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トレンド 2012年11月17日 17時00分
“ヌルサク”ここに極まれり! 美しさと気持ちよさが「深化」したGALAXY…NTTドコモのAndroidケイタイ「GALAXY S III SC-06D」
先週に引き続き、サムスン製スマートフォン「GALAXY」シリーズの端末「GALAXY S III SC-06D」をレビューする。 この端末は6月にリリースされた、ドコモ2012夏モデルの“顔”でもあるフラッグシップ端末で、諸外国で発売されている「GALAXY S III」の国内ローカライズモデルである。■大画面、なのに薄くて軽い SC-06Dの画面サイズは4.8インチで、スマートフォンの中では比較的大きい。しかし、決して「大きい=持ちにくい」というわけではなく、なめらかなラウンドフォルムで、手の大きさに関係なくスルッと手にフィットする形になっている。その感触は、手が端末に引き込まれるような不思議な感触である。 薄さ9mm、重さ139gで、持ち続けても疲れない軽やかなボディだが、バッテリー容量は2100mAhの大容量だ。■驚くほど早すぎるカメラ 有効画素数約810万画素のメインカメラは、シャッターボタンをタップすると、一瞬(具体的には0.3秒)で撮影ができ、“撮りたい瞬間”を逃さない。 この撮影スピードには本当に驚いた。あまりの早さに「えっ、本当に撮影できてるの!?」と最初のうちは正直戸惑ってしまった(笑)。 さらに、「連写モード」ではシャッターボタンを長押しすると最大20枚の連写撮影ができ、8枚連続で撮影した写真の中から一番良い1枚をチョイスしてくれる「ベストフォト」機能もあるので、たとえ被写体が動いていてもベストなショットを撮影できる。それ以外にも、明暗がはっきり分かれている場所でも美しい写真が撮れる「HDRモード」もある。 端末正面のサブカメラも、約190万画素とサブカメラの中では比較的高画素で、「美肌モード」などの撮影モードもあり、“自分撮り”もバッチリ綺麗に写せる。■“SC-06D”だけのオリジナル機能 グローバルモデルのGALAXY S III(GT-I9300)とSC-06Dの大きく違う点として、GT-I9300がクアッドコアなのに対しSC-06Dはデュアルコアなことが真っ先に挙げられる。しかしながら「クアッドコアではない」といえど、GALAXYのGALAXYたる所以である“ヌルサク感”は、国内キャリアから発表されているAndroid端末の中ではトップクラスで、普段ネットを巡回したり、アプリを弄ったりしていても、まるでストレスを感じさせない。 そして、GT-I9300はNFCに対応しているが、SC-06DはNFC非対応である。しかしGALAXYシリーズ初となる「FeliCa」対応端末で、「おサイフケータイ」が利用できる。NFCではなくてFeliCaが採用された理由としては、やはり日本国内でのNFC認知度や普及度などを鑑みての結果だったと推測できる。 フィーチャーフォンからスマホへの乗り換えをためらう人の中には、「ほしいと思ったスマホがおサイフケータイ非対応だった」と、おサイフケータイを知って手放せなくなってしまった人も多いと思う。筆者もおサイフケータイが便利すぎて手放せなくなった人間のひとりで、電子マネーや家電量販店のポイントカードなど、ありとあらゆるカードを“おサイフケータイ化”している。 このように、おサイフケータイの便利さを知っている身としては、おサイフケータイ対応となったのは大きなアドバンテージであると考えられる。 また、SC-05D(GALAXY Note)やSC-02C(GALAXY S II)のようにワンセグも利用可能。 大画面だが、受信環境さえ良ければ酷い粗もなく快適に視聴できる。■ユニークな機能でさらに使いやすく SC-06Dはタッチパネルをタップして操作する以外の操作方法もある。 例えば、発着信履歴やアドレス帳の連絡先を表示した状態で端末を耳に持っていくと自動的に通話状態になる「ダイレクトコール」、端末の上部を2回直接叩くとメール一覧や連絡先一覧の一番上に戻る「タップトゥトップ」、に端末を持ち上げると不在着信や未確認メッセージをバイブで教えてくれる「スマートアラート」、画面を見続けている間はディスプレイが消灯しない「スマートステイ」など、タッチパネルに直接触れなくても端末を操作できる面白い機能が特徴的で、まさに「直感的な操作」といえる。 ハイスペックゆえに、初心者にはとっつきにくい印象を持たれがちなGALAXYシリーズであるが、SC-06Dは直感的な操作や“ガラ機能”(おサイフケータイ・ワンセグ)も搭載して、昔に比べると“やさしい”端末になっている。筆者はそう感じた。<関連リンク>http://www.samsung.com/jp/consumer/mobilephone/mobilephone/smartphone/SGH-N064MB3DCM
