プロ野球
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スポーツ 2021年07月11日 11時00分
引退の西武・松坂、デビュー戦から異例の事件勃発の大物ぶり!「またやったらぶっ殺す」敵打者を大激怒させた衝撃の一球
これまで西武(1999-2006,2020-)、ボストン・レッドソックス(2007-2012)、ニューヨーク・メッツ(2013-2014)、ソフトバンク(2015-2017)、中日(2018-2019)でプレーし、日米通算で「376登板・170勝108敗3ホールド2セーブ・防御率3.53」という数字を残したプロ23年目・40歳の松坂大輔。7日、その松坂が今季限りで引退することを西武が発表し多くのファンに衝撃を与えた。 右手のしびれを和らげるため昨年7月5日に「脊椎内視鏡頸椎手術」を受けたが、右手中指の感覚がほとんどなくなるなど回復が思わしくなかったという松坂。渡辺久信GMは球団公式サイトを通じて「大輔は現在、体調面、精神面でも決して万全とは言えない状況です。ただ、体調面、精神面が回復した段階で会見という形で、皆さまの前で本人から気持ちを話すことができると思います」と、松坂がすぐには会見を行えないほど心身両面で疲弊している旨を明かしている。 >>西武・松坂、引退後の指導者転身は拒否? 渡辺GMはアドバイザー職打診で流出阻止の構えか<< 一時代を築いた松坂の決断を受けて球界内外から惜別の声が挙がっており、俳優・妻夫木聡が7日に自身の公式インスタグラムで「松は永遠に俺たち世代の誇りです いっぱいの勇気をありがとう!」、自民党・小泉進次郎環境相が8日の『日刊スポーツ』(日刊スポーツ新聞社/電子版)の記事内で「高校時代に打った横浜スタジアムのレフトスタンド最上段に届く大ホームランが忘れられません」とそれぞれコメントするなど、日本中に大きな衝撃を与えた。 一方、ネットには「乱闘騒ぎを起こしたデビュー戦からもう22年か、時の流れは早いな」、「フランクリンに逆ギレして『凄い新人だな』って驚いたのが懐かしい」というコメントも見られた。 横浜高校時代の1998年に甲子園春夏連覇を成し遂げ、同年ドラフトで西武から1位指名を受けプロ入りした松坂。一軍デビュー戦となった1999年4月7日・日本ハム戦には大きな注目が集まったが、同戦では自身の投球が原因で乱闘騒ぎが勃発している。 アクシデントが起こったのは、「5-0」と西武5点リードの5回裏2死の場面。松坂は打席に日本ハム助っ人・フランクリンを迎えていたが、カウント「1-2」から投じたストレートがフランクリンの顔面に向かってしまう。背後に倒れ込みながら何とか直撃は回避したフランクリンはすぐに起き上がると、松坂をにらみつけマウンドに詰め寄ろうとした。 ところが、松坂が謝るどころか逆ににらみ返してきたため、フランクリンは右手に持っていたバットを振り上げながら激高。この直後にベンチを飛び出した両チームの選手がフランクリンの元になだれこみ、押し合いへし合いの乱闘騒ぎに発展した。 乱闘は1分ほどで沈静化したが、この間マウンドから騒ぎを見つめていた松坂は、声をかけてきた同僚に笑顔を浮かべるなど余裕の表情。さらに、カウント「2-2」からの試合再開後も内角にスライダー、ストレートを続ける(どちらもボールで四球)など強気の配球を貫いた。 松坂はその後8回まで投げ、「8回2失点・被安打5・9奪三振」でプロ初白星をマーク。試合後のお立ち台でフランクリンをにらみ返したことについて聞かれると「そんなに怒る(ような)球じゃないと思ってたので、僕も(にらまれて)ちょっと頭にきてたんで(にらみ返した)」と説明した。 ただ、当時の報道によると松坂はその後、フランクリンが「体に当てられるなら気にしないが、150キロのボールが頭に当たったら今シーズンを棒に振ることになる」、「彼もわざとやったわけではないだろうから次はもうないだろう。ただ、もしまたやったらぶっ殺す」と試合後も激怒していたことを知ったとのこと。そのため、「後でテレビを見たら結構危ないところに行っていた。すみませんでした」と謝罪したという。 同戦の1勝を皮切りに、現在までに170個もの白星を積み上げた松坂。1999年開幕前の春季キャンプで「もしバッターが向かってきても逃げたくはない」と語るなどデビュー前から強気な性格は評判だったが、物おじしない強心臓ぶりもまた長きにわたって活躍できた一因だったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について埼玉西武ライオンズの公式サイトよりhttps://www.seibulions.jp/妻夫木聡の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/satoshi_tsumabuki_official/
