プロ野球
-
スポーツ 2021年11月09日 11時55分
日本ハム・新庄新監督、スカウトのヘッド抜擢は19歳細川のため? まさかの人事は“新庄革命”の序章か
“ビッグボス”新庄剛志が監督就任後初めて秋季キャンプ(沖縄県国頭村)を視察した。真っ赤な上下ジャージ姿、ワゴン車の屋根に上っての訓示…。選手たちもビックリしていた。そんな予測不能な新庄劇場と、若手を繋ぐヘッドコーチが明らかになった。 前スカウトの林孝哉氏である。 >>日本ハム・新庄新監督、背番号1は「僕が着けま~す!」 堂々宣言がチーム崩壊を招く可能性も?「図々しすぎる」怒りの声も<< 「2018年以降はスカウトとして日本ハムを支えてきました」(スポーツ紙記者) 一軍試合出場数は263。ダイエー、日本ハム、千葉ロッテを渡り歩いたいぶし銀の元内野手だ。しかし、林氏は取材陣の間ではちょっとした有名人でもある。 「若手時代の93年、ハワイウインターリーグに派遣されたんですが、そこで同室になったのが、プロ2年目だったイチロー氏。無名時代のイチローを知る一人として、かなり多くの取材要請を受けています」(前出・同) こちらの質問には全て答えてくれるのだが、“中身がない”のだ。 「自分は良かれと思って言ったことでも、相手を傷つけてしまったらという配慮からでしょう」(球界関係者) 氏にはぐらかされた一人として言えることは、悪い印象は全くない。むしろ、清々しい気持ちにもなれた。記事に困るかもしれないが、お会いできて良かったと思えるプロ野球選手だった。 引退は06年。しかし、翌07年からプロ野球人生をスタートさせたホークスで球団職員となり、その後、コーチも任されるなど野球界に関わってきた。 「日本ハムスカウトとして、担当したのが売り出し中の若手である細川凌平内野手。新庄監督は二遊間も強化しなければなりません。その強化指定選手である細川を知り尽くし、かつ好守の内野手だった林氏のコーチ入閣は、本当に良い人選だと思います」(前出・スポーツ紙記者) 国頭村入りした新庄監督は、外野守備について事細かなアドバイスも送っていた。外野守備は新庄監督、内野は林ヘッドという棲み分けになるのではないだろうか。 また、新庄監督はここまで秋季キャンプを統括してきた木田優夫・ファーム総合投手コーチとも話をしていた。昼食休憩の時であり、食事そっちのけで30分以上も話し込んでいた。 「フロント幹部、スコアラー、スカウトとも何度も話し合いをしています。チーム情報をインプットしているのは間違いありませんが、『自分の眼で確かめてから』とも口にしていました。データで知ったこと、コーチたちの証言、そこに自分の感じたことを付け加えて、新しいチームを作っていこうとしています」(前出・球界関係者) 一部報道にもあった通り、新庄監督は遠投で放るボールの高さを「4メートル以下」と指示していた。野手陣は意識して低く、強いボールを投げるようになったため、守備練習の全てにスピード感が出てきたように見えた。“劇場”ではなく、“新庄革命”だ。 新監督を支えるコーチスタッフも固まりつつある。ビッグボスの熱~い指導にみんな見入ってしまった。もう一回、ペナントレースやらない? (スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2021年11月08日 18時30分
楽天・石井監督の「打たれたら仕方ない」発言に反発の声 CS敗退の戦犯を擁護? 球界OBはコース選択ミスを指摘
7日に行われたクライマックスシリーズ(CS)・ファーストステージの楽天対ロッテ戦。「4-4」で両チーム引き分けた試合後に伝えられた、楽天・石井一久監督のコメントがネット上で物議を醸している。 >>楽天・石井監督、助っ人の痛恨ミスにブチ切れ?「表情に出てました」球界OBが指摘、「後の流れも酷かった」とファンも呆れ<< 前日のCS第1戦でサヨナラ負けを喫し、この日敗戦、もしくは引き分けならCS敗退が決まる状況だった楽天。迎えた第2戦は7回表終了時点で「4-3」と1点リードしていたが、その裏に登板した3番手・酒居知史が2死からマーティンに痛恨のソロ本塁打を被弾。この一発で同点に追いつかれたチームは、8、9回と勝ち越し点を奪えないまま引き分けでCS敗退が決定した。 試合後、石井監督は「うちのリリーフが打たれたら仕方がない。12球団で一番のリリーフ陣だと思っている。彼らも力を振り絞ってやった結果」とコメント。CS敗退を招く一発を浴びた酒居を含むリリーフ陣を責めることなく擁護した。 