プロ野球
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スポーツ 2022年05月03日 11時00分
巨人有利の死球宣告にヤクルト投手が激怒! 思わず“土下座”した選手も? プロ野球序盤戦、物議を醸した審判への抗議
3月25日に開幕し約1カ月が経過したプロ野球。リーグ優勝、Aクラス入りといった目標達成をかけ、セ・パ両リーグで各チームが連日熱戦を繰り広げている。 日々行われる試合ではチームに勝利をもたらすため、闘志や感情をむき出しにした全力プレーを見せファンの支持を集めている選手は少なくない。ただ、こうした気持ちが行き過ぎたのか、ここまでの試合では審判の判定に盾つくような態度を見せたとしてネット上をざわつかせた選手もいる。 >>阪神のサヨナラ勝利が誤審で取り消しに!「責任を取って辞めます」審判は覚悟、監督も激怒した史上最長試合<< DeNA・大和は、審判のストライク判定に対して露骨に不満を示し物議を醸した。3月29日・DeNA対中日戦4回表1死。打席に立った大和はフルカウントから変化球を見送ったが、審判はこの球をストライクと判定。すると、見逃し三振となった大和は「ボールだろ」と言わんばかりに首をかしげた後、左手に持ったバットで地面に線を引くような動作を見せた。 球界ではバットを用いてボールの軌道をアピールする行為は、審判に対する侮辱で即退場となる。大和も即座に審判から退場を宣告され、ネット上には「あきらかに審判に喧嘩売っててヤバすぎる」などと驚く声が相次いだ。なお、大和は試合翌日にNPBから厳重注意と制裁金10万円の処分を科されたことが発表されている。 4月10日・ヤクルト対巨人戦では、ヤクルト・高橋奎二が審判の死球宣告に強い憤りを見せ注目を集めている。9回裏1死三塁で高橋は打席の巨人・廣岡大志に対しカウント「0-1」から内角高めにストレートを投じたが、廣岡は胸元付近に来たボールに対し体を背けつつも、左肘を下げボールの軌道上に差し出すような動きを見せる。そのまま左肘にボールを受けた廣岡に審判は死球を宣告した。 この直後、高橋は左肘を前に差し出すジェスチャーを交え、廣岡が故意にボールに当たりにいったのではと審判に猛アピール。また、アピールが認められなかった後も廣岡に対し謝罪は一切せず、逆ににらみ付けるような表情を見せるなどかなり憤っていた。これを受けたネット上には荒ぶる高橋の姿への驚きと共に、姑息なプレーだと廣岡を批判するコメントも多数寄せられた。 4月16日・日本ハム対ロッテ戦では、日本ハム・伊藤大海が審判のボール判定に対して見せたリアクションが話題となった。5回裏2死一塁の場面でロッテ・レアードを打席に迎えた伊藤は、カウント「1-2」からストレートを外角低めに投じる。伊藤はストライクと確信したのか、ボールが捕手のミットに収まった瞬間にガッツボーズを見せたが、審判はこの球をボールと判定した。 すると伊藤は苦笑いを浮かべながらその場に両膝から崩れ落ちると、そのまま頭まで地面につけ土下座のような体勢に。ネット上では「顔は笑ってるけど静かな怒りを感じる」と驚きの声が相次いだ。なお、報道によると伊藤は試合後に「『あ、ボールかー』と思って。僕、もうガッツポーズしちゃってたので、顔を表に向けられない状態だった。審判さんに怒られちゃいましたけど、全然審判に(何かを思う)とかじゃなくて、恥ずかしさが勝ったってだけです」、「フィールドでも謝って、帰ってからも謝り倒しました」と、“土下座ポーズ”の真相や審判に注意され謝罪した旨を語ったという。 内容次第では試合の勝敗はもちろん、選手のキャリアや年俸にも影響を及ぼす要素となり得る審判の判定。それだけに、判定内容に異を唱えた大和ら3選手の行動はある意味では当然といえるだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月02日 20時30分
ロッテ・佐々木、今週末の一軍復帰は早すぎる?「もう1カードずらすべき」ソフトB戦投入に心配相次ぐワケ