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スポーツ 2021年07月10日 17時30分
日本ハム近藤、東京五輪へようやく復調気配?「目標である金メダルを獲得する」プレミア12での汚名は晴らせるか
「全員の目標である金メダルを獲得するため、自分の役割を果たして貢献できるように頑張ります。」 東京五輪野球日本代表に選ばれたことを受け、北海道日本ハムファイターズの近藤健介はそう語っている。「4割到達」さえも実現の可能性を持つ球界屈指の巧打者ではあるが、今季最下位に沈むファイターズからの選出であり、ここまでの成績からも近藤の代表入りには様々な声が聞こえた。 2021年はチーム事情から4番を任されるゲームも多く、本来のコンパクトなバッティングよりも長打狙いの場面が見られるなど、打率は3割に届かずにいる(7月7日終了時)。チームの低迷により、そのスキルを十分に発揮できていないようにも感じてしまう。 また、自身初の代表選出となった2019年のプレミア12では8試合に出場するも、打率は2割を下回っていて(.190)、国際舞台で打撃面でのアジャストがままならなかった印象だ。 だが、安打だけが近藤の魅力の全てではなく、自身が語る「自分の役割」とは攻守においての広い意味であることは言うまでもない。何よりも、選手数が限られる代表戦において貴重とされる、内・外野の複数ポジションを守ることができ、さらに緊急時には「第三の捕手」としてマスクを被る事さえも可能であることは極めて大きい。 打撃面でも、出塁率はリーグ3位(.419)、四球の数も同2位(54個)の数字を残しており、「繋ぎ」を誰よりも確実に行えるという意味では最も頼れる存在と言えるだろう。打率こそ伸びなかった2019年プレミア12でも、四球の数は日本代表でダントツとなる9個を数えている。球筋を見定める眼力こそ、近藤の最大のストロングポイントと見るファン、関係者も多い。 7月5日にはオールスターにも監督推薦で選ばれる等、近藤にとってより注目を浴び続けるであろう夏を迎えようとしている。6、7日での旭川での対西武2連戦でもクリーンナップに座り、2戦ともヒットを放ち、チームの連勝に貢献している。これで近藤は5試合連続で安打を記録、確実に打棒も取り戻しつつあることを証明して見せた。 来たる東京五輪では、日本の強力な野手陣を前に外野手としての出場は微妙ではあるものの、指名打者を含め、要所での堅実なバッティングなど近藤がどれだけ塁に出るかが勝負のカギとなりそうだ。最高の色のメダル獲得の為には、日本が誇るバットマン近藤健介の役割は誰よりも大きい、そんな気がしてならない。(佐藤文孝)
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スポーツ 2021年07月10日 11時00分
阪神・近本、疑惑の行動は去年も? 矢野監督と審判団が大喧嘩、メディアも巻き込まれたまさかの大騒動
6日に行われた阪神対ヤクルトの一戦。「5-1」で阪神が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが阪神・近本光司を巡る“サイン盗み疑惑”だった。 問題となったのは、「4-0」と阪神4点リードの5回表2死一、二塁での近本の行動。二塁からリードを取っていた近本は、ヤクルト先発・田口麗斗の投球直前に何度か左手を横に伸ばした。これを見ていたヤクルト三塁手・村上宗隆は審判員に対し、近本が打席の佐藤輝明に左手で、捕手が構えたコースを伝達しているのではとアピールした。 すると、村上の指摘を聞いて阪神・矢野燿大監督はヤクルトベンチに向かい「絶対やってないわボケアホ!」とどなり、ヤクルト・高津臣吾監督も「じゃあ動くなやオラァ!」と言い返すなど両軍一触即発の状態に。そのため、審判は試合を中断して両監督を本塁後方に呼び協議。