プロ野球
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スポーツ 2021年07月18日 11時00分
阪神ファンの過激行為に「そこまで言わんでええやろ」とドン引き? 元日本ハム・片岡氏が“新庄恥を知れ事件”の裏話を明かす
野球解説者の片岡篤史氏(元阪神)が15日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言がネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の動画で片岡氏は、現役・日本ハム時代に5度(1993,1997-2000)、阪神時代に1度(2002)出場した経験を持つプロ野球オールスターの思い出をテーマにトーク。選出された際に球団から祝い金が贈られたという話や、不選出に終わった場合のオールスター期間中の過ごし方などを語った。 その中で、片岡氏は当時プロ6年目・28歳の1997年オールスターに参加した際、敵軍の阪神・新庄剛志氏が阪神ファンから罵倒を受ける光景を目の当たりにしたと語る。片岡氏によるとファン投票で選ばれた新庄氏はこの時成績不振だったというが、その新庄氏に対してスタンドの阪神ファンは「恥を知れ」というボードを掲げて侮辱したり、「コラァ新庄!」とやじを飛ばしたりしていたという。 味方であるはずの阪神ファンから罵倒される新庄氏の姿を見た片岡氏は、「そこまで言わんでええやろ…」と阪神ファンの振る舞いに不快感を覚えたという。また、オールスターに参加していた他のパ選手からも「おいセ・リーグ大変やな」、「新庄もあっこまで言われたらかわいそうやな」と同情の声が挙がっていたと語った。 >>阪神ファンからの酷いヤジを明かしファン驚愕 「コラ豚!」大久保氏が受けた常識外れの行動は直近にも<< 片岡氏の発言を受け、ネット上には「自分達が投票した自軍選手を本番で貶めるとは信じられない」、「その話覚えてるな、確か一部ファンが不振の新庄への当てつけに応援をボイコットしたんだよな」、「あの時の阪神ファンはグラウンドにメガホンやペットボトルを投げ込んだりしてた記憶もある」、「その年のオールスターは同じ阪神ファンとしてみっともないと思って見てたけど、敵側の選手も同じ気持ちだったのか」といった反応が寄せられている。 「新庄氏は1997年オールスターに外野部門のファン投票2位(43万296票)で選出されましたが、オールスター出場時点で打率『.217』と絶不調。当時の阪神ファンはそのような状態の選手がオールスターに出ることが許せなかったのか、いざ迎えた試合ではスタンドに『こんな成績で出場するな。恥を知れ』という横断幕を掲げたり、新庄氏の打席では鳴り物応援をしなかったりといった形で不満をぶつけました。当時の報道ではオールスターでの応援ボイコットは前代未聞であるということや、新庄氏が『何とも言いようがないですよ』、『オールスターでこうなるとは思っていなかったです』と複雑な心境を吐露したことも伝えられています」(野球ライター) 新庄氏は2006年の引退会見で、1997年オールスターでの屈辱について「あの時のショックな気持ちはいまだに忘れない」と語っている。時間がたっても忘れがたいほどのショッキングな仕打ちは、片岡氏ら他選手の目にも異様に映ったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について片岡篤史氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCSFE1o0ihc5mfODf2FybeuA
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スポーツ 2021年07月17日 11時00分
阪神・矢野監督の号泣インタビューに「泣くところではない」 球界OBが致命的弱点を指摘、巨人とのマッチレースにも暗雲か