石井監督のコメントを受け、ネット上には「確かにリリーフはここまでよく頑張ってくれたから責められない」、「四球で自滅したとかそういう展開じゃないからまだ諦めはつくな」、「今季のうちのリリーフ防御率は12球団トップ(2.75)、そのリリーフ陣が打たれたならもう仕方ないよ」と同調の声が寄せられている。 一方、それを上回る勢いで「おいおい、酒居のコースミスはお咎め無しかよ」、「序盤に痛打食らったコースと全く同じとこに投げた酒居には苦言を呈するべきでは」、「岸のミスから学んでない酒居だけは叱ってほしかった」と、酒居の責任を問わなかったことに対する反発が挙がった。 「7回裏に酒居から同点ソロを放ったマーティンは、1回裏に楽天先発・岸孝之の内角球を二塁打にしていた打者。そのマーティンに酒居は四球を与えたくなかったのか、フルカウントからの6球目に内角145キロストレートを投じ右翼席に運ばれました。同僚・岸と同様のコースを選択し致命的な一発を浴びる結果となったわけですが、このことを特に問題視しなかった石井監督に疑問を抱いているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 元ロッテ・里崎智也氏が7日の『日刊スポーツ』(日刊スポーツ新聞社/電子版)の記事内で「打たれないことより、ストライクを投げることが前提の攻めに見えた」と指摘し、元巨人・上原浩治氏も同日放送の『サンデースポーツ』(NHK総合)で「インコース投げるんだったらアウトコース投げた方がよかったかなと。インコースって回転で回ることができるので、そんなに力を入れなくても打球がきれいに飛んでいく」とコメントするなど、複数の球界OBがコース選択に疑問を呈している酒居。その酒居の責任を追及しなかった石井監督の姿勢にも不満が高まっているようだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2021年11月08日 17時30分
DeNA、満を持して鈴木氏がコーチ就任決定! 三浦監督にも負けない“横浜愛”で港町を歓喜に導く
3日11時、ベイスターズから鈴木尚典氏のコーチ就任が球団から発表され、古参ファンを中心にSNSには歓喜の声が集まった。 鈴木氏といえば1998年の日本一の際、マシンガン打線の3番として打線を牽引。日本シリーズでは打率.480と当たりまくりMVPを獲得し、レギュラーシーズンでも打率.337で、前年に続き首位打者に輝くなど、天才バットマンとして名をはせた。 生まれは静岡ながら横浜高校に進学すると、1990年ドラフト4位で当時の横浜大洋ホエールズに入団。2008年に引退するまで通算17年、一貫してYOKOHAMAのユニフォームに袖を通し続けたフランチャイズプレイヤー。引退を決心した際には自らのブログで「横浜以外のユニホームを着て、若い選手たちと戦う姿を想像したらつらかった。横浜は大好き。違う形で強くなる手助けをしたい」と発信し、ファンの涙を誘った。翌年はファームの湘南シーレックス(当時)で育成・打撃コーチを務め、その後もベイスターズに携わり続けると、2020年からはベイスターズと関係の深い神奈川フューチャードリームスで監督就任。初年度からBCリーグで初優勝の快挙を成し遂げ、満を持してのベイスターズ復帰。秋季練習の初日から、選手たちと精力的に動き回った。 2018年の『GET THE FLAG! SERIES』では谷繁元信氏とトークショーを行い、その場でも「優勝争いするのは当たり前になってきている」とチームを評価。「早く優勝してほしい」と古巣ベイスターズに熱いエールを送っていたことも記憶に新しい。 同じく優勝メンバーの三浦監督もFAで熱心に誘われていたタイガースを断り、横浜一筋で戦い抜いたことはあまりにも有名で、監督初年度には「横浜一心」のスローガンのもとで戦った。現時点ではコーチポジションは明らかにされていないが、今年最下位に沈んだチームを三浦監督にも負けない「横浜愛」を武器に、通算打率.303を誇る“元ハマの安打製造機”が、待望の優勝へ導いてくれることに期待がかかる。 取材・文・写真/ 萩原孝弘
-
-
スポーツ 2021年11月08日 17時00分
阪神・梅野、今季限りでチームを退団? 巨人・楽天らが獲得の可能性もあるか、FA熟考報道に流出予想相次ぐワケ
