スポーツ
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スポーツ 2022年11月26日 11時00分
中日・根尾、来季の先発ローテ入りは絶望的? 二軍調整すべきと指摘も、本人は意欲も課題山積
今季は「66勝75敗2分」で6年ぶりにセ・リーグ最下位に沈んだ中日。チームの苦戦が長引く中、ファンの注目を集めた話題の一つがプロ4年目・22歳の根尾昂の投手転向だった。 根尾は今季開幕から6月上旬までは主に外野手・遊撃手として起用されていたが、立浪和義監督の意向もあり6月中旬から、大阪桐蔭高校時代の2018年以来となる投手に転向した。転向後は「25登板・0勝0敗1ホールド・防御率3.41」といった数字を残しチームに貢献。球団からもブランクを感じさせない投球は高く評価されたようで、シーズンオフの11月22日に臨んだ契約更改では550万円増の年俸1850万円(推定)でサインした。 立浪監督は今季主にリリーフ・ビハインド要員として根尾を起用したが、転向当初から将来的に先発起用する意向を口にしている。根尾も契約更改後会見で「先発ローテーションに入ることが目標。最初から最後まで投げきる部分は憧れというか、そういう部分は強い」と強い意欲を見せたことが伝えられているが、来季のローテ入りは現状では困難という見方も少なくない。 >>中日・京田のトレード放出、時間の問題だった?「戦う顔をしていない」立浪監督は今季冷遇、球団首脳も上がり目ナシと判断か<< 「立浪監督は今季最終戦の10月2日・広島戦で、来季以降を見据えた策として根尾をプロ初の先発に起用。マウンドに上がった根尾は『3回無失点・被安打1・四死球1』と上々の投球を見せました。ただ、シーズン終了後に派遣され2試合に登板したフェニックスリーグ(同月10~31日)では1戦目の同月12日・DeNA戦で『4回無失点・被安打3・四死球1』と好投するも、2戦目の同月30日・巨人戦では『5.2回4失点(自責2)・被安打5・四死球4』と乱調。また、フェニックス終了後に参加したチームの秋季キャンプ(11月2~19日)では初ブルペン入りした11月5日に10球ワンセット、上限100球で内角に50球投げればクリアというストライクテストに臨むも制球が定まらず、開始数分で落合英二・一軍ヘッド兼投手コーチから『投げるレベルじゃない』とテストを打ち切られたことも報じられています」(野球ライター) 根尾は前述の契約更改後会見の中で「疲れてきて技術不足を痛感した」と、シーズン後半は疲労に苦しんでいた旨を口にしたことも伝えられている。オフシーズンの乱調もスタミナ不足が原因の可能性はあるが、いずれにせよ現状では1年間ローテを守り試合を作り続けることは体力的に厳しそうだ。 また、根尾のローテ入りは体力不足といった個人の問題だけでなくチーム事情も大きな障壁となり得る。球界では先発ローテは6名の投手で構成されることが一般的だが、今季の中日は柳裕也(今季24先発)、大野雄大(23先発)、小笠原慎之介(22先発)、高橋宏斗(19先発)、松葉貴大(19先発)とシーズン中の時点で5枠が埋まっていた。 さらに、今オフの11月15日に通算154勝を誇るプロ18年目・36歳の涌井秀章が楽天からトレード加入したことで最後の1枠も埋まる形に。もちろん、故障やリフレッシュを理由にローテ枠が空く展開も考えられるが、来季が先発1年目の根尾が本職の投手たちを差し置いてその枠をつかむ可能性は決して高くはないだろう。 そもそも、根尾は多くのファンや球界OBから、二軍で投手としての体作り・フォーム固めを行う時間を設けられないまま一軍起用され続けた点も不安視されている。前述した疲労も体作りをしなかったツケが回った結果ともいえそうだが、来季は無理にローテ枠を狙いにいくよりも、二軍で調整・実戦を積むことを優先するべきではという意見も多い。 ただ、それでも全ての課題を乗り越え先発枠を奪取することを期待するファンも多い根尾。今オフはアメリカで自主トレを行う計画も立てているというが、ファンをいい意味で裏切るような大化けを果たすことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月25日 21時30分
