スポーツ
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スポーツ 2022年10月19日 18時30分
NOSAWA論外がノア2.21東京ドームで引退発表「本当は続けたい。ただリアルに引退。悔しいね」
プロレスリング・ノアのビッグマッチ『DEMOLITION STAGE 2022 in FUKUOKA』10.16福岡国際センター大会の第3試合終了後、NOSAWA論外の電撃引退が発表された。 論外は「リングの俺は今、24時間プロレスラーNOSAWA論外、これを演じてるのがさ、本音の本音を言うと凄いきつくなっちゃって。今日は言える範囲でしか言えないんだけど、実際、ドクターストップかかっちゃって。自分が思ったよりも…何つったらいいのかな。こんな全然、明るく笑ってNOSAWA論外でいようと思ったけど、ちょっとセンチな感じで。今年46、キャリアが28年目になるんだけど、本音の本音を言ったらすげえ悔しくて。こればっかりは俺だけじゃなくてみんな来るわけだし。ここ数年、ホントに体きつかったからプロレス終活入ってるってずっと言ってて。でもまだできるなんて思ってたんだけど、どうやらもうポンコツじゃなくガラクタになっちまってさ。ポンコツは直せば動くけど、ガラクタって直しても動かないのと一緒で。その中でこの何年か死に場所を選んだってわけじゃないけど、プロレスリング・ノアっていう死に場所を選んで。正直、今もすげえ充実してる。今日なんかも。2月まで時間あるからいろいろ個人的にやっていくこともあるんだけど、ただ体の都合もあって、試合数も減ってそんなに出れないんだけど、出てる間は最後の最後までNOSAWA論外でいくから。今日言えんのそれぐらいだな。なんかある?別に俺みたいなのが辞めても話題になんないだろ。武藤さんはプロレスはゴールのないマラソンみたいなもんだって言ってて、ゴールしますって言ったけど、俺の場合はゴールにまでたどり着かなくてさ、棄権するような感じだから。でも2月21日、東京ドームで引退試合。プロレスラーとしては最高なんじゃないの。こんな俺みたいな二流レスラー…いや二流でもないな。1.5流かな。ドームで引退なんだから」と来年2.21東京ドームで開催する武藤敬司引退記念興行での引退を明言。 コンディションが悪いというが、「俺なんかさ、コンディションがいい時なんか一度もないんだけど、その中でもホント将来的に日常生活にまでいってしまうような感じで。今日俺が引退するって、どうせまたふざけて言ってんだろみたいに思ってんだろうけど、言った通りにリアルだから。本当は続けたい。気持ちとしては。でもやっぱプロレスって一人じゃできないからさ。いろんな人に迷惑かけたり、ちょっと守らなきゃいけないものもあったりして。プロレスラーとしての人生は俺は最高な方なんじゃないの? 幸せだったよね。こうやって最後もインディーから始めた人間が巡り巡ってノアっていう場所で、東京ドームで引退なんて、それこそ夢ない?まあ、そんなところかな」と将来的に日常生活にも支障が出る状態であるとのこと。 具体的には「症状まで言っちゃうと首、腰、ヒザ、肩、あと手首。もうそんな感じ。ただドームで引退するって言ったら、武藤さん、多少嫌だと思うんだけど、勝手に一蓮托生だよね、俺と武藤敬司は。そんなところかな、今日言えるのは。怒られるかもしれないね。勝手に決めんなよって。まあ出る間はノアジュニアのあんなしょっぱいの相手してもしょうがないから、小川(良成)先輩をとことん、こんな体でもボコボコにしてやりますよ。それが今、楽しくてしょうがない。それがモチベーションだよ。また改めてちゃんとプランニングもしてるから、その時ちゃんと話しますよ。そんな感じで。ただリアルに引退。悔しいね」と悔しさを滲ませていた。 これまで「前言撤回」を繰り返して来た論外だが、今回ばかりは本当にリングから降りる決意のようだ。(どら増田 / 写真©︎NOAH)
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スポーツ 2022年10月19日 17時30分
