スポーツ
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スポーツ 2022年08月22日 17時30分
DeNA、“歴史を塗り替える男”牧にまた勲章! 4番のバットの再噴火でムード爆上げ
2年目ながら4番の重責を任されている牧秀悟がカープとの3連戦で3戦連発の大活躍。スイープ達成の立役者となるとともに、ルーキーイヤーから連続のホームラン20号もマーク。これは球団初の快挙となった。 昨年も数々の記録を塗り替え続けたが、今年もまた勲章を手にしたことに「素直にうれしい気持ちでいっぱいです」と笑顔。貴重な追加点となった20号ホームランには「その前の打席でヒットも打ててましたし、なんとか追加点という気持ちでいい感じで打てました」と胸を張った。 今シーズンは6月に交流戦を含め打率.207とスランプに陥ったが、7月は.265と少しずつ調子を上げ、初出場となったオールスターでリフレッシュ。8月に入ると.306と再び上昇気流に乗り、マルチヒットを7回記録、こだわっている打点も8と伸ばすことに成功。19日に7月14日以来のホームランを放つと、その後の2試合も右へ左へとスタンドに放り込んだ。スランプにも「それもいい経験として、今につながっているのではないかなと思っています」とポジティブに捉えている点も、打撃復活の理由のひとつであろう。 チームは怒涛のホーム・横浜スタジアムで17連勝中で、首位スワローズまで4ゲーム差と確変真っただ中。「すごくイケイケのチーム状況で接戦もモノにできていますし、そこに自分もうまくかみ合っているのかなって思います」と歯車として機能していると実感。「昨年経験できなかったワクワク感というか、一戦一戦の大事さっていうのをすごく感じています」と充実感を漂わせていた。 昨シーズンは打率.314はセ・リーグ3位、ホームランは22本を数え、打点も71。得点圏打率.304でOPS.890と、規定打席到達者の中ではチームトップの成績を残しながら、チームは最下位に沈んだ。常日頃「チームの勝利に貢献したい」と口にする背番号2。勝利の喜びを味わいながら、自慢の打棒で横浜反撃を完遂する原動力となる。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年08月22日 15時30分
ロッテ・小島、無表情で味方を凝視?「怒ってるのか」失点直後の映像が物議、井口監督も苦言
21日に行われ、ロッテが「0-1」で敗れた楽天戦。ロッテ先発のプロ4年目・26歳の小島和哉が見せた表情がネット上で話題となっている。 両チーム無得点で迎えた5回裏。この回小島は先頭・オコエ瑠偉の中安から2死一、二塁のピンチを招いたが、ここで打席の小深田大翔に右翼方向への平凡なフライを打たせる。ところが、右翼手・岡大海は打球の行方を途中で見失ったのか、ボールは岡が立っていた位置より数メートルほど前方にポトリ。岡が慌てて打球を追いかける間に二走が生還し楽天に先制点が入った。 この後中継では小深田、小島の表情が順にアップで映ったが、凡フライが先制タイムリー二塁打となった小深田は三塁側の自軍ベンチに向かってガッツポーズしながら笑顔を見せる。一方、小島は両手を膝につきながら無表情で右翼方向を見た後、左手を腰に当てつつ天を仰ぐなど呆然とした様子を見せた。 >>ロッテ戦、塁審が選手に詰め寄りアウトコール4連発!「さすがにやりすぎでは」の声、絶好の勝ち越し機での一幕が物議<< この小島の表情を受け、ネット上には「うわー、今の失点はメンタル的にちょっとキツいな」、「薄暮で見えづらかったのかもしれないけど、あの打球を捕ってもらえないのは可哀想過ぎる」、「小島、岡の方じっと見てたけどもしかしてかなり怒ってるのか?」、「表情こそ無だったけど内心は相当ガックリ来てそう…何とか切り替えてくれ」と同情の声が相次いだ。 小島を不憫に思う声が集まる中、一部ファンの間からは野手陣への批判も上がっている。同戦の小島は5回裏の失点を引きずらずに「6回1失点・被安打7・四球2」で試合を作ったが、野手陣は試合を通じて1安打と得点はおろかヒットもまともに打てず。ネット上には「5回の1失点を致命傷にした打線は猛省すべき」、「ガックリうなだれる小島の姿を見て野手陣は何も感じなかったのか」というコメントも散見される。 試合後の報道によると、井口資仁監督はこの試合についてコメントし「(小島は)いい投球をしてくれた。野手も足を引っ張り、打つ方も1安打しか打てなくて、本当に小島を援護できなかった」と総括した。ファンだけでなく、指揮官もこの日の野手陣にはおかんむりだったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年08月22日 11時30分
新日本G1覇者オカダ・カズチカが改めて1.4ドームでのIWGP世界王座挑戦と「東京ドームは“超満員”」を明言!
