スポーツ
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スポーツ 2022年10月21日 19時30分
広島・野間のFA残留表明に「心から喜べない」の声 来オフ流出の可能性も? 拭えない不安要素は
今季8月に国内FA権を取得し、今オフの動向が注目されていた広島のプロ8年目・29歳の野間峻祥。21日、権利行使はせずチームに残留することになったと複数メディアが報じた。 報道によると、野間はこの日本拠地・マツダスタジアムで行われた秋季練習後に取材に対応。そこで「来年もお世話になると決めました。いろいろ考えて、やっぱり取ってもらったところでお世話になるのが一番」、「複数年もらえるような選手ではない。まだまだこれからだと思うので、一年一年また頑張りたい」と単年契約で残留する旨を表明したという。 野間は今季主に1番打者として、規定未到達ながら「85試合・.312・0本・16打点」と3割以上の打率をマーク。新井貴浩新監督は10月12日の就任直後から残留を熱望しており、野間本人も同月13日に「そう言ってもらえるのはありがたい。残れば、新井さんの思う野球に貢献したい」と前向きなコメントを残したことが伝えられていた。 >>広島・森下、侍ジャパン辞退に「発表会で顔暗かった」の指摘 来季開幕も絶望? 数日前の“異変”に再注目<< 野間の残留表明を受け、ネット上には「今オフの懸念事項が一つ解決してホッとした」と安堵の声が上がったが、中には「単年残留だと心から喜べない」、「来年好成績ならまた流出問題浮上するリスクがある」、「なんで複数年じゃなく単年なんだ? それだと問題を先送りしただけじゃないか?」といった、単年契約に対する疑問も見られた。 球界ではFA取得年に好成績を残している選手に対しては、権利行使せずこのチームで長くプレーしてほしいという誠意と共に、翌年も流出問題に直面するリスクを避ける意味も込めて複数年契約が提示されるのが一般的。広島も直近では昨オフ、大瀬良大地(3年総額8億円/推定)、九里亜蓮(3年総額6.5億円/同)の2名が複数年契約でFA残留している。このこともあり、なぜ野間は単年残留なのか首をかしげているファンも少なからずいるようだ。 「球界では複数年契約は、期間内の成績にかかわらず身分が保証されるという選手にとってメリットが大きい待遇ですが、中には甘えが生じてしまうとして、単年契約で一年一年勝負したいというストイックな考えを持っている選手もいます。今回の野間も残留表明時の口ぶりを見る限りでは、同様の考えであえて単年を選択したものと考えられます。ただ、野間はこれまでに『他球団の評価を聞いてみたい』といった言葉を口にしたとは特に伝えられていませんが、実は権利行使・移籍願望を持っており、来オフにもっと高く自分を売るために戦略的に単年契約を選んだという可能性も決してゼロではないのでは」(野球ライター) 21日の報道では「新井監督の方に連絡した際に、やっぱり足の部分をやってほしいと言われている。これからファンも少しでも喜んでいただけるように、チームのためにやっていきたい」と、打撃だけでなく走塁でも新井新政権を牽引したいと意欲を見せたという野間。来季のシーズン成績次第では、2年連続で去就に注目が集まるという展開もありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月21日 17時30分
日本ハム・新庄監督、近藤を“構想外”に? ドラフト後TVで漏らした起用方針が物議、FA慰留不調の表れか
