プロ野球
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スポーツ 2021年04月09日 15時30分
日本ハム・中田の右目負傷に疑惑の声「ないとは思うがどう見ても…」 ベンチ裏での転倒が原因? 栗山監督の説明が物議を醸すワケ
8日に行われた日本ハム対ソフトバンクの一戦。「4-2」でソフトバンクが勝利したが、試合結果以上に話題となったのが日本ハム・中田翔の負傷だった。 前日の試合での5回裏1死一、二塁での空振り三振後ベンチでバットを叩き折り、その後6回表から途中交代で退いていた中田。一夜明けた8日の試合前練習に、なぜか右目のまぶた付近を大きく腫らした状態で参加した。 報道によると、チームを率いる栗山英樹監督は中田の右目負傷について、前日の試合でバットを叩き折った直後にベンチ裏でつまずいて転倒したからと説明。また、「トレーナーが目がどうこうって言ってきたから、頭にきて『もう代えるぞ』って言った」と、この負傷は途中交代の原因でもあったことを明かしたという。 今回の一件を受け、ネット上には「昨日の途中交代の裏にそんなアクシデントがあったのか」、「写真見たけどかなり赤く腫れてるし、打撃に影響が出ないか心配」、「暴れた後に転んで負傷は栗山監督としてもかなりの誤算だろうな」といった反応が多数寄せられている。 一方、「ただの転倒でこうなるとは思えない、一体何があったんだ」、「このご時世だし無いとは思うが、どう見ても殴られたようにしか見えない」、「昨日はベンチで大暴れしてたし、ベンチ裏でもボールか何か投げてそれが跳ね返ってきたっていうのが真相じゃないか?」といった、栗山監督の説明に疑問を呈するコメントも複数見受けられた。 >>日本ハム・中田「どうでもいい奴らに好き勝手決められて」一部ファンに激怒? 意味深なSNS投稿に心配の声相次ぐ<< 「報道によって伝えられている写真を見る限りでは、中田は右目以外の箇所に打撲や裂傷を負っていうようには見えません。そのため、転倒時に右目をピンポイントでぶつけるのは不自然だと疑っているファンは少なくありません。また、こうしたファンの間では“選手・コーチの誰かに殴られた”、“ベンチ裏で物を投げて跳ね返りを受けた”といった憶測も飛び交っています」(野球ライター) 右目負傷により8日の試合を欠場し、今後の起用も状態を見ながらの判断になることが予想される中田。一部では「ここまでの数字も悪い(.237・0本・3打点)し、治療も兼ねて二軍に行った方がいい」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月08日 19時30分
楽天・辰己が則本に「なんか悪いことしたんか」不倫報道を揶揄? お立ち台発言にスタンド騒然、「茶化すことじゃない」と反発も
7日に行われた楽天対西武の一戦。「6-3」で楽天が勝利したが、試合後の楽天・辰己涼介のコメントがネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 同戦に「1番・中堅」でスタメン出場した辰己は、3回表に放った3号ソロを含め「4打数2安打・3打点」をマーク。先発で「7回2失点・被安打7」と好投した則本昂大に白星をつける活躍を見せた。 問題となっているのは、試合後のヒーローインタビューで飛び出たコメント。インタビュアーから則本の投球について聞かれた辰己は、「なんか悪いことしたんかなっていうぐらい気合入ってたんで、僕ら野手がしっかり点取ってあげて勝たせてあげたいというふうに思ってました」と回答。これを受けたスタンドからはどよめきが起こっていた。 >>楽天フロントが監督に無断で選手を二軍送りに? 大久保氏の暴露にファン激怒、変わらぬ体質に懸念も「またコーチに逃げられる」<< 辰己のコメントを受け、ネット上には「これ則本の不倫報道いじってるよな?」、「まさかお立ち台でそのことに触れるとは思わなかった」、「真顔でしれっと爆弾発言しててびっくり」といった反応が多数寄せられている。 