プロ野球
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スポーツ 2021年04月21日 17時00分
日本ハム・栗山監督に「判断が遅すぎる」ファン激怒 続投させた投手が失点し故障? 試合後コメントにも批判
20日に行われた日本ハム対ロッテの一戦。「8-4」でロッテが勝利したが、日本ハム首脳陣の判断がネット上の日本ハムファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「4-4」と両チーム同点の8回裏の継投策。日本ハムはこの回リリーフエースの宮西尚生をマウンドに送ったが、宮西はロッテ先頭・山口航輝に勝ち越しとなる3号ソロを被弾。2死一塁となったところで宮西は何度か足を気にするそぶりを見せたが、日本ハム・栗山英樹監督は鶴岡慎也一軍バッテリーコーチ兼捕手をマウンドに行かせ、状態を確認した上で続投させた。 しかし、その後宮西が荻野貴司にタイムリー三塁打を浴びると、栗山監督は一転して宮西の降板を決断。ただ、後を受けた玉井大翔が荻野の生還を許したため、宮西は「0.2回3失点・被安打3」で敗戦投手となった。 この栗山監督の継投策を受け、ネット上には「怪我してる可能性もあるのになぜ宮西を続投させたのか」、「多分宮西は『問題ない』って言ったんだろうけど、監督なら今後の試合のことも考えてストップをかけるべきだった」、「荻野に打たれて代えるぐらいなら岡(大海)に打たれた時点で代えとけよ、とにかく判断が遅すぎる」、「もしこれで故障離脱ってなったら今シーズン終了まであるぞ」といった反応が多数寄せられている。 >>日本ハム・万波の円陣動画で中田が炎上?「パワハラにしか見えない」横柄な態度が物議、声出し後にダメ出し集中で批判されたワケ<< 「宮西は2008年のプロ入りから日本ハム一筋でプレーし、昨季までに『734登板・35勝32敗358ホールド11セーブ・防御率2.32』といった数字を残している35歳左腕。今季は『7登板・1勝2敗4ホールド・防御率9.00』と失点が目立っていますが、今回の試合で見られた下半身の不安が不振の原因になっている可能性もあるでしょう。試合後宮西が故障を負ったというような話は伝えられていないのですが、もし今後の試合で状態が悪化し離脱となれば、現在リーグワーストの防御率(5.50)となっている救援陣がさらに苦しい状況に追い込まれることはほぼ確実といえます」(野球ライター) 報道によると試合後、栗山監督は「信頼しているだけなので」と宮西への信頼は変わらないと強調した。ただ、一部からは「信頼した結果傷口を広げたことを理解してるのか?」、「宮西は一度二軍に落として再調整させるべき」との声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月21日 11時30分
ロッテ・佐々木、GW中の一軍デビューは絶望的? 井口監督が危惧するのは高校時代から抱える悪癖か
令和の怪物・佐々木朗希投手の対戦相手はスピードガン? 20日、佐々木朗希が3度目の二軍登板で初失点を喫した。東北楽天・ディクソンに本塁打を浴び、「3回奪三振4被安打2失点2」の内容だった。 「色々なシチュエーションの中で投げることができたので良かったと思います」 試合後のコメントである。奪三振ショーではなく、走者を背負うなど大忙しだった。 前向きに語っていたが、3イニング目を投げ終え、ベンチに戻る際はちょっと首を傾げていた。 しかし、ビジター球場の二軍戦でも“話題”を提供してくれた。2回裏のマウンドだった。先頭打者に投じた4球目、宮城・ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉のセンターバックスクリーンが「158キロ」を表示したのだ。 158キロは、この日の最速。ワンバウンド投球であり、“投げ損ない”のようにも見えた。同球場の観客数は50~60人程度だったが、明らかにざわついていた。 「内野席の後方で見ていたファンもワンバウンド投球であることは分かりました。スピードガンの誤作動かもしれませんが」(地元取材陣) 確かに、その投球に関しては「速い」という印象は受けなかった。だが、これまでのスピードガン表示について思い返してみると、本当に158キロが出ていたのではないだろうか。 >>プロ初登板のロッテ・佐々木に「まだまだ課題はある」球界OBが指摘 無失点投球が称賛も問題視された球質とは<< まず、佐々木が163キロの驚異的な球速を記録したのは、「練習中」だった。