協議は1分ほどで終わり、その後試合は再開された。 >>バレンティンと矢野監督のバトルにヤクルト選手が爆笑! コーチの制止も無視? 上田氏が“飛び蹴り乱闘”の裏話を暴露<< 7日にセ・リーグ側が「サイン盗みがあったとは思っていないが、紛らわしい行為はないに越したことはない」と阪神側を注意する形で決着したこの一件を受け、ネット上には「あれだけシュッシュ動かしてたら疑われても仕方ない」、「近本はもちろん、暴言言い合ってた両監督も反省してほしい」といった反応が寄せられた。一方、「近本は去年も怪しい行動で物議を醸してたな」、「また近本きっかけで矢野監督が激怒したのか」というコメントも見られた。 今回の騒動を伝える報道では、近本はベースとの距離や帰塁のタイミングを計るために、以前から左手を伸ばしていたと伝えられている。この行為が誤解を招いたことが騒動の引き金となった形だが、昨季も近本は試合中の不審な行為で騒ぎを起こしている。 騒動が起こったのは、2020年9月26日に行われたヤクルト戦。「1-2」と阪神1点ビハインドの8回表開始前、矢野監督は投手交代を告げようと審判団に近づいた。すると、審判の1人から言葉をかけられ、次第に口論に発展。口論は約5分にわたって続いたが、この時点では矢野監督と審判団が何を巡って言い争っているのかは分からなかった。 ただ、「1-2」で阪神が敗れた試合後、8回裏の口論の原因が7回表の近本の行動にあったことを複数メディアが報じる。この回は2死一塁から相手のエラーの間に本塁に突入した一走・小幡竜平へのアウト判定に対し、矢野監督がリクエストを要求。この間、次打者の近本は本塁後方で待機していたが、審判団は近本がバックネット裏の方向を振り返る様子を見て、ネット裏の記者から何らかの情報を得る違反行為を行ったのではと疑ったという。 これを受け矢野監督はあらぬ疑いをかけられたことに加え、審判団が時間差で指摘したことから「そんなことするわけないでしょ!」、「(事実確認は)終わってからやればええやないか!」とヒートアップ。試合後も怒りは収まらず、審判団に再度「疑われる行動があったなら申し訳ありません。でもなんで試合中に言う必要があるのか」と抗議したという。 ただ、その後セ・リーグ側が事実確認したところ、記者席でモニターを見ていたある記者が両手を左右に広げながら口にした「セーフ」という言葉が、換気のため窓が開いていたこともあり思いかけず近本の耳に入ってしまったことが判明。そのため、セ・リーグ側は近本、記者の双方に他意はなかったと判断して阪神側に謝罪。審判団も阪神や当該記者に謝罪して騒動は沈静化した。 今回も前回も“シロ”と結論付けられているものの、物議を醸す行動が相次いでいる近本。本人は真面目な性格と伝えられているため、疑惑の行動が頻発することを不思議に思っているファンも少なくないが、今後は今まで以上に注意して試合に臨む必要があるのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月09日 20時30分
元巨人・槙原氏がコーチになれない理由は“金”? 後輩OBの強烈指摘に苦笑、「出ていこうとしたのも効いてる」との見方も
野球解説者の槙原寛己氏(元巨人)が8日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、野球解説者の西崎幸広氏(元日本ハム他)がゲスト出演。動画内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の動画で両氏は、現役時代に経験した契約更改交渉の思い出をテーマにトーク。西崎氏が1991年オフの交渉後の会見でセカンドバッグをいすにたたきつけた話や、槙原氏が同僚・桑田真澄氏(現巨人一軍投手チーフコーチ補佐)との給料差にがく然とした話について語り合った。 >>日本ハム投手が球団フロントに激怒「低すぎるよ!」 球界が変わるきっかけに? 賛否を呼んだ“セカンドバッグ投げつけ事件”<< その中で、槙原氏は「俺はミスター保留君でしたよ」と、契約更改では毎年のように球団側の提示を保留していたと発言。「今はどうか分からないけど、当時は(評価ポイントなどが)数値化されてなくて分かりにくいのに、こんな(分厚い)資料がドンと(目の前に)来て(た)。これを(その場で)見たって『分からへん』っていう話」、「それを精査するために(保留して)一回冷静になって、(帰宅後に)どう思うか(を考えていた)」と、球団査定の詳細を把握するために頻繁に保留していたと語った。 