スポーツ
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スポーツ 2022年10月31日 17時45分
DeNA・入江、今永・大貫・国吉に続け! オーストラリア武者修行復活でさらなる飛躍に期待
ベイスターズが戦略的パートナーシップ契約を結んでいるオーストラリアン・ベースボールリーグの強豪チーム“キャンベラ・キャバルリー”に、ベイスターズの入江大生と宮國椋丞の両右腕が派遣されることが決定。コロナ禍で中止されていたオフの武者修行が復活した。 過去にはこの武者修行をきっかけに大きな飛躍を遂げた選手も多く、両投手にも同様の変わり身が期待される。 2018年には今永昇太が参加し、無敵のピッチングを披露。これをきっかけに今シーズンは開幕投手に指名され勝利すると、一年通じてエースとして圧巻の活躍を見せた。現在はマリーンズに所属している国吉佑樹は約3カ月間フルに参加し、異国で様々な国のチームメイトと“ベースボール”を体感し「楽しむ」ことを再確認。10年目のブレイクにつなげることに成功した。 翌年には大貫晋一が「体力をつけることと、ウイニングショットの精度を高める」との目標を掲げ、スタミナとカットボールを会得。20年シーズンはルーキーイヤーの6勝から大幅アップの二桁勝利をマークするなどの活躍を見せた。また中継ぎ右腕の平田真吾も参加。得意のスライダーと対になるツーシームを自分のモノとし、今ではカウントも稼げ、決め球にもなる重要なボールとなっている。 2年目のシーズンは中継ぎとしてブレイクした入江大生は「一年間一軍でシーズンを戦い長所短所が明確になりました。ウインターリーグではその弱点をできるだけ減らすことを考えて日々課題に取り組んでいきたいと思います」と武者修行で一皮剥けた先輩たちの後を追いつつ「来季はどのポジションで登板しているか分かりませんが、さらに上をめざし、もっと後ろのイニングでの登板ができるように頑張ります!」と、今シーズン抑えの切り札として君臨した山崎康晃の去就次第では、クローザーの座を狙うためにもブラッシュアップをめざすとした。 30日も横須賀の球団施設「DOCK」で同期、同級生の牧秀悟ら主力とライブBPで対決し、武者修行に向けて順調な調整を続けている。 派遣された先輩たちもオフの時期に実戦を積めることは貴重で、異国の地での生活は人の幅を広げるチャンスと口にするウインターリーグへの参加。11月上旬から年内までの約2カ月、両右腕はどうブラッシュアップを果たすのかに注目だ。 取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年10月31日 15時30分
ヤクルト戦で誤審?「三振の間違いだろ」と批判相次ぐ 青木ファール判定直後の映像が物議
ヤクルトが「4-5」で敗れ日本一を逃した30日の日本シリーズ第7戦・オリックス戦。途中出場したプロ13年目・40歳の青木宣親のスイングを巡る判定がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-5」とヤクルト5点ビハインドの7回裏2死二塁でのこと。代打として打席に入った青木は、オリックス2番手・宇田川優希がカウント「1-2」から投じた5球目の内角フォークをスイング。捕手・伏見寅威の要求と異なる逆球で、バットは空を切ったように見えたが、球審はファールを宣告した。 この直後、中継ではバックスクリーン、三塁ベンチ側と2つの視点からのリプレー映像が流される。ただ、映像が不鮮明なこともあり青木のバットがボールに当たったのか、スイングによりボールの軌道が変わったのかは、はっきりと映らなかった。 >>ヤクルト・青木に先輩が激怒「誰に口きいとんやオラァ!」 宮本氏がベンチ裏の大騒動を暴露、4年後の謝罪エピソードも明かす<< このファール判定を受け、ネット上には「今の本当にファールか? 空振り三振の間違いだろ」、「今の青木のスイングはバットに当たってなくないか」、「リプレー見る限りでは空振りしてるようにしか見えなかった」、「オリ側は特に抗議とかしてないけど今一つ納得いかないな」といった批判が寄せられた。 誤審を疑う声が集まる青木へのファール判定だが、一部からは「わずかにかすってたのでは、振り逃げも狙ってないし」といった指摘も上がっている。この場面では青木がスイングしたフォークを伏見が後逸したため、仮に三振なら振り逃げを狙い一塁に走るのがセオリー。ただ、青木はスイングの勢いで回転しながら伏見の後逸を見ていたにもかかわらず全く走るそぶりを見せなかったため、映像では分からないレベルでバットがかすっていたのではという指摘も散見される。 青木はこの後6球目のフォークに手を出しかけバットを止めるも、バットは回っていると見なされ空振り三振に。直前のファール判定は結果的には試合に影響しなかったが、モヤモヤを抱いたファンも少なからずいたようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月31日 11時30分
