プロ野球
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スポーツ 2022年04月28日 18時35分
DeNA、コロナから復帰の桑原が躍動! チームに欠かせぬ“ガッツマン”の進化したハッスルプレー
ベイスターズの“ガッツマン”・桑原将志がコロナでの離脱を経て、26日に一軍登録。その日のジャイアンツ戦で定位置、1番センターでスタメン出場した。 復帰後最初の打席、2点ビハインドの場面ではボールを良く見極めフォアボールをゲット。5回のワンアウト一、三塁のチャンスには、ジャイアンツ先発・戸郷翔征の投じた147キロのインコースのストレートをタイムリーツーベースヒットに。この回一挙5得点のビッグイニングの起点となる貴重な一打だった。7回は吉川尚輝の打球にダイビングキャッチを試み、惜しくもボールはグラブからこぼれツーベースにしてしまったが、スタジアムからは激励の拍手が自然発生した。 27日にはここまでわずか1安打と打ち崩せずにいたジャイアンツ先発・CCメルセデス相手に5回、レフトへクリーンヒット。守備でも0-6と劣勢の9回の場面で、坂本勇人のセンターを襲った打球に対し臆せずダイビングキャッチでアウトにするなど、試合展開に関係なく緊張感を保ちプレーしている姿は、昨年5月にフライを打ち上げ全力疾走を怠ったプレーを胸に刻んでいる証でもあろう。 三浦大輔監督も桑原に「クワが塁に出ると盛り上がるムードメーカーでもあります。打線に勢いをつける意味でもリードオフマンに最適」と復帰後すぐに1番センターで起用した理由を説明。チームになくてはならない存在だと示唆していた。 ここまで打率は.234と、昨年の.310と比べると低いが、得点圏打率は.429と勝負強さを発揮。魅力は初球から振っていく積極打法ながら、フォアボールもすでに7つ選んでおり、盗塁も3個と走力でもアピール。チームの長打以外での得点に貢献している。守備でも球界屈指の守備範囲と球際の強さで、チーム内のライバルとはアタマ一つ抜けている印象だ。 昨年末はFA取得前に4年契約を結び「恩返ししたい」とフォア・ザ・チームを誓った桑原将志。進化したガッツマンは、諦めない姿勢と泥臭さでチームを引っ張る。 取材・文・写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2022年04月28日 16時30分
中日、Aクラスから一気に転落の危機? “首位打者”大島も長期離脱のピンチか、故障者大量発生に懸念相次ぐ
27日に行われた中日対阪神戦。「1-3」で中日が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが中日のプロ13年目・36歳の大島洋平の死球交代だった。 「1-2」と中日1点ビハインドの5回表2死二塁。同点機で打席に入った大島に対し、阪神先発・西勇輝が4球目に投じた144キロストレートが膝元へ。大島は両足を後ろに引いて避けようとしたが、ボールは右膝裏付近に直撃した。 地面に倒れ苦悶の表情を浮かべた大島は、駆け付けたトレーナーらの肩を借り立ち上がると、右足を引きずりながらベンチへ下がりそのまま交代。試合後の報道によると、立浪和義監督は大島が交代後に向かった病院で「骨には異常はない」と診断されたことを明かしたが、28日の出場可否については不透明だと説明したという。 >>中日・根尾、三振直後の一場面に驚き「相当珍しい」 怒りをヘルメットに八つ当たり? コンバートの影響指摘も<< 大島の負傷交代を受け、ネット上には「相当痛そうにしてたけど大丈夫なのか」、「不動の1番バッターの大島が怪我で抜けるとかなりマズいぞ」、「リーグ打率トップ(.354)の大島が長期離脱なら終戦だから本当に軽症であってほしい」と心配の声が相次いだ。 同時に、「大島交代の直後に勝野(昌慶)が怪我したのもショックが大きい」、「しれっと桂(依央利)の負傷まで判明しててもう辛すぎる」、「勝野、桂は抹消っぽいし、大島も回復長引く可能性あるしで今後が憂鬱でしかない」と、他の故障者を引き合いに出しため息をつくファンも多かった。 「28日の試合では大島が負傷交代した直後の5回裏2死三塁の場面で、先発・勝野昌慶が左脇腹の違和感を訴え緊急降板。さらに、試合後の報道では控え捕手・桂依央利が試合前練習で不在だったことを聞かれた立浪監督が『自打球がここ当たったでしょ。急所に。