疲労回復・故障予防を理由に4月25日から登録を抹消されているロッテのプロ3年目・20歳の佐々木朗希。5月6〜8日の対ソフトバンク3連戦で復帰する見通しとなったと2日、複数メディアが報じた。 報道によると、佐々木は本拠地・ZOZOマリンスタジアムで行われた一軍投手練習に参加し、キャッチボールや体幹トレーニングといった練習メニューを消化。疲労の色などは全く見えなかったことから、井口資仁監督が4月29日に明かした「(来)週末になると思う」という起用方針通りに、6〜8日の本拠地3連戦で復帰する公算が極めて高くなったという。 佐々木は抹消前日に登板した24日・オリックス戦2回裏2死一塁で、ボール判定に苦笑いを浮かべたことを問題視した白井一行球審に詰め寄られたことが球界内外で話題に。一部ファンからはメンタル面へのダメージを心配する声も挙がっていたが、詰め寄り騒動の影響もほとんどないようだ。 >>ロッテ・佐々木に詰め寄った審判、物議を醸したトラブルは過去にも 「なんやその態度は!」阪神監督を激怒させた不可解判定<< 佐々木の今週末復帰報道を受け、ネット上には「監督の方針通りに復帰できるようで安心した」、「再登録可能なのが5日からだから、ほぼ最短で復帰できそうってことだな」、「リフレッシュを経てどんな投球を見せてくれるのか楽しみ」と喜びの声が寄せられた。 一方、「ソフトバンク相手に復帰は怖い、もう1カードずらすべきでは」、「打線かなり調子よさげだし打ち込まれそうな気しかしない」、「井口監督はソフトバンクよりも、相性いい次カード楽天戦に佐々木を投入する方がいいんじゃないか」とソフトバンク相手の復帰に心配を寄せるコメントも多数見られた。 「佐々木はこれまでソフトバンクとは2021年6月24日の1度だけ対戦経験がありますが、同戦では『5.1回3失点・被安打5・四球1』と攻略されプロ初黒星をつけられています。これに加えて、現在のソフトバンクは1日・楽天戦までの直近10試合で計106安打と打線好調であることから、苦しい復帰登板になってしまうのではと懸念しているファンも少なからずいるようです。また、こうしたファンの間ではソフトバンク3連戦後に対戦が予定される楽天(8~10日)に対し、佐々木が通算で『4登板・1勝0敗・防御率2.42』と好相性であることから、復帰カードを1つ後ろにずらすべきではという意見も挙がっています」(野球ライター) 週末のソフトB3連戦はゴールデンウィーク期間中に本拠地で行われるカードであることを踏まえると、集客面も考えて佐々木を同カードで復帰させる方針をとったものと思われる井口監督。好調ソフトバンク打線相手への投入は果たして吉と出るのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月02日 18時30分
DeNA、宮崎離脱で“5番・サード”問題が勃発 穴埋めが期待されるバックアップメンバーは
横浜スタジアムで行われた4月19日のタイガース戦、8回にこの日4安打目を放った絶好調の宮崎敏郎。2アウト後、嶺井博希の打席でキャッチャーがピッチャー石井大智の投球を弾き、積極的にセカンドを狙った宮崎は見事にセーフを奪ってみせた。しかしその際に左足太ももに違和感を覚え、そのままベンチへ下がり心配されたが、翌日もスタメンは外れたがベンチ入り。20日にはチャンスの場面でネクストバッターズサークルで素振りをするなど、この時点では軽症かと思われた。次の広島遠征にも同行したが、23日に登録抹消となり少なくとも10日間は一軍を離れることが決定してしまった。 開幕から不動のサード、クリーンアップの一角として機能していた宮崎は開幕から絶好勝で、打率.351と規定打席に達していればリーグ2位の数字。ホームラン3、打点9、フォアボールも10を数え、出塁率は.449と高く、OPSは1.063とチームに多大な貢献を続けていた。 そんな主軸打者を欠いてからは、9試合で3勝6敗、登録抹消されてからはわずか1勝と苦しい戦いを強いられている。 その間は4人のサブメンバーがスタメンでサードを任されているが、ブレイクダウンして見ていくと、倉本寿彦12打数1安打、田中俊太4打数1安打、田部隼人3打数ヒットなし、柴田竜拓11打数ヒットなしの上に、全員トータルで打点は0。出塁も柴田の1フォアボールを加算しても4回だけで、出塁率は.129とかなり厳しい数字が並んでしまっている。 しかし倉本も柴田もコロナ感染で離脱しており、体調や試合勘が戻っていない状況とも考えられそうで、今後上向きとなる可能性はもちろんある。ファームで奮闘中の伊藤裕季也や知野直人、成長著しい小深田大地らにチャンスを与える手もあるだろう。 2019年に宮崎が離脱した際は、それまでレフトが定位置だった筒香嘉智がサードに回り急場をしのいだが、今回のこのピンチはどう回避するのか。チームの底力が試されている。 写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年05月02日 15時35分
ロッテ・ロメロ、予想外の大炎上に「三木がやらかしたせい」の指摘 井口監督も激怒? お粗末な守備ミス連発が物議
