スポーツ
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スポーツ 2022年11月14日 10時50分
ノアとドラゲーが初の合同興行開催! メインでは拳王が清宮海斗を粉砕「清宮は昨日タイトル戦のあとだから頑張ったんでしょ?」
プロレスリング・ノアとドラゴンゲートは、初の合同興行『GLOBAL2days WRESTLE UNIVERSE presents GLOBAL DREAM』11.11東京・後楽園ホール大会を開催した。メインイベントでは、GHCヘビー級王者の清宮海斗と、オープン・ザ・ドリームゲート王者の吉岡勇紀が両団体のチャンピオンタッグを結成。拳王&箕浦康太と対戦した。 試合は、来年1.1東京・日本武道館大会で清宮に挑戦することが決まったばかりの拳王が絶好調。箕浦との連係もスムーズに進めていくと、最後はムーンサルトニードロップ(炎輪)を清宮に決めて3カウント。前哨戦も兼ねたこの試合を勝利している。 バックステージで拳王は「見ただろ、おい!清宮のことはまあな、昨日タイトルマッチのあとだから、まあ頑張ったんでしょ?それでいいよ。頑張った。以上。それだけでいい。その話はさておき、今日はドラゴンゲートとの興行、俺も試合前からいろいろ、そして試合も見てきたけど、一番イキのいい、めちゃめちゃいい選手いただろ?それはな、チャンピオンの吉岡じゃない。今、隣にいる箕浦だ。箕浦はな、見ただろ? あの魂。清宮にもない、吉岡にもない、箕浦だけ持ってるものがあるだろ?いいか、おい。箕浦が今後、ドラゴンゲートで俺の手を借りたかったら、いつでも行くからな。今日はどうも箕浦ありがとう」と今後も箕浦とは連携していく考えを示すと、箕浦も「ありがとうございます」と応じて、二人が握手。 拳王は「あとはいろいろしゃべってください。このイキのいい、そしてベリーキュートな箕浦選手の話どうぞ」と言って控え室に引き上げると、箕浦は「拳王選手が言ったように、ノアのリングかウチのリングかわからないですけど、組む時があれば、またぜひ組んで闘いたいと思います。それと、俺はこんなところで腐る男じゃないんで、必ずドラゴンゲートのテッペン獲ります。そして、今日見に来たノアファンの皆さん、興味があれば後楽園、ぜひご来場お待ちしております」と自身と団体をアピールしていた。一方の清宮はダメージが深くノーコメント。タイトルマッチに向けて出鼻を挫かれてしまったのは否めない。◆プロレスリング・ノア&ドラゴンゲート◆『GLOBAL2days WRESTLE UNIVERSE presents GLOBAL DREAM』2022年11月11日東京・後楽園ホール観衆 1209人▼タッグマッチ(30分1本勝負)●清宮海斗&吉岡勇紀(21分53秒 片エビ固め)拳王○&箕浦康太※炎輪(どら増田 / 写真©︎NOAH)
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スポーツ 2022年11月13日 11時00分
オリックスのトレード補強、伏見FA流出のフラグ? 盤石体制の捕手をさらに増員した背景は
2014年のプロ入りから今季まで日本ハムでプレーし、今季までに「207試合・.190・0本・23打点」といった通算成績を残しているプロ9年目・27歳の石川亮。10日に球団が発表したオリックスへのトレード移籍はネット上で大きな話題となった。 日本ハム公式サイトはこの日石川とオリックスのプロ8年目・25歳の齋藤綱記の交換トレードが成立したことを、「ルーキーに戻った気持ちで、新しいチームでこれからも頑張りたい」といった石川のコメントとともに発表。これを受けネット上には激励の声が寄せられたが、中には「オリはこれ伏見の流出ほぼ確定ってことか…?」、「わざわざ捕手獲るってことはそういうことだよな、伏見残留するならいらんし」といった、オリックス側の背景を推測するコメントも見られた。 >>オリックス・中嶋監督、ベンチ蹴り上げ福田に激怒! 