スポーツ
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スポーツ 2023年02月20日 18時30分
DeNA・楠本、対外試合絶好調! 6年目の本格ブレイクへ待ったなし
大卒5年目の昨シーズン、自己最多の94試合出場で打率.252、ホームラン6、打点26と結果を残すことに成功した楠本泰史。 昨年の秋季トレーニングでも三浦大輔監督から「ただ一人フェニックスリーグにも行かず、帰ってきてもフルで練習をやった楠本が一番内容的にも濃かったのかなと思います」と評価され、球団からも「オースティンがいなくても大丈夫と思われるくらい、来年頑張ってくれと言っていただきました」と期待。本人も「レギュラーを取るしかない」と意気込んで入ったキャンプもここまで順調に、充実の調整期間を過ごしている。 19日の宜野湾で行われた広島との練習試合でも9回に代打で登場し、ライトにヒットを放ち好調をアピール。初球、2球目のボール球には一切手を出さず、ヒッティングカウントになったことで、ストレートを狙いすまして打ち損じなく引っ張る姿は、一皮むけた印象を残した。チームはこの試合ここまで3安打と完全に抑え込まれていただけに、余計インパクトも大きかった。 これで沖縄での対外試合は8打数6安打と打ちまくり、チーム内でもダントツの数字をマーク。昨年オフの手術から復帰をめざすオースティンは、14日にチームに合流したばかりで、その穴を埋める期待をされていたアンバギーも足の違和感を訴えるなど不安もあり、楠本の存在感は爆上がり中。昨年の実績からも、センター・桑原将志とレフト・佐野恵太は開幕スタメンに向けアドバンテージを持っており、残り一枠のライトのポジションを大田泰示、関根大気、蝦名達夫、神里和毅らと争う構図だが、現状楠本の活躍は抜きん出ている。 2年目のオープン戦でも打率.388と打ちまくり首位打者を獲得。しかしその後は殻を破りきれぬ状況が続いたが、昨年7月下旬にタイミングを早めに取る取り組みが功を奏し、8月は打率.274、9月は打率.345と成績は上向いた。もともとバットコントロールは巧みで、なにかきっかけさえつかめればブレイク必須と言われていた天才バッター。6年目の2023年、ついに花を咲かせるときが来た。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2023年02月20日 17時30分
ジュリアと雪妃真矢“禁断の”シングル対決が実現「3月4日でアナタはスターダムのラストマッチになります」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダム『TRIANGLE DERBY I 後楽園大会』2.17東京・後楽園ホール大会のエンディングで事態は急転した。 まず、2.11新潟・デュオ・セレッソ大会で、赤いベルトことワールド・オブ・スターダム王者ジュリアが「あのう、すいません。雪妃に用があって来たんだけど。改めて聞きたいんですけど、何をしにスターダムに来たんでしょうか。私にはわかりません。私の前に現われたということはわかりますよね。赤いベルトもし良かったら挑戦どうでしょうか?それだけ言いに来ました」と言われた雪妃真矢が登場。 雪妃は「ジュリアさん、新潟の返事をしにきましたよ。この1週間、時間いただいてありがとう。考えました、たくさん。過去のいやあな記憶を掘り起こして、たっぷりと考えさせていただきましたけど、私は過去がどうのこうのとか、別にこのスターダムのリングにいる気がないんですよ。なんだけど、やっぱりジュリアさんとロッシー小川が嫌いでさ、私は。そしてスターダムさんが思う通り、そのベルト戦を私がする。それでロッシー小川を喜ばせるのはちょっと腑に落ちねえなとは思ったわけ。だけどさ、私が巻くなら話は別だよね。万が一、いや可能性はかなり高いけど、私がそのベルトを巻いたら、ジュリアさんもロッシー小川もさぞかし胸糞悪いだろうねえ!そして、きっとスターダムのファンの皆さま、そんなこと望んでないでしょ。期待してないでしょ。