プロ野球
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スポーツ 2021年04月12日 19時30分
ロッテ・田村に「お粗末過ぎる」ファン激怒 失点に繋がる守備ミスを連発、「鈴木があまりにも不憫」ルーキーへの影響指摘も
11日に行われたロッテ対西武の一戦。「2-1」で西武が勝利したこの試合で、ロッテのプロ9年目・26歳の田村龍弘が見せたプレーがネット上のロッテファンの間で物議を醸している。 「8番・捕手」でスタメン出場した田村は、打撃では「2打数ノーヒット」と結果を残すことはできず。ただ打撃以上に、中盤に相次いだ2つの守備ミスが問題視されている。 田村に最初のミスが飛び出たのは、「1-0」とロッテ1点リードの4回表1死二塁。ロッテ先発・鈴木昭汰が打席の西武・中村剛也に2球目を投じた直後、二塁走者・源田壮亮が三盗を敢行。ただ、田村は源田を無警戒だったのか、送球体勢にも入れないまま三盗を許してしまう。その後、バッテリーは中村に犠牲フライを打たれ同点に追いつかれた。 また、田村は「1-1」と両チーム同点の5回表1死一塁でも、打席の山田遥楓に鈴木が投じた5球目のスライダーを後逸(記録は暴投)し、この間に一塁走者・佐藤龍世に三塁まで進塁を許すミスを犯す。直後に山田に犠牲フライを打たれ勝ち越された鈴木はこの回限りで降板となり、そのままチームが敗れたためプロ初黒星を喫する結果となった。 >>ロッテ・大塚コーチに「理解不能」ファン激怒 相次ぐ失敗に“解任論”も浮上、得点機を潰したミスに批判相次ぐ<< どちらも失点につながった田村のミスを受け、ネット上には「今日の敗因は田村のミス、あれが無ければ失点も防げただろうしもったいない」、「源田は直前に二盗してたんだから、牽制挟むとかして警戒してほしかった」、「後逸は捕手にはつきものだけど、三塁まで行かれるのは逸らし方が悪いと言わざるを得ない」といった反応が多数寄せられている。 同時に、「試合は作ったのに初黒星なんて鈴木があまりにも不憫」、「鈴木の足を引っ張った田村は猛省してほしい」、「今日も含めてずっと白星に値する投球はしてくれてるのに」と、鈴木への同情コメントも複数見受けられた。 「昨年のドラフトで1位指名を受けロッテに入団した22歳の鈴木は、今季同戦を含め3試合に登板。1試合目の3月28日・ソフトバンク戦は『5回2失点・被安打1』、2試合目の4月4日・日本ハム戦も『7回無失点・被安打2』と好投しながら白星をつかめなかったため、11日の試合では“三度目の正直”でのプロ初白星が期待されていました。この試合も『5回2失点・被安打3』で毎回奪三振をマークするなど試合は作ったのですが、またしても白星には手が届きませんでした。その鈴木をリードした田村は2013年の入団からチームでプレーするレギュラー格の捕手ということもあり、後輩の足を引っ張らずに勝利に導いてほしかったと落胆しているファンは少なくないようです」(野球ライター) 試合後、チームを率いる井口資仁監督は「点の取られ方がもったいない」と嘆いたことが伝えられている。チームは11日終了時点で「5勝8敗2分・勝率.385」とリーグ4位タイに沈んでいるが、今後の浮上はいかに今回の田村のようなミスを減らしていけるかにも左右されそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月12日 17時30分
DeNAの名手・大和に何が? らしくないミスが続出、復活待たれる鉄壁の守備
「大和のところに飛べば安心」絶対的な守備力を誇る大和に、多くのベイスターズファンはそう感じていることだろう。 しかし今シーズンは、その守備が綻びを見せてしまっている。 11日のタイガース戦、先週プロ初勝利を挙げた若武者・阪口皓亮の立ち上がり。連打とダブルスチールでピンチを迎え、打席には横浜スタジアムで無類の勝負強さを見せる4番・大山悠輔。阪口はしっかりと腕を振り、ショートゴロに打ち取った。「1点はOK」の守備陣形だったため、3塁ランナーはホームインするも、ショート大和がファーストへまさかの悪送球…。セカンドランナーまでホームを踏み、「ミスをしようと思ってはやっていないが、結果先制の2点。なかなか流れが来なくなる」と三浦監督も頭を抱える大きなエラーだった。 なかなか勝てなかった開幕7戦目のカープ戦でも、大和らしからぬプレーがあった。