スポーツ
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スポーツ 2022年11月28日 18時35分
大相撲、阿炎優勝の裏で誤審発生? 舞の海氏ら解説陣も疑問、阿武咲戦での物言いナシが物議「取り直しが妥当だろ」の声も
27日に行われた大相撲11月場所千秋楽。今場所6敗目を喫した平幕・阿武咲の取組を巡る判定がネット上で物議を醸している。 前日まで「9勝5敗」の阿武咲はこの日、「6勝8敗」の小結・大栄翔と対戦。この一番勝てば2ケタ勝利の阿武咲は、立ち合いのど輪を食らうも構わず前に出る。一方、圧力を受けた大栄翔も左に動きながらの引きを見せ、両者はほぼ同時に土俵を割った。 一連の攻防を見守った行司は大栄翔に軍配を上げ、土俵下の勝負審判からも物言いはつかず。ところが、取組終了後にNHK中継で流されたリプレー映像では前に倒れ込んだ阿武咲の左手、阿武松をはたきながら後退した大栄翔の左かかとが同時に土俵外についたような様子が映っていた。 >>大相撲、平幕・照強戦で誤審? 本人も取組後に抗議か「睨みつけてないか」 同時転倒巡る判定に疑問の声<< 勝負審判は阿武咲の左手が先に地面についたとみて行司軍配通りと判断したようだが、ネット上には「今の一番、物言いないまま終わったのは納得いかない」、「大栄翔有利は誤審くさいわ、どう考えても同体取り直しが妥当だっただろ」、「スローで見ても、どっちが先に地面についたかは分からないレベルだったんだが」、「仮に結果は同じでも、物言いや協議を経た上での結論ならまだ納得感があっただろ」といった批判が相次いだ。 今回の物言いナシ判断についてはファンだけでなく、NHK中継で解説を務めた北の富士勝昭氏(元横綱)、舞の海秀平氏(元小結)もそれぞれ疑問を呈している。中継でリプレー映像が流された後、北の富士氏は「物言いぐらいはね。確認か(どうか)ね、なんでもいいんだから」と理由はどうあれ物言いはつけるべきだったとコメント。直後には舞の海氏も「これは阿武咲浮かばれないですよね」と阿武咲も納得できていないのではと指摘した。 今場所千秋楽は平幕・阿炎が本割で平幕・高安を下し、その後優勝決定戦でも高安、大関・貴景勝を連破し自身初優勝。劇的な展開に多くのファンが盛り上がった傍らで、阿武松戦の不可解判定に首をかしげたファンも少なくなかったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月28日 17時30分
DeNA・平田、右ひじ手術敢行で万全! 10年目のリリーフ右腕がフル回転へ意欲
2013年のドラフトでHonda熊本から2位指名で入団した平田真吾。ルーキーイヤーから中継ぎ専門でチームに貢献し、19年の不調を乗り越え、20年には待望の初勝利を含め43試合に登板。21年には初セーブをマークし、38試合登板と登板機会を増やし、9年目の今シーズン、キャリア最多の47試合で腕を振った。 昨年オフに右肘のクリーニング手術を受けた右腕は今シーズン、セットアップ、モップアップ含め、様々なケースでチームを救ったが、実は「キャッチボールで小指がしびれたりしていた。神経が圧迫されて、握力も落ちてきて力が入りづらくなっていた」と交流戦あたりから異変が起きていたと告白。シーズンも終わった10月に右肘尺骨神経前方移行術を敢行した。 手術自体は「クリーニング手術よりは軽いもの」とのことで「20日からキャッチボールも始めている」と経過も順調と明かした。今後は「遅くとも1月中には」ブルペン入り予定で「来年には全く問題ない」と力強く言い切った。 今シーズンは「結構大事な場面で使っていただいて、結果を出せたとき、出せなかったときがあったので、すごく悔しい思いが多かったです。僕が打たれなければという場面も結構あった」と反省。「右バッターへのツーシームが後半になるにつれて見切られるようになっていた」と分析し「ストレートを投げていないので、やはり原点に戻って外も広く、内も使いつつ、ってところでしっかりやっていきたいと思います。真っすぐ、外のスライダー、内のツーシームをメインで行きたい」と今季15%しか投げていなかったストレートを磨いていくビジョンも明確に示した。 来季は節目の10年目。「今年も1回ファームに落ちてしまったんで、本当に一軍で安定して結果が残せるように。今年のような場面で使ってもらって、しっかり結果を残していけば試合数も増えていく」とキャリアハイを狙うとした平田真吾。悲願の「リーグ優勝」に向け体調万全でブルペンを支え続ける覚悟だ。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年11月28日 14時58分
