スポーツ
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スポーツ 2022年02月07日 18時30分
DeNA・細川、今季ついに覚醒なるか?「スーパースターになれる」オースティンも認めるポテンシャルに期待
「非常に才能があり、スーパースターになれるポテンシャルを持っていますよ」ベイスターズの中核を担う助っ人、タイラー・オースティンが絶賛するのが、高卒6年目になる細川成也だ。 高卒ルーキーイヤーの2017年終盤に一軍昇格すると、NPB史上初のデビューから2試合連続ホームランをマーク。そのままクライマックスシリーズ、日本シリーズでも活躍を見せ、和製大砲としてフォーカスされる存在となった。“ホームランか三振か”といった粗いバッティングが課題だったが、オフのたびに秋山翔吾(元西武、現レッズ)との自主トレに参加するなどの努力も実り、2019年にはファームながら13ホームラン、53打点、選球眼も改善されフォアボールも48。出塁率.448と堂々の三冠を達成した。 昨年は不動のセンターだった梶谷隆幸がFAでジャイアンツに移籍、コロナによるビザの問題でオースティンが開幕に間に合わずキャンプから期待された。しかし自己最多の37試合出場とチャンスもたくさん得ていたが結果は出ず、打率はわずか.154で、ホームランもプロ入り初の0本に終わってしまった。 苦しいシーズンとなってしまった細川に手を差し伸べたのはオースティンだった。「ソトと話していたトレーニングが彼にもフィットするし、有益だと思ったので彼を誘うことにしました」と経緯を説明。「彼にとってたくさん自信をつけてもらうきっかけとなってもらえたらうれしい。特に今回アメリカでトレーニングしたことをシーズンに生かして、一緒にチームに貢献していきたい」との思いから、今シーズンオフはカリフォルニアでネフタリ・ソトとともにトレーニングを積んだ。 キャンプでもややバットを寝かし気味に始動し、ゆっくりと足を上げてタイミングを取るなど、どことなくソトに似たフォームに変更。メジャー流の最も長打が出やすいとされる打球角度と打球速度の範囲を示す「バレルゾーン」をより意識しているように感じられた。 ベイスターズの外野陣はレフト・佐野恵太、センター・桑原将志、ライト・オースティンとレギュラーを狙うには高い壁がそびえ立つ。さらにオフには同じ右の大砲・大田泰示も加わり、昨年のキャンプ時とは比べものにならないほど厳しい状況となっているが、主砲も認めるポテンシャルが開花すれば、一気のブレイクも夢ではない。 取材・文・写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2022年02月07日 17時30分
ガンプロ『さんま御殿』出演のHARUKAZEが横浜で凱旋マッチを勝利!
ガンバレ☆プロレスが5日、初進出となる横浜ラジアントホールで「フォーリング・ダウン2022」を開催。地元出身の勝村周一朗、HARUKAZEがともに凱旋試合で白星を挙げ、故郷に錦を飾った。 総合格闘家として、修斗、ZST、HERO'S、Dynamite!!などで活躍し、この2月には、この日の会場近くに「リバーサルジム横浜グランドスラム」を開設した勝村はメインイベントに登場。岡田剛史、今成夢人とトリオを結成し、石井慧介、タノムサク鳥羽、前口太尊組と激突。 勝村はキック出身の鳥羽、前口の打撃技で防戦に回る場面も多かったが、それをしっかり受け切ると、前口を捕らえて、フィッシャーマン・バスターからニンジャチョークで絞め上げてギブアップを奪った。 マイクを持った勝村は「ガンプロ初の横浜大会で、プロレスを初めて見た人もいたと思うし、ガンプロを初めて見た人もいたと思います。次は決まってませんが、必ず、このメンバーで横浜に戻ってきたいと思います」と凱旋大会を締めくくった。バックステージでは「相手チームの攻撃が、僕への嫉妬なのか厳しかった。でも、やられてもやられても、ファンの人の“頑張れ”っていう応援で立ち上がれた」と満面の笑み。 また、HARUKAZEは第3試合で春日萌花、翔太と組み、まなせゆうな、YuuRI、冨永真一郎組と対戦。相手チームの攻めに耐えたHARUKAZEは、スピア2連発でYuuRIからピンフォールを奪った。HARUKAZEはこの日が誕生日で、試合後には大家健代表がバースデーケーキを持って現れ、大谷晋二郎現場監督らが祝福。 ご当所とあって、10年ぶりに母親(歌手・清水節子)が応援に駆けつけたという、1月に『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)にも出演したHARUKAZEは「生まれた地で、誕生日に凱旋試合ができて、勝利を飾れてうれしいです。プロレスを始めた頃、お母さんには毎日やめろと言われて。1回、後楽園に見に来てくれて、ボコボコにやられて。もう見に行きたくないって言われたんです。今日10年越しで2回目来てくれて。お母さんに勝利を見せることができてうれしい」と喜びに浸っていた。(どら増田)
