スポーツ
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スポーツ 2022年11月21日 21時35分
関脇・豊昇龍、対戦相手にブチギレ?「取組後も不快だった」翔猿戦の顔面張り手・投げ倒しにファンドン引き
20日に行われた大相撲11月場所8日目。今場所7勝目を挙げた関脇・豊昇龍の相撲内容がネット上で物議を醸している。 前日まで「6勝1敗」の豊昇龍はこの日、「4勝3敗」の小結・翔猿と対戦。豊昇龍は立ち合い左手で顔面を一発張りながらぶつかると、すぐに左に動き左上手をつかむ。さらに、そこから翔猿の右足に自身の左足を絡ませ外掛けを狙うも不発に終わった。 この後、豊昇龍は蹴返しを仕掛けつつ攻めてきた翔猿にもろ差しの体勢に持ち込まれる。だが、豊昇龍はちょこまかと動きながら懐に潜り込んできた翔猿の攻めにイライラしていたのか、直後に翔猿の左肩越しにつかんでいた右の一枚まわしを握り直すと。左に回転し倒れ込みながら翔猿を地面に投げ倒すという強引な取り口で勝利。NHK中継の実況は「何という下半身、バネを利かせました! 勝ったのは豊昇龍!」と驚いたような口ぶりで豊昇龍の勝利を伝えた。 しかし、豊昇龍は立ち上がった後に険しい表情を浮かべながら左腕の砂を払うと、西の徳俵前に戻った後も両手をバンッと叩くような動作を見せるなど取組後も苛立ったような雰囲気を漂わせた。 >>元横綱・朝青龍氏が甥・豊昇龍に激怒!「バカやろ」「若いのに恥ずかしい」 千秋楽で勝ち越しも、逃げ腰の相撲にファンも失望<< この豊昇龍の相撲内容を受け、ネット上には「感想としては相撲が荒いの一言に尽きる」、「立ち合いからいきなり顔面張りにいったのは気に食わない」、「最後の投げも強引過ぎるだろ、こんなの続けてたらいつか大怪我するぞ」、「勝負を決めた投げは、動き回って体勢乱してきた翔猿にブチ切れて出したようにしか見えなかった」、「取組後も周囲を威嚇する様に砂払ってて不快だった」といった批判が寄せられた。 荒い取り口とファンのひんしゅくを買っている豊昇龍だが、一部からは「1敗力士で自分だけ負けるのは避けたかったのでは」という指摘も上がっている。今場所は8日目開始時点で豊昇龍、平幕の高安、阿炎、王鵬の4力士が「6勝1敗」で優勝争いの先頭を走っていたが、豊昇龍以外の3名は全員勝利で1敗をキープしていた。翔猿戦に負ければ1人だけ2敗に後退という状況だっただけに、何としても負けられないという気持ちが行き過ぎたという可能性もゼロではなさそうだ。 取組後に応じた取材では、翔猿戦の感想について「まあ、動きも悪くないし、体も落ち着いているんで、この調子で頑張りたいですね」と語ったという豊昇龍。ファンの間では物議を醸しているが、本人としてはある程度手応えがあったようだ。優勝争いへの気合いを十二分に示した形だが、自身初優勝へ向け後半戦も星を積み重ねることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月21日 18時30分
ソフトB若手陣のだらしない態度、藤本監督にも原因? 小久保二軍監督が明かした現状に憶測の声も
今季からソフトバンク二軍を率いている小久保裕紀二軍監督。21日に伝えられた自軍若手陣にまつわるコメントがネット上で物議を醸している。 同日の『東スポWEB』(東京スポーツ新聞社/電子版)の記事によると、小久保二軍監督は秋季キャンプ中(3~18日)に応じた取材の中で、自軍若手陣について「まだまだですよ。(ペットボトルは)ラベルもキャップも外して、これはずっとやってますけど、もともと飲み残しが中に入ったまま捨てられていた」、「スリッパにしても、げた箱があるのに寮の玄関に3列で100個以上並んでいた。(清掃の)おばちゃんたちは全部どけて、下の床を拭き、元に戻すわけですよ」とコメント。球場のベンチや寮で片付けができていない若手が目立つことを明かしたという。 小久保二軍監督は今年2月にも『東スポWEB』(同月28日付)の記事内で「(集合に)フライングしてダラダラと出て行ったり、(目印に)コーンが置いているのに構わず一歩二歩手前で緩めたり」、「自分の飲んだペットボトルをそのままにして帰るとか。この前も見に行ったら5、6本残っていた」と、グラウンド内外で当たり前のことができていない若手が見受けられると苦言を呈している。