新日本プロレス真夏の最強戦士決定戦『G1クライマックス32』の優勝決定戦で、ウィル・オスプレイを破り、2年連続4度目の優勝を飾ったオカダ・カズチカが19日、一夜明け会見を行った。 オカダは「今日ですね、朝起きて、最初に思ったのが本当に“感謝”しかないなと思いまして。昨日の対戦相手、オスプレイもそうですし、『G1クライマックス』参加した選手、そして支えてくれた社員の方たちもそうですし、応援してくれたファンのみなさん、本当にみなさんに感謝しかないなと。それはすごい感じて、みなさんのおかげで優勝することができましたし、『こうやってプロレスをできてるんだな』と思えました。なので、本当に『G1クライマックス32』、すごい熱い夏になったと思いますし。また、下半期もしっかりと『G1クライマックス32』覇者として盛り上げていきたいなと思います」と前日の試合後と同様、感謝の意を口にした。 試合に関しては「シングルの数では去年の方が多いと思うんですけれども、やっぱりこの最後の3連戦ってのもすごいキツかったですね。まあ、体力もそうなんですけども、精神的にも凄いツラくてですね、やっぱり3日連続でシングルってのは結構来るもんだなぁと思いましたし。その3日のうち準決勝、決勝も、もちろんランス(・アーチャー)との試合もキツかったですし。まあ、公式戦全部キツかったんですけども、本当に例年とは違う過酷な『G1クライマックス』でした。なのでやっぱり、この『G1』の価値もしっかりともう一度、新日本プロレスに考えてもらいたいなと思いましたね」と振り返りつつ、『G1』の価値について改めて言及。 IWGP世界ヘビー級王座への『挑戦権利証』を来年1.4東京ドーム大会で一発行使する意向を明らかにしているが、「やっぱり先程も言いましたけども、この『G1クライマックス』の価値というのをですね、やっぱりボクは上げたいなと思いまして、その価値を上げるという意味では権利証の価値も上げなきゃダメだと思いますので、その権利証もすぐにですね、行使させてもらって、もう新日本プロレス、よく考えてもらってですね。すぐに決めなくてもいいと思うんですけど、もうやっぱり『G1クライマックス』、こんだけの熱い闘いをしたんだから、こんだけ盛り上げたんだから、その『G1クライマックス』チャンピオンは東京ドームのメインイベントが相応しいでしょって思っていただいたのであれば、もうそのように東京ドームで、チャレンジさせていただきたいなと思っております」と改めて東京ドーム大会での行使を明言。なお、この日は『挑戦権利証』を渡されていない。 ただ、「ジョナには負けているので、その権利を賭けて闘うっていうことはもちろんないですし。だけどもやっぱこう、スペシャルシングルマッチなのかわからないですけれども、『借りを返す機会を頂きたいな』と思ってます」とジョナとは対戦したいとのこと。 東京ドーム大会に関しては「『G1クライマックス』覇者としてですね、IWGPチャンピオンとは違う盛り上げ方ができると思いますし、そこはまだちょっとわからないですけれども、もう挑戦が東京ドームなのであれば、下半期は色々な闘いができると思いますので、そこはしっかりと『G1クライマックス』チャンピオンとして盛り上げていきたいですし。そこをね、IWGP世界ヘビー級チャンピオンがボクの活躍を見て、また切磋琢磨してですね、この東京ドームに向かって盛り上がっていって。本当に東京ドーム2023年はですね、“超満員”にしたいと思ってますので、これは本当にリング上でも言ってますし、もう何回も言ってることなんですけど、改めてこれを聞いていろんな選手の方が『ああ、そうだな。行こうよ、東京ドーム超満員』。チームが違うくても、そう思ってもらえたらいいなと思いますし、もちろん会社の社員のみなさんもそうですね。みんなで一丸となってプロレスを盛り上げて、また新日本プロレスの素晴らしさってのを届けて行きたいなって思っております」と語り、超満員にこだわっていく様子。東京ドームが超満員になった『THE MATCH 2022』のような熱気をプロレスで取り戻すのがオカダの狙いかもしれない。(どら増田)