一方、「軽々しく茶化すようなことじゃない」、「則本の元奥さんのこと考えたら笑いにするのは違うと思う」、「辰己のことは嫌いじゃないんだけど、この発言はとても受け入れられない」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 「この試合で2勝目を挙げた則本ですが、自身の不倫が原因で2013年に結婚した妻と昨年離婚していたことを一部週刊誌が3月末に報道。また、この不倫・離婚によりチーム内に不協和音が生じているとも伝えられています。その則本は辰己を『守備の人』などといじりつつもかわいがっているといい、辰己も昨年のお立ち台で『先輩じゃなかったら泣かしたろうかなと思った』といじり返すなど仲の良さをうかがわせています。ですので、今回の発言は辰己なりに則本に気を遣った結果飛び出た可能性もありますが、笑い話にするようなことではないと不快に思ったファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 試合後の報道では、辰己のコメントに対する則本の反応は特に伝えられていない。渦中の右腕は後輩のコメントをどのような気持ちで聞いていたのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月08日 17時30分
DeNA・神里がポイントゲットの打順で躍動! 三浦監督の斬新起用で6番問題は解決か
快足外野手・神里和毅が、打線のポイントとなる6番で活躍。三浦監督の期待に見事に応えている。 犬をも振り切ったとの逸話を持つほどの俊足が持ち味の神里だけに、リードオフマンなど上位打線を任されることが多かったが、三浦監督は6日のドラゴンズ戦から6番で起用。それが見事にハマり、初戦は天敵・大野雄大からグランドスラムで撃破すると、7日も猛打賞と気を吐いている。 昨年は梶谷隆幸がガッチリと手に入れていた1番センターの座だったが、ジャイアンツへのFA移籍によりチーム内の争いが激化。最右翼と見られていた神里本人も「奪いたい気持ちしかない。何としてもレギュラーでやらないといけない。やるしかないと思っています」とキャンプ前から気持ちを前面に出していた。しかし、春季キャンプは二軍スタートだった桑原将志が、オープン戦から猛アピールに成功し1番センターを奪取。神里はベンチスタートとなってしまった。 状況が変わったのは4日のカープ戦。未だ勝利のなかったチームの起爆剤としての期待を背負い、1番センターとしてスタメン起用。3回には右中間に先制ソロホームランを放ち、守備でもダイビングキャッチでチームを鼓舞し、お立ち台に上がる活躍で勝利に貢献した。 すると、名古屋でのドラゴンズ戦からはクリーンアップ後の6番に座り、2試合で8打数5安打と大活躍。好調の上位打線、不動の4、5番・佐野恵太&宮崎敏郎の後のランナーの溜まる可能性の高く、ポイントゲットの重要な打順で見事に機能している。 外国人選手の合流が遅れ、開幕から苦戦を強いられているベイスターズだが、昨年まで日の目を見なかった関根大気、人的補償加入の田中俊太、驚異のルーキー・牧秀悟らの奮闘もあり、図らずともチームのオプションは増している。誰もが認めるポテンシャルを誇る神里も、固定概念に囚われない三浦監督の手腕の元で、様々な才能が開花しそうな予感がする。写真・ 取材・文/ 萩原孝弘
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スポーツ 2021年04月08日 15時30分
日本ハムドラ1・伊藤の号泣で「中島が悪い」ファン激怒 6連敗を招いた致命的ミス、二軍降格を望む声も