私がチャンピオンになるなんて。期待してるんじゃねえよ、そこはブーイングなんじゃねえの!嫌がっていただければ嫌がっていただくほど、欲しいなあ、そのベルト!誰も望まない、誰も期待しない、誰にも歓迎されない、そんなチャンピオンにオレはなる。というわけで新潟の答え、受けます」と挑戦表明。 ジュリアは「ハイ、長々とありがとうございます。正直、雪妃真矢は逃げるかなって思ってたんだけど、よく来てくれましたね。大っ嫌いなこと知ってるからさ、私も大嫌いなんだけど、でもね、でもね、こんなに冷え切った関係の対戦相手とやるのって正直、すげえ勇気がいることなんだと思うよ、私もオマエも、ここに来たこと。でもさ、私は向き合わなきゃいけないこと、立ち向かわなきゃいけないものあると思ってるし、アンタがここにスターダムのリングに上がるんだったら、私は絶対に逃げないよ、オマエに立ち向かっていくよ。オマエがなんと言おうと、どんな理由だろうと、やるんだったら私は背負ってるものが全然違うからさあ、いいよ、好きな方を応援して。どっちを応援する?取りあえず、いつがいいかな?次のビッグマッチ、3月4日の代々木で、どうでしょうか?」と言うと、雪妃は「と言うことは、(4月23日の)横浜アリーナに立つのは私がチャンピオンだけど大丈夫そう?」と返す。するとジュリアは「安心してください。3月4日でアナタはスターダムのラストマッチになります。出てってください。以上」と言い切った。 二人の遺恨はかなり根深いものと思われており、禁断のシングル対決の行方に注目が集まる。(どら増田 / 写真©︎スターダム)
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スポーツ 2023年02月20日 15時30分
侍ジャパン・栗山監督、吉田選考の裏話明かし驚きの声「辞退あり得たのか」 異例のWBCメンバー入り実現のワケは
19日放送の『みんなのスポーツ』(テレビ東京系)に、侍ジャパン・栗山英樹監督がVTR出演。ボストン・レッドソックスのプロ8年目・29歳の吉田正尚にまつわる裏話を明かし話題となっている。 番組では栗山監督が野球解説者・中畑清氏(元DeNA監督)を聞き手に、3月に控えるWBCでの投手起用法や、大会に臨むにあたり選手たちに伝えていることなどを語るVTRを放送。その中で、栗山監督は吉田をWBCメンバー入りさせる際にあったやりとりを明かした。 >>大谷翔平、開幕前に同僚を一喝?「優勝できるわけない」 球界OBも驚愕、栗山監督が明かした日本ハム時代の裏話が話題<< 吉田はプロ入りした2016年から2022年までオリックスでプレーし、「762試合・.327・133本・467打点」といった通算成績をマーク。この実績を買われ、昨年12月に5年総額9000万ドル(約120億円)でレッドソックスにポスティング移籍。その後今年1月26日にWBCメンバー入りが発表されている。 具体的な時期は不明だが、選考について吉田と話し合いの場を持ったという栗山監督。「メジャーへの対応、あの松井秀喜(元ニューヨーク・ヤンキース他)でさえ時間かかったから、今回はやめた方がいい」と最初は吉田のためを思って辞退を勧めたというが、吉田は「メジャーでやるのも夢だったけど、今回のWBCも本当に夢だったんです」と出場を熱望してきたという。 これを受け栗山監督は「絶対に出られるという保証は全員ない」と出番がない可能性もあると伝えたが、吉田は「監督何言ってるんですか、当たり前じゃないですか。ジャパンですよ? 調子悪かったら出られないですよ」とチーム内競争は覚悟の上だときっぱり返答。一連の言葉を聞いた栗山監督は「これが正尚かって思いました。すごい魂を感じた」と吉田の熱意に胸を打たれたと語った。 栗山監督が明かした吉田のやりとりに、ネット上では「最初は不出場を打診してたとは知らなかった」、「吉田の返答次第では大会辞退もあり得たのか」、「MLBの環境に慣れるよりもWBCを優先するのはやる気が凄すぎる」、「出場機会の有無にかかわらず日の丸を背負いたいって思いは頼もしい」といった反応が寄せられた。 