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芸能 2012年11月23日 17時59分
爆笑問題・田中裕二が復帰会見も、12月に相方の太田とW手術
ウイルス感染による伝染性単核球症のため13日から緊急入院しているお笑いコンビ・爆笑問題の田中裕二(47)が22日、都内のスタジオで復帰会見を行った。退院はまだしておらず、病院から通うなら仕事をしてもよいという許可が下りた状態という。この日に収録した「ストライクTV」(テレビ朝日系)の模様は、12月10日の同番組で放送予定。しばらくは病院から仕事場へ通い、退院は「来週の頭くらいにできたらいいな」という状況などを報告した。 報道陣の前に姿を現した田中は、「ご迷惑をおかけしました」とあいさつ。現在、熱は下がっているが、扁桃腺はまだ腫れているという。痛みはだいぶ楽になったとのこと。田中は当初は2、3日で回復すると考えていたというが、医師から「2、3週間は絶対安静」とも告げられた状況を説明。また、点滴を打つなどしながら休養を取るしか快復の方法がないといい、入院から最初の5日間ほどは「ぜー、ぜー」と息をしながら寝ていただけで、だるさと、熱と、痛さで何も考えられなかったことを語った。伝染性単核球症はほとんどの人が子どもの頃にかかっているというが、いっしょに鍋をつついたり、近くで会話をしたりするだけで感染することもあることを告げ、どこで感染したのかはまったくわからないという。キスや飲み物の回し飲みで感染することもあり「キス病」とも呼ばれるが、報道陣から問われると、「ほんと心当たりがないから」「色っぽい話はありません」と苦笑を繰り返していた。 田中は、入院中に相方の太田光がお見舞いに来たエピソードも語った。太田のモノマネをしながら報道陣を笑わせたが、太田が来た際には田中も声があまり出せない状態で、病状の経過らは別の人が説明したそうだ。テレビ、ラジオなどでレギュラーを多数抱える田中だが、太田が代役を務めたものもあり、「あいつが(過労で)ぶっ倒れるんじゃないか」と心配する一幕も。 また、田中は、太田が12月に声帯ポリープの手術を受けることを発表。太田の手術は数か月に決まっており、スケジュール調整も済ませているというが、田中は「扁桃腺がもともと肥大で、切った方がいいよといわれていました。今回の病気と直接には関係ないのだけれども、腫れもひどいし、治りも遅くなっちゃうので、切ろう」という結論になり、「選挙もダブルですけど」と前置きをしたうえで、「爆笑問題、ダブル手術です!」と、12月18日に、コンビの2人がそろって同じ病院で手術を受けることを発表。同時に、「また1週間くらい、12月に、爆笑問題は休みます」と宣言。そのときはコンビ揃っての休みになるそうだが、報道陣から、稼ぎ過ぎじゃ? との突っ込みが出ると、「稼ごう、稼ごうとやっているつもりはないのですけど、10何年、ほとんど休み無くやってきたんで。今回、病気とはいえ、10日間寝ていたのは初めて」と振り返った。 全快には安静にするしか術はないというが、医師や看護師に感謝し、「ご心配、ご迷惑をおかけしまして、すみませんでした」と深々と頭を下げ、会見後に行われる収録の準備へ向かった。(中村道彦)
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芸能 2012年11月23日 17時59分
向井亜紀が「こっちも見てよ」とおねだり! 高田延彦とプラチナ夫婦アワード受賞
格闘家の高田延彦と妻でタレントの向井亜紀が都内で22日、「第5回プラチナ夫婦アワード授与式」に出席し、トークショーを行った。 2008年から始まった「プラチナ夫婦アワード」は、子どもの誕生や夫婦の記念日など大切な節目に思いを込めたプラチナ・ジュエリーを贈ろうというサンクスデイズ・プラチナキャンペーンの一環で、プラチナのように永遠に輝きを失わず絆を深めている夫婦に贈られる。過去に、俳優の中尾彬・女優の池波志乃、サッカーの中山雅史・女優の生田智子夫妻らが受賞。プラチナ・ジュエリーの国際的な広報機関であるプラチナ・ギルド・インターナショナルが運営。 タキシードとドレスで登場した高田と向井。認定証が贈られ、高田が向井の指に記念のプラチナリングをはめた。高田は、指輪をはめるときに緊張して震えたというが、「目の前にあることを2人で考え、一生懸命生きてきた時間」と振り返り、「プラチナというすてきな言葉で表彰されて」と感激。