野球解説者の中西清起氏が14日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言が、ネット上の阪神ファンの間で物議を醸している。 今回の動画で中西氏は、6~14日の9連戦で「4勝5敗」と負け越した阪神の戦いぶりをテーマにトーク。6日・ヤクルト戦で起こったサイン盗み騒動への見解や、11日・巨人戦で目についたもったいないプレーなどを語った。 その中で、中西氏は12日・DeNA戦後に矢野燿大監督が涙を見せたことについて言及。同戦の阪神は9回表まで「0-3」と劣勢だったが、9回裏に一挙4点を挙げサヨナラ勝ち。試合後にインタビューに臨んだ矢野監督は目を赤らめ、一時言葉を詰まらせながらも「いやもう、全員の気持ちだと思います」と選手たちを称えた。 >>阪神・矢野監督の涙に心配の声「精神崩壊してない?」 劇的勝利後のインタビューが物議、相次ぐ逆風への苦悩は深刻か<< ただ、この矢野監督の涙に対し中西氏は「まだ泣くところではない」と、前半戦の段階で監督がとるような行動ではないとコメント。「それ(泣く)よりも選手に『8回まで何してたんだ』、『もっと攻めていかなきゃいけないだろ』っていうような(ことを言うべきだった)」と、8回まで劣勢をしいられた点を反省するべきだったと指摘した。 中西氏は続けて「原(辰徳巨人)監督とかそのへんに比べたら(精神面が)まだまだこれから(という印象)」と、矢野監督は原監督ら経験豊富な他監督に比べるとまだ精神的にもろいところがあると指摘。その上で、「矢野監督とはいろいろ会話したり(して)心中も察してる。(だけど)頑張ってほしいから言ってる」、「(五輪で中断する8月)12日まで休んでしっかり英気を養って、新たにスタートを切ってもう一度(巨人に)ゲーム差を放すような勢いで(いってほしい)」と後半戦の采配に期待を寄せた。 中西氏の発言を受け、ネット上には「変なケチをつけるなよ、それぐらい1つの勝利にかけてるってことだろ」、「サヨナラの後はグチグチ文句言うより、素直に喜びを表した方が選手のモチベーションにもいい気がする」、「勝ったのにこんな叩かれ方をされたら矢野監督もたまったもんじゃないな」と苦言や批判が寄せられている。 一方、「泣く暇があるなら選手の尻を叩けって言い草は分からなくもない」、「確かに精神的に未熟な面は直す必要があると思う、原監督とかが試合後に泣いてるところ見たこと無いし」、「首位に立ってるとはいえ、投打で不安を抱えてて余裕は無いからなあ」と理解を示すコメントも複数見受けられた。 「阪神は14日終了時点で『48勝33敗3分・勝率.593』と、2位巨人に2ゲーム差をつけて首位に立っています。ただ、チーム打率はリーグ5位(.251)、救援防御率はリーグ6位(4.09)と投打に課題を抱えており、7月は『5勝8敗』と失速気味。後半戦もこの調子だと巨人に抜かれるのも時間の問題となってしまうため、矢野監督には今後勝っても負けても毅然とした態度で選手の気を引き締めてほしいと考えているファンも少なくはないようです。矢野監督は今季が監督歴3年目(優勝0回・Aクラス2回・Bクラス0回)でセ・リーグでは中日・与田剛監督(優勝0回・Aクラス1回・Bクラス1回)と並び2位タイの長さなのですが、1位の原監督(監督歴15年目/優勝9回・Aクラス13回・Bクラス1回)には経験・実績ともに遠く及ばず。この差をどのように埋めるのかは今後の注目点といえそうです」(野球ライター) 巨人に今季最大の8ゲーム差をつけた6月18日(終了時点)から、約1カ月で6ゲーム差を詰められている阪神。このまま後半戦で追い抜かれるのか、それとも再び突き放せるかは矢野監督の振る舞いにもかかっているのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について中西清起氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCMokupGPVCIvM99XLMnKbQQ
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スポーツ 2021年07月16日 17時00分
侍ジャパン・稲葉監督の発言に驚きの声「金メダルは絶望」山本の起用法はまだ決まっていない? 過去の経験が判断に影響か