「侍ジャパンはWBCに過去4度(2006,2009,2013,2017)参加していますが、渡米1年目で同大会に参加した選手は過去にゼロ。大会に参加すると、日本とは調整方法、使用球、プレースタイルなど様々な違いがあるメジャーの野球へ適応する時間が足らなくなるなどの理由で、断腸の思いで出場を辞退した選手も少なくありません。こうしたリスクをいとわずに出場を直訴した吉田の熱意に驚いたファンも少なくなかったようです」(野球ライター) 現在アメリカで調整中の吉田は、3月4日に侍ジャパンに合流する見込みと伝えられている。2009年大会以来の世界一奪還を狙うチームで果たしてどのような働きを見せるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年02月20日 11時30分
アジャコングとの前哨戦勝利も荒井優希に笑顔なし「成長した姿を見せてアジャさんに勝てるように頑張りたい」
18日、東京女子プロレスが愛知・名古屋国際会議場イベントホール大会を開催。メインイベントでは、荒井優希が5か月ぶりのSKE48のお膝元・名古屋に凱旋した。荒井は山下実優とのタッグでアジャコング&宮本もかと対戦。 荒井は3.18東京・有明コロシアム大会でアジャコングとの対戦が決まっており、今回の試合で1年半ぶりに顔を合わせたのだが、組み合っても動かせず、ビッグブーツを打ち込んでも逆に体ごとぶつかられて吹き飛ばされてしまう。さらには顔面を張られ、パイルドライバーで真っ逆さまにキャンバスへ突き刺さる。このカバーはパートナーの山下のカットでなんとか助かったものの、替わった宮本にビッグブーツで返すのが精いっぱい。山下が試合を盛り返し、荒井もアジャにFinallyを狙うが足をキャッチされて封じられてしまう。 荒井はさらに宮本の羅生門で捕まるも、山下のカットでなんとか助かる。アジャが山下に一斗缶攻撃を狙うが山下はこれを蹴飛ばす。アジャは山下に裏拳。山下も返す刀でSkull Kickを放ってダブルダウン。荒井は宮本の鴻臚館狙いを着地してビッグブーツを放つと、フルネルソンバスターからFinallyが決まりカウント3。前哨戦は荒井が勝利を収めた。 だが、試合後、荒井は山下にマイクを促されるも「勝ったけど、メチャクチャ悔しいです。みんなに言われなくても勝つつもりです。試合をするからにはアジャさんに勝つ気持ちしかないので。来月は今日よりも成長した姿を皆さんにも山下さんにも見せられるように一生懸命やりたいと思います」とアジャ退治を誓っている。バックステージでは「今日はタッグだったので山下さんにたくさん助けていただいて。あれがシングルだったら3カウント取られてたなって場面がすごく多くて。せっかく1回闘えたのにこんな感じなのが悔しいんですけど…次は今日できなかったこととか、食らってしまった技とかをうまく返せるようにとか。この1か月間で成長した姿を見せてアジャさんに勝てるように頑張りたい」と反省しきりだった荒井だが、成長は見えているだけにシングル決戦を期待したい。◆東京女子プロレス◆『TJPW CITY CIRCUIT WINTER~名古屋公演~』2023年2月18日愛知・名古屋国際会議場イベントホール観衆 604人(超満員)▼スペシャルタッグマッチ(30分一本勝負)山下実優&○荒井優希(10分31秒 片エビ固め)アジャコング&宮本もか●※Finally(どら増田)
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スポーツ 2023年02月20日 11時10分
DDT3.21後楽園で秋山準と鈴木鼓太郎の元ノア対決が実現「痛いエルボー叩き込んで来い。俺も叩き込むから」