2014年のプロ入りから阪神でプレーし、今季までに「786試合・.235・40本・244打点・536安打」といった通算成績を残しているプロ8年目・30歳の梅野隆太郎。8日、今オフの国内FA権行使を熟考していると複数メディアが報じた。 >>阪神・梅野、今オフ他球団へFA移籍?「僕は多分出ると思う」金村氏が冷遇の影響を大胆予想、争奪戦は濃厚か<< 報道によると、梅野は今季まで8年間過ごしたチームに愛着を感じる一方、他球団の評価を聞きたい意向もあるといい、前日のクライマックスシリーズ(CS)敗退で今季が終了したことから今後権利を行使するかどうか熟考する構えとのこと。また、球団は複数年契約などの提示で慰留に努める方針ということも伝えられている。 今季の梅野は正捕手として全143試合中130試合に出場。打撃は「.225・3本・33打点・91安打」と今ひとつだったが、得点圏打率はリーグ2位の「.321」と随所で勝負強さを見せた。また、侍ジャパンの一員として参加した今夏の東京五輪では、唯一の出場となった準々決勝・アメリカ戦で感じた打者傾向をバッテリー陣に共有するなど献身的な働きで金メダル獲得に貢献した。 梅野のFA熟考報道を受け、ネット上には「自分が手にした権利について悩むのは当然だけど、結果的には残留ということになるのでは」、「チームに愛着があるんだから、球団側がしっかりと誠意を見せれば残ってくれると思う」、「昨日来年に向けて頑張りたいって言ってたし多分チームに残るだろう」と残留を予想する声が寄せられている。 一方、それを上回る勢いで「終盤矢野(燿大)監督に干され気味だったから出ていかれる気しかしない」、「10月以降の扱われ方が来年変わる保証も無いし、あっさりとチームを去ってもおかしくはない」、「正捕手が固まってない球団は何チームかあるし、そういうところから声かけられたら慰留は厳しそう」と流出を覚悟するコメントが多く挙がった。 梅野はCS敗退が決まった7日・巨人戦後に、「まだまだこの若いチームは発展途上だと思うので、課題を持ってまた来年に向けてスタートしていきたい」と来季に向けた意気込みを語ったことが伝えられている。一部ファンはこのコメントを踏まえて残留を予想しているようだが、それ以上に流出を危惧しているファンは多いようだ。 「梅野は開幕から9月までは正捕手としての起用が続いていましたが、シーズン最終盤の10月は全20試合中出場は9試合と出場機会が激減し、同10日・ヤクルト戦を最後にスタメン起用のないままシーズンが終了。CSでも11月7日の第2戦こそ先発起用されましたが、前日の第1戦は途中起用すらされませんでした。このように捕手としての序列が下がっていることから、出場機会を求めてFA移籍されるのではという不安や懸念がファンの間で高まっているようです」(野球ライター) 仮に権利行使なら巨人、楽天、日本ハムなど絶対的正捕手が不在の球団が獲得に手を挙げるという見方も少なくない梅野。勝負強い打撃に加え、昨季まで3年連続でゴールデングラブ賞を獲得するなど守備にも定評があるリーグ屈指の捕手がどのような決断を下すのかは今後も注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2021年11月08日 15時30分
巨人・丸のファンサービスに苦言「無視してほしかった」 スタンドのヤジへの反応が物議、球場ルール違反を問題視する声
7日に行われたクライマックスシリーズ(CS)・ファーストステージの巨人対阪神戦。「4-2」で巨人が勝利した試合後、巨人のプロ14年目・32歳の丸佳浩が見せた振る舞いがネット上で物議を醸している。 >>巨人・丸の涙に驚きの声「そんなに追い込まれてたのか」 敗戦危機を救った待望ヒットも原監督は不満足?<< 同戦に「4番・中堅」でスタメン出場した丸は、3回表に決勝の2点タイムリーを放つなど「4打数2安打・2打点」をマークしチームのCSファースト突破に貢献。この活躍もあり試合後にお立ち台に呼ばれたが、音声不具合によりインタビュー開始が1分少々遅れた。 すると、インタビュー開始を待つ丸にスタンドから「勝浦だよ俺! 勝浦俺、勝浦だかんね!」とヤジが飛ぶ。丸は千葉県勝浦市出身のため、ヤジを飛ばしたファンは出身地が同じであることをアピールしたものと思われるが、これを受けた丸は少し笑みを浮かべながら「どもっ」と会釈した。 丸の行動を受け、ネット上には「インタビューの遅れがこんな展開に繋がるとは思わなかった」、「わけわからんヤジに応えてあげるなんて優しいな」、「突然地元の名前が聞こえてきたから反応せずにはいられなかったんだろうか」と驚きの声が寄せられている。 一方、「大声出すのは明らかな禁止行為なんだから丸には無視してほしかった」、「こういう対応するとファン側が増長する可能性もあるし控えるべきだったのでは」、「平時ならいいファンサービスだなって思うんだけどこのご時世だからなあ…」といった指摘や苦言も多く挙がった。 