オリックスが5年目の西村凌を自由契約! 楽天戦では松井裕樹から決勝打を放ちCS同行も来季契約ならず
オリックス・バファローズは18日、西村凌外野手と来シーズンの契約を結ばないと通告したと発表した。西村は自由契約となる。去就は未定。 今シーズンは8月30日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦(宮城・楽天生命パーク宮城)で、9回2アウト一、二塁の場面で打席に立つと、東北楽天のクローザー松井裕樹から逆転タイムリーツーベースを放ち、チームの勝利に貢献。これが今シーズン初ヒットだったことも話題になった。 西村は決勝打の気持ちについて「ここまで自分の中で悔しい思いもたくさんあったんですけど、チャンスを頂いた中で、なんとか次につないでやるぞという気持ちでしたし、なんとか1本出てくれてよかったです!相手はいい投手なので、甘いところに来たら逃さないようにという思いで打席に立っていました。外野も前に来ていたので、打った瞬間、よっしゃ!と思いましたし、素直にうれしかったです!毎日、毎日が自分にとっては大事な日々なので、引き続き変わらずに全力で頑張っていきたいと思います!」と力強く語っていた。 8月は2試合出場で打率.222、9打数2安打2打点、9月は出場10試合で打率.154、26打数4安打4打点をマーク。外野手が不足していたこともありスタメン起用も多く、もともとキャッチャー出身のため肩も強い。また足も速い選手で守備範囲は広かった。そのため、今シーズンは最終戦まで一軍に同行。クライマックスシリーズでも一軍に同行し、日本シリーズに向けて、17日も京セラドーム大阪で練習する姿が目撃されていた。 ファームでは打率.303、89打数27安打、2本塁打、11打点をマークしている。26歳とまだ若く、本人が現役続行を表明すれば興味を示す球団があるだろう。2017年に社会人野球のSUBARUからオリックスにドラフト5位で入団した西村。5年間で108試合に出場、打率.192、5本、23打点と数字は残せなかったが、長打率は.308をマークしており、失策もルーキーイヤーに2つ記録しただけである。 優勝には欠かせない試合で貢献した選手。新天地での活躍を期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2022年10月19日 15時30分
中日・立浪監督、投手ドラ1意向明かし批判「来年も最下位か」 積年の課題解決は絶望的?
20日に予定されるドラフト会議に向け、18日に神宮球場で行われた東都大学野球3試合を視察した中日・立浪和義監督。同日に伝えられたコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、立浪監督は視察終了後に取材に対応したが、その中で「今のところ投手でいきたいなと考えています」と投手をドラフト1位指名する意向を明かす。また、「1番人気は東芝の吉村投手になると思う。ローテーションが担える投手」と、社会人・東芝の吉村貢司郎を最有力候補に挙げたという。 吉村は10月7日に行われた練習試合・ヤクルト戦で「3回無失点・被安打3・7奪三振」と快投を見せたことなどで評価を高めている投手。立浪監督も即戦力投手になれると大きな期待を寄せているようだ。ただ、報道では他球団と競合する可能性も加味し、社会人・鷺宮製作所の小孫竜二、沖縄大の仲地礼亜といった他の有力投手もドラ1候補にリストアップしていることも伝えられている。 >>中日首脳の総括コメントに「誰のせいだ」と批判 貧打に苦しんだ立浪監督を激励、当事者意識ゼロと物議<< 投手確保を最優先とする意向を示した立浪監督だが、ネット上には賛同の声以上に「今のチームにドラ1枠を投手に割く余裕なんかないだろ」、「最優先で必要なのは即戦力投手じゃなくて長打力のある打者では?」、「この調子じゃ来季も貧打地獄継続か…」、「外部補強に目途ついてるのか? そうじゃないのに投手重視なら来年もまた最下位か」といった否定的なコメントが寄せられた。 