手術しないといけない』と、急所に手術が必要なレベルの怪我をしたと説明したことも伝えられています」 「1日で3名の故障者が出たのはチーム状況や起用法などが原因ではなく、あくまで各選手の不運が重なった結果だと思われます。ただ、理由はどうあれこれだけ一気に怪我人が出ると、今後の戦いに確実に悪影響が出ると肩を落としているファンも少なくないようです。なお、28日の報道によると勝野は左わき腹痛、桂は下半身に外科的処置を取ったことを理由にそれぞれ登録を抹消されており復帰時期は不明。大島は同日時点では抹消はされていませんが、患部の状況次第では一転して抹消される可能性はもちろんありますし、今回の死球で打撃フォームが狂い不振に陥るという展開もあり得なくはないでしょう」(野球ライター) 27日終了時点では「12勝11敗・勝率.522」でリーグ3位につける中日。だが、故障者続出の影響でここから一気に低迷する可能性もゼロではなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月27日 19時30分
巨人・岡本、打席での表情に実況驚き「何か言いたそうな目してる」 退場もあり得たと苦言も、三振直後の一場面が物議
26日に行われた巨人対DeNA戦。「4-6」で巨人が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが巨人のプロ8年目・25歳の岡本和真が見せた表情だった。 「2-0」と巨人2点リードの4回表無死。この回先頭の岡本は、DeNA先発・ロメロがカウント「2-2」から投じた外角高めのスライダーを見送る。しかし、球審・敷田直人審判はこの球をストライクと判定し、見逃し三振となった岡本は首をかしげながらベンチに下がった。 この直後、中継では見逃し三振のリプレー映像が流されたが、ストライク判定を受けた岡本は球が通ったコースを見つめながら「えっ?」というような呆然とした表情を浮かべる。この表情を受けた実況は「何かを言いたそうな目をしてますが…」と岡本の胸中を察していた。 >>巨人・原監督、外野の緊急補強を決断? 深刻な問題点が改善されないポランコ・ウォーカーにうんざりか<< この岡本の表情を受け、ネット上には「今の岡本の表情ヤバい、この世の終わりみたいな顔してた」、「ストライク取られたことを明らかに受け入れられてない」、「『このコースストライクはないよ』って不満がにじみでてる」と驚きの声が寄せられた。 同時に、「納得いかない気持ちは分かるがあんまり態度に出すなよ」、「大和みたいに退場食らうんじゃないかって見ててヒヤヒヤした」、「審判に向かってこの表情してたら大和パターンもあり得た」と、DeNA・大和を引き合いに出した苦言も多数見られた。 「敷田審判は3月29日・DeNA対中日戦4回表1死で、大和がフルカウントから見送った球をストライクと判定。これを受けた大和がバットで地面に線を引くような動作を見せるなど不服そうな態度をとったことを受け、敷田審判は即座に侮辱行為による退場を宣告しています。今回の岡本は呆然とした表情を浮かべた以外は特に何もアクションは起こしていませんが、ジェスチャーで不満を表したり、敷田審判に呆然とした表情を向けた場合は退場を宣告されていた可能性も否定はできません」(野球ライター) 岡本は26日終了時点で「.284・7本(リーグ1位)・20打点(同1位)」をマークしているチームの絶対的主砲。それだけに、リスクのあるような態度をとることは控えてほしいと考えているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月27日 18時30分
ロッテ小島和哉がピッチャー初のガムトレ導入!「自分のオリジナルガムを作っていただけることは本当に光栄」
千葉ロッテマリーンズは、株式会社ロッテ中央研究所の噛むこと研究部と共に、選手が好むガムの形状、硬さ、香味を選ぶ「ガムセレクト」を実施し、1人1人にカスタマイズした「プロフェッショナルガム」を提供することになったと発表した。 「プロフェッショナルガム」は東京歯科大学の武田友孝教授の監修に基づき、様々なプロアスリートに向けて提供しているガムになるという。トレーニングや試合中に「噛むこと」を通じて、アスリートたちを「噛むチカラ」でサポートすることが目的として開発されたもので、噛んでいる間の硬さ、味の持続性が特徴とのこと。 千葉ロッテマリーンズとの取り組みは2019年より始まり、今回で4回目の実施となる。