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スポーツ 2022年02月07日 15時30分
巨人・原監督、桑田コーチに開幕投手選びを丸投げ? キャンプ練習中の発言に驚きの声、昨季の大失敗受け方針転換か
1日から始まった春季キャンプで選手たちの調整に目を光らせている巨人・原辰徳監督。6日に伝えられた、今季の開幕投手についてのコメントがネット上で話題となっている。 報道によると原監督は同日の練習中、宮本和知球団社長付アドバイザーと共に観衆に向けてサプライズでトークショーを行った。その中で、今季の開幕投手について「先日、桑田投手コーチが私のところに来て『2月下旬ぐらいに伝えたい。それまでじっくり温めたい』ということで、私もまだ知りません」と、桑田真澄一軍投手チーフコーチに人選を一任していることを明かしたという。 巨人は昨年まで菅野智之が4年連続で開幕投手を務めているが、原監督は就任初年度の2019年シーズンから昨年までは自身が人選をし、2019年は2018年11月、2020年は2019年シーズン中、2021年は同年2月末にそれぞれ菅野に通達。自身ではなく投手コーチに人選を一任するのは今回が初となる。 >>巨人・中田に「20キロはやり過ぎ」増量が急激すぎる? 球界OBが重大なリスクを指摘、日本ハム時代の実績から反論も<< この原監督のコメントを受け、ネット上には「去年までとは違って今年は桑田が開幕投手選ぶのか」、「『じっくり温めたい』って言うってことは、桑田の中では大本命・菅野以外に目をつけてる投手がいるってことか?」と驚きの声が寄せられた。一方、「去年中4ローテとか投手運用でぶっ叩かれたことが影響してるのでは」、「昨季の苦境を経て、投手のことは投手コーチに全部任せるのがいいって考えになったのかもしれんな」と昨季の影響があるのではと背景を推測するコメントも多数みられた。 「昨季の原監督は9月に入ってから、先発陣を中4、5日で回す投手運用を実行。ヤクルト、阪神と三つどもえの優勝争いを制するための一手でしたが、チームが同月からシーズン終了まで『10勝25敗8分』と大失速したこともあり、ネット上から『原の強行ローテ採用がチームを崩壊させた』などと猛批判を浴びました。そのため、原監督は昨季の二の舞を避けるために、今季は開幕投手の人選をはじめとした投手運用を桑田コーチに一任する方針に至ったのではとみているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 今オフ投手チーフコーチ補佐から昇格したばかりの桑田コーチに早くも大きな信頼を置いている様子の原監督。一部からは「桑田の手腕次第では、阿部(慎之助一軍作戦兼ディフェンスチーフコーチ)が有力視されてる次期監督争いにも影響を及ぼすのでは」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月07日 11時30分
スターダム試合順に不満のスターライト・キッドが仰天要求「ファン投票、決定でお願いしまーす!」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは4日 、『STARDOM Cinderella Journey 2022 in NAGAOKA』2.23、新潟・アオーレ長岡大会の対戦カードを発表した。 第4試合ではハイスピード選手権試合、チャンピオンのスターライト・キッドにライバルのAZMが挑戦すると発表されたが、キッドは「おいおい、ちょっと待って。あのさあ、このハイスピード選手権試合が第4試合?この次のカード、ただのタッグマッチだよな。なんでこのカードがタイトルマッチなのに、第4試合なんだよ?おかしいだろ。普通に考えて不満しかないんですけど。私、後楽園でこのベルトかけてメインでやったんだけどなあ!AZMはどう思う?」と不満を爆発。 AZMも「第4、まあ、私は、私の試合がメインだと思っているから、まあ、私は何試合でもいいかなと言いたいところだけど、だけど、ハイスピードだよ。しかもみんなが待ってたスターライト・キッドvs AZM。第4?