20日放送の『速報ドラフト会議2022 THE運命の1日』(TBS系)に、日本ハム・新庄剛志監督が登場。番組内での発言がネット上で物議を醸している。 新庄監督は同日に行われたプロ野球ドラフト会議の支配下指名終了後、同番組に生出演。監督就任後初めて同会議に臨んだ感想や、10月11日に公言した通りにドラフト1位指名した日体大・矢澤宏太への期待などを語った。 問題となっているのは、チームの来季構想についての発言。矢澤は投手兼外野手としてプレーする“二刀流”の選手だが、新庄監督はその矢澤を含めた来季の外野構想について「僕の今の頭の中では矢澤くん、五十幡(亮汰)くん、松本(剛)くん。そこに入ってくる淺間(大基)くん、万波(中正)くん、今川(優馬)くん。ちょっとね、もう悩む悩む」とコメント。誰をレギュラーに据えるか悩ましいとうれしい悲鳴を上げた。 >>日本ハム・新庄監督の指示を「気持ち悪い」とバッサリ? チーム改革続く中、問題となった選手たちの態度<< 新庄監督のコメントを受け、ネット上にはレギュラー争いの活性化に期待する声が上がったが、それ以上に「近藤の名前が入ってない…」、「近藤が入ってないの引っかかるな、もしかして慰留が不調なんだろうか」、「構想に入ってないってことは流出濃厚なのか? めちゃくちゃ不安なんだが」といった、プロ11年目・29歳の外野手・近藤健介が含まれていないことを心配するコメントが寄せられた。 近藤はプロ入りした2012年から今季まで日本ハムでプレーし、通算で「1014試合・.307・52本・446打点・1016安打」をマークしているチームの絶対的主力。ただ、10月18日に、今季7月に取得した海外FA権を行使する見込みであることが報じられている。 「新庄監督はFA権を取得した近藤について今季8月に『残留希望? そりゃもう、間違いないでしょう。でも、FAに関しては監督がどうこう言える問題じゃない。本人の人生なんでね』と、本人の意向を尊重するとしつつも残留を願ったことが伝えられています。当然球団も同じ思いで慰留に努めているものと思われますが、今回新庄監督が近藤を“構想外”としたことを受け、交渉の進捗は相当思わしくないのではと心配を募らせているファンも少なくないようです」(野球ライター) これまでの報道ではオリックス、ソフトバンク、ロッテがそれぞれ獲得調査に動いていると伝えられている近藤。今オフの動向は引き続き注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月21日 13時05分
巨人・原監督、ドラ1抽選後インタビューに「いつまで喋るんだ」と批判 14年ぶりの当たりクジに大興奮?
20日に行われたプロ野球ドラフト会議で、高松商高・浅野翔吾を1位指名し交渉権を獲得した巨人。指名後の原辰徳監督のインタビューがネット上で物議を醸している。 今ドラフトで巨人は9月28日に公言した通りに浅野を1位指名したが、公言せずにドラフトを迎えた阪神も浅野を1位指名したため抽選に。巨人は原辰徳、阪神は岡田彰布新監督が抽選に臨み、見事原監督が当たりクジを引いた。 >>巨人・小林、来季から正捕手に復帰? ドラ1指名成功で加速する原監督の戦力構想は<< 原監督は抽選終了直後に行われたインタビューに臨んだが、問題となったのはその時間。原監督は「意中の選手を獲得できたのは非常に良かった」という指名成功の喜びをはじめに、今ドラフトに臨むまでの心境や浅野への激励、さらには阪神、岡田新監督と競合に至った感想などをコメント。その結果インタビューの時間が約3分となったが、これは直前に行われた楽天・米田陽介球団社長の抽選終了後インタビューの約2倍の時間だった。 原監督のインタビューを受け、ネット上には「原監督話長すぎ、いつまで喋ってるんだ」、「楽天に比べてインタビューで語りすぎだろ、途中からもう飽きたわ」、「いい加減切り上げてくれないと外れ1位指名に移れないよ」、「ベラベラ喋るから質問追加されて、それでまたベラベラ喋ってっていう負の連鎖になってる」といった批判が寄せられた。 ただ、ファンの反応は批判ばかりではなく、一部からは過去の抽選歴を引き合いに擁護する声も上がっている。原監督は巨人監督のキャリア(2002-2003,2006-2015,2019-)の中でドラ1抽選に12回臨んでいたが、昨年ドラフトまでの結果は「1勝11敗」。2008年ドラフトでソフトバンクと競合した大田泰示(現DeNA)の当たりクジを引いたのが最初で最後の勝利だった。ネット上には「14年ぶりの当たりだから多少の興奮は仕方ない」、「こんだけ期間空いてたらそりゃテンション爆上がりするよ」といったコメントも散見される。 インタビューでは「今日は自宅からここに来る間も道順を変えながら、靴も一番新しいのを履いてきて、まあいろんなことを変えてみました。効果はあったと思います」と、ドラフト前はいろいろなゲン担ぎを行ったことを明かしてもいる原監督。当たりクジにかける思いの強さもロングインタビューの一因となったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月21日 11時00分