今後も、ロッテ噛むこと研究部とともに選手たちのパフォーマンス向上のため、ガムを噛むことを日常に取り入れる「ガムトレ」を推奨していく。今回ガムセレクトを実施した選手は、昨年に引き続きキャプテンの中村奨吾内野手、藤岡裕大内野手、新たに小島和哉投手、平沢大河内野手、山口航輝外野手の3選手が加わり、計5選手となった。 なお、過去3回は全て野手への提供となっており、投手への提供は今回が初である。今回初めて提供を受けた小島は「今回初めてガムセレクトをさせて頂きましたが、投手としては初めてとういう事で本当に嬉しく思います。僕が選んだのは、硬さはミドルの板ガムタイプで味はブルーベリーをセレクトさせて頂きました。試合前のランニング中に走るリズムに合わせて、ガムを噛んでいます。また試合に入っても登板後、ベンチに戻ってきた際には必ずガムを噛んでいます。噛むことはとても重要だと思いますし、僕自身ガムを噛むことでリラックスできていると思います。自分のオリジナルガムを作っていただけることは本当に光栄です。今年一年噛み続けていきます!」とガムトレ宣言。この流れは来年以降も広まっていきそうだ。 また、ロッテ球団は植田将太捕手が26日、発熱したためPCR検査を行ったところ陽性判定を受けたことを発表。球団広報によると「現在、隔離療養を行っています。本件については、一般社団法人日本野球機構(NPB)事務局に報告し、所轄保健所や医療機関と連絡をとりながら対応を行います」としている。(どら増田 / 写真・球団提供)
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スポーツ 2022年04月27日 15時30分
日本ハム・新庄監督、守護神・北山に怒り?「内心呆れてそう」致命的ミス後の配置転換示唆が憶測を呼ぶ
26日に行われ、日本ハムが「2-3」で敗れたオリックス戦。試合後に伝えられた日本ハム・新庄剛志監督のコメントがネット上で話題となっている。 日本ハムはこの日9回裏を終え「2-2」と接戦を演じ延長戦に突入したが、延長10回に2番手として投入された守護神・北山亘基が先頭・伏見寅威への四球から無死二、三塁の大ピンチを招き降板。その後、後を受けた3番手・堀瑞輝が1死満塁で吉田正尚に決勝タイムリーを浴び試合に敗れた。 試合後、新庄監督は「1.0回1失点・被安打1・四球1」で敗戦投手となった北山について「今日の感じで変わってきますよ。また違う子がそのポジションを奪ってくるかもしれない」とコメント。前回登板の24日・ソフトバンク戦(1回2失点・被安打3・四球1)に続き失点を喫した北山の配置転換を示唆したという。 >>日本ハム・清宮の“棒立ち”に「酷すぎだろ」怒りの声 大怪我もあり得た? 捕球ミス後のプレーが物議<< 新庄監督のコメントを受け、ネット上には「ちょっと失点続いてるし一旦抑え外すのはアリ」、「疲労溜まってるっぽいし休ませた方がいい、今日なんか150キロ超の球が1球も無かったし」、「堀とか吉田(輝星)とか代役候補がいないわけじゃないしな」と同調の声が挙がった。 一方、「新庄監督は今日のミスに激怒してる説もありそう」、「2試合連続失点だけじゃなく、今日の試合で大ポカやったことも影響してるんじゃないか」、「あんなサインミスするようでは使いにくいって内心呆れてそうだな」と、この日北山が犯したミスも背景にあるのではと推測するコメントも多数見られた。 「同戦の北山は延長10回表無死一、二塁の場面で、一塁手・清宮幸太郎がバント警戒でチャージしていたためガラ空きとなっていた一塁になぜか牽制。ボールがファールゾーンを転々とする間に走者がそれぞれ進塁し、無死二、三塁と傷口を広げた直後に降板となりました。試合後の報道では新庄監督も『あれはサインミスしかないでしょ。ちょっと(コーチに)聞いてみます』と困惑した旨を明かしたことが伝えられていますが、このミスも配置転換を示唆した背景にあるのではとみているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 26日終了時点では今季成績が「9登板・3勝1敗1ホールド1セーブ・防御率2.45」となっている北山。新庄監督がこのまま抑えの座から外すのか、それとももう少し我慢して起用するのか要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月26日 19時30分
阪神・高橋、今季絶望の手術発表に怒りの声も「何回離脱したら気が済むんだ」 止まらない故障に“ガラスのエース”と揶揄も?