ノアのグレート・ムタとWWEスーパースター中邑真輔が来年元旦に日本武道館で電撃対戦!「これは、キセキだ!」
プロレスリング・ノアが、『ABEMA presents 有明凱旋-THE RETURN-PRO-WRESTLING LOVE FOREVER . 3 ~TRIUMPH~』10.30東京・有明アリーナ大会を開催した。 この大会中に衝撃的な発表があった。来年、2023年1月1日に開催するノア東京・日本武道館大会『ABEMA presents NOAH "THE NEW YEAR" 2023』の一部決定対戦カードとして、同年1月22日のノア神奈川・横浜アリーナ大会でファイナルマッチを迎える“魔界の住人”グレート・ムタの登場に加えて、その対戦相手として、世界最大のプロレス団体、アメリカWWEのスーパースター、SHINSUKE NAKAMURA(中邑真輔)のノア参戦が決定したというのだ。NAKAMURAはムタと異次元対決を行うという。 元日から2023年最大級のドリームマッチが実現するとあって、ネット上では世界中でかなりザワついた。なお、この大会はABEMAにて無料生配信されることが決定している。SHINSUKE NAKAMURAは「WWEスーパースター、SHINSUKE NAKAMURA!なんだ?夢か?幻か?紛れもない、現実だ!2023年1月1日元日、日本武道館。SHINSUKE NAKAMURA対グレート・ムタ!言葉は要らねえな。これは、キセキだ!」と夢の対決をかなり楽しみにしている様子。 ムタは1989年からWWEのライバル団体だったWCWで活躍。リック・フレアーやスティング、レックス・ルガーらと全米で抗争を繰り広げた。1990年に帰国すると、武藤敬司とグレート・ムタは新日本プロレスの所属選手に戻り、武藤は闘魂三銃士として、ムタは幻想的な世界観を創り上げた。新日本はWCWと提携していたこともあり、WWEはムタに興味があったようだが、ムタのWWEマット登場はまだ実現していない。 WWEはWCWを買収したため、ムタのWCW時代の映像はWWEが権利を保有しており、ムタもWWE殿堂入りの可能性がある日本の選手の一人なだけに、NAKAMURAとの対戦はそんな夢も膨らむ一戦となる。(どら増田)
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スポーツ 2022年10月31日 11時00分
オリックス、今オフ大型補強? 26年ぶり日本一も主砲・吉田がメジャー流出危機
日本シリーズ第7戦のゲームセット後、オリックス・中嶋聡監督が選手たちの待つマウンドにゆっくりと歩を進めた。「ヨッシャー!」 その雄叫びは取材エリアまで聞こえてきた。 中嶋監督は感情を表に出すタイプではない。選手に対しては自身から話し掛けて行く「気配りの人」。しかし、メディアの前ではあまり多くを語ろうとしない。そんな実直な指揮官が込み上げて来る感情を爆発させたのだ。 >>オリックス戦の審判に「西野のこと舐めすぎ」と批判、勝利につながったと称賛も?接触プレー巡る判定に賛否<< 試合開始の約2時間前、中嶋監督を悩ませる“ヤクルト情報”が交錯していた。 「マクガフが試合出場メンバーから外れた」――。 燕の守護神・マクガフは前日(第6戦)にバント処理を誤り、一塁に悪送球してしまった。第5戦に続く送球ミスであり、精神的ショックも心配されていた。 第6戦終了後、高津臣吾監督は「彼への信頼は変わらないです」と言い切った。その様子からして、第7戦もマクガフを使うと思われていたが…。 「僅差になった時、誰が9回に投げて来るんだ?」 オリックス打線はマクガフに打ち勝っている。取り越し苦労なのだが、些細な情報でも気になるのも短期決戦の特徴だ。 「中嶋監督は6回にリリーフの宇田川優希を投入した直後から、センターバックスクリーンのスコアボードと手帳を何度か見直し、考えていました。今シリーズは不調とは言え、山田哲人、村上宗隆の打順を気にしていたんだと思います」(関係者) 相手の出方を探る。そんな心理戦が繰り広げられていた。 