巨人・小林、来季から正捕手に復帰? ドラ1指名成功で加速する原監督の戦力構想は
超高校級スラッガー・浅野翔吾外野手(高松商)との交渉権獲得で、「センターライン」の改造計画が加速する。 巨人が最初に入札した選手の交渉権を獲得するのは、単独指名だった2015年の桜井俊貴(当時・立命館大)以来、7年ぶり。11連敗中だったクジ運の無さもこれでストップした。 「もしも外していたら明日(10月21日)、どんな顔で原(辰徳)監督と会えば良いのか…。『良かった』の言葉しか出ない」 複数のチーム関係者がそう話していた。 目下、チームは秋季練習中。11月にはさらにハードな秋季キャンプが行われるが、そこでは選手個々を鍛え上げるだけではないようだ。センターラインの改造だ。 「坂本勇人をショートからコンバートさせるとしたら、秋季キャンプで着手しなければ間に合いません。他選手も変えることになりますので」(球界関係者) まだ最終的な判断が出ていないという。 >>巨人・坂本、球審を凝視し呆然! 終盤戦の不可解判定が物議、直前にも怪しいジャッジ?<< 浅野指名を喜んでいたチーム関係者たちの話を総合すると、一年目から一軍を経験させていくそうだ。予定しているポジションは「センター」、新しい外国人選手の獲得状況によって変わってくるが、近いうちに丸佳浩をライトかレフトにコンバートさせ、強肩俊足の浅野を“中心”とした布陣にしたいそうだ。 しかし、このコンバート案で注目すべきは「センター・浅野」ではない。小林誠司を“正捕手”に戻すことだ。 「大久保博元・新コーチがチームに合流して以来、小林への打撃指導を続けています」(スポーツ紙記者) 今季の小林の打撃成績は1割4分8厘、通算でも2割8厘で、打撃面での不甲斐なさがスタメン落ちに繋がったとされている。 「トレード要員と言われた時期もありました。肩の強さは『超』がつくほど」(前出・同) 配球なら小林、打撃面を期待するのであれば大城卓三と言われてきた。だが、小林がベンチスタートに降格した理由は「打撃力のなさ」だけではなかったのだ。 「配球面です。小林は優しすぎるんです。プロ野球の捕手は翌日の先発投手のことも考えて、リードしなければなりません。たとえば、スライダーを決め球にしている投手が翌日に先発するとしたら、今投げている投手にはスライダーを投げさせないようにするとか。小林は『味方投手に勝たせてやりたい』の一心で、持ち球を全部使ってしまう…。そういうリード面を改めないと」(前出・球界関係者) 今季、先発投手陣が機能しなかったこと、失策数が増えたことなどから、捕手としての守備能力の高い小林が再クローズアップされた。打撃力で期待できる浅野が指名できたことで、“打てない小林”を使える流れが加速したわけだ。 「それでも1割4分台は酷すぎる。『もう少し打ってくれ』で、小林の打撃指導が厳しくなったんです」(前出・同) 「翌日の先発投手のためのリード」は、解説者時代の大久保コーチも指摘していた。 「原監督が大久保コーチを呼んだのは、その点で意見が一緒だからです」(プロ野球解説者) 黄金期の西武ライオンズで配球を学んだから分かったのだろう。大久保コーチの肩書は「打撃担当」だが、小林のリード面にも関わっていくという。浅野指名で巨人の守備陣営は大きく変わりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年10月20日 19時30分
広島・森下、侍ジャパン辞退に「発表会で顔暗かった」の指摘 来季開幕も絶望? 数日前の“異変”に再注目