7日に行われた日本ハム対ソフトバンクの一戦。「6-2」でソフトバンクが勝利したが、試合結果以上に話題となったのが日本ハムのドラ1ルーキー・伊藤大海の“号泣”だった。 プロ2戦目の先発登板となった伊藤は、「7回3失点(自責2)・被安打4・与四球2・11奪三振」と好投。しかし、打線の援護が4回裏の大田泰示の2ランだけにとどまったこともありプロ初黒星を喫する結果となった。 試合が終わり、選手たちがベンチ裏へ引き上げる中、伊藤は1人ベンチに残りグラウンドを見つめたまま放心。チームの連敗(引き分けを挟んで6連敗)を止められなかった責任感からか伊藤は涙を浮かべており、試合後の報道では両目を腫らした状態で「自分がどうこうより、チームとして今日は本当に勝ちたかった」と語ったことも伝えられた。 伊藤の涙を受け、ネット上には「せっかく好投したのに気の毒すぎる」、「あまり自分を責めすぎないでほしい、数字的には立派な投球だったから」、「この悔し涙をバネに次はプロ初勝利を掴んでくれ」といった反応が多数寄せられている。 同時に、「中島がお粗末な落球しなければ勝てたはずなのに」、「7回にエラーした中島が悪い、源田(壮亮/西武)や今宮(健太/ソフトバンク)なら難なくゲッツーにとってたぞ」、「伊藤の気持ちを切らせた中島は責任を感じてほしい」といった、同僚・中島卓也への批判も複数見受けられた。 >>日本ハム・中田「どうでもいい奴らに好き勝手決められて」一部ファンに激怒? 意味深なSNS投稿に心配の声相次ぐ<< 「一部ファンからやり玉に挙げられている中島は、『2-1』と日本ハム1点リードの7回表1死一、三塁で失点につながるエラーを犯しています。この場面では伊藤がソフトバンク・中村晃を投ゴロに打ち取りましたが、ゲッツーを狙った二塁への送球を中島が捕り損ね落球。この間に三塁走者が生還し同点に追いつかれた伊藤は、続く松田宣浩に二塁打を打たれ逆転を許しました。ゲッツーをとり無失点で切り抜けていれば8回は宮西尚生、9回は杉浦稔大と勝ちパターンに持って行けただけに、中島のミスは致命的なミスだったと捉えているファンは少なくないようです」(野球ライター) 3月28日・楽天戦でもゲッツー性の打球をファンブルし失点を招いている中島。一部からは「一度二軍に落ちた方がいい」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月08日 11時00分
阪神の首位快走は巨人には止められない? 因縁の“初物投手”に苦杯、原監督の苦悩は次カードでも続くか
巨人は“初物”に弱い…。敵地・甲子園球場で連敗。原辰徳監督は「なかなか主導権を握れないからね。展開としては良くないね。ガマン、ガマン」と自分に言い聞かせるように言ったが、この阪神に連敗した4月7日時点で、“6試合連続”で先取点を許している。 同日は、「1番・廣岡、2番・梶谷」と打線を変えて臨んだ。予告先発制により、阪神の新人左腕・伊藤将司投手(JR東日本)が来ることは分かっていた。右バッターの廣岡大志を抜てきしたのだが、打ち崩せなかった。 「巨人は初物(初対戦の投手)に弱い」と言われているが、まさにその通りとなってしまったわけだ。 >>巨人に大型連敗の前触れか 予期せぬ雨天コールド負け、対Aクラス6連戦黒星スタートに原監督も激怒?<< 関西圏で活動しているプロ野球解説者が、伊藤将対巨人打線をこう振り返っていた。 「試合中盤、伊藤将はボールカウントが多くなり、ちょっと心配になりました。この場面を攻めきれなかったのが、巨人の敗因です」 曲がり幅の大きい、110キロ台のカーブを織り交ぜてくる。140キロ台後半の直球とのコンビネーションで、巨人打線は翻弄させられた。伊藤将のピッチングも良かったが、なぜ、初対戦の投手を打てないのか? 「カーブ、スライダーなど同じ変化球でも投げる人によって、その軌道や球速が異なります。初対戦のピッチャーだと、どうしても、見てしまうんですよね」 これは、野手出身のプロ野球解説者の経験談だ。 試合前、スコアラーが対戦投手の持ち球、特徴などを伝えてくれる。「カーブを使って、緩急で勝負してくるタイプ」と、伊藤将のピッチングスタイルは巨人選手に報告されていた。 しかし、自分の目で確かめるため、「どうしても見てしまう」と言う。そのため、ストライクが先行し、苦しい状況に追い込まれてしまうそうだ。 「データの少ない初物投手を攻略するのは難しいですよ。『新人をぶつける』というのは、相手打線への心理的な揺さぶりにもなるんです」(前出・同) 「知らない、初対戦」はバッターにとって、マイナス的な発想につながるようだ。 