しかし、心理面が影響し、マイナスの方向に出てしまったのはヤクルトの方だった。 5回表、ヤクルトの守備が乱れた。 先頭打者が出塁し、次打者は先発ピッチャーの宮城大弥。定石通り、送りバントのサインが出されたが、バットに当てられた打球は勢いがあった。送りバントとしては落第点だが、ピッチャーのサイスニードと三塁手・村上の間を抜けて行き、内安打になる。 無死一・二塁、次打者の太田椋にも送りバントのサインが出された。打球の失速具合、転がって行く方向、太田のバントは“野球の教科書”に載せたいくらいだった。しかし、村上が打球処理をためらってしまう。 「内安打を許した直後だったので、冷静な判断ができなかったんです」(プロ野球解説者) その後、サイスニードが踏ん張って2アウトまで漕ぎ着けたが、オリックスの5番・杉本裕太郎の打球が左中間へ。中堅・塩見泰隆が追い付いたように見えたが、グラブには入らなかった。 守備に就いている時間が長くなり、「注意力が散漫になった」との声もあれば、「慎重になりすぎて失敗した」との指摘も聞かれた。 些細な心理的な変化がプレーを変えてしまうようだ。 オリックスの26年ぶりの日本一が決定したのと同時に飛び込んできたのが、主砲・吉田正尚のメジャーリーグ挑戦志望や、エース・山本由伸の「2023年オフのポスティングシステムによる米球界移籍」のウワサ。投打の中軸選手の喪失に備えてか、今オフの国内FA市場にも“強い関心”を持っているという。 「日本シリーズで手付かずになっていた戦力補強の話を詰めなければなりません」(前出・関係者) 心理戦を制した中嶋監督の2023年シーズンはもう始まっている。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年10月31日 10時50分
『D王』開催に小橋建太大会実行委員長「今DDTの中心にいるのは40歳未満」
DDTプロレスが28日、東京・千代田区の神田明神内でシングル最強決定リーグ戦『D王 GRAND PRIX 2022』(11月1日、東京・後楽園ホール大会で開幕)に向けて記者会見を開いた。 『D王』にはAブロックで遠藤哲哉、佐々木大輔、上野勇希、吉村直巳、ジョーイ・ジャネラ、RSP(リッキー・シェイン・ペイジ)、Bブロックで樋口和貞、クリス・ブルックス、MAO、火野裕士、納谷幸男、KANONの計12選手が出場。11.1後楽園大会から同月18日の後楽園大会まで公式戦を行い、各ブロックの得点1位の選手同士により、12月4日の後楽園大会で優勝決定戦が行われる。 KO-D無差別級チャンピオンの樋口はBブロックで出場するが、「『KING OF DDT』トーナメント、KO-D無差別級王座を獲った。そしてD王を獲って、DDTの年間グランドスラムを狙いたい。てっぺんに立ちたい。警戒する選手は全員」と話すと、優勝決定戦の相手として、「『KING OF DDT』でも決勝で争ったので」という理由を挙げた上で、KO-Dタッグ王座のパートナーである吉村を希望した。昨年は竹下幸之介がグランドスラムを達成したが、樋口も続くことが出来るのか注目だ。 また、DDTユニバーサルチャンピオンの上野は「昨年、準優勝だったから厳しさも分かってて。D王で優勝めざすのはものすごく大変なことだと思うんですけど、DDTを背負いたいと思ってから臨むD王。めざすは優勝です。開幕戦でどれだけいいスタートを切れるか、重要だと思うし。海外から来る選手も楽しみ。最終戦は佐々木さん、薬にも毒にもなる、どれもこれも大変だなと思います。(決勝には)クリスが上がって来てくれるとすごく燃える」とクリスとの優勝決定戦を熱望。 会見には昨年に続き、大会実行委員長を務める“鉄人”小橋建太氏も登壇。小橋氏は「今年は40歳未満に出場権利がある。今DDTの中心にいるのは40歳未満だと思ってます。今大会で熱い戦いをして、自分たちの負わされた責任を果たしてほしい。気になる選手は、全体を見渡すと吉村君、彼の頑張りで大会が盛り上がるんじゃないか。過去2回、結果を出してない。今回は結果を出してほしい。Aブロックは遠藤君、上野君、吉村君、佐々木君、4人の絡みが興味深い。Bブロックは樋口君、クリス選手が面白い。優勝候補は火野選手かな?期待を持ってます」と吉村、火野の2人を気になっている様子だ。(どら増田)
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スポーツ 2022年10月30日 11時00分
大関・正代、若手叱責し驚きの声「1年前とは真逆だな」 親方がブチ切れた稽古中の大失態から成長?