満足するわけないじゃん」と不満を持っていたようで、キッドは「チャンピオンと挑戦者がこう言ってんだよ。だったら試合順、ファン投票なんてどうかなあ?どうかな、どうかな、どうかなあ?」と仰天要求。AZMも「いいんじゃない、ファン投票」とこれに乗ると、キッドは「これを見ているオマエら、キッドがAZMの今までを知っていたら当然のことだろ。第4試合なんておかしいんだよ。ファン投票、決定でお願いしまーす!」と勝手に決定した。 AZMは「まあね、ファン投票もいいと思う、すごくいいと思う。私たちはね、デビューした当時からずっとシングルマッチずっと組まれて、負けたり勝ったり、負けたり勝ったり、今はプレミアム化っていうのかな、していってね、私たちのどっちかが引退するまで ずっとバチバチやっていくし、やっていきたいと思ってる。私たちも歴史に刻まれる第1歩じゃないかなと思っておりますが、最終的に私が何が言いたいかというと、第22代ハイスピードチャンピオンはこのAZM、ぜひその目で確かめに来てください」と語ると、キッドは「第21代ハイスピードチャンピオン、スターライト・キッドでえす。スターライト・キッドvsAZMのハイスピード選手権試合、これはもうね、見に来なきゃ後悔しかないだろうなあ。あ、挑戦権のオーバーマスク、AZMのために今、丁寧にしっかりと作ってるからよ。それは今度渡すわ。まあね、AZMとのハイスピード戦は(2020年)10.3横浜以来のシングルになると思うんですけど、その時私は挑戦して負けた。その時の屈辱は決して忘れてない。それを返すためにも、AZMとのシングルでハイスピードは避けて通れない。だから、私が必ずここでAZMを倒し、このダークハイスピードワールド絶対王者になってやるよ」とAZMを振り切る自信を覗かせていた。(どら増田 / 写真・ブシロード・ファイト)
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スポーツ 2022年02月07日 11時00分
巨人・原監督、若手のために新助っ人獲得を決断? いわくつきの先発がもたらすメリットとは
「ビッグネーム獲得」の舞台裏には、V奪還以外の事情も隠されていたようだ。 2014年、16勝を挙げてエンゼルスの新人勝利記録も作った右腕、マット・シューメーカー投手(前サンフランシスコ・ジャイアンツ3A)の巨人入りが“内定”した。年俸額など条件面ではほぼ合意しており、後はメディカルチェックの結果を待つだけだという(2月6日時点)。 >>巨人・中田に「20キロはやり過ぎ」増量が急激すぎる? 球界OBが重大なリスクを指摘、日本ハム時代の実績から反論も<< MLB通算46勝、13年途中にメジャー昇格を果たしたベテランとしてはちょっと寂しい成績だが、「シューメーカーほどの知名度のある大物が日本球界に来るとは思わなかった」との声も多く聞かれた。 「当然、先発ローテーションで使っていくでしょう。16勝を挙げ14年には日米野球で来日しており、ホームベース周辺で揺れる独特の投球に侍ジャパンは苦しんでいました」(プロ野球解説者) 近年は故障が度重なり、苦しんでいた。メジャーリーグは新・労使協定を巡る経営サイドと選手会の話し合いが大幅に遅れており、今季の所属先がまだ決まっていない選手も多い。主力クラスなら獲得交渉の再開と同時にすぐに決まるかもしれないが、シューメーカーのように「再起」をめざす選手の交渉は後回しにされる。だったら、日本球界へ――。そんな選択がされたのかもしれない。 しかし、シューメーカー獲得に関する巨人サイドの情報を聞いてみると、「即決」ではなかったようだ。 「年明け早々、『シューメーカーを獲れるが?』の一報は入っていたようです。でも、そこから話し合いですよ」(球界関係者) 先発投手の補強は最優先事項だった。 当然、シューメーカーの近年の成績不振は原辰徳監督も知っていて、他のコーチスタッフからも「大丈夫か?」の声は出ていたという。 渉外担当者とのやり取りも何度か行われ、最終的なゴーサインを出したのは原監督だった。原監督がゴーサインを出した理由は、主に2つ。前出の関係者がこう説明する。 「シューメーカーが再起のため、必死に努力してきたそうです。一昨年、昨年の成績不振はヒザの故障からの回復をめざしていたからで、昨季後半はマイナーリーグで復活の兆しも見せていた、と。『投球に直接影響のないヒザの怪我だったから問題ない』という渉外担当の報告を受け、その努力に懸けてみようと思ったようです」 2つ目の理由は、他手投手陣にあるようだ。堀田賢慎、山崎伊織など故障明けの若手投手に期待する声も多く聞かれた。 「いや、若手投手に過度な期待はせず、慎重に育てていこうとしています。