また、槙原氏は後輩選手たちにも常々「(契約更改はまず)保留しろ」と説いていたことも告白。すると、ここまで話を聞いていた西崎氏は笑い交じりに「だから槙さん(巨人コーチの)ユニフォーム着れないんだな」とコメント。これを受けた槙原氏は「それはあるでしょうね」と苦笑いで口にした。 西崎氏の発言を受け、ネット上には「槙原のことサラッとディスってて笑った、確かに毎度毎度ゴネてくるような人間は使いにくいよな」、「自分は選手が納得できるまで保留するのは当然だと思うけど、球団的には『毎年揉める問題児』って悪印象なのかもしれない」、「金にがめついところに加えて、1回FAでチームを出ていこうとしたことも効いてると思うぞ」といった反応が寄せられている。 「現役時代に巨人一筋(1982-2001)でプレーした槙原氏ですが、『28登板・13勝5敗・防御率2.28』をマークした1993年オフ、FA権を取得したにもかかわらず慰留に動いてこなかった巨人フロントに不信感を抱き権利を行使。一時は出身地・愛知の球団である中日行きも取り沙汰されましたが、当時の長嶋茂雄監督の説得により残留しました。こうした背景もあってか、引退後の槙原氏が現在までコーチとして巨人に招かれていないのは金にがめついこと以上に、チームを一度は出ていこうとしたことが尾を引いているのではとみているファンも少なくないようです。ただ、巨人は2006年シーズン中に自ら退団を表明しそのままチームを出て行った桑田氏を2020年オフにコーチ職として呼び戻していますので、槙原氏に入閣のチャンスが全くないわけではないとも思いますが…」(野球ライター) 現役時代に「463登板・159勝128敗56セーブ・防御率3.19」という通算成績を残し、最多奪三振(1988/187個/当時は連盟表彰なし)のタイトルも獲得するなど豊富な実績を残している槙原氏。今後巨人にコーチとして戻る機会は果たして訪れるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について槙原寛己氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCU77bY7q28jGPYlDn089gfg
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スポーツ 2021年07月09日 19時45分
DeNA・エスコバーの炎上で三浦監督に批判「選手を潰す気か」 裏目に出た6連投起用、前日誤算の同僚にも責任?
8日に行われたDeNA対広島の一戦。「5-3」で広島が勝利したこの試合で、DeNA・三浦大輔監督が見せた采配がネット上のDeNAファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「3-3」と両チーム同点の8回裏に飛び出た采配。この回三浦監督は5番手としてエスコバーを起用。エスコバーは前日まで5試合連続で登板しており同戦が6連投目となったが、これは直近5シーズンの球界では誰も到達した選手がいない珍しい記録だった。 ただ、エスコバーは2死二塁とピンチを招くと、代打・長野久義に勝ち越しの2号2ランを被弾。その後DeNAは9回表に得点を奪えず、逆転負けで今カードの勝ち越しを逃す結果となった。 裏目に出た三浦監督の継投策を受け、ネット上には「三浦監督のエスコバー酷使のせいで負けたっていう感想しかない」、「6試合も連続で使えばそりゃこうなるだろ、三浦は選手を潰す気なのか」、「西川(龍馬)に対して球がすっぽ抜けた時点で代えようとは思わなかったのか?」といった反応が寄せられている。 一方、「本来8回を担う山崎が前日に打たれてたのも悪い」、「山崎が不安定じゃなければ、三浦監督はエスコバーを使う判断はしてないと思う」、「そもそもの原因は投げざるを得ない状況を作ってしまった山崎にある、前日まで11試合連続無失点のエスコバーは責められない」と、リリーフ陣の一角である山崎康晃の責任を問うコメントも複数見受けられた。 >>DeNA・三浦監督に「大輔辞めろって」チームOBが苦言 サヨナラ機で犯していたミスをズバリ指摘、ファンからは賛否の声<< 「エスコバーは長野に被弾する前に西川龍馬を左飛に抑えていますが、この対戦では5球目に投じたスライダーがすっぽ抜け西川の顔面付近へ。