高校3年生の4月、高校日本代表候補の合宿練習中の紅白戦でのことで、スタンドに陣取っていたスカウトが持参したスピードガンにそう表示されたのだ。 佐々木の地元・岩手県内のメディア関係者もこう続ける。 「彼が高校1、2年生だったころ、やはり県内の球場で150キロ台後半のスピードが表示されました。でも、スタンドから見る限り、『速い』という印象はなく、観客や関係者は誤作動だと捉えていました」 佐々木の球速、剛速球の威力を疑っているのではない。緊張感で力が入りすぎた時に驚異的なスピードを記録してきたのだ。 「7、8割の力で150キロを超える投球ができるようにというのが、ロッテ首脳陣の育成プランです」(プロ野球解説者) 投げ損ないのワンバウンド投球も、力が入りすぎてのこと。ストライク投球の軌道から大きく外れていたので、「速い」という印象を受けなかったのだろう。 「佐々木が注目される理由は、160キロ超えの剛速球が投げられるからです。本人もスピードを意識している節もあります。『速い』だけでは、相手バッターを抑えることはできません。本人も思いますが、メディアも球速のことをメインに報じるので気にしてしまうのでしょう。リラックスして、回転数の多いボールを投げていけば、一軍でも通用するのに」(前出・同) この二軍戦の結果を聞いた井口資仁監督は「5回以上投げられるようになってから」と語り、一軍昇格の時期を明らかにしなかった。しかし、5月GWシーズンの一軍デビュー計画は否定していない。 「3回で交代させたのは、そういう予定だったからです。次は5回を投げさせると聞いていますが」(球界関係者) 体力的には完投する力は持っているが、「段階を踏んで」ということらしい。スピードガンを意識しなくなったら、怪物の進化はさらに加速するのだが。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年04月20日 21時30分
「野球のことだけ考えて死ね」楽天首脳が中日選手に暴言? 山本昌氏が明かした引退直前のやり取りに反響「愛が感じられる」
野球解説者の大久保博元氏(元楽天監督)が19日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、野球解説者の山本昌氏(元中日)がゲスト出演。中日などで監督を務めた星野仙一さんとの秘話を明かした。 今回の動画で山本氏は、中日で計11年間(1987-1991,1996-2001)選手と監督という間柄で共に戦った星野さんとの思い出についてトーク。その中で、2015年シーズンに当時楽天シニアアドバイザー(同年9月からは同取締役副会長)だった星野さんに引退を報告したところ、現役生活で唯一ほめられたという話を語った。 >>中日・星野監督が落合氏に激怒! 食事をなぎ払い公衆電話を破壊「いつになったら打つんだ!」小松氏が衝撃の光景を暴露<< 現役時代は100勝、200勝と節目の白星を挙げると、誰よりも先にまず星野さんに報告していたという山本氏。しかし、これらの報告をした際に星野さんからほめられたことはなく、星野さんの通算勝利数(146勝)を超えた報告をした時は逆に「当たり前だろこのやろう!」と怒られてしまったという。 2015年シーズン中に引退を決意した時も、真っ先に星野さんに電話で報告したという山本氏。すると、「(星野さんは電話が)鳴った瞬間に『引退の報告だ』って気づいたと思う。だからのっけからすごいほめてくれてね」と今までになく自身をほめてくれたという。 ただ、星野さんは山本氏のことをほめるだけでは終わらず、最後に「野球でお前、ここまでしてもらったんだから、野球のことだけ考えて死ね」と言い放ってきたとのこと。この言葉が一番印象に残っているという山本氏は、「おもしれえ人だな」と星野さんなりの激励と捉えつつ電話を終えたと語っていた。 山本氏は動画で星野さんが自身をMLB球団に移籍させようとしていた話や、星野さんに怒られるメリットについても話している。 今回の動画を受け、ネット上には「ちょっと口調はキツいけど星野さんの愛が感じられるな」、「最後の最後までほめなかったのは、まだまだやれる投手っていう期待の裏返しでもあったのかな」、「昌さんがちゃんと言いつけ守ってコーチとかやってるのもグッとくる」といった反応が多数寄せられている。 「山本氏は1984年から2015年まで中日一筋でプレーし、『581登板・219勝165敗5セーブ・防御率3.45』という成績を残し50歳で引退。引退翌年の2016年から現在まで野球解説者として、メディア上で幅広く活動を続けています。