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スポーツ 2022年08月22日 11時00分
ヤクルト・山田、新型コロナの後遺症が継続中? 三振は早くも昨季超、村上の打棒にも響くか
2位DeNAとのゲーム差は「4.0」に縮まった。主砲・村上宗隆に仕事をさせなければ、ヤクルト打線は機能しない。そのことが改めて証明された一戦だった。しかし、それ以上に気になるのは、主将・山田哲人の不振だ。 8月21日、バンテリンドームで行われた中日戦を落とした。いったんは同点に追いついたものの、「あと一本」が出なかった。 >>ヤクルト・山田、審判への態度に「ブチ切れてる」驚きの声 左手を上げ厳しい表情で凝視、退場レベルの行動と指摘も<< 「村上は4打席に立って2打数ノーヒット、2四球。1番に入った山田は5打数無安打。4三振です」(スポーツ紙記者) 高津臣吾監督は無言で球場を去った。痛い星を落として、マスコミサービスをしてくれる指揮官はいないが、心底から悔しがっていた。チーム関係者の一人がこう言う。 「中日バッテリーが『村上の前に走者を溜めない』、そのためにはどうすればいいのかを徹底的に研究していたように思います」 村上の前に走者を出さない――。1番・山田を出塁させないというわけだ。 山田のここまでの成績は、打率2割3分8厘、本塁打19、打点55。イマイチだ。同日、4三振を喫したように、この時点で昨季を上回る108個の三振を記録している。 セ・リーグ出身のプロ野球解説者がこんな指摘もしていた。 「走らなくなった、そんな印象です。今季の盗塁数はまだ『8』。昨年も『4』、2019年に33盗塁しましたが、以後、盗塁数はずっと1ケタ台です。(30歳になったばかりで)まだ衰えるような年齢ではないんですが」 勤続疲労のようなものもあるのだろう。また、今季の不振だが、故障ではないようだ。 「まさに、コンディション不良ですよ」(前出・チーム関係者) 山田は7月に新型コロナウイルスの陽性判定を受け、かつ熱発などの症状も見られた。10日間の隔離期間を経て、練習を再開したが、今も自身のイメージ通りに体が動いていないという。 プロ野球選手が10日間も動かせないとなれば、ベストコンディションに戻すまでその3倍の期間を要すると言われている。山田は「主将」「チームのまとめ役」としての責任感で、急ピッチで体を作り直し、チームに復帰した。 「7月19日に一軍復帰しました。勤続疲労に加え、調整が不十分だから、自身のイメージ通りの動きができないんです」(前出・同) 中日に敗れた8月21日もそうだったが、山田は試合前の練習でランニングやダッシュ運動を多めにやっていた。また、移動で休養にあてられた日も一人でバットを振っていた。 「山田は繊細な一面も秘めています。勝ちたい、活躍したいとの思いが強すぎて、自分にプレッシャーを掛けてしまうというか…」(前出・プロ野球解説者) 20日の同カードだが、村上の2本塁打で快勝した。一方の山田は四死球での出塁こそあったが、3打数ノーヒット。その勝利に貢献していないという重圧が、21日の4三振につながったのかもしれない。 2位DeNAとのゲーム差は「4.0」。対戦チームの村上対策は厳しくなるばかりだが、山田が立ち直らなければ、“大波乱”となりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年08月22日 10時50分
ノアN-1で小島聡vs船木誠勝が実現!勝利した小島「プロレスラー生活30年を超えてから一騎打ちで対戦するって、こんなロマンねえだろ?」
