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芸能 2007年09月08日 15時00分
芸能界斜め斬り 企業、番組宣伝の片棒を担ぐ芸能マスコミの底なしの軽薄さ
「試合前みたい。普段は全裸しかみてないので…」 ジャガー横田・木下博勝夫妻が5日、「男と女のフォト川柳コンテスト」の表彰式に“夜の勝負服”姿で出席して、自らの性生活を赤裸々に暴露している。「またあの夫婦か…」と思いながらボケッと画面を見ていたらと、朝からエロい夫婦生活の話。この夫妻、本当は「ED疾患啓発キャンペーン」なるイベント宣伝に参加していたのだ。 EDとは勃起不全で、性交渉に難があるというデリケートな病。現在日本で1300万人がこの症状に悩んでおり、今後さらに増えそうだという。だから悩まないで専門医の治療を受けたり「バイエル薬品の特効薬で克服しましょう」というキャンペーンだ。しかも肝心のイベント趣旨が何も報道されず、ひたすら「夜のお元気夫婦生活」の話に終始する。 このところタレントの記者会見を見ると、実は企業の新商品発表会見だったり、新番組の宣伝会見だったりすることが実に多い。タレントはもはやマスコミのインタビューなどには出ない。お金になる企業キャンペーン、さらには自分が出演した映画、番組宣伝でしか人前に出ないケースが目立っている。 最近では「妊娠説」が報じられた篠原涼子(34)の3日に行われた記者会見も実は企業キャンペーンだった。これはワールドの婦人服ブランド「Reflect(リフレクト)」と森永製菓「粒選りショコラ」の共同キャンペーンの発表で、いつの間にか妊娠会見にすりかわっていた。 集まった芸能マスコミの視線は、篠原涼子のお腹一点に集中。これが芸能マスコミの仕事というならば、実にお寒い限りだ。いいオトナがマジ顔で「妊娠してますか」と聞く姿はあまりにも悲しく哀れに見えてくる。結婚すればダンナの市村正親が58歳といえども、女房が34歳の女盛りならばいつかは妊娠するだろう。 お次は「舘ひろしが130kg人食いザメ釣った」という記事を読んでいたら、何のことはないテレビ番組の宣伝記事。これはテレビ朝日系の「愛のエプロン 豪華3時間SP」の企画で、高級食材を集めるため8月下旬に沖縄・宮古島沖でゲット。 昨年11月には、ドラマ「マグロ」のロケで渡哲也が一本釣りで220kgの本マグロを釣り上げたが、これも番組宣伝の一環。 すでに芸能記事は、タレント、テレビ番組、企業の宣伝媒体に成り下がっている。これが今の芸能記事の実態だ。
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レジャー 2007年09月07日 15時00分
紫苑S(オープン 中山芝2000m 8日) アベコー 二千ならアルコセニョーラでいける
みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。 関東に上陸した台風9号。大変な災害をもたらしました。不幸にして被害に遭遇された方々には、心からお見舞い申し上げます。 さて、今週から待望の秋競馬の開幕。中山最終日に行われる「スプリンターズS」そして「秋華賞」、「菊花賞」と、まさにGIシリーズへまっしぐらです。 今週の中山競馬初日のメーンは、秋華賞トライアル「紫苑S」。オークス3、4着のラブカーナにミンティエアーが参戦。また桜花賞で4番人気に推されたショウナンタレントが得意の中山で巻き返しを狙います。 昨年の優勝馬サンドリオンは、中3週の臨戦過程。その前年の優勝馬コスモマーベラスは、中4週での挑戦。さらに、その前年のインゴットは約2カ月ぶりでの出走。やはり、残暑が残るこのシーズンは、それなりのローテーションが重要です。 と考えると、8月に2度出走し、しかも酷暑の新潟に遠征。中1週で長距離輸送となるラブカーナは大丈夫でしょうか。また、中山4戦3勝、2着1回のショウナンタレントは、2000mが初めての経験。かつ休養明けで今回の調教がやや軽い印象。 そこで、狙いはアルコセニョーラ。寒い時季はまったく走りませんが、福島、新潟で大進境。もともと4月の中山・ミモザ賞で大外を回り0秒4差の接戦。当時、トウカイオスカーが優勝し、ミンティエアーが3着。この仲間でも能力的な開きは、本来ないのです。 前走の信濃川特別の2着が出色。1000万クラスでもハイレベルの顔ぶれ。優勝したのがダイイチアトム。勝ち時計が芝2000m1分58秒1。翌週の準オープン・天の川Sの1分58秒5を凌ぐもの。それゆえダイイチアトムの新潟記念4着もうなずけます。信濃川Sで2着した自信と距離2000mに対する適性。中4週の臨戦過程も理想的。父同様に小づくりですが、非凡なバネに期待。秋華賞出走権の奪取に応援です。 当面の相手は、前記ミンティエアーの能力。さらに、キャリア1戦で割引いたものの、潜在能力は相当なものがあるニシノブルームーン。ぜひ一考。