W杯日本戦、主将・吉田がミスを責任転嫁?「自分が悪いと思ってないのか」敗戦後インタビューに批判相次ぐ
27日に行われ、日本が「0-1」で敗れたW杯グループステージE組第2戦・コスタリカ戦。日本代表主将・吉田麻也の試合後コメントがネット上で物議を醸している。 勝利ならグループステージ突破が大きく近づく日本だったが、5バックを敷き守備を固めたコスタリカを攻めあぐね前半は無得点。後半も思うようにチャンスを作れない中、後半36分に逆に先制点を許しそのまま痛恨の敗戦を喫した。 試合終了直後にピッチ上でのインタビューに応じた吉田は「相手の守備のブロックを崩せなかったということと、プレスがすごく単調になってしまったのがよくなかった」と、相手守備陣にうまく圧力をかけられなかったことが問題だったとコメント。その上で「もう始まっているので、切り替えて。スペイン戦に向けて全てをささげなきゃいけないし、全力でそこに行けるように準備したいと思います」と、気持ちを切り替えて次戦・スペイン戦(12月2日)に臨むと前を向いた。 >>W杯日本戦、ドイツ選手インタビュー中「誰か日本語で叫んでる」指摘相次ぐ 正体は森保監督? 劇的勝利後の一幕が話題<< 吉田の試合後コメントを受け、ネット上には激励の声が寄せられたが、それ以上に「1番よくなかったのはアンタのミスだろ」、「自分のミスを棚上げして、攻撃がマズかったって言うのはフェアじゃないのでは」、「自分が変な蹴り出ししたせいで点取られたのに悪いと思ってないのか?」、「切り替えるより先になんであんな舐めたプレーしたのか説明してほしい」といった批判が相次いだ。 日本が決勝点を奪われた後半36分のシーンは、伊藤洋輝から横パスを受けた吉田がダイレクトで前方に蹴り出したボールが守田英正と相手選手の中間付近に落下し、守田がスライディングでも拾いきれず相手に渡り、これが起点となった。 吉田は試合直後とは別に応じたインタビューではこのプレーについて、「つなげると思った」、「(試合後に)映像を見た。つなげるスペースはあったけど、時間的にも前(へのクリア)で良かったのかなと思う」と守田へのパスのつもりだったと説明したというが、試合直後のインタビューでもまずこの点に言及するべきだったと不満を抱いたファンも少なからずいたようだ。 同戦後に行われたグループE・スペイン対ドイツ戦が「1-1」の引き分けとなったためグループ暫定2位は変わらなかった日本。次戦・スペイン戦は勝てば無条件でグループ突破、敗戦なら敗退が決定。引き分けの場合はドイツ対コスタリカ戦の結果次第という状況となっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月28日 11時30分
スターダム侵略へウナギ復帰のコズエン粉砕のプロミネンスが大江戸隊の6人タッグ王座獲りへ「形式はスターダムさんにお任せします」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは26日、いろいろなスタイルのプロレスが見られるブランド『STARDOM in SHOWCASE vol.3』を神奈川・とどろきアリーナで開催した。 セミファイナルでは、ハードコア6人タッグマッチ、中野たむ&なつぽい&ウナギ・サヤカのコズミックエンジェルズと、世羅りさ&鈴季すず&柊くるみのプロミネンスが対戦。最近はスターダムを飛び出して、多団体で査定係として喧嘩を売りまくっているウナギにとっては久々の凱旋マッチとなったが、ハードコアのスペシャリスト、プロミネンスにこのルールで勝つのは至難の業。ウナギはスライムをこすりつけるなど抵抗するが、最後はハードコア殺法からすずのジャーマンが決まり、ウナギが敗れた。 試合後、すずは「おい、オメエら、きったねえ顔だな。ああ、コズミックエンジェル…ズ?だっけ?ウナギ・サヤカ、オメエらハードコアなめすぎだろ。オマエらとは、ウチらくぐってきた修羅場の数がちげえんだよ、甘く見てんじゃねえよ、マジで。ということだ。