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レジャー 2012年11月17日 16時25分
【東京スポーツ杯2歳S】コディーノ、無傷の3連勝で重賞連覇
競馬の「東京スポーツ杯2歳S」(第17回GIII・芝1800メートル、17日東京・15頭)は、離れた4番手を進んだ単勝1番人気のコディーノ(横山 典弘騎手)が最後の坂を上がってから鋭く抜け出し、2着レッドレイヴン(3番人気、内田 博幸騎手)を1馬身3/4差抑え、1分46秒0のレコードで完勝。札幌2歳Sに続き無傷の3連勝で重賞を連覇した。藤沢 和雄厩舎は1、2着独占。3着インプロヴァイズ(7番人気、R、ムーア騎手)。 コディーノは父キングカメハメハ、母ハッピーパスの牡2歳馬(黒鹿毛)。馬主は(有)サンデーレーシング。戦績=3戦3勝。主な勝ち鞍=重賞2勝目(12年札幌2歳S)。横山典騎手は2勝目(07年フサイチアソート)。藤沢和調教師は初勝利。「配当」単勝(1)190円複勝(1)110円(15)170円(10)310円ワイド(1)(15)250円(1)(10)610円(10)(15)1200円枠連(1)(8)440円馬連(1)(15)470円馬単(1)(15)660円3連複(1)(10)(15)2690円3連単(1)(15)(10)6330円*レース結果については、必ずJRA公式発表でご確認ください。
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芸能 2012年11月17日 14時00分
悪質メールの仕業か。光宗薫AKB脱退の理由
「AKBという団体に入ることを目標にしていたわけではない」など豪胆な発言と、ボーイッシュな顔立ちから“ポスト篠田麻里子”の最右翼といわれていた光宗薫(19)が、AKB脱退を発表し騒動になっている。 公式ブログで「以前から体調が優れず、万全の状態で皆さんの前に立つ事が難しくなり…」と体調不良をほのめかしながら「今後も別の形で皆さんの前に立つ事ができるよう、まずは体調を万全に」と書いた。 しかし、AKBに詳しい芸能ライターによると、どうやら表立っては言えないウラ事情もあるようだ。 「集団で動くことが嫌になったとささやかれていたのですが、実はファンからの“遠隔操作なりすましメール”に怯えていたのです。光宗は劇場公演デビュー前から週刊誌の単独グラビアやCMに出演していた特異な存在で、古いAKBファンからは『推す気になれない』と揶揄され、『AKBには向いていない』とか『どうせ辞めたらAVに行くんだろ』といったサイト内でのやりとりや、時には『脱いだらどうなるの? 乳首は上を向いている? すぐ返答せよ』といったセクハラまがいのメールが、ゲームサイト経由や無料メールから来て、アドレスを変えても止まらずに悩んでいたようです」 今、遠隔操作でメールを送りつけることはたやすいのは報道の通り。6月の総選挙では、知名度とスタッフからの期待もありながら、まさかの“圏外”となり、ショックが重なった。 しかし、希望もある。 「もともとのモデルの道もあるし、女優としてのオファーもたくさん来るでしょう。きっと、AKBの中にいるより売れるんじゃないかな」(芸能プロダクション関係者) 目立ちすぎたAKB研究生の前途はいかに。
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トレンド 2012年11月17日 13時00分
99%のモノを処分した高城剛氏が考える22世紀