また、野球解説者としての活動のかたわら2018年3月から母校・日大藤沢高野球部の特別臨時コーチを務め、2019年秋季キャンプと2020年春季キャンプでは阪神で臨時コーチとして指導するなど近年は指導者としての活動も増えてきています」(野球ライター) 2018年1月4日に星野さんが亡くなった際、2日後の同月6日に自身の公式ツイッターを通じて「私を野球選手として一人前にしてくれた人、一番の大恩人を失いました」と悼んだ山本氏。星野さんへの感謝の思いは今もなお変わっていないのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg山本昌氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/yamamoto34masa
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スポーツ 2021年04月20日 19時30分
広島・小園の一軍合流で首脳陣の“失言”が蒸し返される? 登録見送りに「呼ぶだけ呼んで使わないのでは」と懸念も
2018年ドラフトで1位指名を受け広島に入団し、昨季まで「61試合・.206・4本・16打点」といった数字を残しているプロ3年目・20歳の小園海斗。20日、その小園が今季初めて一軍に合流したと複数メディアが伝えた。 報道によると小園はこの日、9日に下半身のコンディション不良を理由に抹消されていた松山竜平と共に一軍練習に参加。同日の公示では一軍登録はされなかったが、21日以降の登録はほぼ確実な状況とみられている。 小園は今季開幕二軍スタートとなったが、18日終了時点で「.299・1本・4打点」と3割近くの打率をマークするなど好調。一軍の正遊撃手である田中広輔が「.159・1本・1打点」と深刻な不振に陥っているため、一見すると一軍合流自体に不可解な点は見受けられない。 ただ、小園の一軍合流を受け、ネット上には「先週河田コーチが見てないって言ってたのにここで上げるとは思わなかった」、「一軍登録されなかったのはよく分からないけど、小園には舐めたこと言ってた河田コーチを見返してほしい」、「今回の昇格は河田コーチに対する批判のガス抜きが目的だったりして…」といった広島ファンの驚きの声が多数寄せられている。 >>広島・松山に「その辺の素人と同レベル」ファン激怒 守備ミス3連発の末に負傷交代、佐々岡監督に“スタメン剥奪”を求める声も<< 「河田雄祐一軍ヘッドコーチの名が挙がっているのには、14日に伝えられた小園への発言が関係していると思われます。同日時点で田中が打率『.193』とサッパリだったことから、ファンの間では小園の昇格を求める声が強まっていました。ところが、その小園について河田コーチは『僕はまだ小園を直でじっくり見られていない』、『二軍監督からの情報によれば頑張ってはいるようなんですけど』と現状をあまり把握していないとコメント。これを受けたファンからは『田中が絶不調なのに代役候補の小園を見てないってどういうことだよ』、『もしかして小園をこのまま干す気なんじゃないだろうな』と批判が集まりました。そのこともあってか、今回首脳陣が小園を一軍に呼んだのは、戦力として数えていることをファンにアピールする狙いがあるのではとの意見も散見されます」(野球ライター) 一部では「呼ぶだけ呼んどいて試合では使わないのでは?」という声も挙がっている小園の一軍昇格。首脳陣がどのような起用法を見せるのか、しばらく注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月20日 11時30分
防御率リーグ首位のオリックス中嶋監督「形的には良くなっている…」
先週のオリックスは1勝4敗1分と、大きく負け越してしまった。防御率は3.02とリーグ1位だが、これは田嶋大樹、山本由伸、増井浩俊、山岡泰輔、山崎福也、宮城大弥の先発6人柱が安定しているのが大きい。打線は日替わりだが、チャンスどころで打てない傾向が強く、なかなか先発陣を援護出来ないのが現状だ。【オリックス 4.13-4.18試合結果】対 福岡ソフトバンク福岡・PayPayドーム13日○オリックス(田嶋)7-4(笠谷)福岡ソフトバンク●14日●オリックス(山本)1-4(和田)福岡ソフトバンク○15日●オリックス(増井)3-4(武田)福岡ソフトバンク○対 千葉ロッテ大阪・京セラドーム大阪16日△オリックス(山岡)3-3(二木)千葉ロッテ△17日●オリックス(山崎福)2-7(美馬)千葉ロッテ○18日●オリックス(宮城)2-3(鈴木)千葉ロッテ○※(カッコ)内は先発投手。※21試合6勝12敗3分。5位。