堀田、山崎らを一軍で使うのは間違いありませんが」(スポーツ紙記者) 期待の若手を登板過多にさせないための緊急補強でもあったようだ。 昨季は新外国人選手に泣かされた。コロナ禍による来日の遅延、調整不足もあったが、「契約を途中で打ち切ってまで帰国するとは思わなかった」と批判的な意見も聞かれた。その批判は新外国人選手ではなく、交渉を担当した渉外担当者に向けられていた。今回、シューメーカーの獲得を推したのも同じ担当者だという。 原監督も優勝、日本一に強い思いを持っている。復活、再起に懸けているのはシューメーカーだけではないようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年02月07日 10時50分
4月に卒業の小橋マリカがプリプリ王者の山下実優と対決に敗戦も「東京女子を引っかき回したい」
東京女子プロレスが5日、神奈川・横浜ラジアントホールで「Tokyo Joshi 2022 Winter~横浜公演~」を開催。4月17日の東京・両国KFCホールで同団体から卒業するギャルレスラーの小橋マリカが最後の地元凱旋試合で、これまで縁が深かったプリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優とのシングル戦で奮闘するも惜しくも敗れた。 小橋は16年1月に弱冠14歳のJCレスラーとしてデビュー。高校受験に備えた休業前の同10月29日、横浜ラジアントホールで山下を相手に“壮行試合”を行った。17年4月にJKレスラーとして戻ったが、大学受験を控え、19年5月25日の東京・北沢タウンホールを最後に再び休業。その際にもタッグマッチで山下と対戦しており、節目節目で山下と縁がある。 その後、大学に進学し、ギャル雑誌「egg」の読者モデルになった小橋は、20年10月にギャルレスラーとして復帰し、独特の個性で同団体マットを彩ってきた。しかし、「大学生のうちにやりたいことがある」との理由で今春での卒業を決めた。 約2か月後に卒業を控えた小橋は、現役の頂点王者・山下と5年ぶりに一騎打ちを行った。秘かに山下との対戦を熱望していた小橋は5分過ぎ、チョップ、エルボーの連打、レッグドロップ、駆け上がり式ブルドッキングヘッドロックを繰り出し猛攻。さらに、プロレス入り前にファンだったアブドーラ・小林(大日本プロレス)のムーブでもあるトップロープからの脳天チョップ、バカチンガー・エルボーを繰り出し、フロントネックロックで絞め上げた。なんとかエスケープした山下は、Skull Kickからアティテュード・アジャストメントをさく裂させて3カウントを奪取。 山下は「マリカ、本当にしっかり成長して。横浜でマリカとシングルができて良かった。私ももっと頑張ろうと思った」と去り行く後輩に向け、涙のマイク。小橋は「痛いとか、苦しいとかじゃない、いろんな感情が襲ってきて、不思議な気持ち。私は東京女子プロレスが大好きです。普段のお茶目な山下さんも、リング上のおっかない山下さんもどっちも大好きです。今日は勝てなかったけど、また機会があって、対角に立ってくれる時は私が山下さんを超えます」と涙で言葉に詰まりながら、思いの丈を吐露した。 バックステージで小橋は「山下さんと試合をするのは何度目でもメチャクチャしんどい。試合をする度にプロレスがさらに好きになります。山下さんを超えることはできなかったけど、心までは折られてないので。また山下さんと試合がしたいなって思ったし、大人になるにつれ、忘れてた小橋マリカが小橋マリカであるためのファイトスタイルみたいな。今日の試合で火が点いたんで、あと2か月時間があるんで、東京女子を引っかき回したい」と意欲。 一方、山下は「今回は卒業ということでメチャクチャさびしい節目になってしまって。だけど、マリカの強い気持ちも確認できたし。卒業して新たな挑戦というのは、いろんなことがあったとしても、マリカなら何度だって立ち上がって、しっかり強く生きて行けるんじゃないかと思った。本当に試合ができて良かった」と感慨深く語った。(どら増田)
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スポーツ 2022年02月06日 11時00分
「俺のこと言ってる?」大相撲、北の富士氏と舞の海氏が一触即発のバトル!? 1月場所を盛り上げたTV解説中の攻防