お疲れさまでした」と言うと、世羅は「え~、プロミネンス勝ったんで言わせてください。今アーティストのベルト持ってんの大江戸隊だっけ?挑戦させろよ!」とアーティスト・オブ・スターダム王座へ挑戦表明。 チャンピオンチームの大江戸隊が出てくると、渡辺桃が「お~い、きったねえ顔してんなあ、テメエらあ。きったねえ、きたねえ。アーティスト挑戦?したいんだっけ?タイトルマッチしたいなら、いい場所といい日にちがあるんだよねえ。聞きたい?12月29日両国国技館でやってやるよ」と受諾。スターライト・キッドも「いいねえ、外敵ユニット待ってましたよ!プロミネンスが釣れたようで、まあオマエらが相手なら、オマエらが望むなら、ハードコアでやってやってもいいんだぞ。なあ、すず」と逆に挑発する。 すずは「キッドちゃん、おもしろいこと言うじゃん。プロミネンスは見ての通り、何やってもつええから。形式はスターダムさんにお任せします。12月29日、待っとけよ。そのベルト、それまで大事に扱ってくださいね!」とルールはチャンピオンチームに一任する意向を明らかにすると、キッドは「外敵ユニットに声かけてから、待たせすぎ。でも、プロミネンスが来てくれて、相手には不足なしなんじゃないかなあ。私はね5★STAR GP以来に鈴季すずとまた再会します、負けてるんで!」と言うと、桃も「私も負けてる」と話したが、鹿島沙希は「勝ってんだよね!世羅りさに。世羅りさに勝ってんだよな!」と余裕の表情。キッドは「ウチらは復讐がてら、このベルトを6度目かな、両国で防衛して、このチャンピオンのままあの6人タッグトーナメント出たい。でもこのトリオで出るかどうかはちょっと、大江戸隊いっぱいいるからさ、わかんないね。そこも含めお楽しみって感じで。ハードコアでやってあげてもいいんだよ」とハードコアルールでの防衛戦を示唆した。◆スターダム◆『STARDOM in SHOWCASE vol.3』2022年11月26日神奈川・とどろきアリーナ観衆 778人▼ハードコア6人タッグマッチ(時間無制限1本勝負)中野たむ&なつぽい&●ウナギ・サヤカ(15分42秒 ジャーマンスープレックスホールド)世羅りさ&鈴季すず○&柊くるみ(どら増田)
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スポーツ 2022年11月28日 11時00分
森FA流出の西武、人的補償に変更? バッテリー間の作戦も再構築か
2023年開幕カードは、ベルーナドームで埼玉西武対オリックス――。奇しくも、3年連続で同カード対戦となったが、来季は心理戦の様相も強まってきそうだ。 「源田(壮亮)が複数年契約を結びました」(球界関係者) 源田が契約更改に臨んだのは、11月26日。年俸3億円プラス出来高、「5年総額15億円超」という大型契約だった。来季30歳となる年齢を考えれば、“生涯西武”である。 「順調に行けば、源田は来年オフに国内フリーエージェント権(以下=FA)を取得します。FA権取得の前年に複数年契約を結ぶのが『主力選手の流出阻止策』です」(ベテラン記者) この源田の複数年契約が、開幕戦の相手であるオリックスへの“心理的な揺さぶり”にもなっているという。 >>ソフトB・藤本監督の失礼発言にエース千賀も苦言? オリ移籍・森の守備酷評し批判、シーズン中から放言相次ぐ<< 「オリックスは、西武からFA宣言した森友哉の獲得に成功しました。森の22年西武最終年俸は2億1000万円(推定)、上位5傑に入ったAランク選手だったので、オリックスから西武への人的補償も発生します」(前出・球界関係者) 当初、「西武は人的補償の権利を行使せず、金銭のみを要求するのではないか」と予想されていた。来年オフの源田の慰留交渉に備えるためだ。 「山川穂高も来年オフにFA権を取得します。源田、山川ともに引き止めなければなりませんので」(前出・同) 山川の契約更改はこれからだが、源田の残留が確実になったことで、「人的補償に切り換えてくる」との見方も強まってきたのだ。 コーチ経験のあるプロ野球解説者がこう続ける。 「近年、FA権を行使した選手の去就よりも、『人的補償で移籍する選手が誰になるのか』の方が注目されるようになりました。獲得した側の球団は28人のプロテクト名簿に誰を入れて、誰を外すのか、主力選手を優先して名簿に入れれば、期待の若手を引き抜かれてしまいますし」 西武サイドは人的補償で求める選手を慎重に見極めなければならない。 