結果論ではあるが、打線を変更した時点で原監督は阪神ベンチの術中にはまっていたのかもしれない。 もっとも、「初物に弱いのはどの球団も同じ」との声も聞かれた。おそらく、1987年8月、中日の高卒ルーキー・近藤真一(現・スカウト)にプロ初先発でノーヒットノーランを食らったインパクトが強く、「巨人は…」と言われるのだろう。 「そのうち何とかなると思っているうちに、ゲームセットなんてこともあります」(前出・同) プロとしての驕り、油断もあるようだ。 「原監督は伊藤将を学生時代から知っていました。自身が客員教授を務める国際武道大学の卒業生なので、カーブを使った緩急のピッチングスタイル、ツーシームが武器だということも」(球界関係者) 次節の広島戦だが、大道温貴、森浦大輔、栗林良吏といった新人投手をベンチ入りさせている。阪神に連敗し、勝率は5割。ベストメンバーを組めない事情も分かるが、厳しい展開が続きそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年04月07日 19時30分
オリックス・モヤに「草野球でも起きないミス」ファン激怒 好機を潰したボーンヘッドに球界OBも「怠慢プレー」と苦言
6日に行われたオリックス対ロッテの一戦。「3-3」で引き分けとなったこの試合で、オリックス・モヤが見せたプレーがネット上のオリックスファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「1-3」とオリックス2点ビハインドで迎えた4回表に飛び出たプレー。オリックスはこの回先頭のモヤがロッテ先発・小島和哉からセンター前ヒットを放ち出塁。その後、1死一塁の場面で二盗を試みタッチアウトになりかけたが、打席の頓宮裕真が四球を選んだため難を逃れた。 ところが、モヤは頓宮が三振、自身もタッチアウトで3アウトになったと勘違いしたのか、二塁到達直後にベースから離塁。これを見たロッテ二塁手・中村奨吾はすぐにモヤにタッチし、二塁塁審もモヤにアウトを宣告した。 公認野球規則では四球の場合は打者や、打者の出塁により次の塁へ進む必要がある走者にはそれぞれ安全進塁権が与えられると定められている。一方で「打者への“四球”の宣告により、進塁を余儀なくされた走者が何らかのプレイがあると思い込んで塁に触れずにまたは触れてからでも、その塁を滑り越してしまえば、野手に触球されるとアウトになる」とも記載されている。今回のケースではモヤは二塁到達時点までは安全進塁権の範囲下にあったが、直後の離塁でその範囲から外れたためアウトにされたということになる。 >>スタメン落ちのオリックス選手が指揮官に激怒「家族も皆見に来てる!」 伊原元監督が造反を受けた打者を明かす<< 同戦のモヤのプレーを受け、ネット上には「その辺の草野球でも起きないようなミス」、「何を勘違いしたのかは知らないがお粗末と言わざるを得ない」、「これが無ければもう何点か取れてたかもしれないのにもったいなさすぎる」といった反応が多数寄せられている。 「今回のモヤのミスはファンだけでなく、複数の球界OBも問題視しています。同日放送の『プロ野球ニュース 2021』(フジテレビONE)に生出演した元楽天監督・大久保博元氏は、『(モヤは状況が)何だか分かってない。多分アウトカウントも分かってないですし』、『僕はガッカリしてる』と苦言。また、同番組に電話で生出演した元巨人・斎藤雅樹氏も『怠慢プレーですよねこれは。いやあ…許されません』と厳しいコメントを口にしています」(野球ライター) モヤの走塁死で2死一塁となったオリックスは、その後2死一、三塁から紅林弘太郎のセンター前タイムリーヒットで1点を挙げている。ただ、モヤがアウトになっていなければ、これ以上に得点を挙げることもできていたのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月07日 15時30分
負傷降板のソフトB・千賀、今季絶望の可能性も?「高橋の二の舞になりそう」ねんざ診断も心配の声が尽きないワケは