ベストナイン、ロッテ・福田に1票で「馬鹿にしてるのか」ファン激怒 打率1割台も、故障覚悟のプレーが好印象か
これまでソフトバンク(2007-2019)、ロッテ(2020-)でプレーし、今季までに「782試合・.228・29本・145打点」といった通算成績を残しているプロ16年目・33歳の福田秀平。日本プロ野球機構(NPB)が24日に発表したベストナインで1票を獲得していたことがネット上で物議を醸している。 ベストナインは全国の新聞、通信、放送各社に所属し、5年以上プロ野球を担当している記者投票により受賞者が選ばれる。今年の投票結果は24日にNPB公式サイト上で発表されたが、福田はパ・リーグ外野手部門で1票を獲得していた。 ただ、今季の福田は8月下旬に左肩関節前方脱臼を負い今季絶望となった影響もあり一軍出場はわずか20試合。成績も「.171・0本・4打点・7安打」と打率1割台にとどまるなど、ベストとは到底言えないような数字に終わっている。 >>ロッテ・福田に「何度やれば気が済むのか」呆れ声も 来季に早くも黄信号? 右肩手術発表が物議<< 福田のベストナイン票獲得を受け、ネット上には「福田に票を入れた奴はふざけてるのか」、「出場試合も成績も全く伴ってない福田に投票は馬鹿にしてるだろ」、「誰が誰に票入れようが自由とはいえ、今回の福田に関しては本当に謎すぎる」、「訳わからん票を入れられた福田にとっても迷惑な話だ」、「こういうおふざけ票があると賞自体の価値も下がりかねないから本当にやめてほしい」といった呆れ声が寄せられた。 多くのファンからひんしゅくを買っている福田の得票だが、一部からは「決死のダイビングが相当なインパクトだったのでは」という指摘も上がっている。福田は8月24日・西武戦7回表無死一塁の場面で、右翼後方に上がった大飛球をフェンスに激突・転倒しながらキャッチ。さらに、カバーに入った中堅・高部瑛斗に転倒した状態で返球し、結果二塁タッチアップを狙った一塁走者もアウトとした。福田はこのプレーで今季絶望の左肩脱臼を負ったが、投票者は故障と引き換えにチームのピンチを救ったインパクトから1票を投じたのではという見方も少なからずあるようだ。 ベストナイン投票では1票だけ票を獲得する選手は毎年少なからず出ており、今年はセ・パ合わせて29名の選手に1票だけが入っている。福田は右肩甲骨の亀裂骨折(2020-2021)、右恥骨筋損傷(2020)、左肩関節脱臼(2022)と故障が続く影響もあり、ここ3年は「86試合・.202・5本・25打点」とほとんど稼働できていないことから他選手以上に物議を醸した面もあるが、来季は自他共に認める活躍を見せることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてNPB公式サイトよりhttps://npb.jp/
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スポーツ 2022年11月25日 18時50分
W杯ポルトガル戦、C・ロナウドがブチギレ? 左手振り上げ味方に説教、決定機招いた大ポカ後の一幕が話題
24日に行われたW杯グループリーグH組第1節・ポルトガル対ガーナ戦。「3-2」でポルトガルが勝利したが、試合結果以上に話題となったのがポルトガルGKのディオゴ・コスタのミスだった。 同戦は前半スコアレスとお互いネットは揺らせなかったが、後半はポルトガルがクリスティアーノ・ロナウド(後半20分/PK)、ジョアン・フェリックス(同33分)、ラファエル・レオン(同35分)、ガーナはアンドレ・アユー(同28分)、オスマン・ブカリ(同44分)がそれぞれゴールを決めるなど一転して打ち合いに。両国は9分間のアディショナルタイムも激しくやり合ったが、9分過ぎにコスタがボールを収め、手にしていたボールを大きく蹴り出せば試合終了かという状況になった。 ところが、コスタは背後にガーナのイニャキ・ウィリアムズが残っていたにもかかわらず、後方を全く確認しないままボールを地面に置いてしまう。