中日はリーグ5位に終わった昨季、チーム防御率3.22(リーグ1位)、先発防御率3.37(同2位)、救援防御率2.92(同1位)と投手力はリーグトップクラス。一方、野手陣はチーム打率.237(同6位)、得点数405(同6位)、本塁打数69(同6位)と深刻な貧打にあえいだ。 また、最下位に沈んだ今季もチーム防御率(3.28)、先発防御率(3.46)、救援防御率(2.93)がいずれもリーグ2位と投手は奮闘、打線はチーム打率(.247/リーグ4位)、得点数(414得点/同6位)、本塁打数(62本/同6位)全て低迷と“投高打低”はほぼ変わらず。こうした現状の中、なぜ野手ではなく投手をドラ1で取りにいくのかと不満を抱いているファンも少なからずいるようだ。 「中日は打線が振るわなかったことを重く見たのか、昨オフドラフトでは本指名6名中5名が野手でした。迎えた今季はドラ2・鵜飼航丞が一軍で4本塁打と爪痕を残し、現在行われているフェニックスリーグでもドラ1・ブライト健太が3割以上の打率をマークするなど台頭の兆しを見せています。立浪監督はこうした現有戦力が成長すれば貧打解消は十分可能と判断した上で、投手指名で現チームの長所をさらに伸ばそうと画策しているのでは。また、立浪監督は10月11日に球団オーナーに今季終了の報告を行った際、今オフの助っ人野手補強の了解を得たことを明かしたことが伝えられていますが、こうした外部補強にめどが立ったことから投手指名に傾いているという可能性も考えられます」(野球ライター) 「最終的には野手か投手か明日決めます」と、19日に行われる球団編成会議で最終決定を下すという立浪監督。当初の意向通り投手でいくのか、それとも一転して野手ドラ1に切り替えるのかは要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月19日 11時35分
大谷翔平、来春WBCでリリーフ転向? 栗山監督が思い描く二刀流の新たな形は
10月18日、エンゼルスの大谷翔平が帰国した。20分程度ではあったが、成田空港内での共同会見に応じ、「2ケタ勝利&本塁打」「打席数&投球回数のW規定到達」など2022年シーズンのこと、そして、来春開催のワールド・ベースボール・クラシック(以下=WBC)への思いなどを語ってくれた。 「まずは良い契約ができるように応援しているし、同級生なので、同じグラウンドでプレーできれば嬉しい」 米球界挑戦を認められた藤浪晋太郎にもそんなエールを送った。 >>阪神・藤浪のメジャー志望、黒幕がいる? 交渉手腕には定評も、移籍可否は西の去就次第か<< 「同級生」。そのワードが出た瞬間、“元チームメイト”についても聞いてみたいと思った。代表質問制のため叶わなかったが、この会見の約15時間後、フィリーズがナ・リーグチャンピオンシップ第一戦でパドレスと激突する。フィリーズにはブランドン・マーシュとノア・シンダーガードの元エンゼルス選手がいるのだ。 「マーシュ、シンダーガードともにトレード期限日の8月2日に、エンゼルスから移籍していきました。2か月ほど前まで同じユニフォームを着て一緒にプレーしたチームメイトが、リーグチャンピオンシップの晴れ舞台に立とうとしています」(米国人ライター) 複雑な心境だろう。 2か月ほど前と言えば、大谷の活躍とは対照的に、チームは優勝戦線から脱落。優勝争いの刺激を求め、今オフの巨額な年俸更新が確実な状況から「大谷の放出も!?」と全米がその去就に注目していた。 「試合後の会見拒否なんて日もありました。シーズン途中で去ったチームメイトはほかにもいます」(前出・同) オーナーのアルトゥーロ・モレノ氏が「球団の売却先を検討している」と発表したのは、8月23日。今後、球団の売却額も「大谷の去就次第で大きく変わってくる」という。 個人成績はともかく、大谷にとって、今シーズンは“つらい一年”だったのではないだろうか。 「フィリーズがリーグチャンピオンシップ進出を決めた地区シリーズ第4戦、先発マウンドに上がったのがシンダーガード。先制の3ランを放ったのが、マーシュでした。その試合は全米中継され、実況のアナウンサーが『元エンゼルスの選手が活躍。