ハイパーメディアクリエイターという固有の肩書で、世間から注目される高城剛氏。現在、高城氏のすべての所持品はスーツケース約1.2個分。これで生活しているという。もともと、神宮前にあった60畳を超える家の隅々まで埋め尽くし、さらには倉庫を借りるまでに増幅していた所持品だったが、これを99%処分したのは今から約5年前。ここまで自らの所持品を処分するきっかけは、2001年9月11日に米国で起きた同時多発テロだったという。 「価値観が大きく変わって、それまでの二十世紀的な“過剰”なまでに“所有”する生活を脱却しようと思いました。その後、5年近くかけて持ち物を見直し、処分しました」 高城氏は、モノを処分する段階で、90%までは使っていないものばかりだったので、難しくなかったと語る。そして、そこからさらに厳選する基準は、「自分の“過去”ではなく“未来”に必要なものだけを選ぶようにしました」とのこと。ただ、そんなにモノを処分をしてしまい不便に思うことはないのだろうか。 「使っていないものがほとんどでしたので、不便に思ったことはありません。もし、本当に不便に思うなら、また買い直す事もあるでしょう」 気になるのが、最後まで残したスーツケース約1.2個分の中身。11月15日に発売された「LIFE PACKING 未来を生きるためのモノと知恵」(晋遊舎)には残った1%のアイテムが紹介されている。また、本書で、高城氏は、21世紀は「モノを処分し厳選すること」からはじまったと語る。そんな高城氏に「22世紀の世界のスタイル」を聞いてみた。 「人々はもっと移動すると思います。なぜなら、人間の身体は移動するように出来ているからです」 モノが捨てられないことが話題になる現代だが、もっと身軽になり、本来の人間の身体に戻ることこそが、高城氏が考える未来ということのようだ。
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その他 2012年11月17日 12時00分
逝去・藤本義一さんを襲った「中皮腫」を発症させる“今も身近にあるアスベスト”
直木賞作家で脚本家の藤本義一さん(享年79)が10月30日、肺炎で亡くなった。エッセイストでタレントの妻・統紀子さんは、藤本さんが昨年春ごろから、肺の中皮腫を発症していたことを明かしたが、この病気は意外や身近なところに原因が存在するのだ。 実は、中皮腫はアスベスト(石綿)が原因であることが多いのである。 世田谷井上病院の井上毅一理事長がこう話す。 「肺、心臓、腹部臓器などは、胸膜、心膜、腹膜などという膜に包まれおり、これらの表面を覆っているのが中皮です。この中皮から発生した腫瘍を中皮腫といい、発生部位によって胸膜中皮腫、腹膜中皮腫などに分けられるのです。中皮腫の多くはアスベストが関与しており、空気中に飛散したものを吸い込むと、細かい繊維が中皮に刺さると考えられている。吸引時から20〜40年で発症するが、量が少なくても発症する厄介な病気なのです」 実際、アスベストは今では「全面禁止」だが、'04年までに建てられた住宅には使われていないものはないといわれるほどなのだ。 「危ないのは床材、壁紙、浴室の壁、タイルの接着剤、キッチンの吊戸棚、トイレのパッキンなど。また、石油ストーブの芯、魚を焼く網、トースターのコード、掃除機、エアコン、洗濯機のパッキン、ドライヤー、こたつ、火鉢などにも以前は使われ、ビルの機械室の天井や壁にも吹き付けてきたのです」(社会部記者) '04年前に建てられた駐車場や、解体した建物の廃材を材料とした再生砕石には、「ほぼ100%アスベストが含まれている」といわれ、これらは今も稼動しているのだ。 もっとも、ここ最近の我が国においては、さらに恐ろしい事態が囁かれている。 一昨年3月に起きた東日本大震災後、震災ボランティアが瓦礫の片づけに奔走したが、被災地には夥しい量の危険な廃材が山積していたのである。 「瓦礫と化した建物や電源設備などは、まさにアスベストの山です。防塵マスクなどしっかりとした装備をしないと、数十年後、被災地やボランティアの間に中皮腫が大量発生する可能性もあるのです」(前出・社会部記者) アスベストの恐怖は、今後全国に広まりそうだ。
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社会 2012年11月17日 11時00分
やっぱりやめられない!? 原発ビジネス 「イギリス・リトアニア・ベトナム」にどっぷり浸かる 日立の打算(2)
