プロ野球
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スポーツ 2022年05月13日 11時00分
巨人、連敗脱出もお先は真っ暗? 故障明けの菅野も苦しむ、野手陣に深刻な問題か
エースの存在感を再認識させられた。 5月12日、原巨人が連敗を「5」でストップさせた。勝利投手は菅野智之、勝利打点を上げたのは岡本和真。こんな言い方をすると、巨人が“横綱相撲”で勝利したような感じだが、実際は違う。 エースが苦しみながらも、何とか逃げ切ることができた――。そんな試合だった。 >>巨人、正二塁手・吉川は当分復帰できない? 先の見えない打線復調に原監督は内心激怒か<< 「味方のエラーもあったけど、菅野は僅か4球で先取点を奪われました。調子は良くなかったです」(プロ野球解説者) その後、立ち直り、6回1失点に抑えたわけだが、興味深いのは走者を出した後のピッチング。4回のマウンドが特にそうだったが、走者を溜めた後のアウトカウントを「三振」で取っていたのだ。 菅野は変化球主体のピッチャーであり、三振数を積み重ねていくタイプではない。しかし、走者を溜めた後にギアを一段階挙げてくるのも菅野の特徴だ。「らしくないところ」と「いつも通り」の両面が見られた。 前出のプロ野球解説者がこう続ける。 「いつもの菅野なら、右バッターの外角にスライダーを投げ、それをウイニング・ショットにしていました。そのスライダーを右バッターのインコースに投げたかと思えば、普段は勝負どころで使わないツーシームも多投していました」 そんな必死さが打線に伝わったのだろう。ポランコ、岡本の連続アーチで逆転に成功した。 菅野が右ヒジの違和感を訴え、登録を抹消されたのは4月30日だった。前日の阪神戦では3回でマウンドを下り、その後は二軍で調整していた。 「チームが連敗している重圧もあったと思いますが、この日の復帰登板で勝てなかったら、菅野に対する評価は変わっていたでしょう」(球界関係者) 変化球のキレ、球速など年齢的な衰えもあるのだろう。そのことは菅野自身が一番分かっていたはずだ。 「二軍調整中、右足の移動の仕方とか試行錯誤していました」(前出・同) また、巨人、DeNAの「雨」に対する捉え方の違いも気になった。 原辰徳監督は「1番丸、2番ウォーカー、3番ポランコ、4番岡本」と続く「打って、打って、打ちまくれ」の打線で試合に臨んだ。連敗中であり、得点効率も落ちていた。しかし、「雨天のため、9回まで試合ができないのでは?」の懸念もあり、とにかく先に得点を挙げておこうとしたそうだ。 対するDeNAは初回、先頭打者が出塁すると、手堅くバントで走者を進めてきた。「雨天コールドの懸念」は横浜ベンチにもあったが、巨人はホームランか、長打を選択したわけだ。 調べ直してみたが、この日のゲームに勝って、巨人の勝利数は首位広島と同じ22勝。ホームランが「勝利打点」となった試合数だが、広島が「5」。巨人は「13試合」である。 巨人はホームランのチームなのだ。一発頼みの野球は大勝もするが、連敗の危険性も高い。“大味な野球”にしないためにも、菅野の次回登板が重要となってきそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年05月12日 20時30分
阪神・ロハスの二軍降格に「落とすのはそっちじゃない」の声 “バットへし折り”のマルテ優先に不満相次ぐ
11日・広島戦に「2-3」で敗れた阪神。同戦に途中出場した助っ人外野手・ロハスの登録が抹消されたとNPBが12日に公示した。 ロハスは「2-3」と阪神1点ビハインドの8回裏1死二、三塁で代打出場。一打同点・逆転の大チャンスで打席に送り込まれたが、広島4番手・森浦大輔にカウント「2-2」からチェンジアップを振らされ空振り三振に倒れた。 11日終了時点で「.175・3本・9打点」と精彩を欠き、試合後には矢野燿大監督が「何とかしようという気持ちで行ってくれているとは思うんやけど。三振じゃね」とため息をついたことも伝えられたロハス。翌12日の二軍降格を伝えた報道では、打撃不振が長引いていることが理由とみられている。 >>阪神・矢野監督の試合後コメントに「責める相手が違う」と指摘 敗戦投手に苦言も、本当の“戦犯”と問題視される選手は<< ロハスの二軍降格を受け、ネット上には「打撃成績考えたら妥当でしかない」、「昨日の三振見ても復調は遠そうだし、一旦二軍送りにするのは当然の判断」、「近本(光司)、糸井(嘉男)、佐藤(輝明)で外野埋まってる現状じゃそもそも使いどころ無いしな」と納得の声が寄せられた。 