侍ジャパン・稲葉篤紀監督が、15日放送の『ニュースウオッチ9』(NHK総合)にVTR出演。番組内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 番組では稲葉監督が7月28日に野球競技の開幕が迫る東京五輪へ向けた戦略などを語るVTRを放送。1番・2番打者を中心とした攻めの作戦や、楽天・田中将大の開幕戦起用の可能性について語った。 その中で、稲葉監督はオリックス・山本由伸の起用法について言及。山本は今季前半戦を終えた14日終了時点で「9勝5敗・防御率1.82・121奪三振」と勝利数、防御率、奪三振数の3部門でリーグトップの数字を残しているが、稲葉監督は「(実力は)間違いなく球界の中でもトップクラス。状態の方も含めて」と好調ぶりを評価した。 ただ、五輪での起用法については「どこで投げてもらうかというのは我々の中でも非常に議論になっていて、『先発に回った時にどういうプランがある』、『8回に山本投手が行った時にどういうプランがある』(など)、今すごく話し合いをしてる」とコメント。先発・リリーフどちらで起用するのかはまだ決まっていないと明かした。 稲葉監督の発言を受け、ネット上には「開幕戦までもう2週間切ってるのにまだ決まってないとは思わなかった」、「は? 先発でこれ以上無いくらい結果出してるのになんで悩んでるの?」、「代表でもトップクラスの先発のリリーフ起用を考えてるのはビックリ」、「投手三冠の山本を中継ぎに回すかもって一体何を考えてるのか」と驚きの声が寄せられている。 同時に、「そもそも不調の先発が何人かいるのに山本をリリーフに回す余裕があるのか?」、「まさか稲葉監督は山本よりも大野や千賀を優先しようとしてるんじゃ…」、「もし好調の山本をリリーフ、不調の大野・千賀を先発とかやったら金メダルは絶望的、だから稲葉さんは今すぐ考えを改めるべき」と、侍ジャパンメンバーである中日・大野雄大やソフトバンク・千賀滉大の名を絡めた批判も複数見受けられた。 >>ソフトB・千賀の大炎上は侍ジャパンのせい?「壊れたら責任取れるのか」追加招集直後の乱調で稲葉監督に批判<< 「東京五輪に臨む侍ジャパンには今季主に先発を務める投手が7名招集されていますが、山本は勝利数・奪三振数が7名中1位で防御率も同2位。代表のエースと言っても全くおかしくないほどの数字を残している中、リリーフ起用も検討しているという稲葉監督の言葉に驚いたファンは少なくないようです。稲葉監督は前回の国際大会であるプレミア12で同年に一度もリリーフ登板がなかった山本を5試合で起用していますので、今回の東京五輪でもセットアッパー、もしくはロングリリーフとして運用しようと考えているのかもしれません。ただ、千賀(1勝1敗・防御率10.80・4奪三振)や大野(3勝7敗・防御率3.59・73奪三振)など現在不調の先発も複数名抱える中、絶好調の山本をブルペンに回すようでは金メダルはつかめないと稲葉監督に再考を求める声も見られます」(野球ライター) プレミア12では防御率「1.80」と、不慣れなリリーフでも安定した投球を見せチームの優勝に貢献した山本。その山本を稲葉監督が先発・リリーフどちらで起用するのかはしばらくの間ファンの間で議論となりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月15日 19時30分
阪神・佐藤、三振のイライラを八つ当たり? ベンチ内での行動が物議「ここ最近おかしいこと続き」と心配の声も