2018年のプロ入りから阪神でプレーし、昨季までに「44登板・14勝18敗1ホールド・防御率3.01」をマークしているプロ5年目・26歳の高橋遥人。26日、「左肘内側側副靱帯再建術」(トミー・ジョン手術)を受けたことを球団が発表した。 球団公式サイトはこの日、「高橋選手が『左肘内側側副靱帯再建術』を無事に終え、昨日4月25日(月)に入院していた病院を退院いたしましたのでお知らせいたします」と発表。また、「肘の状態が悪く、不安を取り除いて万全の状態にするために手術することを決断しました」という本人のコメントも掲載されている。 >>阪神、小川の故障離脱で矢野監督に批判「雑な使い方するせいだ」 開幕からの起用法に問題アリと指摘も<< 高橋は昨年11月に左肘のクリーニング手術を受けたが、今年2月の春季キャンプで左肘の違和感を訴え、その後はノースロー調整が続いていた。それでも回復が思わしくないことから今回トミー・ジョン手術に踏み切ったものと思われるが、同手術は一般的に復帰まで1年半ほどかかるとされているため、今季はおろか来季開幕にも間に合わないことが予想される。 高橋の手術発表を受け、ネット上には「高橋トミージョン受けたってマジかよ…」、「春季キャンプ以降あんまり音沙汰なかったけどそんなに状態悪かったのか」、「今後の回復次第だけど、下手したら一軍で見れるのは再来年になるんじゃないか」と落胆の声が寄せられている。 一方、「高橋には悪いけど、ガッカリよりも怒りの気持ちが強いわ」、「少し前は左肩、最近は左肘…一体何回故障離脱したら気が済むんだ」、「過ぎたことを悔やんでもしょうがないとはいえ、これだけ毎年離脱が続くと怪我をしない努力を怠っていたのではないかとさえ思う」といった失望の声も多数見られた。 「高橋はプロ1年目の2018年から昨季まで、左肩コンディション不良(2018,2020)、右脇腹筋挫傷(2021)、上肢コンディション不良(2021)、左肘違和感(2021)と毎年のように故障に見舞われている投手。『7登板・4勝2敗(うち完封勝利2回)・防御率1.65』という昨季成績からも分かる通り実力は確かなのですが、その実力が度重なる故障で満足に発揮されない状況が長引いていることで『もう戦力として計算はできない』と愛想を尽かしているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 一部からは「これだけ怪我するってことは、投球フォームに致命的な問題があるのでは」という見方もされている高橋。“ガラスのエース”とやゆされてもいる左腕がここから復活を遂げることは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について阪神タイガースの公式サイトよりhttps://hanshintigers.jp/
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スポーツ 2022年04月26日 17時35分
オリックス敗戦も福田周平、吉田正尚らがロッテ佐々木朗希攻略で打線に復調の兆し!