「2人でドキドキする時間がつくれて」とうれしそうに話す向井は、「ママ仲間たちはどんなふうに私たちのことを思うかしら」など、「もらった後も盛り上がれる」とにっこり。 結婚生活18年という2人は、知り合ってからは25年がたつ。23歳の時に高田と出会った向井は、周囲から、「人を殴ったり、蹴ったりする人とどうして結婚するの」と反対されたエピソードを明かした。しかし、「2人でチャレンジして、応援し合ってきました」と積み上げてきた時間を振り返った。向井が病気で入院し、医者から高田へ生死の話も出たという状況だったとき、高田は「一歩、未来を見ようよ」と向井を励ましたという。向井は、希望が見えてきたときにプラチナの指輪を高田から贈られた思い出を紹介し、トークショーでも、リングをつけてもらった左手の薬指を何度も見つめていた。おまけに、緊張してコチコチになっていた高田が両手をひざの上に置いたまま司会者の方を見続けていると、「こっちも見てよ」とおねだり。そのひと言で高田の緊張が解け、夫婦円満の秘けつや、夫婦けんかの仕方など、息の合ったトークショーを披露した。(竹内みちまろ)
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芸能 2012年11月23日 17時59分
「女子アナ・ウォッチング」第39回〜日テレ系フリー・坂木萌子アナ
リアルライブ読者の皆さま、こんにちは。 今回は一部で多大な人気を誇る、日本テレビ系フリーの坂木萌子アナ(25)を取り上げます。 坂木アナは87年3月12日生まれ、高知県出身。土佐高等学校、早稲田大学商学部を経て、山形のさくらんぼテレビジョン(フジテレビ系列)に入社。 10年7月に同局を退社しフリーとなり、ニチエンプロダクションに所属。10年9月より、日テレ系ニュース専門CSチャンネルの「日テレNEWS24」でキャスターを務める。直後の同年11月からは日テレ「Oha!4 NEWS LIVE」で水木金のメーンキャスターに抜てきされ、全国ネットの地上波に進出。朝が早い人には、秘かな話題となる。 「日テレNEWS24」への出演は11年3月で終了したが、「Oha!4 NEWS LIVE」を同年9月で降板したのに伴い、同年10月より、「日テレNEWS24」に復活。今年4月からは同チャンネルの「デイリープラネット」(月〜木曜日=午後8時〜深夜1時)、「さきがけニュース&スポーツ」(月〜木曜日=深夜1時〜4時)に出演中。 「デイリープラネット」はBS日テレで、「さきがけニュース&スポーツ」は地上波日テレでも流される場合があり、深夜に両局をご覧の人にはおなじみの顔だ。 女子アナ・ウォッチャーのA氏によると、「萌子という名前にはビックリですが、顔も“萌え系”なのにはさらにビックリです。今は主にCSで夜遅い時間の出演が多いわけですが、地上波に再進出すればブレイク間違いないのではないでしょうか。日テレは女子アナの相次ぐ退社、産休で人材不足ですから、抜てきを期待しています」と語る。 坂木アナにはCSのアイドルアナで終わってほしくありません。ぜひ、地上波への復活を願いたいところです。(坂本太郎)画像:坂木萌子オフィシャルブログ http://ameblo.jp/moeko-sakaki/
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レジャー 2012年11月23日 17時59分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(11/24) ファンタスティックJT 他3鞍
☆東京11R「ファンタスティックJT」(芝1400メートル) 有力馬は五指に余る。予断を許さないが狙って面白いのは、まだ底が割れていない3歳馬のメジャーアスリート。休み明け3戦目と走り頃でプラスアルファは大きい。 前走の奥多摩Sは勝ったサクラゴスペルに0秒4差と迫り、実力の片鱗を示している。実績あるダートとはいえ、交流GI・全日本2歳優駿で2着の成績はここでは大威張り出来る。もちろん、芝適性もある。橘Sでガンジス(オープン)相手に2着と好走しすでに立証済み。荒れて力の要る馬場コンディションも勝利を後押しすると見た。差し切りが決まる。 相手は、上がり馬のクリーンエコロジーと、コース巧者のプランスデトワール。先行力あるウエストエンド、クラスの安定勢力エーシンミズーリも展開次第で上位食い込みのシーンは十分考えられる。