14日に行われた阪神対DeNAの一戦。「4-3」でDeNAが勝利したこの試合で、阪神・佐藤輝明が見せた行動がネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「1-4」と阪神3点ビハインドで迎えた8回裏の行動。阪神はこの回DeNA2番手・山崎康晃を攻め2点を返すと、なおも2死満塁のチャンスで佐藤が打席に。同時にマウンドに上がったDeNA3番手・砂田毅樹からの同点・逆転打に期待が集まったが、5球目のストレートに空振り三振を喫し走者をかえせなかった。 8回裏終了直後、中継カメラはうつむきながらベンチに下がっていく佐藤の様子を映し出す。ベンチに下がった佐藤は悔しさが抑えられなかったのか、持っていたバットを地面に突き差すようにたたきつける。さらに、バットだけでなくヘルメットもベンチの座席にたたきつけた。 >>阪神・佐藤は「休ますな、ヘロヘロになるまで」 川藤氏が“後半戦フル起用”を主張し物議、矢野監督は真逆の方針?<< 佐藤の行動を受け、ネット上には「悔しい気持ちは分かるが、それを道具にぶつけるのはプロの態度ではない」、「物に当たっても野球は上手くならないし、無駄な怪我のリスクもあるから二度としないでほしい」、「そんなみっともないことするな、チームの雰囲気を悪くするだけなんだから」といった苦言や批判が寄せられている。 一方、「先日は審判にも刃向かってたしちょっとメンタルが心配」、「半月前は誰が見ても分かる三振に抗議、今日はバット叩きつけってここ最近おかしいこと続きだな」、「審判や道具に不満をぶつけてるあたり、三振が多いことに思い悩んでるのかも」と、直近の問題行動を絡めたコメントも複数見受けられた。 「佐藤は6月30日・ヤクルト戦でも、試合中の振る舞いがファンの間で物議を醸しています。佐藤は同戦の1回裏にワンバウンドの球に手を出し空振り三振を喫した際、右手を振るジェスチャーを交えながらファールだと審判に抗議するも受け入れられず。その後は審判を1秒ほどにらみつけた後、不服そうな表情でベンチに下がりました。佐藤の空振りは落ちる球からボール3個分ほど上を振った明らかな空振りだったため、ファンからは『かすっても無いのに抗議した理由が分からん』、『審判を騙してまで三振を逃れたかったのか?』と困惑の声も挙がっていたのですが、今回の行動を受けて三振がかさんでいる現状に苦悩しているのではと推測しているファンもいるようです」(野球ライター) 14日終了時点での三振数は、1999年の福留孝介(中日)と並ぶ歴代新人最多タイの「121個」となっている佐藤。試合後、矢野燿大監督から「結果を受け止めて、どう前に進んでいくかだけしかない」と奮起を促されたことも伝えられているが、同戦の悔しさを後半戦にぶつけることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月15日 17時45分
DeNA、坂本&今永が三嶋のリベンジをアシスト! “福岡っ子”の絆で前半戦を連勝でフィニッシュ
“マルテの3球目”。12日ベイスターズVSタイガース戦後のTwitterで、一時トレンド入りするほどの話題となったワードだ。あと一人、あと一球の場面でベイスターズの守護神・三嶋一輝が、タイガースのマルテに投じた外角いっぱいの最高のストレートが決まったが球審・芦原英智の手は上がらなかった。この一球から後のサヨナラ負けにつながっていっただけに、インパクトの大きな一球となった。 劇的勝利で波に乗り、99%が本拠地のタイガースファンが占める甲子園...不安要素たっぷりの2戦目で「逆にモチベーションになった」と先発左腕・坂本裕哉が燃えた。鋭く落ちるチェンジアップと、右バッターのインコースを強気に攻めるクロスファイヤーで、自己最長となる7回を1失点。4月23日に泥沼の10連敗でもがき苦しんでいたチームを救う快投を見せた甲子園で、再び流れを変える大きな勝利を手に入れる立役者となった。 3戦目は復活の絶対エース・今永昇太がマウンドへ。日頃からアドバイスを送る後輩の坂本に続くべく、持ち味の強いストレートと、スライダー&チェンジアップのコンビネーションでタイガース打線を翻弄。牽制でランナーを刺すなど冷静な面も持ち合わせた貫禄のピッチングで、7回1失点10奪三振と圧倒した。 8回にセットアッパー・山崎康晃が2失点し、4-3と追い上げられた場面で13日に今シーズン初めてベンチを外れた三嶋が満を持して登場。独特の雰囲気の中、いつもに増して気合十分のストッパーは、フォアボールで一人ランナーを許したものの、この日ホームランを放ち、12日にもタイムリーを浴びているイヤな近本光司に対し、一昨日打たれた同じフォークボールで勝負。打球は力ないショートフライとなり、見事にリベンジを果たすことに成功した。 嫌なムードを払拭した坂本に、さすがのピッチングで圧倒した今永。両左腕のバトンをフィニッシュへとつなげた三嶋。3人の福岡っ子の絆で前半戦を連勝で終えることができたベイスターズは、スッキリとオリンピックの中断期間に入り後半戦スタートの8月14日を見据える。 写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2021年07月15日 17時00分