11月に日本ハム(5日)、巨人(6日)、オーストラリア代表(9~10日)と戦う侍ジャパンに選出されていた広島のプロ3年目・25歳の森下暢仁。10月19日、故障で招集を辞退することを侍ジャパンが発表した。 侍ジャパン公式サイトは同日、森下が右肘痛のため招集を辞退することを発表。また、森下に代わってソフトバンク・石川柊太が追加招集されることも併せて発表している。 森下は先発ローテの中心として今季27試合に登板し、「10勝8敗・防御率3.17」と2年ぶりに2ケタ勝利をマーク。シーズン終了後の10月4日に侍ジャパンメンバー入りが発表され、球団を通じて「選んでいただき光栄。チームの力になれるように、そしてアピールできるように頑張りたい」と意気込むコメントを残したことが伝えられていた。 >>広島・西川、慰留振り切りFA宣言?「不穏な雰囲気出すな」秋季練習後コメントにファンの心配相次ぐ<< 森下の故障・招集辞退を受け、ネット上には「怪我の程度分からないけど大丈夫なのか」などと心配の声が上がった。また、中には「新ユニ発表会でずっと顔暗かったのはこれも原因だったんだろうか」、「球団イベントで1人だけやけに元気なかったのは故障のせいか」、「会見中終始表情こわばってたけど、もしかして痛みを我慢してたのか?」、といった、数日前のイベントを引き合いに出したコメントも少なからず見られた。 「森下は10月15日に行われた球団の新ユニフォーム発表会見に九里亜蓮、栗林良吏、坂倉将吾と共に登場。ただ、にこやかだった他3名とは異なり終始表情が暗く、笑顔を見せたのは会見途中に新井貴浩新監督がサプライズ登場した直後ぐらいでした。発表された新ユニは背番号下の赤いラインが血のように見える(ホーム用)、ユニ・ロゴが全面赤一色で視認性が悪い(ビジター用)などとファンに不評だったこともあり、ネット上では森下も新ユニへの不満から表情が暗かったのではとささやかれていましたが、今回の故障情報を受け、実は右肘の痛みを我慢していたのではないかという見方が上がっています。森下がけがをした原因や時期は現時点では伝えられていませんが、今季成績を見ると9・10月に防御率が大きく悪化している(8月は1.91、9・10月は4.30)ため、この期間に何らかのアクシデントが発生した可能性も考えられます」(野球ライター) 翌20日の報道では「本当にめちゃくちゃ行きたかったです」と落胆するとともに、来年3月に予定されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)についても「間に合わないと思う。(出場は)厳しいかなと思っています」と断念濃厚と語ったことが伝えられている森下。場合によっては来季開幕はもちろん、序盤戦まで故障離脱が続く可能性もありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月20日 18時30分
DeNA・山下、今季限りで現役引退…個性派の元気者の決意にファン涙
来シーズンの構想外が発表される10月。ファンにとっては毎年つらい知らせが届くこともある時期である。 ベイスターズからも7人の選手が非情宣告を受け、その中には8年目の外野手・山下幸輝の名前も含まれていた。 2015年はルーキーながら開幕一軍キップをつかみ、同期の倉本寿彦と共に開幕スタメンを果たすかと思われるほど評価され、2年目には62試合に出場。勝負強いバッティングとマルチポジションを守れる内野手として期待されていた。18年には5月31日の楽天イーグルス戦で、抑えの切り札・松井裕樹からサヨナラヒットを放ちお立ち台に登場。ヒーローインタビューでは、プロ野球史上でも一番の涙の量と思われる号泣で今でもベイスターズファンの語り草となっているが、19年は一度も一軍に上がることはなかった。 20年には髪を金髪に染め上げるなど心機一転し、ファームで結果を残すと一時期は代打の切り札的存在として活躍。弾ける笑顔、大きな声。打席で喜怒哀楽を前面に押し出し、ピッチャーと対峙する姿は大きなインパクトを残した。しかし直近2年間は思うような結果は残せず、今年は夏場からファームでも出場はなくなる状況だった。 