5度目のカド番として臨む大相撲11月場所(同月13~27日)に向け調整に励んでいる大関・正代。10月26日に伝えられた稽古中の叱責がネット上で話題となった。 報道によると正代はこの日の稽古中、土俵周りにいた若い衆2人を「しゃべるのなら、出て行っていいよ」と叱責。稽古後も「できれば視界に入れたくなかった。しゃべるんだったら、見えないところでしゃべってほしい」と怒りをあらわにした。 これを受けネット上には、普段温厚な正代が怒るのは珍しいと驚きの声が上がったが、中には「1年前とは真逆だな、ちゃんと成長してるんだな」、「合同稽古で親方キレさせた反省を活かしてる」といった称賛のコメントも見られた。 >>大相撲、また正代戦でミス「わざとやってんのか」厳しい指摘も 八角理事長も苦言、相次ぐ差し違え・接触に引退待望論も<< 若手力士の態度を問題視しカミナリを落とした正代だが、昨年は今回の若い衆と同様の態度を見せたことで、春日野親方(元関脇・栃乃和歌)に激怒されるという失態を演じている。 正代が春日野親方の逆鱗に触れたのは、2021年9月場所に向け、両国国技館内の相撲教習所で行われた合同稽古(同年8月23~26日)の初日。この日参加した関取衆13人の中で最高位だった正代は幕下力士のぶつかり稽古で胸を出したり、関脇・高安(現平幕)と三番稽古を行ったりして汗を流した。 ただ、正代は幕下相手のぶつかり稽古では他の関取衆とは異なり、押しをこらえずに簡単に土俵を割る姿も目立った。すると、合同稽古を見守っていた春日野親方はやる気が感じられないと判断したのか、胸を出し終えた直後の正代に「そんな胸(の出し方)だったら、大関が胸を出す必要ないんじゃないか。どれだけやるのかと思ったら、なんじゃそりゃ。なめてんのかお前、それが大関か、おい!」とカミナリを落とした。 さらに、春日野親方は「ぺらぺらぺらぺらおしゃべりするなら来るな!」となおも正代を叱責。正代はこの日の稽古前、他の関取衆や親方を相手に談笑する時間が多かったというが、春日野親方はこのような態度で臨むくらいなら来ない方がマシだと一喝した。 正代は、この稽古後に応じた取材の中で「ぶつかりが、ちょっと軽かった。初日だったので自分もそこまで、ちゃんと引き締められていなかった」と反省。ただ、ネット上には「最高位として1番のお手本にならなきゃいけない力士が何をやってるんだ」、「真面目に稽古に来てる他力士にとっても迷惑極まりない」といった呆れ声が上がった。 正代が失態を犯した初日を含め計4日間行われた合同稽古だったが、正代は2日目以降の稽古を欠席。報道では初日に行った高安との三番稽古中に左肘を痛めたことが理由と伝えられたが、一部ファンの間では春日野親方に怒られたショックや、他力士に対する気まずさも理由に含まれているのではと勘繰る声も少なからず上がっていた。 正代は2014年に初土俵、2020年9月場所後に大関昇進と番付は着実に上がる一方、稽古量や熱意に物足りない面があるとファン・親方衆からたびたび指摘されていた力士。加えて、当時は新型コロナの影響で出稽古が行えないストレスもあったようで、2021年9月には「コロナの環境で他の部屋の人としゃべる機会がだいぶ少なくなって、しゃべり込んじゃって。ちょっと緩んでいた、たるんでいたという部分があった」と合同稽古で長く談笑してしまった理由を明かしたことも伝えられた。 春日野親方やファンを呆れさせた合同稽古から約1年、今度は自分が注意する側になった正代。この間の本場所成績は勝ち越し4回(うち2ケタ1回)、負け越し3回と今ひとつだが、春日野親方からの叱責で猛省したのか、稽古に臨む姿勢については成長しているようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月29日 17時30分
ヤクルト・村上、今オフMLB挑戦の可能性も?「タイミングが来たら考えたい」若き三冠王の今後は
今季、日本選手最多となるシーズン56本塁打を記録したヤクルトの村上宗隆。令和初の三冠王も達成し、4番としてチームを連覇にも導くなど、強烈なインパクトを放つシーズンとなった。 22歳のスラッガーが成し遂げた偉業には日本国内のみならず、海を越えて野球の母国であるアメリカ国内からも称賛の声が届くことに。シーズン中より、米メディアは「ムラゴッド」との異名で呼ぶこともあり、幾度となくそのハイパフォーマンスを伝えている。 そして当然のように、村上の将来的なメジャー移籍について言及する報道も聞こえてきている。日本代表として東京五輪金メダル獲得に貢献したことや、今シーズンの記録的な活躍もあり、村上のMLB移籍を期待するメディアやファンの声は一気に熱を帯びることとなった。 