◎10メジャーアスリート○12クリーンエコロジー▲3プランスデトワール△2ウエストエンド、5エーシンミズーリ☆東京10R「オリエンタル賞」(芝2000メートル) 地力強化の目覚ましい素質馬の、ミエノキセキに期待。昇級戦の精進湖特別は惜しくも3着に終わっているが、自慢の差し脚(上がり32秒7はメンバー最速)で0秒2差と迫り早くもメドを立てた。能力はオープンレベルだし、足踏みは許されない。伝家の宝刀がさく裂する。 相手は、精進湖特別で2着と先着しているステラウインド。関西馬のサフランディライトが不気味だが、シャドウパーティー、スーパームーンも実力は紙一重。◎10ミエノキセキ○11ステラウインド▲16サフランディライト△6スーパームーン、12シャドウパーティー☆東京9R「エクセレントJT」(芝1600メートル) 2着続きのショウナンラムジが、三度目の正直を果たす。勝ち運に恵まれないが実力を疑う余地はない。差し切りが決まる。相手は、休み明け2戦目で走り頃のホーカーテンペスト。上がり馬のシルクキングリーが逆転候補。末脚確かなインプレッシヴデイ、前走8着は不利があったドリームトレインの巻き返しも考えられる。◎10ショウナンラムジ○1ホーカーテンペスト▲13シルクキングリー△2ドリームトレイン、5インプレッシヴデイ☆京都11R「京阪杯」(芝1200メートル) 夏を境に地力強化の目覚ましい、オリービンをイチ押し。古馬混合のポートアイランドS快勝に続き、スワンS(グランプリボス)0秒2差5着は真骨頂。距離短縮で一段と競馬はしやすくなったし、悲願の初重賞制覇は目前だ。相手は、パドトロワ。1200メートルは前々走のキーンランドC(レコード)を含め6勝のエキスパート。GI・スプリンターズSは8着に敗退しているが、GIIIメンバーなら巻き返しは必至。 この2頭に上がり馬のサドンストームが迫る。連穴は、絶好の1番枠を引き当てたハクサンムーン。逃げ粘りがあっていい。もう一頭は、地力を増しているアドマイヤセプター。◎オリービン○9パドトロワ▲4サドンストーム△1ハクサンムーン、8アドマイヤセプター※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2012年11月23日 17時59分
京阪杯(GIII、京都芝1200メートル、24日)藤川京子のクロスカウンター予想!
京都11R、京阪杯は◎テイエムオオタカが重賞初制覇を飾ります。 前々走でオパールSを勝ってオープン入り。芝1200メートルは3-4-2-2で、掲示板を外したことがなく堅実。特に今年は2勝2着2回3着1回と、スプリント戦ではまったく崩れていません。 前走のスワンSは、1400メートルでしたが、マイルCS2着馬の勝ち馬グランプリボスから0秒2差2着と健闘。3着馬を最後は差し返しており、粘り腰を見せました。最近はズブくなっているようですからハナを切らなくても大丈夫だし、自在味も出てきています。終いがしっかりしているところが長所で、最後まで渋太く脚を使えるのが強みですね。 昨年はカレンチャンの2着などもあり、重賞でも力は通用。京都は1-1-0-0と連対を外していません。ここは2番手からしっかり前を捉えます。(12)テイエムオオタカ(8)アドマイヤセプター(4)サドンストーム(7)オリービン(9)パドトロワ(3)スギノエンデバー(18)ハナズゴール馬単 (12)(8) (12)(4) (12)(7)3連単 (12)-(8)(4)(7)(9)(3)(18)テイエムオオタカ 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2012年11月23日 17時59分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(11/24) 京阪杯