当時から地道に指導は続けているというが、9カ月がたとうとしている現在も改善はまだ道半ばのようだ。 >>ソフト・今宮が苦言の若手陣、小久保二軍監督も呆れていた? 今春キャンプ中の発言に再注目、チーム崩壊の序章か<< 小久保二軍監督のコメントを受け、ネット上には「半年以上経っても改善しきれないっていうのはなかなか根深い問題だな」、「メディアを通じて言わなきゃいけないほど雰囲気緩んでるのか」、「技術面ならまだしも、この程度のことも指導しなきゃいけないのは大変すぎないか」といった驚きの声が寄せられた。 小久保二軍監督が明かした若手陣の現状だが、一部からは「去年二軍見てた藤本(博史)監督が好き勝手やらせ過ぎたか?」という憶測の声も上がっている。現在一軍を率いる藤本監督は2011年から一~三軍コーチを歴任し昨季は二軍監督を務めたが、対話を重視するなど選手を尊重する指導者として知られている。一軍監督に就任した今季もキャンプインまで体重118キロ以下キープとノルマを課したリチャードのために、自身も3キロほど減量に努めたという選手思いのエピソードが伝えられているが、こうした指導方針が甘えを生じさせた面もあるのではとみるファンも少なからずいるようだ。 11月21日の記事内では「できるまで言い続けるのが僕らの仕事。そこは『これくらいでいいか』の妥協は許せないですよね。言い続けるしかないと思ってます」と語っている小久保二軍監督。就任2年目の来季も辛抱強く指導を続けることになりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月21日 17時45分
DeNA・三浦監督「フルにやってもらいました」 秋季トレーニングで追い込んだ楠本が6年目の覚醒へ
ベイスターズは横須賀・DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKAで行っていた秋季トレーニングを打ち上げた。三浦大輔監督は「ただ一人フェニックスにも行かず、帰ってきてもフルで練習をやった楠本が一番内容的にも濃かったのかなと思います。期間も長かったですしね」とこの期間、一番目立っていた選手に楠本泰史の名前を挙げた。 22年シーズンの楠本は、自己最多の94試合に出場し打率.252、ホームラン6と結果を残すことに成功。打順も2番や6番と変わりながらも「本当に前のバッターの人たちが素晴らしいバッターばかりなので、流れを止めないように後ろにつなぐだけしか考えていないです。自分ができることを一生懸命やるだけです」と無心でプレーを続け、勝利を決定づけるヒットだけでなく、バントや進塁打など点を線につなげる役目も果たした。 一時期はけがやコロナで離脱もあり、7月には打率.077と苦しんだが、7月28日「ファームの試合に出させてもらって、感覚が戻ってきた。それを変えずにやり抜いている」と一本足など、早めにタイミングを取るスタイルが功を奏し、8月は打率.274、得点圏打率.384、9月は打率.345、得点圏打率4割ジャストといい形でシーズンを終えた。 秋季トレーニングでも「楠本はフィジカルも技術も両方、こちらの判断で今日までフルでやってもらいました」との首脳陣の方針のもと、フェニックスリーグ帰りの若手に交じって体をいじめ続けた。やり遂げたことで三浦監督の目にも留まり、20日のトレーニング打ち上げの際も最後の手締めを任された。 2018年のルーキーイヤーから開幕一軍切符をつかみ、19年はオープン戦首位打者。20年はファームで無双し、21年は代打の切り札としてチームに貢献と着実にステップアップしてきたが、今シーズンも一気にポジションを奪うまでには至っていないのが現状。バットコントロール抜群の天才打者は秋のトレーニングを糧に、6年目の来季に覚醒の時を迎える雰囲気が漂ってきた。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年11月21日 17時30分