6日に行われたソフトバンク対日本ハムの一戦。「7-0」でソフトバンクが勝利したが、試合結果以上に話題となったのがソフトバンク・千賀滉大のアクシデントだった。 同戦で今季初先発した千賀は、5回まで無失点と好投。ところが、「5-0」とソフトバンク5点リードの6回裏1死、千賀は日本ハム・渡邉諒のピッチャーライナーを捕球した際、左足首をマウンドにとられたまま転倒。左足首を大きくひねった千賀は立ち上がれなくなり、そのまま担架に乗せられ負傷降板となった。 試合後の報道によると千賀は降板後、札幌市内の病院に直行し検査を受けたところ、左足首のねんざと診断されたとのこと。また、ソフトバンク・工藤公康監督は「僕が(マウンドに)行ったときは『そうでもないかもしれません』みたいな言い方をしていました」と、千賀自身は軽症と強調していたと語ったことも伝えられている。 >>ソフトB・工藤監督に「舐めた継投するな」ファン激怒 敗戦危機を招いた守護神温存、伏線は2日前の開幕戦にアリ?<< ただ、今回の一件を受けネット上には「ねんざで良かったと思う反面、本当にねんざでとどまったのかとも思ってしまう」、「足首がほぼ180度逆に曲がったのにねんざで済むなんてことがあるのか?」、「再検査の結果実は骨折でしたってケースもあるから全然安心できない」、「高橋の二の舞になりそうな気がしてならない」といった心配の声が多数寄せられている。 「試合後の検査でねんざと診断されたという千賀ですが、今後の再検査でより大きな故障が発覚する可能性は捨てきれません。実際、2015年9月の試合中に右足首をひねって負傷降板した元西武・高橋朋己氏(現西武アカデミーコーチ)も当初はねんざと診断されていましたが、数日後の再検査で『右足腓骨骨折・全治2カ月』と重症だったことが発覚。これにより高橋氏はそのままシーズンを終えることになってしまいました。ですので、千賀も高橋氏と同様の故障を負っていれば数カ月単位の離脱をしいられることは避けられない上、その後の回復が思わしくない場合は今季終了となってしまう可能性も捨てきれません」(野球ライター) 具体的な日程は不明だが、今後専門医の再診を受ける予定とも伝えられている千賀。ねんざ以上の故障が判明しないことを願うばかりだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月07日 11時55分
巨人に大型連敗の前触れか 予期せぬ雨天コールド負け、対Aクラス6連戦黒星スタートに原監督も激怒?
原巨人にとって、過酷な6連戦となりそうだ。 今季初の阪神対巨人戦は、降雨コールドとなった(4月6日)。7回裏の阪神の攻撃が終了すると同時に審判団が集まり、球審が試合終了を告げた。6-2で阪神の勝利だ。協議時間は2分もなかったように見えた。まるで申し合わせたような幕引きに、反撃に出ようとしていた原辰徳監督がベンチを飛び出す。通常、30分くらいの様子見の時間を置いてから降雨コールドが告げられるものだが、それがなかった。原監督は突然のゲーム終了について説明を求めたが、事態は変わらなかった。 「原監督も内心では仕方ないと捉えていたと思います。試合開始前から雨が降っていて、何度も土を足すなど、グラウンド整備が繰り返されていましたから」(在阪記者) 審判団の判断に間違いはない。 阪神ファンも後味の悪さを感じていたようだが、グラウンド状態はその球場の特徴を知り尽くしたグラウンドキーパーにしか分からないものがある。同日の試合中、「内野フィールドにシートをかぶせて、様子を見た方が?」の声も、実は出ていた。しかし、関係者はこう否定する。 「シートをかぶせて水捌けが良くなる時もあれば、そうではない時もある。その判断をするのがグラウンドキーパーです。彼らの判断に異論を述べても、絶対に譲りません」 特に、甲子園のグラウンドキーパーたちは職人気質が強い。また、誇りを持って働いている。そのことは阪神だけではなく、対戦チームも知っている。 「甲子園球場でボールがイレギュラーしたなんて話はありません。それくらい、繊細な整備がされているんです」(前出・関係者) 初戦を落とし、巨人は4勝3敗3分。