プロ野球
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スポーツ 2021年04月15日 11時10分
DeNA、助っ人コンビの復帰が東京五輪にも影響? “打点王ルーキー”の処遇を稲葉監督も注視か
ルーキーの孤軍奮闘が、東京五輪を戦う侍ジャパンのメンバー編成にも影響を与えそうだ。 4月14日の東京ヤクルト戦も落とし、5連敗。DeNAは今季最多の借金9で最下位に沈んでいる。そんな中で、開幕から全17試合に3番で出場し、同日も逆方向の右翼席に5号ソロアーチを放ったのが、新人の牧秀悟内野手(中央大)だ。 「日本代表の稲葉篤紀監督が視察しています。お目当てはヤクルトの山田哲人選手だったようですが」(スポーツ紙記者) 同日の山田は2本の本塁打を放ち、稲葉監督にもしっかりとアピールができたようだ。しかし、最下位・DeNAの中で猛打を振るう牧にも興味を示していた。 >>中日・大野の五輪代表入りは当確? 稲葉監督との意味深なやり取り、その裏にある不安要素とは<< 「牧の代表招集は十分にあり得ます。大学日本代表の4番でもあり、NPBスタッフも当時の活躍を見ています」(球界関係者) 目下、牧の「打点17」はリーグトップ。DeNAの三浦大輔監督も「牧の前に走者をためて」と、その勝負強さを認めていた。 ところが、である。その牧の守備位置が変更になりそうなのだ。侍ジャパンの常連メンバーとの兼ね合いも考えなければならなくなった。 「試合後、三浦監督は(この日代打で今季初出場した)ソト、オースティンの両外国人選手のスタメン起用も示唆していました。外野手のオースティンはともかく、ソトと牧を同時に使うとなれば…」(前出・同) ソトは2018、19年の本塁打王であり、昨季も本塁打25、打点78を稼いだ優良外国人選手である。しかし、守備がヘタクソで、三浦監督は「負担の少ない一塁手に固定」との構想だった。一連の新型コロナウイルス禍で来日が遅延し、「一塁・牧」でスタートしたのだが、構想通り、ソトを一塁に回すとなれば、牧のポジションを考えなければならない。 「いや、牧は元々二塁手です。大学時代と同じ二塁を守らせればいいだけのこと」 多くの関係者、特にDeNAサイドからそんな声が聞かれた。 二塁・牧。これを侍ジャパンに重ねてみると、ちょっと厄介なことになる。広島・菊池涼介、ヤクルト・山田とポジションが重複してしまう。守備の名手・菊池だが、今季は打撃も好調だ。打線の得点能力を考えると、山田を外すことはできない。これまで、侍ジャパンは「二塁・菊池、一塁・山田」というポジションで、何度か打順を編成してきた。ここに牧が加わると、指名打者を予定していた他選手の起用にも影響してくる。 牧の代表招集は、注目ポイントとなりそうだ。また、DeNAの両外国人選手のスタメン起用について、批判的な意見もある。 「チーム防御率が4点台後半。12球団ワーストです。外国人選手をスタメン起用する目的は打線強化であり、投手陣の失点を打撃で補おうとしているのでしょう。気になるのは、オースティン、ソトの2人にまだ実戦感覚が戻っていないこと」(前出・プロ野球解説者) 両外国人選手のスタメン起用がマイナスに転じてしまうかもしれない。ソトを本来の二塁手でスタートさせ、様子を見る選択肢も考えられるが、打撃好調の牧の打順だけは動かさない方が良さそうだ。 オースティン、ソトが本調子になるまでは…。三浦監督、稲葉代表監督の視線が牧のバットに注がれている。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年04月14日 20時30分
中日監督が体たらくな選手に激怒「覚悟しとけ!」 小松氏が明かした暴力指導に「今なら一発アウト」ファン驚愕