その背景にあるのが2011年度に1600億円だった原子力事業の売上高を、'20年度には2倍超の3600億円に拡大させようとの計画である。日立はハードディスク駆動装置や中小型液晶パネルなど、不採算事業のリストラに大ナタを振るったが、巨大市場が見込める原子力事業は聖域として温存した。国内市場の拡大が絶望的になった今、世間からどう陰口を叩かれようと原発との心中に舵を切ったといえば話は早い。 ホライズンの買収と、正式受注が秒読み段階を迎えたリトアニアの陰に隠れているが、日立はフィンランド、カナダ、ポーランド、ベトナムなどでも受注活動を展開している。同社単独のケースもあれば、原発事業でタッグを組む米ゼネラル・エレクトリック(GE)との二人三脚で交渉しているケースもある。各国の電力事情も絡んで対応はさまざまだが、ライバル陣営が「そこまでやるか」と目を剥くのがベトナムで打ち込んだ強力なクサビである。 茨城県日立市に本社がある日立GE(日立とGEの合弁会社)は、昨年から国営ベトナム電力グループが設立したベトナム電力大学で出張講座を開催した。東南アジア各国が原発の導入を計画している中、将来を担う人材を育成しようとの試みで、講師は日立GEと東京工業大学が出した。要するに今後の原発新設の8割を担うとされる新興国に、早々とツバをつけようとの戦略である。 それにしても、なぜ東京工業大学なのか。耳を疑いたくなる話がある。ことの発端は一昨年10月、菅直人首相(当時)とベトナムのグエン・タン・ズン首相が「原子力分野での人材育成への協力」で合意。日本はベトナムが計画する第二原発のパートナーとなることが決まった。その縁から菅前首相の母校である東京工業大学は、「国際原子力人材育成」の寄付講座を開設した。技術者育成といえば耳障りはいいが、これぞベトナムで原発ビジネスのうま味にありつきたい日立の“肝いり講座”に他ならない。その先棒を担いだ菅前首相が、今や“脱原発”の闘士に変身し、正義の味方らしく振る舞っているのだから皮肉でしかない。 「原発を“金のなる木”とにらむ日立にとって最大の誤算は、強力な援軍となるはずだった東電の身動きが全く取れなくなったこと。海外の受注競争では建設や保守だけでなく、運営までのノウハウがセットで要求される。東電が自分の頭上を飛び交うハエさえ満足に追い払えなくなった以上、日立は英国の原発会社に大枚を投じざるを得なかったのです」(業界関係者) 将来のドル箱ともくろむ新興国とはいえ、どこまで受け入れるかは疑問符もつく。日立の野望が頓挫したら、それこそ東電の二の舞である。
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芸能 2012年11月16日 18時00分
文化放送 熟女アナが初のカレンダー発売 売り上げ好調ならセミヌードもあり?
テレビ・ラジオ局が女子アナのカレンダーを発売するのがブームになっている。 これまで男女アナが混合で登場していたTBSは、'13年版で、'06年入社以降という制限つきのカレンダーを出した。田中みな実らムチムチした女子アナばかりが登場している。 また、20代前半では満足できないという熟女アナ好きには、文化放送が発売したカレンダーがお勧め。『ときめき6人×艶姿』(税込み2000円)がそれで平均年齢39歳。制作部次長補佐の肩書きを持つ水谷加奈(45)、173センチという長身の吉田涙子(るいこ・41)、そして若手の石田絵里奈(25)や出産直後の熟女アナら6人が大人のフェロモンを漂わせている。 「カレンダーでは全員が普段よりも念入りにメークしている。11月3日に行われた地元のお祭り『浜祭』では、熟女アナたち自ら手売りし、かなり売れていました」(文化放送関係者) “AMラジオ局の雄”とまでいわれた文化放送が、なぜ熟女アナ総動員のカレンダーを出さないといけないのか。 「番組の宣伝もあるが、少しでも放送外収入を増やしていこうというのが狙いです。最近のAMラジオ離れは顕著で、最大の顧客・若者はFMに流れたまま。'12年3月期決算はAMラジオ局6社のうち4社が赤字です。トップのTBSラジオでも、今期('13年3月期)に入ってからは減収が続いている。そこで、少しでも協力できれば、と熟女アナたちが名乗り出たわけです」(ラジオ業界事情通) 熟女アナカレンダーがクリーンヒットすれば、第2弾が発売されるのは間違いない。そのときはセミヌードにして、という文化放送ファンの声は少なくない。
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レジャー 2012年11月16日 18時00分
東京スポーツ杯2歳S(GIII、東京芝1800メートル、17日)藤川京子のクロスカウンター予想!