【オリックス・バファローズ 成績 4.19-4.24】対 福岡ソフトバンクホークス大阪・京セラドーム大阪4月19日●オリックス(山本) 0-3 (石川)福岡ソフトバンク○4月20日○オリックス(宮城) 3-2 (和田)福岡ソフトバンク●4月21日○オリックス(田嶋) 3×-2 (千賀) 福岡ソフトバンク●※延長11回対 千葉ロッテマリーンズ大阪・京セラドーム大阪4月22日●オリックス(山崎福) 0-4 (ロメロ)千葉ロッテ○4月23日○オリックス(山岡) 3×-2 (石川)千葉ロッテ●※延長11回4月24日●オリックス(山崎颯) 3-6 (佐々木朗)千葉ロッテ○※(カッコ)内は先発投手※24試合11勝13敗、リーグ4位。首位の東北楽天と4.5ゲーム差(4月25日現在) 今週は本拠地、京セラドーム大阪6連戦。 まず、ソフトバンクとの3連戦では、初戦に昨年から18連勝中の山本由伸が先発するも、打線がソフトバンク先発の石川柊太を攻略できず、味方のエラーなどもあり、0-3で敗戦。山本の連勝記録も途絶えた。 山本は「調子自体は悪くなかったと思いますし、立ち上がりはしっかりと自信を持って投げられていたと思います。なんとか相手に流れを渡さないようにと思って投げていましたが、先制点を与えてしまったところが悔しいです」とコメント。中嶋聡監督は「いつも通りだと思います。苦しいピッチングをさせてるなとは思いますよね。なかなか点が入らないですし、そこに関しては1点もやれないという苦しさもあるでしょうし。申し訳ないと思ってはいますけど、これで野手たちがどれだけのことを思ってくれるかだと思うんでね。これで、のほほんとしてるメンバーがいるとしたら、出る資格がないので、そこは何とかカバーしてほしい」と野手陣に奮起を促した。 2戦目は宮城大弥が好投を見せて今季初勝利。宮城は「立ち上がりはボールが高く浮いてしまっていました。それでもホームランの後、すぐ切り替えてそれ以降をしっかりと抑えることができたところはよかったと思います。ランナーを出してしまった後のフォアボールなど、細かい部分でまだまだ課題もあるので、もっといいピッチングをしていけるようにしっかりと修正していきたいと思います。なかなか勝てない時期が続いていたのでうれしい」と語っている。 3戦目は田嶋大樹が先発として粘りのピッチングを見せるも、打線がソフトバンクのエース千賀滉大からなかなか打てず。その千賀を最終回に捕まえて、吉田正尚の同点タイムリーで追いつくと、延長11回、紅林弘太郎がプロ初のサヨナラ打を放ちオリックスが連勝。紅林は「めっちゃうれしいです。(福田)周平さんと西野(真弘)さんがいい流れを作ってくれたので、自分もいい流れに乗っていけました。打席ではあまり考え過ぎず、真っすぐ系を狙って、来た球を弾き返そうと思った。抜けてくれ!と思って走ってました。(3連戦で出た)ミスを取り返したかった」と振り返った。 2カード連続で勝ち越して迎えたロッテとの3連戦。初戦は山崎福也を打線が援護できず敗戦。2戦目は山岡泰輔が粘りのあるピッチングを見せたが、両チームともに点は入ってもタイムリーが出ないという重い雰囲気に包まれる中、延長10回に1点ずつ取り合うと、続く11回、伏見寅威がセカンドへ強烈なゴロを飛ばすと、ロッテのセカンド中村奨吾がファンブル。その間に、三塁ランナーの来田涼斗が好走塁を見せてサヨナラのホームイン。オリックスが勝利を収めた。 試合後、来田は「風岡(尚幸、三塁コーチャー)さんにGO!と言われた時点で、僕も行く気満々だったんで、ホントにセーフになれと思って走ってました。とてもうれしかったです。それまでけっこう苦しんでたんで、どうにかして後ろにつなげようと思って打席に立ちました。最初、とても緊張してたんですけど、だんだんと慣れていって、最後に自分の良さが出て良かった」と振り返っている。 1勝1敗で迎えた3戦目、ロッテの先発は前回10日の試合(千葉・ZOZOマリンスタジアム)で、完全試合を達成した佐々木朗希。佐々木朗は17日の日本ハム戦(ZOZOマリン)でも8回をパーフェクトでマウンドから降りており、連続無安打(もちろん無四球)記録を継続中。その姿をひと目見ようと、スタンドには今シーズン最多の観客が詰めかけ、東京から来るマスコミの姿も多数見られた。 そんな期待を初回の初球から、オリックス先頭の福田周平がライト前へ運び打ち砕く。福田は「160キロでも150キロでもスピードは違えどもベース板を通るというのは全員一緒なので、佐々木君の場合は、みんなより早くタイミングをとって、その真っすぐを弾き返せる感じというものを作るべきだと思っていた」と佐々木朗対策を語った。 吉田正も佐々木朗相手にタイムリーを含む2安打1四球。吉田正は「打撃コーチから『(バットを)短く、少し二握りぐらい短く持っていこう』というところで、みんなで徹底していた」と、チームで佐々木朗対策が徹底されていたことを明らかにした。 この試合は惜しくも敗れはしたが、2ケタ10安打と打線が奮起し、平均打率がようやく.200に乗った。昨年活躍したが現在は絶不調の杉本裕太郎にもヒットが出るようになってきており、宗佑磨や紅林の当たりも悪くはない。ようやく打線に明るい兆しが見えてきたのは間違いない。(どら増田 / 写真・Rinco)