プロレスリング・ノアは20日、ノア最強決定戦『N-1 VICTORY 2022』東京・後楽園ホール大会を開催した。 第6試合では、『N-1 VICTORY 2022』Bブロック公式戦として、新日本プロレスの小島聡と、GHCナショナル王者の船木誠勝との対戦が実現。お互いに新日本に入門し、全日本プロレスに所属したという共通点を持つ。両者は全日本時代にわずかな接点があったが、小島が新日本に入団した時、既に船木は退団していた。 緊張感が漂う中、試合は静かな立ち上がりだったが、小島がチョップを仕掛けると、船木も張り手で応戦。船木はさらに蹴りを叩き込んでいくが、小島もマシンガンチョップを放つなど、主導権を渡さない。ヒザ蹴りからのハイブリッドブラスターをカウント2で返し、船木の打撃連発からCCDもカウント2で凌いだ小島は、ショートレンジラリアットから、ロープに走って正調のウエスタンラリアットを決めてカウント3。小島が先輩でありGHCナショナル王者の船木を倒している。 バックステージで小島は「船木誠勝さんという選手は、俺の中で凄く特別な人だよ。ずっとプロレスラーになる前に、第2次UWFで憧れ続けていた人だ。そして、プロレス界に入り全く接点がなく、2009年に全日本プロレスで出会った。少しだけ試合した。本当にわずかしかなかった。俺がプロレス界に入る前から、ずっとスーパースターだった人だよ」と船木への思いを吐露。 「そんな選手とプロレスラー生活30年を超えてから一騎打ちで対戦するって、こんなロマンねえだろ?俺はいろんなプロレス人生送らせてもらっているけど、三沢光晴戦と同じぐらい、三沢さんと同じぐらい今日はいろんな思いを持ってこの試合に臨んだよ。勝ったから嬉しいとかじゃないんだよ。あの船木誠勝と今この舞台で一騎打ちができたこと。それを本当に幸せに思う。これから必ず優勝するよ」とかつて全日本マットで実現した三沢光晴さんとの対戦を口にしながら、感無量の表情で優勝を誓った。◆プロレスリング・ノア◆『N-1 VICTORY 2022』2022年8月20日東京・後楽園ホール観衆 609人▼『N-1 VICTORY 2022』Bブロック公式戦(30分1本勝負)○小島聡【4勝1敗=8点】(10分11秒 片エビ固め)【2勝3敗=4点】船木誠勝●※ウエスタンラリアット(どら増田 / 写真©︎NOAH)
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スポーツ 2022年08月21日 11時00分
楽天・浅村、FA権行使に含み? 新庄監督の直接交渉もあるか、争奪戦を制する移籍先候補は
これまで西武(2009-2018)、楽天(2019-)でプレーし、昨季までに「1519試合・.283・230本・908打点・1568安打」といった通算成績を残しているプロ14年目・31歳の浅村栄斗。17日に伝えられたFA権にまつわるコメントがネット上で話題となった。 報道によると、17日までに海外FA権を取得した浅村は、同日の日本ハム戦後に応じた取材の中で「まだシーズン中なので今はチームが優勝することだけしか考えていないです。シーズンが終わってからゆっくり考えたい」とコメント。ネット上には「お? 何か権利行使に含みを持たせた言い方じゃないか?」、「もしFA市場に出るならぜひ自分の贔屓球団には動いてもらいたい」とFA移籍を期待するコメントが寄せられた。 >>楽天・石井監督、伊藤トレードの意図説明も「納得できない」の声 放出選手の人選に不満相次ぐ<< 「浅村は西武時代に打点王を2度(2013,2018)獲得した実績を買われ、2018年オフに4年総額20億円(推定)という条件で楽天にFA移籍。楽天入り後も本塁打王(2020)に輝くなど打棒は健在で、今季も17日終了時点で『.256・19本(リーグ2位)・64打点(同)』と一定の数字をマークしていますので、楽天側は4年契約が切れる今オフに残留を要請するものと思われます。