野球解説者の大久保博元氏(元楽天監督)が13日に投稿したユーチューブ動画に、野球解説者の小松辰雄氏(元中日)がゲスト出演。現役時代に目撃した星野仙一さんの恐ろしさを明かした。 今回の動画で小松氏は、自身の現役時代に中日を率いていた星野さんの思い出についてトーク。その中で、バッテリーを組んだ同僚捕手・中村武志氏(元中日他/現中日一軍バッテリーコーチ)が星野さんの鉄拳制裁を恐れるあまり、試合中にサインが出せなくなったという話を語った。 >>中日・星野監督が落合氏に激怒! 食事をなぎ払い公衆電話を破壊「いつになったら打つんだ!」小松氏が衝撃の光景を暴露<< 中日一筋(1978-1994)で現役生活を送った61歳の小松氏と、中日(1987-1991,1996-2001)、阪神(2002-2003)、楽天(2011-2014)で監督を務めた星野さん。両者は1987年から1994年にかけ、選手と監督という間柄で共に中日で戦っている。 就任直前の1986年は5位だったチームに不甲斐なさを感じていたのか、星野さんは同年オフの就任直後のあいさつで選手たちに「覚悟しとけぇ!」と言い放ったという。その言葉通り、星野さんは就任以降厳しい態度でチームを指揮したが、その中で星野さんから鉄拳制裁を受ける選手も少なくなかったという。 特に星野監督から手を上げられていたのは、山本昌氏(元中日/現野球解説者)と中村氏の2名だったという。山本氏についてはあまりにも星野さんに殴られすぎて途中からトレーナーが回数を数えるようになったという。中村氏は試合のイニング間に星野さんに顔面を殴られないよう、キャッチャーマスクを装着したままベンチに帰ってきていたことがそれぞれ印象に残っていると語った。 また、小松氏は中村氏とバッテリーを組んだある試合中、中村氏が配球のサインを出せなくなったこともあると告白。サインを出す指先がこわばっている様子を見た小松氏が不審に思いマウンド上に呼ぶと、中村氏が「指が折れません…」と言ってきたため、それ以降は小松氏がサインを出す形で配球を組み立てたという。 星野さんは投手が打たれた場合でも、捕手の中村氏を怒ることがほとんどだったという小松氏。「イップス(のよう)になってる。何(の球種のサインを)出しても打たれると思ったんだろうね」と、星野さんに怒られたくないという恐怖心が原因だったのだろうと推測していた。 小松氏は動画で巨人戦での完封後に星野さんからもらったプレゼントや、春季キャンプ中に星野さんから罰金をとられた話についても語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「プレーに支障が出るほどの暴力はヤバい、指導や体罰の域を超えているとしか思えない」」、「イップスというよりはPTSD(心的外傷後ストレス障害)みたいな症状だな」、「山本の話も中村の話も、今なら完全に一発アウトだろう」、「常に監督のパワハラにおびえながらプレーしなきゃいけないって地獄過ぎる」、「星野監督はあまりに選手に手を出し過ぎて、助っ人から直接文句言われたって話もあったような気がする」といった反応が多数寄せられている。 「星野さんは中日を率いた計11年間で優勝2回、Aクラス8回という実績を残した監督。ただ、この間は小松氏も名を挙げた山本氏、中村氏をはじめ多くの選手に手を上げており、殴られなかったのは立浪和義氏(元中日/現野球解説者)だけだったともいわれています。また、1997年には当時チームに所属していた助っ人・パウエルが『自分がそんなに強いと思うなら、私を殴ったらどうだ』と身を挺して暴力行為を止めるよう進言したという話も広く知られています」(野球ライター) 監督生活の中では、中日監督時代が最も血気盛んな時期だったともいわれている星野さん。現球界ではまず考えられない暴君ぶりに驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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スポーツ 2021年04月14日 15時30分
楽天・辰己に「完全なボーンヘッド」ファン激怒 敵野手の動きを見ていなかった?「マーティンの肩を舐めすぎ」と苦言も