西川が体をそらしながら回避したため死球とはなりませんでしたが、三浦監督はこの時点で制球がバラついていたエスコバーを交代させるべきだったと考えているファンは少なくないようです。一方、本来8回を任されている山崎康晃が前日7日・広島戦で1失点し引き分けに持ち込まれてしまったことを引き合いに、山崎が不安定な姿を露呈したせいで三浦監督はエスコバーを無理に使わざるを得なくなったという意見も見られます」(野球ライター) 試合後、三浦監督はエスコバー起用の理由について「いろんな状況を考えて、総合的に判断してエスコバーにしました」と語ったことが伝えられている。ただ、このコメントに対して一部からは「『総合的』とかいう言葉で逃げずにちゃんと説明しろ」、「各投手の持ち場をコロコロ代えてちゃ本人たちのモチベーションにも関わりかねない」と批判が挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月09日 17時00分
阪神ファンが神宮の観戦ルール違反?「ミスを大声で煽るとか神経疑う」敵選手へのコールが物議、今後の“厳罰”を求める声も
8日に神宮球場で行われた阪神対ヤクルトの一戦。「6-5」で阪神が勝利したこの試合で、一部阪神ファンがとった行動がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「2-3」と阪神1点ビハインドで迎えた8回表無死であった行為。1点を追う阪神は先頭・糸原健斗が左中間にアウト性のフライを打ち上げる。だが、落下地点に入ったヤクルト左翼・青木宣親は降りしきる雨の影響からか、この打球をグラブに当てながら落球。この間に糸原は二塁まで進塁しチャンスを演出した。 この場面について現地で観戦していた複数のヤクルトファンは、阪神ファンが多数を占めるレフトスタンド側から青木へのコールが発生していたとして「あり得ない」、「不快」という言葉と共にネット上に投稿。その中の何人かは動画もアップしているが、そこにはエラー後の青木がうつむきながら守備位置に戻る中、レフトスタンド側からメガホンをたたく音と共に「青木! 青木!」とコールが上がる光景が。他にも言葉を叫んだのかは不明だが、周囲のヤクルトファンは青木のことをばかにしていると感じたようだ。 この一部阪神ファンの行為を受け、ネット上には「中継だと分からなかったけど、現地ではそんな民度の低い行為が行われてたのか」、「相手のミスを大声で煽るとか本当に神経を疑う」、「自軍の応援じゃなく、相手を煽るために大声禁止のルールを破るって本当にどうかしてる」、「真面目にルール守ってるファンからしたらたまったもんじゃない、頼むから今後一切観戦に来ないでくれ」といった苦言や批判が殺到している。 >>甲子園の審判団に「阪神をひいきするな」ヤクルトファン激怒 藤浪ら死球連発の犠牲に? 今季初の警告試合宣告に反発相次ぐ<< 「現在神宮球場をはじめとした各球場では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため観戦中に大声を出すことは禁止されています。球場内でクラスターが起こると有観客開催が取りやめになるリスクもありますので、今回のコールにファンから猛バッシングが起こるのは当然ともいえるでしょう。なお、こうした行為に対しては球場内の警備員が注意、目に余る場合は退場の措置を取ることが一般的ですが、コールした阪神ファンらが何らかの措置を受けたのかどうかは定かではありません」(野球ライター) 一部からは「ヤクルトを含めた他11球団は今後阪神ファンだけ球場から締め出せ」という過激な要望も挙がっている今回の一件。両球団や神宮球場側は特にコメントを出してはいないが、今後何らかの反応を見せることはあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月08日 19時30分
元ロッテ・里崎氏がプレーの解説を放棄? 試合中の脱線トークが話題に「面白いけど仕事はして」