一方、「落とすのはそっちじゃない、もっと打ててないマルテの方だろ」、「打てない上に物に八つ当たりするマルテを二軍降格にしてほしかった」、「打撃面でも素行面でも、マルテよりはロハスの方がまだいいだろ」と同僚助っ人・マルテを降格させるべきだったと指摘するコメントも多数みられた。 「マルテは10日に右足コンディション不良から復帰していますが、10、11日の2試合は『.111・0本・0打点』とさっぱり。また、11日の試合では7回裏1死満塁で空振り三振を喫した後、打てなかった怒りからか自身のバットを右ひざで真っ二つにへし折り、ネット上のファンから『バットに八つ当たりするなんて論外』、『周囲の雰囲気が悪くするようなことをするな』と猛批判を浴びています。このこともあり、同じ打撃不振ならここまで問題行動は特に起こしていないロハスを一軍に残した方がまだマシだったのではと考えているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 故障復帰後の2試合を含めた今季成績は「.143・0本・0打点」とロハスよりも悪い数字となっているマルテ。首脳陣は復帰後の状態をもう少し時間をかけて見極めたい意向があるものと思われるが、一軍に残した判断は吉凶どちらに転ぶのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月12日 19時30分
巨人・梶谷に「最悪のFA戦士」落胆の声 今季絶望の左ひざ手術が物議、“故障体質”への懸念は獲得当初から
これまで横浜・DeNA(2007-2020)、巨人(2021-)でプレーし、昨季までに「956試合・.270・123本・420打点」といった通算成績を残しているプロ16年目・33歳の梶谷隆幸。12日、左膝の手術を受けたと球団が発表したことが報じられた。 報道によると球団はこの日、梶谷が東京都内の病院で左膝内側半月板縫合手術を受けたことを発表。手術は無事に終わり、退院後からリハビリを開始するというが、今季中の復帰は絶望的な見通しだという。 昨年10月に腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けた梶谷は今春キャンプから別メニュー調整を行っていたが、開幕後は一・二軍共にここまで未出場。各報道では復帰に向けて励む過程の中で左膝に異常が発生し、回復が思わしくないことから手術に踏み切ったとみられている。 >>巨人、正二塁手・吉川は当分復帰できない? 先の見えない打線復調に原監督は内心激怒か<< 梶谷の手術報道を受け、ネット上には「腰やったばっかなのに左ひざも手術ってマジかよ」、「早期復帰を焦った結果痛めてしまったってことなのか?」、「なんか復帰後も心配だな、腰・ひざに古傷あったら打撃フォームもかなり狂うんじゃないか」と落胆の声が挙がった。 同時に、「だから梶谷はFAで獲ってほしくなかったんだ」、「元々故障体質だったのに大枚叩いたフロントはやっぱり間違ってた」、「故障リスクが高すぎるって意見に耳を傾けなかった球団は猛省してほしい」と球団へ怒りをぶつけるコメントも多数見られた。 「巨人は2020年オフに梶谷を4年8億円の大型契約でFA獲得。ただ、梶谷は横浜・DeNA時代に右足首痛(2013)、左脇腹筋膜炎(2016)、右肩痛(2018)、左かかと打撲(2020)と何度も故障に見舞われている選手だったため、当時は『まともに稼働するとは思えない』と獲得に反対する意見も少なからず挙がっていました。移籍初年度の昨季も左太もも裏負傷(5月)、右手甲骨折(7月)、腰痛(9月)とけがが頻発し、さらに今回の左膝故障・手術で2年目の今季は早々に終了した形ですが、獲得当初から反対していたファンは『だから言ったじゃないか』とさらに不満を募らせているようです。これほど故障が相次いでいる詳しい原因は不明ですが、一つの故障をかばった結果他の箇所に負担がかかって故障し、そのけがをかばった結果また別箇所を痛めるといった負の連鎖に陥っている可能性も考えられます」(野球ライター) 契約終了まではまだ2年あるが、早くも「球団史上でも最悪級のFA戦士だな」とやゆされてもいる梶谷。故障復帰後にファンの信頼を取り戻すことは果たしてできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月12日 18時30分