13日に行われた楽天対ロッテの一戦。「6-2」でロッテが勝利したこの試合で、楽天のプロ3年目・24歳の辰己涼介が見せたプレーがネット上の楽天ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「1-3」と楽天2点ビハインドで迎えた6回裏1死でのプレー。この場面で打席に入った辰己は、ロッテ先発・石川歩の4球目を捉え右翼前へ。反撃の足掛かりとなるヒットを打ったかと思われた。 ところが、打球の球足が遅かったため二塁を狙えると思ったのか、辰己は一塁を大きくオーバーラン。これに気付いたロッテ右翼・マーティンはすぐさま一塁にノーバウンドで返球。辰己も慌てて一塁に戻ろうとしたが間に合わず、ベースカバーに入っていた石川にタッチされアウトとなってしまった。 自らのヒットを無駄にした辰己のミスを受け、ネット上には「せっかくのヒットを自分で潰すって何やってんだ」、「ヒット打った後はマーティンの動きを全く見てなかったんだろうな」、「次の塁を狙う姿勢はいいが、さすがにマーティンの肩を舐めすぎだろ」、「完全なボーンヘッドと言わざるを得ない、こんなことしてるようじゃそりゃ試合にも勝てんよ」といった反応が多数寄せられている。 >>楽天・辰己が則本に「なんか悪いことしたんか」不倫報道を揶揄? お立ち台発言にスタンド騒然、「茶化すことじゃない」と反発も<< 「今回辰己を一塁で刺したマーティンは、現在リーグトップの7本塁打をマークしている強打者。その一方で、昨季リーグトップの補殺数(8個)を記録した強肩の持ち主でもあり、今季も同戦前時点で補殺数がリーグ2位タイ(2個)となっていました。辰己も昨季まで2年連続で2ケタ盗塁をクリアするなど足は速い選手なのですが、もしかしたら多少の油断が生じていたのかもしれません。なお、今回の場面ではロッテ一塁・山口航輝が辰己の打球に飛びつき転倒した後、すぐに石川がマウンドからベースカバーに入っています。しかし、辰己はそのことに気付かないまま『一塁手がベースから離れているから刺されないだろう』とオーバーランしてしまった可能性も考えられます」(野球ライター) 辰己はタッチアウトにされた直後、片膝をつきながら苦笑いで天を仰いでいる。本人としても非常に悔やまれるミスになったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月14日 11時10分
巨人・原監督、サンチェスを菅野に代わる新エースに? “ノーヒットワンラン”目前での交代は計算通りか
「珍記録」だった。巨人のエンジェル・サンチェス投手が、8回途中まで“ノーヒットワンラン”の快投を見せた(4月13日)。「ノーヒット」ということで、ちょっとした混乱も生じていた。 8回表、中日の攻撃中。先頭打者をレフトフライに仕留めると、原辰徳監督がベンチを出た。球審に投手交代を告げると、球場から「えっ~!?」の悲鳴が聞こえた。サンチェスは1本のヒットも許していない。ノーヒットノーランと勘違いしたのかもしれない。 「米国と日本では、ノーヒットノーランの定義が異なります」(野球アナリスト) 日本ではノーヒットノーランの「ラン」は得点を意味する。つまり、サンチェスは完投・完封ができなかっただけ。それに対し、米国では相手チームに得点を許しても、ノーヒットノーランは成立する。敗戦投手になっても、だ。 実際、取材陣の中にも“日本式”を間違って記憶していた者もいた。筆者も日米の記録について勉強し直した側だが、今季のサンチェスを高く評価する声も多い。来日2年目、その躍進も「日本式」にあった。 「ようやく、日本の公式球やマウンドに慣れたようです。韓国球界にいたころから親日家を自称していましたが、日本のボールをしっかりコントロールできるようになりました」(プロ野球解説者) 過去、日本の公式球に戸惑う外国人投手は何人もいた。革の品質が高く、かつ丁寧に製造されているため、海外の公式球とは比べ物にならいほどクオリティーが高い。また、グラウンド整備もきめ細やかに行われており、外国人投手はマウンドに上がると、「柔らかい」と感じるそうだ。 「どちらがやりやすいかと聞かれれば、日本です。ただ、ピッチャーはボールが異なると、変化球の曲がり加減も変わるので戸惑ってしまいます。個人差はありますが、外国人投手は短期間で修正してきました」(前出・同) サンチェスは「時間が掛かるタイプ」なのかもしれない。韓国球界に在籍していた時もそうだった。1年目はパッとしなかったが、2年目に17勝を挙げている。 「サンチェスには100球前後で交代させる旨を伝えていたようです。