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スポーツ 2022年04月26日 15時30分
日本ハム、新庄監督の起用方針が物議「本人のためにはならない」 外野手・万波の一塁コンバートが不安視されるワケ
2019年のプロ入りから日本ハムでプレーし、昨季までに「51試合・.192・5本・13打点」といった通算成績を残しているプロ4年目・22歳の万波中正。26日に伝えられた新庄剛志監督のコメントがネット上で話題となっている。 報道によると、新庄監督は25日に応じた取材の中で「一塁の競争も面白いかなと。外野の競争と一塁の競争。意外と器用だから」と、外野が本職の万波を今後一塁でも起用する可能性を示唆。「淺間君みたいに外野も内野もできる器用さがあれば、調子が落ちてきた一塁の子に対してポンとはめられる」と、プロ8年目・25歳の外野手・淺間大基のようなプレーを期待したという。 新庄監督は23日・ソフトバンク戦でこれまで一塁未経験だった淺間をサプライズで一塁起用したが、淺間は1回表1死二塁で中村晃が放った強烈なライナーを難なく捕球するなど安定した守備を見せている。新庄監督はこの淺間の活躍を受け、同じく一塁未経験の万波も一塁にコンバートさせ起用の幅を広げようとしているようだ。 >>日本ハム・清宮の“棒立ち”に「酷すぎだろ」怒りの声 大怪我もあり得た? 捕球ミス後のプレーが物議<< 新庄監督のコメントを受け、ネット上には「先日の淺間に続いて万波も一塁で試すのか」、「淺間は割と一塁守備こなせてたし、万波も意外な適性を見せてくれるかもしれん」、「外野は近藤(健介)、松本(剛)が2枠埋めてるし、他ポジションで可能性探るのは万波本人にとってもいいのでは」と期待の声が挙がった。 一方、「三塁守備あんまりだった万波が一塁守れるとは思えない」、「捕るだけならいけるかもしれないけど、状況判断がかなり不安」、「守備負担が増加することで打撃が落ちる危険性もあるし本人のためにはならないのでは」とコンバートに否定的なコメントも多数見られた。 「万波は今季開幕前に一時三塁にコンバートされていましたが、2月27日のオープン戦・広島戦で失点につながる判断ミス(三ゴロ野選)を犯し、この試合を最後に外野に戻されています。今季の万波は『.154・4本・9打点』と低打率ながらリーグ2位の本塁打数を記録していますので、新庄監督はこの打棒をできるだけ活かしたいとして一塁適性を探ろうとしているものと思われますが、三塁時代のようなミスが相次ぐのでは不安視しているファンも少なくないようです。また、一塁は外野に比べ守備機会が多くその分負担も増すため、コンバートは打撃にも悪影響を及ぼすリスクもあるのではという見方もされています。ただ、2018年オフ~2019年開幕直後にかけ三塁としてプレーした経験を持つ淺間が一塁を無難にこなせた点を踏まえると、万波も一塁をはじめとした内野守備練習に相応の時間を割けば適応の目もあるとは思いますが…」(野球ライター) 26日の報道によると、既に一塁練習を開始しているという万波。「練習すればね、うまくなるから。守備に関しては。守備はやればやるほどうまくなる」と成長に期待を寄せた新庄監督の構想は果たして吉凶どちらに転ぶのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年04月26日 11時05分
阪神、“次世代エース”西の投入は早すぎる? 一軍合流の裏に深刻な事情、当初の育成方針も狂ったか
阪神の「育成力」が問われるだろう。4月28日中日戦、「2019年のドラフト1位投手」の先発が予定されている。西純矢だ。厳密に言えば、未成熟な若武者を先発マウンドに送り込まなければならない状況にある。しかし、彼のポテンシャルの高さを考えれば、低迷するチームに希望を与えてくれるかもしれない。 「その日、中日の先発投手は高橋宏斗(20年ドラフト1位)で間違いありません」(名古屋在住記者) 4月25日のことだ。首脳陣から指名を受けた若手投手陣が軽めの練習を行ったが、小川一平の一軍登録抹消も知らされた。「右肘の張り」とのことだが、前回20日のDeNA戦では7回無失点と好投している。伊藤将司、藤浪晋太郎らの新型コロナウイルス感染に伴う代役ではあったが、阪神ナインにも動揺を与えたはずだ。 >>阪神、小川の故障離脱で矢野監督に批判「雑な使い方するせいだ」 開幕からの起用法に問題アリと指摘も<< その25日の練習から一軍に加わったのが西だった。 