吉田も塁上であ然、同点打潰した走塁ミスに批判<< 今季のオリックスは伏見寅威(75試合)、若月健矢(65試合)、頓宮裕真(34試合)の捕手3名体制を敷きリーグ優勝・日本一を達成。首脳陣は伏見、若月の併用を軸とし、頓宮は両名のバックアップ兼一塁手として運用した。 ただ、球団は11月7日、チーム捕手最多出場の伏見が今季6月に取得した国内FA権を行使することを発表。同日の報道では、伏見が球団を通じて「限られた時間の中で、色々なタイミングが重なり、権利を行使することに決めました。今後については、球団の方とも話をさせていただきながら、自分のことを評価してくださるチームがあるのなら、そういった話も聞かせていただきたいと考えています」とコメントを出したことも伝えられた。 「球団の福良淳一GMはFA宣言した伏見について、11月10日に『条件は全部伝えているし、あとは本人がどう考えるか』と慰留交渉は既に行っていると明かしたことが伝えられています。各報道によると年俸増・複数年契約と相応の条件を用意しているとはいいますが、ファンの間では交渉の感触が思わしくないことから、球団が石川をトレード獲得するに至ったのではという見方は少なからず上がっています。伏見が残留するなら捕手は現行の体制を維持できるため補強の必要性は薄いですが、流出なら1枠空きが出るため石川を獲得する意義はあるといえます。また、ファンの中には石川のトレード獲得は伏見の流出だけでなく、森の獲得失敗をケアする意味合いもあるのではというコメントも散見されます」(野球ライター) 今オフのオリックスは11月1日に国内FA権を行使した西武正捕手・森友哉を、4年総額15億円規模のオファーを用意し獲得を狙っていることが伝えられている。獲得が成功するかはもちろん今後の交渉次第だが、森を獲得できない上に伏見も流出という最悪のパターンも考えられるため、このリスクをケアする狙いも込みで石川の補強に至ったとみる向きもあるようだ。 伏見は人的・金銭補償が不要なCランク選手(今季年俸4500万円)ということもあり、日本ハムなどが獲得調査に動いていることが伝えられている。一部からは「伏見がハムに行く流れだから、オリは人的補償の意味合いで石川をもらったのでは」という憶測も上がっているが、果たして今後の展開はどうなるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について北海道日本ハムファイターズの公式サイトよりhttps://sp.fighters.co.jp/
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スポーツ 2022年11月12日 17時00分
阪神・藤浪、ドジャース・アスレチックスが獲得検討? 今季3勝も意外な高評価のワケ
今オフ、阪神からポスティングによるMLB入りをめざしている藤浪晋太郎。すでに阪神球団もポスティングを容認しており、米球界入りへのさまざまな交渉が進んでいくものと予想される。 2年連続で開幕投手を務めた今季は、先発ローテーションに定着した時期もあり、近年の低迷ぶりを払拭する兆しも見せていた。登板数は16試合10先発にとどまり、勝ち星もわずか3勝だったものの、夏場から終盤にかけては6試合でクオリティスタートを記録するなど、安定感のあるピッチングも披露している。 ここ数年、イップスなども囁かれ、毎年のようにトレード要員としても名前が挙がるなど、プロ入り当初の勢いを完全に失っていた藤浪。だが、ルーキー時より評価されてきたピッチングスキルを今も発揮できると信じるファンも少なくない。 同じく今オフで、メジャー挑戦の意思を表明している、ソフトバンクの千賀滉大、オリックスの吉田正尚、DeNAの山崎康晃らと比べると日本での実績の点では見劣りするものの、今季終盤のピッチングを見る限りでは海を渡る資格は十分にあるだろう。 また、すでに米国内からも熱視線を送られている。千賀とともに早くから藤浪の名前も現地メディアを賑わせており、先日発表となったFAランキングでは50位にランク。 