回にわたり対バンツアー「Tug of war」を行った。10月24日にはメモリアルアルバム「caldera」とベスト盤「LA-PPISCH BEST 1998〜2003」を発売、その勢いを駆って、26日、青森・Quarterを皮切りに、仙台・MACANA、福岡・BEAT STATION、大阪・BIG CAT、名古屋・E.L.L.、渋谷・SHIBUYA-AXの6会場でライブを敢行してきた。 例年になく精力的にアニバーサリーイヤーを駆け抜けてきたLA-PPISCH、マグミはライブ中に「(レピッシュの)活動はこれで一旦白紙」と語る。それだけ充実感に満ちたライブだったのだろう。今後、マグミやギター・杉本恭一はそれぞれのバンドに力を入れ、はやくも12月のライブツアーも決まっているが、日本を代表する唯一無二のバンドだけに、またいつでも動き出せる状態に違いない。なお、今回の渋谷でのライブの模様は来年にDVD発売される予定だ。■LA-PPISCH 25th Anniversary Tour 〜六人の侍〜 「SHIBUYA-AX」セットリストオープニングSE. 251. 美代ちゃんの×××2. CONTROL3. F54. パヤパヤ5. サイクリング6. water7. Second Wind8. MAD GIRLS9. Good dog10. ハーメルン11. ワダツミの木12. めがねの日本13. HARD LIFE14. VIRUS PANIC15. パーティ16. 柘榴17. room18. OUR LIFE19. LOVE SONGS20. Magic Blue Caseアンコール1. MATSURI・365アンコール2. Poor Boyアンコール3. ANIMAL BEATアンコール4. プレゼントアンコール5. KU・MA・MO・TO■LA-PPISCH公式サイト http://la-ppisch.com
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トレンド 2012年11月26日 15時30分
グラビアアイドル松下美保 セルフプロデュースに初挑戦
グラビアアイドルの松下美保ちゃんが24日、秋葉原・ソフマップマルチメディア館で新作DVDの発売記念イベントを行った。 12枚目のDVDとなるD『スィートリップス 松下美保 もっと!』は9月上旬に那須で撮影。「川に入って撮ったシーンがあったんですけど、外は凄く暑かったのに水はあまりにも冷たくて5分入ったらかじかんじゃうくらいでした」と現場での苦労を語った。 今回のDVDは初のセルフプロディースということで、今までやらなかったことに挑戦している美保ちゃん。「21歳になったので大人っぽいところも見せていこうと思い、12枚目にして初めての入浴シーンがあります。どうしていいかわからなくてドキドキしました。他にも白レオタードなど、あまり見たことのないシーンが多いと思います」とアピール。今回のシーン作りに関しては、自身のブログに寄せられたファンの意見も参考にしているとのことだ。 最後にセルフプロディースの感想を聴かれると、「こういう風に撮ってみたいって考えるのは大変だった。でも次回もしてみたい」と回答。今回の自己採点を98点とし、他のグラビアアイドルのコをプロデュースしたいとも語った。(雅楽次郎)松下美保(まつした みほ)1991年8月24日生まれ身長160センチB85/W60/H86
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スポーツ 2012年11月26日 15時30分
白鵬の独走を許した元凶 ふがいない大関陣に喝!