DeNA・柴田、5月攻勢のキーマンへ! ドン底から巻き返す7年目の戦い
ベイスターズ好守の内野手・柴田竜拓の調子が急激に回復。苦しむチームに光明が射している。 今シーズンはオープン戦で打撃が絶好調。「石井(琢朗)コーチと取り組んでいたことが結果として表れた」と本人も手応えを感じていたように、34打数12安打、ホームランも1本放ち、打率は.353と結果を残すことに成功。昨年オフに「守りだけではレギュラーは取れない」としていた通り、課題克服の兆しを見せてのシーズンインを果たし、開幕戦は7番ショートの座をつかんだ。 しかし1本の安打が出ない。4月1日までの6試合中、4試合でスタメンで起用されながら15打数でノーヒット。すると6日には新型コロナウイルスの陽性判定と、まさに“泣きっ面に蜂”状態の憂き目に遭ってしまった。 隔離期間を経て17日に合流を果たし26日に一軍登録されいきなりサードスタメンに名を連ねるも、なかなかバッティングは上向かぬまま。5月3日までの5試合で12打席ノーヒットと絶不調は続き、バックスクリーンに.000の数字が変わることはなかった。 だが今月4日、守備からゲームに入り8回の打席でレフトにツーベースを放ち、塁上で安堵の笑顔。ここから急激に調子が上がり、翌日は引っ張ったヒットでチャンスメイクし、7日はしっかりとボールを選びフォアボール。8日にはマルチヒットをマークし、10日には第1打席でフォアボールで出塁すると、2019年以来、自身3本目となるスリーベースを含むマルチヒットと、全打席出塁の活躍でチームの勝利に貢献した。 未だトータル打率は.171と本人の身長をやや超えたところだが、5月に限れば15打数7安打で打率.467。フォアボールも3つあり出塁率は.556と半数を超え、得点圏打率は5割ジャストでOPSは1.289と、一時のスランプからは完全に脱出したようだ。 柴田の不調やホープ・森敬斗のけがもあり、ここまでショートは32試合中25試合で大和がスタメンで踏ん張っている状況。宮崎敏郎が戦線復帰した際には、柴田の復調でショートでの併用も可能となり、ベテランの負担を減らせる効用もある。どこでも高いレベルでこなす守備力が武器のユーティリティプレイヤーのバッティング復調は、けが人続出のベイスターズにとって大きな意味を持つ。取材・文・写真 /萩原孝弘
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スポーツ 2022年05月12日 16時30分
阪神・矢野監督の試合後コメントに「責める相手が違う」と指摘 敗戦投手に苦言も、本当の“戦犯”と問題視される選手は
11日に行われ、阪神が「2-3」で敗れた広島戦。3番手で登板した阪神のプロ5年目・30歳の渡辺雄大に対する矢野燿大監督のコメントがネット上で物議を醸している。 「2-1」と阪神1点リードの6回表に登板した渡辺は、開幕からここまで11試合連続無失点と好調。しかし、この日は1死一塁から小園海斗にタイムリー三塁打を浴び今季初失点を喫すると、1死三塁となった後に末包昇大に犠飛を浴びさらに失点。この2失点で逆転を許した阪神はそのまま試合に敗れた。 敗戦を招いた渡辺について、矢野監督は試合後に応じた取材の中で「あそこ(小園)も追い込んで、あの1球というのはすごくもったいない」とコメント。渡辺はカウント「0-2」から投じた3球目のスライダーが真ん中に入り小園に痛打されたが、このスライダーが致命傷になったと苦言を呈したという。 >>阪神、マルテの一軍復帰で守備が崩壊? 打線強化以上のデメリットに懸念も矢野監督はノーコメントか<< 矢野監督のコメントを受け、ネット上には「確かに小園に打たれた球は完全な失投だった」、「外角に構えてた捕手も驚いたのか慌ててミット動かしてたからなあ」、「カウント有利からのあの投げミスは擁護できない、攻め急ぐくらいなら1球外した方がマシだった」と同調の声が寄せられた。 一方、「矢野監督が怒らなきゃいけないのは渡辺じゃなく糸原では?」、「責める相手が違う、悪いのは直前にやらかした糸原の方だ」、「糸原がチンタラ守備してなければ渡辺は無失点で終われたのに」と、同僚・糸原健斗の方が責任は重いと指摘するコメントも多数みられた。 「6回表の渡辺は先頭・マクブルームに中安を許したものの、続く坂倉将吾に併殺性の二ゴロを打たせました。