この直後、猛然と走り込んだウィリアムズからボールをかっさらわれシュートを打たれたが、ウィリアムズがボール奪取の直前に足を滑らせていたこと、ポルトガルDF陣が慌ててカバーに入ったことなどもあり失点には至らなかった。 >>W杯日本戦、ドイツ選手インタビュー中「誰か日本語で叫んでる」指摘相次ぐ 正体は森保監督? 劇的勝利後の一幕が話題<< この直後に試合終了の笛が鳴りポルトガルは勝利したが、ネット上には「最後のコスタのミス背筋凍ったわ」、「ガーナ選手が足滑らせてなかったら間違いなく同点弾決まってたな」「最後の最後に集中切れたのか知らんが不注意過ぎるだろ」、「あんな信じられないミスが出るとは…本人も心臓止まりかけたのでは」といった驚きの声が相次いだ。 多くのファンを戦慄させたコスタのミスだが、一部からは「ロナウドが一番ブチギレてないか」という指摘も上がっている。後半43分に交代していたロナウドはベンチで試合終了の瞬間を迎えたが、この直後にピッチに出てコスタに近寄ると、左手を振り上げるジェスチャーを交えながら厳しい表情で何かをまくしたてている。コスタは終始うつむき加減でこれを聞いていたが、ロナウドは勝利を台無しにしかけたミスをとがめていたのではという意見も多い。 また、ロナウドは自身の代名詞である両腕を上げジャンプしながら180度回転し、着地と同時に両手を広げるというゴールパフォーマンスを、後半44分に2点目を決めたブカリにまねされ不満げな表情を浮かべたことも伝えられている。そもそもイライラしていたところに大ポカを見せられたことが“説教”につながった可能性もありそうだ。 ガーナの奇襲に遭いつつも何とか勝利したポルトガル。同戦前に行われたグループH・ウルグアイ対韓国戦がスコアレスドローに終わっていたため、勝ち点3でグループ暫定首位に立っている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月25日 15時55分
W杯、熱戦の裏で100億円がパー? 余ったビール「優勝国に進呈」バドワイザーの投稿が話題、巨額補償要求の可能性も
11月20日~12月18日の日程で行われているカタールW杯。日本が「2-1」で逆転勝利を収めた23日・ドイツ戦は大きな話題となった。 同戦を含めた各国の熱戦に多くのファンが盛り上がっている今大会だが、スタジアム外では様々な問題が取りざたされてもいる。そのうちの1つが大会スポンサーのビール大手・アンハイザー・ブッシュ・インベブ社(ABインベブ社)を襲ったビール販売禁止決定だ。 >>W杯日本戦、ドイツ選手インタビュー中「誰か日本語で叫んでる」指摘相次ぐ 正体は森保監督? 劇的勝利後の一幕が話題<< 同社が展開するビールブランド『バドワイザー』は、30年以上にわたってW杯のスポンサーを務めている。今大会でもビールの独占販売権を得るために、国際サッカー連盟(FIFA)と7500万ドル(約104億円)にのぼる巨額契約を結んでいるという。 今大会の舞台であるカタールはイスラム教を厚く信仰している国で、公共の場での飲酒や酒類の販売に厳しい制限が設けられている。ただ、カタール当局は今大会では首都・ドーハに設けるパブリックビューイングや飲食などが楽しめるスペース、いわゆるファンゾーンに加え、スタジアム周辺でもチケットを持つ観客、試合開始3時間前から終了後1時間までという条件付きでビール販売を認めると『ロイター通信』(トムソン・ロイター社/9月6日付)が伝えていた。 ところが、FIFAは開幕を2日後に控えた11月18日に、スタジアム周辺でのビール販売禁止を発表。突然の方針転換に至った理由は明らかにされていないが、海外メディアではカタール王室からの介入があったためとも伝えられている。 この決定を受け、『バドワイザー』の公式Twitterは11月18日に『これは厄介だ』と困惑がにじむ一文を英語でツイート(ツイートは現在削除済み)。また、開幕戦の同月20日・エクアドル対カタール戦でエクアドルサポーターが「ビールをよこせ!」とスタンドで大合唱するなど、観客側も強い不満を抱いている様子が複数メディアによって伝えられている。 