でも、『ノーヒット』を続ける投手の後に投げるので、ブルペンに待機していた投手は緊張していましたが」(球界関係者) 特に、2番手でマウンドに上がった中川皓太は緊張していたという。9回はデラロサが引き継いだが、待機していた他のリリーフ投手はゲームセットがコールされるまでブルペンを引き上げなかったそうだ。 通常の試合以上に緊張感のある継投試合となったようだ。 >>負け越しなのに巨人を「やっぱり力を感じる」と評価? 井端氏が古巣を擁護も「さすがに無理がある」ファンからは呆れ声<< 「エース菅野の調子がイマイチなので、サンチェス中心のローテーションに組み直されると思われます」(前出・プロ野球解説者) 試合前、来日の遅れていたテームズ、スモークの両スラッガーがチームに合流し、フリー打撃で快音を響かせていた。4月20日の阪神戦からの試合出場も囁かれていた。 ちょっと急ぎすぎている感もしないではないが、今、チャージを掛けなければ阪神が独走してしまう。巨人浮上のカギは“外国人選手”ということになりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年04月13日 21時30分
元阪神・井川、敵打者への苦手意識を死球で克服? まさかの体験談に反響、「藤浪とは真逆」の声も
野球解説者の上原浩治氏が12日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、現在未所属ながら現役を続行している井川慶(元阪神他)がゲスト出演。野球解説者の立浪和義氏(元中日)にまつわるまさかのエピソードを明かした。 今回の動画で井川はNPB・MLBでのプレー中に、自身が苦手としていた打者を7名挙げそれぞれの選手についてトーク。その中で名を挙げた立浪氏への苦手意識を、死球で払拭したという話を語った。 >>中日・星野監督が落合氏に激怒! 食事をなぎ払い公衆電話を破壊「いつになったら打つんだ!」小松氏が衝撃の光景を暴露<< これまで阪神(1998-2006)、ヤンキース(2007-2011)、オリックス(2012-2015)、関西独立・兵庫(2017)でプレーしている41歳の井川と、中日一筋(1988-2009)で現役生活を送った51歳の立浪氏。両者は1998年から2006年にかけセ・リーグでしのぎを削っている。 その立浪氏には当初「6の6(6打数6安打)とか7の6(7打数6安打)とかそのぐらい打たれてた」とかなり打ち込まれていたという井川。しかし、ある対戦時に意図せず死球をぶつけてしまったことを境に苦手意識がかなり払拭されたという。 井川によると、立浪氏は死球後の対戦では再びぶつけられることを恐れたのか、腰が引けるような打撃フォームになったとのこと。死球以降の対戦成績については触れなかったが、当時の井川は「全然狙ってないけど、(死球を)与えてこんだけ(打撃フォームが)変わるなら『使えるな』と思った」という。 井川がここまで話した後、上原氏は「(それから)苦手なバッターには『当てたれ』って思ってた?」と質問。井川は他の打者に意図的に死球を当てたかどうかは明言しなかったが、「『困ったな』と思って(投げてた)」と体近くの厳しいコースには投げていたと語っていた。 井川は動画で全ての持ち球をホームランにされたNPB打者やストライクを取るのに苦労したMLB打者についても話している。 今回の動画を受け、ネット上には「死球をきっかけに苦手意識が無くなるなんて聞いたことない」、「普通は投手側の方が『またぶつけたらどうしよう…』って弱気になりそうなものなのに」、「一度の死球で腰が引けるってことは相当痛かったんだろうな」といった反応が多数寄せられている。 一方、「黒田へのビーンボールをきっかけに制球難になった藤浪とは真逆だな」、「藤浪も井川のようなメンタルを持っていればまた違ったのかもしれない」、「際どい球は逆に利用しろってあの当時の藤浪に教えてほしかった」と、阪神・藤浪晋太郎を絡めたコメントも複数見受けられた。 「一部ファンが藤浪を引き合いに出しているのは、2015年4月25日・阪神対広島戦が関係していると思われます。