7日にZOZOマリンスタジアムで行われ、ロッテが「4-1」で勝利したロッテ対ソフトバンクの一戦。BS12トゥエルビで生中継されたこの試合で解説を務めた里崎智也氏(元ロッテ)と実況・吉田伸男アナ(フリーアナウンサー)のトークが、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 >>阪神・佐藤の5三振は「名誉ある記録」? 里崎氏が批判の声に反論、ライバル選手と比較するファンも<< 注目が集まったのは、両チーム無得点の2回表に展開されたトーク。マウンドではロッテのドラ4ルーキー・24歳の河村説人が投球を行っていたが、その最中に中継リポーターが放送席に「(河村の出身地の北海道)むかわ町はししゃもが名産のようでして、(ファンから)『ししゃもパワーで頑張れ!』というコメントももらっています」と報告。これを受けた吉田アナは「むかわ町のししゃもはおいしいんですよね」とコメントした。 すると、これを聞いた里崎氏は「そうなんですか?」と質問。吉田アナが「おいしいですよ? もう頭からパリパリって食べれますから」と答えると、「ししゃもはどんなにしても(どうやっても)頭から食べれますよね?」と笑いながら指摘した。 ただ、里崎氏はむかわ町のししゃもの味には興味津々なようで、直後に「食べたことないですね。誰か食べさせてほしいですね」とコメント。これを受けた吉田アナが「焼いてそのまま(食べられます)、日本酒にピッタリです」と日本酒と一緒に味わう食べ方を勧めると、「じゃあ待ってます。球場で(ししゃもが)出るのを」と、球場で食べる機会が来ることを期待した。 両名のトークを受け、ネット上には「2人とも野球そっちのけで熱く語ってて笑った」、「実況が解説にししゃもの美味さを教えるってどういう中継?(笑)」、「話が脱線してて面白いけどちゃんと仕事はして」、「気になって調べたらむかわ町のししゃもは最高級ブランドで希少品らしい、一体どんな味がするんだろうか」、「河村がこれから主力になったら、いずれは球場内で食べられる日が来るかも」といった反応が多数寄せられている。 「ZOZOマリンスタジアムでは、今季は井口資仁監督をはじめ総勢15名の選手・監督がプロデュースした食べ物や飲み物が販売中です(中村奨吾のメニューのみ販売休止中)。選手の故郷の味を取り入れたメニューもあるため、河村の今後の活躍次第では、ししゃもを使った食べ物がメニューに加わる可能性もあるかもしれません」(野球ライター) 「5回1失点・被安打2」と試合を作りプロ初白星をマークした試合後、「(むかわ)町のみなさんにも喜んでもらえたと思う」と語ったことが伝えられている河村。地元への思いを胸に、今後も好投を続けることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月08日 17時45分
西武・松坂がついに現役引退...YOKOHAMAから羽ばたいた怪物と横浜スタジアム
西武ライオンズは7日「平成の怪物」松坂大輔が今シーズン限りで現役引退すると発表した。 1998年は横浜の年だった。横浜ベイスターズは38年ぶりに日本一に輝き、横浜高校は春夏の甲子園で連続で全国制覇を果たすなど、浜っ子にとって忘れられないメモリアルイヤーとなった。 その年のドラフトの目玉はもちろん横浜高校のエース・松坂大輔。地元ベイスターズと相思相愛の仲だったが、無念にも当たりくじは西武ライオンズの元へ。その後はNPBを代表する大エースとなり、メジャーでもレッドソックスでワールドチャンピオンに貢献するなど大活躍したが、度重なる怪我の影響でNPBに復帰後は輝きは戻らず、無念の引退となった。 高校2年時には横浜スタジアムでの神奈川大会準決勝で、自らの暴投で甲子園出場を逃すなどのストーリーもあり、浜っ子には特別な記憶が残る松坂が、最後にハマスタに登場したのは2018年9月22日。DeNA-中日戦後のG後藤武敏の引退セレモニーで横浜高校の同期、小池正晃コーチと後藤に花束贈呈し、熱い抱擁を交わした後3人でガッチリと握手。その後、後藤がファンの待つスタンドに向け場内一周をする際も、松坂は三塁ベンチで待機し、リリーフカーが近づくと両手を大きく振り、気づいた後藤も手を振り返していたシーンは印象的だった。 セレモニーの最後の胴上げでも、松坂は異例の参加。万感の想いを込め、同期を8回宙に舞わせる姿に、場内からは惜しみない拍手と歓声がとどろいていた。「松坂世代の一員でいられたことに感謝し、引退します!」と後藤も最後のスピーチで名を挙げるなど一瞬、時が1998年に戻ったような雰囲気にハマスタが包まれた。 引退決定により松坂がNPBで横浜スタジアムで登板したのは、西武ライオンズ時代の2006年5月19日の交流戦のみとなった。2018年のドラゴンズ時代はすべてナゴヤドームだったことから、勇姿を見たかった横浜のファンには少々寂しさが残る結果となったが、諦めない心と消えるスライダーは、YOKOHAMAの地に色濃く刻まれている。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2021年07月08日 17時00分