単独首位となった阪神とのゲーム差は1・5。まだ順位を気にする時期ではないが、この日から始まった6連戦とは、首位阪神、この後は2位で好調な広島と続くもの。 先発のサンチェスは雨でぬかるんだマウンドを気にしすぎてノックアウト。3回途中から大江、田中豊、高木、ビエイラとリリーバーを4人も投入している。6連戦、それも好調な阪神、広島との連戦初戦でリリーバーを疲労させた代償は決して小さくはないはずだ。 「9日に菅野を一軍登録する予定。菅野が万全であれば、大型連敗は防げると思いますが」(プロ野球解説者) 打撃好調だったウィーラーがチームを離脱し、PCR検査による陽性反応者、濃厚接触者も出て、ベストメンバーを組めない。この6連戦で大型連敗は防げたとしても、負け越すようなことになれば、原巨人は首位チームを追いかける厳しい展開となる。 >>コロナ禍で激震の巨人、岡本・ビエイラも離脱の危機?「円陣の時に近くにいた」ウィーラーの陽性発覚に心配相次ぐ<< 「ウィーラーはもちろん、攻守で活躍していた若林の離脱も痛いですね。丸ら離脱した選手は、原監督が計算していた選手ばかり」(前出・同) 原監督は抗議することで、そんな苦しいチーム状況に憤怒していたのかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年04月06日 21時45分
侍ジャパンの新ユニ導入に「グッズ代稼ぎたいだけ」冷ややかな声 五輪以外に着用機会は無い? 他国との“色被り”指摘も
今夏開催予定の東京五輪で、1984年ロサンゼルス五輪以来の金メダル獲得を期待されている野球日本代表・侍ジャパン。6日、新たなデザインのユニフォームを導入すると複数メディアが報じた。 侍ジャパンは現在白地にピンストライプをあしらったホーム用、紺をベースとしピンストライプを通したビジター用と2つのユニフォームを導入している。報道によると、この2種に追加する形で、チーム史上初となるサードユニフォームが東京五輪の試合から導入されるという。 サードユニは日の丸と同じ色である赤色を基調に、ホーム・ビジターと同様ピンストライプが施されたデザインとのこと。また、東京五輪を控えるトップチームだけでなく、各カテゴリー(U-12、U-15、U-18、大学、U-23、社会人、女子)でも導入予定だという。 今回の一件を受け、ネット上には「今までには無かった配色で斬新」、「赤が差し色じゃなくて前面に押し出されるのは初めてじゃないか?」、「赤ユニなかなかかっこいいな、販売はいつからになるんだろう」といった反応が寄せられている。 ただ、それ以上に「年にそんなに試合しないのにサードユニ作る意味あるのか、五輪も6か国ぐらいしか出ないのに」、「奇抜なデザインで目を引いて、少しでもグッズ代稼ぎたいだけだろうな」、「赤が前面に出てると中国やキューバ代表のユニみたいで親近感が湧かない」といった否定的なコメントの方が多く見受けられた。 >>中日主力に監督が激怒「走らんでええ!」 井端氏が明かした理不尽な指示にファン驚き「志願じゃなくて強制だったのか」<< 「侍ジャパンのトップチームは新型コロナの影響もあり、2019年11月に行われたプレミア12を最後に国際大会はおろか親善試合も戦っていない状況。また、7~8月に予定される東京五輪も1チームの最大試合数は7試合とそこまで多くはなく、東京五輪後に何らかの試合が組まれるのかも現時点では不明です。そのため、試合数が少ない中でサードユニを導入する意味は薄いのではとみているファンは少なくないようです。また、赤を前面に出したデザインは中国代表やキューバ代表と似通っているため、そちらのイメージが先行し今一つ購買意欲が湧かないという声も散見されます」(野球ライター) 現在のところはファンの間で賛否両論となっている侍ジャパンのサードユニ。今後評価が覆るかは、来る東京五輪でのチームの結果にも左右されそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月06日 20時30分