「森を喪失した」ということは、正捕手を奪われたわけだ。それも、同一リーグのライバル球団に…。西武は今オフ、バッテリー間のサインを全て変更しなければならなくなった。 「一般論として、プロ野球チームのサインは毎年少しずつ変えています。でも、正捕手がライバル球団に移籍したとなれば、ゼロから作り直すのも同然です。森は内野の守備体系に関するサインも掌握しているので」(前出・プロ野球解説者) 気の早い話だが、オリックスの開幕投手は“沢村賞右腕”の山本由伸だろう。WBCに出場した場合、開幕ローテーション入りさせない可能性もあるが、山本は22年開幕戦で8回を投げ、被安打3、無失点と好投している。シーズンを通しても、西武戦5登板で3勝負けナシ。防御率も1点台だ。 「西武は山本に苦手意識を持っています」(前出・同) その山本と、こちらのクセを熟知した“昨日までの味方捕手”がバッテリーを組むのである。メンタル面で劣勢に立たされるのは、やはり西武の方だ。 源田の残留で人的補償が検討できるようになった。森喪失の劣勢を一変させるためにも、西武はプロテクト名簿から漏れた好選手を引き抜くことになるだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年11月28日 10時55分
新日本にWWEのアンダーソンがついに帰還「史上最強のNEVER無差別級王者、カール・アンダーソンだ」
新日本プロレスは『WORLD TAG LEAGUE 2022 & SUPER Jr. TAG LEAGUE 2022』優勝決定戦、12.14宮城・仙台サンプラザホール大会の追加カードを発表した。 当初は、11.5エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)大会のタイトルマッチで対戦予定であったNEVER無差別級選手権試合、チャンピオンのカール・アンダーソンにヒクレオが挑戦するカードが緊急決定した。大阪大会では、一度は発表されながら、新日本プロレスのベルトを保持しつつ、WWEマットにも上がっているアンダーソンが「新日本プロレス側のダブルブッキング」を理由に来日を拒否。新日本はギリギリまでアンダーソンを待ったが、連絡不能になったため、最終的に注目の一戦は中止となり、ヒクレオは高橋裕二郎とシングルマッチで対戦すると、わずか28秒の秒殺劇で裕二郎を仕留めている。 バックステージでヒクレオは「カール・アンダーソン、俺にこんな真似をさせやがって。お前という人間はリングの中でもリングの外でも、自分のケツもまともに拭けないのか?お前はビビってて、俺から逃げ回ってる。さあ、あとはもうお前次第だ。俺は待ってるぞ」とあくまでもNEVER無差別級王者のアンダーソンへの挑戦を訴え続けた。新日本では王座の剥奪も考えたが、ヒクレオの意向を尊重し、アンダーソン側との交渉を閉ざさなかった。 アンダーソンは、WWEでAJスタイルズ、ルーク・ギャローズ(ドク・ギャローズ)とのユニット“The O.C”.として出場しながら、NEVER王座を手放さないという前代未聞の事態。その動向が注目を集めていた中、アンダーソンは日本時間の11月23日にTwitterで動画メッセージをツイート。まずバレットクラブのロゴを大写しにしたあとで、「史上最強のNEVER無差別級王者、カール・アンダーソンだ」と名乗ったあと、アンダーソンのブッキング担当を自称するギャローズが「12月14日、アンダーソンがこの俺、ビッグLGとともに日本に行く。そこでNEVERのベルトを防衛するから、お見逃しなく」と仙台大会への来日を宣言した。映像の中にはThe O.C.のリーダー格で、かつてバレットクラブでもリーダーだったAJスタイルズも登場するという豪華なもの。 新日本とアンダーソン、新日本とWWE、アンダーソンとWWEというそれぞれの関係は不確定だが、日米を巻き込んだちょっとしたムーブメントが起こるかもしれない。来年1.4東京ドーム大会に向けて見逃せない。(どら増田)
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スポーツ 2022年11月27日 17時30分
ロッテ・佐々木朗希、来季は25登板がノルマ?「勝たないと意味が無い」吉井新監督が描く青写真は