ただ、浅村が待遇面が納得いかない、新たな環境に身を置きたいといった理由で、慰留を固辞して権利行使をする可能性も当然ゼロではありません」(野球ライター) 浅村は現球界ではあまり数が多くない二塁を守れる大砲で、侍ジャパンの一員として出場した昨夏の東京五輪などでは本職ではない一塁をそつなくこなした経験を持つ。さらに、年齢も30代前半とまだまだ働き盛りであるため、仮に権利行使なら獲得に動く球団が現れる可能性は十分といえるだろう。 17日終了時点でリーグ5位に沈んでいる阪神は二塁に絶対的なレギュラーがおらず、一塁もマルテ、ロドリゲスら助っ人打者がほとんど機能していないため浅村獲得を検討する余地はある。仮に実現なら大山悠輔、佐藤輝明と共に、12球団トップクラスのクリーンアップが形成され他球団の脅威となりそうだ。 前回のFA時に獲得を狙うも失敗したソフトバンクが再チャレンジする展開も予想される。ソフトバンクの二塁は三森大貴、牧原大成、川瀬晃と人材豊富だが、一塁やDHは中村晃、デスパイネ、グラシアルといったベテランが衰え気味。また、4年前から右の大砲不足に苦しんでいる状況はあまり変わっていないため、今度こそと再び獲得に動く価値は十分といえる。 さらに、新庄剛志監督がFA補強に色気を見せている日本ハムも浅村獲得に名乗りを上げそうな球団の1つ。各報道によると新庄監督は足の速い選手、長打力のある選手、安定して試合を作れる先発投手の3点を補強ポイントと考えているそうだが、浅村は長打力のある選手としてうってつけの存在。本拠地が新球場に移転する来季に向けた目玉補強として白羽の矢を立てても不思議ではないだろう。 今季は7月31日までの期限にトレードが3件のみとシーズン中の戦力変動が乏しかったからか、ファンの中にはその分オフのストーブリーグが盛り上がってほしいと願う声は少なくない。浅村は仮に移籍ならストーブリーグで一番の話題となることは濃厚なクラスのスター選手だが、果たして今オフに動きを見せることはあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年08月20日 17時30分
西武・増田、衝撃的敗戦も後遺症は皆無? 配置転換にコロナ離脱、苦境続いた守護神が堂々復活へ
夏場より目まぐるしく上位が入れ替わっているパ・リーグのペナントレース。その中で、西武ライオンズが8月から首位をキープし、混戦から頭一つ抜け出そうとしている。 西武は今季、春先こそBクラスに甘んじていたものの、徐々に投打が噛み合いを見せ、多数のコロナ離脱者を出した先月も、12勝10敗1分としぶとく貯金を積み上げている。 8月に入っても4連勝を記録するなど、さらに勢いづくライオンズに頼もしい存在が帰ってきた。コロナ陽性判定により登録抹消となっていた増田達至だ。 7月13日にコロナ感染により登録抹消するまで、33試合に登板、22セーブを記録し、守護神としてのチームを支えていた。今月5日、約3週間ぶりに出場選手登録されると同日のロッテ戦より、マウンドに立っている。 そのロッテ戦では、同点の延長10回表のイニングを0点に抑え、その裏にチームがサヨナラ勝ちを収めたことで勝利投手に。しかし、その4日後の日本ハム戦では最終回、連打を許した後、最後は近藤健介に逆転サヨナラ3ランを浴びた。一つもアウトを奪えず、衝撃的とも言える敗戦だった。 だが、チームからの信頼は揺らぐことは無い。その翌日にも延長11回同点の場面で登板、打者3人を打ち取り、通算100ホールド目を記録。前夜の「リベンジのつもりで」投げたと34歳は語っている。 これまで最多セーブ投手(2020年)や最優秀中継ぎ投手(2015年)にも輝くなど、救援投手としてリーグを代表する存在にまで登り詰めるも、昨年は最下位に終わったチーム共々不振に喘ぎ、シーズン中には配置転換や2軍降格も味わった。