1日に行われたロッテ対日本ハム戦。「3-9」でロッテが敗れたが、試合結果以上に話題となったのがロッテの助っ人・ロメロの大炎上だった。 同戦前時点では「4登板・2勝0敗・防御率0.34(リーグ1位)」と抜群の安定感を誇っていたロメロ。この日も3回表までは1人も走者を許さない完璧な投球を見せていた。 ところが、試合が中盤に入った4回表、ロメロは日本ハム・アルカンタラの6号3ランを含め7失点と突如大炎上し、2死一塁と走者を1人残したところで降板。後を受けた小沼健太が今川優馬に6号2ランを浴び、ロメロが残した走者をかえしてしまったため、この日のロメロの投球成績は「3.2回8失点・被安打5・四球1」と悲惨な数字となった。 >>ロッテ・高部の致命的守備ミスで、井口監督に批判? 敗戦を決定づけた後逸が物議、不可解な起用法にも苦言相次ぐ<< 敗戦を決定づけてしまったロメロの大炎上を受け、ネット上には「今日も試合作ってくれるだろうと思ってたら8失点とは…」、「過去4試合で1点しか取られてなかったのに予想外過ぎる」、「計算立つ投手にこんな燃え方されたら首脳陣も相当苦しいだろうな」と驚く声が相次いだ。 同時に、「これ絶対三木がやらかしたせいだろ」、「三木の拙守2連発で気持ちが切れてしまったとか思えない」、「怒りでめちゃくちゃ殺気立ってるようにも見えたな、声かけにきた三木をガン無視してたし」と、同僚・三木亮のプレーが影響したのではと推測するコメントも多数見られた。 「『8番・三塁』で先発した三木ですが、4回表は先頭・近藤健介の三ゴロを一塁に悪送球し出塁を許すと、ロメロが2点を失った直後の1死二、三塁の場面ではヌニエスが放った三ゴロをファンブルし3失点目を誘発しています。この失策2連発はロメロにとって想定外だったようで、ファンブル直後にグラブを着けた右手を自分の右太ももにたたき付け怒りをあらわに。また三塁走者が生還した後、マウンドに声をかけに来た三木を、背中を向けたまま無視するという振る舞いも見せていました。この後ロメロはアルカンタラに3ランを被弾し、さらに近藤にもタイムリーを浴びたところでKOとなったわけですが、三木が2失策でロメロのメンタルを乱したことがこの大炎上の元凶ではないかとみているファンは少なくないようです」(野球ライター) この日は守備だけでなく、打撃でも「3打数無安打・1三振」と全くいいところがなかった三木。試合後の報道では、井口資仁監督が「味方が足を引っ張ってるから、そのへんをしっかりと締めていきます」とカミナリを落とすことを示唆したとも伝えられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月02日 11時00分
巨人・坂本、右ひざ故障離脱は予言されていた? 守備の師匠が懸念していた深刻な問題点とは
阪神に3タテを食らったこと以上にショックが大きそうだ。同時に聞こえてきたのは、「やっぱり」の声だった。 5月1日、巨人の精神的支柱でもある坂本勇人の登録が抹消された。前日の同カードで坂本は途中交代している。併殺プレーを成立させられず、その後すぐにヒザをついて座り込んでしまった。捕球の際、右ヒザを地面に打ったのだ。「右ヒザ内側側副靱帯の損傷」、元木大介ヘッド兼オフェンスチーフコーチは「重傷じゃないと思う」と言っていたが…。 >>巨人・岡本、打席での表情に実況驚き「何か言いたそうな目してる」 退場もあり得たと苦言も、三振直後の一場面が物議<< 「3連戦初戦に先発した菅野智之も右肘を痛め、登録を抹消されました。投打の中心選手がいなくなってしまいました」(スポーツ紙記者) 戦力ダウンは間違いないだろう。 しかし、坂本の故障個所が「右ヒザ」であったことは、ちょっと気になる。元ヤクルト・宮本慎也氏が自主トレ期間中の1月から「今年の坂本はヤバイ」と話していたのは有名な話。それが右ヒザに関係していたのだ。 「坂本は宮本氏に直接電話をし、どこがまずいのか、質問したそうです。宮本氏は捕球体勢が高くなっていること、右足の動かし方、特にヒザで踏ん張らなくなったため、送球ミスにもつながっていることを説明しました」(球界関係者) 2012年、坂本は宮本氏に守備の極意を学んでいる。その信頼関係から「右ヒザの使い方を見直すべき」とのアドバイスにつながったわけだが、 「坂本は手抜きをしようとして右ヒザで踏ん張らなかったのではありません。無意識のうち、認めたくないのかもしれませんが、年齢的な衰えでしょう」 とも指摘されている。 そう言えば、昨季終盤、“らしくない”送球ミスもいくつか見られた。 