サンキュー、エンゼルス!』と叫んだんです」(特派記者) 気になるのは、WBC出場だ。侍ジャパンを預かる栗山英樹監督とNPB周辺からは“意外な起用法”も聞かれた。大谷のリリーフ起用である。 「大谷を指名打者か、外野手でスタメン出場させ、試合終盤にリリーフ登板させるプランです。今季、規定投球回数に到達したことや、WBC後のペナントレースでの体力面に配慮し、『打者』にウエイトを置いた起用法になりそう」(関係者) 2013年、「5番右翼」でスタメン出場し、終盤の8回から登板した試合もあったが…。 大谷は会見でWBC出場は「まだ決断はしていない。ゆっくり考えて」と話すに留めたが、「前向きには捉えている」とも付け加えた。今週末からの練習再開も囁かれている。不甲斐ないチーム成績のウップンをWBCで晴らす――。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年10月19日 10時50分
スターダムのアイコン岩谷麻優がフィーメルと対戦! タッグリーグでは向後桃とのPeach★Rockで出陣
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムのアイコン岩谷麻優が会見を開いた。 まず、11.3広島サンプラザホール大会では、第2代ワールド・オブ・スターダムのチャンピオンで、高橋奈七永&優宇との合体を明言しているアルファ・フィーメルとのシングルマッチが実現する。 岩谷は「みなさんこんばんは、スターダムのアイコン岩谷麻優です。スペシャルシングルマッチ。アルファ・フィーメルとこのカードが組まれた。この理由は、ちょっとよくわからないです。なぜこのカードが組まれたのか、なぜアルファ・フィーメルがスターダムに参戦するとなった時に岩谷麻優の名前を出したのか。直接本人から聞きたいです。今のスターダムは生ぬるいとか言ってた覚えがありますけども、自分は10年以上このスターダムのリングに立って、スターダムが生ぬるいと感じたことは一度もないです。なので、アルファ・フィーメルが第2代ワールド・オブ・スターダムのチャンピオンだったんですけど、その当時は自分はホントに最下位争いをしてて、ホントに足元にも及ばないレベルの選手だったんですけど、今の自分は当時の自分とは全然違う。スターダムのアイコン、スターダムを引っ張ってきた自分の力をちゃんと見せつけて、このなんキロあるかわかりませんけど、完全に投げ切りたいし、全てを食らわして、きちんと自分の存在を示したいと思います」とスターダム侵攻を防ぐためにも早めに手を打っておきたい様子。 また、IWGP女子王座決定トーナメントへの出場も決まっているが、「このIWGP初代、これはもうアイコン岩谷麻優が取るしかないでしょうっていう気持ちで必ず。決勝戦が新日本との合同興行。女子岩谷麻優の存在を見せつけて必ず初代を取りたいと思います」と意気込んでいるだけに、このフィーメル戦は負けられない。 さらに、次期シリーズで行われるタッグリーグ、ゴッデス・オブ・スターダムでは、STARSの向後桃と出陣する。向後は「数年前から夢にまで見た麻優さんとのタッグチームが実現しまーす。やったー!このタッグリーグを誰よりも誰よりも楽しみにしてきたのは、この向後桃であると言っても過言ではありません。このリーグに懸ける熱い思いは誰にも負けない自信があります。実はですね、私たちのタッグ名、昨日まではオタクと推し(仮)で話を進めておりましたが、麻優さんとのタッグでどうしても勝ちたいという強い思いから、もっと強そうな名前がいいと思い直しまして、昨日の真夜中に直談判させていただきまして、Peach★Rockという素敵な名前に決まりました。この2人でゴッデスリーグを駆け抜けて、このゴッデスリーグを制したいと思います。麻優さん、よろしくお願いします!勝つぞ!オー!」と岩谷が驚くほど気合いが入っていた。 今年も年末にかけてスターダムのアイコンは、忙しい日々を過ごすことになりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2022年10月18日 20時45分