巨人・原監督が選手に「かばいようがない」発言でファン怒り 裏目継投の“責任転嫁”に批判、五輪中断中のトレード補強を求める声も
14日に行われた巨人対ヤクルトの一戦。「11-7」でヤクルトが勝利した試合後に伝えられた巨人・原辰徳監督のコメントが、ネット上の巨人ファンの間で物議を醸している。 巨人は山口俊が先発を務めたが、「1.2回4失点(自責3)・被安打4・与四球3」と制球に苦しみ早々に降板。これを受けた原監督は前半戦ラストゲームということもあってか、その後8投手をリリーフとしてつぎ込む総力戦を敢行。巨人が1試合で9投手を起用するのは今年6月8日・オリックス戦と並ぶ球団史上タイ記録だったが、今村信貴(1失点)、畠世周(3失点)、高梨雄平(3失点)がそれぞれ崩れるなどヤクルト打線を止められず2ケタ失点での敗戦を喫した。 チームが前日の試合でもヤクルトに14点を奪われていたことも影響したのか、原監督は試合後「もうかばいようがないな。二度とあってはいけないゲーム」と投手陣を一喝。また「今日は四球も13だしね」と、球団史上36年ぶりとなる1試合13与四球を記録した点にも苦言を呈した。 >>ヤクルトベンチに「馬鹿にしてるのか」ファン激怒 原監督への失礼ヤジに批判、「正直言われても仕方ない」巨人ファンからはため息も<< 原監督の発言を受け、ネット上には「原さんが怒りたくなるのも分かる、失点も四球も2ケタなんて論外」、「起用する投手がみんなふらついてるようじゃ監督としても打つ手がないよね」と同情の声が寄せられる一方、「アンタがコロコロ投手変えるからだろ、明日以降試合が無いからって無闇に使い過ぎ」、「起用する前に投手の調子をちゃんと確認してないのか?」といった批判も上がった。 同時に、「だったら中断中にかばう価値のあるリリーフをトレードで獲れ」、「今のブルペン陣のままで優勝できるとはとても思えないから、しかるべき投手をトレードで引っ張ってきてほしい」、「トレードでリリーフをテコ入れすれば、体たらくな現有戦力も尻に火がつくんじゃないか?」とトレード補強を求めるコメントも複数見受けられた。 「今季の巨人は14日終了時点で首位阪神と2ゲーム差の2位につけていますが、救援防御率はリーグ4位(3.51)と今一つ。畠(防御率4.26)、戸根千明(同4.66)、桜井俊貴(同5.14)など、ビハインド要員としても計算がしづらい投手も少なくありません。こうした現状もあってか、今回ブルペン陣に苦言を呈した原監督に対して『見境なく投手を使う方も悪い』と反発しているファンは少なくないようです。一方、現有戦力では後半戦を乗り切るのは厳しいとして、五輪中断中にトレード補強を行うべきではとの声も高まっています。こうしたファンの間では今季『19登板・0勝0敗1ホールド・防御率1.96』ながら7月5日に突然登録を抹消された楽天・森原康平や、一軍登板はないものの二軍で『28登板・2勝1敗4セーブ・防御率1.69』とウエスタン・リーグのセーブランキング1位タイにつけるソフトバンク・奥村政稔が狙い目ではないかとみられています」(野球ライター) 昨季の巨人は7月14日に楽天からトレード獲得した高梨が、「44登板・1勝1敗21ホールド2セーブ・防御率1.93」と活躍しリーグ2連覇に大きく貢献している。原監督が“第2の高梨”を求めて何らかの動きを見せるかは、中断期間中の最大の注目点と言えそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月15日 11時45分
西武・平良、将来的なMLB入りに前進か 先輩を介して敏腕代理人とタッグ、大谷との共通点をスカウト陣は高評価?