「巨人首脳陣も察していたのでは。昨季オフ、若手の中山礼都に『坂本超え』の言葉を掛け、発奮させたりして」(プロ野球解説者) また、その坂本が今季開幕戦に左脇腹の故障で間に合わなかった時、原監督は小林誠司を副主将に指名している。“坂本不在”の不安を抱えたままペナントレースに突入したくないのはもちろんだが、これまでのようにフル出場できる体ではないことも察していたのかもしれない。 「レフトのウォーカーの肩の弱さをフォローするため、坂本は外野まで走って中継プレーをしていました。例年以上に疲れているはず」(前出・同) “珍現象”も起きている。ここまで阪神の失策数は「11」で、リーグ最少。巨人は「19」でリーグワーストだ。うち5失策は坂本によるもの。昨季の失策は「4」だから、約1か月で1年分のエラーをカウントしてしまったわけだ。 「このまま終わる選手ではありません。コンディションを整え直せば」 そんな声も多く聞かれた。 チーム全体でもエラーが多いだけに、今年は戦略も変えていかなければならない。「坂本の異変」が首位戦線にも暗い影を落としつつある。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年05月01日 11時00分
巨人・吉川、“故障体質”はもう過去の話? 首位スタートを牽引する働きぶりに原監督もご満悦「堂々と演じている」
吉川尚輝が好調だ。今季は開幕から1番に据えられ、リードオフマンとしての役割を順調に果たし続けている。打率はここまでリーグ4位の.321(4月27日現在)、首位を走るチームを文字通り先頭に立ち牽引する存在だ。 入団以来、持ち前の打撃センスは高い評価を受けつつも、怪我や腰痛にも泣かされ、フル出場はならなかった。今シーズンは3年ぶりとなる開幕スタメンを掴み、コンスタントに安打を記録、要所では盗塁も決めるなど相手チームにとって大きな脅威となっている。 さらに、相手ピッチャーの左右に関係なく、結果を残しているのも今季の特徴の一つだ。ここまで対左投手の打率も3割を超え(.303)、4月26、27日の横浜DeNAベイスターズ戦では二日続けて左投手から安打を放っており、そのバッティングの内容からも好調さが窺える。 27日は初回、横浜先発の坂本裕哉に対し、カウント2-2からの5球目の変化球をセンター前にはじき返し、また前日の安打も左腕の田中健二朗から、ファウルで粘った後の7球目を右中間に運んだ。両打席とも、ボール球を見極めピッチャーに球数も投げさせている。後続への「お膳立て」もきっちりとこなしている。 ここまでの活躍には、原辰徳監督も「一番打者を堂々と演じている」と賛辞を送るなど、ご満悦の様子だ。当の本人は「後ろには凄い人たちがいるから」と、出塁しつなぎ役に徹すると話す。 また、今季より背番号が「2」に変更されており、言わずもがな不動のレギュラークラスが背負う番号だ。かつて巨人で同じ番号を背負った選手の中で、快足とシュアなバッティングで長年にわたり、切り込み隊長を務めた松本匡史(盗塁王2度獲得・1987年引退)の姿が重なるファンも少なくないはずだ。往年の名プレイヤー同様、閃光の如くフィールドを駆け巡ることへの期待が込められている。 好スタートを切ったチームにとって、吉川の成長は測り知れない程の大きな武器となる事は確実。強打者を擁する打撃陣では、ランナーの出塁が大量得点に直結する。昨年はチーム打率がリーグ5位と打線が迫力を欠き優勝を逃した。巨人は過去2シーズン、3割を記録した打者がいないだけに、吉川が安打を放ち攻撃に厚みを加えることで、2年振りのペナント奪還はさらに現実味を増すはずだ。(佐藤文孝)
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スポーツ 2022年04月30日 11時00分
ロッテ・佐々木に詰め寄った審判、物議を醸したトラブルは過去にも 「なんやその態度は!」阪神監督を激怒させた不可解判定