村上自身は、これまでテレビ番組のインタビューなどでメジャーへの想いを問われた際には、言葉を濁すなど明確な意思を示していないものの、「挑戦できるタイミングが来たら考えたい」とも答えている。 今なお、成長途上にある村上が、若くしてメジャー挑戦が実現となると、まさに限りなく夢が広がるシチュエーションと言えるだろう。 現在、MLBには25歳未満の選手の移籍や契約金を制限する通称「25歳ルール」が存在する。海外FA資格を持たない村上が仮に、メジャー挑戦を望んだ場合このルールが適用されることもあり、現段階での移籍の可能性は少ないという見方が強い。移籍先の球団とはマイナー契約を結ぶこととなり、ヤクルトへの譲渡金もごく僅かとなることで、選手、現所属球団にとっては不利益な点が多いからだ。 しかし、大谷翔平が23歳で海を渡った様に、選手が移籍を強く志願した場合には交渉は可能となる。ヤクルトの高津臣吾監督も「外(MLB)に目を向けるのは当然のこと」と語っており、自身も現役時にMLBでのプレー経験もあるだけに、選手の挑戦を後押しする姿勢を覗かせている。 シーズン中、村上次第では今オフにも、MLB全球団を巻き込んでの大争奪戦が繰り広げられる可能性があるとも伝えられたことからも、すでにその名は知れ渡っていることは明らか。極めて近い将来、日本球界が生んだ怪物が、米大陸を舞台にその打棒が振るう日は訪れるのだろうか。(佐藤文孝)
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スポーツ 2022年10月29日 11時00分
阪神・糸原、岡田新監督に干される? 渡邉獲得も不信感の表れか、“守備力優先”の起用方針には合致せず
10月24日に始まった本拠地・甲子園での秋季練習からチームに合流した阪神・岡田彰布新監督。就任後に掲げた起用方針はネット上でも大きな話題となった。 岡田新監督は同月16日の就任会見で選手のポジションを固定し守りを安定させる方針を掲げ、会見中には一塁・大山悠輔、三塁・佐藤輝明の固定を早々に明言。また、2日後の18日には「(シーズンの)80%以上の固定やで。そんな二遊間をぼんぼん代えられんよ」、「どういうコンビを組ますかは最終的には(来年)2月になると思うよ」と、二遊間についてもこれと決めた選手を固定起用する考えを明かしたことが伝えられた。 >>阪神助っ人に岡田元監督が酷評!「ボロクソ言われるのも当然」致命的弱点指摘にファン納得、獲得自体がミスと指摘も<< 打力より守備力を優先し、一度決めた選手は固定する方針を岡田監督が掲げたこともあり、迎えた秋季練習ではどの選手がアピールを成功させるかに注目が集まっている。ただ、参加選手の一人であるプロ6年目・29歳の糸原健斗については期待以上に「他の選手はともかく、糸原についてはほぼ確実にレギュラー外されるだろ」、「中野、渡邉の方が期待されてるようだし、このまま二軍で干されるんじゃないか」といった厳しい見方が上がっている。 糸原は2017年のプロ入りから阪神でプレーし、今季までに672試合に出場。守備については本職の二塁に加え三塁、遊撃も可能とユーティリティ性はあるものの、今季までに通算39失策を喫している。記録に残らないミスもしばしば目立っており、今季も5月20日・巨人戦延長10回表1死満塁で三ゴロを捕球した際、三塁ベースを踏まないまま本塁送球し併殺を逃したことなどでファンのひんしゅくを買った。 一方、打撃では今季までに「.273・12本・190打点・625安打」とシュアなバッティングでチームに貢献。また、打てなくても球数は稼ぐ粘り強さも買われ、これまでは主に二塁のレギュラー格として起用されてきた。ただ、岡田新監督は前述の通り打力より守備力を優先する方針を打ち出していることから、守備難を打撃で補ってきた糸原は方針に合わない選手として冷遇されるのではと気がかりに思ったファンも少なからずいるようだ。 「岡田新監督は今季まで遊撃手だった中野拓夢の二塁コンバートを10月18日に示唆したり、同日に日本ハムから二塁手・渡邉諒をトレードで獲得し『(日本ハムでは)ある程度レギュラーも張っていた。二塁とかの戦力として考えている』と大きな期待を寄せたりと、これまで二塁レギュラーだった糸原を明らかに信用していないような雰囲気を醸し出しています。そのため、糸原は今後どれだけアピールしても、評価はされないままレギュラーから陥落という展開は十分考えられます。