やっぱり、始まった。日本のプロ野球関係者の多くは「大谷翔平の影響」だと思っている。大谷の活躍により、米スカウトが「第2、第3の大谷を探し、今まで以上に熱心に口説き落とそうとするのではないか?」と心配する声が各方面から出ていた。 もっとも、今回、米球界と“急接近”した投手は「将来のメジャー行きを前提にしたものではない」と否定していたが…。 埼玉西武ライオンズの守護神・平良海馬投手が、スコット・ボラス氏の運営する「スコット・ボラス・コーポレーション」と契約した(7月14日)。 平良は今季、39試合連続無失点のプロ野球新記録を樹立した。最速は160キロを超え、かつ重量感のある剛速球を投げ込んでくる。変化球とのコンビネーションもでき、東京五輪を戦う侍ジャパンでは「守護神候補」としても期待されている。 海外フリーエージェント権を取得するのはまだ先の話。しかし、その剛速球の威力は米スカウトも認めていた。ア・リーグ中部地区の関係者がこう言う。 「メジャーリーグでも通用する日本人投手の一人です。まだ高卒4年目なので、すぐに動き(ポスティングシステムによる挑戦)はないと思いますが、米国で人気が出そうですね」 その“人気が出そう”というのが、「大谷効果」なのだ。大谷が注目された最初のきっかけは「二刀流」、つまり、希少価値であり、個性だ。平良は“力士体型”だが、それは個性であり、「160キロ+変化球」の特徴の強いピッチングを繰り広げてきた。実力と個性の両方を兼ね備えている点も高評価につながっているようだ。 >>エンゼルス・大谷、試合中にまさかのトラブル発生? 過去にはイチロー氏らも餌食に、敵打者の“股間タッチ”に驚きの声<< しかし、契約先が米代理人のスコット・ボラス氏の会社というのが、ちょっと気になる。 氏は松坂大輔投手の代理人を務め、超・大型契約を結んで日本でも知られるようになった。現在も複数のトップ・メジャーリーガーをエージェントに抱えており、平良とは、西武出身者の菊池雄星を介して知り合ったという。 「菊池の代理人もボラス氏ですからね。オフの期間、米国のトレーニング施設を借りたり、データ収集のサポートをするため、ボラス氏と契約したと聞いています。昨年、メジャーリーガーが試合減による年俸減額を受け入れました。減額をまとめたMLB機構と選手会の折衝に批判的な発言もしていました」(米国人ライター) 代理人の報酬は、選手の年俸の5%。低年俸の選手は異なるが、例えば、複数年で総額100億円の契約をまとめれば、5億円を得る計算だ。 「先行投資で、今から平良を抱え込んだのではないか? 巨人・菅野、ソフトバンク・千賀に対する評価が落ちており、米スカウトは新たな日本人選手を見つけ出そうとしています」(前出・同) 大谷の活躍により、米球界が日本に今まで以上に強い関心を示している。日本人選手に対し、「個性」というスター的な要素も求めるようになってきた。東京五輪後、平良を始めとする若い日本人選手が、米球界からラブコールを送られることになりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年07月14日 21時05分
阪神ファンからの酷いヤジを明かしファン驚愕 「コラ豚!」大久保氏が受けた常識外れの行動は直近にも
野球解説者の中西清起氏(元阪神)が11日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、野球解説者の大久保博元氏(元楽天監督)がゲスト出演。動画内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の動画で両氏は、現役時代に経験した巨人阪神戦の思い出をテーマにトーク。大久保氏が阪神ベンチのおとなしさに拍子抜けした話や、ある甲子園での試合中に中西氏がいるブルペンにスタンドからビールケースが投げ込まれた話について語り合った。 その中で、大久保氏は巨人移籍初年度の1992年シーズンにあった甲子園での阪神戦で、スタンドの阪神ファンから予想外の野次を受けた話を明かす。大久保氏は試合前にウォーミングアップのため外野をランニングしていたが、その最中に突然右翼スタンドに陣取った阪神ファンが大久保氏の名前をコール。これに困惑していると同僚・原辰徳(現巨人監督)が「お前さん、手ぐらい挙げてやった方がいいんじゃない?」と声をかけてきたため、その言葉通りに右翼スタンドに向かって手を挙げたという。 ただ、大久保氏が手を挙げた瞬間、スタンドの阪神ファンは「コラ豚! 暑苦しいんじゃオラ!」と一転して野次で罵倒。思わぬ展開を受けた大久保氏は「えっ? (甲子園は)こんなとこなの?」とあっけにとられたと語った。 大久保氏の発言を受け、ネット上には「わざと名前呼んだ後に暴言吐くとかタチ悪すぎ」、「巨人への対抗意識が強いとはいえ、体型を揶揄するのはさすがに民度が低すぎる」、「昔も今も甲子園の外野にはロクな客がいない、ついこないだも騒ぎが起こってたし」といった反応が寄せられている。 「甲子園では今シーズンも7月9日の巨人阪神戦で、両チームのファン同士がトラブルを起こしたことが伝えられています。報道によると、阪神ファンが陣取る右翼席で一部巨人ファンが大声を上げるなどし、これに反応した付近の阪神ファンとの間で口論が勃発。最終的には駆け付けた警備員や警察官が何とか事態を収拾させたといいますが、これを見ていた周囲の阪神ファンから『帰れ! 帰れ!』とコールが発生していたこともあり、ネット上には『このご時世に何をやっているのか』と呆れるコメントも多数寄せられました。こうしたトラブルのイメージが強いからか、プロ野球ファンの中には『甲子園の外野には無料でも行きたくない』と拒絶反応を示すファンも少なくはありません」(野球ライター) >>阪神ファンが神宮の観戦ルール違反?「ミスを大声で煽るとか神経疑う」敵選手へのコールが物議、今後の“厳罰”を求める声も<< 全12球団のファンの中では最も熱狂的とも言われる阪神ファン。大久保氏が野次を受けた約30年前から、良くも悪くもその特色は変わっていないのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について中西清起氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCMokupGPVCIvM99XLMnKbQQ
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スポーツ 2021年07月14日 19時30分
阪神・佐藤は「休ますな、ヘロヘロになるまで」 川藤氏が“後半戦フル起用”を主張し物議、矢野監督は真逆の方針?