首位のソフトバンク、東北楽天と5ゲーム差。 福岡に乗り込んだソフトバンクとの3連戦だが、初戦は田嶋が好投。終盤に打線も爆発したことから快勝。6連戦の頭を最高の形で勝ち取ったものの、2戦目はエース山本由伸を立てるも打線が援護出来ず、3戦目は3点リードを増井が守れずに逆転負け。 本拠地、京セラドームに戻り、ロッテを迎え撃つが、初戦では山岡が中嶋聡監督も「完璧」と称える好投も同点に追いつかれてしまう引き分けスタート。2戦目は山崎福が何とか踏ん張るも中継ぎ陣が踏ん張れず敗れると、3戦目は宮城が好投を見せて1点リードの最終回に登板したヒギンスが4四球の大誤算でまたもや痛い逆転負けを喫している。 中嶋監督は「このままではピッチャーが潰れてしまう。切り替えてやっていくしかない。(チームの)形的には良くなって来てるんですけどね。結果を残すしかないんで。勝たなきゃどうしようもないんで。いい雰囲気だけは作っていきます」と何とかチームの悪い流れを断ち切ろうとしているが、今がチームにとって踏ん張り時なのだろう。主砲候補のロメロが来日したため、二軍での調整が順調に進み、一軍に昇格する日までこれ以上離されない試合をしていくしかない。(どら増田)
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スポーツ 2021年04月20日 11時05分
阪神・梅野の故障で優勝戦線から脱落? 不安だらけの首位攻防戦、矢野監督は新助っ人の緊急昇格も検討か
敵地・東京ドームでの対巨人3連戦を勝ち越せば、開幕ダッシュに成功した強さはホンモノと見ていいだろう。 「正捕手の梅野隆太郎がヤクルト戦(4月18日)で右手親指を故障してしまいました。この3連戦は正捕手不在で戦うことになりそう」(プロ野球解説者) 故障した時だが、気になる点もいくつか見られた。スコアは8対1、7回表、無死一塁の場面で2番手・石井大の投じた一球がワンバウンドし、梅野の右手親指の付け根付近にぶつかった。梅野はそのまま自軍ベンチの方へ右手を見て、自ら退いて行く。後続ピッチャー陣が打ち込まれ、終わってみれば、10対7の僅差になっていた。 梅野は開幕から全試合にスタメンマスクをかぶってきた。“出たがり”の正捕手が自ら交代を申し出たのはよほどのことであり、大勝ムードが一変したのも衝撃的だった。 「昨季は東京ドームで3勝9敗と大苦戦でした。チームは7連勝、2位巨人とは3ゲーム差と優位に立っていますが」(在阪記者) 前出のプロ野球解説者が「一軍登録されている阪神の3人の捕手」を指して、こう言う。 「梅野、坂本誠志郎、原口文仁が登録されていますが、原口は代打要員、捕手として、守備面で待機しているのは坂本だけ。坂本が代わってスタメン捕手を務めるとなれば、二軍から誰か一人昇格させておかないと…」 二軍捕手で最も試合出場数が多いのは、5年目の長坂拳弥。矢野燿大監督が期待する新人・榮枝裕貴の抜てきも考えられる。巨人3連戦での先発が予定されているのは西勇輝、青柳晃洋、秋山拓巳。彼らのピッチングにも正捕手不在の影響が出そうだ。 「矢野監督は一軍コーチ時代、能見篤史(現オリックス)を呼んで、『坂本を育ててくれ』と言っていました。能見は坂本について、『打撃力があるわけでもなく、突出して肩が強いタイプでもない。捕球も配球も平均点、そつなくこなすタイプ。個性のない捕手がアピールするのは大変なこと』と話していました」(球界関係者) 矢野監督は特定の捕手に任せ切るのではなく、「捕手併用制」を理想とする指揮官でもある。昨季序盤戦はその采配が裏目に出て失敗したが、梅野故障の間、併用論をまた仕掛けてくるのかもしれない。 併用論が失敗した場合、巨人を浮上させるだけではなく、開幕ダッシュの好ムードも消えてしまうだろう。 「梅野は今季中に国内FA権を取得します。残留を明言していないのも気になりますが、本当に強いチームは、主力選手を欠いた時にチーム全体でカバーできるものです」(前出・プロ野球解説者) >>阪神・梅野、今オフのFA流出は避けられない? 矢野監督が固執する捕手併用制はV争いにも悪影響か<< 打線にも影響が出そうだ。梅野の打率は2割5分台だが、得点圏打率は6割1分5厘と驚異的な数値を残している。その梅野が7番にいることで、6番・佐藤輝明がフルスイングできているのだ。状況次第では捕手だけではなく、チームに合流して間もないメル・ロハス・ジュニア外野手やラウル・アルカンタラ投手も緊急昇格させることになるかもしれない。 開幕ダッシュに成功した力はホンモノか否か? 敵地で、トラの真価が問われる。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年04月19日 21時30分