スターダムSTARSがマネーボール破裂のハプニングも1000万円獲得!コグマ「高いものがあると飛びたくなるクマなので」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは、『STARDOM GOLD RUSH2022~ぎょーさんスターダム~』11.19エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)大会を開催した。 メインイベントでは、マネーボール争奪トーナメント決勝戦〜TLCマッチ/マネーボール昇降ルール、トーナメント1回戦を勝ち抜いた岩谷麻優&葉月&コグマのSTARSと、ジュリア&テクラ&桜井まいのドンナ・デル・モンド(DDM)が対戦。 試合は天井に吊るされたマネーボールを獲得したチームが勝ちというルールで、テーブル、ラダー、チェアーのTLC使用が認められた。また、コーナーに設置されたボタンを押すと、マネーボールが上下に動くというこれまで日本のプロレス界で行われた同ルールの試合では初めての試みも採用された。 試合は、序盤から両チームともにTLCを有効活用しながら、荒れた展開が続く中、葉月が放ったミサイルキックがラダーに当たると、その勢いでマネーボールにも当たってしまい、マネーボールが破裂してしまうハプニングが発生。中に入っていたお札や金貨はリング上に散らばってしまったが、レフェリーの機転により、幸いにして残ったロープに括り付けられていたボールの上部を獲得したチームが勝ちとなることがアナウンスされる。 「ボールを獲得しなければ勝ちではないと思っていたので迷いはなかった」という葉月とコグマは、セコンドがお金を集めているのを他所に、残ったボールの獲得に全力を注ぐと、コグマがラダーから場外に向かってスーパーダイブ。最後は余裕を持って、岩谷が残ったボールを獲得し、賞金1000万円をゲットした。 試合後、コグマは「高いものがあると飛びたくなるクマなので」とニコリ。これにはSTARSのリーダー岩谷も苦笑いするしかなかった。一方のDDMはジュリアが「悔しい」と叫んでいたが、12.29東京・両国国技館大会で、朱里が保持している赤いベルトこと、ワールド・オブ・スターダム王座への挑戦が正式決定しただけに、既に頭を切り替えていた。だが、ジュリアもこういうゲーム性のある試合は得意なだけに、まだまだ続きが見られるかもしれない。◆スターダム◆『STARDOM GOLD RUSH2022~ぎょーさんスターダム~』2022年11月19日大阪・エディオンアリーナ大阪観衆 1620人▼マネーボール争奪トーナメント決勝戦〜TLCマッチ/マネーボール昇降ルール(30分1本勝負)○岩谷麻優&葉月&コグマ(9分58秒 マネーボール奪取)ジュリア&テクラ&桜井まい●(どら増田)
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スポーツ 2022年11月21日 15時30分
大相撲、平幕・照強戦で誤審? 本人も取組後に抗議か「睨みつけてないか」 同時転倒巡る判定に疑問の声
20日に行われた大相撲11月場所8日目。今場所8敗目を喫した平幕・照強の取組での判定がネット上で物議を醸している。 前日まで「0勝7敗」の照強はこの日、「4勝3敗」の平幕・阿武咲と対戦。立ち合い照強は出足をそごうと顔面を張りにいったが、阿武咲は全く動じずに両上手をつかむと一気に土俵外へ寄り切ろうとする。照強も後退しながら逆転のうっちゃりを狙い、両者はほぼ同時に地面に落ちたが、行司は阿武咲に軍配を上げ物言いもつかなかった。 NHK中継では取組終了後にリプレー映像が流されたが、映像では両者が倒れ込む際、照強の左肘がわずかに早く地面についている様子が映っていた。ただ、照強の肘がついた際の阿武咲は体が宙に浮き両足のつま先も上方向を向いている、いわゆる“死に体”のような体勢でもあった。 >>大相撲、平幕・碧山に「相手壊す気か」と批判 隆の勝は数秒うずくまる、顔面への執拗な突っ張りが物議<< 土俵下の勝負審判は阿武咲の体は“死に体”ではないと判断したようだが、ネット上には「見てる側としてはせめて物言いはつけてほしかった」、「リプレーで見ても際どかった相撲だったんだから物言いくらいつけろよ」、「物言いつけて協議した上での判定と、物言いがないままの判定じゃ納得感が違い過ぎる」、「阿武咲有利と判断した理由も知りたいし、物言い・場内説明はやってほしかった」といった、物言いがつかなかったことへの不満が寄せられた。 