DDTプロレスは『友情、努力、勝利 in NAGOYA 2023』2.18愛知・名古屋国際会議場イベントホール大会を開催した。第6試合で、DDT EXTREME王者の秋山準は「環境利用闘法マッチ」で彰人の挑戦を受けた。彰人が要望した変則ルールは、4つのコーナーのマットを外し、セカンドロープとサードロープに2本のロープを十字にクロスする形で張った中で戦うもの。そのほかは通常のプロレスルールと同等。 試合は序盤、彰人が金具むき出しのターンバックルに秋山をぶつければ、秋山は張られたロープで首を絞めて反撃。レフェリーが昏倒して不在の隙に、彰人はトップロープにもロープを張り、3本のロープに秋山の両腕を絡めて足攻撃。さらに彰人はロープを使って、秋山の急所に打ち付けて丸め込むも、カウントは2。怒りの秋山は彰人の背中にヒザ連打。エクスプロイダーから、ロープを利したリストクラッチ式首固めでピンフォール。3度目の防衛に成功している。 試合後、今林久弥GMから次期防衛戦が3月21日、後楽園ホールになることを告げられ、「戦いたい相手」を問われると、秋山は鈴木鼓太郎を呼び出した。秋山が「オマエ、フリーだろ?このベルトあったら動きやすいだろ?だからオマエ、俺とガチガチのプロレスやれ。勝ったら、DDTでも生きていけるぞ!」と発言。鼓太郎は「純粋なプロレスルールで勝負してください」と応じ、元プロレスリング・ノア師弟による王座戦が決定。 秋山は「俺の方が環境をうまく使ってただろ?よく考えた彰人選手らしい試合だった。次、鼓太郎、今回はガチガチのプロレスルール。痛いエルボー叩き込んで来い。俺も叩き込むから」とコメント。挑戦が決まった鼓太郎は「俺はフリーだからシングルのベルトが必要。秋山準を超えて、あのベルトを巻きたい。通常のプロレスルール以外考えてない。通常のプロレスルールでやるからこそ超える意味があるし、あのベルトを巻く意味がある」と意欲を見せた。王座奪取ならなかった彰人は「ロープに裏切られた。秋山準に負けたんじゃなく、ロープに負けたんだよ。もうこんなルールやらねぇ。次だ。何度でもEXTREME挑戦してやるよ。俺がDDTで一番好きなベルトだから」とあきらめ切れない様子。再び挑戦に名乗りを上げそうだ。◆DDTプロレス◆『友情、努力、勝利 in NAGOYA 2023』2023年2月18日(土)愛知・名古屋国際会議場イベントホール観衆 398人▼DDT EXTREME選手権試合~環境利用闘法マッチ(60分1本勝負)<王者>○秋山準(11分08秒 リストクラッチ式首固め)彰人●<挑戦者>※第56代王者が3度目の防衛に成功。(どら増田)
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スポーツ 2023年02月20日 11時05分
大谷翔平、WBCはぶっつけ本番で出場? 栗山監督は開幕投手起用も検討か
大谷翔平選手の「侍ジャパン合流」の日程が判明した。 2月19日、宮崎・サンマリン球場。侍ジャパンはタイブレークを想定した実戦的練習を行った。今回のワールド・ベースボール・クラシック(以下=WBC)では、延長戦に突入した場合、「無死二塁」の状況から“試合再開”となる。 「打撃」のイニングを想定し、ベンチから進塁打やエンドランなどのサインも出されていた。栗山英樹監督はその様子を少し離れたところで見ていたが、「みんなすごい必死で(三塁コーチャーの白井一幸コーチのサインを)見ていた。意図としてはすごく良かったと思う」 と、練習終了後の囲み会見で話していた。 >>大谷翔平、開幕前に同僚を一喝?「優勝できるわけない」 球界OBも驚愕、栗山監督が明かした日本ハム時代の裏話が話題<< 「理想はタイブレーク(延長戦)に持ち込まないで勝つこと。代表チームに集ったメンバーは全員、所属球団の看板選手です。シーズン中、バントのサインなんて滅多に出ないはず」(プロ野球解説者) 栗山監督は投手力で逃げ切るゲーム展開をイメージしているそうだが、そのためには先制点を挙げ、先発投手がしっかりと投げて試合主導権を握らなければならない。 得点力、投手力の両方をパワーアップできる選手――。二刀流・大谷の帰国にようやく目処がついたのだ。 現在、大谷はエンゼルスのスプリングキャンプで調整を続けている。 「2月3日、エンゼルスのフィル・ネビン監督が、『(日本)代表に合流する前に先発するだろう』とコメントしていました。エンゼルスは25日にオープン戦初戦を予定しています。