「プロ野球の試合では新型コロナ感染拡大防止のため、昨年からスタンドで大声を出すことは禁止されています。同戦の舞台となった甲子園についても、阪神は公式サイト上で『大声応援』、『声を張り上げての応援』は禁止行為であると定めています。今回ヤジを飛ばしたファンの行動は完全なルール違反なのですが、このこともあってか会釈した丸の振る舞いを疑問視しているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) “勝浦アピール”をしたファンは、ネット上で他ファンから「どっちのチームのファンか知らないけど、堂々とルール破る神経が理解できない」と非難されている。丸もへたに反応せず無視した方がよかったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について阪神タイガースの公式サイトよりhttps://hanshintigers.jp/
-
-
スポーツ 2021年11月08日 11時00分
阪神・矢野監督が今オフに電撃辞任? CS惨敗後の意味深な挙動、再建に舵を切るチーム方針にも悪影響か
「最悪の結末」となってしまった。クライマックスシリーズ・ファーストステージ(以下=CS)で矢野阪神が連敗した。今季は後半戦まで首位をキープし、「16年ぶりの優勝か?」とファンを期待させていた。しかし、ヤクルトに逆転優勝を許し、「CSでの逆襲、日本シリーズ進出」の夢も消滅してしまった。 「阪神の今季の公式日程は、これで終了したことになります」(在阪記者) 負けて終わるのは、気分が良くない。敗北感もひときわ大きく感じられた。 >>阪神、高橋のCS開幕起用は「裏目に出る」? 巨人相手の“天敵”投入も物議、早期敗退の可能性も<< 試合後、巨人・丸佳浩が勝利インタビューのマイクを向けられていた時のことだ。ビジターチームの選手インタビューだったので、球場全体に音声を流していなかったが、一部の虎ファンがキョーレツな野次も飛ばしていた。それも、阪神ナインに向けて。 「戦力補強も必要かもしれません。ただ、国内FAに関してはリサーチ段階で旗色が良くないと分かったのか、今年は静観するようです」(関係者) しかし、首脳陣は大掛かりなテコ入れがされそうだ。 「カツノリこと野村克則氏、オリックスなどで指導経験を持つ藤井康雄氏らがコーチで入閣するようです」(在阪記者) CSが始まる前の11月2日、阪神は清水雅治野手総合コーチなど、二軍担当コーチ5人の退団を発表している。阪神二軍と言えば、今季ファーム日本一を勝ち取った。しかし、経営陣は満足していなかったようだ。 「結果を出していた指導者たちの退団に首を傾げる声も聞かれました。でも、二軍が強かったのは、『一軍半の戦力』によるものなんです。江越、板山、高山など期待されながらも一軍に定着できずにいる中堅クラスが二軍で活躍しても…」(球界関係者) “一軍戦力”に育て上げることが、二軍組織の本来の目的である。 育成に大きく舵を取ったとも解釈できる。生え抜き選手が活躍するのはファンも歓迎だろう。とは言え、ペナントレース優勝からは16年も、そして、日本一は1985年から遠ざかっている。優勝に飢えているファンをさらに待たせることにならないか? 「経営陣は育てながら勝つとか、勝ちながら育てると言っていましたが」(前出・同) 矢野燿大監督は、責任重大だ。 CSファーストステージに敗れた後、矢野監督は共同会見で、「ファンに申し訳ない」と繰り返していた。心なしか、シーズン中の会見よりも声が小さく感じた。 ゲームセット後も、意味シンな光景が見られた。整列してスタンドのファンに一礼し、その後、巨人・原辰徳監督と握手を交わした。お互いの健闘を称え合ったわけだが、別れた後、矢野監督はもう一度原監督の方を見た。原監督の後ろ姿が目に入ったからか、うつむいたまま一塁側ベンチに帰って行った。 もうひと言、何かを伝えたかったのではないだろうか。 共同会見では、球団から出ている続投要請についても質問された。「もう、返事はしたのか」――。 「今、ちょっと喋れるアレじゃない。終わったばかりなんで」 続投要請を受諾する方向だとは聞いているが…。自責の念を抑え切れなかった場合、オフは大激震となる。再建の適任者は、チームの弱点も熟知した矢野監督である。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2021年11月06日 11時00分