1月9~23日にかけ行われた大相撲1月場所(東京・両国国技館)。「13勝2敗」で優勝した関脇・御嶽海(現大関)、横綱・照ノ富士(11勝4敗)、平幕・阿炎(12勝3敗)の3名が千秋楽まで優勝争いを展開し土俵を盛り上げた。 一方、土俵外で少なからずファンの注目が集まったのが、共にNHK大相撲専属解説者を務める北の富士勝昭氏(元横綱)、舞の海秀平氏(元小結)のTV解説中の掛け合い。両名は今場所初日、千秋楽の中継でそれぞれ共演しているが、両日ともに“バトル”が勃発した。 >>大相撲、また正代戦でミス「わざとやってんのか」厳しい指摘も 八角理事長も苦言、相次ぐ差し違え・接触に引退待望論も<< 初日でまず話題となったのは、幕内前半の平幕・妙義龍対同・志摩ノ海戦後のやりとり。番組では取組前に、御嶽海が場所前の合同稽古で申し合いを行う様子をVTRで紹介。取組後、舞の海氏は「先ほど御嶽海の話が出てましたけども、北の富士さんどうですか? 9勝、11勝ときて、今場所10勝だったら大関に上げてもいいんじゃないでしょうかね?」と尋ねたが、北の富士氏は「さぁ~、知りません」とそっけない返答だった。 すると、舞の海氏は「過去に3場所で30番に満たなくても大関に昇進して、その後横綱になって大活躍している力士もいるんですよね」と、3場所計28勝で大関に昇進した北の富士氏を揶揄するような内容をコメント。これを聞いた北の富士氏は「ふふっ…」と少し笑いを漏らした後、「まさか俺のことを言ってるわけじゃないよな?」と確認。これに対し舞の海氏は「いや、北の富士さんのことです」とあっさり認めていた。 このやりとりはネット上で「完全に北の富士を煽ってて草」などと話題を呼んだが、北の富士氏はその後、幕内前半の取組が終了したタイミングで舞の海氏に“反撃”している。ここでは相撲協会・八角理事長(元横綱・北勝海)の弟子であり、その八角理事長を育てた北の富士氏にとっては孫弟子にあたる新十両・北の若が初日白星を挙げたことが紹介される。これを受け、舞の海氏は「将来は北勝海か北の富士を名乗ってほしいですね」と師匠たちのしこ名を継げるような力士になってほしいと期待を寄せた。 ただ、北の富士氏は「何言ってんの君は」、「八角に怒られるんじゃないの?」と、気が早すぎるとばかりに舞の海氏をバッサリ。ネット上のファンからは「これさっきの発言の仕返しじゃない?」と推測するコメントが寄せられた。 両名はその後千秋楽の放送で再び共演したが、東前頭2枚目・宇良対同13枚目・千代丸戦後の北の富士氏の発言をきっかけにまたしてもバトルを展開している。ここでは今場所後に三役の顔ぶれがどう変わるのかが話題となったが、北の富士氏は両小結(明生・大栄翔)が共に負け越している点に着目。その上で、「三役にいるということは難しいことだね。定着するということはね」とコメントした。 すると、続く同4枚目・隠岐の海対西前頭筆頭・霧馬山戦後、舞の海氏が「先ほど北の富士さんから『三役維持するの大変なんだね』という話が出ましたけれども、その三役から突き抜けて大関になって、さらにまたその上の横綱になったというのは、そう考えるとすごいですね北の富士さん。遊んでるだけではなく、かなり努力したんでしょうね」と北の富士氏を称賛。現役時代“夜の帝王”と称されるほど遊び好きな面もあった北の富士氏は、聞いた直後は苦笑交じりに「誰が遊んだんだ」と反論。ただ、その直後に「何とでも言ってください」とトーンダウンしたこともあり、ネット上には「自分でも遊び人だったって自覚はあるんだな」といった反応が挙がっていた。 土俵上に負けずとも劣らない盛り上がりを見せた北の富士氏と舞の海氏のバトル。一部からは「公共の電波で軽口言いあえるほどの仲なのは微笑ましい」という声も挙がっているが、次場所である3月場所(同月13~27日/大阪・エディオンアリーナ大阪)では果たしてどのような攻防を繰り広げるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月05日 17時30分
阪神・矢野監督だけじゃない、プロ野球監督の去就騒動 電撃休養から一転して復帰したケースも
お家騒動の新たな火種となるのだろうか。 阪神タイガースの矢野燿大監督の「退任宣言」が波紋を呼んでいる。キャンプイン前日の1月31日、今シーズン限りでの退任を発表した。異例のタイミングでの意思表明には、球団内はもちろん、ファンや関係者も驚きとして捉えるしかなかった。矢野監督自身によると、退路を断つことでシーズンへの意気込みの強さを表したとのことだが、伝統球団はこれまでにない程のネガティブな空気とともにキャンプへ突入することとなった。 指揮官の去就を巡る「不可解」な騒動は、これまでの日本球界では頻繁に起こっている。 記憶に新しい昨年10月のシーズン終盤、埼玉西武ライオンズの辻発彦監督の昨シーズン限りでの退任がメディアを通して発表されている。