先頭打者・田中広輔の打球を、大和が名手らしい打球方向予測で三遊間に動くも、読みを誤り打球は二遊間へ。機敏な動きでなんとか追いついたが、結果内野安打で出塁を許す。その後ピンチは広がり、西川龍馬のファーストゴロで、牧秀悟がセカンドへ送球すると大和がまさか落球。1日のスワローズ戦でも、ピッチャー国吉佑樹が太田賢吾の打球を股で挟んで打球を処理し、セカンドへ送球するもカバーに入った大和はキャッチできずピンチが広がった。送球はベースに当たっていただけに、方向が逸れたわけではなく、大和ならば捌いてほしい場面だった。 今まではエラーが付いたとしても、その守備範囲の広さからによるものも多かったが、今シーズンはイージーミスが目立ってしまっている。2017年にFAでタイガースからベイスターズに移籍してきた際、「守備だけでも打率3割以上の価値がある」と当時のGM・高田繁氏に評価され、ラミレス前監督からは「優勝するための最後のピース」と言われた大和。若いチームの最年長プレーヤーとしても、持ち前の守備力復活が待たれる。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2021年04月12日 17時00分
日本ハム・万波の円陣動画で中田が炎上?「パワハラにしか見えない」横柄な態度が物議、声出し後にダメ出し集中で批判されたワケ
11日に行われた日本ハム対オリックスの一戦。「4-4」で引き分けとなったが、試合結果以上に話題となったのが日本ハムの試合前円陣の様子だった。 試合開始前、球団公式ツイッターは試合前円陣の様子を収めた約50秒の動画を投稿。この日はプロ3年目の21歳・万波中正が円陣の声出しを務め、「一昨日と昨日勝てて、今日勝てば今シーズン初の3連勝ということで、全員で勝ちに行きましょう! さぁいこう!」とチームに気合いを入れた。 ところが、これを受けた周囲の同僚たちは「いいの?」、「なんでなんで?」、「流れよお前」、「1人でやれお前」となぜかダメ出し。そのため、万波は「今日勝てば初の3連勝なんで気合い入れたいところですが、僕の頭の中は空っぽです。何も言うことありません! さぁいこう!」と改めて声出しを行ったが、2回目の声出し後も「最初にそれやれ」とヤジが飛んでいた。 万波は9、10日の試合前円陣でも声出しを務めているが、どちらも「喋ること思いつかない」という言葉で声出しを締めている。今回1回目の声出しに同僚からダメ出しが入ったのは、ここ2日続けてきた“お約束”を行わなかったことによるものと思われる。 ただ、この円陣の様子を受けネット上には「なんだこの円陣雰囲気悪すぎるだろ、万波の顔も引きつってるし」、「傍から見たら万波が理不尽なパワハラを受けているようにしか見えない」、「公式もよくこんな円陣動画をアップしようと思ったな」といった反応が多数寄せられている。 同時に、「やり直しする前に円から離れた選手が何人かいてドン引き」、「円から離れてベンチにドカッと座りに行った中田は感じ悪い」、「中島はしょうもない成績のくせに何偉そうにしてるんだ」と、同僚である中田翔や中島卓也を絡めたコメントも複数見受けられた。 >>日本ハム・中田の右目負傷に疑惑の声「ないとは思うがどう見ても…」 ベンチ裏での転倒が原因? 栗山監督の説明が物議を醸すワケ<< 「万波が1回目の声出し後からダメ出しを受けてやり直すまでの間、中田は円を離れ1人ベンチに着座。また、中島については円を離れた後そのままベンチ裏へと去っていきました。中田は試合前時点で『.217・0本・3打点』、中島も『.217・0本・0打点』と成績が芳しくないこともあってか、両名の態度を問題視するファンも少なくないようです」(野球ライター) 9、10日はオリックスに連勝したものの、11日は9回裏に3点リードを追いつかれ引き分けに持ち込まれた日本ハム。一部からは「雰囲気の悪さが試合にも出たな」といった声も挙がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について北海道日本ハムファイターズの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/FightersPR
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スポーツ 2021年04月12日 11時30分