今回の取組についてはファンだけでなく、負けた側の照強も勝負審判が物言いをつけなかったことを疑問視するようなそぶりを見せている。土俵外に倒れた照強はその場で起き上がった後、向正面、正面の順に勝負審判の方に顔を向けている。また、取組後の一礼を終えた後も正面審判の方向をチラリと見てから土俵を降りていたため、ネット上には「照強審判の方ちょっと睨みつけてないか? そんなに不満だったのか?」という意見も散見される。 照強は今回の敗戦で初日から8連敗となり、早くも今場所の負け越しが決定。現在の番付は東前頭16枚目と幕内で下から2番目ということもあり、来場所の十両転落も濃厚となっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月21日 11時30分
LiLiCoが女性初の肛門爆破に挑戦! 純烈卒業の小田井涼平「夫婦間でお互いの肛門には関与しない」
DDTプロレスが18日、東京・後楽園ホールで『D王 GRAND PRIX 2022 in Korakuen Hall』を開催した。 年内最後のビッグマッチとなる12月29日、TOKYO DOME CITY HALLのオープニングセレモニーで、同大会のスペシャルアンバサダーに就任したタレントのLiLiCoが肛門爆破を行うことが決まってしまった。LiLiCoはかねて肛門爆破にトライすることを熱望していたが、今林久弥GMは態度を保留していたのだが…。 今大会のオープニングで、今林GMとLiLiCoの夫で年内で純烈を卒業する小田井涼平が相談する映像が流され、小田井は夫婦間で「お互いの肛門には関与しない」との取り決めがあることをと明かし、悩んだ末、OKサインを出した。夫の許可が下りたことで、晴れてLiLiCoの肛門爆破が決定。3月20日の両国国技館では南海キャンディーズの山里亮太が肛門爆破を行って話題を振りまいたが、“女性タレント”の肛門爆破は前代未聞で、イヤな予感しかしない。 さらにTDCホールでは、東京・文京区にある後楽園ホールを含む東京ドームシティの会場への“出禁”を阻止すべく、川松真一朗都議と西村修文京区議が“都&区”フェロモンズ討伐連合軍として出陣。彰人、勝俣瞬馬とタッグを組み、飯野“セクシー”雄貴&男色“ダンディ”ディーノ&今成“ファンタスティック”夢人&竹田“シャイニングボール”光珠のフェロモンズと対戦することが決まった。この日の第2ダークマッチに出場した彰人副社長がフェロモンズのハレンチ行為が原因で、後楽園を出禁になりかねない事態に陥っていることを告白しており、フェロモンズを壊滅させることにより、出禁だけは避けたいようだ。 また、オープニングで登場した勝俣が来年1月7日、神奈川・鶴見青果市場で「新春電流爆破!」を開催することを発表。勝俣は「俺は“令和の邪道”にならなければならない。そのためには大仁田(厚)さんから継承してもらわなければならない。継承するまで、この大会は終わらない。大仁田さんと爆破します」と大仁田から邪道を継承するまでこの大会をやり続けると誓った。(どら増田)
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スポーツ 2022年11月21日 11時00分
巨人、今オフの助っ人補強は投手メイン? 得点力ダウン回避は大久保新コーチ次第か
「大砲の獲得」はあるのか? 今季24本塁打を放ったポランコに続いて、巨人のブルペン陣を支えてきたデラロサも退団となることが分かった。 「残留はウォーカーだけ。そんな話も流れていたからね」(スポーツ紙記者) “前兆”はあった。 まず、ポランコだが、退団が正式発表される前の11月15日だった。前ソフトバンクの松田宣浩の入団会見が行われ、そこで「背番号23」が渡された。「23」はポランコが着けていた番号である。 「デラロサも同様です。先にドラフト2位指名の萩尾匡也(慶應義塾大)の入団会見があり、『背番号12』が発表されました。12番を着けていたデラロサは退団するんだな、と」(前出・同) >>巨人・原監督、長野・松田をダブル獲得する本当の理由 ヒントは第2次政権にアリ?<< 今季の巨人の外国人選手は、「4投手3野手」体制だった。まだ正式発表されていない選手もいるが、うち6人が退団となれば、チームは大きく変わる。