2季ぶりの優勝を逃し、Bクラスに低迷した責任を取っての「辞任」という報道が球界を駆け巡り、次期監督候補の名前も伝えられていた。だが、その数日後には一転して「球団側からの続投要請を受諾」と報じられることに。 チームはその後、最終戦で最下位が確定、色んな意味で後味の悪い締め括りとなった。 19年前の2003年、巨人も監督人事で揺れた。この年、故障者が続出したこともあり連覇を逃し、最終的に3位に終わった原ジャイアンツ。シーズン終盤には翌年の続投が内定していたにもかかわらず、球団内での確執などが伝えられるなど、さまざまな憶測が飛び交う泥沼状態に。結局、原監督の「辞任」という結末を迎え、原政権(第一次)はわずか2年で幕を閉じた。 1996年には、ペナント争いの最中の離脱が。オリックスブルーウェーブと激しく首位を競うなど、優勝も狙える位置につけていた日本ハムファイターズの上田利治監督(当時)が、9月に入り突然、休養を発表。就任2年目で若手も育ってきており、リーグ制覇へ向けひた走っていた矢先の名将の離脱。優勝はオリックスにさらわれ、日本ハムは2位に終わる。シーズン終了後、上田氏は監督の座に復帰している。 何れも、見守ることしかできないファンが困惑することとなったこれらの例だが、あくまでもシーズン途中からのエピソードであり、今回の阪神タイガース・矢野燿大監督のケースとはシチュエーションは大きく異なる。 騒動の発端である指揮官の一挙手一投足も含め、名門球団の2022年の動向に大いに注目が集まることは間違いなさそうだ。(佐藤文孝)
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スポーツ 2022年02月05日 11時00分
大関・正代に元白鵬が深刻な問題を指摘?「貯金が無くなってきてる」関脇転落は不可避か
1月9~23日にかけて行われた大相撲1月場所(東京・両国国技館)。関脇・御嶽海が「13勝2敗」で優勝し大関昇進を決めた一方で、苦しい戦いを強いられたのが大関・正代だった。 今場所の正代は3日目・大栄翔戦で初黒星を喫すると、8日目終了時点で「4勝4敗」と早々に優勝争いから脱落。さらに、後半7日間は「2勝5敗」と負けが込み、結局「6勝9敗」で負け越し。これにより、次場所の3月場所(大阪・エディオンアリーナ大阪)はカド番で迎えることとなった。 >>大相撲、また正代戦でミス「わざとやってんのか」厳しい指摘も 八角理事長も苦言、相次ぐ差し違え・接触に引退待望論も<< 1月場所でほとんどいいところがなかったこともあり、ネット上では次場所負け越し、関脇転落を危ぶむ声が相次いでいる。中でも、「白鵬の指摘通りなら、来場所も低迷から抜け出す可能性は低そう」、「白鵬が言ってた出稽古の貯金が無くなってるって部分は改善できそうにないしなあ」と、元横綱・白鵬(現間垣親方)の指摘を根拠とする予想は多数みられた。 白鵬は1月場所14日目に、日本相撲協会公式YouTubeチャンネルの生配信に登場。その中で、正代について「(コロナ前は)時津風部屋に皆、出稽古いってましたね。そうすると正代がいろんな関取と稽古ができたと思うんですね。その貯金がちょうど今なくなってきてるのかなって感じがしますね」と、コロナの影響で出稽古が行えなくなったことが低迷につながっているのではと主張している。 ただ、白鵬は直後に「また稽古していけば優勝できると思いますけどね。だって去年の名古屋場所14日目、(対戦前に)一番考えさせられた力士ですから。(前日は)夜眠れなかったですからね」とコメント。同戦の白鵬は二字口前付近まで下がった位置から立った後、張り手を織り交ぜ距離を取りながら追い込む相撲で勝利しているが、ここまで考えさせるほど正代は実力があるため、稽古次第では復調が可能と指摘してもいる。 「角界ではコロナの影響で部屋同士を往来しての出稽古が禁止されて約2年がたちますが、現在でも出稽古を再開するめどは立っていません。そのため、現状では他部屋の力士と稽古を行う機会は、協会が毎場所前に国技館内の相撲教習所で行っている合同稽古に限られています。ただ、この合同稽古は全ての力士が参加するわけではないため、他の横綱・大関、役力士らの参加状況次第では十分な収穫を得られない可能性はあります。また、今年に入り国内のコロナ感染者数が右肩上がりに増加し続けていることから、今後の状況次第では3月場所前の合同稽古が中止となる展開もゼロではないでしょう」(相撲ライター) 2020年9月場所で優勝し大関の座をつかむも、翌11月場所から先場所までは勝ち越し5回(うち2ケタクリアは1回)、負け越し3回と目立った成績は残せていない正代。負け越しが許されない3月場所までの稽古で、失った貯金をどこまで取り戻すことができるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について日本相撲協会の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC6ZZhovRZpUA4VafgBdECZQ