24日に行われたロッテ対オリックス戦。「6-3」でロッテが勝利したが、試合結果以上に話題となったのが球審・白井一行審判の“詰め寄り”だった。 「3-0」とロッテ3点リードの2回裏2死一塁。マウンド上のロッテ・佐々木朗希は打席のオリックス・安達了一にカウント「0-2」から外角ストレートを投じたがボール判定となり、この間に一走・杉本裕太郎が二盗に成功。ピンチを背負った佐々木は苦笑いを浮かべた。 すると、白井審判はこの佐々木の表情が不服に映ったのか、マスクを外しながらマウンド上の佐々木に詰め寄る。これを見た捕手・松川虎生がすぐに制止に入り、後を追うように井口資仁監督も白井審判に声をかけ、なだめたことなどからこれ以上のおおごとには発展しなかったが、試合後の報道では白井審判は詰め寄った理由などについてはノーコメントを貫いたと伝えられている。 >>ロッテ・佐々木、球審の詰め寄りは溜まった怒りの爆発? 球団側は制止に入った捕手にも苦言か<< 試合が一時中断した白井審判の詰め寄りに、ネット上では「ちょっと苦笑されたぐらいでケチつけに行くなんて短気過ぎるだろ」、「何が不満だったのか知らんが、試合を止めてまでやることじゃない」「12年前の阪神戦から精神面が全く変わってない」といった批判が相次いだ。 白井審判が話題となったのは今回が初めてではなく、2010年8月10日の二軍・阪神対中日戦で起こした騒動も蒸し返されている。「1-1」と両チーム同点の5回裏2死一、三塁。マウンド上の中日・川井雄太が打席の阪神・坂克彦に対し、カウント「0-1」から外角スライダーを投じる。この球は捕手・田中大輔がミットを地面につけながら捕球するなど明らかなボール球だったが、白井審判はどういうわけかストライクと判定した。 すると、これを見た平田勝男監督は「なんでストライクや今のが!」と叫びながらベンチを飛び出すと、そのまま白井審判に詰め寄り「クソボールやないかあんなん!」と激怒。詰め寄られた白井審判は険しい表情を浮かべながら平田監督に背を向けたが、これを受けた平田監督は「なんやそのふてくされた態度は! テレビお前見てみい、テレビをじゃあ!」とさらに激高した。 場内が騒然となる中、なおも「あかんやろ! 選手一生懸命やっとんのにおい!」、「勘違いしたらあかんよ勘違いしたら!」と白井審判にまくしたてた平田監督。当時、ネット上でも「平田監督からキレられたのも当然、リプレイ見ても完全なボール球だったし」、「審判も人間だからミスをすること自体は仕方ない、でも指摘に対して居直るような態度をとるのは理解できない」と、白井審判の判定や態度を問題視する声が多数寄せられた。この騒動の際も、試合後の報道では白井審判がこの件についてコメントや謝罪を口にしたとは特に伝えられなかった。 今回の白井審判の詰め寄りについて26日、NPB・井原敦事務局長は「試合中に指導、注意をすることがあるが、今回の場合は別の方法があったと考えて対応するべきだったという指摘をして、当該審判も深く理解をした」と審判部から報告を受けた旨を説明したという。一方で、「何らかの処分をするような対象とは考えていない」と白井審判に処分を下す予定はないことも明かしている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月29日 11時00分
日本ハム・新庄監督の指示を「気持ち悪い」とバッサリ? チーム改革続く中、問題となった選手たちの態度
3月25日に開幕し約1カ月が経過したプロ野球。各選手のプレー、監督の采配が日々ファンの注目を集めているが、中でも最も話題を呼んでいるのが日本ハム・新庄剛志監督だ。 新庄監督は開幕前の春季キャンプからここまで、独自の練習法や采配で度々ファンやメディアをにぎわせている。現在もこうした取り組みでチームを改革している真っただ中といえるが、ここまでには反抗的な態度を見せたとしてネット上をざわつかせた選手もいる。 >>日本ハム・清宮の“棒立ち”に「酷すぎだろ」怒りの声 大怪我もあり得た? 捕球ミス後のプレーが物議<< プロ6年目・23歳の堀瑞輝は、春季キャンプ中に伝えられた新庄監督への言動が話題となっている。キャンプ2日目の2月2日、堀はキャンプで初めてブルペン入りし投球練習に励んでいたが、この様子を視察していた新庄監督は途中で「笑いながら投げてみて」と指示。堀は指示に従いつつ、計57球をブルペンで投げた。 投球終了後、堀は新庄監督の指示について「『笑いながら』はちょっと気持ち悪い感じだった。でも、変に力が入らずリラックスして投げられるメリットはあると思う」とコメント。ネット上には「悪意は全くないんだろうが、『気持ち悪い』は恐れ知らず過ぎる」といった驚きの声が相次いだ。 プロ4年目・22歳の万波中正は、3月6日のオープン戦・巨人戦で新庄監督の指示を見落としていたとして注目を集めた。この日8回にソロ本塁打を放ちチームの勝利に貢献した万波に、新庄監督は試合後「俺のサイン分かった?バックスクリーンにホームラン打てって」と質問。新庄監督は8回に三塁コーチャーを務めていたが、この際に本塁打のサインを出していたことに気付いていたのかと、万波に問いかけた。 