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トレンド 2011年04月12日 15時30分
【桜】『ノルウェイの森』の散歩道が満開(1) 四ツ谷外濠公園
小説『ノルウェイの森』(村上春樹)は、1987年の単行本発売以来、世界中で読み継がれている。昨年12月から松山ケンイチ主演の映画『ノルウェイの森』が公開されている。赤と緑でおなじみのカバーを再び手にした人も多いのでは。 小説『ノルウェイの森』は、青春の悲しみと喪失を描くと同時に、37歳になった主人公「僕」の追憶の物語になっている。『ノルウェイの森』の冒頭、ドイツの空港に着陸した飛行機の中で、主人公「僕」はビートルズの「ノルウェイの森」を耳にする。「僕」は「いつものように混乱」する。「自分がこれまで失ってきた多くのものを考えた」 37歳という現在を生きる「僕」は、『ノルウェイの森』のヒロイン「直子」をより深く理解できるようになっていた。『私のことをいつまでも忘れないで。私が存在していたことを覚えていて』と訴えた直子を思うと、たまらなく悲しくなる。「僕」は薄らいでいく記憶をたどり、青春の日々への追憶の旅に出た。 「僕」が神戸の高校に通っていた頃の友人だった「直子」に再会したのは、「僕」が大学に入学したばかりの5月。中央線の電車の中でたまたま「直子」と出会い、四ツ谷駅でいっしょに降りた。市ケ谷、飯田橋、お堀ばた、神保町交差点、お茶の水、本郷、駒込と歩く。四ツ谷から市ケ谷へ向かっていた時は「日曜日の午後のあたたかい日差しの下では、誰もがみんな幸せそうに見えた」が、「駒込に着いたときには日はもう沈んでいた」という距離。 季節が違うが、「僕」と「直子」の足跡をたどって『ノルウェイの森』の散歩道を歩いてみた。そこは、桜の道だった。【四ツ谷から市ケ谷】 JR四ツ谷駅の改札を出ると、土手が見えた。周辺は、かつて「四谷見附」と呼ばれた江戸城外郭門があった場所。見附には、櫓(やぐら)、土塁、石垣等も築かれ、幕末に撮影された写真を参照すると、重々しい検問所のような雰囲気を持っている。「四谷見附跡」には、現在、石垣の一部が残っている。 土手を上がる階段の下から、満開の桜並木が見えた。階段を上がると、木々の間から、濠の対岸の様子が垣間見える。この辺りは、歩道の両側に桜が植えられている。木漏れ日が差し込む森の中を歩いているように思えてきた。「僕」と「直子」は、イタリアやフランスの太陽の下にでもいる気分だったのだろうか。しかし、物語の中の二人は、ドイツやノルウェーの暗い森の中にあるような世界へと入っていく。(つづく/竹内みちまろ)
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スポーツ 2011年04月12日 15時30分
虎もリスト再精査 震災でトレードが破綻になっていた!
開幕後の補強トレードは、ペナントレースを戦ううえで“最終兵器”となる。主力選手の故障や不振、あるいは「活躍を見越していた選手が機能しない」と判断された場合、プロ野球各球団はペナントレース開幕を前後して、『駆け込みトレード』を行う。 「駆け込みトレード? プロ野球の世界では当たり前のこと。序盤戦で戦力面での綻びを修正しておかないと、優勝戦線から脱落してしまいます。オフに獲得した選手が必ず活躍できるとは限りませんし…。ちょっと大袈裟な言い方をすれば、12球団は『駆け込みトレード用のリスト』を持ってオープン戦を戦っています」(プロ野球解説者の1人) しかし、今季は少し様相が違う。 震災による混乱、また、選手の家族にも配慮してどの球団も、この『駆け込みトレード』をまとめなかったというのだ。某在京球団職員によれば、震災で破綻になったトレードもあったそうだ。 一部報道によれば、阪神・坂井信也オーナーは金本知憲選手(42)の右肩の回復具合が遅れていたため、「外野手のトレードを模索していた」旨を明かしていた。 阪神の外野布陣だが、真弓明信監督(57)は俊足の藤川俊介(23=登録名は「俊介」)をセンターに固定し、内野手の坂克彦(25)も外野練習に参加させていた。近い将来、外野手は守備能力の高い俊足タイプに−−。今春のキャンプはそんな印象を受けたが、金本の出遅れは、阪神フロントに強い危機感を抱かせていたようである。 