今季、急務となっていたライオンズ投手陣立て直しには、試合最終盤を締める守護神の復活は不可欠だった。 8月16日には本拠地に2位ソフトバンクを迎えての首位攻防戦、この日も最終回に登板。2対0と拮抗した展開でマウンドに立った増田は、2死から安打を許すも、ストレートで押し込む力強いピッチングで3つのアウトを取り、復帰後初のセーブを記録した。 コンディショニングの難しさを感じさせながらも、ここからさらにフル回転での起用が見込まれている。12球団でもトップのチーム防御率2.49(8月17日現在)を支える盤石のリリーフ陣、その中でも増田の存在感は絶大だ。ここから熾烈な争いを抜け出し、3シーズン振りのリーグ制覇に向け、増田達至はマウンドに登り続ける。(佐藤文孝)
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スポーツ 2022年08月20日 11時00分
巨人・阿部コーチが後輩に激怒「やり直してこいボケ!」 元同僚が暴露、スパルタエピソードは過去にも頻発
元プロ野球選手・笠原将生氏(元巨人)が16日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。巨人時代の先輩捕手・阿部慎之助(現一軍作戦兼ディフェンスチーフコーチ)にまつわるエピソードを明かし話題となった。 笠原氏は現役時代(2009-2015)のある試合で阿部の配球サインに首を振り打たれたことから、試合後に選手ロッカーで「おめえよ、何で言うこと聞けねえんだよ! 俺も意図があって配球サイン出してんだわ!」、「ここ一軍なんだよ! (ストライク)入らなかったら二軍からやり直してこいボケ!」と激怒された話を披露。ネット上には「パワハラめいた説教で怖すぎる」、「阿部って今も昔も指導がキツい話が多すぎないか」とドン引きするファンのコメントも複数寄せられた。 >>巨人・阿部二軍監督が井納に激怒「全てぶっ壊した」 試合後インタビューでの酷評が物議、炎上KOにファンも嘆き「このままだと2億円がドブ」<< 巨人一筋で過ごした現役時代(2001-2019)に「2282試合・.284・406本・1285打点・2132安打」といった通算成績をマークし、引退後も同球団で二軍監督(2020-2021)、一軍作戦兼ディフェンスチーフコーチ(2022-)と指導者を務めている阿部。将来の監督候補と目されるかたわら、これまでのキャリアでは笠原氏が明かした話以外のスパルタエピソードも知られている。 2012年10月28日の日本シリーズ第2戦・日本ハム戦では、先発・澤村拓一(現ボストン・レッドソックス)に手を上げ問題となった。試合開始直後の1回表2死一、二塁。澤村が打席の稲葉篤紀(前侍ジャパン監督)にカウント「0-1」から2球目を投げる前に、阿部は突然立ち上がりマウンド上の澤村の元へ。厳しい表情で何かを話した後、右手で澤村の頭を一発たたき守備位置へ戻った。 同戦後の報道では、澤村はこの場面で牽制サインを見落としたといい、これを問題視した阿部が喝を入れるために頭をたたいたと伝えられた。喝が効いたのか澤村は8回無失点と素晴らしい投球で勝利投手となったが、当時のネット上には「理由がどうあれ頭引っぱたくのはダメだろ」といった批判が寄せられた。 2020年3月22日には、巨人二軍選手に罰走を科したことが物議を醸した。阿部は同日に早稲田大学と試合を行った二軍が「6-9」で敗北を喫したことを問題視し、試合後に全ベンチ入り選手に両翼ポール間走を命令。を命令。同戦で9四死球を出した投手陣に15往復、それ以外の選手には10往復させた。 選手らに奮起を促す狙いがあったとされるこの罰走だが、ファンの間ではパワハラに当たるのではないかという見方が多数上がった。