山下は球団を通じて「今シーズン限りで引退することを決断いたしました。横浜DeNA ベイスターズに入団し8年間本当に熱いご声援ありがとうございました。ドラフト会議にて横浜DeNAベイスターズから指名された瞬間は今でも鮮明に覚えています。ファンの皆さまには直接ご挨拶できずに申し訳ない気持ちですが、本当に感謝しています。そして、何より最後まで自分をサポートしてくれた監督、コーチ、球団スタッフ、選手の皆には感謝してもしきれないです」と熱い気持ちをコメント。「これから先の事はまだ決まっていませんが、自分らしく新たな夢に向かって挑戦していきたいと思っていますので、温かく見守っていただけたらうれしい」とあいさつした。 三浦大輔監督も「悩んで悩んで出した結論。一軍でもガッツのある熱いプレーを見せてくれました。次の道でも幸輝らしく頑張ってくれたらなと思います」と第二の人生にエールを送った。 「代打で一軍で一年間!代打で一軍で一年間!」と念仏のように唱えながらティーバッティングを繰り返した秋季キャンプから早一年。その思いは遂げられなかったが、喜怒哀楽を思い切り表現する山下幸輝のプレースタイルは、ファンの心にいつまでも焼き付いている。取材・文・写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2022年10月20日 17時30分
オリックス・マッカーシー帰国で、今季の助っ人外国人野手は全員帰国! 日本シリーズは日本人打線で勝負
オリックス・バファローズは19日、ジョー・マッカーシー外野手が同日、アメリカに帰国したと発表した。マッカーシーはクライマックスシリーズ・ファイナルステージに同行していたが、出場登録はされなかった。 マッカーシーは2015年ドラフト5順目(全体148位)でメジャーリーグのレイズに入団した左投げ左打ちの外野手兼一塁手。2019年からはジャイアンツに所属し、今季はレンジャーズとマイナー契約を結んでいた。メジャーでは通算4試合の出場にとどまり結果は出なかったが、傘下のマイナーリーグでは通算660試合に出場し打率.269、通算45本塁打、246打点、OPS.805をマーク。昨季は3Aで75試合に出場し15本塁打、打率.305、OPS.926の好成績をマークしていた。 福良淳一GMが貧打に悩むチーム事情から「チーム状況を考えたら、やっぱり長打力。ピッチャーが頑張っているときに早めに手を打たないと、というのがあって獲得することにした」と球団が獲得に動いた経緯を説明している。外国人野手は来日2年目のラベロ、新外国人のバレラがいずれも期待に応えられず、その時期に吉田正尚、杉本裕太郎、T-岡田といった日本人の主砲も欠いていたこともあってマッカーシーの長打力に期待していたのだ。 「新しい挑戦にワクワクしている」というマッカーシーは「自分は粘り強いバッターだと思うので、何とか打てるようにしたいのと、あとは守備の方でも貢献できるんじゃないかと思っている」と語り、守備では「レフト、ライト、ファーストは自信がある」と話していたが、59試合に出場し、打率.225、4本、19打点と期待には応えられず。ただ長打力があり足が速いという利点があり、先に帰国した2年目のラベロ、1年目のバレラとは違いクライマックスシリーズ期間中も練習には参加していた。 外国人投手は、セットアッパーとしてハマったワゲスパック、シーズン序盤はセットアッパーとして終盤は先発としてチームに貢献したビドル、シーズン中に159キロをマークしたバルガスは残留しており、野手が全員帰国したことになる。近年のオリックスはなかなか外国人に当たりがないだけに、来シーズンこそは計算できる外国人野手を獲得してもらいたい。 22日から開幕する日本シリーズは日本人打線でヤクルトに挑む。(どら増田 / 写真・Rinco)
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スポーツ 2022年10月20日 14時55分
ソフトB・藤本監督のドラフト方針に「リスク高すぎ」と批判 即戦力投手熱望も、使い物にならずクビの可能性大?