ということは、2月中の帰国はありません」(米国人ライター) 侍ジャパンを裏方から支えるNPBスタッフは、エンゼルスに直接連絡をし、チーム合流の時期を確認してきた。そのNPB側が入手した情報によれば、「大谷のスケジュール」は3月1日まで埋まっていた。 「大谷がオープン戦に出場するのは、26日のホワイトソックス戦でした」(関係者) NPB側が入手した情報によれば、初日25日のオープン戦には同行しない。打撃投手として練習し、翌26日のホワイトソックス戦、27日のSFジャイアンツ戦に「打者」として出場させ、28日は休養日とする。3月1日のブルワーズ戦に先発登板し、日本行きの飛行機に搭乗するのはその後になるという。 「1日の飛行機のチケットが取れたのかどうかは聞かされていません。取れていれば3月3日の合流、遅くとも4日のバンテリンドームでの壮行試合(名古屋)での現地合流に…」(前出・同) 3月6、7日(京セラドーム大阪)の強化試合に出場することは可能だが、栗山監督は「無理をさせたくない」の一心で見送るだろう。 「9日(東京ドーム)の中国戦からWBC本番がスタートします。『ぶっつけ本番』かも。大谷自身が出たいと言っているので、短いイニングになるかもしれませんが、投手出場もあり得ます」(前出・同) 今大会は“大谷ルール”が適用される。「先発兼DH」で出場し、投手降板後もDHとして試合に出続けることもできる。栗山監督との話し合い次第だが、二次ラウンドに向けた調整を兼ねて、大谷が「先発兼DH」でWBC開幕投手となる可能性も出てきた。(日付は現地時間/スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年02月19日 11時00分
プロ野球、阪神投手に悶絶アクシデント発生! 股間に打球受け破裂寸前に、ソフトB・甲斐も離脱危機だった?
14日に5イニング制で行われたソフトバンクの紅白戦。紅組の「7番・捕手」で先発したプロ13年目・30歳の甲斐拓也がアクシデントに見舞われ心配の声が集まった。 甲斐は同戦5回裏2死の場面で、打席の正木智也が放ったファウルチップがノーバウンドで股間に直撃。直撃後はその場にうずくまりながら左方向に1度転がり、両足をバタバタさせるなど悶絶したが、約1分後に何とか起き上がり試合を続行。幸いにも大事には至らなかったようで、その後も故障情報は伝えられていない。 >>ソフトB・甲斐、股間に打球受け悶絶!「地面のたうち回ってる」紅白戦終盤、今季終戦の心配の声も上がる<< プロ野球の試合ではこの日の甲斐のように、プレー中の選手が股間に打球・送球を受けてしまうケースは少なからずある。過去にはこのアクシデントにより救急搬送、登録抹消の憂き目に遭った選手もいた。 1993年7月26日の阪神対ヤクルト戦7回裏。「3-3」と両チーム同点のこの回、先頭で打席に入ったヤクルト・飯田哲也は、6回裏から続投していた阪神2番手・郭李建夫が投じたストレートをスイングしピッチャー返しを放つ。自身の方へ勢いよく向かってきた打球を見た郭李はすぐにグラブを差し出すも間に合わず、ノーバウンドで股間に打球を受けた。 直撃後の郭李は足元に転がったボールをすぐに一塁へ送球し飯田をアウトに。しかし、この直後にマウンド上に座り込むと、そこから1度は立ち上がるもまたすぐに地面に倒れ込み動けなくなってしまった。駆けつけてきた阪神選手らが心配そうに郭李を見つめる中、郭李は球審が要請した担架で負傷退場。そのまま病院へ搬送された。 阪神が延長10回表に勝ち越し「5-3」で勝利した試合後、郭李は病院で「左睾丸打撲」と診断を受けたことが報じられる。また、上田次朗一軍投手コーチ(当時)が「腫れが引けば大丈夫ということなのでホッとした」と安堵のコメントを残したことも伝えられた。 ところが、打球直撃によりソフトボール大にまで膨れ上がったという郭李の患部はなかなか腫れや痛みが引かなかったため、試合から3日後の7月29日に登録抹消に。結果的には打撲以上のけがと診断されることはなかったが、一時は睾丸破裂の可能性も危惧されたという。 郭李はその後8月末に一軍に復帰すると、その後は特に故障なくシーズンを終え「27登板・5勝4敗2セーブ・防御率3.68」といった数字をマーク。