野球解説者の川藤幸三氏(元阪神)が、14日放送の『朝生ワイド す・またん!』(読売テレビ)に生出演。番組内での発言がネット上の阪神ファンの間で物議を醸している。 番組では阪神が13日・DeNA戦で敗れるも、同日に巨人もヤクルトに敗北したことで前半戦首位ターンが確定した話題が取り上げられる。川藤氏はここまで阪神が首位をキープできている要因について、複数選手の名を挙げながらトークを展開した。 その中で、川藤氏はドラ1ルーキー・22歳の佐藤輝明の後半戦の起用法について言及。佐藤は13日終了時点で「83試合・.267・20本・52打点」と既に20本塁打をクリアする活躍を見せているが、川藤氏は「(後半戦は)休ますな。ヘロヘロになるまで(試合に出すべき)、上辺(周囲)がどうのこうの(言おうが)関係ない」と後半戦はフル出場させるべきだと主張した。 川藤氏は続けて「スイングが鈍くなろうが三振しようがとにかく1年間(を通じて)働かす、そしてこのスイングを最後までやらす。(結果が出なくても)下を向かさない。そういうふうな教育の中で(得られるものもある)」と、試合に出続けることで生じる苦しみが今後につながるとコメント。また、「(守備でも)休ませたらアカン。守備固めもいらん」と守備交代をする必要もないと語った。 >>阪神・佐藤の5三振は「名誉ある記録」? 里崎氏が批判の声に反論、ライバル選手と比較するファンも<< 川藤氏の発言を受け、ネット上には「打撃では結果出してるし、どんどん試合に出した方が本人にとってもチームにとっても良さそう」、「1年目にフル稼働してどのくらい疲れるのか把握したら2年目以降の調整とかに活かせるのでは」、「そもそもここまで全試合に出てる佐藤を今更レギュラー外にする理由も無い」といった反応が寄せられている。 一方、「数字を残しているとはいえ、後半戦もフル出場させろって主張は乱暴すぎる」、「疲労を経験して得られるメリットよりも、不振とか故障とかのデメリットの方が大きくないか?」、「矢野監督はむしろ休ませた方がいいと考えてるだろ」と否定的なコメントも複数見受けられた。 「今季の佐藤は開幕直後の3・4月は『.245・7本・19打点』と抑えられる場面が目立ちましたが、5月はプロの水に慣れたのか『.301・6本・19打点』と打率3割をマーク。ただ、6月は『.284・6本・10打点』、7月は『.225・1本・4打点』と疲れがたまってきているのか数字を落としており、矢野監督も7月に入ってからは2日・広島戦、12日・DeNA戦の2試合で佐藤の疲労を考慮してスタメンから外しています。首脳陣は佐藤をうまく休ませながら起用していこうと動いている現状もあり、それとは真逆の後半戦フルイニング出場を勧める川藤氏の主張に疑問を抱いているファンも少なくないようです」(野球ライター) プロ1年目ながら既にチームには欠かせない戦力となっている佐藤。それだけに疲労による不振や故障離脱は避けたいところだが、矢野監督は後半戦でどのように起用していくのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月14日 11時30分
オールスター戦のHRダービーにオリックス吉田正尚&杉本裕太郎の青学コンビが選出されお互いを意識!