日本ハム・新庄新監督、背番号1は「僕が着けま~す!」 堂々宣言がチーム崩壊を招く可能性も?「図々しすぎる」怒りの声も
10月26日に日本ハム監督就任が発表され、11月4日に就任会見に臨んだ新庄剛志新監督。会見内で口にした言葉がネット上で物議を醸している。 >>日本ハム・新庄新監督、ファンの期待は采配だけじゃない?「ボロカスに言って」現役時代のバトル再現はあるか<< 問題となっているのは、会見時点ではまだ発表されていなかった自身の新背番号についての質問を受けての発言。現役時代に背番号「1」を着用していた新庄氏は「僕のイメージと言ったらやっぱり1番じゃないですか。その1番を付けたいって気持ちもあるんですけど、やっぱり主役は選手。スター候補を僕が育てて、その子に1番を付けてもらいたいって思ってるんで…」と、最初は背番号「1」は着用しない旨を口にしていた。 ところが、新庄氏はその直後に左手を高く挙げながら「その子たちが育つまでは僕が1番付けま~す!」と一転して背番号「1」を付けることを宣言。その後も「ありがとうございま~す! まずは僕が付けま~す! 目立ちま~す!」と、満面の笑みを浮かべながら同番号着用をアピールしていた。 新庄新監督の発言を受け、ネット上には「自分でスター育てて番号譲り渡すっていうのは面白いな、新庄級のスターは今チームにも球界にもいないけどどうなるかな」、「斎藤(佑樹)が引退して1番はちょうど空き番になるしタイミングバッチリだな」、「そう宣言したからには、現役時代の新庄みたいな選手を必ず育て上げてくれよ」と試みを評価する声が寄せられている。 一方、「監督権限で1番格が高い番号を奪うなよ、適任者が全くいないわけでもないのに図々しすぎる」、「新庄本人が着けるよりは、新政権の中心になり得る選手に期待を込めて渡してほしかった」、「選手よりも自分のことを優先してるような発言に聞こえるな…これは不満に思う選手もいるのではないか」と否定的なコメントも複数挙がった。 「球界における背番号『1』はチームの看板選手に与えられることがセオリーの番号。日本ハムも2004年の北海道移転後は新庄氏(2004-2006)、森本稀哲氏(2007-2010/現野球解説者)、陽岱鋼(2013-2016/現巨人)、斎藤佑樹(2017-2021/今季限りで引退)と実力、もしくは人気の高い選手が同番号を背負ってきました。現チームにも近藤健介、西川遥輝、伊藤大海と同番号に値する選手は複数いるのですが、その中で新庄氏が同番号を着用することに疑問を抱いているファンも少なくないようです。新庄氏が同番号の着用を決断した詳しい経緯は不明ですが、現役時代の新庄氏は現チームはおろか現球界の選手たちを優に上回るほどの実力・人気を誇るスター選手でしたので、その自身のような選手を自ら育て上げて球界を盛り上げたいという意向が強いのではないでしょうか」(野球ライター) プロの世界に進んできた選手の中には、結果を残してゆくゆくは背番号『1』を託されるような選手になることを目標にしている選手も少なくないとされている。仮にこうした選手が日本ハム内に複数いるようなら、新庄氏の背番号『1』着用宣言は思わぬ不協和音につながってしまう可能性も考えられるが、果たしてこの試みは吉凶どちらに転ぶのだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2021年11月05日 19時45分
阪神、高橋のCS開幕起用は「裏目に出る」? 巨人相手の“天敵”投入も物議、早期敗退の可能性も
6日からリーグ3位・巨人とのクライマックスシリーズ(CS)・ファーストステージを戦う同2位の阪神。5日、初戦の先発マウンドにプロ4年目・25歳の高橋遥人を投入することをNPBが発表した。 NPB公式サイトはこの日、6日の試合で阪神が高橋、巨人が菅野智之を先発起用することを発表。また、報道では巨人・原辰徳監督が「高橋遥人投手、今年は1点も取っていません。まず先発から点を取るということが一番大事」と警戒を口にしたことも伝えられている。 今季の高橋は春季キャンプ中に負った右脇腹筋挫傷の影響で開幕から離脱が長引き、シーズンは「7登板・4勝2敗・防御率1.65」とあまり登板機会がないまま終了。ただ、巨人に対しては「2登板・1勝0敗・防御率0.00」で16イニング連続無失点とほとんど付け入る隙を与えていない。 >>阪神首脳陣の決断に「外すのはそっちじゃない」の声 日シリ進出に早くも暗雲? サンズのCS構想外に反発相次ぐワケは<< 高橋のCS初戦起用を受け、ネット上には「巨人キラー高橋が先陣を切るのは期待できるな」、「今季対巨人無失点というのは巨人側からしたらかなりのプレッシャーになるのでは」、「相性通りに投げれば大方勝てるだろうからあまり気負い過ぎずに頑張ってほしい」といった期待の声が寄せられている。 