ただ、万波は「全然見てなかったです」と笑い交じりに返答し、新庄監督は「俺、本当に打ちやがったと思ってびっくりしたのに…」と苦笑。ファンの間では両者のやりとりを面白がる声の一方で、「一応結果が出たとはいえ、サイン見落としは笑いごとじゃないぞ」といった苦言も多数寄せられた、 開幕後の4月3日・オリックス戦では、プロ15年目・36歳の宮西尚生が新庄監督の采配に激怒したのではと物議を醸している。8回裏1死三塁、宮西は打席のオリックス・紅林弘太郎に対し、4球を投げカウント「3-1」とする。すると、このタイミングで新庄監督は申告敬遠を指示した。 ただ、これを受けた宮西はぶぜんとした表情を浮かべながら首をわずかにかしげた後、三塁側の自軍ベンチ方向を見ながら何かを口走る。この宮西の様子は「新庄の方思いっきり睨みつけてる」などとファンを騒然とさせた。なお、新庄監督は後日この敬遠策の狙いについて、「(次打者の)吉田(正尚)君って申告敬遠されたことがない。その前の前とか遊ゴロとかゴロが多かった。宮西君の球のキレなら遊ゴロか二ゴロになると思った」と説明したことが伝えられている。 選手から反抗的な態度をとられながらも、改革実現へ試行錯誤を続けている新庄監督。今後のシーズンでチームの結束をどれだけ高められるか要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月28日 21時30分
ソフトB、藤本監督の起用方針は「裏事情がある」? ガルビスのスタメン継続明言が憶測を呼ぶワケは
昨季までメジャーで「1102試合・.246・109本・426打点」といった通算成績をマークし、今季からソフトバンクでプレーしている助っ人・ガルビス。27日に報じられた藤本博史監督のコメントがネット上で物議を醸している。 今季のガルビスは27日・西武戦時点で21試合に起用されるも、打撃成績は「.134・1本・4打点」とサッパリ。「8番・三塁」で先発起用された27日も、「3打数無安打・2三振」と全くいいところがなかった。 ただ、試合後の報道によると、藤本監督は不振が続くガルビスについて「必ず状態は上がってくると思うけど、今はちょっとね。使わなかったら余計に悪くなるだろうし」とコメント。ベンチスタート起用だとますます状態が悪くなるとして、今後もスタメン起用を継続しながら復調を待つ方針を口にしたという。 >>ソフトB・柳町に「懲罰?」の声も 突然の代打交代が憶測を呼ぶ、栗原・柳田に続き故障の可能性も?<< この藤本監督のコメントを受け、ネット上には「開幕から1か月しか経ってないしまだ見限るのは早いな」、「守備は今のところ上々(27日終了時点で無失策)だから我慢するのは理解できる」、「助っ人選手は序列下げると不貞腐れるケースもあるし、そうなるよりはスタメン続ける方が無難かな」と同調の声が寄せられた。 一方、「誰がどう見ても不振の選手をなぜえこひいきするのか」、「他の三塁手を差し置いてまでガルビスを重用するのはおかしくないか?」、「ここまで固執してるようだと、何か裏事情があるような気すらしてくるな」と、なぜガルビスの復調にこだわるのかと疑問を呈するコメントも多数見られた。 「ソフトバンクは現在ガルビス、松田宣浩(.195・0本・3打点)、野村勇(.262・3本・7打点)といった三塁手が一軍に同行していますが、三塁スタメン数はガルビスが19試合、松田、野村がそれぞれ3試合と、一番状態の悪いガルビスが最も出場機会をもらっています。そのため、ファンの間では藤本監督の起用方針はただのえこひいきで筋が通っていないという反発の声に加えて、そうせざるを得ない事情があるのではと疑う声も少なからず挙がっています。球界ではガルビスのような実績豊富な助っ人が不振の際に、首脳陣が一軍で出場機会を与え続けて復調を促すやり方を採用することはさほど珍しくはありません。ですが、表に出ていない要因があるのではと、うがった見方をするファンも一定数いるようで、中にはチームがガルビスと結んだ2年総額740万ドル(約8億4000万円)という契約の中に『一軍起用○○試合確約』、『二軍降格拒否権』といった起用に関する特別な条項が盛り込まれているためではという飛躍した見方も散見されます」(野球ライター) 今後のガルビスの成績次第では、ライバル三塁手たちの士気に関わる可能性もあり得る藤本監督の起用方針。立場を維持した上で復調を待つというやり方は果たして吉と出るのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月28日 19時45分