また、ファンだけでなく複数の現役・OBからも疑問が寄せられており、シカゴ・カブスのダルビッシュ有(現サンディエゴ・パドレス)が同月24日に自身の公式Twitterで「2005年にはすでに日本ハムには無駄なランニングがなかった」と言及したことも大きな話題となった。 2021年8月9日の二軍・ヤクルト戦では、試合後に伝えられた同戦先発・横川凱への対応が波紋を広げた。横川はこの日「4回13失点(自責12)・被安打17・四死球4」と大炎上して敗戦投手に。試合前時点では防御率「2.83」と安定した投球が続いていたこともあり、ファンの間では故障を疑う声も少なからず上がった。 試合後日の報道によると、横川は同戦3回裏の投球中に左手中指のマメがつぶれるアクシデントが発生したため阿部に降板を直訴。ただ、阿部はこれを認めず逆に「5回まで投げろ」と続投を命じ、その結果横川は4回に一挙9失点を喫しKO。さらに、阿部は降板後の横川にブルペンでの投球練習に移るよう指示したともいい、ネット上には「手負いの選手をここまで酷使するのはあり得ん、キャリアを潰す気か」と怒りの声が相次いだ。 グラウンド外では気さくな面がある一方、練習・試合では厳しい態度をとる人物である阿部コーチ。指導に説得力を持たせるために20キロ以上の減量を行ったストイックさも知られているが、厳しい振る舞いは今の時代にそぐわないという見方も少なくないようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について笠原将生氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGOKBW_5opgTMC1mJR_fERQダルビッシュ有の公式Twitterよりhttps://twitter.com/faridyu
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スポーツ 2022年08月19日 19時30分
楽天・オコエ、今季初昇格も活躍は絶望的? 二軍で好調も「いよいよ立場無くなりそう」心配の声相次ぐワケ
19日試合前時点で「54勝50敗2分」でパ・リーグ3位につける楽天。同日にNPBが公示した選手入れ替えの人選がネット上で話題となっている。 NPB公式サイトはこの日、楽天のプロ4年目・25歳の辰己涼介が特例2022の対象選手として登録を抹消されたこと。合わせて、辰己の代替指名選手としてプロ7年目・25歳のオコエ瑠偉が一軍に昇格したことを公示した。 入れ替えを伝える報道によると、辰己は18日・日本ハム戦で体調不良を理由に初回の守備から途中交代し、翌19日に新型コロナ陽性が発覚。その辰己の代役として、石井一久監督はここまで「.316・1本・10打点」と二軍で好成績をマークするオコエに白羽の矢を立てたという。 >>楽天・オコエ「なんで二重国籍ダメなの?」 大坂なおみも直面、ダルビッシュも本音を漏らし話題<< 今季初昇格を果たしたオコエに、ネット上には「イレギュラー昇格とはいえ結果は出してるし、辰己の席を一気に奪うぐらいの気持ちで頑張れ」といった期待の声が上がったが、中には「直前の試合で左肩を痛めたっぽいのが不安」、「大丈夫だから一軍に呼ばれたんだとは思うけど、万が一悪化、離脱とかなったらいよいよ立場無くなりそう」とコンディション面を不安視するコメントも見られた。 オコエは17日の二軍・西武戦9回裏2死で三ゴロに倒れた後、左肩を押さえ苦悶の表情を浮かべながら一塁側の自軍ベンチに戻る様子が中継カメラに映っている。19日17時半時点では故障情報は特に伝えられていないが、コンディション不良で思うようなプレーができない展開もあり得るのではと心配しているファンも少なからずいるようだ。 「オコエは2015年ドラフトで1位指名と最上級の評価を受けて楽天に入団しましたが、プロ入り後は門限破りや奇抜な髪型など派手な素行面ではしばしば話題となる一方、グラウンドではプロ入り当初から故障が頻発していることもありほとんど存在感を示せていない選手。