一方、それを上回る勢いで「コンディションが怪しい高橋を初戦に持ってくるのは裏目に出る気しかしない」、「万全の状態なら何も心配は無いけど故障引きずってるっぽいからなあ…」、「数日前はノースローだったのに投げさせて大丈夫なのか?」と、高橋を先発に送り込んだ首脳陣の決断を疑問視するコメントも複数挙がった。 「高橋は右脇腹筋挫傷から復帰した9月上旬以降はコンスタントに先発登板をこなしていましたが、10月21日・中日戦で完封目前の9回表に左ひじの違和感を訴え降板。同戦を最後に未登板のままシーズンを終えたため、ファンの間ではもしかするとCS登板は厳しいのではないかという見方もされていました。実際、シーズン終了後も左ひじは順調に回復しているわけではないようで、11月1日の投手練習ではキャッチボールすら行わないまま練習を引き揚げたということも伝えられています。そのため2戦先勝、つまり1回しか負けが許されないCSファーストの初戦先発に高橋を立てた首脳陣の決断を疑問視しているファンも少なくないようです」(野球ライター) 阪神が迎え撃つ菅野は今季成績こそ「19登板・6勝7敗・防御率3.19」と今ひとつだが、阪神に対しては今季対戦した7球団の中で2番目に低い防御率「2.53」をマークしている。そのため、仮に高橋が故障の影響で炎上、途中降板ということになると一気に敗色濃厚になることも考えられる。 巨人は7日の第2戦で今季の対阪神防御率が「0.93」の山口俊を先発起用すると見込まれているため、もし第1戦を落とすとそのままCS敗退という展開も現実味を帯びそうな阪神。コンディション不安の高橋を初戦に立てた首脳陣の判断は吉凶どちらに転ぶのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてNPBの公式サイトよりhttps://npb.jp/
-
芸能ニュース 2021年11月05日 19時00分
NEWS小山「野球やってたときに現役時代見てました」日ハム新庄新監督に期待、ふかわは「ツッコミ待ちの表情がたまらない」
11月4日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、新しく北海道日本ハムファイターズの監督に就任する新庄剛志氏の話題となった。新庄氏はアメリカのメジャーリーグから帰国した2004年に日ハムに入団し、06年の引退まで選手として在籍した。昨年には48歳で現役復帰をめざし、12球団合同トライアウトに参加するなど、その動向に注目が集まっていた。 >>新庄剛志氏、日本ハム電撃復帰“匂わせ”? SNS上での異変に憶測の声、テレビ番組では意味深発言も<< 番組では「選手兼監督という形で新契約を結んで頂き」といって否定されるなどユーモアあふれる記者会見の様子も取り上げられた。これを受け、NEWSの小山慶一郎は「やっぱりこう、監督ってこうじゃなきゃいけないみたいなを崩してくれているし」と新庄氏のキャラクターを評した。小山は小中学校と9年間野球をやっていたため、「僕も野球やっていた時に、新庄選手の現役時代見てましたけど、打席立つ時の楽しみとか面白さ」があったと振り返った。さらに、「だって敬遠しちゃう球を打っちゃうんですから。やっぱり何をするんだろうっていう。球界の人気っていうものを新庄監督がどういう風に取り戻していくのか、さらに人気を上げていくのかをちょっと期待したいですね」と語っていた。これには、ネット上で「確かに、新庄に予定調和は通じないんでワクワク感があった」「野球を語る小山くんやっぱり生き生きとしてる」といった声が聞かれた。 ナジャ・グランディーバも「優勝なんかめざさない」という新庄氏の会見の言葉は「型破りな演出すればお客さんが集まる。選手がやる気になる。優勝がついてくる」といった考えが新庄氏にあるのではと背景を推察。 さらに、MCのふかわりょうは会見でボケ倒した新庄氏に、「ボケた後のツッコミ待ちの表情とかたまらないですよね。欲しがってる感じが」とお笑いタレントならではの視点からも評価を加えていた。こちらにも、ネット上では「新庄、笑いのセンス高そう」「新庄効果で野球ファンの外にも届きそうな感じ」といった声も聞かれた。
-
-
スポーツ 2021年11月05日 18時30分
ロッテ訴訟騒動の清田を助けたのは「許そうと思ったから」 G.G.佐藤氏が明かした理由に驚き、疑問の声も