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スポーツ 2022年02月04日 20時30分
ソフトB・城島アドバイザーの苦言に疑問の声 現役捕手陣を“打力不足”とバッサリ、「昔が異常だっただけ」反論も
1日から始まったソフトバンク春季キャンプに初日から帯同している城島健司球団会長付特別アドバイザー(元ソフトバンク他)。3日に伝えられた、現球界の捕手事情についてのコメントがネット上で物議を醸している。 今キャンプでは昨季打率「.227」に終わった正捕手・甲斐拓也に精力的にアドバイスを送っている城島アドバイザー。3日に応じた取材では「プロに入ってきた選手は2割7分誰でも打てると思います。拓也が打てないなら、そんな役は引き受けませんよ」と甲斐の奮起に期待したというが、その話の流れで「捕手が打たなさすぎるんですよ。セ・リーグは(投手も含め)2人打たないのがいるようなものじゃないですか。パ・リーグだって捕手が打たなかったら8人攻撃みたいになっているでしょ?」と現役捕手陣の打力に苦言を呈したという。 >>ソフトB・甲斐の守備にファン驚愕「悪夢が蘇った」 フェンスを破壊した“深追い”が問題視されたワケは<< 今季の球界では支配下として捕手登録されている選手が全81名いるが、このうち過去に打率3割をクリアした経験を持つのはヤクルト・嶋基宏(2010/楽天時代)、西武・森友哉(2019,2021)、広島・坂倉将吾(2021)の3名のみ。この現状に城島アドバイザーは強く不満を抱いているようだ。 この城島アドバイザーの発言を受け、ネット上には「捕手が打ててないっていうのは分かる、3割とはいかなくても.260~.280ぐらいは安定して打ってほしい」、「セ・リーグだと下位でチャンス作っても、8番捕手、9番投手が凡退で無得点という光景はよくあるな」と同調の声が寄せられた。一方、「城島が活躍してた昔の時代が異常だっただけでは?」、「当時のレベルを現役捕手に求めるのは酷ではないか」との反論も多数見られた。 城島氏は現役時代にダイエー・ソフトバンク(1995-2005)、シアトル・マリナーズ(2006-2009)、阪神(2010-2012)でプレーし、打率3割を通算6回クリア。全盛期はダイエーで正捕手を張った2000年前後だが、当時は他にもヤクルト・古田敦也(3割クリア8回)、巨人・阿部慎之助(同3回)など打力に優れた捕手が複数いたことから“捕手黄金期”とも称されている。 「城島アドバイザーは捕手全盛時代の中心としてチームを攻守両面で牽引した経験から、『捕手は打って当たり前』という考えを持っているものと思われます。ただ、現在は当時とは違い“反発係数の低い、飛びにくいボールが使われている”、“投手の平均球速が上がりキャッチング面の負担が増加”、“正捕手の負担減、故障リスクを考えた捕手併用制の浸透”といった事情があるため、当時と同じレベルの打撃力を現役捕手陣に求めるのはハードルが高いのではと考えているファンも少なからずいるようです。城島氏は捕手黄金期が終わり、阿部以外に打てる捕手があまり見当たらなくなってきた2000年代後半の時代も知ってはいるはずなのですが…」(野球ライター) 3日の報道では、甲斐に対し「捕手が率残すことは特別じゃないというのを証明してほしい」とハッパをかけたことも伝えられている城島アドバイザー。一部からは「3割を求めるからには、キャンプだけじゃなくてその後もちゃんと指導してくれよ」といった声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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ロッテ・澤村、移籍後の復活は“風”のおかげ? 他球団が驚く変化、「ロッテだから良かったんだ」表情も一変か
2020年09月14日 11時57分
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日本ハムが飯山内野守備コーチの新型コロナ陽性を発表、チームの濃厚接触者はなし
2020年09月14日 11時00分