侍ジャパン・稲葉監督は抑え投手を召集すべきではない?「思った通りの力を発揮できてない」藤川氏がデメリット指摘も賛否
元阪神で阪神SAの藤川球児氏が、18日放送の『S-PARK』(フジテレビ系)に生出演。番組内での発言がネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の放送で藤川氏は東京五輪を間近に控える侍ジャパンについて、自身が考えるベストオーダーを発表。得点圏打率の高さを理由に阪神・梅野隆太郎を8番に据えたことや、ソフトバンク・栗原陵矢を緊急時の第3捕手として控え野手の1人に選んだことなどについて語った。 >>首位快走の阪神、2008年の悪夢再び? 迫りくる因縁の五輪、稲葉監督は梅野らの大量引き抜きを画策か<< その中で、番組アナウンサーから抑えを本職とする投手が1人も選ばれていないことを指摘された藤川氏。「(選ぶにあたっては)抑えの投手は基本的に入れてません」と、指摘通り本職の抑え投手は1人も選ばなかったと説明した。 藤川氏は続けて、「たくさんの抑え投手が現状のチームでものすごいプレッシャーを背負ってやってるんですよ。なので、そこからさらに重いプレッシャーのかかる国際大会に行くと、思った通りの力を発揮できてない(投手も多い)」とコメント。抑え投手は普段からチームの勝敗を左右する重圧のかかる状況で投げているため、さらに重圧が増す国際大会では本来の投球ができなくなる例が少なくないことが不選出の理由と主張した。 本職の抑え投手を選ばずに、先発・リリーフの経験があるオリックス・山本由伸を国際大会限定の抑えとして選んだという藤川氏。その一方で、「もし田中投手が抑えにいければ、山本投手をセットアップに入れて使うこともできる」と、2013年にシーズン・日本シリーズで抑え起用された楽天・田中将大を守護神にすればさらに起用の幅が広がるとも語っていた。 今回の放送を受け、ネット上には「既にチームを背負ってる投手に日の丸まで背負わすべきではないって考え方は無かった」、「藤川は何回か国際大会出てる(2006・2009WBC、2008年北京五輪)から、守護神がどれだけ大変か身に染みてるのかもしれない」、「言われてみれば国際大会で苦しむ抑え投手は少なくない気がする」、「マー君抑え起用は意外とアリかも、2013年の日シリみたいに雰囲気を一変できる可能性もあるし」といった反応が多数寄せられている。 一方、「普段から重圧の中投げてる守護神の方が国際大会でも計算を立てやすくないか?」、「山崎(康晃/DeNA)とかは国際大会でも普通に投げてるぞ、結果出せるかはあくまで個人次第なのでは?」、「マー君や山本を抑えにしようとしているところをみると、先発やセットアッパーの苦労は何も考えてないことがうかがえる」、「『チームでの抑えもキツいのに国際大会もなんて…』とか言うような弱気な選手には別に代表入りしてもらわなくてもいい」と否定的なコメントも複数見受けられた。 「藤川氏は侍ジャパン入りした抑え投手は苦しむ傾向にあると主張しましたが、2015年プレミア12では4名中3名が失点を喫するなど主張通りの展開となっています。ただ、2017年WBCでは失点したのは3名中1名のみ。また、2019年プレミア12では本職の抑え投手として唯一選出された山崎が無失点だったため、好不調は個々人次第ではないかと疑問を抱いているファンは少なくないようです。また、日々の試合で重圧がかかっているのは何も抑えだけではないと異議を唱えているファンも散見されますね」(野球ライター) 東京五輪で野球競技がスタートする7月28日まであと約3カ月。侍ジャパンを率いる稲葉篤紀監督は、どの選手を守護神としてメンバーに召集するのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月19日 19時35分
日本ハム・中田の打撃“若手に悪影響”と指摘 岩本氏、ドラ1・早川相手の“3タコ”に苦言 前回対戦と真逆の結果になったワケは