投打ともに“戦力不足”であり、若手の成長にはまだ時間が掛かりそうで、新しい外国人選手の力を借りなければ、優勝戦線への復帰は難しい状況だ。 セ・リーグ出身のプロ野球解説者がこう評する。 「世代交代の時期にあるのは、去年の今頃も分かっていました。それを補うための外国人選手の獲得を昨年オフに行ったはずなのに、残留はウォーカーだけ。補強の失敗が今季の敗因」 しかし、対照的な意見も聞かれた。 「左バッターのポランコがホームラン24本で、右のウォーカーが23本。左右両方で40本以上もチーム本塁打数を増やしたんだから、巨人の渉外担当者は優秀だと思いますよ」セ他球団スタッフがそう言う。 失敗と成功、どちらも間違っていない。問題は「守備」だろう。ポランコ、ウォーカーは守備範囲も狭い上、スローイングにも難がある。「40本以上のホームラン」と「守備難で与えた余計な失点」を天秤に掛けた場合、後者の方が大きいかもしれない。 「外国人選手の補強は投手メインだと聞いていましたが」(前出・スポーツ紙記者) その通りだとすれば、来季の巨人打線は得点能力がダウンしてしまうだろう。 長野久義、松田の加入はあったが、ベテラン2人で、ポランコの抜けた24本分を稼げるとは思えないが…。 秋季練習、同キャンプでは早朝6時半から室内練習場で2000スイングをノルマとしたアーリーワークが行われていた。打線全体の底上げも狙ってのハードトレーニングだったが、その効果が現れるのは2023年とは限らない。 そのアーリーワークを統率していたのは、大久保博元打撃チーフコーチ。人柄もあるのだろう。一か所に止まらず、全選手に声を掛けながら回っていた。その甲斐もあって、練習中は殺伐な雰囲気にはならなかった。 「大久保コーチは、西武、楽天でもアーリーワークをやらせていました。その効果が現れるのは、2、3年後」(前出・プロ野球解説者) 巨人はホームランで点を稼ぐチームだ。守備難は困るが、他球団も一目を置く渉外担当者が見誤った場合、ハードなアーリーワークが報われない結末になってしまうのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年11月21日 10時50分
日本一オリックスからFA宣言の伏見寅威が日本ハム移籍を決断! ファンから惜しむ声が続出
今シーズン悲願の日本一を達成したオリックス・バファローズからFA権を行使していた伏見寅威捕手が、獲得に名乗りを挙げていた北海道日本ハムファイターズへの移籍を決断。19日、北海道日本ハム球団から発表された。近日中に会見が開かれる模様だ。 宮城大弥を始め、山崎福也、田嶋大樹など左腕投手を中心にバッテリーを組んで、チームのパ・リーグ連覇と日本一に貢献した伏見は「この度、FA権を行使させていただくこととなりました。プロ入りから10年間育てていただき、お世話になったオリックス球団、バッテリーを組んできた投手たち、チームメイトにはもちろん愛着があるので、本当に悩みました」と苦悩の決断だったことを明らかにした上で、「限られた時間の中で、色々なタイミングが重なり、権利を行使することに決めました。今後については、球団の方とも話をさせていただきながら、自分のことを評価してくださるチームがあるのなら、そういった話も聞かせていただきたいと考えています」と宣言を行使した理由を説明していた。 今シーズンは、チーム内で最もマスクを被っていたが、若月健矢、頓宮裕真らとの併用での起用で、オリックスは今オフ、埼玉西武ライオンズから打撃面でも期待ができる森友哉捕手をFAで獲得しており、チームのキャッチャー事情も伏見の決断を後押ししたようだ。伏見は北海道出身とあって、来シーズンから新球場で開幕する北海道日本ハムで、正捕手の座をめざすことになる。 SNSでは「寅威さん」がトレンド入りするほど、オリックスファンから惜しまれていた。自身が出場していない試合でもベンチで声を張り上げることにより、チームを鼓舞し続けており、若手選手にとっては、必要な優しく厳しい先輩でもあった。オリックスの伏見寅威として、ファンとのお別れの場所は、23日に京セラドーム大阪で行われるファンフェスティバルになりそうだ。当日は、ポスティングシステムを使ってメジャー挑戦を表明した吉田正尚にとっても、現時点では最後のオリックスのユニフォーム姿になることが濃厚となっており、忘れられない1日になりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2022年11月20日 11時00分