選手、指導者としても豊富な経験を積んできた新指揮官の誕生だ。千葉ロッテマリーンズの吉井理人監督の手腕には既に高い関心が寄せられている。 現役時は、近鉄やヤクルトなどNPB球団を渡り歩き、メジャーの舞台でも活躍、実働23シーズンで先発、リリーフ両方で実績を残した。 指導者としてはソフトバンク、日本ハム、千葉ロッテでコーチを務めている。さらに、今シーズンはロッテで新設された「ピッチングコーディネーター」というポストに就き、チーム内でのさまざまな役割を担ってきた。 ファンからの注目を集める理由の一つが、佐々木朗希との繋がりにある。入団1年目より、コーチとして佐々木の育成に携わってきており、初年度には1・2軍での登板をさせなかったことも大きな話題となった。監督に就任し、丹念に育てあげてきた愛弟子である佐々木との師弟関係は「第二章」が始まろうとしている。すでに「中6日ローテ、25登板」という来季の構想も明かしており、「怪物」のさらなる成長を見据えている。 そして、新指揮官は現・日本代表「侍ジャパン」投手コーチも兼任しており、佐々木も来春のワールドベースボールクラシックに主力として出場することが期待されている。3大会振りの優勝を狙う代表チームの中でも、二人の間でどんなコミュニケーションが交わされるのか、想像するだけでプロ野球ファンの胸は膨らむ。 もちろん、レギュラーシーズンでは、今季Bクラスに沈んだ千葉ロッテの立て直しが求められる。チームとして久々となる投手出身監督にとって、佐々木以外でも有望な若手投手の育成の他、チーム打率がリーグ5位に終わった打撃陣の活性化など、巻き返しへ向かうためにやるべきことは多い。 10月18日に行われた就任会見では「プロなので勝たないと意味が無い。目的としては優勝。勝てるようにまず、選手の個性・スタイルをしっかり見て、監督としてチームの勝利に貢献できるよう頑張りたい」と勝つことへの強い意気込みも示している。 選手時代には仰木彬さん、野村克也さん、ボビー・バレンタイン氏といった名立たる名将の下でプレーし、それぞれの選手育成やチーム構築といった野球観を学んでいる。投手としても、強い個性を放っていた吉井理人新監督が、2023年のプロ野球界にどんなうねりを起こすのか大いに楽しみだ。(佐藤文孝)
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スポーツ 2022年11月27日 11時00分
コスタリカ、日本に負けたら国に帰れない? W杯グループE第2節、注目の一戦の勝敗は
先日23日に行われた、ワールドカップカタール大会において過去4度の優勝を誇る強豪ドイツとグループリーグの初戦で対戦した森保“ブラボー”ジャパンが、2−1の逆転勝利で勝ち点3をもぎ取った。 当初の予想では「ドイツ有利」と言われていた中、後半からの思い切ったシステム変更と選手起用で流れを一気に変え、堂安、浅野の連続ゴールで勝利を収め、日本サポーターを歓喜に導き「ドーハの悲劇」から「ドーハの歓喜」へと歴史を変えた。 >>W杯日本戦、ドイツ選手インタビュー中「誰か日本語で叫んでる」指摘相次ぐ 正体は森保監督? 劇的勝利後の一幕が話題<< グループリーグで日本は、得失点差で首位スペインに次ぐ暫定2位となった。次戦は、無敵艦隊スペインに7−0と大敗したコスタリカとなる。 ここでは27日19時(日本時間)キックオフのコスタリカ戦に向けて、日本のフォーメーションや選手起用について予想したい。 コスタリカは北中米カリブ海予選を4位で終え、大陸間プレーオフに回り本戦出場を決めた。過去5回W杯に出場している。最新FIFAランキングでは日本の24位に対し、31位と格下ではある。 だが世界屈指のGKケイラー・ナバスを中心に強固な守備を誇り、日本同様様々なフォーメーションで試合に臨むチームである。 日本は次戦コスタリカに勝つか引き分け、スペインがドイツに勝つか引き分けた場合グループリーグ突破となる。初戦で大敗したコスタリカは日本戦でなんとしても勝利し、勝ち点3を得たいところ。 日本戦では守備を基本にいきたいところだが、得失点差もあるので、早い時間から仕掛けていくであろう。 日本のスタメンで気になるところは、初戦で故障明けの冨安と、試合後に病院に行った酒井の起用法。