阪神が大砲タイプの外野手をトレード補強を見送った理由も、やはり、震災による混乱だったという。しかし、ペナントレースの変則日程を指してこう指摘する声も聞かれた。 「今季は開幕延期によって、約1カ月で交流戦に突入します。ということは、開幕2カ月で通常のペナントレースに戻るわけです。交流戦終了後、一気に…」(プロ野球関係者) 弱点を補う緊急トレードは、通常、セ・リーグ球団はパ・リーグと、パ・リーグ球団はセ・リーグと交渉する。チームの内情を同一リーグで明かさないためだが、開幕から2カ月で交流戦が終了するのなら、その間に補強の有無、弱点を整理するのに「時間的にもちょうどいい」と言うのだ。開幕日を目指した駆け込みトレードは見送られたが、交流戦が例年以上に早く終了するのであれば、むしろ、緊急トレードの件数は増えるのではないかと予想していた。 「シーズン中のトレード件数そのものは増えると見て、現有戦力の見送りを進めている球団は多いようですね」(前出・プロ野球解説者) ここ2週間、各球団のフロントは代替え球場やその移動手段、宿泊施設の確保で奔走していた。戦力面で重要となる駆け込みトレードについて、ようやく着手できたと見るべきなのかもしれない。2011年ペナントレースは、やはり異様な雰囲気での幕開けとなったようである。
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トレンド 2011年04月12日 15時30分
9割の窯が倒壊…立ち上がれ、益子!
東日本巨大地震は、陶芸の街にも甚大な被害をもたらした。 栃木県の益子では9割の窯が倒壊。町が把握しているだけでも被害総額は7億8千万円に上る。個人の作家の被害も入れると、もっと大きな額になる可能性もある。完全な状態で残った薪窯は数基しか確認されていない。 益子焼は「登り窯」という斜面等地形を利用した薪窯を主に使用する。地面に直接土で築くため、被害を受けやすかった。ガス窯や灯油窯なども、煙突や棚の倒壊など被害は大きい。益子の登り窯をつくる職人は僅か2人しかいない。全部作り直すのには数年かかるとの見通しだ。 写真の瓦礫の山は、震災の為に設置された臨時ゴミ捨て場の様子だ。被害を受けた窯から、次々と破損した陶器が運ばれてきた。中には有名作家の作品も見られるという。 「個人のものなので、どこまで権利を共有し合うか問題はあります。ですが、これを再利用出来ないか動き始めています」 今まで益子では、割れた陶器は全て不燃ゴミか庭に埋めるなどの処理だった。膨大な陶器の欠片を前に、タイル、小道をつくるなど、アイデアは次々と広がっている。益子で制作をする若手陶芸家達は、益子町被災状況をまとめるfacebookのページや益子を再生するための「Rebuild-Mashiko」を立ち上げた。東北関東大震災 益子町被災状況レポhttp://www.facebook.com/Rebuild.MashikoRebuild-Mashikohttp://rebuild.exblog.jp/ 「みんなへこたれてないですよ。窯ごとに焚き方などにこだわりがありますから、今まで一人一台が当たり前でしたが、窯のシェアも考えています。自分に出来ることから始めないと」 陶芸家・田村一氏は、都内の茶会で益子の被害状況報告を行う。 1966年から始まった益子の陶器市も、今年は開催が危ぶまれた。しかし「災害復興がんばろう」というテーマを掲げ、期間を短縮し開催される。 「益子から元気を出そう! 届けよう! ということで、今年はお客様が楽しめるようなテナントブースを考えています」 都内でも、益子を始めとした陶芸の町や作家を支える支援の動きが始まっている。 若手陶芸作家を中心に扱う銀座のギャラリーPetitluxeでは、震災で被害を受けた益子、笠間、茂木の作家達を支援する展示を急遽開催する。 「自分達にできることはなにか? 自分の仕事をするしかありません。陶芸家や彫金作家の作品を少しでも売って、作家を応援したい」 東京に住むギャラリーオーナー江口範幸氏も、震災で多くの器との別れがあったという。 「しばらく茫然とするほど、大きな喪失感を味わいました。でも器達との思い出は残ります。新しい器達との出会いを提供できれば」 作家だけではない、多くの陶芸を愛する人々が一歩一歩動き始めている。