ただ、離脱中は腫れ・痛み軽減のため、1日3時間ほど患部を氷のうで冷やすことをしいられたという。 当時の報道によると郭李は股間用の防具、いわゆるファウルカップを着用していなかったといい、これも打球直撃のダメージが大きくなった一要因とされている。今回の甲斐は捕手ということもあり毎試合ファウルカップを着用して試合に臨んでいるが、それでも当たりどころが悪ければ郭李のような大事に見舞われていた可能性も決してゼロではなかっただろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年02月18日 11時00分
プロ野球、広島選手のプレーに監督ブチギレ! 緩慢走塁が招いた暴力騒動、ソフトB・リチャードも他人事ではない?
現在行われている春季キャンプで一軍に同行しているソフトバンクのプロ6年目・23歳のリチャード。12日のキャンプ練習・シート打撃中に緩慢なプレーがあったとして物議を醸した。 リチャードは同僚・又吉克樹と対戦した際にバットを折りながら右翼前方へフラフラと落ちる打球を放ったが、打った瞬間からアウトになると思っていたのか、打球方向を見ながらゆっくり右足を踏み出して一塁へ走り出す。この走塁を見た中継解説・多村仁志氏(元ソフトB他)は「打った後(打球が)右翼前に落ちそうだったので全力で走ってほしかった」と苦言を呈した。 >>ソフトB・リチャード、シード打撃中のプレーに「手抜くなよ」呆れ声 球団OBも苦言、フライ打ち上げ後の走塁が物議<< リチャードはその後首脳陣から問題視されたなどとは特に伝えられていないが、過去には緩慢走塁を犯し懲罰交代などのペナルティを科された選手は少なくない。また、今から3年前には怒り狂った監督が“鉄拳制裁”を下し問題になったケースもある。 問題のきっかけとなったのは、2019年6月30日の広島対DeNA戦・延長11回表1死でのこと。この場面で打席に立っていた広島・野間峻祥は、DeNA5番手・エスコバーの内角ストレートをスイング。打球は本塁、マウンドの中間付近にフラフラと上がったが、エスコバーは軌道を見誤ったのか捕球できず地面にポトリと落ちた。 ところが、野間はアウトにされると思い込んでいたのか、スイング後は打球を見上げながらゆっくり一塁へ小走り。打球が落ちた瞬間に慌てて全力疾走に切り替えたが、ワンバウンドした球を捕球したエスコバーに一塁でアウトにされた。 試合はそのまま「2-2」で両チーム引き分けとなったが、そこから約1か月後の7月24日、広島球団は緒方孝市監督(当時)が6月30日の試合後野間に手を上げていたこと、同監督を7月15日付で厳重注意処分としたことを発表。緒方監督は延長11回表の野間のプレーを緩慢走塁と問題視し、試合後に監督室で複数回平手で殴打したという。 緒方監督は処分を受けた15日に野間を含めた選手らに謝罪しており、発表同日の24日にも「手を上げてしまったのは事実です。深く反省しています」と重ねて謝罪。また、野間も24日までに「監督の気持ちは理解している。監督に不平不満はない」と球団側に伝えていたという。ただ発表を受け、ファンの間からは「どんな理由であれ選手への暴力行為は許されない」といった批判が殺到した。 緒方監督はその後同年10月1日に2019年シーズン限りでの退任を表明。退任会見では「4連覇、そして悲願の日本一という目標の中で戦ってきましたが、その目標を達することなく、期待に応えることができず、本当にそれは監督としての責任なので、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と成績不振(この年チームは4位)を理由に挙げたというが、野間への暴力騒動やそれに伴うバッシングも決断に影響したとみられている。 野間は三塁コーチャーがタッチアップを指示するも本塁に突入しない(2016年3月)、本塁生還の際にベースを踏み忘れアウトになる(2019年3月)などポカが多く、これも緒方監督の手が出た一要因とされている。審判のストライク判定に悪態をつき退場(2022年6月)、不振へのいら立ちを態度に出して二軍送り(同年8月)など問題行動が多いリチャードも、首脳陣から大目玉を食らう前に気を引き締め直した方がよさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年02月17日 20時30分