ドジャース・筒香にまさかの巨人入りが急浮上? “事実上の戦力外”に「炭谷の放出は布石か」憶測飛び交う
これまで横浜・DeNA(2010-2019)、タンパベイ・レイズ(2020-2021)、ロサンゼルス・ドジャース(2021)でプレーしているプロ12年目・29歳の筒香嘉智。8日(現地時間7日)、その筒香がメジャー昇格が可能な40人枠から外されたことを複数メディアが報じた。 筒香は6月10日(同9日)に右ふくらはぎの張りのため負傷者リスト(IL/10日間)入りし、その後は調整のためマイナーでプレー。ただ、マイナーでは「15試合・.138・3本・7打点」とほとんど結果を残せていなかった。 報道によると、IL入りした野手がマイナーの試合に調整目的で出場できるのは最大20日間で筒香は7日(同6日)にその日数に到達したが、チーム側はマイナーでの成績も加味して40人枠外とすることを決定。“事実上の戦力外”とも呼ばれるこの措置を受けた筒香は引き続きマイナーでプレーするとのことだが、今後メジャー再昇格の機会があるかは不透明な見通しとなっている。 今回の一件を受け、ネット上には「3割とかならまだしも、1割台なら枠を外されるのも当然」、「去年は150キロ超の速球をほとんど打ててなかった(打率.065)けど、その弱点を克服できてないってことなんだろうか」、「そもそもメジャー成績もサッパリ(12試合・.120・0本・2打点)だったし、もう上がり目はないんじゃないか」といった反応が寄せられている。 >>ドジャース・筒香、10年来の弱点を中畑元監督が指摘 「まさか無策だったのか」当時の指導陣への疑問も<< 一方、「仮に帰国なら新助っ人が全滅した巨人が狙うだろう、もう関係者が水面下で接触しているとしても不思議ではない」、「炭谷(銀仁朗/現楽天)の放出は筒香電撃入団の布石だったのか?」、「MLB帰りの山口(俊)が普通にやれてるから、味を占めて筒香にも手を出す可能性はあり得る」と、今後のNPB復帰・巨人入りを予想する声も複数見受けられた。 「一般的に40人枠を外れた選手はマイナーでのプレーを受け入れ再起にかけるか、他球団移籍を模索するために退団するかの2択を迫られるとされています。各報道では筒香はマイナーでのプレーを受け入れる見通しだといいますが、日米の他球団から好待遇のオファーが来た場合は翻意してチームを去ることもあり得ない話ではありません。その有力候補として一部ファンが挙げている巨人は今季獲得した新助っ人のテームズ(4月27日にアキレス腱を断裂し今季絶望)、スモーク(家族が来日するめどが立たず6月17日に退団)が稼働していないこともあり、7日終了時点のチーム打率はリーグ5位(.253)。1.5ゲーム差で追う首位阪神の追撃に向け打線のテコ入れは急務といえますが、その状況の中NPB時代に『.285・205本・613打点』と実績を残している筒香が40人枠から外れたため、巨人は打線強化に最適な人材として筒香に食指を動かすのではと予想する声が強まっています。また、6月10日にMLBからNPB・巨人に復帰した山口は今季マイナーで『5登板・0勝3敗・防御率6.17』とサッパリだった一方、NPBでは『3登板・2勝1敗・防御率1.33』と結果を残しています。捕手の炭谷を7月4日に金銭トレードで楽天に放出し支配下枠が1つ空いたことも筒香獲得への好材料になるのではという見方もされています」(野球ライター) 本職の左翼をはじめ一塁、三塁と複数ポジションを守ることができ、三塁以外に絶対的レギュラーがいない巨人の思惑に合うとみられている筒香。仮にNPB・巨人復帰となれば球界に衝撃が走ることは間違いないが、果たして今後実現することはあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年07月08日 11時35分
阪神・矢野監督にサイン伝達疑惑の影響か 試合後に見せた“らしくない”態度、近本にもトラブルの後遺症?