『春の益子陶器市』日時 4月29日〜5月5日 9時〜17時場所 益子町内各所(城内坂、サヤド地区中心)http://www.mashiko-kankou.org/mta1/mashikoyaki/toukiiti/tokiichi.htm『日本文化を語る会』(主催:アバンギャルド茶会)益子や笠間などの被害状況をテーマに語る日時 4月15日 19時〜22時場所 東京・四谷荒木町「橘家」 東京都新宿区荒木町11 橘家ビルhttp://www.ava-cha.com/2011/04/07/1708『Emergence From emergency』日時 4月15日〜24日 11時〜20時(会期中閉会の時間に変更あり)場所 東京・銀座「Petitluxe」 東京都中央区銀座3-14-2 白鳥ビル1階http://www.petit-luxe.jp/index.html(隊長檸檬 山口敏太郎事務所)
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トレンド 2011年04月12日 15時30分
『進撃の巨人』第4巻、訓練兵時代の過去編で脇役をキャラ立ち
諌山創が『別冊少年マガジン』(講談社)で連載中の人気マンガ『進撃の巨人』の第4巻が、4月8日に発売された。『進撃の巨人』は、人類が存亡を賭けて巨人と戦うサバイバル作品で、単行本の各巻が各々100万部、累計400万部を突破する話題作である。この巻はトロスト区奪還作戦の続き、訓練編時代の過去編、新たな方向性と盛りだくさんの内容であった。 冒頭は前巻の続きのトロスト区奪還作戦である。巨人化した主人公エレン・イェーガーが巨人の破壊した壁の穴を岩で塞ぐ作戦であったが、巨人になったエレンは自我を失い、暴走する。人類は絶望的な戦いを強いられ、アルミン・アルレルトは必死でエレンに呼びかける。何故、危険な外の世界に出るのかというエレンの内面の葛藤がポイントとなるが、エレンの精神的成長よりも、諦めることなくエレンの心に響くように工夫して呼びかけ続けたアルミンの努力に負うところが大きい。 前巻までで、エレンには巨人化という他の人間にはない圧倒的な能力を持っていることが確認された。主人公が圧倒的な能力を有することは漫画の定番設定であるが、主人公だけが活躍して他のキャラクターが空気となってしまう危険がある。 しかし、『進撃の巨人』では巨人化したエレンは暴走し、エレンに呼びかけ続けたアルミンや、巨人を引き付けて犠牲になった多数の兵士が存在しなければ窮地を脱することができなかった。現時点のエレンは完全無欠なカッコいいヒーローではないが、主人公一人で何もかも解決するよりも物語としては精緻である。 壁の穴を岩で塞ぐ作戦の終了後、物語は小休止して訓練兵時代にさかのぼる。この過去編ではジャン・キルシュタインやアニ・レオンハートら同期兵士の性格を掘り下げている。たとえば過去に食糧庫から肉を盗んだサシャ・ブラウスは、訓練中にも芋を食べる食いしん坊キャラで、殺伐した物語の中で貴重なギャグ担当になっている。 この訓練兵時代の過去編ではエレンの非凡さも明らかになるが、その演出が巧みである。上位の成績で訓練兵団を卒業するエレンも、立体機動装置の最初の訓練では劣等生で、兵士としての適性がないと酷評されるほどであった。しかし、努力して上達したというような王道パターンではなく、意外な理由が明らかになる。 過去編からの切り替えも巧妙である。「内地で安全な生活を送りたい」という小市民的な理由から憲兵団を志願していたジャンであったが、同期の兵士から自らの適性について冷静な意見を聞かされる。話が巨人の襲撃後に戻り、その兵士の変わり果てた姿を見たジャンは、巨人と直接戦う危険な調査兵団入りを決意した。 最後は『週刊少年マガジン』に掲載された特別編『リヴァイ兵士長』の主役・リヴァイ兵士長が本編に絡む方向性を示して終わる。「人類最強の戦士」と呼ばれるリヴァイ兵士長と共に巨人への反撃が進むのか、展開が注目される。(林田力)
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トレンド 2011年04月12日 15時30分
地震で行方不明のタイガーマスク。実写映画でも大ピンチ!?