同戦に先発した藤浪は2回裏、広島先発・黒田博樹氏に2球連続で死球すれすれの抜け球を投じてしまい、これに黒田が激昂したことから乱闘寸前の事態に発展。同戦以降の藤浪は暴投を恐れ過ぎたのか四死球を連発し、2015~2016年の2年連続でリーグワーストの与四死球数を記録してしまいました。藤浪は2017年以降も制球難に苦しみ、今季も11日終了時点でリーグワーストタイの与四死球数(12個)となっています」(野球ライター) 黒田氏への暴投をきっかけに、一時はイップスに陥ったのではという見方もされていた藤浪。井川氏のように死球や暴投を「使える」と思えていれば、制球難に陥ることもなかったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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スポーツ 2021年04月13日 20時30分
負け越しなのに巨人を「やっぱり力を感じる」と評価? 井端氏が古巣を擁護も「さすがに無理がある」ファンからは呆れ声
野球解説者の井端弘和氏(元巨人他)が、12日放送の『徳光和夫の週刊ジャイアンツ』(日テレジータス)にゲスト出演。番組内での発言がネット上の巨人ファンの間で物議を醸している。 今回の番組で井端氏は、6~11日の6試合で「2勝4敗」と負け越した巨人の戦いぶりについてトーク。11日・広島戦で今季初ホームランを放った岡本和真への見解や、今後のシーズンで優勝争いのライバルとなりそうな球団などを語った。 その中で、井端氏はこの6試合での巨人の良かった点について、「2連敗して勝つ、広島にも2連敗して勝つっていう、3連敗しなかったというところがやっぱり力を感じますよね」とコメント。巨人は6~8日の対阪神3連戦、9~11日の対広島3連戦共に2連敗後に1勝という形での負け越しを喫したが、井端氏は3連敗しなかったところに地力を感じたと評価した。 また、井端氏は「今ジャイアンツは選手も非常にそろってませんし、その中では価値ある2勝4敗だったかなと思いますけどね」とも発言。巨人は現在丸佳浩、中島宏之、ウィーラー、若林晃弘の4名が新型コロナ陽性のため離脱中だが、井端氏はその状況で首位阪神、2位広島との6連戦を2勝4敗で終えたのは上出来ではないかと主張していた。 >>中日主力に監督が激怒「走らんでええ!」 井端氏が明かした理不尽な指示にファン驚き「志願じゃなくて強制だったのか」<< 今回の放送を受け、ネット上には「確かにずるずると6連敗しなかっただけでも御の字だと思う」、「離脱選手や新助っ人が合流すればいくらでも上がり目はありそう」、「勝敗はまだ五分(6勝6敗3分)だから、フルメンバーがそろうまで何とか耐えて欲しい」といった反応が多数寄せられている。 一方、「負け越してるのに力があるっていう擁護はさすがに無理がある」、「菅野(智之)も未だに勝ててないのにどこに力があるんだ」、「ファンとしては2勝4敗でも大丈夫なんてとても思えない状況なんだが…」と否定的なコメントも複数見受けられた。 「対Aクラス6連戦で何とか大負けは回避した巨人ですが、6戦中5戦は3得点以下に終わり、チーム打率も『.218』でリーグワーストと打線の迫力が今一つ。また、打線が湿っている影響からか、エース・菅野も9日・広島戦で『7回2失点・被安打4』と好投を見せながら敗戦投手となり、今季初白星をつかむことはできませんでした。巨人は先発防御率がリーグ2位タイ(2.95)、救援防御率がリーグ3位(2.66)と投手陣は頑張っているのですが、そんな中での勝率5割ということで今後の戦いに危機感を募らせているファンは少なくないようです」(野球ライター) 離脱中の4名は今週中に二軍で実戦復帰する見込みで、13日には新助っ人野手のスモーク、テームズが一軍に合流したことも伝えられている巨人。貧打解消への道筋は整いつつあるといえるが、果たして打線の状態はどこまで上がるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月13日 15時45分
阪神ドラ1・佐藤に「今の形じゃ絶対打たれへん」 金村氏が対DeNA戦で見抜いた問題点を指摘、このままだと新人王も絶望的?