さらに、移籍先候補など、いくつもの球団名も挙がっており、すでにロサンゼルス・ドジャースのスカウトが日本での藤浪のピッチングを視察に訪れたとも報じられた。また米メディアでは、ダルビッシュ有を始め、ロベルト・スアレスやニック・マルチネスなど日本球界経験者が在籍するサンディエゴ・パドレスや、今季、リーグ下位に低迷したオークランド・アスレチックスが獲得の意思を示したとも伝えられている。 特にアスレチックスは、先発要員としての起用の可能性も検討しているとの報道もあることからも、MLB関係者や現地での評価は決して低くはなさそうだ。 近年、大谷翔平の驚異的な活躍もあり、日本球界が注目を浴び、選手たちの評価がこれまで以上に高まっていることは明らかであり、藤浪獲得に多くのMLB球団が名乗りを挙げることへ期待も膨らむ。輝きを取り戻しつつある28歳が来季メジャーのマウンドに登り、今もなお眠らせているポテンシャルを存分に発揮する瞬間を楽しみに待ちたい。(佐藤文孝)
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スポーツ 2022年11月12日 11時00分
斎藤佑樹氏、日本ハム新球場の欠陥を見抜いていた? 過去の視察動画に再注目、“解釈ミス”も発覚遅れの原因か
来年3月に開業予定の日本ハム新球場・エスコンフィールド北海道。11月8日に複数メディアが規定違反を報じ、ネット上で大きな話題となった。 報道によると、11月7日に開かれたNPBと12球団による実行委員会は、新球場の本塁からバックネット側フェンスまでの距離が15メートルで、60フィート(約18メートル)以上が必要と定められている公認野球規則に反していると指摘。これを受けネット上には驚きの声が上がったが、中には「これ斎藤が見学の時に言ってなかった?」といった、元日本ハム・斎藤佑樹氏(現実業家)を引き合いに出した疑問も見られた。 >>日本ハム・新庄監督が山田にチクリ、「これも放出の原因か」の声も 入団会見で暴露した問題行動が物議<< 日本ハム球団公式YouTubeチャンネルは今年5月27日、斎藤氏が建築中の新球場を見学・レポートする内容の動画を投稿している。斎藤氏はバックネット裏、内野一塁側、右翼ポール際、グラウンドの順に足を運びそれぞれレポートを行ったが、内野一塁側のレポート中に「投手のプレートから本塁までは18.44メートルですもんね。で、本塁からバックネットまで15メートル。いや~あそこ(プレート・本塁間)の距離よりも短いってすごいですね」と、本塁・バックネット間の距離の短さに驚くコメントを口にしている。 また、斎藤氏は「ファールゾーンがほとんどないんですよね。だから(客席からは)近く感じるんだ」、「今のは衝撃ですね。ファールゾーンが狭いから投手泣かせだ」と、本塁・バックネット間の距離の短さに伴いファールゾーンも狭くなっている点にも着目。その後には「上沢(直之)、頑張ってね。ファールフライなくなるよ」と笑い交じりに後輩にエールも送っていた。 この動画が投稿された当時、ファンの間からは規則違反を指摘する声は上がっておらず、その後も今回の報道が出るまでは全くと言っていいほど取りざたされてはいなかった。これもあり、なぜここまで指摘・発覚が遅れたのか首をかしげるファンも散見される。 「規則違反発覚が遅れた理由としては様々な要因が考えられますが、まずそもそものルールの認知度が低かったからという見方はできます。今回の一件を受け、ファンの間では『こんな決まりがあること自体知らなかった』という声も少なからず上がっていますが、球界関係者の中にも規則をきっちり認識している者はそう多くはなかったのでは。また、日本ハム新球場は米国の会社が設計を担当しているといいますが、同国の規則では本塁・バックネット間の距離は60フィートが“推奨”と厳格に規定されてはいません。