今となってはなんとなく懐かしい気もする「タイガーマスク運動」。 2010年の暮れから2011年にかけて、子どもたちにランドセルを配りまくっていた彼だが、東日本大震災以降、めっきり姿を現さなくなってしまった。 大量のランドセルはまさに今、この瞬間だからこそ必要なのだが…。やはり、大手ランドセルメーカーのセイバンが被災地にランドセル1万個を寄付したあたりで、タイガーマスクは世間から用無しになってしまったのか? 覆面レスラーひとりの力だけでは限界があったのか? それとも単に忘れ去られているだけなのだろうか? 色々な考えが頭をよぎるが、先日、原作者の弟である作家・真樹日佐夫氏が、自身が製作予定の『実写版タイガーマスク』の脚本が第5稿まで行った事をインタビューで答えていた。 真樹氏はこのインタビューで「伊達直人は登場しない」「クランクインは5月」などと答えており、やる気は十分であるが、未曾有の被害を生み出した東日本大震災の影響の中、本当に撮影できるのか? と疑問の声もある。 「今回の地震で映画産業は酷いダメージを受けています。節電の影響もあり低予算で製作される映画は、照明機材の問題からナイトオープンの撮影が一切できないと聞いています。また、仮に公開されたとしても自粛ムードで、バイオレンスなものは公開できない恐れが出てきます。北野武監督の『アウトレイジ2』も製作が中断したままですし…。タイガーマスクがどのような映画になるのかわかりませんが、いま製作するにはあまりに厳しいと思います」(某映画ライター) 『実写版タイガーマスク』の公開は今年11月の予定。それまでにみんながタイガーマスクの雄姿を忘れていなければ良いが…。
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芸能 2011年04月12日 11時45分
巨人ドラ1、テレ朝はNGで日テレはOK?
今日12日に12球団そろって開幕を迎えるプロ野球だが、あのゴールデンルーキーと女子アナの熱愛が発覚した。 今週発売の「週刊女性」(主婦と生活社)が報じたところによると、中央大から昨年のドラフト1位で巨人に入団した澤村拓一投手が、7歳年上の日本テレビの森麻季アナと交際中で、3月上旬のオフに澤村投手が森アナの自宅マンションに出入りする写真を掲載している。 この記事を受けたスポーツ紙によると、同局総合広報部は「個人のプライバシーに関わることなので、詳細についてはお答えできませんが、温かく見守っていただきたいと思います」とコメント。澤村投手は開幕戦のために山口・宇部入りしたが、交際については語らなかったという。 「森アナはもともと巨人ファンで03年に日テレに入社。昨年10月から同局系『Going!Sports&News』のアシスタントを務め、澤村の取材もしていたため、取材を通じて知り合ったようだ。ただ、球団サイドの反応は“あの時”とは正反対で“歓迎ムード”。一方、日テレも女子アナが次々と退社する中、久しぶりに明るい話題となった」(野球担当記者) あの時とは、おととしドラフト1位で巨人に入団した長野久義外野手とテレ朝・下平さやかアナの交際が発覚した09年12月。 「女性誌で交際が発覚し、熱烈な車内でのキス写真が掲載された。球団サイドは『さっさと別れろ!』と長野外野手に激怒。一方、テレ朝は巨人との関係が悪化するのを恐れ、下平アナを出演していた番組から降板させたうえに完全に干した。破局説が流れたが現在もひっそり交際中。ただ、昨年11月の終わりごろから下平アナは拒食症で入院したこともあり、相当精神的に追い込まれていたようだ」(テレビ関係者) とはいえ、長野外野手は周囲の雑音をシャットアウトするかのように1年目からレギュラーとして新人王を獲得。もともと期待度が高い澤村投手だけに、交際をバネに大活躍が期待される。
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芸能 2011年04月12日 11時45分
震災復興へ ついに石原軍団が出動
震災復興へ向けついに石原軍団も出動だ。東日本大震災の被災地である石巻市で石原軍団が炊き出しを行うことをスポーツ各紙が報じている。 チャリティー活動に熱心なことで知られる石原軍団は、これまでも1995年の阪神・淡路大震災などで炊き出しをおこなってきた。一部情報では、釜や材料などを積んだ車両10台以上が現地に向かい、俳優の渡哲也や舘ひろしなどが14〜20日まで炊き出しを行うという。 石原軍団こと石原プロモーションは、1963年に昭和の大スター石原裕次郎が設立。その結束力から所属タレントは“石原軍団”と呼ばれている。社長は所属俳優でもある渡哲也。
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トレンド 2011年04月12日 11時45分
K-POPの女性アイドル並みに美しいレースクイーンやコンパニオンたちが、ソウルモーターショー2011に勢揃い!!