日本ハム・清宮、敵打者に狙い打ちされイラッ?「感情にじみ出てる」代表戦中盤、守備中に見せた表情が話題
17日に行われた練習試合・日本ハム対キューバ代表戦。「5番・一塁」で先発した日本ハムのプロ6年目・23歳の清宮幸太郎が見せた表情が話題となっている。 注目が集まったのは、「5-0」と日本ハム5点リードで迎えた6回表無死のこと。日本ハム3番手・畔柳亨丞は打席のサントスにカウント「0-1」からカーブを投じたが、これに対してサントスは一塁側に走り出しながらスイングする、いわゆる“走り打ち”を敢行。地面にたたきつけられるように放たれた打球は畔柳の横を抜け清宮の方へ転がった。 だが、清宮は自分で捕球するべきか、それとも一塁ベースに入るべきか迷ったのか一瞬動きが止まってしまい、最終的に捕球を選択するもサントスをアウトにはとれず。サントスが一塁を駆け抜けた直後、清宮は手元のボールを見つめると、歯を食いしばったような表情を浮かべながら畔柳にボールを返した。 >>大谷翔平、開幕前に同僚を一喝?「優勝できるわけない」 球界OBも驚愕、栗山監督が明かした日本ハム時代の裏話が話題<< この清宮の表情を受け、ネット上には「今の清宮相当悔しそうな顔してたな」、「してやられたって感情が明らかににじみ出てる」、「相手にまんまと惑わされてしまったって感じなのか」、「狙い打ちされて内心イラっとしてた可能性もあるのでは」といった驚きの声が寄せられた。 「清宮はプロ1年目の2018年から昨季までに通算39本塁打と長打力を誇る一方、通算21失策と守備は不得意。昨季も一ゴロファンブル後にその場に棒立ち(4月)、無人の一塁に送球(9月)といったポカをやらかしたことで物議を醸しました。NPB経験者がサントス(元ロッテ/2017)も含めて10人名を連ねているキューバ代表も、清宮の守備には付け入る隙があることを認識しており、それを元にサントスが清宮を狙い打ちしたという可能性もゼロではないのでは」(野球ライター) サントスの打撃に惑わされた形の清宮だが、その後7回裏無死の第4打席では投手の足元を抜き、中堅・サントスまで転がる痛烈なヒットを放っている。これを受け、一部からは「さっきの走り打ちの仕返しか?」といった見方も上がっていた。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年02月17日 18時30分
巨人・松田、紅白戦序盤の1シーンに「プレー以上に印象的」の声 “来日初安打”放ったライバルへの気遣いが話題
17日に行われた巨人の紅白戦。白組の「7番・三塁」で先発したプロ18年目・39歳の松田宣浩が見せた姿が話題となっている。 注目が集まったのは、「2-2」と両チーム同点の3回裏でのこと。この回白組は先頭のブリンソンが、紅組2番手・横川凱が投じた外角の変化球を捉え左翼前へ。来日初実戦で初安打をマークしたブリンソンは一塁コーチャーとグータッチを交わした。 この直後、ベンチ内の松田はグラウンドの方を指さし数度うなずきながらベンチ前へ出ると、ゴロで返球されてきたブリンソンの初安打ボールを回収。その後はベンチ内にいたスタッフにすぐにボールを渡していた。 >>巨人・松田、外野に意欲も動きがフラフラ? 期待の新助っ人にも不安要素か<< 中継カメラが映した松田の姿に、ネット上では「プレー以上に印象的なシーンだった」「打ってすぐ回収に動くとは気が利いてるな」、「初安打ボールを記念品として確保してあげたのか」、「ポジション争いのライバルに対して優しすぎないか」、「ユニフォームは変わっても人柄は全然変わってないんだな」といった反応が寄せられた。 「松田はプロ入りした2006年から2022年までソフトバンクでプレーし、同年オフに巨人に移籍。