そのため、設計会社は米国の規則を基にすればOKと解釈し、米国規則の翻訳を基にしている日本の規則については見落としていたという可能性も考えられます」(野球ライター) 各報道によると日本ハム側は球団内で対応を協議しているというが、新球場の工事の進捗は既に95%を超えており、開業までの改修は難しい状況だという。突然浮上した大問題は果たしてどのような結末を迎えるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について北海道日本ハムファイターズの公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/user/FIGHTERSofficial
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スポーツ 2022年11月11日 20時30分
日本ハム・宮西の年俸2億減にファン激怒、「近藤慰留にも響きそう」の声も 本人も衝撃の査定が物議
2008年のプロ入りから日本ハムでプレーし、今季までに「808登板・36勝37敗380ホールド12セーブ・防御率2.50」といった通算成績を残しているプロ15年目・37歳の宮西尚生。11日に複数メディアが報じた契約更改の内容がネット上で物議を醸している。 報道によると、この日契約更改交渉に臨んだ宮西は今季の2億5000万円から、減額制限(1億円超えは40%)を超える2億円減の5000万円プラス出来高(金額はいずれも推定)でサイン。更改後会見では「この世界、結果が出ないとそういうもんだと思う」と割り切りつつも、「落ちるときは一気やなと。初めての経験だったのでショックはあった」と提示を受けた直後は動揺もあったとコメントしたという。 宮西はプロ1年目の2008年から昨季まで14年連続50登板(プロ野球歴代2位)を続け、通算373ホールド(同歴代1位)を積み上げた。ただ、今季は「24登板・0勝3敗7ホールド1セーブ・防御率5.66」とキャリアワースト級の不振に苦しんだまま、9月上旬に左肘クリーニング手術を受けたことでシーズン終了となった。 >>日本ハム・宮西、新庄監督に激怒?「思いっきり睨みつけてる」敬遠指示直後の表情が物議、でたらめな策ではないと指摘も<< 宮西の年俸2億円ダウンを受け、ネット上には「減俸自体は分かるが2億は厳しすぎる」、「出来高でカバーしてる可能性はあるにしてもガッツリ削り過ぎでは」、「去年までフル回転してくれてたのに、今年1年ダメだっただけでここまで下げるのは舐め腐ってるだろ」、「宮西本人は受け入れてるけど、ファンとしてはこの仕打ちはちょっと納得できない」といった批判が寄せられた。 球界では長年活躍を続けた功労者が1年の不振で大減俸を食らったケースは過去に少なからず存在する。ただ、宮西に関しては昨季までは球史に残るレベルでフル回転を続けていたこと、今季は不振だったものの1年通じて出場機会がなかったわけではないことなどもあり、2億円のダウンに納得できないファンも少なからずいるようだ。 厳しい査定と非難されている宮西へのダウン提示だが、一部からは「功労者にこんなことしてたら近藤の慰留にも響きそう」といった指摘も上がっている。日本ハムは生え抜きで絶対的主軸の近藤健介が11月8日に国内FA権を行使。球団は全力で慰留に努めているというが、ファンの間では生え抜き主力の宮西を大減俸としたことが近藤の心証に影響するのではと心配する声も散見される。 11日から各球団との交渉が解禁された近藤はこれまでにオリックス、ソフトバンク、西武、ロッテの4球団が獲得に動いていること、ソフトバンクは4年20~30億円の超大型オファーを用意していることなどが伝えられている。これもあり、一部の間では「近藤の慰留資金を捻出するために宮西の年俸削ったのでは」ともささやかれている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月11日 18時50分
平幕・逸ノ城の暴力疑惑「暴露された通りだ」 貴闘力氏の1か月前の動画に注目、厳重処分の可能性も?