20日に行われるドラフト会議で、内野手のイヒネ・イツア(愛知・誉高校)を1位指名することを公表しているソフトバンク。19日に伝えられた藤本博史監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、藤本監督は同日に行われた球団スカウト会議終了後に取材に対応。その中で、2位以下の指名方針について「投手の即戦力をお願いしました。(先発、中継ぎに)限らず、すぐ一軍で使える投手ですね。そこは前もってお願いしています」と、即戦力投手の確保をフロントに要請していると明かしたという。 今季首位オリックスとゲーム差なしの2位で優勝を逃したソフトバンクは、チーム防御率がリーグ3位(3.07)、先発防御率が同4位(3.28)、救援防御率が同2位(2.72)と投手陣、特に先発陣が振るわず。加えて、今オフは今季まで7年連続2ケタ勝利中のエース・千賀滉大の海外FA権行使・メジャー挑戦が決定的とも伝えられている。 >>ソフトB・甲斐の態度に「一気に嫌いになった」と批判 止まないバッシングに反抗? サヨナラ負け直後の“ガムクチャ”が物議<< 藤本監督のコメントを受け、ネット上には「投手補強は急務だから獲れる限り獲ってほしい」と同調の声が上がったが、中には「即戦力はドラフトよりも助っ人・FA補強で確保した方が確実性高いと思うんだけど」、「公言続出するぐらい不作の年なのにその方針はリスク高すぎだろ」、「無理やり頭数揃えたけど、誰も役に立たず数年で全滅するのがオチでは?」といった否定的なコメントも少なからず見られた。 ソフトバンクはクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ・オリックス戦(10月12~15日)で「1勝4敗」と敗退し今季終戦となったが、翌16日に今オフ大型補強に乗り出す見込みと複数メディアが報道。同日から20日までにロッテ・オスナ、阪神・西勇輝といった他球団主力投手の調査報道もいくつか出ているが、こうした外部補強に注力する方が効果はあるのではと首をかしげているファンもいるようだ。 「今年のドラフトは数カ月前の段階から、例年に比べ指名に値する実績・素質を持つ選手が少ない、いわゆる“不作ドラフト”だと度々報じられています。また、各報道では指名競合を回避するためドラ1を事前公表する球団も相次ぐのでは指摘されていましたが、実際に19日時点では12球団中9球団がドラ1を公表(重複球団はゼロ)。このうち5球団が、一般的に即戦力として扱われる大学・社会人投手をドラ1に選んでいます。ただでさえ即戦力投手の指名候補自体が少ない上、他球団のドラ1公表でさらに選択肢が狭まっているわけですが、こうした状況で即戦力投手を確保しにいくのはかなりの困難も予想されます」(野球ライター) 一部からは「外部補強の見通しが絶望的だからドラフトに頼らざるを得なくなってるのでは?」という見方も上がっているソフトバンク。藤本監督の意向通りに投手を手厚く確保するのか、20日午後5時からのドラフト会議は要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月20日 11時05分
阪神、ドラ1指名最後まで決まらず?「絶対即戦力って気持ちはない」岡田新監督は育成ドラフトを示唆か
10・20ドラフト会議。主役は岡田彰布新監督だ。 19日夕方、中日、東京ヤクルトの順番で1位指名選手が公表された。ドラフト会議前に9球団が1位入札選手名を明かすのは異例のこと。あるスカウトの言葉を借りれば、「今年は即戦力系の選手が少ない」という。どの球団も指名重複による抽選、外れた時のリスクを恐れ、あえて公表することで他球団を牽制し合っているわけだ。 >>阪神・藤浪のメジャー志望、黒幕がいる? 交渉手腕には定評も、移籍可否は西の去就次第か<< 「ドラフト当日に決めるDeNAはともかく、阪神は完全に出遅れてしまいました。岡田監督がスカウト会議に合流したのは19日ですよ。まあ、その前に資料は送られていましたが」(球界関係者) 「補強ポイント」では、意見が別れることはなかったそうだ。1位候補を一本化できなかったのだ。 「右打ちの野手、外野手でなくても良いから将来性の高い選手を獲ろう、と。