野球解説者の岩本勉氏が、18日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演。日本ハム・中田翔の打撃に苦言を呈した。 今回の番組で岩本氏は、同日に行われ楽天が「4-1」で勝利した日本ハム対楽天の一戦を解説。その中で、中田が楽天先発・早川隆久に「3打数無安打」と抑え込まれたことも打線が機能しなかった一因だったと語った。 同戦では早川が左腕ということもあり、近藤健介を除き全員右打者でスタメンを組んだ日本ハム。右打者8名の中で前日もスタメン出場したのは中田、大田泰示(対早川は3打数1安打)の2名だけだったが、岩本氏は「普段レギュラーとして出ている打者陣(中田ら)の工夫が足りなかった」と苦言を呈した。 岩本氏は続けて、「しっかりボールを引き付けて、もしくは(打席の中で)投手寄りに立ってセンターから右方向に打ち返す。そういう工夫も必要ではないかと(思った)」とコメント。早川は最速155キロの直球に加えチェンジアップ、カーブといった変化球も持ち味の投手だが、中田らは打席で前寄りに立って変化球が落ち切る前に捉えられるようにする、球を引き付けて逆方向へ打ち返すことを意識するよう心がけるべきだったと指摘した。 また、岩本氏は「主軸の打者が(相手の)思うようにアウトを取られてると、他の若い右打者たちも『あれ? そんなに投手いいのかな?』と嫌な錯覚を起こしたりする」と、主軸打者がすんなりと打ち取られると他の打者の精神面にも悪影響が及ぶと主張。その上で、「(中田らには)相手投手、バッテリーが嫌がるような節(工夫)をもう1つでも2つでも見たかった(見せてほしかった)」と語っていた。 >>日本ハム・万波の円陣動画で中田が炎上?「パワハラにしか見えない」横柄な態度が物議、声出し後にダメ出し集中で批判されたワケ<< 今回の放送を受け、ネット上には「大田は1安打だからともかく、中田は3打席全て何も見どころが無かった」、「昨日2本塁打だったのに今日はからっきし、中田の復調はまだ時間がかかりそうだな」、「中田は前回早川を打ったから、『今日も打てるだろ』って油断したのでは?」といった反応が多数寄せられている。 「今回岩本氏からやり玉に挙げられた中田ですが、前回早川と対戦した3月28日・楽天戦では『3打数2安打』と結果を残しています。この試合で中田は第2打席でチェンジアップを捉え左安、第3打席ではスライダーを打ち返し左二塁打としました。ただ、18日の試合では第1打席でカットボール、第2、3打席ではストレートを打ってそれぞれ凡打に打ち取られていますので、早川が前回から攻め方を変えそれに対応できなかったという見方ができるのではないでしょうか」(野球ライター) 18日終了時点で「.194・2本・7打点」と打率が2割を切っている中田。「5勝11敗3分・勝率.313」でリーグ最下位に沈んでいるチームとしては、一刻も早い復調が待たれるところだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月19日 17時30分
DeNA、ソト&オースティンコンビがお目覚め? 開幕から苦戦も外国人パワーで反撃開始!
開幕から苦しい戦いが続いてしまっているベイスターズだが、待望の外国人、ネフタリ・ソト&タイラー・オースティンが徐々に復調。遅ればせながら反撃の体制が整ってきた。 本来なら打線の核としての役割が期待されていたソト&オースティンの長距離砲コンビだが、新型コロナの影響で来日が遅れ、やっと登録されたのが4月13日。代打からスタメンと出場機会を増やし、少しずつチームにフィットしてきた印象だ。 8連敗中ともがくベイスターズは18日のジャイアンツ戦、終盤7回で0−2のビハインド。嫌な雰囲気が横浜スタジアムに漂う中、ソトのバットが火を吹いた。「打ったのはフォークです。低めの球でしたが、うまく捉えることができました」と振り返る一打は、体勢を崩されながらもボールをバットに乗せ、白球はレフトスタンドへ。すると8回、デッドボール、送りバント、進塁打とジワジワとランナーをサードまで進め、オースティンがサード強襲の同点打。「みんなが繋いでくれたチャンスだったので、貢献できて良かった」とチームファーストの彼らしくコメントもイケていた。 ソトは打率.176、オースティンは打率.235とまだ数字は上がってきていないが、今シーズンは練習試合やファームの試合の実戦形式の経験は皆無。完全なぶっつけ本番で一軍に合流し、ともに打席に18回しか立っていない状況だけに仕方がないと言えよう。 昨年は開幕が遅れる変則日程で、開幕前の実戦形式練習が少ない状況の中、アレックス・ラミレス前監督は「主力バッターは30から40打席立たないと、バッティングの感覚はつかめない」と常々口にしていた。自らの経験に基づいたその言葉は、本当にそれに近い状況になっただけに信憑性は高い。順調に行けば来週末あたりには、40打席近くに届くと見られるソトとオースティン。彼らの調子が上向くとともに、三浦ベイスターズの反撃の狼煙も上がって行くはずだ。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2021年04月19日 15時30分