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レジャー 2007年09月07日 15時00分
紫苑S(オープン 中山芝2000m 8日) 藤川京子 能力非凡なミンティエアーの押し切りよ
資質高いミンティエアーが抜群の瞬発力でゴール板を突き抜けます。 デビューから4戦して掲示板を外したことがない堅実派。今春にはわずか2戦のキャリアで挑んだフローラSでクビ差2着してオークスの権利を獲得しています。 そのオークスは直線外から追い込みにかけ、0秒2差4着。キャリアを考えればよく頑張っているし、その内容はとても優秀といえます。デビューは1月末。上半期は立て続けに厳しい競馬を連戦してきましたけど、それを貫き通せる強い気持ちを持ち合わせているのもいいところですね。 頭が良く、一生懸命に走るまじめな性格がレースではいい方に出ています。長くいい脚を使える東京は合いますが、非凡な瞬発力も兼ね備えていますから中山でも持ち味を十分に生かせますし、ベストの2000mもプラスポイントです。 開幕馬場で逃げ、先行馬が有利でしょうけど、絶対能力で封じることができると確信します。夏を越して、ここまで至って順調。動きも文句なしです。
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レジャー 2007年09月07日 15時00分
紫苑S(オープン 中山芝2000m 8日) 本紙・橋本は心身ともに成長したミンティエアー中心
秋華賞(2着までに優先出走権)を目指す桜花賞、オークス組と夏の上がり馬が一堂に会し、火花を散らす。予断を許さないが、本命にはミンティエアーを推す。 勝ち星は新馬1勝だけだが、素質は相当高い。ミモザ賞3着、オークスTR・フローラS2着、オークス4着と毎回上位争いを演じてきたことからも、それは明らか。 しかも、完成途上でこれだけの成績を残しているのだから、奥の深さは計り知れない。センスの良さも特筆されていい。放牧効果で体もひと回り大きく成長、春先より動きも力強さを増しているのは頼もしい限り。普通に走ってくればチャンスは十分だ。 強敵はオークス3着馬のラブカーナ。三面川特別は函館から16時間もかかった輸送の影響で、5着に敗退し、特別2連勝はならなかったが、この夏を順調に使われてきた強みがあり、逆転も十分考えられる。
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レジャー 2007年09月07日 15時00分
朝日CC(GIII 阪神芝2000m 8日) 本紙・谷口は仕上がり上々インティライミの復活V
馬インフルエンザ騒動に巻き込まれた面々ばかりで、頭を悩ます秋緒戦の名物重賞となったが、こういう時こそポジティブ思考が第一だ。 ならば、五里霧中でも、例によって満面の笑みを浮かべて「ここで結果を出して、次の京都大賞典、そして、大目標のジャパンCに進みたい」と、復活劇に向けて佐々木晶師が胸躍らすインティライミに◎を打つ。 「単走でDW81秒なら上等。ラストも12秒3と実にシャープだった。この動きを見ると、あの悪い状態で千八の小倉日経オープン(中止)を使っていたら、中2週で今のこの馬があったかどうか。斤量も久しぶりに56kgで出走できるし、楽しみにしている」 相手はゴールデンメイン。陽性反応が出て新潟記念を自重したが、状態は問題ない。
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レジャー 2007年09月07日 15時00分
TVh賞(1000万下 札幌芝2000m 8日) 本紙・古谷は力のいる札幌はぴったり フェラーリセブンのV2
勝ち切れない競馬が続いていたフェラーリセブンが、北洋特別で待望の2勝目をゲット。母父がサドラーズウェルズだけに時計勝負になると厳しい面はあるが、札幌の上がりがかかる芝は、この馬にはピッタリ。加えて、台風の影響で馬場も渋る可能性が高く、今回も力を要す馬場になることは必至。連勝のチャンスだ。 相手はレーザーズエッジ。2カ月半ぶりだった前走は返し馬で放馬した上、出遅れながら2着を確保と地力の高さを示した。当日の落ち着きがカギとなるが、母系がダート血統で力のいる馬場はこちらも味方する。 先行してしぶといリファインドボディが次位争い。
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その他 2007年09月07日 15時00分
泉星香ちゃん大特集予告
内外タイムス9月11日号(9月10日発売)で泉星香ちゃんの大特集をカラーで行います。 <スケジュール>15日まで「新宿ニューアート」9月21日〜30日「仙台ロック」 みなさん応援よろしく!