また、『(シーズンの)80%以上の固定』という方針を考えると陥落後は一軍にも居れずに二軍幽閉とされたり、トレードの駒として他球団に放出されたりといった事態に陥る可能性も決してゼロではないのでは」(野球ライター) 体制変更で立場が苦しくなりそうな糸原だが、一部ファンの間からは活路を見いだすために外野に挑戦するのも一手ではという意見も上がっている。阪神は今季近本光司(132試合)、佐藤(115試合)、島田海吏(114試合)の3名が主に外野3枠を占めたが、佐藤の三塁転向で1枠空きが出ている状況だ。 外野は内野に比べ守備機会が少ないため、多少守備難でも目をつむって起用しやすいポジション。糸原はこれまでのプロ6年間で外野守備に就いた経験はないが、前述の通り一定の打力はあるため、今オフの間に基本的なプレーを習得できればチャンスはあるのではとにらんでいるファンもいるようだ。 「自分のやることは変わらないと思うし、チームに貢献できることだけをやるだけ」と、岡田新政権への貢献に意気込んでいるという糸原。来季レギュラーに食い込めるのか、どのポジションで立ち位置をつかむのかは今後も要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年10月28日 19時30分
巨人・原監督が梶谷を批判!「怪我治しに来てる感じ」態度急変で呆れ声、ファンは当初から“故障体質”を心配
元プロ野球選手・岡崎郁氏(元巨人)が27日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、巨人・原辰徳監督が登場。動画内での発言がネット上で物議を醸している。 今回の動画で原監督は「なかなかうまくいかなかったね、今年は」と悔しさをにじませつつ、「68勝72敗3分」でリーグ4位に沈んだ今季を総括。その後には現状の課題や来季の戦力構想についても話した。 問題となっているのは、来季戦力構想を話す中で飛び出た巨人のプロ16年目・34歳の梶谷隆幸にまつわる発言。原監督は巨人加入後2年目のシーズンを終えた梶谷について「今のところ梶谷はもう、けがを治しに来てるみたいな感じ」と苦笑い交じりに苦言を呈した。 梶谷はこれまで横浜・DeNA(2007-2020)、巨人(2021-)でプレーし、今季までに「956試合・.270・123本・420打点」といった通算成績を残している好打者。ただ、DeNA時代から故障離脱が多く、巨人加入後も1年目の昨季は左太もも裏負傷、腰痛の影響で「61試合・.282・4本・23打点」と今ひとつ。2年目の今季は左膝半月板手術により、11年ぶりに一軍出場ゼロに終わっている。 >>巨人・梶谷に「最悪のFA戦士」落胆の声 今季絶望の左ひざ手術が物議、“故障体質”への懸念は獲得当初から<< 原監督のコメントを受け、ネット上には同調の声が上がったが、中には「故障多いのは分かりきってたのに獲得する方が悪い」、「計算しづらいから獲るなって、ファンは散々忠告してたぞ」、「入団会見では調子いいこと言ってたくせに手のひら返しが酷すぎる」、「大枚叩いて獲ってきたのは自分だろ、どの口が言ってるんだ」、「1番確定とかウキウキしてたくせに態度変わり過ぎだろ」といった批判も寄せられた。 「巨人は2020年オフに4年8億円という大型契約で梶谷をFAで獲得しましたが、入団会見に同席した原監督は梶谷獲得を自らフロントに進言したことに加え、『1、3、5番を任せられる選手が入ってきた。私の中では1番梶谷、2番坂本(勇人)、3番丸(佳浩)、4番岡本(和真)と。心強いパーツが加わった』と1番打者起用に“当確”も出すなどかなり満足げな様子。一方、ファンの間では当初から『まともに稼働するわけがない』と獲得に反対する意見が少なからず上がっていました。今回の原監督のコメントを受け、当時反対していたファンはそれ見たことかとさらに不満や失望を強めたようです」(野球ライター) 左膝手術からの回復が思わしくないのか、来季は支配下から育成に落とされることも伝えられている梶谷。原監督肝いりの補強はこのまま不発で終わってしまうのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について岡崎郁氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/c/asuaka
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スポーツ 2022年10月28日 18時30分
新日本TV王座決定トーナメント準決勝進出のザック 王座奪取を見据えて「俺がこの王座で何をするのか、楽しみにしてろよ」