ところが、二塁手・糸原は打球をジャックルしたのか送球にもたつき、結果1死一塁と併殺は取れず。この後、渡辺は小園に同点三塁打、末包に逆転犠飛を浴び“戦犯”となってしまったわけですが、併殺が取れていれば小園の三塁打に打点はつかず、末包の犠飛は3アウト目で犠飛にはならず攻撃終了となっていました。このこともあり、試合後に渡辺に苦言を呈した矢野監督に対し、そもそもの元凶は緩慢守備で足を引っ張った糸原ではないかという指摘が集まっているようです(野球ライター) 試合後の報道では、糸原に対し何かコメントしたとは特に伝えられていない矢野監督。ファンが問題視する緩慢守備については、特に言及するほどのプレーではないと考えたのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月12日 11時45分
中日・根尾の一軍昇格即スタメン、原因は人員不足? 本職ではない外野で起用、立浪監督の意図は
立浪竜への注目度が高まりつつある。主力選手の故障離脱で巨人が勝率を落とし、両チームによる僅差での3位争いが始まったからだ。まだ順位を気にする時期ではないが、2ゲーム差以内で4チームが首位争いをする図式となった。そんな熱い攻防戦が始まろうとしているタイミングで一軍昇格が決まったのが、根尾昂だ。 「ヤクルトに完封勝ちしました(5月11日)。移動日のため、巨人は試合がなく、中日が3位に浮上してきました。でも、中日も打線が低迷しており、立浪和義監督も悩みながらの采配が続いているようです」(名古屋在住記者) 根尾の課題も打撃力不足だった。ファームでは上向き状態にあると聞いていたが…。 >>中日・立浪監督が根尾に苦言、「素直に聞けよ」ファンも落胆 福留も指摘した“悪癖”は改善されていない?<< 根尾が一軍復帰したのは、10日。ヤクルト3連戦の初戦だ。 その試合前の神宮球場でこんな光景も見られた。根尾がショートでノックを受け、その後方で立浪監督がノックバットを片手にジッと見守っていたのだ。 「4月21日の二軍降格以降、ショート再コンバートとなりました。ファーム戦ではもっぱらショートを守ってきました」(前出・同) スタメンで起用するはず。ショートで? しかし、「7番・右翼」だった。立浪監督は「まだ無理!」と判断したのだろう。 蛇足になるが、「スタメンは確実」と思ったのにはワケがある。試合前、ベンチ裏の球場内通路に選手が打撃練習を行う順番表のようなものが貼り出される。レギュラー選手や同日にスタメン起用される選手から先に打撃ケージに入る決まりになっており、根尾の名前が“最初の組”にあったからだ。「スタメン起用してもらった10日は3打数ノーヒットでした」(前出・同) そもそも、今回の一軍再昇格だが、ファームでの奮闘が認められたからではないようだ。新型コロナウイルスの陽性判定者が出たことによる“緊急招集”だった。 「小笠原慎之介が根尾のことを気に掛けていました。ドラフト1位同士、その重圧やその期待に応えられなかった悔しさなど、共通する部分が多いらしく」(チーム関係者) 小笠原の方から根尾を食事に連れ出すなどし、自身の失敗談を聞かせていたという。 「8日の二軍戦で、根尾は救援でマウンドに立ちました。今後、打者と投手の二刀流でやっていくのかというと、そうではないようです」(プロ野球解説者) 調整の一環だという。根尾は「ピッチャーをやるとリフレッシュになる」と言い、中日首脳陣が「飛躍につながるのなら」とゴーサインを出したそうだ。 「立浪監督が根尾に期待しているのは本当です。ショート再コンバートは直接話をして、その上で『やってみろ』と励ましていました」(前出・チーム関係者) 中日が僅差での首位争いを続けるには、投打ともに“もう一人”が必要だ。11日のヤクルト戦は、出番ナシ。チーム事情でまた外野を守る可能性も出てきそうだが、それは立浪監督がバッティングで期待しているからだ。首位争いが続けられるかどうか、それは根尾の覚醒次第だ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年05月11日 19時30分
巨人、元木ヘッドの指示ミスが止まらない? 中田が本塁憤死で「広島戦から何も学んでない」と批判、交代求める声も