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ダルビッシュ有が別人のユニフォームで先発!「これで負けたら最悪」本人は冷や汗、若手時代に起こした珍ハプニング
2020年09月13日 11時00分
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横綱・白鵬「優勝しちゃ休む」の繰り返し…露骨な延命策に批判殺到
2020年09月13日 07時00分
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ダイエー投手がベンチを両手で殴打!「利き手はやめろ!」女房役が絶叫、600万円を失った球団激怒の負傷劇
2020年09月12日 11時00分
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スポーツ
阪神、巨人追撃のキーマンは藤浪? 高木氏の見解に賛否、ファン同士で議論に「岩貞先発に戻した方が計算できる」
2020年09月11日 20時45分
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広島・會澤のファウルチップ顔面直撃にファン悲鳴 過去に致命傷を負った捕手も、「今後に影響しかねない」心配の声
2020年09月11日 19時30分
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横浜DeNA次期監督に石井琢朗氏が浮上! 菅新総理が後押し
2020年09月11日 18時00分
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「何でコールドにしなかった」ファン激怒 “雨天強行”のソフトB対楽天戦、選手のコンディションに心配の声
2020年09月11日 17時00分
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楽天、セーブ王松井をリリーフに戻せないワケ 「多少は楽になる」伊藤コーチの目論見も外れたか
2020年09月11日 11時40分
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ノアが佐野巧真引退セレモニーを開催!「20年の歴史で欠かせない選手の一人」
2020年09月11日 06時30分
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スターダム10.3横浜武道館大会が決定!メインは岩谷麻優対朱里の赤いベルト戦
2020年09月10日 22時30分
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ロッテ・田村の骨折で「優勝争いも絶望的」の声も 代役捕手は見当たらず? 首位追撃に暗雲か
2020年09月10日 19時45分
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DeNA、ついに虎アレルギー払拭? 7年連続負け越し中の天敵に“打ち勝つ野球”で今年こそリベンジを
2020年09月10日 17時30分
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広島・佐々岡監督、野村に「残念な投球」発言で物議 「代えなかった方が悪い」ファンから反発相次ぐ
2020年09月10日 17時00分
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阪神、解雇投手から逆襲される? 自力V消滅危機の裏で起きていた復活劇とは
2020年09月10日 11時50分
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新日本G1クライマックス参戦選手発表!ジェイ・ホワイトら海外組が来日
2020年09月10日 11時00分
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中日・大野、完投連発をOB称賛もファンからは心配の声 「古傷の再発が怖い」6試合連続完投の影響は
2020年09月09日 20時30分
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大坂なおみ“日本国籍選択”に試練!? 東京五輪中止なら税金取られ損か
2020年09月09日 18時00分