野球解説者で地盤調査会社『トラバース』副社長のG.G.佐藤氏(元西武他)が、5日に自身のnoteに投稿。球団選手としての地位確認や損害賠償をロッテに求める訴訟を東京地裁に起こしたことが4日分かった元ロッテ・清田育宏をサポートしている理由を明かした。 >>ロッテ、佐々木のCS開幕戦抜擢がまさかの裏目に? 突然の“清田問題”再燃で懸念される逆風とは<< 度重なる不倫など球団ルールに反した行動をとっていたとして、5月23日にロッテを契約解除となった清田。佐藤氏は自社球場を貸したり、自ら練習相手を務めたりといった形で退団後の清田をサポートしているが、その理由について「僕自身が2008年の北京五輪で重大な失敗をした経験があるから」と告白した。 佐藤氏は同大会で後逸・落球といったミスを連発し、「日本がメダルを逃した戦犯」として大バッシングを受けた過去を持つ選手。当時は「本当に死にたいと思ったし、消えてなくなりたいとも思いました」と絶望感に襲われたというが、それでも「家族がいる、生活がある。死ぬわけにもいかないし、野球をやるしかない」という思いで必死にプレーを続けたという。 このつらい経験を経て「『失敗した人を許すこと』を心がけるようになった」という佐藤氏。このこともあり「僕が清田を助けるのは、彼の行動を肯定しているからではありません。彼という人間を許そうと思ったからです」、「好きな球団に汚点を残した清田を許せない気持ちは分かる。ヘイト感情もあるでしょう。でも、彼にも養うべき家族がいるし、人生があるのです」と、自身と状況は異なるものの、猛批判にさらされている清田を手助けする考えに至ったという。 また、佐藤氏は「年齢的なことを考えても、今回の裁判を考えても、彼がNPBに復帰できる可能性はほとんどないことなど本人も含めて承知のうえ」とし、「彼がセカンドキャリアに進むうえで、少しでも気持ちの切り替えができるようにしてやりたい」という目的もあるとコメント。プロ野球選手は自身も含めて納得してユニフォームを脱げる選手はほとんどいないという佐藤氏は、「少しでも彼が納得してユニフォームを脱げるための協力をしたいんです」と自身の思いを吐露した。 佐藤氏の投稿を受け、ネット上には「なんでこんな奴助けるのか分からなかったけどそんな背景があったのか」、「最初は話題性狙いだろって思ってたけど相応の理由があったんだな」、「色々とけじめをつけて次の道に進ませてあげたいって言うのは懐が深すぎる」と驚きや称賛の声が寄せられている。 一方、「GGの考えはよく分かったけど、その思いは清田にちゃんと伝わってるのか?」、「清田がこのGGの気持ちを理解してるかは疑問だな、裁判の日付も忘れてるぐらいだし」、「昨日も清田とは話したみたいだけど、改めてnoteに書いた思いを伝える機会を設けた方がいいのでは」と、清田は佐藤氏の思いをよく理解していないのではと疑問視する声も複数挙がった。 「佐藤氏は4日に自社の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿し、提訴報道を受けて清田を呼び出し、話し合いの場を持った旨を告白。その中で佐藤氏は清田がロッテを訴えること自体は知っていたものの、第1回口頭弁論の日程が4日であることや損害賠償を求めることなど知らされていない部分が複数あったことや、清田本人が口頭弁論の日程を忘れていたことを暴露しています。こうしたこともあってか、今回佐藤氏がnoteに記載した思いを清田はあまり理解していないのではないかとみているファンも少なくないようです。なお、佐藤氏は話し合いの場での清田の反応について『ここまで第1回目の口頭弁論というのが取り上げられて、本人もこの状況になると想像できなかったみたい』と明かしつつも、謝罪や弁明があったかどうかについては触れていません」(野球ライター) note内には「結果が駄目でも『全力でがんばったんだから仕方ない』と思わせてやりたい」とも記載している佐藤氏。その思いが清田に響いているかは疑問視しているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてG.G.佐藤氏の公式noteよりhttps://note.com/ggsato_travers『トラバース』の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCRJGUT6ElTd429aEHvELO3Q
-
スポーツ
中日・梅津のクリーンヒットがライトゴロに! 思わぬ珍プレーで勝利をふいに、本人も“小学生以来”と嘆き?