4月1日から4月10日まで、韓国・ソウルで開催されていたソウルモーターショー2011。トヨタや日産などの日本メーカーはもちろん世界中から出展し、これまで以上の賑わいとなった。 会場の雰囲気は日本のモーターショーとまったく同じ。もっとも、歴史ある東京モーターショーを手本にしているのだから当然か。 展示物の中心は、現在の世界的傾向を反映した環境にやさしいエコカー。中でも数年前までには考えもつかなかったような燃費のいい小型車が数多く目立ち、観客の関心を誘っていた。 だが、そんな観客の多くは車よりもレースクイーンや美人コンパニオンに目を奪われていたという現実もあった。それもそのはず、派手なコスチュームにナイスボディーなギャルが揃いに揃ったのだから。 特に注目されていたのが、胸の谷間をチラつかせていた巨乳軍団。他のブースの美女たちとは違う露出度に、カメラ小僧のみならず女性客らもケータイで撮っては大騒ぎ。儒教の国というイメージとはかけ離れたセクシーショーだったともいえよう。
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ミステリー 2011年04月12日 11時45分
予言は当たるのか? 日本の未来に警鐘が鳴り響く!!
4月7日午後11時32分ごろ、宮城県沖にM7.1の大地震が起こり、震度6強の激しい揺れを観測した。 ここ最近、地震研究家の小林朝夫氏の言動が大きく注目を集めている。彼によれば地震の予知に不可欠なのは長年の地震研究による知識、電磁波計測器と電場計測器、そして最大の決め手が不思議な能力だという。 小林氏はブログ『大地震警報・前兆緊急アラート』の4月5日時点で、4月7日前後が危険と警戒を予告していた。そして、実際に7日に地震が起きてしまった。 この地震のせいで、女川原発の外部電源の3系統のうち2系統が落ちたため一時冷却機能が停止するという事態に陥った。今後の東北の原発への影響が心配される。 実は小林氏は以前にも、ブログに震災前日の3月10日に、M8前後の非常に大きな地震が来ると警告。翌日、未曾有のM9という東日本大震災が起こった。 小林氏は、ブログ内で日本の今後の未来の厳しさを語っている。日本人は安全神話を信じ込み、最悪の事態を想定する想像力に欠けると警告している。さらには地震や原発の本当の危険性を知っている人が少ないことを憂いている。 そして、今度は地震よりも原発の問題が重要になるという。小林氏は原発が吹き飛ぶ予知夢を見ており、近々、大事件が起こると予測。依然、警戒が必要との事である。 予知・予言は非科学的という意見もある。しかし、7日の地震では一部で観測データが得られず、気象庁の緊急地震速報に遅れも出ている。 震災予言者の一人である霊能者の松原照子女史のブログ『幸福の近道』のトップページにこう記してある。 「私の書いた文章を当たる当たらないで見ないで下さい。皆様が愛する人を守る一助になる事を願っております」 予言とは、まさにこの一言につきるだろう。天変地異とは、科学では測れない人知を超えた所にまだまだあると言えるのかもしれない。(呪淋陀(じゅりんだ) 山口敏太郎事務所)
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社会 2011年04月12日 11時45分
偽募金に注意しよう いっぽう、やはりすごかったアノ募金
東日本大震災の被害に遭った方々に募金をしたい、また既にだいぶしている、という方は多いだろう。 募金というと、日本赤十字社と中央共同募金会を通じての募金を思い出すが、ほかにどんな募金が考えられるだろうか。例えば、セブンイレブンのレジ前募金はどうだろう。 「現在行っているセブンイレブン店舗のレジ前の募金は、弊社としての独自の募金です。通常は外部を通して募金するが、今回は被災の状況がはっきりしており、各県の被害状況に合わせたかたちで贈ろう、ということで決定しました」(お客様相談室・資料を元にコメント) まず、赤十字とかとは関係ない。 その金額は、3月いっぱいまでのセブンイレブン店舗、これに関係グループ各店舗含んだ募金の総計が約12億円だった。これらに社長、会長ら個人の献金と、関係各社関連の募金を合わせると、これまでの総額は実に28億円以上にのぼったという。 既に、これまでのセブンイレブンからの募金は、使途は自治体に任せて4月8日に各県知事宛に振り込まれている。(内訳は、宮城県に10億円、岩手県・福島県に8億ずつ、茨城県・千葉県に2000万円ずつ、など) なお店舗の募金は、予定を延長して4月末日まで続けられるそうだ。 消費者として判断がしやすい募金があるいっぽう、消費者庁のHPによれば、今回の震災にあたって、「市役所の職員を名乗り、義捐金の名目で金銭の振込みを依頼する電話があった」などの被害が報告されている。 が、このようなお願いを行政がすることはないそうだ。 例え1円でも、あくまで募金は自分で決める! という姿勢が、被災地の皆さんのために、ということにつながるのかも。(仙道)