阪神、ロッテ中村のFA獲得は消滅か?「調査結果微妙だったのか」落胆相次ぐ電撃トレードの背景は
16日に岡田彰布新監督が就任会見を行うなど新体制に移行している阪神。18日に球団が発表した補強情報がネット上で話題となっている。 球団公式サイトはこの日、プロ4年目・27歳の齋藤友貴哉、プロ8年目・29歳の江越大賀の2名を日本ハムに放出し、代わりにプロ9年目・27歳の渡邉諒、プロ8年目・26歳の高濱祐仁が加入する交換トレードが成立したことを発表。トレードを伝える報道では右打ちの野手を探していた阪神と、投打に高い潜在能力を誇る選手を欲していた日本ハムの思惑が一致し成立に至ったと伝えられている。 >>阪神、岩貞のFA慰留は絶望的? 昨オフにあった権利行使の前兆は<< 阪神が日本ハムから獲得した渡邉、高濱はどちらも内野手で、渡邉は今季までに「447試合・.257・28本・145打点」、高濱が「128試合・.252・8本・44打点」といった通算成績をマーク。高濱はこれまで規定打席に到達したシーズンはないが、渡邉は2019~2020年に2年連続で規定打席をクリアしており、2019年には11本塁打を放っている。 阪神のトレード発表を受け、ネット上には「右の内野手を一気に2人獲ったのは予想外」と驚きの声が上がったが、中には「内野の2枚獲りは辛い、これで中村のFA獲得はかなり薄くなった」、「2人に罪は無いんだが、中村に比べたら完全に期待外れだ」、「中村に行く気無さそうなのは残念だが…もしかして獲得調査の結果が微妙だったのか?」といった、ロッテのプロ8年目・30歳の中村奨吾を引き合いに出した落胆のコメントも少なからず見られた。 中村は2015年のプロ入りからロッテでプレーし、今季までに「991試合・.255・74本・378打点」をマークしたチームの正二塁手。今季4月に国内FA権を取得しており、18日時点ではまだ権利行使の可否は明らかにしていないが、宣言なら複数球団が獲得に乗り出すのではと動向が注目されている選手だ。 「今季二塁手の最多出場が糸原健斗の63試合とレギュラーが不在の阪神にとって、過去にベストナインを1回(2021)、ゴールデングラブ賞を2回(2018,2021)獲得している中村はうってつけの存在。加えて、地元は阪神のお膝元である兵庫、出身大学は岡田新監督と同じ早稲田大学、2018~2021年にかけ共にロッテで戦った今岡誠氏(元ロッテ一軍ヘッドコーチ)が入閣見込みと阪神とのゆかりも複数あることから、獲得に動くことを期待しているファンも多数いました。ただ、今回二塁も守れる内野手を2名トレード獲得したことにより、中村の獲得に動く可能性はかなり低くなったといえます。水面下で中村の獲得調査を進めるも感触が思わしくなかったことで、二塁手はトレードでまかなう方針にかじを切った可能性もあり得るのでは。また、プロ野球球団にとって最も戦力が補強できる場であるドラフト前にトレードが行われるのは珍しいケースですが、今のうちに二塁のテコ入れにめどをつけておくことで、他ポジション選手の指名を行いやすくしたかったという意図も考えられます」 (野球ライター) ため息をつく阪神ファンが多かったことの表れか、Twitterでは一時「中村奨吾」というワードがトレンド入りした阪神のトレード補強。渡邉、高濱のどちらか、あるいは両方ともブレークすれば“中村待望論”も消えると思われるが、果たして両名は来季以降活躍を見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月18日 19時30分
ソフトB・藤本監督、柳田への発言に批判「下手したらパワハラ」 昨オフに続き意向を無視? 主将続投熱望も厳しい声