阪神・佐藤、ピンチを招いた守備ミスに「目測誤るのも仕方ない」擁護も? 試合終盤の“バンザイ後逸”が物議
27日に行われた阪神対中日戦。「3-1」で阪神が勝利したこの試合で、阪神のプロ2年目・23歳の佐藤輝明が見せたプレーがネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「3-1」と阪神2点リードの8回表2死での佐藤の守備。この場面で打席に入っていた中日・阿部寿樹が、阪神3番手・湯浅京己がカウント「1-1」から投じた外角ストレートを強振。打球は右翼フェンス手前まで伸びるフライとなったが、右翼を守っていた佐藤は後方に背走し余裕を持って落下地点に入ったと思われた。 ところが、佐藤は目測を誤っていたのか、落ちてきた打球を見て慌てたようにジャンプしながら、グラブを着けた左手を大きく上げる。しかし、打球は佐藤が上げたグラブの先をかすめ、そのままワンバウンドで外野フェンスに直撃。この間に阿部が二塁まで進塁したことで2死二塁となったが、湯浅が後続の木下拓哉を三ゴロに抑えたため事なきを得た。 >>阪神・矢野監督に「みっともない」批判相次ぐ 昨季に続く失言? 好投した巨人・赤星へのコメントが物議<< 一発出れば同点のピンチを招いた佐藤の拙守を受け、ネット上には「おいおい、今の打球捕れないのかよ」、「追いついてるのにも関わらず捕球できないのはタチが悪い、緩慢守備と言われても文句は言えない」、「そこまで強い当たりでもなかったのに、バンザイプレーで後逸するのはお粗末すぎる」と批判が相次いだ。 しかし、佐藤に対するファンの反応は批判一色というわけではなく、一部からは擁護の声も挙がっている。 「試合が行われた甲子園は右翼から左翼方向へ吹く風、いわゆる“浜風”で有名な球場。ただ、27日は左翼から右翼方向へかなりの寒さを感じるほどの強風が吹いていたと、現地観戦していた複数のファンがTwitterなどに投稿しています。このことを踏まえると、佐藤の拙守は風が普段とは逆方向に吹いていたことが最大の原因で、風向きが普段通りなら打球を捕球できていた可能性も考えられます。なお1回表2死一、二塁の場面で、佐藤の前に右翼を守っていた同僚・高山俊が阿部の打球をグラブに当てながら捕りきれずというミスを犯してもいます」(野球ライター) 佐藤を擁護するファンの間でも悪いのは風だと考えられているようで、ネット上には「今日は風強いらしいし、今のミスを責めるのはちょっと酷では」、「いつもとは逆方向に風吹いてたんなら目測誤るのも仕方ないだろ」、「佐藤じゃなくて風が問題じゃないかな、試合序盤に高山もミスってたし」といったコメントが多数見られた。 なお、1回表の高山、8回表の佐藤、ともに失策は記録されていない。選手のプレー内容を判断する公式記録員も、両名のミスは風によるものが大きいとみたようだ。文 / 柴田雅人
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DeNA・森だけじゃない! チーム期待の大型内野手・田部の非凡な才能
2021年03月08日 17時30分
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日本ハム・宮西に鶴岡コーチが「ほとんど使えねえ」強烈ダメ出し? 後に歴史的快挙ももたらした金言を明かしファン驚き
2021年03月08日 15時30分
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阪神ドラ1・佐藤、3タコ2三振でも開幕スタメンに前進? 敵選手の意味深コメントは高評価の証か
2021年03月08日 11時05分
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プロ野球OP戦、最優秀防御率獲得は不振の前触れ? 西・種市ら“タイトルホルダー”が相次いで苦戦するワケは
2021年03月07日 11時00分
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スポーツ
西武・山川、OP戦初アーチは想定外だった? 直前とは一転の“技あり”スイングは復活への吉兆か
2021年03月06日 17時00分
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スポーツ
巨人・田口のトレードで残り1人、なぜ2013年ドラフト組の放出が相次ぐ? 原監督の方針転換のきっかけは
2021年03月06日 11時00分