13日初日の大相撲11月場所(27日まで)に出場予定の平幕・逸ノ城。11日に報じられた暴力疑惑がネット上で物議を醸している。 同日の『サンケイスポーツ』(産経新聞社/電子版)の記事によると、逸ノ城はかねて過度な飲酒が問題視されており、時期は不明だが所属部屋のおかみに手を上げる、飲食店で一般人と一触即発の事態になるといったトラブルも頻発。周囲の注意もあり一時は禁酒に取り組んだが、今年2月ごろから飲酒の影響で稽古をしばしば無断欠席するようになったという。 部屋の師匠・湊親方(元幕内・湊富士)は、今年3月に相撲協会にこの現状を報告。協会もこれまでに逸ノ城、湊親方をそれぞれ個別に呼び出し事情聴取を複数回行っているといい、今後は協会コンプライアンス委員会が何らかの処分をまとめる可能性もあるという。 >>大相撲、危険な“暴力相撲”が増加? 力士の首が折れかけた一番も、今場所も物議醸す取組頻発<< 2014年1月場所で初土俵を踏んだ逸ノ城は幕下、十両をそれぞれ2場所でスピード通過すると、新入幕した同年9月場所でも「13勝2敗」と驚異的な成績を残した。翌11月場所~2022年9月場所は2ケタ勝利7回(幕内44場所中)と一転して苦戦が続いているが、今年は2022年7月場所で「12勝3敗」をマークし悲願の初優勝を果たすなど新入幕当初の勢いを取り戻しつつあった。 その逸ノ城の暴力疑惑報道を受け、ネット上には「酒に飲まれてこんなことやらかすのは言語道断」などと厳しい声が上がった。また、中には「おいおい、あの貴闘力の暴露は本当だったのかよ」、「ちょっと前にアップされてた貴闘力動画内で暴露された通りだったな」、「貴闘力の話が合ってたとは…絶対話盛ってるだろと思ってたが」といった、元大相撲力士・貴闘力氏(元関脇)を引き合いに出し驚くファンも見られた。 貴闘力氏は10月1日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画の中で、自身の知人で湊部屋に近しい人物から聞いた話として「最近逸ノ城はお酒を飲んで暴れる」、「一般の人にも手を出す」、「おかみさんに手を出す」と、泥酔した逸ノ城が周囲に暴力を振るっていることを暴露。真偽は分からないとしつつも「もしそれが本当だったらどう? 一般の人はこれを聞いていて許される? アウトだよね、すぐクビだよね」、「『すみません、酔っぱらって』で済まされる問題じゃない」と、事実なら進退に関わる問題だと厳しい見解を示した。ただ、協会側が問題を認識しているのか、何らかの対応に動いているのかについては言及していなかった。 逸ノ城は温厚な性格の持ち主で、これまでは特に不祥事を起こしたこともなかった。これもあり、動画公開当初は信ぴょう性に欠けると貴闘力氏を疑う声も少なくなかったが、今回の報道を受け事実だったのかと驚いたファンも少なからずいたようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について貴闘力氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCNxyWUfEIBTV4I1C9E4OyCg
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スポーツ 2022年11月11日 15時30分
ソフトBの助っ人人事に「バクチ過ぎる」の声 チーム崩壊の序章に? キューバ野手ダブル放出が招く最悪の展開は
3日から宮崎で秋季キャンプを行っているソフトバンク。11日に伝えられた助っ人の退団情報がネット上で物議を醸している。 報道によると、球団はテスト生として今秋キャンプに参加した28歳・ホーキンス、メジャー通算16本塁打の31歳・アストゥディーヨを新助っ人打者として獲得する方向。これに伴い、現在チームに所属する36歳・デスパイネ、37歳・グラシアルの両助っ人打者が退団濃厚になったという。 両助っ人打者はどちらもキューバ出身の選手で、デスパイネは2017年、グラシアルは2018年からソフトバンクでプレーしている。今季はデスパイネが「89試合・.269・14本・40打点」、グラシアルが「99試合・.271・7本・30打点」といった打撃成績をそれぞれマークした。 >>ソフトB・甲斐の態度に「一気に嫌いになった」と批判 止まないバッシングに反抗? サヨナラ負け直後の“ガムクチャ”が物議<< 球団は助っ人野手陣の若返りを図っているものとみられるが、ネット上には納得の声の一方で「両方ともクビはちょっとマズくないか? せめて片方は残せよ」、「実績ある助っ人を切って、成績読めない選手だらけにするのはバクチ過ぎる」、「キューバ勢1人だけになるモイネロのメンタルも不安」といった心配の声も少なからず見られた。 「仮に報道通りの人事が行われると、チームの来季助っ人野手は新戦力2名に2年契約2年目のガルビスを加えた3名体制となります。ただ、ガルビスはメジャー通算109本塁打と実績は十分ですが、今季は『38試合・.171・2本・11打点』とサッパリ。新戦力2名についてもホーキンスは9日のキャンプシート打撃で『8打数無安打・4三振』と沈黙、アストゥディーヨもメジャー通算588打席で四球がわずか11とそれぞれ不安要素を抱えています。ファンの中には3名全員が共倒れするリスクは拭えないとして、デスパイネ、グラシアルのどちらか1名は保険として残すべきではという意見はあります。また、この両名は同郷の助っ人守護神・モイネロを含め3名で公私をサポートし合う間柄でしたが、そろって退団となると1人残されたモイネロの成績(今季は53登板・1勝1敗8ホールド24セーブ・防御率1.03)に悪影響が出るのではと不安視されてもいます」(野球ライター) 今季はリーグ最多得点(555得点)を記録するなど打力を武器に、首位・オリックスと最後まで優勝争いを展開したソフトバンク。三森大貴(58得点)、周東佑京(48得点)、野村勇(40得点)といった新しい芽は出てきているが、過去実績が乏しい分、来季助っ人野手陣が全員コケた場合にどこまでカバーできるかは不透明ともいえる。カバーできなければ得点力、ひいてはチーム順位の低下も避けられなくなりそうだが、フロントはこのまま報道通りの人事を行うのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月11日 11時10分
巨人・原監督、長野・松田をダブル獲得する本当の理由 ヒントは第2次政権にアリ?
侍ジャパンの強化試合(対オーストラリア代表)が始まっても、前ソフトバンク・松田宣浩の「巨人入り」の話で持ちきりだった。 松田は2013年と17年のWBC、15、19年はプレミア12大会の日本代表メンバーでもある。現・侍ジャパンにも当時の強いキャプテンシーを知るメンバーも残っているだけに、松田の再起を喜ぶ声が多く聞かれた。 >>ソフトB・松田に球界OBが苦言「見てて情けない」 長引く不振は気持ちの問題? 藤本監督の起用法に一因と指摘も<< 「それにしても、“両方”とも獲るとは…」「両方」とは、先に巨人帰還が決まった長野久義のことだ。チームを牽引でき、若手のお手本ともなるような――。 長野帰還が決まった11月2日、そんな風に“獲得理由”が伝えられた。 今回の松田獲得についても、同じなのだ。右の代打としての切り札的存在、経験値、異なるのはポジションが、松田が内野で、長野が外野ということだけだ。 「長野の帰還トレードは広島から持ち掛けられたものです。広島が秋山翔吾外野手をシーズン途中で獲得した後、長野と話し合いが行われ、夏場には巨人側に連絡したと聞いています」(球界関係者) 巨人が正式に“受け入れの返事”を広島側にしたのは、ドラフト会議の翌日だという。ドラフト会議が行われたのは、10月20日。松田がソフトバンク退団の会見を開いたのが9月28日であり、「巨人は長野と松田を天秤に掛け、長野を選んだのではないか?」 との見方もされていた。 「両方を獲るとは…」の驚きの声が出たのは、こうしたウラ事情にあったからだ。 だが、今回の松田獲得と同時に、新たにこんな話も飛び込んできた。 「第二期政権と同じだ」 原辰徳監督が2度目の巨人指揮官を務めたのは06年から15年シーズンまで。その主に前半期だが、若手選手の拠り所ともなっていたのが、大道典良(当時・典嘉、現ソフトバンクコーチ)と木村拓也(故人)の両ベテランだった。 「阿部慎之助コーチがまだ若手だったころですよ。ロッカーを大道、木村の両ベテランの隣に移してもらい、助言を仰いでいました」(前出・球界関係者) 木村はセカンドの定位置を奪いに行き、大道は代打として、チームを支えた。 「大道はグラウンド整備がされる5回裏の後、ファールグラウンドに出て、ストレッチ運動をしていました。