今季「117試合・.275・24本・79打点」といった数字を残したソフトバンク主将でプロ12年目・34歳の柳田悠岐。18日に伝えられた藤本博史監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、藤本監督は所用で本拠地・福岡PayPayドームを訪れた17日に取材に対応したが、その中で「本人は『(来年は)しない』と言っていたけど、説得します」と主将続投を渋っている柳田に説得を試みる意向を明かす。秋季練習初日の24日に予定される面談で打診を行うとした上で、「『うん』と言うまで監督室から出さないから。絶対に『無理です』って言うの分かっているから。そこを何とかね」と何としても続投させたい旨を口にしたという。 >>ソフトB・柳田、三振直後に審判批判?「そんなこと言っていいのか」最終打席で見せた表情が物議<< 主将はグラウンド上でのプレーはもちろん、グラウンド外の言動・練習姿勢でもチームを鼓舞・牽引する重要な役職。ただ、設置がルールで義務付けられているわけではないため、指揮官の意向次第で廃止されるケースもある。ソフトバンクも工藤公康前監督(現野球解説者)が全選手に主将並みの自覚・責任感を持たせることを理由に、2019年シーズンから主将制度を廃止していた。 藤本監督は新指揮官に就任した2021年11月、同年4位に沈んだチームをまとめ上げ牽引する存在が必要として、2022年シーズンからの主将制度の復活と、絶対的主砲・柳田の新主将就任を決断。当時の報道によると、柳田はそれまで主将とは無縁だったことから当初は難色を示したといい、翌12月の契約更改後会見でも「断れなかったです」と渋々主将就任を受け入れたことを明かしていた。 ただ、迎えた2022シーズン、柳田はグラウンド内外で主将の役割を全う。マジック1で迎えた今季最終戦の10月2日・ロッテ戦前には「3時間死ぬ気でやろう。駄目だったら全部俺のせいで、こんなん(キャプテンマーク)破り捨ててやる。俺のせいにしろ。死ぬ気でいくぞ」と同僚に檄を飛ばしたことも話題となった。 しかし、チームはこのロッテ戦を落としオリックスに今季のリーグ優勝をさらわれると、クライマックスシリーズ(CS)・ファイナルステージ(10月12~15日)でもオリックス相手に「1勝4敗」で敗退。この結果に責任を強く感じたのか、柳田はCS敗退が決まった15日の試合後に「力不足は感じた。そういう器じゃなかったかなと感じている」と自らを責めるコメントを残していた。 その柳田の続投を強く望む藤本監督に対し、ネット上には賛同の声が上がったが、それ以上に「本人がしないって言ってるならそれを尊重すべきでは?」、「意向を無視するのはダメ、下手したらパワハラになりかねないぞ」、「就任自体も渋ってたのに、さらに続投ってなったらモチベに関わりかねない」、「続投は考え直すべき、傍から見る限り相当ストレス抱えてそうだったし」といった否定的なコメントも見られた。 「これまでの野球人生で初となる主将の役割を懸命にこなした柳田ですが、慣れない立場でチームを引っ張ることによる重圧・ストレスは大きかったのか、今季は2012年以来10年ぶりに打率.280を割るなどらしくない成績に。また、柳田はプレー中の表情が豊かなことで知られていますが、今季はネット上のファンの間から表情が険しい、暗いという心配の声も少なからず上がっていました」(野球ライター) 「選手がみんな柳田を慕っているからね。ひと言言ったらみんなが『ワーッ』となる」と、一言でチームがまとまるほど人望が厚いことを理由に柳田にこだわっているという藤本監督。少なからず弊害もあった主将の立場を、柳田が来年も務めることは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月18日 17時30分
オリックスが増井浩俊を自由契約!「セーブ王」獲得を目標にFA移籍も、先発再転向を経て今季は勝ち星なし