ファンゾーンでは当初の予定通りビール販売が許可されているが、『東スポWEB』(東京スポーツ新聞社/電子版/11月22日付)の記事によると、1杯約2000円(500ミリリットル)という値段の影響もあってか販売コーナーは意外にもガラガラとのこと。また、同メディアは同月20日の記事では、ABインべブ社側がFIFAに4000万ポンド(約66億円)の補償を求める可能性があることも伝えている。 『バドワイザー』の公式Twitterは11月19日に倉庫に山積みにされたビールケースの写真を添え「優勝国にバドを進呈。受け取るのは誰?」と投稿。行き場をなくしたビールを大会優勝国に贈呈する意向を表明しているが、ビール販売禁止による影響はまだまだ続きそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について『バドワイザー』の公式Twitterよりhttps://twitter.com/Budweiser
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スポーツ 2022年11月25日 11時30分
東京女子プリンセスタッグ王者の赤井沙希&荒井優希、挑戦者変更も「自分たちらしくマイペースに頑張ります!」
東京女子プロレスが24日、11.27東京・後楽園ホール大会で行われるプリンセスタッグ選手権試合、チャンピオンチームの赤井沙希&荒井優希の“令和のAA砲”に愛野ユキ&原宿ぽむが挑戦するカードの調印式と記者会見を開いた。この試合は13日の京都KBSホール大会で愛野とらくが挑戦を表明し、王者組が受諾も、らくが新型コロナウイルスの陽性と判定されたため、らくの代役としてぽむが起用された。 荒井は「3度目の防衛戦ということで、全然慣れなくてまだまだ緊張するんですけど、今までの防衛戦で経験とかそこで得た強さを出して、ユキさん、ぽむさんにしっかり勝ってベルトを守りたいです。そしてこのベルトを持って年越しができるように2人で力を合わせて頑張ります」とコメントすると、赤井は「京都大会で挑戦表明されて決定して、その時とカードは変わってしまったんですけど、挑戦者には変わりないので意識は全く変わってないです。愛野選手については、デビューの時から試合はちょこちょこ見ていたんですけど…。最近の試合を『WRESTLE UNIVERSE』で見させていただいたところ、前の方が彼女のキャッチフレーズの“バーニング”は感じました。最近の試合を見てると、そんなに脅威を感じないです。ぽむ選手もこういう形で挑戦者になった以上はハプニング、アクシデントを味方につけるのがプロレスラーだと思うので、この状況の2人がプロレスラーとしての芯を見せてくれるのか楽しみにしています」と余裕の表情を見せる。 一方の愛野は「らくと挑戦することはできなくなってしまったんですけど、ベルトに挑戦するのっていつでもできるものじゃない。らくとたぐり寄せたこの機会を絶対にムダにしたくなかったので、らくの闘えない悔しい気持ちと自分の気持ち、それを考えた時に今、挑戦しなきゃいけないなと思いました。そしてそこにぽむがいてくれたから、らくの気持ちと一緒に挑戦できます!ぽむにも感謝だし、この挑戦を受けてくれる赤井さん、優希ちゃんにも感謝してます。だから、らく、ぽむ、ユキの力でチャンピオンに勝ちます!」と話すと、この日がデビュー4周年記念日だったぽむは愛野のコメントに感極まりながら、「らくさんとユキさんが2人で頑張って挑戦するのを知ってて。うちが一緒にいっていいのかなって悩んでくれたと思うし、らくさんもぽむのことを考えてくれたりしたと思うし、ぽむは2人がそうやって、ぽむのことを考えてくれたりして、ベルトに挑戦しますってなって。2人が巻いているところを見たかったし、ここにらくさんにいてほしかったんですよ。でもこうやって代わりにぽむがいるからには、獲ってベルトを三等分にして巻きたいです。ぽむが一番悔しいんですよ、ここにらくさんがいないことが!ぽむがやるしかないですよね。ユキさんと一緒に、らくさんと一緒に」とベルト獲りを誓った。 挑戦者がらくからぽむに変わったことについて、赤井は「らく選手に関しては、苦手なテンポなので警戒していた部分はあるんですけど、ぽむ選手は今日これだけブチまけて驚異的だなと思ってますし。私たちはチャンピオンなので挑戦者を受けて立って追い返すだけなので、それで強さを重ねていくので」と語ると、荒井も「相手は変わったんですけど、やることは変わらないので。自分たちらしくマイペースに頑張ります!」と特に問題はないようだ。(どら増田)