素振り室とグラウンドでは照明の明るさが違うと言って、眼を慣らしていたんです。試合終盤、出番があるかないか分からない一打席のために」(前出・同) 木村も年齢を感じさせない練習量でチームを牽引した。 経験豊富なベテランが2人もいれば、一方が若手を叱った時、もう一方は慰め役に回ることもできる。今回の長野、松田のダブル獲得は第二期政権の再現を狙ったのかもしれない。 「坂本勇人の次のリーダーは誰になるんですかね? そこが巨人の弱点。両ベテランの獲得が岡本和真の成長につながれば」(プロ野球解説者) 松田は気持ちを前面に出してくるタイプだ。 岡本から三塁の定位置を奪うくらいの気概でいるはずだ。長野も同じ気持ちだろう。近年、レギュラーを脅かす若手が出て来なかったせいもあるが、主力は試合に出ることを当たり前のように捉えている。巨人ナインは“お手本”との見方を改めた方がいい。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年11月10日 18時30分
侍ジャパン・西川のハプニングに「背筋凍った」の声 打球処理中の“金的”に心配相次ぐ、直後には相手に叩かれる不運も
9日に行われ、侍ジャパンが「8-1」で勝利した強化試合・オーストラリア代表戦。「2番・左翼」で先発した西川龍馬(広島)を襲ったアクシデントがネット上で話題となっている。 注目が集まったのは、試合開始直後の1回表1死でのこと。打席のオーストラリア打者が放った左安に猛チャージをかけた西川は、打球を体に当てて前に転がすことで後逸を回避。ただ、チャージをかける際にバウンドの目測を誤ったのか、ワンバウンドの打球が股間付近に直撃してしまった。 直撃後の西川は内野返球を終えた後、両手を膝につきその場でうなだれるなど悶絶。西川を心配して駆け寄ってきた中堅手・近本光司(阪神)は痛みをまぎらわせようと腰をポンポンとたたき、後を追うように清水雅治外野守備走塁コーチやトレーナーもベンチから飛び出してきたが、幸いにも負傷交代には至らずプレーを再開した。 >>エンゼルス・大谷、試合中にまさかのトラブル発生? 過去にはイチロー氏らも餌食に、敵打者の“股間タッチ”に驚きの声<< この西川のアクシデントを受け、ネット上には「今の西川絶対痛いだろ…見てて背筋凍ったわ」、「リプレー見てもモロに股間に当たってるな」、「外野手は基本ファウルカップつけないからなおさら痛いだろうな」、「負傷交代にならなかったのは幸いだけど無理はしないでくれ」といった心配の声が相次いだ。 試合開始早々アクシデントに襲われた西川だが、この日は直後の1回裏にも思わぬハプニングに見舞われている。この回西川は1死から左安を放ち出塁するも直後に牽制死を喫したが、この際に相手一塁手から頭をたたかれるようなタッチを食らう。特に負傷などにつながったわけではないが、ネット上には、「今日の西川は初っ端から踏んだり蹴ったりやな」、「股間痛めるわ頭叩かれるわで散々過ぎるだろ」と同情の声も上がった。 同戦の西川はこの後試合終了までフル出場し、「3打数1安打・2四球」とつなぎの打撃でチームの勝利に貢献している。ただ、ファンにとっては打撃成績よりも、序盤のアクシデント連発の方がインパクトは大きかったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月10日 17時30分
DeNA、期待の若手・田部が引退…3年目の大型内野手、21歳の決断
12球団合同トライアウトも終わり、本格的に来シーズンに向けて動き始めたプロ野球界。ベイスターズはクライマックスシリーズ敗退時に7選手と来季の契約を結ばないと発表し、これ以上の追加はないと思われていた。しかし10月の最終日、期待の若手・田部隼人の引退が告知され、ファンは驚きを隠せなかった。 田部は高卒3年目の大型内野手で、4月6日の甲子園球場で待望の一軍デビュー。1-1ともつれたゲームの延長10回に代打で登場し、タイガースの左腕・岩崎優の前にセンターフライに倒れた。 翌日からはコロナ蔓延によりチーム編成が困難となり、4試合が中止に。12日からの沖縄でのゲームから再始動したが、田部は先発ピッチャーとの関係もあり登録抹消。しかしわずか3日後に、伊藤裕季也が濃厚接触者の疑いで抹消され再び17日一軍には招集されたが、伊藤の陰性が確認されると、出場のないまま再び抹消された。 