サポーターからは「コスタリカ戦は無理をしてでも、勝利で突破に近づくので、2人ともスタメンでいってほしい」との声が多いが、グループリーグ最終戦のスペイン戦もある。判断が難しいが、状況によってはここで「ベストの布陣」で戦った方が突破できる可能性が高いのではないかと思う。 システムは様子を見るために初戦の前半のフォーメーションでいくとも思われるが、1位通過を望むためにも、前がかりで来るコスタリカに対し裏のスペースを使い、得点を積み上げたいところ。 日本の事前練習を見た限り、初戦で機能した後半の3−4−2−1ではないかと思われる。 GKは初戦、神がかり的なスーパーセーブを連発した権田。CBは中央に吉田、左は冨安、右が板倉。ドイツ戦では途中倒れ込むシーンが見られた冨安だが「時間稼ぎのためだった」と言っているように、問題はなさそうだ。 左WBは長友、右WBは伊東、ボランチは遠藤と故障から復活したと思われる守田が濃厚。前線にはドイツ戦で守備に追われ、フィジカル的にもきつかった久保。コスタリカ相手であれば、得意のドリブルが通用しそう。 鎌田はトップ下や状況によっては下がってボールを受ける役割となり、トップは初戦同様、前田になりそうである。 ドイツ戦同様、後半は浅野、堂安、南野、三笘の「ジョーカー軍団」を投入し、大量得点を期待したい! 予想は3−0か4−1で日本の勝利! 頑張れ! 森保ブラボージャパン!文 / 三浦賢
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スポーツ 2022年11月26日 17時30分
W杯日本代表、コスタリカ戦のキーマンは南野・相馬? 前回対戦から抱える致命的弱点アリ、得点ラッシュにも期待大
サッカー日本代表が23日に臨んだW杯グループリーグE組第1戦・ドイツ戦。W杯を過去4度制している強豪国相手の勝利は多くのファンを熱狂させた。 日本は前半33分にPKで先制を許すなど前半はドイツに圧倒されたが、後半は森保一監督のシステム変更、選手交代もあり徐々に反撃に転じると、後半30分に堂安律、同38分には浅野拓磨が立て続けにゴールを奪取し「2-1」で逆転勝利。同戦後に行われたグループE・スペイン対コスタリカ戦でスペインが「7-0」と大勝したため、得失点差でグループ暫定2位につけた。 >>W杯日本戦、ドイツ選手インタビュー中「誰か日本語で叫んでる」指摘相次ぐ 正体は森保監督? 劇的勝利後の一幕が話題<< 日本は27日午後7時(日本時間)キックオフ予定の第2戦で、スペインに大敗を喫したコスタリカと対戦。同国を率いるスアレス監督はスペイン戦後に「日本の方が優位だが、試合はやってみなければ分からない」とコメントしたことが伝えられているが、日本もスペイン級とまでいかないものの、複数得点で試合を有利に運ぶ可能性は十分といえる。 日本は過去にコスタリカと4回対戦し、「3勝1分」で負けなしと好成績を収めている。勝利した試合はいずれも3得点を挙げており、直近の対戦となった2018年9月11日の国際親善試合も「3-0」で快勝。前半16分に相手のオウンゴールで先制すると、後半には今W杯にも召集されている南野拓実(後半21分)、伊東純也(後半48分)がそれぞれ代表初ゴールをマークし森保ジャパンの初陣を飾ったという試合だった。 この3得点は1点目が右からのコーナーキック、2点目が左サイドからの崩し、3点目が右サイドからのドリブル突破と、3点中2点はサイドからの攻撃が起点となって生まれている。また、得点にはつながらなかったものの、サイド攻略から決定機を作り出す場面も多く見られた。 同戦から約4年、お互いに少なからずメンバーが入れ替わってはいるが、コスタリカは先のスペイン戦で当時と同じくサイドに脆さがあることを露呈している。同戦のコスタリカは中央突破を試みる敵選手を倒しPK・失点を許した3失点目以外は、全てサイド攻撃絡みで点を失っている。長短のパスを織り交ぜ圧力をかけてくるスペインの前に守備陣が翻弄された形だった。 コスタリカは3点目を失った後に4バックから5バックに移行と試合途中から守備の枚数を増やしているが、日本戦では最初から5バックを敷いてくる可能性も考えられる。ただ、前回対戦やスペインを参考にサイドからの攻撃で揺さぶりをかけ続ければ、人数をかけた守備網をこじ開けることは十分可能ではないだろうか。 