東京11R、東京スポーツ杯2歳Sは◎コディーノが3連勝で重賞2勝目を狙います。 新馬戦は、スタートで出遅れて後方からの競馬。4角手前から前に並びかける勢いで進出し、外を回って直線に向くと一瞬にして突き放し2馬身半差で完勝。上がり3ハロン33秒7も速く、マクって勝ってしまうのだから内容の濃い一戦。クラシックでの活躍馬を輩出している前走の札幌2歳Sでは、ゲートを決めて4番手の内を追走。スローでもしっかりと折り合いがついて流れに乗り、4角でうまく外へ出し、直線では鋭い反応で抜け出すと抜群の瞬発力で伸びて快勝。勝ちタイム1分48秒5の時計も優秀です。 使って反応も更に良くなっていて、とにかく切れ味が凄い。瞬時に脚が使えて、追えば追うほど伸びる感じ。レースでは折り合いがつくし、この2走が異なった内容だけにどんな競馬にも対応できそう。中間も順調に調整されており、最終追い切りは軽快なフットワークでしっかり伸びて併せ馬を消化。東京の長い直線はプラスに働きそうで、どこまでも突き抜けるシーンが目に浮かびます。(1)コディーノ(9)ケンブリッジサン(5)サトノノブレス(15)レッドレイヴン(13)ザラストロ(8)タカノハーバー(10)インプロヴァイス馬単 (1)(9) (1)(5) (1)(15)3連単 (1)-(9)(5)(15)(13)(8)(10)コディーノ 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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社会 2012年11月16日 16時00分
新装開店梅田「阪急百貨店」に現れた大物名物スリ「駒崎姉妹」捕り物劇
10月26日、装いも新たにオープンした大阪・梅田の阪急百貨店で起きた、老姉妹スリの逮捕劇−−。 満員の買い物客で賑わう地下食料品売り場に、アイコンタクトを交わす2人の老女がいた。前を歩く一人は背伸びしながら買い物客の後ろから陳列ケースを覗き込み、もう一人は少し離れたところからその様子を見ている。いかにも知り合い同士、買い物につきあっているという風情だ。 「と、その瞬間、前を歩く女が、すぐ前方にいた客の鞄に素早く手を突っ込んだ。すると左右と後ろから私服の女性警察官がさっと現れ、女を取り押さえたのです。それを見て逃げだした“見張り”の女も、すぐに行く手を塞がれ、御用となりました」(地元紙記者) 2人は、地元警察の間でも名を知られた名物スリ師・駒崎恵美子(80)と、妹の妙子(72)。2人のスリ歴は、なんと約60年にも及ぶ。 「若いときに悪い友人と仲間になってこの道に入り、その後はスリ一筋で刑務所を出たり入ったり。2人が稼業に入った頃に人気があった“こまどり姉妹”をもじって、いつしか“駒崎姉妹”と呼ばれるようになったのです」(同) 若い頃の2人は、どちらもスリ役だったという。しかし最近は齢には勝てず、高齢で動きの悪い姉・恵美子容疑者が「幕」と呼ばれる見張り役になり、妹の妙子容疑者が「真打」という実行役を務めていた。それでも、2人は自分の仕事にこだわりを持っていた。それが、いわゆる“オープン荒らし”だ。 「2人は過去にも、大型百貨店や話題の商業施設の新装開店の際、ほとんど顔を出していました。そんな犯歴から、大阪府警は今回の阪急百貨店の新装開店にも2人が必ず現れると読み、女性を中心に30人の捜査員を投入し張り込ませていたのです」(同) 調べに対し、恵美子容疑者は「店内を見ていただけ」と犯行を否認。妙子容疑者は「一人でやった。一緒にいたのは女友達で無関係」と供述しているという。 「お互いをかばいあってみせるのも駒崎姉妹ならではの演技。『誰にも頼らず生きている』などとうそぶいているようですが、とんでもない話です」(捜査関係者) 2人にとって今年の年末は、いつにも増して辛いものになりそうだ。
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芸能 2012年11月16日 15時30分
バラエティ番組で出た“魂のひとこと”(38) 「女子の(自転車の)サドルに、ほっぺをスリスリしたことがある」(井上裕介)
「キャーッ!」を「ギャ〜〜ッ!!」に替えた男。NON STYLEの井上裕介は、芸人界でもきわめて異例な変貌を遂げた。 地元の関西で活躍していたころは、アイドル人気が抜群。出演していた劇場・baseよしもとの、出待ちファンの多さも抜きん出ていた。しかし、東京進出をはたして、キャラが確立していくと、井上に向けられていた黄色い歓声が大きなブーイングに変わった。「キモメン」。今ではこの言葉の、筆頭芸人だ。 14日にオンエアされた『ナカイの窓』(日本テレビ系列)でも、井上はキモい男っぷりを披露した。この日は、「モテモテすぎるイケメン芸能人」が結集。よしもとの次世代イケメンといわれているベイビーギャング・北見寛明、ハーフタレントのJOY、矢口真里の夫で俳優の中村昌也、節約俳優の細川茂樹、歌舞伎町の元No1ホストでプロレスラーの美月凛音、アンジャッシュ・渡部建が、幼少期から現在に至るまでの、モテ伝説を打ち明けあった。 自慢のイケメントークで、『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系列)に出演したこともある北見は、「小さいころからずっとモテ期が止まらない」と自信たっぷり。学生時代には、自転車のサドルを盗まれたことがあると明かした。 そこにカットインしたのが、井上。「僕は、逆のことをしたことがあります。人気者の女子の(自転車の)サドルに、ほっぺをスリスリしたことがあります」と、聞かれもしていないのにカミングアウトしたのだ。 「日本中の女子にラブをお届けしている」と、つね日頃から豪語している井上。学生時代は、モテと極北にいたのか。いずれにしろ、自虐という手でひと笑いをゲットした芸人魂は、賞賛したい。(伊藤由華)