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スポーツ 2022年11月25日 11時00分
阪神・佐藤、三塁レギュラー剥奪の危機? 岡田新監督が与えたオフの“宿題”は
阪神タイガース選手会の来季の役員人事が発表された(11月24日)。選手会長は3年連続で近本光司、副会長には中野拓夢が、役員には湯浅京己が選出された。中野と湯浅は新任である。 「佐藤が選出されるってウワサもあったんだけどね…」 佐藤輝明は来季がプロ3年目だが、“大学卒のオトナ”であり、岡田彰布新監督も大きな期待を寄せている。秋季キャンプ中は怒られていることの方が多かった。しかし、それも「期待の裏返し」というのが周囲の一致した見方だ。 「佐藤が侍ジャパンの強化試合を終え、秋季キャンプに合流したのが、11月12日。19日には背中の張りを訴えて途中から別メニューになりました。同じく侍ジャパンからチームの帰還した中野は、普通に練習していました。佐藤は体力不足を叱責されました。その後は一生懸命やっていましたが」(在阪メディア) 期待値の高さと、本人の努力。選手会役員への選出が予想されたのは、「チームを牽引して行くことをより強く自覚させるため」である。 >>阪神トレード加入の渡邉、二塁奪取は絶望的か 岡田新監督は期待も致命的問題、新庄監督は愛想尽かした?<< 同時に、こんな見方もされていた。「今オフはほかにやることがたくさんあるので」――。 どういう意味かと言うと、佐藤は秋季キャンプ中に「打撃フォームの改造」を命じられた。しかし、短期間では習得できず、来年の春季キャンプまでの“宿題”となってしまったのだ。 「守備も課題だらけ。馬場敏史内野守備走塁コーチが付きっ切りになる場面もありました」(前出・同) 佐藤が最も期待されているのは打撃だが、守備面での向上がなければ、ちょっとヤバイ状況になりそうなのだ。というのも、新加入のシェルドン・ノイジー(アスレチックス傘下3A)だが、岡田監督は「外野で使いたい」と言ったものの、実際は内野手で、かつ三塁守備に関しては好評価を受けていたそうだ。 その報告は岡田監督も受けている。佐藤が守備面での成長を見せなければ、「三塁・ノイジー、右翼・佐藤」への守備変更もあり得ない話ではない。 「佐藤が秋季キャンプに合流した直後、岡田監督は渡邉諒と板山祐太郎も三塁ノックに加えています」(ベテラン記者) 体力強化、新打撃フォームの習得、守備力のアップ…。試練のオフとなりそうだ。 阪神OBのプロ野球解説者がこう続ける。「岡田監督は解説者時代から、佐藤の打撃フォームを気にしていました。構えた時、バットのグリップの位置が高すぎると言って。プロ一年目の昨季、二軍落ちするほど佐藤は打撃不振に苦しみましたが、岡田監督は『あの時に改造させていれば』とも嘆いていました」 「バットに当てるだけのヒットはいらない、ホームランを」と、岡田監督は思っている。 「佐藤は来年3月のWBC本番に招集される可能性も高いので、打撃フォームの改造に費やす時間は限られています」(関係者) 佐藤がどんなオフを過ごすのか。そこにチームの命運も懸かっている。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年11月24日 19時30分
元大関・御嶽海が取組中に棒立ち、芝田山親方が怒り? 豊昇龍戦での無気力相撲にファンも呆れ「勝ちたくないのか」