大相撲九州場所(11月11日〜25日=福岡国際センター)は、横綱・白鵬(宮城野=27)が14勝1敗で、4場所ぶり23度目の賜杯を手にした。11勝4敗で準優勝(?)の関脇・豪栄道(境川=26)、前頭6枚目・豊ノ島(時津風=29)とは3差をつけての独走だった。 新横綱の日馬富士(伊勢ヶ浜=28)が13日目で早々に脱落。14日目まで優勝争いに残っていたのは、大ベテランの前頭6枚目・旭天鵬(友綱=38)ただ一人。白鵬は14日目で優勝を決め、千秋楽は消化相撲となるありさまであった。 白鵬の独走を許してしまったA級戦犯はいうまでもなく日馬富士で、11日目から5連敗。星は9勝に終わり、新横綱で2ケタに届かなかったのは87年九州場所の大乃国(芝田山親方)の8勝以来で、実に25年ぶりの失態となった。 ただ、九州場所をつまらなくしてしまったのは日馬富士だけではない。依然、ふがいない大関陣の責任も大きい。5大関のうち、最低限の務めともいえる2ケタを挙げたのは10勝(5敗)の稀勢の里(鳴戸=26)だけ。鶴竜(井筒=27)とカド番の琴欧洲(佐渡ヶ嶽=29)は9勝6敗、カド番の琴奨菊(佐渡ケ嶽=28)は8勝7敗に終わり、これまたカド番の把瑠都(尾上=28)は2場所連続の途中休場で大関からの陥落が決まった。 5人も大関がいながら、誰も優勝争いに絡めないとなると、そもそもその存在意義自体が問われることにもなりかねない。 ここ数場所の成績を見ると、稀勢の里が4場所連続2ケタで安定感を示してはいるものの、最高が11勝で大勝ちはできていない。他の大関は1ケタで終わることも多く、琴欧洲に至っては、今年1月の初場所での10勝(5敗)以来、5場所続けて1ケタ勝利にとどまっている。 大関の頑張りがなければ、相撲が盛り上がらないのは当然のこと。筆者が以前、提言したが、「2場所続けて1ケタ勝利に終わったら大関陥落」くらいの厳しさを与えなければ、大関陣の体たらくは続くのではなかろうか。(落合一郎)
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芸能 2012年11月26日 14時00分
酒井法子の所属事務所に気になる“後ろ盾”
12月15日から上演される舞台『碧空の狂詩曲〜お市の方外伝』で、主演する酒井法子の援護射撃軍団に視線が集まっている。 11月23日に3年4カ月の執行猶予期間が明けるとはいえ、今でも復帰には批判的な声もある。その際、問題視されているのが、彼女をマネジメントする事務所の“バック”。 彼女が所属する『オフィス・ニグンニイバ』は、東京都渋谷区に本社を置き、設立は古く96年。社長の廣瀬洋二郎氏は、かつて酒井もいたサンミュージック出身で、女優で引退した桜井幸子と独立して設立した。現在は鳥羽潤、渡辺裕香らが所属している。 「社長がサン出身のため、現在のサン経営陣が違約金立替え回収で、酒井を押し込んだという見方もあります。ただ、サンは今回の独立や舞台には一切からんでいない。どうやら大手実力事務所が背後に控えているようです」(芸能プロ関係者) それは、バーニンクプロといわれている。 「情報番組『ミヤネ屋』がときおり酒井の舞台ネタを扱うが、これは司会の宮根誠司がバーニング傘下の事務所所属のためです。酒井の新事務所を逆さから読むと“バイニング2”となり、これをもじればバーニングの二軍と解釈できる。となれば酒井を抑えているのがバーニングプロだという情報が流れてもおかしくありません」(芸能界事情通) 来年は酒井主演の映画も決まっているというが、この舞台興行が成功しない限り話は進まないだろう。 「舞台は東京・渋谷区文化総合センター大和田さくらホールで、S席8500円、A席7500円は高いと言わざるをえません。だからチケットはさっぱり売れていない。いまさら値下げもできないでしょうから、埋まらない場合は、初日に大量に招待券を出すしかないでしょうね」(前出・芸能界事情通) 酒井は復帰しても、果たして元がとれるかどうか。舞台が試金石となろう。
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その他 2012年11月26日 12時00分
本好きオヤジの幸せ本棚(31)