平幕・逸ノ城の暴力疑惑、かつての横綱の二の舞? 師匠に刃向かいおかみにも危害、角界揺るがした前代未聞の大騒動
11日から行われている大相撲11月場所に出場中の平幕・逸ノ城(元関脇)。場所前から報じられている暴力疑惑はネット上で物議を醸している。 一部報道によると、逸ノ城はかねて過度な飲酒が問題視されており、所属部屋のおかみに手を上げる、飲酒の影響で稽古を無断欠席するといったトラブルが頻発。今年3月に協会に報告した師匠・湊親方(元幕内・湊富士)に対しても「今後は弁護士を通さないと話せない」と態度を硬化させているといい、これを受けたネット上には「師匠やおかみに刃向かうなんて言語道断」などと厳しい意見が寄せられている。 >>平幕・逸ノ城の暴力疑惑「暴露された通りだ」 貴闘力氏の1か月前の動画に注目、厳重処分の可能性も?<< おかみに危害を加えた上に師匠とも対立しているという逸ノ城だが、角界では今から30年以上前の1988年にも、横綱・双羽黒(故人)が同様の騒動を起こし大問題となっている。 双羽黒は1979年3月場所で初土俵、1984年9月で新入幕と幕内昇進までは時間を要したが、その後は1986年7月場所後に横綱昇進とスピード出世。横綱昇進後は故障の影響で振るわない場所もあった中、1987年11月場所では昇進後最多の13勝を挙げる活躍を見せた。 その11月場所を終えて迎えた同年12月27日夜。双羽黒は師匠・立浪親方(元関脇・安念山)との口論をきっかけに、止めに入ったおかみを突き飛ばして部屋を飛び出しそのまま失踪するという大騒動を起こす。当時の報道では、双羽黒と立浪親方は部屋の若い衆の指導を巡り対立したこと、突き飛ばされたおかみが腕にけがをしたことなどが報じられた。 部屋を出た双羽黒は2日後に所在を明かさないまま立浪親方に謝罪の連絡を入れたというが、親方はこれを受け入れず、同年12月31日に相撲協会に廃業届を提出。協会側も同日の臨時理事会で届け出を受理したことで、騒動は現役横綱が土俵を去るというまさかの結末となった。 「おかみに危害を加えた、師匠との関係がこじれたといった共通点がある双羽黒、逸ノ城ですが、そもそもの土壌にも似通っている部分があります。双羽黒は三重県出身で1979年3月に初土俵、逸ノ城はモンゴル出身で2014年1月に初土俵と生まれも時代も大きく異なりますが、どちらも身長が190センチ台(双羽黒は195センチ、逸ノ城は190センチ)とかなり恵まれていたことから、未来の大器として入門当初から持てはやされていました。双羽黒は横綱昇進、逸ノ城も2022年7月場所で初優勝と相応の実績を残してはいるものの、大きな期待を受けながら日々を過ごす中で自我やエゴが強くなり過ぎた面はあるのでは。また、両名はどちらも師匠を番付最高位で上回っているため、この点も衝突発生に影響した可能性も考えられるでしょう」(相撲ライター) 今場所は3日目まで取材に応じず、初めて応じた4日目にも暴力疑惑については一切言及していないという逸ノ城。ファンの間で物議を醸している騒動は今後どのような展開となるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月19日 11時00分
中日・京田のトレード放出、時間の問題だった?「戦う顔をしていない」立浪監督は今季冷遇、球団首脳も上がり目ナシと判断か
プロ入りした2017年から中日でプレーし、今季までに「700試合・.246・22本・181打点」といった通算成績を残しているプロ6年目・28歳の遊撃手・京田陽太。18日に球団が発表したトレード放出は大きな話題を呼んだ。 球団公式サイトはこの日、京田をDeNAに放出し、代わりにプロ9年目・27歳のリリーフ左腕・砂田毅樹が加入する交換トレードが成立したと発表。また、「今後はセ・リーグ同士なので、試合をする機会がありますが、これからもあたたかいご声援をよろしくお願いします。活躍することが皆様に対して、恩返しになると思いますので、これからも頑張ります」という京田のコメントも掲載されている。 