清原氏を巡る発言が退団の原因に? 西武監督の意向に背き「それから厳しくなった」 田尾氏が明かした理不尽エピソードに驚きの声
元楽天監督で野球解説者の田尾安志氏が5日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 今回の動画で田尾氏は元オリックス監督・石毛宏典氏、元楽天監督・大久保博元氏をゲストに迎え、現役・西武時代の思い出についてトーク。その中で田尾氏は1986年春季キャンプ中、同年入団の清原和博氏(元西武他)に関する質問をきっかけに、当時の森祇晶監督から冷遇されるようになったという話を明かした。 >>楽天フロントが監督に無断で選手を二軍送りに? 大久保氏の暴露にファン激怒、変わらぬ体質に懸念も「またコーチに逃げられる」<< 1985年ドラフトで1位指名を受けて西武に入団した清原氏は、強打の一塁手としてPL学園高校を牽引した選手。プロ入り後も一塁を本職としてプレーを続けることになるが、田尾氏によると森監督は1986年キャンプ時点では、清原氏を三塁で起用する構想を持っていたという。 キャンプ期間中のある日、森監督に呼ばれ、「中堅・秋山幸二(元ソフトバンク監督)、一塁・田尾、三塁・清原」という布陣をどう思うか意見を求められたという田尾氏。「清原は高校(野球界)のスーパースターで一番得意なポジションは一塁だから、1回一塁をやらせてみて(三塁を守る力があるか)判断したらいいんじゃないですか?」と、まずは清原氏に本職の一塁を守らせてから考えるのがいいのではと答えたという。 これを受け森監督は同年清原を一塁だけで起用(126試合)し、清原も「.304・31本・78打点・123安打」と大活躍。ただ、田尾氏によると「それ(このやりとり)から森さん、俺にすごい厳しくなった」という。どのように厳しくなったのかは触れなかったが、「(清原サード構想に)『それいいですね!』って言っておけばよかったの(か)ね」と、森監督の構想に全面賛同するべきだったのかもしれないと語っていた。 田尾氏は動画で1986年のリーグ優勝決定後の失敗談や球場内ロッカーで驚かされた先輩選手の行動についても話している。 今回の動画を受け、ネット上には「自分から『清原サードはどうか?』って田尾に聞いたのに理不尽すぎる」、「田尾の言葉の何が気に食わなかったのかも、結局田尾の進言通りにサード起用を取りやめた理由も分からない」、「自分の考えとは違うこと言われたから、『こいつは気に食わない奴だ』って考えたのかも」、「田尾さんはこの年それなりに試合には出されてる(106試合)し、厳しくなったっていうのは考え過ぎじゃないか」、「田尾の阪神移籍はこれも一因だったんだろうな」といった反応が多数寄せられている。 「田尾氏は中日(1976-1984)でプレーした後に西武(1985-1986)にトレード移籍しましたが、今回話したエピソードと同年の1986年オフ、森監督と合わないことを理由として球団側にトレードを直訴。この結果、翌1987年からは阪神(1987-1991)にトレード加入し引退までプレーする形になりました。そのため、今回明かしたやりとりを機に森監督から冷たく扱われるようになり、自らトレードを訴えての退団につながったのではとみているファンもいるようです。なお、田尾氏は中日時代から目上の相手にも臆せず物を言う硬骨漢として知られていますが、動画内より強い口調で清原ファースト起用を進言し、それが森監督の気分を害したという可能性も考えられます」(野球ライター) 一部では「森監督は田尾に同調を求めることで、サード起用が失敗した時に『田尾が言ってたから』と逃げ道を作ろうとしたのでは」という声も挙がっている今回のエピソード。多くのファンは森監督の態度を理不尽だと考えているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について田尾安志氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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