10日に行われ、巨人が「1-3」で敗れたDeNA戦。三塁コーチャーを務めた巨人・元木大介一軍ヘッドコーチのミスがネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「1-3」と巨人2点ビハインドの7回表に飛び出したミス。この回巨人は2死から中田翔が中安で出塁すると、続く大城卓三が右中間を破る長打を放つ。これを見た元木ヘッドは三塁へ走ってきた中田に、腕をグルグル回すジェスチャーで本塁突入を指示。中田は指示通りに三塁を蹴り本塁へスライディングで突入した。 ところが、DeNA守備陣は素早い中継プレーで、中田がスライディングの動作を見せる前に本塁返球を完了。そのため、中田はボールを持って待ち構えた捕手・山本祐大に余裕を持ってタッチアウトにされ、巨人は無得点でこの回を終える結果となった。 >>巨人・秋広に元木ヘッドが「おかしいでしょ」 新人なのにコーチを酷評? 超生意気発言にファンも驚き<< 突入指示が裏目に出た元木ヘッドに対し、ネット上には「元木の明らかな判断ミスのせいで好機が潰れた」、「クロスプレーにすらなってないから何一つ擁護できない」、「無理して行かせてなければ代打・中島(宏之/得点圏打率375)で一打同点も狙えたのに」と批判が寄せられた。 同時に、「元木ヘッドはこないだの広島戦から何も学んでないな…」、「2週連続の指示ミスはマジで勘弁してほしい」、「先週本塁憤死3連発したのをもう忘れたのか」と、直近のミスを引き合いに出した呆れ声も多数見られた。 「元木ヘッドは4日・広島戦の3回表〜5回表にかけ、本塁突入を指示した走者が3イニング連続でアウトに取られています。試合自体は『6-3』で勝利を収めましたが、ファンの間では『元木のやらかしが無ければもっと楽に勝ててた』と不満が噴出しました。この広島戦から1週間足らずで同様の指示ミスを犯したことから、元木ヘッドの判断能力に対する憤りはますます高まっているようです」(野球ライター) 10日の試合後、「ちょっと俺も反省してる」と指示ミスを悔やんだことが伝えられている元木ヘッド。だが、一部からは「三塁コーチャーは別のコーチに任せるべきでは」と交代を望む意見も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月11日 16時30分
日本ハム・新庄監督、今川の態度に激怒?「ポリシーに反してる」試合途中の不可解交代が憶測を呼ぶ
10日に行われ、日本ハムが「2-4」で敗れたオリックス戦。「9番・左翼」で先発起用された日本ハムのプロ2年目・25歳の今川優馬の途中交代がネット上で物議を醸している。 今川はこの日3回裏1死の第1打席で空振り三振を喫すると、5回裏無死一塁で迎えた第2打席でもバントを決められずに空振り三振。この直後の6回表にプロ3年目・24歳の片岡奨人と代わりベンチに下がった。 その後もベンチに残っていたことから、故障が交代の理由ではないとみられる。ただ、試合後の報道では交代の理由について、新庄剛志監督が何らかのコメントを出したとは特に伝えられていない。 >>日本ハム・新庄監督の指示を「気持ち悪い」とバッサリ? チーム改革続く中、問題となった選手たちの態度<< 今川の不可解な途中交代を受け、ネット上には「これは直前のバント失敗が原因じゃないか」、「送りバント失敗の反省を促す意味で交代させたんだろうか」「2打席連続三振は別に珍しいことでもないし…となるとバントミスによる懲罰交代か?」と、第2打席のバント失敗・空振り三振が原因ではと推測する声が寄せられた。 一方、「バントミスよりその後の態度が問題だったんじゃないか」、「三振後のバット叩きつけがまずかったと思う、新庄監督のポリシーに完全に反してるし」、「新庄監督の人となりを考えると、道具に八つ当たりした今川の行動に怒ったとしても不思議ではない」と、三振直後の態度が響いたのではと指摘するコメントも多数見られた。 「第2打席の今川はバントの構えを見せながら初球、2球目を見逃しカウント『0-2』と追い込まれ、そこからヒッティングに切り替えるもカウント『1-2』からの4球目を空振り三振。この直後、両手で握りしめたバットを地面に思い切りたたき付けています。バントの指示を遂行できなかった悔しさを抑えられなかったものと思われますが、この振る舞いが新庄監督の逆鱗に触れたのではとみているファンも少なからずいるようです。なお、現役時代の新庄監督はプロ1年目の1990年に購入したグラブを2006年の引退まで使い続けるなど道具を大事に扱う選手として有名で、監督就任後も『道具を大事にするチームにしたい』というコメントが伝えられるなどその姿勢は変わっていません」(野球ライター) 10日の試合では振るわなかったが、今季はここまでチームトップタイの6本塁打をマークしている今川。貴重な長距離砲を試合途中でベンチに下げた新庄監督の意図は果たしてどこにあったのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月11日 11時00分