◎オヤジ人生にプラス1のこの1冊『わかりあえないことから -コミュニケーション能力とは何か-』(平田オリザ/講談社現代新書 777円) ある程度の年齢を過ぎると誰かにものを教わるのが億劫になる、というのが人全般の傾向だ。すでに自分は子供ではない、だから、どのように行動すべきか決めるのは自分自身だ、と最初から決めてしまう。プライドを捨てられないのだ。 試しに捨ててみるのも悪くないかもしれない。たとえば人間関係で大いに悩んでいるとき、本当に自分だけの力で解決できるものだろうか。そもそもプライドを捨てられない者同士が譲らないから、折れないから、いつまでたっても関係が悪いままなのだ。まずは自ら先に捨てると、新しい何かがもたらされることもあるのではないか。こういう柔軟な態度を習慣にすると、啓蒙的な本もすいすい読めるようになる。著者から素直にものを教わることができるのだ。 平田オリザは1995年に『東京ノート』で岸田國士戯曲賞を受賞した劇作家、演出家だが、教育者でもある。大阪大学をはじめ、さまざまな場所で演劇創作を使った若者の育成を行っているのだ。なので、本書は情操教育的な語り口になっているのだけれど、いわゆるいい大人も参考にできる斬新な発想が盛りだくさんだ。激しいディベートより柔軟な対話を重視する、といった考え方は現実にある不毛な争いを解決する糸口になるだろう。 プライドを捨てて本書を読み終わったあと、いっそうプライドの呪縛から自由になれるかもしれない。(中辻理夫/文芸評論家)◎気になる新刊『新・だれも書かなかった「部落」』(寺園敦史/宝島社新書・780円) 部落差別自体もかなりの面で改善されてきたとはいえ、イメージは相変わらず“ステレオタイプ”なものが主流を占めている。なぜ、払拭されないのだろうか。 同和行政と解放運動の腐敗に切り込んだ「名著」の大改訂版が新書で登場だ。◎ゆくりなき雑誌との出会いこそ幸せなり 出版社が刊行しているムック『仏像探訪』(1100円+税)が売れ行き好調らしい。昨年2月に第1号が発売されて以来、今回の「奈良至宝の仏像めぐり」で4号目。1300年を超える歴史ある寺院が数多く残る南都・奈良の仏像が丁寧に紹介されており、見応え十分だ。掲載された写真は大半が撮り下ろしというから、力の入れ具合がわかろうというもの。 国宝の薬師寺・薬師三尊像をはじめ新薬師寺の十二神将、東大寺の盧舎那仏、長谷寺の十一面観音、岡寺の如意輪観音など、日本を代表するが仏像がズラリと並んでいる他、聖徳太子誕生の地に建つといわれる伝説の巨大寺院・橘寺の魅力を再発見する企画など、単なるガイド本とは違う工夫もあって面白い。 仏像の“顔”をクローズアップした写真は、それぞれに全く異なる個性的で豊かな表情を捉えており、見ていて飽きることがない。秋の行楽シーズン、現地に赴いて実物を眺めてみたくなる気を起こさせる。(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表) ※「ゆくりなき」…「思いがけない」の意
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芸能 2012年11月26日 11時45分
やはり小林幸子は紅白落選!?
今年4月に個人事務所社長らを解任した“お家騒動”が勃発しいまだに解決していないため、おおみそかのNHK・紅白歌合戦への出場が厳しいとされていた演歌歌手・小林幸子だが、26日付けの一部スポーツ紙が落選が決定的になったことを報じた。 報道によると、出場は26日にも発表され、男性7人組グループ「三代目J Soul Brothers」、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」、ファッションリーダーでアーティストとして海外でも人気のきゃりーぱみゅぱみゅら10組以上のアーティストが初出場する一方、スキャンダルを嫌ったNHK側の判断で出場が消滅したようだというのだ。 「元社長のバックに紅白の出場に絶大な影響を与える芸能界の大物が控えていたことで出場が厳しかったのに加え、騒動後、レコード会社をインディーズレーベルに移籍。紅白はレコード会社の枠も大きく関係があるのでそれからも外れ、先月発売した『茨の木』は2000枚程度しか売れなかった。つまり、どこにも出場させる要素が見当たらなかった」(音楽関係者) 25日に都内でミニライブを開催した小林は紅白に関してはノーコメントで、「本当に早いもので、来年は芸能生活50周年を迎えることができそうです。お客様に届く歌を、前へ前へ、と歌っていきます」と早くも来年を見据えていたが、紅白落選はやはり大ダメージのようだ。 「今年出場すれば34年連続出場だったが、紅白に出ていなければ、全国の大きなホールでのコンサートにお呼びがかからなくなり、ギャラの金額も本数もダウンし営業的に大ダメージとなってしまう。ただ、紅白の場合、報道によって直前で出場者がひっくり返ったこともあるので、ギリギリまで分からないが…」(レコード会社関係者) 小林にとって今年の出場歌手発表日は“運命の1日”となりそうだ。