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スポーツ 2007年09月07日 15時00分
新日本プロレス 真壁刀義が越中詩郎にSM凌辱刑を予告
新日本プロレスが誇るドヒール軍団GBHの“キングコング”真壁刀義が6日、都内の同事務所で会見した。10・8両国国技館大会でかつての戦友“サムライ”越中詩郎との遺恨清算マッチが決定。一騎討ちに勝って「SM凌辱刑」に処することを宣告した。 8月のG1クライマックスでGBHを裏切り急きょレジェンド軍入りした越中に、キングコングはカラダをブルブル震わせ怒りを露わにした。「あんだけ華もたせてやったのにオヤジ軍に入りやがって。そもそもああやって媚売るサムライなんてサムライじゃねーだろ。日本も終わりだな」。 10月8日の東京・両国国技館大会では遺恨清算マッチとしてシングル戦が決定。真壁は「昔の名前で出てます軍団になびきやがって。所詮あのヤローはあそこまでの男だったってことだ。完全に血祭りに上げてやる」と、完全制裁を誓った。 血祭りにあげるだけではない。キングコングは薄気味悪い笑みを浮かべ「もし両国であのハゲサムライが負けた場合、GBHルールに則って罰ゲームをしてもらう。まずはチェーンでグルングルンに縛って…」と禁縛予告。続けざまに「そしてオレの靴をナメてもらう」と凌辱することを宣言した。 キングコングにとって越中との遺恨清算マッチはあくまで今後のレジェンド潰しの序章にすぎない。真壁は「次のシリーズでは越中の試合に全戦乱入してやってもいいんだぞ」と脅迫すると「オレのミッションは10月の両国で裏切りサムライを処刑。その次は蝶野の首ちょんぱだ」と、レジェンド軍壊滅のシナリオまで明らかにした。 「そもそもなんで台風が来てるのかわかるか?そう、オレの仕業だよ。ハリケーン刀義だよ」。そう吐き捨て大雨のなか傘もささずに消えていった真壁に、新日プロ社員は「新シリーズも真壁さんが大暴れして暴風雨が吹き荒れそうです」と“荒天”を危惧していた。
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スポーツ 2007年09月07日 15時00分
K-1 武蔵にリストラ危機!? 藤本VS澤屋敷の日本人頂上対決実現で武蔵時代の終焉か
K-1を主催するFEGが6日、都内ホテルで会見し「K-1 WORLD GP2007 IN SEOUL FINAL16」(29日、韓国・オリンピック第1体育館)での藤本祐介VS澤屋敷純一を発表。これまで日本人ファイターナンバー1の看板を背負い続けてきた武蔵は若手2人の台頭に押し出される形でGP初の欠場となった。開幕戦で組まれた日本人対決の裏側には武蔵時代の終えんと世代交代というシナリオが見え隠れする。 総数2万票を超えたインターネットによるファン投票2位と関係者推薦でGP出場が決まった澤屋敷だが、3位武蔵との差はわずかに100票差もなかったという。3月の横浜大会で藤本に敗れたものの、人気、知名度ではいまだ日本人ナンバー1の武蔵。しかし谷川貞治イベントプロデューサー(EP)は「血を入れ替える」と武蔵を見切った上でキャリアわずか4戦の澤屋敷を抜てきした経緯を説明した。 武蔵とはまだ連絡も取っていないという谷川EPは「(武蔵の)今後についてはまだまったく考えてない。これで気持ちが切れたとしても仕方ない」と武蔵を突き放した。 藤本VS澤屋敷が日本人頂上決戦と銘打たれているだけでも武蔵がかやの外に置かれた印象はぬぐえないが、さらに谷川EPは「2人には奮起も込めて(武蔵時代の終えんを)印象づけるような試合を期待したい。もし澤屋敷が藤本に勝てば武蔵は日本人3番手ということになる」と武蔵に対しては終始厳しい言葉を連発した。 頼みの谷川EPに三くだり半を突きつけられ、世代交代の波に飲み込まれた格好の武蔵はこのままK-1から“リストラ”されてしまうのか。
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スポーツ 2007年09月07日 15時00分
スマックガール 風香の貞操危機!? 藤野が公開恥辱テロ予告
6日のスマックガール後楽園大会で“特攻天女”藤野恵美が関友紀子に勝利。一方で、挑戦状を叩きつけておきながら、ケガを理由に欠場したアイドルレスラー風香に大激怒。決着戦を要求し、公開恥辱テロをぶち上げた。 試合は藤野がリーチの長さを生かし距離をとりながらジャブ、ワンツーを的確にヒットさせ、判定3-0で勝利を収めた。 しかしながら、本来対戦するはずだった風香が欠場したことに納得のいかない藤野は「プロレスラーがケンカ売っといてケガとかいってんじゃねえよ」とブチ切れ、ついには「風香と決着をつけてから次のステージに進みたい」と決着戦まで要求したのだ。 さらに決着戦までに藤野は「恥ずかし固めを習って、一本取る」とリング上で風香を辱める心積もりでいる。(写真=藤野(左)は風香制裁をぶち上げた=6日、後楽園ホール)