森保監督は今大会前の報道で、9日間で3試合という過密日程で行われるグループリーグの対策として先発メンバーを大きく入れ替える、いわゆるターンオーバーを実行する可能性を示唆したことが伝えられている。仮に実行すると考えると、ドイツ戦で途中出場し流れを変えた堂安、南野、浅野の3名や、本大会前最後の強化試合・カナダ戦でゴールを挙げている相馬勇紀といったアタッカーがサイド攻略のキーマンとして先発起用される可能性もありそうだ。 コスタリカ戦に勝利した上で、28日午前4時(同)からのスペイン対ドイツ戦でスペインが引き分け以上ならグループリーグ突破が決定する日本。ドイツを破った勢いのままコスタリカも飲み込むことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月26日 11時00分
中日・根尾、来季の先発ローテ入りは絶望的? 二軍調整すべきと指摘も、本人は意欲も課題山積
今季は「66勝75敗2分」で6年ぶりにセ・リーグ最下位に沈んだ中日。チームの苦戦が長引く中、ファンの注目を集めた話題の一つがプロ4年目・22歳の根尾昂の投手転向だった。 根尾は今季開幕から6月上旬までは主に外野手・遊撃手として起用されていたが、立浪和義監督の意向もあり6月中旬から、大阪桐蔭高校時代の2018年以来となる投手に転向した。転向後は「25登板・0勝0敗1ホールド・防御率3.41」といった数字を残しチームに貢献。球団からもブランクを感じさせない投球は高く評価されたようで、シーズンオフの11月22日に臨んだ契約更改では550万円増の年俸1850万円(推定)でサインした。 立浪監督は今季主にリリーフ・ビハインド要員として根尾を起用したが、転向当初から将来的に先発起用する意向を口にしている。根尾も契約更改後会見で「先発ローテーションに入ることが目標。最初から最後まで投げきる部分は憧れというか、そういう部分は強い」と強い意欲を見せたことが伝えられているが、来季のローテ入りは現状では困難という見方も少なくない。 >>中日・京田のトレード放出、時間の問題だった?「戦う顔をしていない」立浪監督は今季冷遇、球団首脳も上がり目ナシと判断か<< 「立浪監督は今季最終戦の10月2日・広島戦で、来季以降を見据えた策として根尾をプロ初の先発に起用。マウンドに上がった根尾は『3回無失点・被安打1・四死球1』と上々の投球を見せました。ただ、シーズン終了後に派遣され2試合に登板したフェニックスリーグ(同月10~31日)では1戦目の同月12日・DeNA戦で『4回無失点・被安打3・四死球1』と好投するも、2戦目の同月30日・巨人戦では『5.2回4失点(自責2)・被安打5・四死球4』と乱調。また、フェニックス終了後に参加したチームの秋季キャンプ(11月2~19日)では初ブルペン入りした11月5日に10球ワンセット、上限100球で内角に50球投げればクリアというストライクテストに臨むも制球が定まらず、開始数分で落合英二・一軍ヘッド兼投手コーチから『投げるレベルじゃない』とテストを打ち切られたことも報じられています」(野球ライター) 根尾は前述の契約更改後会見の中で「疲れてきて技術不足を痛感した」と、シーズン後半は疲労に苦しんでいた旨を口にしたことも伝えられている。オフシーズンの乱調もスタミナ不足が原因の可能性はあるが、いずれにせよ現状では1年間ローテを守り試合を作り続けることは体力的に厳しそうだ。 また、根尾のローテ入りは体力不足といった個人の問題だけでなくチーム事情も大きな障壁となり得る。球界では先発ローテは6名の投手で構成されることが一般的だが、今季の中日は柳裕也(今季24先発)、大野雄大(23先発)、小笠原慎之介(22先発)、高橋宏斗(19先発)、松葉貴大(19先発)とシーズン中の時点で5枠が埋まっていた。 さらに、今オフの11月15日に通算154勝を誇るプロ18年目・36歳の涌井秀章が楽天からトレード加入したことで最後の1枠も埋まる形に。もちろん、故障やリフレッシュを理由にローテ枠が空く展開も考えられるが、来季が先発1年目の根尾が本職の投手たちを差し置いてその枠をつかむ可能性は決して高くはないだろう。 そもそも、根尾は多くのファンや球界OBから、二軍で投手としての体作り・フォーム固めを行う時間を設けられないまま一軍起用され続けた点も不安視されている。前述した疲労も体作りをしなかったツケが回った結果ともいえそうだが、来季は無理にローテ枠を狙いにいくよりも、二軍で調整・実戦を積むことを優先するべきではという意見も多い。 ただ、それでも全ての課題を乗り越え先発枠を奪取することを期待するファンも多い根尾。今オフはアメリカで自主トレを行う計画も立てているというが、ファンをいい意味で裏切るような大化けを果たすことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スターダム三浦亜美改め壮麗亜美がシンデレラ・トーナメント参戦!朱里と1回戦で対戦へ