加入後は本職の三塁に加えて外野守備にも取り組んでいるため、外野手のブリンソンはポジション争いのライバルといえますが、その助っ人の活躍を率先して祝うような姿勢に驚いたファンもいたようです。松田はソフトバンク時代、グラウンド内外で士気を高めるムードメーカーとしてチームに貢献しましたが、所属チームが変わっても働きぶりは健在のようですね」(野球ライター) 松田は昨年9月7日にソフトバンク退団決定、翌8日に登録抹消という形で昨季を終えているが、ソフトバンク・藤本博史監督は野球解説者・池田親興氏(元阪神他)が2月8日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画の中で「マッチ(松田)がベンチでムードを作ってくれたのは大きかった」、「正直言って1年間置いときたかった」と明かしている。松田がそれだけ代えの利かない存在だったことの表れといえるが、新天地の巨人でも同様の存在になっていくのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について池田親興氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@user-yh7ts2rn5s
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新日本EVILらH.O.Tの暴挙に怒り心頭のNEVER6人タッグ王者のCHAOSがドッグゲージ・トルネードマッチを敢行!
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DeNA・大貫、ポストシーズンのキーマンへ! ポーカーフェイス右腕が発揮する安定感
2022年09月12日 17時30分
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DeNA・三浦監督に強力援軍が登場! “顔面凶器”小沢仁志がチームに喝「気合い入れていけや!」
2022年09月12日 17時10分
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日本ハム・清宮に「何回やらかすつもりだ」呆れ声 無人の一塁にためらいなく送球、止まらない軽率ミスに批判
2022年09月12日 15時30分
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永田裕志デビュー30周年記念試合でグレート-O-カーンに敗れるも「今日負けて悔しいと思った」
2022年09月12日 11時30分
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大谷翔平、MVP争いに急展開?「賞レースから締め出すのは宜しくない」現地で強まり始めた論調とは
2022年09月12日 11時00分
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鈴木みのると初対決の青木真也「もうちょっと追いかけ続けたい」と継続対戦を示唆!
2022年09月12日 10時50分
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巨人・中田に「人格変わった?」驚きの声相次ぐ 先輩に「殺してみいオラァ!」と激怒、キャリアも狂わせた過去とは決別?
2022年09月11日 11時00分
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阪神・大山「絶対後悔させてやる」ファンの仕打ちに激怒! 6年経っても恨みは消えず? プロ入り前に起きた悲劇とは
2022年09月10日 11時00分
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J1神戸のイニエスタがブランド立ち上げ、第一弾のスパイクをお披露目「日本での生活は私の人生の一部」
2022年09月09日 20時00分