中日・加藤宏幸球団代表は京田をトレード要員とした理由について、同日に応じた取材の中で「うちにいるよりも、他球団で心機一転、頑張ってくれた方が成績を残せるのではないか、という判断です」と環境を変えた方が本人のためになると説明したことが伝えられている。加藤代表の言葉通り、京田は現在チーム内で非常に苦しい立場に追い込まれていた。 >>中日・京田に「どういう神経してんだ」数々の問題行動から厳しい声も トレード説浮上でトレンド入り、ファンもアンチも多い?<< 「京田は今季開幕直後、遊撃レギュラーとして起用されていたものの打撃不振が深刻で、5月には立浪和義監督から『戦う顔をしていない』と攻守で覇気が感じられないとして二軍送りに。その後も昇降格を繰り返すなど信頼を取り戻せないまま、新型コロナ感染で抹消された8月16日を最後に一軍に呼ばれずシーズン終了。数字は『43試合・.172・3本・8打点』とキャリアワースト、立ち位置もレギュラーからプロ2年目・19歳の土田龍空の控えに転落と散々なシーズンでした」(野球ライター) 京田はシーズン中のみならず、今オフに入ってからも参加志望が伝えられていたフェニックスリーグ(10月10~31日)に派遣されなかった上、同日程で行われたチームの秋季練習では調整を一任されるなど冷遇続き。首脳陣の戦力構想から外れつつあることは明白だった。 とはいえ、京田はプロ1年目の2017年から中日の遊撃レギュラーに定着し、同年にセ・リーグ新人王も獲得したほどの選手。特に守備面は球界屈指のレベルと評価されており、2019年には10を超えれば一流とされるUZRで17.5(同じ守備位置を守る平均的な選手に比べどれだけ失点を防いだかを表す指標)をたたき出している。球団は過去実績を踏まえるとトレード要員としてはまだ価値がある、昨季までは5年間レギュラーとして貢献してくれた京田を来季以降飼い殺しにするのは気の毒だといった考えの元放出決断に至ったようだ。 「京田の新天地となるDeNAは現在遊撃に若手(森敬斗/20歳)・ベテラン(大和/35歳)はいる一方で中堅が不在。一方、砂田を獲得した中日は今季30登板以上を記録したリリーフ左腕が福敬登(36登板)のみと補強は急務でした。今回のトレードをどちらの球団から持ちかけたのかはまだ伝えられていませんが、どちらにせよお互いにメリットが大きいトレード話がまとまるまでにそう時間はかからなかったのでは」(同) 加藤代表は中日・阿部寿樹と楽天・涌井秀章の交換トレードが成立した15日に、「双方が弱点を埋めるトレードがあるなら、それはやっていく」とさらなるトレードに含みを持たせたことが伝えられていた。わずか3日後にその言葉通りのトレードが実現した形だが、両球団に今後どのような効果をもたらすのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について中日ドラゴンズの公式サイトよりhttps://dragons.jp/
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阪神ドラ4・前川に球界OBが「西武の森に近い」 今季中のレギュラー奪取にも現実味? 佐藤の処遇も追い風となるか
2022年03月15日 15時30分
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スターダム他団体の若手も「欲しい」フューチャー王者の羽南「未来の明るさと勢いを見せたい」
2022年03月15日 11時30分
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巨人・原監督、開幕マスクに小林を起用? 猛アピール中の元正捕手に求める打撃面の役割とは
2022年03月15日 11時00分
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ノア杉浦貴&鈴木秀樹がGHCタッグ王座奪取!「これだけの結果を残してくれてありがたい」
2022年03月15日 10時50分
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オリックス・中嶋監督に「そんなに怒ることか」驚きの声 1失点投手への一喝が物議、深刻な課題との関連指摘も
2022年03月14日 20時30分