◆京都11R 京阪杯◎オリービン○アドマイヤセプター▲エーシンホワイティ△エーシンヴァーゴウ△テイエムオオタカ△パドトロワ マイル戦を主に使われてきたオリービンだが、パワフルなピッチ走法の馬だけに1200mは合うだろう。武豊騎手との新コンビで「新境地開拓」となるかもしれない。NHKマイルC4着の実績、ハナ差だった3着クラレントが富士Sを勝ったことからも、ここでは力量的に上位と考えてよい。6F戦への適性だけが焦点。マイルよりも速い流れに戸惑って力を発揮できない可能性はあるが、58キロを背負うパドトロワよりは魅力。「先物買い」で勝負だ。 体質的な弱さが解消されていよいよ本格化してきた良血アドマイヤセプターが相手本線。この馬も初距離になるが、1400mの前走でも高いスプリント適性を感じさせる先行力を見せていただけに忙しい競馬になっても対応可能とみる。以下、このところなぜか一戦毎に好走する傾向にあるエーシンホワイティ、スプリンターズSでパドトロワに先着したエーシンヴァーゴウ、引き続き好調子キープのテイエムオオタカあたりをおさえに。【馬連】流し(7)軸(8)(9)(10)(12)(14)【3連単】フォーメーション(7)→(8)(14)→(8)(9)(10)(12)(14)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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トレンド 2012年11月23日 17時59分
レピッシュ・マグミの「音楽玉手箱」今週はこの1枚を聞け!<第110回>
毎週金曜日に連載するレピッシュのマグミによるオススメCDを紹介する企画の第110回目。マグミがDJの際にいつも持ち歩く音楽玉手箱」(CDボックス)から、今週のオススメCDをピックアップしてもらった。◇今週のこの1枚◇エルボウ・ボーンズ&ザ・ラケッティアーズ「NEW YORK AT DAWN」(1983年/EMI) CDというのもちょっとした巡り合せで手元にあったりするもので、まさしくこのCDがそうで、先日、ドナルド・フェイゲン、マイケル・マクドナルド、ボズ・スキャッグスのライブを観に行って、ドゥービー・ブラザーズのCDを聞いていたところ、昔、90分テープの片面にドゥービーを入れてて、反対の面に、エルボウ・ボーンズ&ザ・ラケッティアーズのこのアルバムを入れてて、どうしてもCDで聴きたくなって調べてみたら、今年に「Expanded Edition」が出ていて、6曲追加されていたので、すぐ購入して、手元にある訳です。 サウンドは、全体を通してダンサンブルでゴージャスです。都会の匂いがしながらも、ホーンをフューチャリングした曲が多いので、どこか昔の、クラブのハコバン的な雰囲気もしますね。1曲目の「A Night In New York」は発売当時、日本でもCMで起用されたことがあるので、聴いたことがある方もいらっしゃると思います。この曲はYouTubeでも上がっているので、試しに見てみるのもいいと思います。 プロデューサーにキッド・クレオールの名前が入っていて、歌っている女性ボーカルもココナッツの一員みたいなので、キッド・クレオールの覆面バンドとも言われています。このバンド名でも1枚しかアルバムが出てないので、多分そうでしょう。■マグミ オフィシャルウェブサイト http://magumi.jp/main.html■ライブ日程はこちら http://npn.co.jp/newsrelease/detail/5453947/
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スポーツ 2012年11月23日 17時59分
日本ハム・栗山新内閣に大きな不安 コーチ陣は経験不足、実績不足ばかり
今季、パ・リーグ制覇を果たした日本ハムが、11月23日、来季の1軍コーチングスタッフを発表した。 2年目となる栗山英樹監督(51)の下、新布陣はヘッドコーチ・阿井英二郎(新任=48)、投手コーチは黒木知宏(新任=38)と2軍から昇格の島崎毅(45)、バッテリーコーチ兼捕手・中嶋聡(留任=43)、打撃コーチ・渡辺浩司(留任=49)、内野守備コーチ・三木肇(留任=35)、外野守備走塁コーチ・大塚光二(新任=45)、コーチ兼外野手・稲葉篤紀(新任=40)となった。 福良淳一ヘッドコーチ(52)、吉井理人投手コーチ(47)、清水雅治外野守備走塁コーチ(48)が退団。田中幸雄打撃コーチ(45)は2軍に回り、芝草宇宙投手コーチ(43)はチーム統轄本部アマスカウトに異動した。優勝したチームの首脳陣が、これだけ大幅に入れ替わるのは異例のことだ。 新布陣で大きな不安要素となるのが経験不足。新任の阿井コーチ、黒木コーチ、大塚コーチ、選手兼任の稲葉コーチはいずれも指導経験がない。留任したコーチも経験豊富とはいえず、いわゆるベテランの“重鎮”的なコーチが一人もいないのが気がかり。 そして、首脳陣全体を見渡して、現役時代、大きな実績は残したコーチが少ないのも懸念材料。