野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、12日放送の『上泉雄一のええなぁ!』(MBSラジオ)に生出演。番組内での発言がネット上の阪神ファンの間で物議を醸している。 金村氏は週末のスポーツニュースを語る番組内のコーナーで、9~11日の対DeNA3連戦で3連勝を飾った阪神についてトーク。同期間で「.556」と打撃好調だったドラ6・中野拓夢への期待や、13日から始まる対広島3連戦の展望などを語った。 >>阪神・マルテにまさかの退団説が浮上? 迫りくる大物助っ人の合流、矢野監督の決断次第でチームは暗転か<< その中で金村氏は、11日終了時点で「.196・3本・5打点」と打率2割を切っているドラ1・佐藤輝明を「内容が悪すぎる」と懸念。「(相手捕手に)ワンパターンのインハイ中腰構えられて、もうボール球どんだけ振ってるか」、「もうレフトにホームラン今の形じゃ絶対打たれへんから。ムキになってインハイ打ちにいきよるから」と、内角高めの球を強引に打ちにいき過ぎていると指摘した。 金村氏は続けて、「横浜(DeNA)の牧(秀悟)に新人王獲られてまうで。(現状では)牧の方がはるかに素晴らしいよ、広角に打ってるから」、「佐藤は(オープン戦では)広角に打てたのに、今は右(ライト)のポール(際)にファール打ちにいってるようなスイングになってる」とコメント。内角を強引に引っ張る打撃を矯正できなければ、11日終了時点で「.383・4本・14打点」をマークしているDeNA・牧に新人王をさらわれることになると危惧していた。 今回の放送を受け、ネット上には「確かにいつまでインハイのボール球振ってるんだって不満はある、三振もリーグワースト(24三振)だし」、「DeNA3連戦はぼちぼち打ってた(3連戦中の打率は.308)が、調子が出てくるにはまだまだ時間がかかりそうだな」、「高めのボール球を冷静に見送れるようになったら、三振が減って率も稼げるようになるのでは」といった反応が多数寄せられている。 一方、「まだ15試合しか終わってないのに、新人王がどうだとかケチつけるのは気が早すぎる」、「大事なのは阪神の主軸に成長できるかであって、新人王を獲れるかでは無いだろ」、「阪神選手が新人王獲るとロクなことにならないからむしろいらない」と否定的なコメントも複数見受けられた。 「2000年以降の阪神は、赤星憲広氏(.292・1本・23打点/2001年)、上園啓史氏(8勝5敗・防御率2.42/2007年)、高山俊(.275・8本・65打点/2016年)と3名の新人王を輩出しています。ただ、このうち上園氏は翌2008年からNPBで最後にプレーした2015年までわずか7勝しか挙げられず、高山も翌2017年から昨季までの通算打率が『.238』と今一つ。また、赤星氏は翌2002年から2009年までに通算1148安打を記録するなど活躍しましたが、2009年の試合中に脊椎を痛めたことが原因で同年限りでの引退を余儀なくされました。過去の新人王選手が不振や故障に泣かされていることもあってか、佐藤には新人王を獲ってほしくないと思っているファンは少なからずいるようです」(野球ライター) 11日の試合後、「しばらくは同じ攻めをされると思うが、しっかり対応したい」と語ったことが伝えられている佐藤。「.302・6本・9打点」をマークしたOP戦のような打撃を取り戻すことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月13日 11時30分
オリックス宮城大弥ら先発陣好投も課題は打線、中嶋監督「上がっていくことだけを考える」
先週のオリックスは借金返済からの貯金生活も狙えたが、接戦を勝ち切れず借金を増やしてしまった。【オリックス 4.6-4.11試合結果】対 千葉ロッテマリーンズ千葉・ZOZOマリンスタジアム6日△オリックス(田嶋)3-3(小島)千葉ロッテ△7日●オリックス(増井)2-9(岩下)千葉ロッテ○8日○オリックス(山本)5-1(本前)千葉ロッテ●対 北海道日本ハム大阪・京セラドーム大阪9日●オリックス(山岡)1-2(金子)北海道日本ハム○10日●オリックス(山崎福)2-5(上沢)北海道日本ハム○11日△オリックス(宮城)4-4(加藤)北海道日本ハム△※(カッコ)内は先発投手。※15試合5勝8敗2分。千葉ロッテと同率の4位。首位の東北楽天と4ゲーム差。 千葉に乗り込んだロッテ戦では、初戦で田嶋大樹が「調子自体も悪くなっただけに、3回の失点してしまったところは悔しいです。しっかりと次につなげられるようにしたい」と振り返っているように、粘りのあるピッチングを披露したが、打線は追いつくのがやっと。