オリックス・バファローズは17日、椋木蓮投手、増井浩俊投手、富山凌雅投手、中村勝投手と来季の契約を結ばないと発表した。トミー・ジョン手術を行った昨年のドラフト1位の椋木と、これからトミー・ジョン手術を受ける富山は育成契約を結ぶ方針。増井と中村は自由契約となる。 北海道日本ハムファイターズから「セーブのタイトルを取るために」2017年オフFA宣言し、オリックスに移籍した増井。2018年シーズンでは、メジャーリーグに移籍した平野佳寿に代わるクローザーとして、63試合に登板。35セーブをマークしたが、タイトルは獲得できず、翌2019年は53試合に登板したが救援失敗も目立つようになり、18セーブ止まり。2020年には4年ぶりに先発に復帰。昨年は13試合に先発も3勝止まり。今季は2試合に先発し、7年ぶりに勝ち星がつかなかった。史上初の12球団からの白星&セーブという記録も交流戦のヤクルト戦で敗れたため達成はならなかった。 しかし、中嶋聡監督が「よく投げました」と評価した試合がある。チームが優勝争いを繰り広げる中、負けられない試合だった9月16日の北海道日本ハムファイターズ戦に先発。「悔いの残らないピッチングをしたい」と話していたベテランは、4回1/3を2失点の内容だった。チームは勝つことができなかったが、初回から150キロのストレートをちゅうちょなく投げ込む姿は、先発モードではなく、かつてのクローザーモード。「こんな大事な最終盤のところで投げさせてもらうので、全部出し切りたい。まさか自分がここで投げさせてもらえるとは思わなかったので、こういう大事なところで使ってもらえることは意気に感じて、ホントに悔いが残らないように、今シーズンの全部を出せるように頑張りたい」と話していた通り、熱のこもったピッチングを見せた。マウンドを降りる増井には多くの拍手がスタンドから送られていた。 今後の去就はまだ分からないが、人格者ということもあり、山本由伸や山岡泰輔、近藤大亮、黒木優太など慕っていた若い選手も多かった。それだけに、他球団が興味を示すのかが注目される。(どら増田)
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スポーツ 2022年10月18日 15時30分
日本ハム・近藤、新庄監督に反発しFA宣言? オリックス・ソフトBが引き抜くか、権利行使報道に早くも諦めの声
今季7月に海外FA権を取得し、今オフの去就が注目されている日本ハムのプロ11年目・29歳の近藤健介。18日、FA権を行使する見込みと報じられた。 近藤は今季最終戦の10月2日・西武戦後の報道では、権利行使の可否について「難しいですね。悩んでいます」と態度を保留したことが伝えられていた。ただ、18日の報道によるとその後熟考を重ねる中で、他球団からの評価を聞いてみたい気持ちが芽生えたという。 近藤はプロ入りした2012年から日本ハムでプレーし、今季までに通算で「1014試合・.307・52本・446打点・1016安打」をマーク。2019~2020年には2年連続で最高出塁率のタイトルを獲得するなど、球界屈指の巧打力・選球眼を持つ打者として名をはせている。 >>日本ハム・近藤、同僚の大ポカに怒り隠せず?「顔怖すぎ」の指摘も、タイムリー潰した守備妨害は試合にも影響か<< 球界ではFA権を行使するも交渉の末に元の球団に残る、いわゆる宣言残留に至る選手も少なからず存在する。ただ、ネット上の日本ハムファンの間では「終わった、行使に踏み切る時点で流出はほぼ確定だ」、「結構な高確率で出ていくだろうな、ハムで宣言残留したケースも最近はほとんどないし」、「勝ちにいかない新庄を見限って勝てる球団に行ってしまうのか」といった、早くも流出を覚悟するコメントが上がっている。 日本ハムはFA制度が球界に導入された1993年オフから2021年オフにかけ、所属選手がFA権を行使したケースが18回(17人)あるが、このうち宣言残留となったのは5回。2004年オフの奈良原浩(現楽天一軍内野守備走塁コーチ)を最後に、翌年以降は10回連続で権利行使選手が他球団へ流出している状況のため、今回の近藤についても悲観的な見方をしているファンは少なくないようだ。 「近藤はこれまでの報道ではチームに愛着を持つ一方、勝利への執念が人一倍強いことが伝えられています。今春キャンプ中には新庄剛志監督が2021年11月の就任会見で『優勝なんか一切めざさない』と宣言したことについて、『矛盾しているが、僕は勝ちたいので勝って笑って終われるシーズンにしたい』と異を唱えたことが伝えられたことも話題となりました。