23日に行われた大相撲11月場所11日目。今場所7敗目を喫した関脇・御嶽海の相撲内容がネット上で物議を醸している。 前日まで「4勝6敗」の御嶽海はこの日、「9勝1敗」の関脇・豊昇龍と対戦。立ち合いで豊昇龍の当たりを胸で受けた御嶽海は、上体を起こされた隙を突かれ右四つの体勢を許す。十分の形を作った豊昇龍は両腕で御嶽海をグッと引きつけながら前に出た。 ところが、御嶽海は劣勢に追い込まれているにもかかわらず、特に抵抗を見せないまま簡単に寄り切られ敗戦。取組終了後、NHK中継解説・芝田山親方(元横綱・大乃国)は「当たりもなければ、そのまま体起き上がってズルズル下がって土俵を割るという。これはいけませんよね」、「(11日目前時点で)負け越したわけじゃないわけですから、もっと必死になっていかなイカンですよ」と、勝利への気力や執念が見えなかったと御嶽海に苦言を呈した。 >>大相撲、行司が取組中の御嶽海と激突!「もう身を引くべき」今年も相次ぐ致命的失態に引退望む声も<< 取組時間約5秒で瞬殺された御嶽海に対しては、ネット上からも「なんだ今の御嶽海の相撲は、やる気無さ過ぎだろ」、「本人には申し訳ないが何しに土俵に上がったのか、勝ちたくないのかと言わざるを得ない」、「棒立ちのまま電車道で寄り切られるって…無気力にも程がある」、「先場所まで大関だったのが信じられないくらいの酷すぎる内容」といった批判が寄せられた。 多くのファンを失望させている御嶽海だが、一部からは「半年前から抱えてる右肩故障が響いているのでは」という指摘も上がっている。御嶽海は今回の取組終了後に花道を下がる際、ひじを曲げた状態で少し右腕を上げ視線をやるなど何かを気にするようなそぶりを見せている。これを見て、ファンの間では今年5月場所で平幕・高安を土俵下に転落しながら押し出した際に負傷し、同場所を含め3場所連続で負け越しを喫する一因となった右肩の故障が悪化しているのではという心配も散見される。 大関復帰の条件だった10勝クリアは既に消滅し、勝ち越しにも後がなくなった御嶽海。不振に苦しむ元大関は残り4日間も我慢の相撲をしいられそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月24日 18時30分
DeNA・坂本「お互い頑張ろうと話はしました」 中日移籍・砂田との絆で目指す捲土重来
トレードはプロ野球選手にとって宿命。だがファンやチームメイトにとってやりきれない思いが錯綜する制度であることも否めない事実だ。 11月18日の12時、ベイスターズ・砂田毅樹とドラゴンズ・京田陽太の1対1のトレードが発表された際は、両チームのファンのみならず、野球界全体に衝撃が走った。 ベイスターズファンにとって砂田は育成から支配下を勝ち取り、長年貴重な左腕としてブルペンを支え続けてくれた思いのある貴重な存在。2017年、62試合に登板し25ホールドをマークし、翌2018年には70試合に登板したが一転、19、20年は苦しいシーズンを送りながらも21年には見事に復活した姿は、まぶしく輝いていた。 様々な経験とともに持ち前のハングリー精神を武器に、幾多のピンチを救ってきた左腕は後輩にも慕われていた。同じ左腕である坂本裕哉もその一人だった。昨年のオフ「シーズン中からアドバイスを頂いていた。考え方の深い方。吸収して実戦で使えるように」と一緒に自主トレを敢行するほどの仲だった。 しかし来季からは違うユニフォームを着ることとなった。坂本は「今年もシーズン中からいろんな声をかけてくださいました。一軍にいても二軍にいてもいろいろなアドバイスをしてくださる先輩だったので、もちろん寂しい思いはあります」と包み隠さず心境を吐露。「本当にありがとうございましたっていう気持ちは伝えさせてもらいました。違うチームになってもお互い頑張ろうねとの話はしました」とトレード決定後はエールを送り合ったと明かした。 それでも「去年のオフからもう話を頂いて誘ってもらっていたので、1月の後半に来年も一緒に自主トレはします」と師弟関係は続行する予定。来シーズンは「まだ言われていませんが、与えられた役割で頑張ろうという気持ち」と、スターター、リリーバーの両にらみでオフを過ごすとした坂本裕哉。デビュー時は先発として育成最年少勝利の記録もマークし、2017年からはリリーバーとしてならした先輩との教えを糧に、チームに欠かせぬ存在となる。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年11月24日 17時30分