「伝達疑惑」の後遺症だろうか。矢野阪神が敵地・神宮球場で迎えた東京ヤクルトとの第14回戦(7月7日)を落とした。敗因は“らしくない”試合運びである。 初回の阪神の攻撃だった。1番・近本光司外野手がレフト前ヒットを放つ。一塁に走る近本は雄叫びを挙げていた。感情を露わにする場面ではない。試合を決める決勝打ならともかく、「昨夜のトラブル」を払拭できていないと感じた関係者は少なくなかった。 >>阪神・佐藤の5三振は「名誉ある記録」? 里崎氏が批判の声に反論、ライバル選手と比較するファンも<< 「次打者の糸原の打席の間、二塁に進みました。スタンドのファンもちょっとざわつきました。近本は両拳を膝の上に置いていました」(スポーツ紙記者) 昨夜の同カードで、二塁走者・近本が左腕を動かし、「相手バッテリー間で交わされたサインを味方バッターに伝えているのではないか」と疑われた。試合前、セ・リーグ幹部職員が改めて「紛らわしい行為はしないように」と、阪神球団に注意していた。しかし、それで一件落着とはならなかったようである。 まず、昨夜の試合後のことだ。矢野燿大監督は共同会見に応じ、試合を総括した。当然、伝達疑惑のことも質問しなければならなかった。矢野監督は紛らわしかったことは認めたが、サインの盗み見は完全否定していた。 普段は聞かれたことに対し、淡々と応えていたが、この時は違った。約3分、一方的に喋り続け、話がいったん途切れると、さらに「だから冷静になって思うと…」とまた喋り始めた。最後に「もういい?」と、記者団に念押しまでしていた。 その“らしくない”様子は、この7日の試合でも続いていた。 4対4の同点で迎えた8回裏、矢野監督がコールしたリリーフ投手は齋藤友貴哉。「勝利の方程式」の一角である岩崎優を温存し、それが裏目に出てしまった。 「数日前、球宴休みを見越して、リリーフ陣にちょっと無理をしてもらうようなことも言っていたんですが」(在阪記者) 代役の齋藤が期待に応えられなかったのは結果論だが、こんな指摘も聞かれた。「岩崎、スアレスの両方とも出場登録されています。最初から投げさせる予定がなかったのなら、投手をいつもよりも多く登録しておくなど準備をしなければ…。いつもの矢野監督は用心深いんですが」(プロ野球解説者) 4回、佐藤輝明選手に20号アーチが出て同点に追いついた。佐藤にホームランが出て、打線が勢いづかなかったのも、いつもの阪神らしくなかった。 先発はソフトバンクから途中加入の二保旭投手。試合前、阪神ベンチには「二保投手が勝てますように みんな」と書いた七夕の短冊が貼られていた。新加入選手を気遣う優しさである。阪神は結束力の高いチームだが、昨夜のモヤモヤも全員で抱えてしまったのだろうか。 神宮球場の周辺は東京五輪の関係で一部道路が通行止めとなり、ファンは最寄り駅まで遠回りをさせられている。交流戦明けに失速した阪神に重なって見えてくる。(スポーツライター・飯山満)
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