ロッテ謎の魚CDデビュー直後に『謎の音楽祭』を開催!DJ KOOがスタメン発表
千葉ロッテマリーンズは公式マスコット、謎の魚がプロデュースする音楽イベント「謎の音楽祭」を4月25日の福岡ソフトバンクホークス戦(千葉・ZOZOマリンスタジアム)にて開催すると発表した。 「謎の音楽祭」には、謎の魚のCDデビューに向けて謎の魚が親交を深めてきたTRFのDJ KOO(ディージェイ・コー)や、Beverly(ビバリー)、5人組ダンス&ボーカルグループDa-iCE(ダイス)のメンバーである岩岡徹がスペシャルゲストとして来場する。 「謎の音楽祭」プロデューサーを務める謎の魚は「小学校も中学校も高校も音楽はオール5だった魚です。ぶっちゃけ音楽、得意です。特にリコーダーが好きです。使った後はちゃんと手入れをしたタイプです。ということで謎の音楽祭をやります。みんな、見に来てください。聴きに来てくださいではありません。グフフフ」とコメントした。 『謎の音楽祭』は、14時40分頃からDJ KOOによる千葉ロッテマリーンズスタメン発表パフォーマンスがあり、12時50分頃からの試合前セレモニーとして、Beverly(ビバリー)ミニライブと、Da-iCE(ダイス)のメンバー岩岡徹による始球式、5回裏終了後には謎の魚による「ナゾノサカナDANCETIME(ダンスタイム)」が行われる。 謎の魚は可変キャラクターとして2017年に登場。5月26日に第一形態が登場し5月28日に第二形態。6月11日に第三形態となった。翌2018年6月12日に第四形態。6月26日に第五形態。その後は進化が止まったかと思われたが、今年4月6日に最終形態に進化。4月24日には「ナゾノサカナ」(謎の魚 feat.ともだち、作詞:前迫潤哉、作曲:前迫潤哉/力丸尊、編曲:力丸尊)でCDデビューが決定。「声変わりする前のボクの美声を聞いてください。グフフフ」と相変わらず謎のコメントを発表しているが、公開されたプロモーションビデオは早くも反響を呼んでおり、まだまだ話題を振りまいてくれそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年04月12日 11時05分
ソフトB・工藤監督が小久保ヘッドと対立? “前言撤回”の松田起用、昨季の内川退団も決断に影響か
福岡ソフトバンクホークスのサードは“聖域”なのか…。 ホークスのサードは、今年も松田宣浩内野手が守っている。プロ16年目、長く第一戦で活躍し、定位置を守り抜いた功労者でもあるが、昨季後半から「後継者探し」の雰囲気が漂い始めた。その一番手に挙げられたのが、栗原陵矢だった。昨秋の日本シリーズでも活躍し、登録はキャッチャーだが、持ち前の打撃力を活かすため、一塁や外野の守備についてきた。 「今春キャンプから、栗原が三塁の守備練習に時間を割くことが多くなり、栗原と松田が入れ替わると予想されていました」(スポーツ紙記者) しかし、ペナントレースが始まってみれば、「三塁は松田、栗原は外野」となっていた。松田が復活したからとは言い切れない。「やってくれるだろう」という“期待”がそうさせたようである。 「工藤公康監督と小久保裕紀ヘッドコーチの意見が割れ、小久保ヘッドの意見が採用されました」(球界関係者) 4月11日の東北楽天戦を終えた時点での松田の打率は2割5分。これに対し、栗原は3割8厘でリーグ3位と好調をキープしている。松田と栗原の両方がスタメンに名を連ねるオーダーは確かに豪華だ。しかし、「8番・サード」は、往年の松田を知るファンとしてはちょっと寂しい感もしないではない。 「工藤監督は栗原の三塁について、『複数のポジションができる方が』と説明していました。キャンプ中のコメントですが、指揮官として、全野手が複数のポジションを守れたほうがやりやすいというニュアンスに聞こえました」(前出・スポーツ紙記者) それに対し、小久保ヘッドは「一つのポジションを…」と反論していた。 「工藤監督の中には、松田と栗原を入れ替える構想もあったはず」(前出・同) 入れ替えを予想する声は少なくなかった。 >>ソフトB・工藤監督に「舐めた継投するな」ファン激怒 敗戦危機を招いた守護神温存、伏線は2日前の開幕戦にアリ?<< コーチ1年目の小久保ヘッドについて聞かれると、「野手のことは全て任せる」とも語っていたので、「工藤監督が折れた」というのが周囲の一致した見方でもある。 こうした情報を聞くと、「工藤監督から小久保ヘッドへの継承」説は否定できない。 