2戦目は増井浩俊が「なんとか粘り強く投げることが出来た」と好投も、中継ぎ陣が打たれ突き放されてしまう。3戦目はエース山本由伸が少し苦しみながらも、さすがのピッチングを見せて連敗を止めて見せた。 本拠地に戻り、北海道日本ハムとの初戦は、もう一人のエース、山岡泰輔と金子弌大との新旧エース対決が実現。山岡は「今日は投げている感覚も良かったですし、調子自体は前回登板よりも良かったと思います。三者凡退のイニングが少なく、ランナーを許しながらのピッチングになってしまいましたが、なんとか粘りながら0に抑えることができて良かったです」と復調の兆しが見えるピッチングを見せるが、チームは内野のミスから痛い逆転負け。2戦目も山崎福也がキレ味ある球を投げていたが、最終回に漆原大晟が3点勝ち越しを許し連敗。3戦目は宮城大弥が調子がイマイチながらもピンチを切り抜けるが、またもや内野にミスがあり失点。最終回に宗佑磨が劇的な同点打を放つもここまで。日本ハム戦で1勝も出来なかったのは痛い。 カードが1巡したことについて、中嶋聡監督は「これで、もちろん借金はしてますけど、モヤがいなかったり、あまり調子のいい選手がいないので、これから上がっていくことだけを考えて、ピッチャー陣の負担を考えて戦っていけたらいいと思いますし、ある程度、どういうチームなのか?というのは把握出来たのと、これから何処のチームも外国人が入って来ると思うので、それからですね。次(のカード)も新しい体制になるのかなという気もしますけどね」と改めてリセットした上で、カード2巡目に入る意向を明らかにしている。 カード2巡目の初戦は福岡に乗り込んでソフトバンクと3連戦。前回は勝ち越しているだけに、連敗ストップはもちろん、ソフトバンクはまだまだ眠らせておきたい存在。二桁安打のない野手の奮起に期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2021年04月13日 11時15分
阪神・マルテにまさかの退団説が浮上? 迫りくる大物助っ人の合流、矢野監督の決断次第でチームは暗転か
新型コロナウイルスの影響で来日が遅れていた新外国人選手を、どんな風に合流させるべきか? 好調なチームの方が難しそうである。 「いきなり一軍で使う気であれば、次の巨人3連戦から(4月20日~)でしょう」 横浜スタジアムでの3連戦を終え、本拠地・甲子園球場への移動日に充てられた4月12日、矢野阪神のことが話題になった。「いきなり使うのかどうか」を問われていたのは、4月4日にようやく来日できたメル・ロハス・ジュニア外野手とラウル・アルカンタラ投手のことだ。 「14日間の隔離期間が終われば、すぐにでもゲームに出られる状態だと聞いています。入国前にもしっかりトレーニングを積んでいたようです」(関係者) 15試合を終え、11勝4敗。単独首位に立っている。好調な滑り出しができた勝因も、“外国人選手”なのだ。 「サンズは本塁打、打点でリーグトップを争うほど。先発を任されたガンケルは3勝、防御率も0・96と絶好調です」(在阪記者) マルテも打率こそ低いが、出塁率では3割2分2厘を誇る。守護神・スアレスも目下3セーブで健在だ。外国人選手は5人まで一軍登録ができ、試合出場は4人。現在、矢野燿大監督は4人しか一軍登録していないので、メル・ロハス・ジュニアか、アルカンタラのどちらかを即登録できるが、試合出場させるとなれば、現登録の4人の外国人選手のうち誰か一人を二軍に降格させなければならない。 >>阪神・マルテに「何を考えてるんだ」ファン激怒 好機を潰した“タイム要求”はそもそもルール違反だった?<< こうした現状を指して、「メル・ロハス・ジュニア、アルカンタラをいきなり使うのか?」がプロ野球解説者たちの間でも話題に上がっていたのだが、こんな話も聞こえてきた。 「現一軍登録されている外国人選手の中で、年棒が一番低いのは、マルテ(推定6700万円)。マルテが外されると見ていい。年俸の高い選手から順番に一軍登録されるはず」(前出・関係者) 年俸の高い順に使っていく…。外国人選手の一軍起用の場合、そういう見方もあるそうだ。 確かに、阪神は外国人選手が活躍した年は強い。もっとも、チームが好調なので入れ替えを急ぐべきではないとの声も多く聞かれたが、プロ野球チームも“会社組織”である。矢野監督の意見が通るとは限らないのだ。 「両打ちのメル・ロハス・ジュニアに注目が集まっています。昨季、韓国プロ野球界で本塁打、打点の二冠王になりましたが、『スイッチヒッターの長距離タイプはよほどのことがない限り、どの米球団も絶対に手放さない』と言うんです。