将来性と言うと高校生をイメージするかもしれませんが、阪神の場合は、そうではないんです。大学、社会人の選手を含めて検討します」(前出・同) 高松商高・浅野翔吾外野手、大阪桐蔭高・松尾汐恩捕手、天理大・友杉篤輝内野手らを軸に当日決定する。 忘れてはならないのが、岡田監督の契約期間。2年契約だ。チーム再建を託されたが、5年連続でのリーグワースト失策数をカウントした守備難と、今季25度の完封負けを喫した打線のテコ入れをするとなれば、当然、即戦力が欲しい。 19日のスカウト会議前、岡田監督は、こう語っている。 「絶対即戦力って気持ちはないんだけど、今年に限ってはね。育てるって意味合いが強くなると思う。そういう選手(の指名)が多くなる可能性はありますね」 また、阪神には“ヘンな伝統”がある。上位指名した高校生野手がチームの中核選手まで育たない、と。確かに、阪神の高校卒の主力バッターがすぐに思い浮かばないが…。 「新庄(剛志=現日本ハム監督)がいるじゃないかって? 彼は5位指名だったし。人気球団だから、1位指名ともなると、精神的にもいろいろと大変なんだと思います」(在阪記者) 将来性の浅野、松尾を指名できたとしても、彼らがトラのヘンな伝統を打破した時に、岡田監督はいないかもしれない。 さらに加えて、「星占いかなんかが良かったら引こうかな(笑)」と取材陣を笑わせていたが、岡田監督も高校卒の上位指名選手がなかなか育たない実情は知っているという。 「チーム改革として、高校卒の野手教育にも着手するつもり」(前出・同) やらなければならないことが山積みだ。 第一次政権で、岡田監督は鳥谷敬を育て上げた。周囲の反対を押し切ってショートのレギュラーポジションを与え、攻守で失敗しても使い続けた。その後、ショート歴代最長のフルイニング出場667試合を打ち立て、長くチームを支えたが、彼は“大学卒入団”である。 「新庄の才能に気づいていた当時の二軍首脳陣が試合で使い続け、試合後も居残り練習をさせていました」(ベテラン記者) “意中の選手”を引き当てた後、岡田監督は鳥谷式で育てるのか、球団主導による新庄型を選択するのか…。岡田監督にとって、今年のドラフトは“見返りの少ないもの”となりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年10月19日 19時30分
関脇・豊昇龍、叔父・朝青龍氏にクレーム?『さんま御殿』で悩み吐露、指導に不満爆発で連絡NGにした過去も
18日放送の『踊る! さんま御殿!!』(日本テレビ系)に、大相撲の関脇・豊昇龍が登場。番組内での発言がネット上で話題となっている。 番組には豊昇龍をはじめ11名のゲストが登場。「私がどうしても苦手な事」、「コイツは信用できない!と思った時」などのテーマでトークが展開された。 注目が集まったのは、「私がどうしても苦手な事」のトーク中に飛び出た豊昇龍の発言。番組MC・明石家さんまから「関取は苦手なものはない?」と話を振られた豊昇龍は「トレーニングとかはすぐまねすることはできる」と、稽古内容に関する周囲の助言はおおむね理解できていると説明。 その一方で「叔父さんのアドバイス真似することが一番できないんですよ」、「叔父さんがもう天才過ぎて…」と、自身の叔父である朝青龍氏(元横綱)の助言はうまく取り入れることができないと苦笑い交じりに明かした。 >>元横綱・朝青龍氏が甥・豊昇龍に激怒!「バカやろ」「若いのに恥ずかしい」 千秋楽で勝ち越しも、逃げ腰の相撲にファンも失望<< 豊昇龍の発言を受け、ネット上には「朝青龍のアドバイスに苦悩してるのは知らなかった」、「幕内上位の実力持ってても実践しきれないってどんな内容なんだ」、「幕下時代に苦しんだ話は前にしてたけど関脇になっても100%理解はできてないのか」といった驚きの声が寄せられた。 豊昇龍は2018年1月場所の初土俵を踏むと、2019年11月場所で新十両、2020年9月場所で新入幕と出世街道を快走。今年も3月場所で新小結、9月場所で新関脇と順調に番付を上げている。こうした実力をもってしても、現役時代(1999年1月場所~2010年1月場所)に優勝25回(歴代4位)、年6場所完全制覇(2005年/史上唯一)など数々の記録を残した叔父の助言を全て理解・実践することはできていないようだ。 