「今はチームが好調だから問題はありません。負けが込んできた時、どうなるか…。昨年、チーム功労者である内川聖一(現ヤクルト)に一軍出場のチャンスも与えず、そのまま退団に追い込んでしまいました。その影響もあって、急激な世代交代を恐れたとの声も聞かれました」(前出・球界関係者) 松田は守備中も声を張り上げており、若手投手はそれに励まされている。「欠かすことのできない選手」でもある。しかし、さらに打率を落とすようなことになれば、工藤監督は「野手のことは一任」という方針を撤回するだろう。 「昨季の工藤監督はスタメン、打順を毎試合のように変え、リーグ優勝を勝ち取りました。松田を外した打順もイメージできているはず」(前出・同) 覇者・ソフトバンクが躓くとすれば、レギュラー交代とベンチワークが原因となりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年04月11日 17時30分
今季の楽天、好調スタートは石井監督のおかげ? グラウンド内外でアクシデント続出も采配には問題ナシか
今季より石井一久新監督に率いられている、楽天イーグルスが好調だ。開幕から3カードを終え、何れも2勝1敗で勝ち越している。特にシーズン開幕前より定評のあった投手陣の、それぞれ持ち合わせているポテンシャルを存分に発揮させているように感じられる。 開幕前には優勝候補にも挙げられていた楽天。まさに「令和の投手王国」とも呼べる布陣の手綱を握る新指揮官の心待ちとするのはもちろん、大黒柱・田中将大の日本復帰後のシーズン初登板だ。「彼(田中)には結果を見せて欲しい。田中が投げた試合は常に勝利を」と語っており、エースへ寄せる思いも絶大だ。 新監督としての船出は決して順調なことばかりではなかった。 開幕直後、2戦目先発予定となっていた田中、さらに昨季はクローザーとして目覚ましい働きを見せたブセニッツが何れも負傷により登録抹消と、いきなりの憂き目に遭う。また、田中に次ぐ柱としての期待を背負う、則本昂大の私生活での話題が週刊誌を賑わすなど、グラウンド内外でネガティブな話題が先行した。 だが、田中の負傷は「本当に軽度なもの」と石井監督によって伝えられていて、公式戦初登板の予定も近いことを明らかにしている。ブセニッツが抜けたリリーフ陣では、3カードを終えた時点で、今季抑えとして再転向を図った松井裕樹がここまで3セーブを記録、また、則本も既に先発勝利を挙げており騒動での影響を感じさせず、共に復活への足掛かりを固めている。 先発陣では、指揮官自ら2月中に開幕投手として決定したという涌井秀章、岸孝之の両ベテランも今季初登板で勝利しており、早速、望む通りの結果を残している。さらにドラフト1位、早川隆久は開幕ローテ入りを果たして臨んだプロ初登板、開幕3戦目の日本ハム戦で6回を投げ、8個の三振を奪い勝利するなど、前評判通りの投球内容を披露した。 勿論、勝利に貢献してきたのは救援陣も同じだ。4月3日のオリックス戦では、途中アクシデントでの緊急降板などもあったものの投手7人で凌ぎ切り、1点差で勝利をものにしている。石井監督は「リリーフのみんなが凄く頑張ってくれた」と手放しで投手陣を称えた。 現役時のキャラクターをそのままに、ポジティブでありどこか柔らかい印象は監督となった現在も変わらない。エース田中の復帰も見据え、注目度はこれまで以上となる今季の楽天を石井新監督がどう操るか、早くも今季の大きな楽しみとなっている。(佐藤文孝)
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スポーツ 2021年04月11日 11時00分
現役メジャーリーガーが阪神投手のおかげで大ブレーク? 新球種習得し最多セーブも獲得、藤川氏が明かした秘話に反響