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スポーツ
中日・大野の開幕回避に「色んな思惑があるんやろ」球界OBの指摘に反響 調整遅れ以外に考えられる要因とは
2021年03月05日 21時50分
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スポーツ
元ヤクルト・上田氏の仰天エピソードに「意味不明過ぎ」ファン爆笑 スキー場リフト券をフランクフルトと勘違い?
2021年03月05日 19時30分
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スポーツ
「駒田くーん」元横浜・駒田氏“ヤジ激怒シーン”にファン爆笑 『有吉の壁』での再現、強烈なヤジは元ネタ以外にも?
2021年03月05日 15時45分
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スポーツ
ヤクルト移籍の田口、右太もも痛以外にも故障? 予想外のコンディションは開幕投手・小川にも悪影響か
2021年03月05日 11時20分
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スポーツ
阪神SA・藤川氏、巨人と阪神の決定的な差をズバリ指摘 キャンプで目の当たりにした光景にため息?「勝負をさせないと」
2021年03月04日 20時30分
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スポーツ
DeNA、鉄腕エスコバーも来日未定…更に増していく石田の存在感
2021年03月04日 17時30分
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スポーツ
ヤクルト・村上、高橋由伸氏からの称賛を否定?「もっといい打者はいます」 世代トップの成績でも弱気なワケは
2021年03月04日 15時30分
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スポーツ
元巨人・井端氏、北村のせいで見知らぬ人に怒鳴られた?「お前何時だと思ってるんだ!」祝福が仇となった思わぬトラブルに驚きの声
2021年03月03日 21時30分
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スポーツ
阪神ドラ1・佐藤、大山を外してでも三塁固定した方がいい? 掛布氏の分析にファン納得「説得力がある」
2021年03月03日 20時30分
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スポーツ
レンジャーズ・有原の炎上は上原氏よりマシ? 建山コーチの主張に本人が応戦、「嘘だと思って調べた」驚きの声も
2021年03月03日 17時00分
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スポーツ
元巨人・槙原氏「なんでこんなの獲ってんだ」古田氏への第一印象を明かす 練習で非力さ露呈も、一転して苦手意識を抱いたワケは
2021年03月02日 20時35分
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スポーツ
元阪神・藤川氏、オリックス方針転換に苦言も「記事には一切書かれてない」と指摘 スタッフ不足を懸念? 勝手な決めつけに疑問も
2021年03月02日 17時00分
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スポーツ
ヤクルト・高津監督、廣岡トレードは事後報告だった? フロント主導で実現もブルペン陣は渡りに船か
2021年03月02日 11時05分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
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2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
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2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分