新任の阿井コーチは144試合17勝4セーブ、大塚コーチは466試合193安打。留任の渡辺コーチは270試合156安打、三木コーチは359試合59安打、昇格の島崎コーチは197試合20勝28セーブと、ハッキリいって“小物”ばかり。2000本安打(2012本)を達成した田中コーチの代わりを、今季2000本安打(2096本)に到達した稲葉コーチが担うことになりそうだが、まだ現役バリバリの稲葉コーチはプレーヤーがメーンになるだろう。 名選手が必ずしも名指導者になるとは限らないが、正直、指導経験も乏しく、実績不足の新首脳陣には貧弱さを感じざるを得ない。果たして、このメンツで大丈夫なのだろうか。大いなる不安がつきまとう。(落合一郎)
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社会 2012年11月23日 17時59分
阪神・金本氏の詐欺被害額が1億円を超えた
埼玉県警は11月20日、今季限りで現役を引退した阪神タイガース・金本知憲氏(44)から事業投資目的で約9800万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、元会社役員・本多善光容疑者(45=同県和光市下新倉)を再逮捕した。 本多容疑者は08年11月頃から09年2月に、実態のない農業法人への投資目的で、友人であった金本氏から、約1880万円をだまし取ったとして、10月16日に逮捕され、詐欺罪で起訴されている。 これで、金本氏が本多容疑者から被った詐欺被害は、トータルで約1億1680円という、とてつもない金額となった。 捜査2課によると、本多容疑者は競艇の場外舟券発売所の建設を目的とした会社「ジェイ・エフ・シー」(東京都港区)の実質経営者で、06年7〜8月、友人の金本氏に「全国モーターボート競走会連合会から融資を受けるため、預託金を都合してくれ」とウソを言って、銀行口座に計7回にわたって計約9800万円を送金させ、だまし取った疑いがある。金本氏は07年3月〜08年5月に同社の代表取締役に就いたが、「名義を貸しただけ」と話しているという。 同社は04年に設立。事業内容は競艇投票券の場外発売所建設などだが、県警によると、現在は休眠状態になっているもよう。 被害を受けた当時、金本氏はまさに絶頂期で、07〜09年の年俸は5億5000万円(推定)も得ていた。友人関係で、金本氏のガードも緩んだのだろうが、世の中、そんなにうまい投資話はないということだろう。(蔵元英二)
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社会 2012年11月23日 16時00分
法廷での姿は演技? 裏の顔は“凶悪犯”
2007年に山梨県内の貴金属加工工場から約1億2000万円相当の現金や貴金属を奪ったとして、強盗致傷などの罪で起訴された安洋(アン・ヨウ)被告(27)の初公判が、11月1日、東京地裁で開かれた。 冒頭陳述などによれば、この事件は中国残留孤児マフィアグループのリーダーが中心となり、実行に移されたようだ。検察側は、中国残留孤児三世の安被告がリーダーに集められ、実行犯的な役割を果たしたと主張している。 「ところが法廷に現れた安被告はスーツにネクタイ、坊主頭にメガネ…と、見た目は“お坊ちゃん”。しかも証言台の前に立つ時や座る時に、深々お辞儀していました。裁判員への反省アピールでしょう」(司法記者) というのも、安被告が東京地裁の法廷に被告人として立つのは、これが初めてではない。なんと2010年には殺人未遂罪で実刑判決を受けており、服役中の身だったのである。 「クラブで肩がぶつかったとしてケンカになった男性の首を切りつけたんです。これにより男性は頸動脈切断の重症を負った。刺されたことで左の声帯が動かなくなったそうで、声も30代には思えないガラガラ声でした。とにかく安被告の凶悪ぶりは凄まじいものがあります」(当時傍聴していた記者) このときの安被告も、今回と同じく坊主頭にスーツと“良い子”な出で立ちで「中国残留孤児三世なので1年以上の懲役刑だと強制送還される。考慮してほしい」などと訴えていたが、懲役8年6月の判決が下されていた。さらにその前にも服役前科があるほか、少年時代の逮捕歴は2回と、とんだ暴れん坊なのだ。 初公判では「被害者にスタンガンは押し付けてません」「被害金額は報道されてから初めて知った」などと主張したが、どこまで通用するか。