元阪神で現阪神SAの藤川球児氏が7日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。前阪神・ドリス(現ブルージェイズ)にまつわる秘話を明かした。 今回の動画で藤川氏は自身が思うストレートがすごい投手を3名挙げ、それぞれの選手の印象や思い出などについてトーク。その中の1人として名を挙げたドリスが、自身の投球フォームを参考にブレークしたという話を披露した。 阪神(1999-2012,2016-2020)、カブス(2013-2014)、レンジャーズ(2015)、四国IL・高知(2015)で現役生活を送った40歳の藤川氏と、カブス(2011-2013)、阪神(2016-2019)、ブルージェイズ(2020-)でプレーしている33歳のドリス。両者は2013年にカブス、2016年から2019年にかけては阪神で共にプレーしている。 カブス時代のドリスは「ボールは速いんだけど5連打とか6連打とかずっとヒット打たれる(投手)」だったという藤川氏。その後阪神で再び同僚となるが、「とにかく全力でしか投げられないし、ピッチングフォームも全然分かってない」と当初はいい印象がなかったという。 ただドリスはその後、藤川氏の投球フォームを参考に自身で実践を重ねることで投球が良くなっていったとのこと。藤川氏によるとドリスは直接教えを求めずに見て学ぶ投手だったといい、自身が見る限り「(腕を)とにかく真っすぐ後ろに引っ張る。横に動か(さ)ない」という点を重視して日々練習に取り組んでいたという。 また、藤川氏はドリスの投球が良くなった具体的な点としてきれいなストレート、いわゆるフォーシームを習得したことを挙げる。藤川氏曰く、来日直後のドリスはストレートが全てツーシーム気味に変化していたとのこと。ただ、投球フォームが安定しフォーシームが投げられるようになったことで、「160キロのスピードで2パターンのボールが投げ(分け)られること(が可能になったこと)によって、連打を打たれることはなくなった」という。 「彼は賢かったですね、アメリカから来た選手としては」と、ドリスは元メジャーリーガーという経歴を鼻にかけるようなこともなかったという藤川氏。「(ドリスとは)また会いたいし、コロナが明けたら会いに行くよなんて話もしてますよ」と、今でも親交が続いていることも明かしていた。 藤川氏は動画で自身も驚くほどの剛速球だったという元同僚や、キャッチボールの相手を務めるのが怖かった現役投手についても話している。 >>阪神SA・藤川氏、巨人と阪神の決定的な差をズバリ指摘 キャンプで目の当たりにした光景にため息?「勝負をさせないと」<< 今回の動画を受け、ネット上には「阪神2年目から急に成績良くなったのはそういうことだったのか」、「ドリスが藤川のピッチングを真似してたって話は初めて聞いた」、「見て実践するだけで藤川のようなきれいなストレートを投げられるようになるって凄いな」といった反応が多数寄せられている。 「今回藤川氏が挙げたドリスはクローザー候補として2015年オフに阪神が獲得した助っ人ですが、来日1年目の2016年は8セーブと今一つ。ただ、翌2017年から阪神最終年の2019年にかけては計88セーブを挙げ、2017年には最多セーブ(37セーブ)を獲得するなど守護神としてチームを支えました。このブレークのきっかけが藤川氏にあったという話に驚いたファンも多いようです。現役時代の藤川氏は1秒間で45回転とMLBのトップ投手にも匹敵する回転数のストレートを武器とした投手でしたが、その藤川氏をお手本とすることでドリスのストレートも安定したのかもしれませんね」(野球ライター) ドリスはMLBに復帰した2020年も「24登板・2勝2敗7ホールド5セーブ・防御率1.50」と安定した数字を残している。阪神時代に藤川氏から吸収した技術は今でも活かされているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について藤川球児氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCz7tOXB0x7yfESq6WPkA11g
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スポーツ 2021年04月10日 11時00分
楽天・田中将大、復帰延期は怪我のせいではない? 順調な回復見せるも…石井監督の“思惑”次第で更なる長期化もあるか