日本プロ野球機構NPBは13日、『マイナビオールスターゲーム2021』(16日埼玉・メットライフドーム、17日宮城・楽天生命パーク宮城)の試合前に行われるホームランダービーのファン投票結果を発表した。セ・リーグは、1位が阪神のルーキー佐藤輝明、2位が東京ヤクルトの主砲、村上宗隆、3位が巨人の主砲、岡本和真、4位には東京ヤクルトの山田哲人が選ばれた。パ・リーグは、1位が福岡ソフトバンクの柳田悠岐、2位がオリックスの杉本裕太郎、3位もオリックスで吉田正尚、4位は千葉ロッテのマーティンが選出されている。大谷翔平が出場したメジャーでは試合の前日に1DAYで開催されているが、日本では初日が1回戦、2日目に準決勝、決勝が行われる。 「2年ぶりのオールスターゲームですので、ファンの方もそうだと思いますが、自分自身も非常に楽しみにしています。(12球団最多得票について)おこがましいですよね(笑)熱心なファンの方がたくさんいて(笑)嬉しいです。オールスターゲームでは、ファンのみなさんに喜んでもらえるホームランが打てるようにがんばります!」とファン投票&選手間投票でオールスター選出された際に語っていた吉田正尚は、「強打者がたくさんいるパ・リーグの中から選んでいただき、とても光栄です。ラオウさんに負けないようにいっぱいホームランが打てるようにがんばります!」と青山学院大の先輩であるラオウこと杉本を意識するコメント。 「まさか選ばれるとは思っていませんでしたし、自分なんかがオールスターに出ることはないだろうと思っていましたので、ビックリしています。ファンのみなさんにはバッティングをぜひ見てもらいたいです。まだ選ばれた実感が湧いていないのでよく分からないんですけど、なかなかない機会ですので、楽しんでプレー出来たらいいなと思っています」と監督推薦でオールスター初出場を決めた杉本裕太郎は、「他にもたくさんホームランバッターがいるパ・リーグの中で、選んでいただいて本当にうれしく思います。正尚よりも1本でも多くホームランが打てるようにがんばります!」とこちらは後輩である正尚を意識しているようだ。 オリックスからは他にエースの山本由伸と、高卒2年目の左腕、宮城大弥がオールスターに出場する。(どら増田 / 写真⚫︎長津耀月)
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スポーツ
西武、一軍キャンプ帯同も「松坂は別メニュー」か 渡辺GMの目論見がメンバー編成から判明?
2020年01月16日 11時30分
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スポーツ
DeNA・倉本寿彦、「周りを気にしている立場ではない」6年目の決意
2020年01月16日 11時00分
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スポーツ
巨人、オフ補強失敗が意外なベテランに影響? 元木ヘッドコーチも期待、若手を差し置いての優先起用もあるか
2020年01月15日 11時57分
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スポーツ
中日・根尾が二軍、ルーキー石川が開幕一軍? 就任2年目のシーズン、与田監督が目論むチーム構想とは
2020年01月14日 11時44分
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スポーツ
ソフトバンク・コラスも復帰絶望か 給料を持ち逃げした選手も、球団との契約を反故にしたお騒がせ助っ人
2020年01月13日 09時00分
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スポーツ
.350、22本、106打点…メジャー1年目の日本人野手が残した打撃記録、筒香・秋山は更新なるか?
2020年01月12日 18時00分
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スポーツ
西武・松坂、一軍キャンプ投入は危険? 渡辺GMの意味深発言、昨季未登板の内海とも明暗分かれるか
2020年01月11日 17時30分
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スポーツ
日本ハム・中田も怯える「プロ野球選手寮」 心霊現象の頻発、球団が対応に追われたケースも?
2020年01月11日 11時00分
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スポーツ
阪神、現コーチ陣には存在意義がない? 山本昌待望論が渦巻く春キャンプ、秋に敷かれた“かん口令“も継続か
2020年01月10日 11時40分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
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2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分