新日本プロレスは『バトル・オータム ’22』第10戦、10.27東京・後楽園ホール大会を開催した。メインイベントでは、NJPW WORLD認定TV王座トーナメント2回戦、デビッド・フィンレーとザック・セイバーJr.の外国人対決が実現。試合はフィンレーも善戦するが、最後はザックが技アリのジャックナイフ式エビ固めで丸め込んでカウント3。ザックが準決勝進出を果たした。準決勝は11.5大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)大会でEVILと対戦する。 バックステージでザックは「デビッド・フィンレー、ワオ!こんな凄いバージョンのフィンレーを今までどこに隠していたんだ?今の“THE REBEL”のデビッド・フィンレー、いいじゃねぇか。だけど、アゴが痛い。俺のアゴは石や鋼並みに硬いっていうのに、フィンレーに壊されかけた。でもフィンレー、これこそ俺が望んだ勝負だぜ。プロレスっていうのは、さまざまなジャンルやスタイルが可能なんだ。俺は俺で自分が最高だと思うプロレスをやっている。自分が見たいと思う試合をしている。NJPW WORLD 認定 TV 王座は、スペシャルな何かを生み出すまたとないチャンスだ。ああ、俺たちみんながこの団体には、もうたくさんベルトが存在してることに気づいてる。でも、俺がチャンピオンになったら、俺のエネルギー、汗、大豆パワー、全てを注いで、素晴らしい王座にする。世界中で防衛戦をするよ。昨今のプロレス界は“家具”で溢れ返ってるな。テーブルにチェアーにラダーに……。リングはホームセンターじゃないんだよ。ホームセンターに行きたいのなら行けばいい。俺ならそんなクソみたいな試合を見せたりしない。最もレベルの高いテクニカルな試合を見せる。事実だから何度でも言うぞ。俺が世界最高のテクニカルレスラーだ。ニュージャパンで一度もシングルのベルトを巻いたことがない。でもその事実も、最高の舞台トーキョードームで、過去のものとなる。NJPW WORLD 認定TV 王座は、意味のないベルトになんかならない。だって俺が価値のあるものにしてみせる。挑戦の準備はできてるぞ。ああ、俺は時間をかけて試合をするタイプだから、15 分の試合ルールは面倒くさい。けど、別にいいよ。少しずつ、早い試合展開に持っていくから。試合開始 3 分で決着をつけるようになる。そうなったら楽しいよ。でも、今のところはタイムリミットに沿った闘い方に合わせていく。でも、俺がこの王座で何をするのか、楽しみにしてろよ」と早くも王座奪取後のビジョンを描いている様子。 フィンレーは「悔しい!マジで悔しい。このツアーでずっと言っているように、またこのコーラクエンホールで声援が聞けるのは最高なことだ。今日の大会は俺がマイクアピールで締めて、ファンを喜ばせたかった。ファンに来てくれたことに対する感謝を伝えて、会場から送り出してやりたかった。だが、ザックにやられてしまった。俺に言えることは何もない。ただ、あいつにやられてしまったんだ。俺の NJPW WORLD認定 TV 王者への道はここで終わった、残念なことにな。だけど、いいんだ……。これからも挑戦し続け、闘い続けるから。必要であれば、1000 回以上でもやってやる。ここに名を連ねる選手たち全員が、俺を真のトップと呼ぶまでな!俺がトップだと言われる日は必ず来る!だから、期待してくれ」と勝てるその日まで挑戦を続けていく覚悟を口にした。◆新日本プロレス◆『バトル・オータム ’22』2022年10月27日東京・後楽園ホール観衆 700人(札止め)▼NJPW WORLD認定TV王座トーナメント2回戦(15分1本勝負)●デビッド・フィンレー(13分03秒 ジャックナイフ式エビ固め)ザック・セイバーJr.〇※ザックがトーナメント準決勝進出。(どら増田)
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4月に卒業の小橋マリカがプリプリ王者の山下実優と対決に敗戦も「東京女子を引っかき回したい」
2022年02月07日 10時50分
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「俺のこと言ってる?」大相撲、北の富士氏と舞の海氏が一触即発のバトル!? 1月場所を盛り上げたTV解説中の攻防
2022年02月06日 11時00分
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阪神・矢野監督だけじゃない、プロ野球監督の去就騒動 電撃休養から一転して復帰したケースも
2022年02月05日 17時30分