今季が開幕した3月26日に右ヒラメ筋損傷の故障を負ったことが球団から発表され、その後4月3日にソフトバンク戦(同月10日)での復帰が濃厚と伝えられていた楽天・田中将大。同月7日、その田中の復帰がさらにずれ込むことを複数メディアが報じた。 報道によると、同日取材に応じた楽天・石井一久監督は田中の復帰登板について、「10日で考えていたけど、やめておきましょうと」と10日の起用を見送ることを明らかにしたとのこと。また、「(10日から1週間遅らせて)17日もあるが、もう少し手前でも考えている」とも語ったことから、15日・ロッテ戦が新たな復帰予定日になるとの見方が強まっている。 10日の登板に向け最終調整に入っていると6日に伝えられていた田中。そのため、今回の延期は一見すると故障の回復遅れが原因のようにも思われるが、別の要因を指摘する声もある。 >>楽天復帰の田中、右肩・ひじは既に限界? 毎オフの意味深行動も金村氏が暴露「ある筋から聞くと…」<< 「田中の復帰登板延期を明言した石井監督ですが、同時に『順調に回復しているという話なので心配はしていない』と田中の状態は良好との旨を口にしています。実際、7日もグラウンドに姿を現し下半身のトレーニングや70メートルの遠投を行ったとのことですので、回復遅れが生じているとは少々考えにくいところです。そのため、今回の延期は現在のチームの状況や今後の試合日程などを考慮して決定されたと考える方が自然ではないでしょうか」(野球ライター) 田中を欠いた状態で開幕を迎えた楽天だが、6日・西武戦終了時点では「7勝3敗・勝率.700」でリーグ2位と好調。また、先発陣を見ても涌井秀章(2勝0敗・防御率1.29)、岸孝之(2勝0敗・同1.20)、則本昂大(1勝0敗・同1.42)といった面々がきっちり結果を残している。田中抜きでも十分戦えている現状を考えると、田中が早期復帰を目指す必要性はそこまでないともいえる。 また、次なる復帰予定日とみられている15日も、田中を起用する上でメリットとなり得る要素がある。報道通りに15日に登板すればその後は中6日で登板していくことが予想される田中だが、今後の日程を見ると「15日・ロッテ戦→22日・試合なし→29日・オリックス戦→5月6日・試合なし」と1週おきに試合が組まれている。 順調な回復を見せているという田中だが、怪我明けで臨む復帰登板を無事に投げ切れる保証はない。また、仮に投げ切れたとしても、試合後や翌日以降に筋肉の張りなどが生じる可能性もあるだろう。そのため、石井監督は翌週以降、余裕がある日に田中を起用することで、不測の事態への対応やローテ変更などを行いやすくした可能性もあるのではないだろうか。 2013年10月8日・オリックス戦が、NPBでのレギュラーシーズン最後の登板となっている田中。多くのファンがこの時以来の登板を今か今かと待っており、中には「チケットが無駄になるからこれ以上の延期はやめてほしい」、「あんまり登板しないとグッズ売り上げも鈍りそう」という声も見られるが、果たして15日の登板は実現するのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月09日 20時35分
巨人・宮本コーチ、戸郷中継ぎ起用の意外なワケを明かす 場当たり的な戦略では無かった?「絶対に先発起用すべきだった」反発の声
野球解説者の槙原寛己氏が8日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、巨人・宮本和知一軍投手チーフコーチがゲスト出演。昨年の日本シリーズで巨人・戸郷翔征をリリーフに回した理由を明かした。 昨季セ・リーグでは2連覇を果たしたものの、日本シリーズではソフトバンクに2年連続となる4連敗を喫した巨人。同年9勝を挙げた戸郷を先発起用しなかったことに不満を抱くファンも少なくなかったが、今回の動画で宮本コーチは戸郷のリリーフ起用を決めた経緯を語った。 昨年の日本シリーズは「2連戦→移動日→3連戦→移動日→2連戦」という日程だったため、先発は4名で回せる状況だったという宮本氏。4枠のうち、2枠は菅野智之、サンチェスに割くことを早々に決定したが、残りの2枠は戸郷、今村信貴、畠世周の3名から選び、外れた1名をリリーフに回す考えだったという。 その3名の中で戸郷をリリーフに回した理由だが、宮本氏は「いきなり初回でドカーンと150キロを投げられる(投手)。だからリリーフでも、(試合の)途中から行ってもガツーンって(速球を)投げれる」とコメント。戸郷は先発・リリーフのどちらでも、登板直後から全力投球ができるタイプだと説明した。 一方、今村や畠は戸郷とは逆に、イニングを重ねて徐々に調子を上げていくタイプとのこと。そのため、「一発勝負のリリーフでガツーンって(最初から全力で)行ける投手だから、日本シリーズはリリーフで行かそうと(いう結論に)なった」という。 