迎えた今季、チームは5位ロッテに9ゲーム差の断トツ最下位と新庄監督の宣言通りの結果となりましたが、これを受けた近藤が来季以降も厳しいと判断し、勝つ確率の高い球団への移籍に傾いたとしてもおかしくはないでしょう。FA報道では既にオリックス(2年連続リーグ優勝中)、ソフトバンク(2017~2020年まで4年連続日本一)といった近年勝っている球団が獲得調査に動いていることも報じられていますが、こうした球団に相応の待遇を用意されると日本ハムとしては太刀打ちできない面もあるのでは」(野球ライター) 報道で新天地候補に挙がっているオリックス、ソフトバンクはどちらも資金力豊富な球団で、近藤の本職である外野のポジションも枠は空けられる状況。近藤としては移籍に向けた障壁はほとんどないといえるが、果たして今オフどのような決断を下すことになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月18日 11時45分
巨人、大久保コーチ就任で選手の練習意欲が向上? 前任時代に猛威振るった“真の武器”にも期待か
“らしくない”オフになりそうだ。5年ぶりのBクラスに低迷した巨人がコーチ人事を大幅に刷新、新任5人、復帰3人、配置転換12人と、計20人が入れ替わった。しかし、ジャイアンツ球場での秋季練習は暗くなっていないのだ。内に秘めたものはあるはずだが、練習の雰囲気はむしろ明るい。新入閣の打撃コーチが“明るいキャラ”で浸透していたからだろうか。 >>ソフトB、ドラ1公表は巨人への牽制? 下馬評とは異なる指名戦略を打ち出したワケ<< 大久保博元打撃チーフコーチがチームに合流したのは10月16日だった。 「コーチの控え室も雰囲気が変わりました。練習終了後、コーチ同士で話をすることはよくあります。選手の状態が話題になるので、心配するあまり、だんだん暗くなってしまうんです。でも、秋季練習中の巨人は笑い声も聞こえてきて」(球界関係者) 合流2日目の17日、大久保コーチはティー打撃練習のトスを上げるなど精力的に動いていた。 300球連続のトス。休憩ナシでの300スイングはプロでも結構キツイ。「打て!」「これも!」と、大久保コーチは選手がヘバリかけて来たのを見計らって檄を飛ばす。黙々とバットを振らされるよりも、明るく励ましてもらった方が良い。 「明るさは大久保効果」とも言えるが、パ・リーグ出身のプロ野球解説者が興味深い話もしてくれた。 「大久保コーチはキャッチャー出身。西武、楽天で『捕手目線』がどれだけ攻撃面に活かされたか…」 どういう意味かと言うと、大久保コーチは西武コーチ、楽天指揮官だったころ、対戦チームの投手の配球を見抜くのに長けていた。その分析が終わると、自軍の攻撃前に円陣を組み、「ボールカウント先行の時は必ずこの球種が来る、あの変化球を狙え!」と、具体的な指示を出していたそうだ。その的中率は“ほぼ100%”――。 「特に西武コーチ時代がそうでした。西武が円陣を組むと、対戦チームは配球パターンを急に変更しなければならなかった」 2022年の巨人のチーム打率は、リーグワーストの2割4分2厘。新ヘッドの阿部慎之助コーチ(兼バッテリー)、打撃担当になった亀井善行コーチの3人で攻撃陣を立て直すわけだが、「元捕手同士、阿部ヘッドとも意見が合いそう」(前出・球界関係者)との声も聞かれた。 「野手陣は良い雰囲気で再スタートが切れたみたい。阿部、大久保、亀井の3コーチはみんなクリーンアップを任させてきたので、いわゆる1・2番タイプのバッターを教えられるのかどうかがちょっと心配です」(前出・同) チーム打率はリーグワーストだが、総本塁打数は163本。21年も169本を放っているので、一発の脅威は失われていない。打線が繋がらなかったのが敗因であり、課題は1・2番タイプのバッターの底上げだ。 「ホームランバッター以外の打者を育てることができるのかどうか、大久保コーチの真価が問われる場面です」(前出・同) 今季の敗因をコーチ刷新による来季への期待論にすり替えることがなければ、300本連続のティー打撃も報われるはずだ。(スポーツライター・飯山満)
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