西は昨季6月以来の一軍マウンドとなる。 「昨年5月のヤクルト戦でプロ初登板を果たし、見事に勝利しました。6月にもう一度、先発登板のチャンスをもらいましたが、敗れています。一軍に残して実戦の中で育てても良かったんですが、将来のため、二軍にみっちり鍛え上げた方がいいということになったんです」(球界関係者) 19年ドラフト会議と言えば、佐々木朗希、奥川恭伸が注目を集めていた。 「阪神は奥川を1位入札し、その抽選に外れた後、西を指名しました。佐々木、奥川は突出していましたが、将来性では他球団も西を高く評価していました」(在阪記者) 将来性、チームのためにあえて二軍で鍛え直すと選択した以上、28日の登板ではチームの育成力が問われる。5勝20敗1分と苦しむチーム状況を考えると、「内容」だけではなく、「結果」も求められるだろう。 「西は高校時代から派手なガッツポーズを見せていました。勝てば、低迷するチームの雰囲気も一掃してくれるのでは」(前出・同) 西が登板するファーム戦を全て見たわけではないが、ガッツポーズは封印していたようだったが…。 他球団だが、岡山・創志学園高校時代を知るスカウトマンがこう言う。 「感情の起伏が激しいところもありました。うまくいかないとイラッとし、それが投球にも悪影響を及ぼしていました。精神面でも成長できていれば、きっと…」 ヤクルトに敗れた23日だった。「13・5」という数字が重くのしかかっていた。この数字は同時点での首位巨人とのゲーム差だが、阪神には13ゲーム差をひっくり返されて優勝を逃した“08年のトラウマ”もある。以来、「13ゲーム差までは逆転可能」とするヘンな目安みたいなものも浸透しており、その圏外に脱落してしまったのである。 西の先発が決定的となった4月25日時点での巨人とのゲーム差は「12・5」。圏内に復活した。一軍練習日に矢野燿大監督の姿は確認できなかったが、次世代のエース候補を何がなんでも勝たせてやらなければならない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年04月25日 20時30分
阪神、小川の故障離脱で矢野監督に批判「雑な使い方するせいだ」 開幕からの起用法に問題アリと指摘も
2020年のプロ入りから阪神でプレーし、昨季までに「40登板・1勝0敗2ホールド・防御率3.83」をマークしているプロ3年目・24歳の小川一平。25日、故障のため登録を抹消されたと報じられた。 報道によると、小川は25日に本拠地・甲子園で行われた投手指名練習に参加し、キャッチボールやランニングなどのメニューを消化。ただ、球団は練習終了後、小川が右肘の張りを訴えたため登録を抹消したことを発表したという。 今季の小川は24日終了時点で「6登板・0勝2敗・防御率4.38」をマーク。直近で登板した20日・DeNA戦では「7回無失点・被安打2・四球2」の好投を見せたため、次回登板予定の27日・中日戦でも試合を作る投球が期待されていた。 >>阪神・矢野監督に「みっともない」批判相次ぐ 昨季に続く失言? 好投した巨人・赤星へのコメントが物議<< 小川の故障離脱を受け、ネット上には「小川故障で登録抹消ってマジかよ…」、「せっかく先週いい仕事してたのに残念過ぎる」、「今日の練習中に何が起こったのかは分からないけど、とにかく軽症であることを祈るしかない」と落胆の声が相次いだ。 同時に、「これ矢野監督が役割コロコロ変えたせいだろ」、「先発、中継ぎどちらもさせてた無理が祟ったんじゃないか」、「先発から中継ぎ、中継ぎからまた先発って雑な使い方するからこういうことになるんだ」と、矢野燿大監督ら首脳陣を責めるコメントも多数見られた。 「今季の小川は3月26日・ヤクルト戦、4月2日・巨人戦で先発起用されましたが、ブルペンが不安定なことから中継ぎに配置転換され、8、9日の広島戦で連投。その後、同僚・伊藤将司の新型コロナ感染を理由に先発に再転換され13日・中日戦、20日・DeNA戦に投入されています。このこともあり、今回の小川の故障離脱について、首脳陣が中途半端な起用を続けたせいではと憤っているファンもいるようです。なお、一般的に先発と中継ぎは調整法や登板時の力配分が異なるため、役割を頻繁に変えての起用は故障・不振を招くリスクも小さくないとされています」(野球ライター) 西勇輝、小川、西純矢が先発予定だった対中日3連戦を前に思わぬアクシデントに見舞われた阪神。25日19時時点で、小川の代役をどの投手が務めるのかは特に伝えられていない。文 / 柴田雅人
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巨人田口・ヤクルト廣岡のトレードに藤川氏ら球界OBが期待 ファンは驚きも両球団には勝算アリ?