2020年シーズンの戸郷は出場19試合中18試合は先発だったが、シーズン最終盤の同年11月10日・阪神戦でリリーフ起用されている。宮本氏は「2ケタ勝ってくれたらいいな(同戦前時点の戸郷は8勝)、1つでも多く勝ってほしいなというところもあったけど、日本シリーズで戸郷をリリーフで使おうと思ってたから投げさせた」と、日シリの“予行練習”として戸郷をリリーフ起用したことも明かしていた。 宮本氏は動画で昔と今の選手の違いや、自身が特に気に入っている巨人投手についても話している。 >>巨人・秋広に元木ヘッドが「おかしいでしょ」 新人なのにコーチを酷評? 超生意気発言にファンも驚き<< 今回の動画を受け、ネット上には「戸郷をあえてリリーフに回した理由が知れてよかった」、「先発で使えないからじゃなくて、リリーフで使えるからっていう前向きな話だったのか」、「あの阪神戦のリリーフがシリーズに向けた布石だったとはびっくり」といった反応が多数寄せられている。 一方、「日シリは先手必勝だからその考え方は間違いだったと思う」、「戸郷は絶対に先発起用すべきだっただろ、シリーズは先制したチームが勝ってるケースがほとんどなんだぞ」、「宮本はシリーズでは先制チームの勝率が高いって傾向知らなかったのか?」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 「昨年を含めた過去5年のシリーズを見ると、先制点を挙げたチームの勝率は『.720』と、先手をとったチームのほとんどがそのまま試合に勝利しています。実際、巨人も昨シリーズでは4戦中3戦でソフトバンクに先制を許しいずれの試合も敗れました。そのため、同年チーム2位の9勝(1位は菅野の14勝)を挙げた戸郷はそのまま先発起用した方が、ソフトバンクに先制されるリスクを減らせたのではないかと考えているファンもいるようです」(野球ライター) 昨シリーズの戸郷は4戦中3戦でリリーフ起用されたが、登板時はいずれもビハインドの状況。そのこともあってか、一部では「リリーフに回した意味もほとんどなかった」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について槙原寛己氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCU77bY7q28jGPYlDn089gfg
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スポーツ 2021年04月09日 19時30分
広島・松山に「その辺の素人と同レベル」ファン激怒 守備ミス3連発の末に負傷交代、佐々岡監督に“スタメン剥奪”を求める声も
8日に行われた広島対ヤクルトの一戦。「11-7」でヤクルトが勝利したこの試合で、広島・松山竜平が見せたプレーがネット上の広島ファンの間で物議を醸している。 「5番・左翼」でスタメン出場した松山は、打撃では「3打数1安打・2打点」をマーク。ただ、同戦では打撃ではなく、序盤から中盤にかけて相次いだ3つの守備ミスが問題視されている。 松山に最初のミスが飛び出たのは、「4-0」と広島4点リードの1回裏無死一、二塁。この場面で打席のヤクルト・山田哲人は凡打性のフライを打ち上げたが、松山は目測を誤ったのか一歩目の踏み出しが遅れ、結果自身の目の前に落ちるポテンヒットを許してしまった。 その後広島は2点を奪われなおも1死一、三塁とピンチが続くが、ここで太田賢吾のレフトフライを捕球した松山は、本塁送球は間に合わないと考えたのか二塁へ緩い球を返球。ただ、一塁走者・村上宗隆はこれを見逃さず二塁へタッチアップすると、後続の西浦直亨のレフト前ヒットで本塁に生還。松山の緩慢返球は失点につながる結果となった。 また、松山は「5-9」と広島4点ビハインドの5回裏1死三塁の場面でも、山崎晃大朗が放った平凡なレフトライナーの目測を誤り、慌ててジャンプし捕球を試みるも後逸するというミスを犯す。さらに、松山はこの“バンザイプレー”の直後に右ひざ付近を押さえながらその場にうずくまり、トレーナーに付き添われベンチ裏に下がるとそのまま交代となった。 >>元広島・高橋氏の暴露話に「だから古巣に帰れないんだろ」呆れ声 選手の指導を放り出したまさかの理由とは<< 同戦でのミス3連発を受け、ネット上には「3つのミスは全部酷すぎる、その辺の素人と同レベル」、「何回もミスやらかした挙句負傷退場は酷すぎる、迷惑かけた投手陣全員に謝れ」、「全部記録に残らないエラーだから、投手としてはたまったもんじゃないな」といった反応が多数寄せられている。 