甲子園の審判団に「阪神をひいきするな」ヤクルトファン激怒 藤浪ら死球連発の犠牲に? 今季初の警告試合宣告に反発相次ぐ
18日に行われたヤクルト対阪神の一戦。「10-7」で阪神が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが警告試合の宣告だった。 「10-7」と阪神3点リードで迎えた8回裏2死、ヤクルト5番手・梅野雄吾が阪神・大山悠輔の腰に死球をぶつける。直後、審判団は「ただ今の投球に関して、両チームに警告を出します。警告試合にいたします」と、今季12球団の試合では初となる警告試合を宣告することを場内にコールした。 警告試合は試合中に危険なプレーが発生した際、審判団がその後に死球やスライディングといった報復行為が行われる危険性があると判断した試合のこと。審判は宣告すれば故意・過失に関係なく、その後報復行為と判断できるプレーを行った選手やそのチームの監督に退場を宣告することができる。 同戦では7回表に阪神3番手・岩貞祐太が村上宗隆に、8回表には同4番手・加治屋蓮が塩見泰隆にそれぞれ死球を与えていた。そのため、審判団は梅野の死球を阪神側への報復行為と捉え、報復行為の応酬を防ぐために警告試合を宣告したものと思われる。 ただ、警告試合の宣告を受け、ネット上には「なぜヤクルト側が1回当てただけで警告試合になるんだ」、「阪神はそれまで4与死球だったのに何も無かったのは意味が分からない」、「阪神が一方的にぶつけまくっても警告試合にならず、ヤクルトが1個ぶつけたら即警告試合っていうのは腑に落ちない」、「ヤクルト側は被害者なのにこの判断は酷すぎる、阪神をひいきするなよ」といったヤクルトファンからの苦言や批判が多数寄せられている。 >>バレンティンと矢野監督のバトルにヤクルト選手が爆笑! コーチの制止も無視? 上田氏が“飛び蹴り乱闘”の裏話を暴露<< 「今カード(16~18日/17日は雨天中止)の阪神は16日の試合でも、先発・藤浪晋太郎が4回表に山田哲人、6回表にも塩見にそれぞれ死球を与えています。18日の試合を含めると死球が4ということもあり、ヤクルト側が1つ死球を与えただけで警告試合が宣告されたのは納得できないというヤクルトファンも少なくないようです。なお、18日の試合では塩見が死球となった直後に審判団が集まり協議を行っていますが、この時点で警告試合を出すべきだったという声も散見されます。ただ、ここで警告を出していたとすると、おそらく梅野は退場になっていたと思われますので、ヤクルト側の死球を受けて『これ以上は報復合戦になる』と判断した審判団の判断はあながち間違いではないという見方もあります」(野球ライター) 阪神の死球連発については、ヤクルト・高津臣吾監督も18日の試合後に「故意ではないと思うけれど、あまり多いと気分は良くないね」と憤っていたと伝えられている。両チームの次カードは5月3~5日に予定されているが、今カードのように死球が続出するのかにも注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人
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.350、22本、106打点…メジャー1年目の日本人野手が残した打撃記録、筒香・秋山は更新なるか?
2020年01月12日 18時00分
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スポーツ
西武・松坂、一軍キャンプ投入は危険? 渡辺GMの意味深発言、昨季未登板の内海とも明暗分かれるか
2020年01月11日 17時30分
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スポーツ
日本ハム・中田も怯える「プロ野球選手寮」 心霊現象の頻発、球団が対応に追われたケースも?
2020年01月11日 11時00分
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スポーツ
阪神、現コーチ陣には存在意義がない? 山本昌待望論が渦巻く春キャンプ、秋に敷かれた“かん口令“も継続か
2020年01月10日 11時40分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能ニュース
2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分