スターダムAZMが花園桃花とのハイスピードタッグ結成をアピール「同じ空気をすごく感じた」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムが19日にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で開催した『STARDOM GOLD RUSH2022~ぎょーさんスターダム~』の第1試合で行われたハイスピード選手権試合、チャンピオンAZMと、花園桃花の試合の評価が高い。 AZMは「このハイスピード絶対王者のAZMが8度目の防衛に成功しました。花園ちゃん、楽しかった。(駿河)メイちゃんと仲いいだけはある。同じ空気をすごく感じた。リングでも言ったけど、次は花園ちゃんと組みたいな。私ね、勝ってメイちゃんにプレゼントすると言ったタッグもできてないから、いっそ3人でタッグ組もう」とタッグ結成を呼びかけるほど、好印象だった様子。 花園は「負けた…。絶対、私、勝ったと思ったのに。今日絶対勝って大阪のみんなに、(スペル・)デルフィンさんに、そしてメイちゃんにベルト取ったよって見せてあげたかったのに、もう!(イスを蹴る)。ごめん…。本当は本当は勝って言いたかったんだけど、私がこのベルトに挑戦した理由、そしてスターダムに上がる理由、そう私が大阪で一番強い女、今は自称だけど、いつかみんなに、みんな全員に、全人類全員にそう思ってもらえるように、私がまだキャリア4年で23歳のまだまだぺーぺーだけど、大阪の、大阪のプロレス界全部、全部背負うつもりで。いやもう全部背負ってる。全部背負って闘ってるから、この試合を見て、私の試合を見て、大阪に来てくれる人が増えたらいいなって、そんなきっかけの一部になれたらいいなと思ってます。AZMパイセンも言ってたけど、今度は組むって?仕方ないな、AZMパイセンと組んであげる。いや違う、私にはメイちゃんがいるの。私のタッグパートナーのメイちゃんと、AZMパイセンのお友達もメイちゃんだよね。3人で組もうよ、せっかくだからね。その日を楽しみに、私はまだまだこんなもんじゃ終わりません。AZMパイセンありがとうございました。まあ、そういうこっちゃ。さようならみなさん、イスごめんなさい。みんなもうちょっと笑ってよ!」と駿河メイとのハイスピーダー3人によるトリオ結成を訴えている。 この日は大阪勢が多数セコンドに付いており、ロッシー小川エグゼクティブプロデューサーの評価も高かっただけに、続きが見られる可能性は高い。(どら増田)
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スポーツ 2022年11月24日 15時30分
W杯日本戦、ドイツ選手インタビュー中「誰か日本語で叫んでる」指摘相次ぐ 正体は森保監督? 劇的勝利後の一幕が話題
23日に行われ、日本が「2-1」で勝利したW杯グループステージE組第1戦・ドイツ戦。NHK中継で放送された試合後インタビュー中の出来事がネット上で話題となっている。 同戦の日本は前半33分にPKで先制を許すなど前半はドイツに圧倒されたが、森保一監督は後半開始から冨安健洋を投入し3バックにシステムを変えると、その後も三笘薫、浅野拓磨(後半12分)、堂安律(後半26分)、南野拓実(後半30分)と攻撃的な選手を次々と起用。すると、後半30分に堂安が同点ゴール、同38分には浅野が逆転弾を決め見事逆転勝利を収めた。 >>ナイナイ岡村W杯特番「明らかにキャスティングミス」厳しい声も キングヌー井口との共演も話題<< 試合終了後、NHK中継は森保監督ら日本代表メンバーのインタビュー映像に加え、別メディアが行ったドイツ代表・ギュンドアンのインタビュー映像も同時通訳付きで放送。ギュンドアンは最初に「最後の25分はベンチから見ていてどうでしたか?」という質問を受けたが、答え出した直後に「みんなの努力が、結果に出てよかったよ!」という日本語の声が入り込む。さらに、後を追うように沸き立つような歓声も上がっていた。 試合後のギュンドアンのインタビューは、ピッチ上に設けられたインタビュースペースで行われている。