致命的な弱点があるのではないか、と」(プロ野球解説者) メル・ロハス・ジュニアは父、大叔父もメジャーリーガーという野球一家に育っており、2017年WBC大会にも出場している。その素晴らしい経歴の持ち主が、なぜ、日本球界まで流れてきたのか、首を傾げる関係者も出始めた。 阪神は自信を持って獲得したが、「弱点」が本当にあるのだとすれば、早く分かった方が良い。前評判通りなら、独走態勢も夢ではないのだが…。 「マルテは昨年もチャンスに恵まれませんでした。二軍降格となったら、自分から退団を申し出るかもしれませんし、パ・リーグの球団がトレードを申し込んでくるかもしれません」(前出・在阪記者) メル・ロハス・ジュニアたちを一軍に合流させるタイミングが難しい。調整不足だとすれば、彼らがチームにブレーキをかけてしまう危険性もある。好調な滑り出しを見せたが、矢野監督の悩みは尽きない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年04月12日 20時45分
今季の阪神、首位快走は川相臨時コーチのおかげ? 元巨人・上原氏がズバリ指摘、対DeNA戦で見抜いた好調の要因とは
野球解説者の上原浩治氏(元巨人他)が、11日放送の『サンデースポーツ』(NHK総合)に生出演。今季の阪神が好調な要因を指摘した。 同日のDeNA戦に「3-2」で勝利し、同日終了時点で「11勝4敗・勝率.733」と首位を快走中の阪神。今回の番組で上原氏は、阪神の好調は「当たり前のことを当たり前に(こなす)」と基本的なプレーをミスなくできている点にあるとした上で、同戦でも堅実なプレーで試合の流れを引き寄せる場面が見受けられたと語った。 上原氏が着目したのは、「2-0」と阪神2点リードで迎えた4回表の攻撃。この回の阪神は先頭・佐藤輝明が二塁打で出塁すると、続く梅野隆太郎が送りバントを決め1死三塁のチャンスを演出。ここで打席に入った中野拓夢がタイムリー左安打を放ち追加点を奪った。 この場面について上原氏は、「送りバントってやっぱり難しいんですよね。それを簡単に決めたっていうところが素晴らしい」とコメント。一般的にバントは一塁走者を送るより二塁走者を送る方が難易度は高いとされているが、梅野がミスなくしっかりと決めたことがその後の中野のタイムリーにもつながったと称賛した。 上原氏は続けて、2回表と4回表にそれぞれ送りバントを決めた先発・ガンケルも評価。「2回とも2ストライクからやってる(成功させている)んですね。得点にはつながらなかったですけども、(相手)投手にすごいプレッシャーを与えられるという意味ではこの送りバントは大きかったと思う」と、追い込まれた後からでも決め切ったのは相手投手を揺さぶる意味でも良かったと指摘した。 >>阪神・マルテに「何を考えてるんだ」ファン激怒 好機を潰した“タイム要求”はそもそもルール違反だった?<< 上原氏がここまで語った後、番組では阪神が今春キャンプで、現役時代に巨人(1983-2003)、中日(2004-2006)で活躍した川相昌弘氏を臨時コーチとして招へいしたことを紹介。現在56歳の川相氏は通算533犠打(プロ野球記録)、ゴールデングラブ賞6回(1989-1991,1993-1994,1996)といった実績を持つ人物だが、上原氏は「バントがやっぱり大きいですよね」と、川相氏からバント技術を学んだことが今に活きているのではないかと推測していた。 今回の放送を受け、ネット上には「去年も良かったけど、今年はそれ以上にバントに安定感がある」、「選手たちがミス無くバントを決めてくれるから、首脳陣としても作戦が立てやすい部分はあるだろうな」、「川相さんにバントだけじゃなく守備を鍛えてもらったのもプラスに働いてそう」といった反応が多数寄せられている。 「上原氏がバントの安定感を評価した阪神ですが、昨季もバント成功率は『.811』でリーグトップ。ただ、今季は川相氏の指導も奏功してか、ここまでは『.867』と昨季を上回る成功率です。また、今春キャンプでの川相氏は昨季リーグワーストの85失策(1試合平均約0.71個)を記録した守備面も精力的に指導したと伝えられていますが、こちらも今季は10失策(同0.67個)と改善の兆しが出てきています。このようにプレーの成功確率が上がっていることが、現在の勝敗に表れているという見方もできるのではないでしょうか」(野球ライター) 2005年以来のリーグ優勝に向け好スタートを切った阪神。地に足をつけたプレーをどこまで継続できるかも今後の戦いぶりを左右するのかもしれない。文 / 柴田雅人
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