同時に、「この試合を最後に佐々岡監督は松山を代打要員にするべき、その方が本人にとってもチームにとってもいい」、「今後は代打に専念させた方がいい、相手打者が松山を狙い撃ちしてくることも考えられるわけだし」、「スタメン起用するにしても、DHが使える交流戦限定にしてほしい」といった、チームを率いる佐々岡真司監督への要望コメントも複数見受けられた。 「2008年のプロ入りから広島でプレーする松山は主に一塁と外野を守っていますが、近年は守備難が目立っている選手。外野として8試合に先発している今季も、UZR(同じ守備位置の平均的な選手に比べどれだけ失点を防いだかを表す指標)はセ・リーグ外野手ではワースト4位となる『-2.1』と振るっていません。ただ、一方で打力には確かなものがあり、今季も得点圏打率『.417』と勝負強さを見せています。そのため、佐々岡監督は松山を今後スタメンではなく、代打の切り札や交流戦でのDH要員として起用していくべきではないかと考えているファンは少なくないようです」(野球ライター) 試合後の報道では下半身のコンディション不良で、9日・巨人戦以降の起用は状態を見ながらの判断になると伝えられている松山。今回の守備ミス連発を受け、佐々岡監督が起用法を改めることはあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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西武、一軍キャンプ帯同も「松坂は別メニュー」か 渡辺GMの目論見がメンバー編成から判明?
2020年01月16日 11時30分
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スポーツ
DeNA・倉本寿彦、「周りを気にしている立場ではない」6年目の決意
2020年01月16日 11時00分
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スポーツ
巨人、オフ補強失敗が意外なベテランに影響? 元木ヘッドコーチも期待、若手を差し置いての優先起用もあるか
2020年01月15日 11時57分
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スポーツ
中日・根尾が二軍、ルーキー石川が開幕一軍? 就任2年目のシーズン、与田監督が目論むチーム構想とは
2020年01月14日 11時44分
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スポーツ
ソフトバンク・コラスも復帰絶望か 給料を持ち逃げした選手も、球団との契約を反故にしたお騒がせ助っ人
2020年01月13日 09時00分
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スポーツ
.350、22本、106打点…メジャー1年目の日本人野手が残した打撃記録、筒香・秋山は更新なるか?
2020年01月12日 18時00分
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スポーツ
西武・松坂、一軍キャンプ投入は危険? 渡辺GMの意味深発言、昨季未登板の内海とも明暗分かれるか
2020年01月11日 17時30分
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スポーツ
日本ハム・中田も怯える「プロ野球選手寮」 心霊現象の頻発、球団が対応に追われたケースも?
2020年01月11日 11時00分
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スポーツ
阪神、現コーチ陣には存在意義がない? 山本昌待望論が渦巻く春キャンプ、秋に敷かれた“かん口令“も継続か
2020年01月10日 11時40分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能ニュース
2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分