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大関・正代に元白鵬が深刻な問題を指摘?「貯金が無くなってきてる」関脇転落は不可避か
2022年02月05日 11時00分
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スポーツ
ソフトB・城島アドバイザーの苦言に疑問の声 現役捕手陣を“打力不足”とバッサリ、「昔が異常だっただけ」反論も
2022年02月04日 20時30分
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日本ハム・稲葉GMに「トレード探りに来たのか」の声 新庄監督の差し金説も? 突然の楽天キャンプ来訪が憶測を呼ぶ
2022年02月04日 19時35分
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スポーツ
タイガー・クイーンがジャガー横田とQUEEN50周年展に登場「間違いなく世界のクイーンになる」
2022年02月04日 17時30分
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ソフトB・和田「絶対無理だな」進退発言に驚きの声 引退後の指導者転身を否定? 工藤前監督らへのバッシングが影響か
2022年02月04日 15時30分
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スポーツ
巨人・原監督、キャンプ来訪の松坂大輔氏を利用? ブルペン視察中常に隣に居たワケは
2022年02月04日 11時00分
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スポーツ
巨人・中田に「20キロはやり過ぎ」増量が急激すぎる? 球界OBが重大なリスクを指摘、日本ハム時代の実績から反論も
2022年02月03日 18時30分
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DeNA、4年目捕手・益子がブレークへ好スタート! 初の一軍キャンプメンバー入りに高まる期待
2022年02月03日 17時30分
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朝青龍氏が豊昇龍に「教えました相撲コツ」2ショット写真が話題「体格はもう叔父を超えてる」課題克服で成績も安定か
2022年02月03日 15時30分
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ヤクルト・石川、後輩投手陣に無言のプレッシャー? 異例のハイペース調整は高津監督のローテ構想にも影響大か
2022年02月03日 11時10分
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DDT“カリスマ”佐々木大輔「藤田ミノルを尊敬してる」とダムネーションT.Aに勧誘し電撃合体!
2022年02月02日 22時30分
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日本ハム・新庄監督の指示に堀が「気持ち悪い」発言で驚きの声 「メンタル強くなったな」長年の課題を完全に克服?
2022年02月02日 20時30分
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東京女子2.11後楽園で伊藤麻希のIP王座に上福ゆきが挑戦「やりにくさみたいなものは正直ある」
2022年02月02日 17時30分
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田中将大、ヤクルト村上に「あかんすよ」SNSのやり取りが話題、阪神サイン盗み騒動での“名言”か
2022年02月02日 15時30分
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阪神、矢野監督の退任表明に球団OBが沈黙? 藤浪晋太郎が「オトナの対応」もシーズンへの悪影響は不可避か
2022年02月02日 11時10分
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スターライト・キッドとなつぽいがハイスピード王座戦30分フルタイムの熱闘!スターダム両国2連戦に向けた動きも加速へ
2022年02月02日 10時50分