また、豊昇龍は今年3月6日放送の『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)に出演した際、朝青龍氏の助言が厳しすぎるあまりに一時連絡を遮断したことがあることを明かしている。番組内で豊昇龍は「僕に関しては本当に厳しい。幕下の時、怒られたり重圧かけられてたから連絡先全部ブロックしちゃった」と暴露しているが、今も厳しい口調や雰囲気に手を焼いている可能性はありそうだ。 一部からは「理解しきれてないのに関脇、じゃあ理解したら一体どうなるんだ」と期待の声も上がっている豊昇龍。朝青龍氏のアドバイスを完璧に実践し、大関・横綱へと駆け上がる未来は果たして訪れるのか。次の11月場所以降も要注目だ。文 / 柴田雅人
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大相撲、東西力士の仕草がリンクし物議「だったらやらなきゃいいのに」 “塩まきパフォ”でお互い集中を乱された?
2022年01月20日 15時30分
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2022年01月20日 11時00分
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2022年01月20日 10時50分
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2022年01月19日 19時30分
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スポーツ
巨人・坂本が岡本に「ちょっと見習ってほしい」 ヤクルト・村上が羨ましい? 元木ヘッドから課題改善の指導も
2022年01月18日 19時30分
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新日本2.19札幌でUS王者の棚橋弘至にSANADAが挑戦!日本人同士によるこってこてのアメリカンプロレスに期待
2022年01月18日 17時30分
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大相撲、また正代戦でミス「わざとやってんのか」厳しい指摘も 八角理事長も苦言、相次ぐ差し違え・接触に引退待望論も
2022年01月18日 15時30分
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スターダム白いベルト初防衛戦に臨む上谷沙弥が挑戦者ウナギ・サヤカを「私の全力で潰してみせる」
2022年01月18日 11時30分
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広島・鈴木、ヤンキース以外の球団に移籍希望? 現地メディアに漏らした新天地のヒントとは
2022年01月18日 11時00分
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水島新司さんの訃報にロッテ井口資仁監督らコメント「マンガの中に自分たちも登場させていただき、嬉しかった」
2022年01月18日 10時50分
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中日・高橋に京田がクレーム?「周平さんが行かないので…」声かけ巡る暴露に驚きの声、性格面の影響指摘も
2022年01月17日 21時30分
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阪神・藤浪の不振に「イップスがあるもんね」元横浜・高木氏の発言に反論相次ぐ 過去に本人が強く否定
2022年01月17日 20時45分
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DeNA・藤田、楽天時代の門下生らと自主トレで汗! “人格者”のずば抜けた求心力がチームを高みへ導く
2022年01月17日 18時30分