しかし20日に内野手が2人抹消されたこともあり、この時点でファームで打率.313と好調を買われ三度目の一軍へ呼ばれると、24日には初スタメンに抜擢。カープの同い年の左腕・玉村昇悟の前にノーヒットに抑えられたが、3打席目には犠打を決めて見せ、守備でも強肩を披露。地元島根に一番近いプロの本拠地・広島の地で、チームに貢献するプレーを決めてみせた。 27日にはベイスターズの聖地・横浜スタジアムデビュー。C.C.メルセデスの前にサードゴロに倒れながらも、地元ファンの大きな祝福の拍手が送られた。翌日には抹消されてしまったが、プロ野球選手として確かな一歩を踏み出すことができた。 この後はファームで研鑽を積み、イースタン・リーグで打率7位に食い込む.258をマーク。1年目.240、2年目.185から大きな飛躍を見せ、得点圏は打率.316と勝負強い一面も発揮していただけに、突然の引退発表はセンセーショナルだった。 ルーキーイヤーのファーム最終戦、札止め満員となった“Mr.ベイスターズ”石川雄洋氏の最後のゲーム、1点ビハインドの場面の最終回にタイムリーで石川を生還させ、延長10回にはサヨナラタイムリーで再び石川をかえし、惜別のグータッチを交わした“持ってる男”。ユニフォームを脱いでも55番が躍動していた姿を、ファンは決して忘れない。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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DeNA、ドラ2・徳山&ドラ4・三浦が無失点実戦デビュー! 即戦力右腕コンビが充実の沖縄キャンプ締め
2022年02月28日 18時30分
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3.20両国国技館決戦を前に雪妃真矢が赤井沙希からフォール勝ち!「もっと醜いところもさらけ出す」
2022年02月28日 17時30分
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巨人・中田に「怠慢プレーだろ」批判の声 本人も苦笑の“本塁打確信歩き”が物議、過去には猛バッシングを受けた選手も
2022年02月28日 15時30分
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スターダム闇落ちユニット大江戸隊がQQに5対5の綱引きマッチを提案!実現時期は?
2022年02月28日 11時30分
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大谷翔平、「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」は達成できない? 長引く日程遅れで浮上する深刻な問題とは
2022年02月28日 11時00分
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新日本欠場中の飯伏幸太が3.1日本武道館大会で復帰!オスプレイらユナイテッド・エンパイアと対決
2022年02月28日 10時50分
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巨人・菅野の重大リスクを球界OBが指摘「必要性を感じない」 昨季の大不振を招いた要因とは
2022年02月27日 11時00分
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巨人・戸郷、開幕一軍入りは絶望的か 桑田コーチが背信投球に怒り、予想外の“致命傷”もダメ押しに?
2022年02月26日 11時00分
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「プレッシャーをはねのけて成績を出せれば」北京冬季パラリンピック選手団が結団式を開催
2022年02月25日 23時00分
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巨人・ビエイラが明かした“マック増量”に心配の声 球速記録更新が狙いも、フリー打撃登板ではデメリットに苦戦か
2022年02月25日 21時30分