2021年03月01日 20時50分
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楽天・マー君、2試合連続失点も元監督は太鼓判 今後の復調を確実視するワケを語る、優勝の可能性も十分?
2021年03月01日 19時30分
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DeNA、外国人選手の来日が不透明な状況に…チャンス拡がる大砲・細川にかかる期待
2021年03月01日 17時30分
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巨人・秋広に元木ヘッドが「おかしいでしょ」 新人なのにコーチを酷評? 超生意気発言にファンも驚き
2021年03月01日 17時00分
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楽天と日本ハムでトレード成立!支配下登録されたばかりの池田「一つ上のレベルの野球が出来るようになった」
2021年03月01日 11時15分
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スポーツ
中日、今季はメモリアルイヤーも優勝する気ナシ? 主力のスロー調整は若手育成にも悪影響か
2021年03月01日 11時00分
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スポーツ
辞職したマリナーズ球団社長以上に大炎上 ファンから猛バッシング、球界の未来も変えた? 巨人首脳が発した伝説の失言
2021年02月28日 11時00分
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スポーツ
阪神ドラ1・佐藤が“21世紀最高記録”を塗り替える? 実戦打率4割超の逸材、村田・高山らを上回るためのカギは
2021年02月27日 11時00分
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スポーツ
阪神・岡田元監督が藤川氏に「お前もう先発失格!」 リリーフ転向の真相を明かし反響、とどめを刺したのは大豊?
2021年02月26日 19時30分
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スポーツ
ソフトB・小久保ヘッド、期待の若手に「一番悪い時のパターン」と苦言 “打率10割”と結果残すも、愛弟子の課題を厳しく指摘
2021年02月26日 17時00分
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スポーツ
4年連続日本一のソフトBに唯一無二の弱点が! 千賀・東浜以上に状態は深刻? 対外試合の意味深投球は首脳陣の作戦か
2021年02月26日 11時00分
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スポーツ
清原和博氏、伝説の“一塁号泣”の真相を明かす 嬉し涙では無かった? まさかの原因に東尾元監督も驚愕
2021年02月25日 19時30分
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スポーツ
DeNA・桑原が滑り込みで1軍へ!「右の俊足」の希少性を武器にチャンスを活かす
2021年02月25日 17時30分
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巨人ドラ1・平内、対外試合炎上は菅野のせい? 堀内元監督の持論に賛否、マー君の後輩と比較する声も
2021年02月25日 17時00分
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DeNA・三浦監督、機動力強化が不発でも余裕を見せるワケ シーズンの行く末は前巨人・田中次第?
2021年02月25日 11時10分
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DeNA・大和「いちいちつっかかってくんな」怒りのインスタ投稿? 原因は道具への“難癖”か、ファンから同情の声も
2021年02月24日 18時30分
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巨人ドラ5・秋広、対外試合で好調も歴史的抜擢は厳しい? コーチは打撃絶賛もチーム事情に問題アリか
2021年02月24日 11時50分
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スポーツ
中日・大野の五輪代表入りは当確? 稲葉監督との意味深なやり取り、その裏にある不安要素とは
2021年02月23日 17時30分
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スタメン落ちのオリックス選手が指揮官に激怒「家族も皆見に来てる!」 伊原元監督が造反を受けた打者を明かす
2021年02月22日 19時30分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分
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2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
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2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分