巨人、正二塁手・吉川は当分復帰できない? 先の見えない打線復調に原監督は内心激怒か
救世主は誰か? 5月10日、中田翔が一軍に復帰した。期待されていたのは、打撃力であり、年齢的にもチームのまとめ役になってくれると思われていた。 「巨人に来てから、人が変わりました。今までは常にグループの中心にいるタイプでしたが、巨人に来てからは相手を立てることも多く、どちらかというと、聞き役に徹しています」(ベテラン記者) チームは連敗中。同日のDeNA戦を落とし、5連敗を喫したわけだが、こんな情報も広がっていた。 「10日からのDeNA戦は変則日程。新潟県での遠征が1試合(10日)、1日移動日を挟んで横浜スタジアムで1試合。中田の合流は10日ではなく、横浜スタジアムで試合がある12日ではないかとも伝えられていました」(球界関係者) 5月のここまでの7試合で打線が挙げた総得点数は「17」。1試合平均では、約2・4点となる。一発も期待できる中田の合流を急いだということだろう。 もっとも、その中田は3打数2安打と活躍したが、連敗を止めることはできなかった。中田が再登録されたこの日も、打線は「1点」しか挙げられなかった。坂本勇人、吉川尚輝を故障で欠き、打線の低迷は深刻だ。 「中田をスタメンで使えば、好機に強い中島宏之を代打待機させることになります。中島にセカンドを守らせ、2人を同時にスタメン起用する案が浮上してきました」(前出・同) 2019年の巨人移籍以降、中島は主に一塁を守ってきた。移籍1年目に10試合ほど三塁を守っているが、20年以降、一塁以外のポジションに入ったことはない。 その信憑性はともかく、こうした“臨時コンバート”の話が出るということは、正二塁手・吉川の復帰がかなり遅れそうだとも解釈できるが…。 吉川が肩甲骨周辺の死球を食らったのは、5月4日。その後、精密検査を受け、「骨挫傷」と発表されたが、その怪我の度合いや復帰時期の目処などの詳細は明かされていない。 「最近の傾向ですよね。たとえば、『コンディション不良』とだけ伝え、具体的な病名は言わないってヤツです。状況を具体的に言うと、対戦相手にもチームの内情を教えることになりますから」 他球団の関係者だが、そんな話をしてくれた。 右ヒザの内側側副靱帯損傷と伝えられた坂本にしてもそうだ。その度合いや復帰時期については発表されなかった。 「坂本、吉川は二軍のジャイアンツ球場で軽めの練習をしています。実戦を想定したものではないので一軍復帰はまだ先になりそうですが、通院はしていないようです」(前出・ベテラン記者) チームの内情を隠すのは、大事なことだ。 しかし、打撃陣の低迷は隠しようがない。原辰徳監督は打線改造でピンチを脱出しようとしているが、「(打線が)なかなか機能しないね」とボヤいていた。こんな風に淡々と喋る時が本当に怒っているのだという。4位中日とのゲーム差も「0・5」まで縮まった。次の“コンディション不良者”が出た場合、チームの内情を隠す必要もないくらい、順位を落としてしまうだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年05月10日 21時30分
ロッテ・国吉の大乱調、「いくらなんでもおかしい」疑惑の声 故障説が浮上するワケは四死球連発以外にも
10日に行われた二軍・ロッテ対巨人戦。「6-4」でロッテが勝利したが、試合結果以上に話題となったのがロッテのプロ13年目・30歳の国吉佑樹の大乱調だった。 国吉はこの日、「4-0」とロッテ4点リードの7回表に2番手として登板。しかし、1死後に加藤廉、北村拓己、松原聖弥に相次いで四球を与え1死満塁の大ピンチを招くと、ここで迎えた石川慎吾にも4者連続となる四球を与え1点を失った。 さらに、国吉はなおも1死満塁から香月一也に犠牲フライを打たれ2失点目を喫すると、後続の菊田拡和に死球、喜多隆介に押し出し四球をそれぞれ与えるなど全く制球が定まらないまま降板。「0.2回3失点・被安打0・6四死球」と、ノーヒットながら3点を失う散々な結果となった。 >>ロッテ・ロメロ、予想外の大炎上に「三木がやらかしたせい」の指摘 井口監督も激怒? お粗末な守備ミス連発が物議<< 国吉の大乱調を受け、ネット上には「速報見てビックリした、国吉何があったんだ」、「1人で1イニング6四死球出す投手は初めて見たかもしれん」、「ヒット打たれずに3点も奪われるって逆に難しくないか」と驚きの声が相次いだ。 同時に、「いくらなんでもおかしすぎる、故障でもしてるんじゃないか」、「これもしかして怪我隠してないか? 球速全く出てなかったし」、「開幕からここまでどんどん状態落ちていってるし、どこか痛めてそうな感じもある」と故障を疑うコメントも多数見られた。 「これまで横浜・DeNA(2010-2021)、ロッテ(2021)でプレーしている国吉は、最速161キロのストレートを武器とする投手。昨季6月にロッテにトレード移籍すると勝ちパターンの一角に定着し、『25登板・2勝0敗17ホールド2セーブ・防御率1.44』と安定した成績をマークしました。ただ、10日の試合では1イニング6四死球に加え、球速も160キロはおろか150キロ台も1球(全30球中)のみ。本調子とはあまりにもかけ離れた投球に故障を疑っているファンも少なくありません」(野球ライター) 今季は「3登板・0勝0敗・防御率4.50・与四死球2」と低調で4月7日から二軍降格中の国吉。二軍でも10日終了時点で「7登板・1勝0敗・防御率14.85・与四死球12」と全く結果を残せていないが、大不振の真相は果たしてどこにあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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中日・福留、根尾に代わって開幕スタメン入り? 与田監督の意味深采配も復活に追い風か
2021年03月16日 11時15分
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ロッテM☆Splash!!の衣装が4年ぶりに変更!「47年ぶりの勝率1位でのリーグ優勝へと突き進む」
2021年03月16日 10時50分
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ヤクルト・小川の偉業に同僚が激怒「なんで守らなあかんねん!」 交代を志願した選手も? 上田氏がチーム内の混乱ぶりを明かす
2021年03月15日 20時30分
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DeNAドラ2・牧がOP戦絶好調! 開幕スタメンも濃厚に? 過去の先輩を超える活躍は見られるか
2021年03月15日 17時30分
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OP戦初勝利の楽天・田中はシーズンでは通用しない?「棒球にしか見えない」MLB時代から続く課題に懸念の声
2021年03月15日 17時00分
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オリックス、開幕ローテ5枚は内定!6番手はブルペンデー?
2021年03月15日 11時45分
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巨人・秋広、阪神バッテリーから容赦ない攻めを受けたワケ 王氏以来の快挙へ首脳陣は緊急指導か
2021年03月15日 11時10分
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ロッテ佐々木朗希が抱く被災地への思い「勇気や希望を与えられる存在になりたい」
2021年03月15日 10時50分
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分
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2025年04月18日 20時55分
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2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
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2025年06月01日 12時00分