また、日本代表は試合後にピッチ上で歓喜の円陣を組んでもいたが、この円陣中に発した言葉がギュンドアンのインタビューに入ったという可能性はありそうだ。 このインタビュー中の出来事について、ネット上には「ギュンドアンのインタビュー中に誰か日本語で叫んでるぞ(笑)」、「聞いた感じ、森保監督が叫んで選手も盛り上がったって感じか?」、「一喜一憂しないって言ってたのにめっちゃ喜んでて笑った」、「よほど歓声大きかったのか、同時通訳の人が聞こえないってボソッと漏らしてたのも面白かったわ」といった面白がる声が寄せられた。 森保監督は試合後インタビューの中で「まだ1試合終わっただけですので、一喜一憂しすぎずしっかり今日終わったことを反省して、次の試合に向けて勝利をめざして戦いたいと思います」と、喜ぶのはまだ早いと冷静なコメントを残している。もちろん選手・スタッフも同様の思いは持っていたものと思われるが、日本史上初となるW杯での逆転勝ち、W杯史上でも1978年アルゼンチン大会のオーストリア代表以来となるドイツ相手の後半逆転勝利とあり喜びを100%抑え込むのは難しかったようだ。 グループE組は日本戦後に行われたスペイン対コスタリカ戦でスペインが「7-0」と大勝したため、日本は得失点差でグループ暫定2位に。次戦の27日・コスタリカ戦に勝利した上で、スペインがドイツ相手に引き分け以上だと第3戦を待たずにグループリーグ突破が決まる状況となっている。文 / 柴田雅人
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大関・貴景勝、勝ち越し決めるもフェンスを殴り激怒? 琴ノ若戦直後の一場面が物議、逃げ腰の相撲に失望か
2022年03月24日 19時30分
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スポーツ
DeNA、外国人不在のピンチは楠本が救う? “尚典の教え”で目指す5年目のブレイクスルー
2022年03月24日 18時30分
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竹下幸之介を破りKO-D王座奪取の遠藤哲哉「しばらく離れている選手とタイトルマッチをして、DDTを底上げしていきたい」
2022年03月24日 17時30分
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スポーツ
ソフトB・藤本監督、新庄監督へのコメントに「相当怒ってる」の声 野手陣への北山KO指示は強い怒りの表れ?
2022年03月24日 15時30分
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スポーツ
日本ハム伊藤大海が「大海シート」設置!「プレーがもたらす感動や興奮がこの先の成長、自立につながってくれたら」
2022年03月24日 11時30分
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新庄監督が新人・北山を開幕投手に選んだ本当の狙い 歴史的な大抜擢は不協和音を招くリスクも?
2022年03月24日 11時00分
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スターダム朱里「今後一緒にやって行く最強のボディーガードを連れて来る」ジュリア戦を前にDDM脱退を示唆!
2022年03月24日 10時50分
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ソフトB・松本、開幕絶望のアクシデントに「そんなことある!?」ファン騒然 長年苦しむ古傷悪化に心配も
2022年03月23日 18時57分
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米AEWスーパースター志田光が2年5か月ぶりに凱旋「大きな舞台で日本復帰させていただいたこと本当に感謝」
2022年03月23日 17時30分