昨季は左手関節手術の影響で8月中旬まで一軍に昇格できなかった上、10月中旬の試合中に緩慢送球を犯したことで石井監督を激怒させ二軍落ちとなりシーズン終了。今季は左膝故障から復帰した4月以降は一貫して打率3割以上をキープしていますが、それでもここまで一軍に呼ばれなかったことから首脳陣の信頼度は相当低いものと思われます。そのため、昇格した19日以降はクビのリスクを回避する意味でもとにかく結果が求められますが、左肩の状態が思わしくないようなら攻守に悪影響は避けられませんし、現在は状態良好でも今後の試合で再発するリスクも考えられます」(野球ライター) 報道によると石井監督は「順調に打席も踏んで結果も出しているので、出た時にはアピールしてほしい。誰でもそうですけど、出たら思い切っていってほしい」と、オコエには攻守で積極的なプレーを期待しているという。昇格当日の19日・ロッテ戦ではベンチスタートとなったオコエだが、ここから期待に応える活躍を見せることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてNPB公式サイトよりhttps://npb.jp/
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スポーツ 2022年08月19日 18時50分
プロ野球・広島戦の球審、また不可解判定?「西川怒ってないか」三振宣告に選手は振り向き凝視
9日に行われ、広島が「1-6」で敗れた中日戦。球審を務めた白井一行審判の判定がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「1-4」と広島3点ビハインドの7回裏無死でのこと。打席の広島・西川龍馬に対し、中日2番手・祖父江大輔はカウント「1-2」からスライダーを投じる。西川はベース板の左端、自身の胸元へ食い込むように変化したこの球をわずかに体に背けながら見送ったが、白井審判がストライクと判定したため見逃し三振となった。 この直後、西川はその場で白井審判の方を向くと、右手を腰に当てながらその場に立ち尽くす。そこから重い足取りで一塁側の自軍ベンチへ戻ったが、白井審判はこの態度が気に食わなかったのか、下がっていく西川に数秒ほど視線を向け続けた。 >>元広島・前田氏、オールスター戦の解説に批判「忖度しろってことか」 本塁打競争中のレアードへの発言が物議<< 西川を呆然とさせた白井審判の判定に、ネット上では「今のスライダーがストライクってマジかよ、西川もだいぶ怒ってないかこれ」、「この審判、ちょっと前に山田(哲人/ヤクルト)からもブチ切れられてなかったか?」、「引き下がる西川を睨みつけてるのも不快、あわよくばレアードみたいに退場させようと画策してたんじゃないか」といった呆れ声が多数寄せられた。 「際どい判定で西川を不満げにさせた白井審判ですが、今季は他にも打席の選手を怒らせたと物議を醸した判定があります。5月15日・ロッテ対オリックス戦ではロッテ・レアードが見逃したインローのストレートをストライク・見逃し三振と判定した上、ベンチに下がりながら何かまくし立てるなど不満をにじませたレアードを暴言があったとして退場処分に。6月9日・ヤクルト対オリックス戦ではハーフスイングを見せたヤクルト・山田哲人にスイング・空振り三振を宣告。山田は左手を横に上げるジェスチャーを交えながら白井審判に詰め寄り、白井審判もアウトのポーズを崩さないまま山田と対峙するなど一触即発の状態となりました」(野球ライター) 試合展開に重大な影響を及ぼしたわけではない白井審判の見逃し三振判定だが、前例の多さからまたやらかしたのかと、うんざりしたファンも少なくなかったようだ。文 / 柴田雅人
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