2022年03月30日 10時50分
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スポーツ
阪神・平田二軍監督の叱咤に「10代に言いすぎ」「名指し珍しい」驚きの声 拙守連発の高寺を酷評、奮起を促す意味合いも?
2022年03月29日 21時30分
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中日・立浪監督、岩嵜の状態報告も逆に不安の声 「去年みたいな症状では」との見方も? 重症は回避も原因不明か
2022年03月29日 19時55分
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ユニバーサル王者MAOに挑戦決定の朱崇花「最高の試合になることは間違いない」
2022年03月29日 18時30分
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阪神・ケラー、抑え向きの投手ではない? 球界OBが問題点指摘し賛否「場数を踏めば変わってくる」の声も
2022年03月29日 17時30分
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スターダム朱里が赤いベルト絶対王者に向かって、ジュリア&岩谷麻優を連破!「私の勢いは止まらない」
2022年03月29日 11時30分
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日本ハム・新庄監督、「エース温存策」のせいでピンチ? 西武が送り込む無名ルーキーの攻略は清宮次第か
2022年03月29日 11時15分
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DDT竹下幸之介、無期限のアメリカAEWマット遠征決定!「今回は長期間行かせてほしいと会社にはお願いしていた」
2022年03月29日 10時50分
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巨人・デラロサの二軍降格に「落とすのは1人だけじゃない」の声 敗戦招いた炎上よりも問題視される選手は
2022年03月28日 20時30分
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元横綱・稀勢の里、若隆景の敗戦に絶叫「よっしゃあ!」 千秋楽生配信での一幕が話題、弟弟子への入れ込みように白鵬も驚き?
2022年03月28日 19時30分
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DeNA・牧、ライバル・栗林も打った! “2年目のジンクス”払拭で目指す打点王への道
2022年03月28日 18時30分
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史上初の路上プロレストーナメント開催!町田光ら男女8選手が出場決定、試合は世界配信
2022年03月28日 17時30分
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ソフトB・森山コーチ、試合中の一場面に「何があった」ファン困惑 好投の杉山をベンチで叩き物議、投球に悪影響と批判も
2022年03月28日 15時30分
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スターダム白いベルト戦で上谷沙弥が林下詩美、中野たむを連破!「ドーム女に続いて、両国女になりました」
2022年03月28日 11時30分