2020年06月15日 17時00分
-
スポーツ
張本氏、ヤクルト奥川を絶賛も「東北はいいピッチャーが出る」発言が物議 「訂正しなくていいの?」の声も
2020年06月15日 12時00分
-
スポーツ
阪神、練習試合でセ・リーグ首位も喜べない? 新助っ人が露呈した不安、矢野監督も“投手頼み”に舵を切るか
2020年06月15日 11時45分
-
スポーツ
ロッテ今年の“チバユニ”決定!二木康太「目立ってカッコイイ」
2020年06月15日 11時10分
-
スポーツ
ロッテ・佐々木、変則日程が追い風に? 松坂・マー君級の才能、「沢村賞」への一歩は踏み出せるか
2020年06月14日 17時00分
-
スポーツ
広島捕手の二塁送球が打者のバットに直撃! 予想外の光景に監督は猛抗議? 二塁送球が思わぬ事態を招いたプロ野球捕手
2020年06月14日 11時00分
-
スポーツ
死球が引き金で暴行劇に発展! ボコボコにされた投手にもまさかの批判? 近鉄助っ人と西武・東尾の大乱闘事件
2020年06月13日 11時00分
-
スポーツ
ソフトB・工藤監督、甲斐の“ファインプレー”で命拾い? 規則違反寸前で「あっ!」、ベンチでのドタバタ劇に反響
2020年06月12日 19時30分
-
スポーツ
西武・森の送球を二遊間が“スルー”! 大量失点に繋がったミスが物議、「普段やってないから迷った?」との声も
2020年06月12日 17時00分
-
スポーツ
楽天・涌井、先発ローテ入りは確実? 「甘く見過ぎていた」他球団の評価も一転、2年続いた不振から復活なるか
2020年06月12日 11時45分
-
スポーツ
新庄剛志が巨人の目論見を粉砕! 常識外れの打撃に長嶋監督もあぜん? 計算づくめで呼び込んだ敬遠球サヨナラ打
2020年06月12日 06時30分
-
スポーツ
元楽天監督・大久保氏、指導者になる気は無かった? 西武・渡辺監督からの突然の誘い、決断まで2週間を要した葛藤を明かす
2020年06月11日 19時30分
-
スポーツ
DeNA・大貫、ファームで5回1失点の好投!ターゲットは逆転開幕ローテーション!
2020年06月11日 17時30分
-
スポーツ
ヤクルト・嶋の二塁送球がしゃがんだ投手に直撃! 3アウト後のプレーにファン困惑、「投手がサインを見落とした?」との見方も
2020年06月11日 17時00分
-
スポーツ
オリックス福田周平が剥離骨折で固定回避も開幕絶望か?
2020年06月11日 15時10分
-
スポーツ
なぜ巨人・湯浅は急成長した? 坂本の立場を脅かすほどの打撃、今後のスカウト基準変わるか
2020年06月11日 11時50分
-
スポーツ
ロッテから移籍の楽天涌井が“古巣”メットライフドームで好投!
2020年06月11日 11時00分
-
スポーツ
ヤクルト村上の復活弾で再注目されるベテランの役どころ 4番の負担を軽くできるか
2020年06月10日 11時40分
-
スポーツ
阪神元コーチ、首脳陣に「中継ぎのローテーション」を提言 セオリーとは異なる戦略に「斬新だな」反響相次ぐ
2020年06月09日 19時50分
特集
-
【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能ニュース
2025年04月28日 19時03分
-
【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
-
-
【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
-
カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分